ラノベの感想) ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 12 (オーバーラップ文庫)
概略:
ヨナトに向かっている安が十河綾香がミラに向かったとの噂を入手します。
綾香に謝る事を目的としているので一緒に旅していた集団と別れる事になりました。
ミラに向かっていた安が金眼の魔物の動き方次第では一緒に移動していた集団が危険だと知ります。
心配になった安は戻ってみる事にします。
聖が送りつけたヴィシスが邪神だと示す映像を見たヨナト女王は敵対する道を選びました。
聖眼を停止しれもらえないと分かりヴィシスはヨナトに向けて聖体軍を派遣します。
アライオンを目指しているトーカ達女神討伐同盟も聖体軍とぶつかりました。
ヴィシスは聖体に細かい指示を伝える為に人間を使っていました。
十河綾香が突撃して指揮官を捕縛していきます。
彼女とトーカの活躍で聖体軍を殲滅する事ができました。
聖体軍が女神討伐同盟に敗れたと知ってもヴィシスはアライオンの王都に留まる事にします。
自分の能力を向上させる概念魔法を使ってアライオンの王城を内包する迷宮を作り出しました。
世界への悪影響を無視した行動にロキエラが不満を漏らしています。
ロキエラからヴィシスの傍に強力な三体の神徒が居ると教えられます。
ヴィシスを倒すには概念魔法で作られた迷宮に踏み込む必要があります。
一度に迷宮に入れる人数に制限があるのでトーカ達は突入メンバーを選定する事になります。
レーベル | オーバーラップ文庫 |
発行日 | 2024/07/25 |
著者 | 篠崎 芳 |
イラスト | KWKM |
ISBN | |
雰囲気 | 勇者として、戦力配置、無双、王都変貌、迷宮化、待ち、遭遇、進化、集結 |
ミラを脱出してヨナトに向かっている一団に安が混ざっています。
移動中に他の旅団と出会い噂話を入手します。
十河綾香がミラ方面に向かっているとの話を入手しました。
綾香に会ってこれまでの行いを謝罪したいと考えている安は旅団を離れる事にします。
旅団の人々は優しい人たちで安が出ていく可能性を考慮済みでした。
馬の用意をしてあり安に提供してくれます。
安は彼らに見送られて綾香を追ってミラ方面に向かいます。
安と別れた一団は予定通りにヨナトに向かう事になります。
他の旅団から情報を仕入れて金眼の魔物に遭遇しないと思われるルートを選んでいます。
しかし噂を仕入れた旅団が通過した時期との時間差がありました。
魔物達が移動していたので運悪く金眼の魔物に囲まれてしまいます。
ミラに向かって移動している安が魔物の動きの噂を聞きます。
別れた旅団が心配になり引き返す事にしました。
この辺りが安の変化ですね。
懸念が当たってしまい旅団を守っていた傭兵たちが魔物と戦っていました。
安は異界の勇者であると名乗り助太刀に入ります。
恐怖心から震えながら名乗っていますね、受け入れて貰えるのか心配になっています。
A級勇者なので余裕で倒せています。
安の心配は杞憂に終わり大変感謝されました。
安は成りたかった困っている人を守る存在になれたようです。
傭兵のリーダーから先に行かせた馬車を守ってくれと頼まれます。
安は単独で馬車を追い魔物達を退治しました。
安は感謝され頼られます。
彼らを目的地まで無事に送り届けようと考え同行を決めました。
安はヨナトに向かう事になるね。
あそこには聖眼があるんだよな、聖眼を守る事になるのか?
安がヴィシス攻略の決め手になる可能性があるのかも?
女神ヴィシスを倒す為に女神討伐同盟が形成されます。
聖によってヴィシスの考え方が露見したのが大きかったね。
各国はヴィシスを邪神と認定して狂美帝に付く事を決めます。
最果ての国の部隊が合流します。
トーカと再会できてリィゼは嬉しそうにしています。
女神討伐同盟の懸念はヴィシスがどう動くかでした。
聖体軍に混じって攻めてくるのか?
聖眼を破壊する為にヨナトに向かったのか?
聖眼の破壊は部下に任せて破壊されたら即座に天界へのゲートを開くのか?
王都で情報収集をしていた狂美帝のスパイが健在なら良かったんですけどね。
彼らはヴィシスに殺されてしまい椅子の材料になっています。
天界の神族にバレても問題なくなったのでヴィシスはやりたい放題しています。
トーカは情報を入手するのに困ってたんですがリズが頑張ってくれました。
彼女は蠅王ノ戦団の初期メンバーだったなー。
エリカから使い魔の使い方を習い使い魔で情報収集を行ってくれます。
女神討伐同盟の元に使い魔がやって来ました。
エリカが動かしていると思ったらリズが動かしていると知り驚きます。
リズはアライオンの王都に配置してある使い魔と女神討伐同盟の元にきている使いを切り替えて情報を伝達してくれます。
接続先を切り替えるのは負荷が大きいそうですが頑張ってくれています。
リズはトーカ達に協力できるのが嬉しいみたいです。
リズによってヴィシスは王都から動いてないとの情報がもたらされます。
ヴィシスは王都に籠っていて大量の聖体を組織的に動かしてきました。
ヴィシスの目的はヨナトにある聖眼を破壊して天界へのゲートを開き攻め込む事です。
女神討伐同盟がヴィシスの元に辿り着くか聖眼が破壊されるかの競争となります。
狂美帝は戦力を分け聖眼を守る為の部隊を送り込みました。
ヨナトの女王がヴィシスの命令に従い聖眼を停止する可能性もあったんですが女王はヴィシスを敵と認識します。
聖が送ったスマホに収録されていたヴィシスの悪事を録画した映像を見てくれました。
ヴィシスを邪神認定して逆らうと決めます。
聖体軍の中に巨大な聖体が含まれていました。
通常部隊では倒すのが困難だったのですが十河綾香に撃退して貰いました。
綾香はトーカからヴィシスが人間を使って聖体を細かく制御していると教えられました。
制御役の人間を無力化すれば聖体の動きが単調化して倒しやすくなります。
綾香は優先して聖体を指揮している人間を襲う事にします。
この期に及んでもヴィシスに従っているのは彼女に取り入ろうと考えているアライオンの貴族とヴィシス教団の信徒です。
説得は困難そうなので殺す方が簡単なんですがカトレア女王は判断を綾香に任せました。
綾香は未だに人間を殺す事に抵抗感を持っています。
敵は酷い連中なんですが綾香の善性は保たれていますね・・・ある意味凄い事だよな。
殺さないように捕縛して情報を聞き出す事にしました。
綾香は戦場を駆けまわり聖体軍を壊滅させました。
彼女が休息をとっている間はトーカが戦線を支えました。
ヴィシスは聖体軍の数で押し切ろうと考えていました。
頭の中は天界に乗り込んでからの事を考えているようです。
聖眼が破壊されるの王都で待ち、破壊されたら即座にゲートを開いて天界に攻め込もうと考えています。
聖体軍が退けられたのは予定外だったようですね。
それでもヴィシスは王都から動かない事を決めます。
自分をパワーアップさせる目的から王都に魔法をかけました。
王宮があった場所に巨大な白い建物が出現しました。
ロキエラが神族が訓練に使う概念魔法だと教えてくれます。
訓練用の迷宮を作り出す魔法だそうです。
地上で使うと悪影響が大き過ぎるそうですがヴィシスはお構いなしです。
ロキエラから概念魔法のルールが説明されます。
一度に中に入れる人数に制限がある。
入口と出口が設定されていて迷宮を踏破すると概念魔法は消える。
一度に入口から入れるのは一人だけ。
中に入るとランダムで配置される。
入場順が近いほど近い場所に配置される可能性が高い。
トーカ達は神創迷宮/神葬命宮に送り込む人選を行います。
入場が個別になるので一人になる時間があります。
単独の戦闘能力を重視した選考が行われます。
ロキエラからヴィシスの傍に三人の強力な助っ人(神徒)が居ると開かされます。
ヨールムガンド、アルス、ヨミビト。
彼らを倒せる可能性があるのは十河綾香、高雄姉妹、セラスでした。
狂美帝も中に入ることになります。
当初は彼が迷宮内に入る事は部下たちに反対されていましたが説得したそうです。
元々狂美帝はヴィシスを倒したら退位するつもりでした。
後継者も育ったので問題ないと説得したそうです。
迷宮内では何が起こるか分かりません。
これが最後の別れになるかも知れませんでした。
トーカは狂美帝にとって初めてできた友達なので名前で呼び合いたいとお願いしてきました。
トーカは彼の事をツィーネと呼ぶようになりました。
リズが無理をしながら情報収集しているのでイヴの存在が気になってたんだよね。
近くに居るならヴィシスに使いを破壊された時点で使い魔を使うのを止めてそうだからね。
リズが他の使い魔に乗り換えて情報収集を続けていたからおかしいとは思ってたんだよ。
イヴがエリカが完成させた対女神兵器を持って女神討伐同盟の本陣にやってきました。
ロキエラに確認してもらうと有用だそうです。
トーカはイヴをジオと会わせる事にしました。
ジオ達にはスピード族の話が残っていましたが外の世界に残ったスピード族にはジオ達の話は伝えられていませんでした。
二人は打ち解けたようです。
単独戦力として強い事。
対ヴィシスで有用な事。
以上の条件で突入メンバーが選ばれました。
対ヴィシスの切り札なのでムニンも突撃メンバー入りしました。
最果ての国の軍と一緒にフギが来ていて一緒に戦いたいと言ってきます。
ムニンは何とか残ってくれるように説得しました。
セラスが蠅王ノ戦団を集めて出陣の声掛けを行います。
セラスは顔を真っ赤にして「倒しましょう!クソ女神をッ!」と叫びました。
罵り言葉を使うのは恥ずかしかったようです。
単独戦闘能力が一番高い十河綾香が最初に迷宮に入りました。
中に入ったらエリカが作った女神の力を封じる魔道具を起動するように頼まれていました。
魔道具を起動するとヴィシスの能力を減衰させました。
綾香はゴール地点の城を目指す事にしました。
皆がゴール地点を目指すのでどこかで合流できると判断しました。
移動を開始して直ぐに綾香はヴィシスと遭遇しました。
これは完全に偶然です。
綾香を嫌っているヴィシスは彼女とは戦いたくないと考え逃げます。
綾香は罠を警戒しつつ追いかける事にします。
案外真面にやり合うとヴィシスは綾香に負けたかもな。
綾香はヴィシスに追いつくんですがヨールムガンドが現れてヴィシスを逃がします。
綾香はヴィシスを追おうとしましたがヨールムガンドがそれを許しません。
綾香とヨールムガンドの一騎打ちが始まります。
ここで三人の神徒のうち一人を釘付けにできるのは綾香にとっても悪い話ではありません。
問題はヨールムガンドが強かった事ですね。
綾香は通常の出力では対抗できないと理解します。
綾香は集中力を高めて無我の境地に至りますね。
ヨールムガンドが綾香の強さに喜んでいます。
ヨールムガンドは綾香の動き方をよく観察していました。
綾香の頭部を攻撃すると見せかけてきます。
綾香はそれに乗ってしま頭部を守ろうとして腹に強烈な一撃を貰いました。
ヨールムガンドも綾香の攻撃で削られています。
互いに相手にダメージを与えています。
強烈な一撃を貰ってしまったので若干綾香が不利か?
入場が一人ずつなので高雄姉妹も分断されています。
樹がヨミビトと遭遇しました。
ヨミビトは樹よりも強いようですね。
攻撃をかわすだけで精一杯です。
追い込まれている樹の元に聖がやってきました。
ヨミビトは聖よりも若干強いみたいですね。
聖はダメージを蓄積していきます。
樹のスキルが変化します。
スキルの使用時にMPが減らなくなりました。
聖は自分がヨミビトを抑え込む事により樹に攻撃させます。
樹は聖を守らなければと必死に頑張ります。
聖は二人でヨミビトを倒して他のメンバーがヴィシスに到達できる確率をあげようと考えます。
聖は浅葱によってバフを受けていて痛覚を遮断してありました。
それを利用して痛みを感じているとヨミビトに誤認させます。
指を切り落とされ耳を削がれてますが実際は痛みを感じていません。
ヨミビトに自分が優勢と思わせる事が狙いでした。
最終的に聖は右腕まで切り落とされますが樹との連携でヨミビトを討ち取りました。
痛みは感じてないんですがダメージはあるので聖が倒れかけますが樹が抱き留めます。
元の世界に戻ったら二人で新しい事をしてみようと約束しています。
聖から「大好き」と言われて樹が感激しています。
ピギ丸も単体で迷宮に入りました。
これまで常に誰かに守られていたのでピギ丸は誰かとの合流を目指します。
心細さを感じているピギ丸の前にムニンが現れました。
ムニンは対ヴィシスの切り札なのでピギ丸は自分が彼女を守らねばと決意します。
二人とも単独で動くには攻撃力が心許ないので心配だわな。
二人の前に聖人が出現しました。
倒せそうにないので苦しい戦いを強いられていましたがトーカが合流します。
ムニンは自分を気にしないで攻撃をしてくれとトーカにお願いしてきます。
大量の聖人が迫ってきたのでムニンを守りながら戦うのは難しそうでした。
そこにセラスが合流してきました。
トーカは難しい場面でセラスと合流できた事を喜びます。
セラスと合流できたので迫っていた聖人を片付けられました。
トーアは城を目指して移動を開始します。
ロキエラと早期に合流したいんですが目指す場所は一緒なので途中で合流できる事に期待します。
トーカはここでヴィシスとの決着を付けると言っています。
イヴとの合流もまだなんだよね。
高雄姉妹がヨミビトを倒してくれたので残っている神徒は二体です。
綾香がヨールムガンドと戦ってますが劣勢です。
まだ合流してないイヴ達が合流できれば助けになりそうですがね。
狂美帝と浅葱や小鳩も迷宮に入りました。
浅葱がヴィシス戦に加わる状況になればデバフ効果で優位に戦えそうですがどうなるか?
今更浅葱が裏切るとは思えないけど一抹の不安は残ってるんだよね・・・
ツィーネが浅葱の面倒を見ると言ってましたけど問題が起こらない事を祈ろう。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
魔法 | 5 |
蹂躙 | 5 |
鬼畜 | 3 |
外道 | 3 |
復讐 | 3 |
成長 | 5 |
清廉 | 5 |
高潔 | 5 |
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