ラノベの感想) ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 11.5 (オーバーラップ文庫)
概略:
セラスがトーカと出会うまでの自分史を語って聞かせてくれます。
セラスはハイエルフの国でお姫様として生まれました。
美し過ぎる容姿がセラスの人格形成に影響したみたいです。
大切な人を守りたいって気持ちが強かったので禁忌を犯してしまいます。
禁忌を犯した事で国を追放されてしまいネーア聖国に頼る事になります。
ネーア聖国を探している時にカトレア姫とオルトラ聖王と出会いました。
二人ともセラスに一目惚れしてしまいネーア聖国でセラスを匿う事になります。
セラスはカトレアの保護下で育つ事になります。
レーベル | オーバーラップ文庫 |
発行日 | 2024/01/25 |
著者 | 篠崎 芳 |
イラスト | KWKM |
ISBN | |
雰囲気 | お姫様、読書、お転婆、追放、記憶喪失、出会い、姉妹、破壊力、騎士、裏側、我儘、プロポーズ |
人間に迫害されたハイエルフは大精霊に助けてもらいます。
大精霊の力で次元の狭間に移住させてもらいハイリングスという国を作りました。
大精霊のお陰で平和を享受できるようになったので信仰が芽生えます。
大精霊から幾つかの禁忌を言い渡されて真摯にそれを守っていました。
国王は大精霊と謁見して感謝の念を伝える役割を担っています。
長寿であるハイエルフには中々子供ができないそうです。
国王オライオン・アシュレインと王妃シーリン・アシュレインには二人の息子がいるんですが二人とも成人しています。
それぞれに領地が与えられそこを統治する事で次期国王に必要な要素を学んでいました。
国王と王妃の間に待望の女の子が生まれました。
それがセラスです。
王子は気軽に王都に戻ってこれないしきたりなので兄たちはセラスに会った事がありません。
セラスは幼い頃から輝かしい美貌を持っていました。
心根まで美しかったのでシーリンが男性を近づける事を嫌います。
セラスの周囲から男性は遠ざけられるようになりました。
王族の子供は10歳になるまで王都から出られません。
セラスは王城で過ごす時間が殆どだったみたいです。
知識欲が旺盛なのは生来の気質みたいです。
セラスは王城の図書館で過ごす時間が増えました。
会う人全てがセラスを褒めるのでセラスは堅苦しさを覚えていたようです。
読書している時だけが自由を感じられていたようです。
王家には剣術を収める義務がありセラスも指南を受けていました。
彼女には剣の才能がありました。
メキメキと実力をつけていきます。
セラスにはクレシュトーという乳母が付けられていました。
長年王家に仕える人で信頼されています。
あるときセラスが美しいというのは良い事なのか?と質問しました。
会う人全てがセラスを美しいと褒めるので不思議に思ったようですよ。
クレシュトーはセラス本人にとっては良い事なのか分からないと答えます。
色々な思いが含まれているみたいだね。
安易に良い事だと答えないところが信頼されている理由だな。
他の人とは違いセラスの質問に真摯に答えてくれるのでセラスはクレシュトーを大切な存在だと思うようになります。
あるときクレシュトーの孫娘リエリが治療が困難な病に罹ってしまいます。
孫娘を心配したクレシュトーは体調を崩してしまい寝込んでしまいます。
セラスは大切なクレシュトーに元気になって欲しくて孫娘を助けようと決めます。
現実的には治療が困難と言われているのは治療薬の素材を入手するのが困難だからでした。
素材が大精霊に入る事を禁じられている「禁忌の谷」と呼ばれている渓谷に生えているからでした。
凶悪な古代の魔法生物が徘徊しているとても危険な場所です。
セラスはこっそり王都を抜け出して取りに行く事にしました。
両親が公務で王都を留守にしているのも幸いしましたね。
この時のセラスは7歳なんですが抜け目ないです。
凶悪な魔導生物を相手にするので禁忌の谷に踏み込む前に大精霊に刃向かったはぐれ精霊と契約する事にします。
禁霊封地と呼ばれる場所を訪れます。
シルフィグゼア、フェリルバンガー、ウィルオゼーガ、三体の精霊と契約する事になります。
封印を解いた理由を問われてセラスはクレシュトーの孫娘を助けたいと教えたようです。
精霊たちとセラスは思念を通じて会話しています。
理由が純粋だったからなのかセラスは気に入られました。
契約の対価として食欲、睡眠欲、性欲のうちどれか一つを要求されます。
最初に性欲が除外されました。
精霊が対価として得るほどの性欲をこの時点のセラスは持っていませんでした。
まあそうだよね7歳で溢れんばかりの性欲を持ってたら怖いよな。
現時点のセラスなら対価は性欲になった可能性はあるけどね・・・
トーカへの愛を自覚してからのセラスは性欲魔神と言ってもいいくらいにムッツリスケベな感がある。
お姫様のセラスは食事に困った事もないので食欲も旺盛って程では無かったようだ。
こっちもトーカが出してくれる甘未を知っている現在では旺盛と言えるので食欲が候補になったかもな。
消去法で睡眠欲になったようです。
セラスは精霊たちの力を頼りにしていたのですが独力で魔物に勝てています。
初の実戦だったんですが剣術指南役の教えに従い冷静に対処しています。
多くの魔物を打倒してセラスは治療薬の素材を手に入れます。
帰る時に行きでは出会わなかった凶悪な魔物に囲まれてしまいます。
セラスは精霊の力を借りる事にして精式霊装を纏いました。
魔法生物を撃退してセラスは無事に禁忌の谷を出ます。
睡眠欲を捧げる事になったので眠くなりません。
歩き続けているとセラスを探していた兵士と出会いました。
セラスは急いで城まで連れて行ってとお願いします。
セラスが禁忌の谷に行った事はまだバレていません。
侍女たちが家出した理由をきいてきます。
セラスはお父様とお母様にしか事情は話せないと答えます。
侍女たちが困っていますね。
セラスはクレシュトーになら事情を話しても良いと付け足します。
侍女たちはクレシュトーなら話を聞き出せるかもしれないと考えます。
クレシュトーは体調を崩して寝込んでいるのでセラスが会いに行く事になります。
セラスは治療薬を作りクレシュトーに届ける事にします。
クレシュトーは寝込んでいましたが彼女の娘のコクリに薬を渡す事ができました。
セラスはシバナ病が治る可能性がある、王家に伝わる知識を辿って必死に調べて手に入れた薬だと説明します。
仮に治っても薬の存在を秘密にして欲しいと言い添えます。
セラスの様子からコクリは何らかの事情があるのだろうと察してくれました。
セラスの届けた薬を使いリエリのシバナ病は治りました。
クレシュトーも元気を取り戻します。
セラスの計画は上手く行ったんですが禁忌の谷に入った事実は大精霊に筒抜けでした。
大精霊ははぐれ精霊を封じていた場所を監視していましたよ。
セラスが封印を解いた姿は見られていました。
国王のオライオが大精霊に呼び出されてセラスの処遇を言い渡されます。
セラスが人助けの為に禁忌の谷に踏み入った事に理解は示してくれましたが禁忌は絶対です。
例外事例を作ってしまうと統治体制に綻びが生じる可能性があります。
禁忌を破った者は追放と決まっています。
セラスを追放する事が決まりました。
オライオよりも200歳ほど若いシーリンは泣き崩れています。
大精霊の恩情で追放まで三日の猶予が与えられました。
オライオとシーリンとセラスは三人で過ごし最後の思い出を作っています。
二人は外界とハイリングスを隔てる入り口まで一緒に来てくれました。
追放されると記憶の一部を失います。
オライオは外界でのセラスを生き延びさせる為にメモ書きを残す事にします。
セラスは二人に見送られてハイリングスから出ていきました。
セラスはネーア聖国の森の中に出たようです。
既に記憶を失っていてハイリングスの所在地や両親の顔や名前を忘れていました。
メモ書きにネーア聖国が残っているか調べなさいと書いてあったので行ってみる事にします。
メモには、ネーア聖国を目指す、アシュレイン王家の姫 セラス・アシュレイン、と書いてありました。
セラスは豪運だよね。
同じ森にネーア聖国の姫カトレア・シュトラミウスと聖王オルトラ・シュトラミウスが来ていたよ。
森の中を彷徨っていたセラスが最初に出会ったのはカトレアと護衛役のマキア・ルノーフィアでした。
セラスを一目見た二人は心を奪われてしまいます。
姿が見えないカトレアを心配してオルトラがやって来ました。
セラスを見たオルトラも心を奪われてしまったようです。
その時にカトレアはオルトラのセラスを見る目に情欲を嗅ぎ取ったようですね。
セラスを守らねばと考えます。
セラスの持ってた手紙からハイリングス王家の姫だと分かるとオルトラは彼女を保護すると決めます。
ネーア聖国は遥か昔にハイリングスと交流があったそうです。
人間たちの迫害からハイエルフ達を守れなかった事を歴代の聖王は悔いていたとか言っています。
ようはセラスにイイ格好したいだけの様にも思えるんだけどね。
セラスはネーア聖国の王家に保護されカトレアと共に過ごす事になります。
美し過ぎるセラスを人前に出す事を避ける為に王城にあるカトレアの第二私室が与えられました。
当時のオルトラは妻を亡くして以来ヤル気を無くしていました。
国王としての権威も失墜気味で大貴族が好き勝手していました。
セラスと出会った事でヤル気を取り戻して権力を取り戻していく事になります。
恐らくですがセラスを後妻にしようとか考えていたんじゃないのか?
まあカトレアに邪魔されて手は出せなかったんだけどね。
大貴族を招いてセラスをお披露目する事になります。
オルトラは公務で到着が遅れていたんだよね。
セラスの素顔を見た大貴族たちは余りの美しさに心を奪われ暴徒と化します。
一斉にセラスに迫ってきました。
マキアが立ち塞がろうとしますが突き飛ばされてしまいます。
そこに遅れていたオルトラがやってきて大喝を入れました。
温厚なオルトラが見せた激情に大貴族たちは動きを止めます。
セラスに無理に近付こうとするとオルトラの怒りを買ってしまうと理解しました。
カトレアは自分の考えが甘かったと認識します。
セラスの美しさは人を狂わせると理解した彼女はオルトラと相談します。
セラスを男性の目に触れない環境に置こうと決めました。
オルトラがカトレアの考えに賛成したのは他の男の目に触れさせたくないって考えが働いたからだと思うね。
オルトラは一途だったとは思うよ。
一緒の時間を過ごしたくてセラスが読書している図書室にやってきて居眠りしていました。
オルトラがヤル気を取り戻したので国王の力が復活しつつありました。
勢いが増しているのでカトレアはセラスの居場所を作り出そうと思ったようです。
聖騎士団の創設をオルトラに頼みます。
オルトラが女性だけで構成するならとの条件を出してきました。
ネーア聖国では女性騎士は価値を見出されていませんでした。
戦うのは男性の役目で女性は家庭を守るものと考えられていました。
実力的には問題無いのに女性だからと不採用になった人材に溢れていました。
驚きなんですが女性騎士は容姿と家柄を重視して採用されていました。
セラスの成長に従い精霊の能力も成長します。
嘘を見破れるようになりました。
カトレアはその力を使って女性騎士の面接を行っています。
不採用になった女性騎士を対象にしているので実力に問題はありません。
人となりを重視して採用していきます。
最初にエスメラルダという女性を採用しました。
彼女は騎士家系の生まれなんですが2メートルに迫る大柄な女性でした。
見た目が強そうなので嫁の貰い手もなく騎士になりたくても見た目重視の採用基準なので不採用になっていました。
諦めずに騎士を目指そうとしてたんですが家族に恥を晒す事になるので家で大人しくしててと頼まれる始末です。
自分の存在理由を失いつつある折にカトレアからスカウトされます。
セラスの美しさを見たエスメラルダは最初恐縮して断ろうとしますが採用理由を聞いて納得しました。
自分が傍に居る事でカトレアやセラスに近づく悪い虫を威嚇できると分かり加入を決めます。
次に採用したのはドロシー・ウインという貴族令嬢です。
カトレアとは古い友人でした。
ドロシーには初対面の人を驚かせたいって悪癖がありました。
会いに来たカトレアを口汚く罵倒して帰れと怒鳴ってきました。
満足すると甘えた声をあげてカトレアに抱き着いてきました。
ドロシーは婚約破棄して実家に戻ってきていました。
理由がまあ壮絶ですね。
考えようによってはドロシーが嫌がったのも頷けます。
ドロシーは乗馬するみたいに腰を前後に振って理由を語ります。
未来の旦那様のこれが色々な意味でしょぼくて。
この先ずっとあれで満足しろなんて至極勘弁して欲しいと訴えてきました。
ドロシーは太くて長くて硬いのが好みなのか?
しょぼいってどれ位なのか気になりますね。
うん?ってことはこっそり他に相手を求めようとは思ってないのね・・・貞淑ではあるみたいだ。
セラスは何のことか分からないようですがエスメラルダには分かったようです。
顔を赤らめて視線を逸らしていますね。
ドロシーが笑ったら相手が泣き出してしまったそうです。
相手方の両親から婚約破棄を言い渡されて実家に戻ってきました。
カトレアからセラスとエスメラルダは初心なので止めろと命じられています。
セラスの名を聞いてドロシーは興味を惹かれたようですね。
ドロシーはセラスの元に貴族が殺到してオルトラが一喝した奇跡の夜の噂を知ってたようです。
ドロシーはカトレアよりもセラスの為に入団を決めたみたいです。
その後もカトレアは着々と団員を集めていきます。
聖騎士団の団長を誰にするのか話し合う事になりました。
カトレア、セラス、マキア、エスメラルダ、ドロシーが集まり話し合いの場が持たれます。
仕えている年月からいけばマキアが団長になるのが相応しいのですが彼女は裏方を所望しました。
セラスを団長にして実務的な事を担う副団長に成りたいと言ってきます。
エスメラルダとドロシーは反対しませんでした。
セラスが団長になる事が決まります。
国内の大貴族と国外の有力とは言えない貴族を集めて叙勲式が行われます。
国外の貴族を呼んだのは聖騎士団の存在を知らしめる為なのですがオルトラはセラスを知られたくないとも考えていました。
ですのであまり有力ではない貴族を呼んだようです。
叙勲式の後はパーティとなりセラスは挨拶周りをしていました。
バクオスの侯爵夫人と小さな息子に挨拶している時に護衛役の冒険者から声を掛けられます。
オルトラが丁度セラスから離れているタイミングでした。
モンク・ドロゲッティと名乗りセラスに迫ってきました。
モンクは身勝手な理論を展開してセラスを自分に相応しい女性と評しています。
勝手に盛り上がっていて食事に誘ってきました。
エスメラルダが割り込んで次のご挨拶がありますからと助け出してくれます。
エスメラルダに気圧されてモンクは引き下がりました。
セラスとエスメラルダは打ち解けていてセラスはルダと呼んでいます。
ルダの迫力に気圧されていたモンクが我に返り呼び止めてきます。
そこにオルトラが戻ってきました。
彼を怒らせると会場の空気が凍り付てしまうと考えたセラスは事情を説明します。
セラスが特に問題は無かったと説明するとオルトラは不問にしてくれます。
オルトラはセラスの傍を離れてしまった事を悔いています。
セラスはオルトラが居なかったからモンクは強い態度に出られた。
逆に考えればオルトラが傍に居れば安全であると伝えます。
セラスに頼られてオルトラは気分が良くなっているね・・・ちょっと可愛い反応だな。
上機嫌でセラスをエスコートする事になりました。
モンクとの出会いを知ったトーカが驚いています。
トーカとセラスはミルズの広場で因縁を付けてきた彼を思い出しています。
トーカは逆恨みじゃないかと呆れています。
セラスもあそこまで恨まれているとは思いませんでしたと言っていました。
会場にはオルトラの従兄にあたるハッグ・ミシュル公爵も来ていました。
セラスはカトレアがジーっと彼を見つめている事に気付きます。
オルトラに呼ばれたのでセラスはカトレアとミシュルの事を棚上げにします。
叙勲式を終えて正式に発足した聖騎士団は精力的に活動を始めます。
ネーア国内に紛争が起こると出撃して解決に当たります。
災害が発生すると復興作業に従事しました。
ネーア国内で聖騎士団の人気が上がっていきます。
聖騎士団の名声が上がるって事は国王派の権勢が強まる事を意味しました。
反国王派は聖騎士団を始末しようと試みます。
反国王派のリーダーはミシュルでした。
彼は自分の息子をカトレアと結婚させて聖王にしようと目論んでいました。
ネーア聖国は女王を認めていなかったのですがオルトラはカトレアを次期聖王にしようと考え始めています。
ヤル気を失っていたオルトラは精力的に動き始める理由を考えていたミシュルがセラスの存在が影響していると気付きます。
セラスが初めてカトレアやオルトラと出会った森にミシュルも来てたんだよね。
そりゃ気付くか・・・
ミシュルはセラスを亡き者としてオルトラをヤル気なしの王に戻そうと考えました。
元々裏仕事を頼んでいた勇者の末裔(勇血の一族)が率いる盗賊団に命じて聖騎士団を罠に嵌めます。
ミシェルは自ら「蜃気楼の賛歌」と呼ばれる盗賊団退を討伐して欲しと依頼します。
ミシェルは蜃気楼の賛歌を率いるミロクならセラスを倒せると思っていたようですが・・・
セラス達はミロクの捕縛を依頼されていました。
大勢で押し掛けると逃げられると思いセラスとマキアの二人で乗り込みます。
セラスとマキアは根城の最奥でミロクを発見します。
セラスとマキアが部屋に入ると扉を閉めてきたぞ?
不思議に思っているとミロクはセラスを楽しもうと考えていました。
ようは散々に犯して楽しもうと思っているみたいです。
自分が楽しんだら側近の部下に下げ渡してやると言っています。
ミロクと対峙したセラスは彼の強さを察します。
ここで少しの工夫をする事にしました。
ミロクに向かって踏み込む一歩目を加減して踏み込みます。
ミロクはそれがセラスの実力と誤認します。
セラスの二歩目から再加速したように見えたみたいね・・・セラスの動きに対応できませんでした。
懐に入り込まれて首を切られて絶命しました。
部屋にはもう一人ドルーガン・デッド・ストリッドって強者が隠れていました。
ミロクを殺したセラスは倒すに値する相手と考え挑んできます。
セラスはマキアに術式(ミストルティン)の準備を頼みます。
部屋の中に居たミロクの配下が数で押し切ろうと攻撃してきます。
それをデッドが殺して止めます。
セラスとの一騎打ちを邪魔するなと言っています。
マキアに術式を唱える時間ができましたね。
こいつらセラスとマキアを舐めすぎだよな。
セラスとデッドの一騎打ちはセラスの勝利に終わります。
マキアの術式の準備も整っています。
セラスとマキアは残っている盗賊団を全滅させました。
セラス達が動いている陰でカトレアは裏工作に勤しんでいました。
ミシュルがミロクを飼っている事は分かっていたんですが証拠がありませんでした。
そこでカトレアはミシェルがオルトラに宛てた手紙を入手して彼の筆跡を真似ます。
ミロクに宛てた指示書を偽造して証拠として提示します。
ミシェルは大問題ですぞと反論してきます。
この証拠をセラスに恋い焦がれているオルトラに見せたらどうなるでしょう?と脅します。
やっぱりカトレアはオルトラがセラスに恋していると気付いていたね。
言い方が悪役っぽいですがミシェルもオルトラの心情は分かっているようで追い込まれたと察します。
持ってた短剣でカトレアを刺そうとしてきましたがカトレアに迎撃されます。
カトレアは素早く剣を抜いてミシュルを刺し殺しました。
カトレアは正当防衛を主張していますよ。
ミシュルが最後に目にしたのは狐のような目で微笑むカトレアでした。
カトレアは狡猾なのね。
反国王派を一掃できてネーア聖国は上手くまわっていくと思われました。
バクオス帝国が突如侵攻してきました。
人類最強シビト・ガートランドが相手と知りオルトラが諦めます。
早々に降伏してしまいます。
カトレアはセラスだけを国外に逃がす事にします。
セラスはネーアに残り徹底抗戦したいと訴えますが叶いません。
カトレアはセラスが逃げないなら自害すると脅してきました。
嘘の見抜けるセラスには彼女が本気だと理解できてしまいます。
自分の我儘でカトレアを死なせる事はできないと考えセラスは一人ネーアから姿を消しました。
ネーアを出たセラスに追手が掛かります。
凄腕の四人組の傭兵、聖なる番人に追われ逃げているところでトーカと出会い助けられました。
並んでベッドに座っているセラスの昔語りが終わりました。
女神討伐軍が出発する前日の夜にセラスが自分の過去を話したいと言ってきたのでトーカは聞いてあげていたみたい。
彼女の過去を聞いたトーカはもっと我儘を言っても良いのではないか?と考えます。
復讐の旅が終わったらセラスのお願いを何でも叶えてやると約束していました。
何かないかと問うとセラスはカトレアを救出に向かった事で願いは遂げられていると答えます。
トーカはそれはカトレアの為なのでセラスの願いでは無いと指摘します。
セラスはこれまでにトーカに良くして貰ったと答えますがそれはトーカがしたくてやった事なのでノーカウントと言われます。
セラスは悩んでいますね・・・自分の心の内の願望を探しているような?
セラスは消え入りそうな小声で結婚してくださいとお願いしてきました!
トーカが元の世界に戻るまででよいのですと付け足してくるね。
何となくトーカに断られると思っているような?
トーカが「いいぞ」と即答したのでセラスが驚いています。
受けいれらるとは思ってなかったみたいですね。
セラスはアワアワしながら願いが確定しました。
トーカの中には冷静な部分が残っています。
まだ復讐を遂げてないと警告してきていますがセラスがようやく自分を優先したので良しとしました。
キスしてトーカがセラスを抱き寄せました。
翌朝カトレアが話しかけてきます。
セラスとは先に話したのでトーカに用があると言っています。
カトレアはセラスが自分を見つける事ができたのはトーカのお陰だとお礼を伝えてきました。
トーカはセラスが結婚の約束をした事をカトレアに話してしまったのでは?と疑います。
カトレアの喜びぶりを見るに洗いざらい話してしまった感があるね。
セラスが今まで通りトーカの騎士としての役目に集中します、ご安心くださいと伝えてきます。
トーカは頼りにしていると答えます。
「行くぞ、セラス」
「はい、お供します」「我が主」
いつも通りに戻ってますね・・・問題無く戦えそうです。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
魔法 | 5 |
蹂躙 | 5 |
鬼畜 | 5 |
外道 | 5 |
復讐 | 3 |
成長 | 5 |
清廉 | 5 |
高潔 | 5 |
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