ラノベの感想) オーク英雄物語8 忖度列伝 (富士見ファンタジア文庫)
概略:
ポプラティカ達によって復活させられたゲディグスはフェアリーを味方に引き入れると決めます。
フェアリーの国向かうのですが丁度バッシュとゼルが願いを叶える為に滞在していました。
ゼルがヒューマンになりバッシュの嫁になるって目的を果たす為に二人は賢者カスパルに紹介されたディナンシーの森に住む魔女を訪ねます。
カーラと呼ばれる魔女はカスパルの弟子で彼に惚れていたんですが相手にされず鬱屈した思いを抱いていました。
オークに捕まり子供を産まされた過去を持っている彼女はバッシュとゼルの願いを叶えて復讐を果たす事にします。
ゼルにニュートの魔法呪文を覚えさせる特訓が始まります。
ゼルはヒューマンになれたのですがオークへの忌避感を持ってしまいバッシュを拒みます。
バッシュは諦める事なくこれまで学んできた口説き手法を駆使してゼルを口説き始めます。
ヒューマンになった事で思考が鋭敏化したゼルはこれまでの己の行状がバッシュに迷惑かけまくりだった事を痛感します。
バッシュが学んで口説き術を駆使して自分を口説いていると分かりゼルの気持ちが変化します。
バッシュを受け入れる気持ちが固まりいよいよって場面でゲディグスが決闘を挑んできました。
最悪のタイミングなんだよね。
| レーベル | 富士見ファンタジア文庫 |
| 発行日 | 2026/7/20 |
| 著者 | 理不尽な孫の手 |
| イラスト | 朝凪 |
| ISBN | |
| 雰囲気 | 復活、歓迎、案内、修行、スパイ、変化、逃走、口説き、決闘、逃亡、決着、時間切れ |
ポプラティカが遂に儀式を成功させてゲディグスを復活させました。
生き返ったゲディグスは直ぐに自分が復活した事を把握したみたいですね。
ゲディグスが戦う意思を示してくれたのでポプラティカ達は安堵しています。
現在の情勢を把握した彼は最初にフェアリーを配下に入れると決めました。
フェアリーの持つ卓越した回復能力を使って死にかけても復活して戦いを続けて数の不利を補おって考えです。
誇り高いデーモンはそのような戦い方を軽蔑していたんですがゲディグスが指示した事なので受け入れたようですね。
ゲディグスはポプラティカとキャロットを連れてフェアリーの国に向かいました。
バッシュとゼルがフェアリーの国にやってきました。
ゼルが普段から自分は国の英雄と言っている様に大歓迎されています。
バッシュもフェアリーに何故か人気があり歓迎されています。
フェアリーの長の元にいってディナンシーって森に住む魔女に付いて質問したいんですが宴が始まってしまいます。
バッシュとゼルは流されやすいので宴を楽しんでいます。
翌日ディナンシーの魔女の元に向かう事になりました。
呑気なのは何時もの事ですね。
道すがら野盗にパンイチにされている商人を見つけました。
バッシュとゼルは素通りしようとしたんですが野盗に呼び止められました。
野盗は五人なのでオークが相手でも身ぐるみ剥げると思っていたようですね。
金を出せと言われてバッシュはフェアリーの香水くらいしか持ってないぞと普通に答えています。
自分が脅されているとは認識していないみたいだね。
野盗一人が相手がバッシュだと気付きました。
そこからの手のひら返しが鮮やかでした。
戦争を生き抜いたヒューマンなので本当の危険には鼻が効くのな。
バッシュに殺される前にそれらしい言い訳をして逃げて行きました。
全く助ける意図は無かったんですが結果的に命を救われた商人に感謝されます。
魔女の居場所を探していると伝えると知っているから案内してあげると言われました。
ヒューマンがエルフの森の外れに位置しているディナンシーの森に付いて詳しいのは明らかに怪しいんですがバッシュとゼルは気にしません。
商人に感謝して案内されます。
魔女の家には庭があり魔法的な罠が仕掛けられていました。
商人は魔女と知り合いらしく自分が呼び出そうと思っていたようですがバッシュが罠を破壊して庭に入ってしまいます。
罠を壊されたと知って不機嫌顔の魔女が出てきました。
バッシュが賢者カスパルの紹介で会いに来たと告げると魔女が何の冗談だ?と訝しみます。
バッシュからカスパルが死ぬ間際に魔女を紹介してくれたと告げると家に入れてくれました。
魔女はカスパルと何らかの関係があるらしいな?
魔女の家の中は異様な匂いがするので商人は早々に帰って行きました。
魔女はバッシュからカスパルに紹介されるまでの経緯を説明させます。
ゼルが説明を買って出たんですがフェアリーは適当な事しか言わないので断られています。
説明を聞いた魔女はバッシュとゼルの願いを叶えてあげる事にしました。
ニュートという望む姿に変化する魔法を使ってゼルをヒューマンに変える事になります。
フェアリーのセルは魔法力が高いので呪文さえ覚える事ができればニュートを唱えられるようです。
フェアリーのゼルにとって辛い修行が始まりました。
元がドラゴンの魔法なので意味不明な言い回しが多く含まれていて苦戦していますね。
ゼルはバッシュの嫁になりたいって気持ちが強く健気に頑張っています。
まあフェアリーなので不真面目ではあるんですけどね。
バッシュには何もする事がありませんでした。
ボーっと突っ立っていると魔女から食料を確保して来いと命じられます。
魔女が頼りなのでバッシュは大人しく従い動物を狩に行く事になります。
途中で助けた商人と遭遇しました。
商人はバッシュとゼルが魔女の家で何をしているのか知りたがります。
ヒューマンなら警戒するところですがバッシュはゼルが魔法を教えて貰っていると教えてあげました。
やる事がない自分は食料の確保を命じられたとも教えます。
魔女の命令に素直に従うバッシュに商人は驚いているようですね。
商人が近くに手ごろが獲物が居たよと教えてくれたのでバッシュはそちらに向かいます。
この商人はヒューマンの国のスパイでした。
ブライというヒューマンが情報を売買する商会を設立しました。
情報を集めて必要な商品を必要な場所で売りさばき利益を上げています。
バッシュに助けられた商人はそこの構成員でドミノという名です。
ドミノはオーク英雄のバッシュがフェアリーを連れて魔女の元を訪れた事に何かあると考えています。
情報を収集してブライに届けるつもりになっています。
バッシュとゼルは情報戦って考え方はないからスパイの存在を疑ってないんだよね。
ドミノがフェアリーの粉を集めていると説明したので信じていました。
フェアリーの粉は排泄物なのでゼルにとってはばっちいものなんですが治癒効果がある粉なのでヒューマンには重宝されています。
バッシュもその価値を知っているのでドミノへの疑いは皆無でした。
ゼルの頑張りが遂に成果を生む事になりました。
頑張って呪文を覚えニュートを成功させました。
ゼルがヒューマンに変化しました。
細いんですが胸と尻に肉が付いているバッシュ好みの身体になっています。
女騎士ジュディスに近いって事なのでむしゃぶりつきたくなる身体って事だよね。
しかもゼルは全裸なんだよねー
フェアリーからヒューマンになった事でゼルは違和感を感じています。
若干不安になりながら「どうっすか?」とバッシュに尋ねてきました。
バッシュはというとふーふーと息を荒げてゼルの肩をがしっと掴んできました。
オークキングによって合意なき性交を禁じられているのでゼルのOKが欲しいようだね。
バッシュ偉いよなー無理矢理ゼルに突っ込んだりはしないぞ、頑張って理性を保っています。
ゼルはバッシュの嫁になる覚悟ができていた筈なんですが種族が変わった事でオークに忌避感を抱いてしまいます!!
ゼル自身も何でバッシュを拒むのか分からないようですが、「無理っす、ダメっす」と言ってバッシュから逃げて行きました。
それを見ていた魔女が大爆笑を始めました。
魔女はこうなる事が分かっていました。
ニュートは使った人間が思い描いている種族に変化する魔法でした。
ゼルがヒューマンの女はオークを怖がると認識していたのでバッシュを拒否したみたいですね。
バッシュは魔女が何かを仕掛けたと疑い首根っこを掴んできました。
魔女は死を覚悟してバッシュにゼルが拒否った理由を語ります。
殺されると思っていたんですがバッシュが冷静さを取り戻しました。
口説き方は分かっていると言い残してゼルを追います。
魔女はバッシュの行動に呆気にとられたようですね。
逃げ出したゼルはヒューマンの身体がフェアリーよりも不便な事に気が付きます。
魔力も落ちてしまったのでもうニュートを使ってフェアリーに戻れないと言われていました。
ゼルはフェアリーの長なら何らかの方法で元に戻してくれるかもと期待してフェアリーの国に向かおうとします。
フェアリーだった頃は迷わずに見つけられたフェアリーの国を見つけられません。
迷っているゼルの前にフェアリーたちが現れました。
ゼルが名乗るとゼルだと認識してくれるんですが悪戯を仕掛けられました。
ゼルの方は個々のフェアリーの見分けが付きませんでした。
種族が変わると違いに気付けなくなるな。
まあそりゃそうか。
フェアリーの頃なら笑って許せた悪戯なんですがヒューマンになったゼルには許せません。
文句を言うとフェアリーたちはつまらないと言って逃げ散ってしまいます。
途方に暮れるゼルの前にバッシュが現れました。
バッシュはこれまでの旅で学んだ女性を口説く方法を実践してきました。
ゼルはそれを見ていたのでバッシュが一生懸命に自分を口説いていると事に気が付きます。
ゼルは徐々にバッシュに抱かれても良いと思うようになっていきます。
ヒューマンになった事でゼルはこれまでの自分の行動を詳細に思い出せるようになっていました。
バッシュはゼルに助けられたと言ってくれていますが実際はゼルが助けれていました。
フェアリーだった頃のゼルは自分が適当だったとは思ってなかったんですがヒューマンになった事で如何に適当だったか。
バッシュたちオークに多大な迷惑を掛けていたかに気付きました。
それもバッシュへの感謝の念を増大させる結果になったようですね。
フェアリーは勝手気ままなので好きな場所に居るって習性があります。
常にバッシュの傍に居た自分が彼のことが好きだったんだと気付いてしまいます。
ゼルが腹ペコだと分かると動物の肉を料理して食べさせてくれます。
魔女はゼルを口説いているバッシュの姿を見て自分を恥じていました。
魔女はカーラ・シンドラーって名前でカスパルの弟子でした。
年齢は十ほど離れていたんですがカーラはカスパルに惚れてしまいます。
しかし弟子になった時点でカスパルはドラゴンを愛していたのでカーラの気持ちに気付きもしませんでした。
カーラはその時点でカスパルの性癖を知らないかったのでいつかは気持ちが届くと考えていました。
カスパルは従軍して開発した魔法を実戦で試していました。
カーラもそれに習い従軍する事にしたんですが悲劇に見舞われます。
初陣では何もできずに逃げ惑う事が多いそうでカーラもそうなってしまいます。
自慢の魔法で敵をやっつける事はできませんでした。
更に敵がオークだったのでカーラは捕まってしまいオークの子供を孕まされる事になりました。
運よく助け出されて戻ってこれたんですがカスパルから冷たい目を向けられました。
まあカーラがそう感じただけで元からカスパルはカーラを性的な目では見てないんだけどね。
カーラはオークへの復讐心を糧にカスパルと一緒に魔法の開発を行いました。
開発したのがニュートのようでカスパルがドラゴンを愛している事と自分の事を恋愛対象とは思っていない事に気付きます。
カーラは絶望したようですね。
まあ不幸な過去がありバッシュとゼルを復讐の対象にしたようだ。
しかし諦めずにゼルを口説き続けるバッシュを見て自分の行いを恥じたようだよ。
フェアリーを味方につけると決めたゲディグスがポプラティカとキャロットを連れてフェアリーの国やってきました。
フェアリーに好かれる行動ってものがありゲディグスはそれを心得ていました。
大人気な彼は歓迎されています。
バッシュはナチュラルに好かれているようですがゲディグスは意図して好かれるように振舞っているようだ。
フェアリーの長ゲイルもゲディグスに好意的でしたよ。
しかし協力を申し込むと断られてしまいます。
前の戦争では味方したけど負けたジャン、もうやだよって事ですね。
ゲディグスは今回は必勝の策があると言うんですが信頼度が下がっているので力を証明してと言われます。
丁度バッシュが来ているのでバッシュに勝てたら味方するよと言われてしまいます。
ゲディグスが強いのですが戦士ではありません。
オーク英雄のバッシュと一対一で戦うのは不利では?とポプラティカとキャロットは心配になります。
ゲディグスは策があるので心配するなと言ってますが不安がぬぐえないキャロットはいざとなったらバッシュに魅了を掛けると言い出します。
サキュバスの彼女が絶体絶命の場面をバッシュに助けられた事があります。
バッシュに大きな恩義を感じている彼女がバッシュに敵対すると言っているのでポプラティカは現在の情勢を変えたいって本気を感じ取っています。
花畑でバッシュがゼルに焼いたお肉を食べさせていました。
「はいあーん」をしていたのね。
そこにゲディグス一行が現れました。
仲睦まじい姿を見たキャロットが底冷えのする声で「誰よあの女」と呟いています。
彼女の中ではバッシュは尊敬に値する人物なので見知らぬ女が甲斐甲斐しくご飯を食べさせて貰っているのが不満なようですね。
嫉妬心の発露かもしれないな。
ヒューマンの王族の顔は熟知しているんですが見た事ない顔です。
戦争で功績があった者なら知っている顔ばかりなので知らないって事は功績が無いって事になります。
バッシュの嫁としては相応しくないと思っていますね。
バッシュとゼルが盛り上がりいよいよ交尾を始めそうな雰囲気になっていました。
ポプラティカとキャロットは声を掛ける事を躊躇いますがゲディグスは気にしません。
ズカズカと近付いて行きバッシュに決闘を申し込みます。
バッシュはゼルを取られると感じて臨戦態勢になります。
普通なら決闘を受ける前に理由を問うんですがゼルを取られると考えたようなバッシュは即断で応じています。
ゲディグスとバッシュの決闘が始まりました。
ゲディグスは目くらましの魔法を絡めた攻撃をしてきました。
バッシュは余裕で対応していたんですがゲディグスの狙いはバッシュの剣を折る事にありました。
バッシュの剣はデーモンが作った折れない魔法剣だったのですがゲディグスの使った魔法は剣に施された折れない魔法陣を消したようだぞ。
バッシュの剣が折れてしまいます。
武器を失ったくらいでは普段のバッシュなら諦めないんですが様子がおかしくなっています。
額を切られているんですがバッシュにとっては大したダメージではない筈なですが額を抑えて逃げ出そうとしていました。
戦意喪失したバッシュを見てゲディグスは止めを刺す事にします。
当初はバッシュを殺さずに無力化して配下に加えてオークを味方につけようと考えていましたが情けない姿を見て考えを変えました。
バッシュを殺す為に放たれた魔法にカーラが割って入りバッシュを助けました!!
一騎打ちを邪魔したカーラをゲディグスが詰ります。
カーラは逃げ出した奴を背中から撃つ事はないだろと言い返してきました。
ゲディグスたちはバッシュが逃げた事が信じられない様子ですね。
なぜ庇うのか聞かれたカーラはバッシュとゼルの姿に愛を感じて助けたんだと言い返してきました。
気づいたら飛び出していたと言い残してカーラは死にました。
当初の予定とは異なりますがゲディグスが勝利した事に変わりはないのでフェアリーは味方になってくれました。
バッシュが敗走する姿を見たキャロットの気持ちにも変化が現れました。
キャロットは「あとは勝手にやって」と言い残してゲディグスの元から離れて行きました。
ポプラティカにはキャロットの心境の変化が理解できません、見送るしかなかったようです。
ゲディグスとバッシュの戦いを見ていたドミノは重要な情報を手に入れてしまいました。
ゲディグスの復活とバッシュが負けた事を本国に伝える為に急いでその場を離脱しました。
ゲディグスはポプラティカに次の作戦目標を伝えてきます。
ゲディグスはカーラの研究成果を入手してからエルフの国を狙うと決めました。
エルフは一枚岩ではない事を知っていて国がまとまっているのは「エルフの大魔導」サンダーソニアの存在があるからだと理解していました。
エルフの国を混乱させる為にサンダーソニアを暗殺する事にします。
逃げ出したバッシュをゼルが追いかけます。
ゼルが戦いの最中からバッシュの様子がおかしくなった事に気付いていました。
ゼルはゲディグスが何らかの魔法を使いバッシュがおかしくなったと考えていました。
逃げ出したバッシュを洞窟の中で発見しました。
ゼルがバッシュの額に紋章が現れている事に気が付きます。
バッシュはゼルに額の紋章を見られたくなかったようですね。
ゲディグスと戦っている最中にバッシュは三十歳になってしまったみたいだね。
額の紋章を見られたく無くて逃げ出したようです。
バッシュはオークメイジになってしまいました。
キャロットもそれに気付いていたのかもな。
ひょっとして彼女はバッシュに抱かれに行ったのかも?
人為的に作られたオークメイジ以外は臆病者と考えられていますがバッシュは戦功が大きいからなー
戦争で活躍したのは多くの者に見られているので臆病者って評価にはならなんのでは?
魔法が使えるようになるんだろ。
考えようによっては更なる強さを得たとも考えられるじゃん。
剣に魔法を纏わせて切れ味アップとかもできるようになるだろ?
評価がどうなるか楽しみだね。
成分表
| 成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
| 美少女 | 5 |
| ラッキースケベ | 3 |
| 戦闘 | 5 |
| 理解不足と勘違い | 5 |
| ヒーロー性 | 3 |
| 対話 | 5 |
| 口説き | 5 |
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