ラノベの感想) ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 9 (オーバーラップ文庫)
概略:
最果ての国とミラ帝国の交渉は成功裏に終わります。
狂美帝が禁字族にミラの王都に来て欲しいとお願いしてきます。
王都にある大宝物庫に印を持つ禁字族にしか開けられない扉があり中に禁呪が収められていると伝えられています。
ムニンが行く気になっているので蠅王ノ戦団は彼女を護衛としてミラの王都ルヴァに向かいます。
十三騎兵隊が壊滅して戦力が落ちてしまったヴィシスは新たな戦力を出してきます。
新戦力には剣虎団と小山田が含まれていました。
小山田の様子が変ですよ・・・ヴィシスの事を信奉するようになっています。
ヴィシスは狂美帝の暗殺計画を発動します。
レーベル | オーバーラップ文庫 |
発行日 | 2022/06/25 |
著者 | 篠崎 芳 |
イラスト | KWKM |
ISBN | |
雰囲気 | 治療、交渉、暗殺計画、洗脳、暗躍、下種、処刑、裏切り |
金凄魔郡帯で高雄姉妹を発見したイヴはエリカの家に連れて行きます。
毒に犯されている聖をエリカが治療してくれました。
トーカが高雄姉妹を高評価していたので二人を信じる事にしたようです。
エリカはヴィシスが毒を独占して優位性を確保しようとしていたと予想しています。
古い毒が使われたのでエリカの家に解毒薬が存在しました。
ヴィシスが新しい毒を使っていたら解毒は難しかったそうです。
エリカ達は高雄姉妹と接触した事をトーカに伝える事にします。
最果ての国周辺に配置していた使い魔が死んでしまっているので新しい使い魔を放つ事になります。
トーカが高雄姉妹の現状を知るのは先になりそうです。
最果ての国とミラ帝国の最初の話し合いが始まりました。
最果ての国はミラからの食糧援助を望んでいます。
その希望は叶う事になります。
ミラが最果ての国に求めていたのは禁字族でした。
ミラの大宝物庫の中に印を持つ禁字族にしか開けられない扉があるそうです。
ミラの王都まで来て扉を開けて欲しいと言われます。
扉の中には禁呪が入っているそうですよ。
狂美帝の目標は女神ヴィシスからこの世界の統治権を取り戻す事でした。
ヴィシス打倒を考えているのでトーカは協力関係を築けると判断します。
ムニンの意向を聞いてみるとミラの王都に行くと言っています。
最果ての国とミラは国交を結ぶ事になります。
大宝物庫の宝の中から気に入った物をプレゼントすると言われました。
トーカはピギ丸のパワーアップに必要なアイテムを貰おうと考えています。
トーカ、セラス、ムニンがミラの王都に赴く事になりました。
トーカは会談前に小鳩が顔面蒼白となっていた理由が気になっています。
ベルゼギアの正体がバレたのか?と考えますが小鳩に話しかける理由がないので真相究明は後回しにしています。
綾香が大魔帝と桐原が一緒に逃げたとヴィシスに報告しました。
余りに予想外の出来事にヴィシスは「はぁ?」と仰天しています。
ヴィシスは聖に裏切られた直後ですからね。
綾香に聖が裏切り逃亡したと教えます。
綾香が本気で驚いている事からヴィシスは聖は綾香に知らせてないと理解します。
残っているS級は綾香しか居ません。
ヴィシスは綾香を使い倒す事に決めたようです。
綾香が大魔帝を倒せば裏切り行為を働いた高雄姉妹と桐原は不問にすると伝えます。
行方不明の戦場浅葱グループと安智弘の捜索も行うと言ってきます。
綾香は聖には女神を信用できない理由があったんだろうと予想します。
綾香がヴィシスを信じられない協力できないと伝えてきますね。
ヴィシスは聖が狂美帝と接触していた事を明かしました。
聖は狂美帝に唆されて裏切ったと言ってくるね。
綾香はその場ではヴィシスの要求に応じる姿勢を示します。
別れる直前に聖から渡された手紙を後で読んでみようと考えています。
綾香は自分で考えるようになっていますね、良い事だと思いますが上手くいくかな?
十三騎兵隊が壊滅したと知らされたヴィシスは戦力の補強を行います。
剣虎団を呼び出して仕事を頼む事にします。
剣虎団の面々はヴィシスに家族を人質に取られていて断れないみたいだよ。
堕ちた番人のカイジン・ファフニエル、ランサー・ファフニエルきょうだいを呼びました。
かつてミラ帝国を追放されたゼーラ帝を蘇らせたみたいです。
洗脳した小山田も参加させられています。
小山田はヴィシスの事を母上と呼び敬愛と忠誠を示しています。
カイジンが小山田を選んだヴィシスの判断能力を疑い始めます。
ヴィシスを罵倒するまでになってしまい小山田に殺されました。
姉を殺され激昂したランサーが飛び掛かりますが小山田に殺されます。
小山田は洗脳されただけでなくレベルアップによって能力値も上がっているようです。
酷い惨状にヴィシスは処置が完璧ではないので私への暴言は避けてくださいと伝えてきます。
剣虎団の面々は小山田の豹変ぶりと強さに驚いています。
ヴィシスから作戦の説明が行われます。
狙いは狂美帝の暗殺でした。
ミラ領内の町や村を襲って難民を作り出します。
難民が王都に逃げ込むように仕向け難民に紛れて暗殺部隊が王都に潜入。
狂美帝の首を狙うって作戦です。
剣虎団は嫌な仕事だと思ってますが住民を皆殺しにしなくてイイだけましと考えています。
トーカ達はミラの王都に出発する前に戦後処理を行っています。
最果ての国の面々はトーカを信頼して頼っています。
セラスはトーカが頼りにされて嬉しいみたいですが不安に駆られます。
トーカは最果ての国では蠅王の仮面を付けて行動しています。
最果ての国の人々は彼の内面の素晴らしさに惹かれていると考えられます。
セラスは自分とトーカを比較して己の価値が容姿によるものではないだろうか?と疑います。
容姿が失われたら自分の価値は無くなってしまうのでは?と考えたようです。
トーカはセラスをセラスたらしめているのは外見じゃない。
何を失ったとしてもセラスはセラス。
寿命の違いはどうにもならないがセラスが望むなら最後まで一緒にいてもいいと思っていると伝えます。
セラスは嬉しくて泣いているぞ。
安智弘が目を覚ましたとの知らせを受け取ります。
トーカはセラスを伴い彼に会いに行きます。
余りの豹変ぶりにトーカが驚いています・・・誰だこいつ?
安は第六騎兵隊に酷い目に遭わされました。
殺されずに一緒に運ばれて居たので考える時間がたっぷりありました。
安はこれまでの自分の行いを顧みて心から反省したようです。
本来の自分を取り戻したみたいだね。
生来の安はトーカが思ってた通りの良い人でしたよ。
安が抱えていた想いをぶちまけてきました。
異世界に来てからの彼は誰かに頼られる存在になりたかったそうですよ。
十河綾香と三森灯河に憧れていたとも言っていました。
ヴィシスによって廃棄遺跡に転送される直前に灯河が中指を立てて復讐を誓った姿がカッコよかったそうです。
安はこの世界を見て回りたい、この世界の人々を知りたいとお願いしてきました。
綾香にも謝りたと言っていますね。
トーカは安を自由にすると決めました。
セラスはトーカを優しいと評しますがトーカは自分の役に立ちそうだからと訂正してきますよ・・・照れてる?
トーカは安と綾香が和解する事を期待しています。
その時に安の口からヴィシスが配下の第六騎兵隊を使って安を殺そうとしたと伝わる事に期待しています。
そうなると綾香のヴィシスへの信用度が下がり自分たちの味方に引き入れる可能性が高まると考えています。
トーカは綾香がヴィシスを疑っているとは知らないのでそういう考え方になるよな。
トーカ、セラス、ムニン、ピギ丸、スレイがミラの王都ルヴァに向けて出発しました。
見送りには最果ての国の重鎮が揃っています。
最果ての国はもしもの時に使える戦力になったと言えるなー。
結果的にトーカは戦力を手に入れたようです。
旅の途中でムニンにヴィシスの持っている「女神の解呪」を無効化する禁呪の性能評価を行わせました。
予想通りに機能したようです。
トーカ達はミラに対して戦う意思が無い事を示す為にあえて関所を通って移動していました。
狂美帝との駆け引きは既に始まっているのな。
無事に王都ルヴァに到着しました。
門のところで待たされる事になるんですが周囲の兵士からセラスとムニンの容姿を賞賛する声が聞こえてきました。
ムニンが手を振ってあげると大喜びしています。
豪華すぎる馬車がやってきましたよ。
乗り込むと狂美帝が座っていました!!
秘密の会談がしたかったようで迎えに来たのね。
移動中の馬車の中で今後の計画を相談しています。
狂美帝はセラスを介してネーア聖国のカトレア・シュトラミウスを味方に引き込みたいみたいです。
ネーアは現在ミラが攻めているウルザの隣にある国です。
ウルザの背後を突けるので同盟したいようですね。
地理的に見るとネーアはアライオンに近いの今すぐ味方になるのは難しいようです。
水面下で交渉を行う事が決まります。
トーカは狂美帝が握る勝算を聞いてみる事にしました。
狂美帝から戦場浅葱を切り札と考えていると教えられます。
浅葱が持っている能力までは教えてもらえません。
他にも高雄聖と接触していると知らされます。
女神を介さなくても元の世界に戻れる禁呪の存在を教えると協力する気になったそうです。
聖は綾香も仲間に引き入れようとしているそうですよ。
ヴィシス攻略の最大の障害になりそうな綾香が味方になる可能性が浮上します。
狂美帝に勝算がありそうだと分かりトーカは嬉しくなっています。
王城に到着すると狂美帝は執務に向かいます。
トーカ達は迎賓館に案内されました。
ムニンが疲れている様子だったので着替える事を提案しました。
ムニンはトーカの見ている前で服を脱ぎ始めてしまいセラスに怒られています。
ムニンとセラスが入浴する事になりました。
ムニンがセラスの裸を見てうっとりしています。
セラスがムニンの巨大なおっぱいを褒めるんですがムニンは否定的な意見を返してきます。
おっぱいが大きくて良い事なんて無いと言っています。
セラスもおっぱいが大きいので戦闘中に回避が大変だと答えます。
他にも弓を射る時に姿勢が限定されるのが不満だと言っています。
同意を得られてムニンが嬉しそうにしています。
ムニンが足を滑らせて倒れそうになります。
セラスが支えようとしたんですが失敗しますね。
ムニンが反射的に下になり翼を広げてセラスを受け止めました。
セラスがムニンを押し倒す形になっていますね。
ムニンの反射スピードは十分なようですが彼女スタミナがありません。
セラスに戦闘訓練を受けてたそうですが持久力を付ける必要性を痛感しています。
トーカが一人で王城を散歩していると浅葱と出会います。
浅葱の方もベルゼギアと話したかったようですね食堂に誘ってきました。
浅葱はベルゼギアの素顔が見たいようですね飲み物を勧めてきます。
会話の中にも元の世界の名称を入れてきてぼろをださせようとしている風に見えるな。
トーカは警戒していたので浅葱の誘導に引っかかりませんでした。
トーカはヴィシスを裏切り狂美帝に付いた理由を聞いてみます。
浅葱は狂美帝が示唆した女神を介さないでも元の世界に戻れる方法に惹かれて彼に付いたそうです。
トーカは会話を聞くのが上手いですね。
浅葱が己の過去を少しだけ話してくれました。
彼女の実父はクズ人間だったそうですよ。
浅葱は実父の思考を誘導して自殺に追い込んだようです。
実母は真面な人で浅葱の味方だったみたいです。
トーカは元々浅葱は自分に似ていると思っていたので理由が分かりました。
浅葱は面白い見解を持っていました。
ヴィシスが状態異常系統に対抗する為の能力を常時発動している事に疑問を持っていました。
浅葱はかつての状態異常系スキルが高性能過ぎて性能を落とされたのでは?と予想しています。
確かに現在の状態異常系スキルの成功率の低さから考えれば防ぐための手段が存在しているのはおかしいですよね。
そう考えるとトーカの状態異常系スキルは修正前の状態と言えるのか?
狂美帝がやってきて相談を持ち掛けてきました。
ミラ領内に突然謎の白き軍勢が現れ町や村を襲っているそうです。
率いているのは剣虎団でした。
襲撃した町や村の住人を逃がして王都に向かうように仕向けているそうです。
全ての難民を受け入れる事はできません。
かといって受け入れを一切拒否すると狂美帝は国民からの信頼を失います。
信頼を失うと反女神戦争を維持できなくなります。
割ける戦力が無いので蠅王ノ戦団に協力を求めてきました。
王都に難民がやってくると刺客が紛れる可能性があります。
狂美帝を狙っていると思われますがムニンが狙われている可能性もあります。
トーカはヴィシスを狡猾な相手と考えているのでムニンがルヴァに居ると知っている可能性もあると考えたようだ。
協力する事にします。
トーカはセラスとムニンの元に戻り剣虎団の討伐に向かうと伝えます。
セラスはトーカが剣虎団と知り合いで彼らの事を高く評価していると知っています。
戦えるのか?と危惧してくれます。
一緒に行くと申し出てくれるんですがトーカが断りました。
ムニンを守れるのはセラスしか居ないと言って納得させています。
信頼を貰いセラスは嬉しそうですよ。
スレイにも二人を守れと伝えてトーカは一人で出陣しました。
ゼーラ帝が金眼の魔物を集めてきました。
ゼーラ帝はヴィシスから特殊な能力を与えられていて金眼の魔物から白い人型兵士を作る事ができました。
模造聖体(もぞうせいたい)と呼んでいます。
ゼーラ帝は作り出した模造聖体に剣虎団の命に従えって命令を出します。
戦力を作り出すとゼーラ帝は別行動すると言ってきます。
ヴィシスからはゼーラ帝に従えと命じられいるので剣虎団と小山田は従います。
剣虎団は模造聖体を率いてミラの町や村を襲撃しています。
途中で小山田と逸れてしまいます。
小山田を管理しきれなかったと反省していますね。
剣虎団の元にトーカがやってきました。
トーカは剣虎団を殺さずに捕まえようと考えていました。
元々剣虎団の面々は良い人たちなので今回の作戦に不満を持っていました。
逃がすとはいえ人々を襲う行為に忌避感を抱いていました。
どうにかして償いをしたいと思っていたようで助けを求める声に応えようとしてしまいます。
恐らくトーカは変声石を使って声を変え、助けを求める父親と息子を演じたようですよ。
助けに来た剣虎団のメンバーを眠らせて確保していきます。
仲間の姿が見えなくなると剣虎団は探し始めます。
仲間を見捨てないところは良い人の証明になってますがトーカの思惑に嵌りますね。
トーカは剣虎団のメンバーが孤立したところを眠らせて拘束しました。
団長のリリだけは勘が鋭くてパラライズを使いました。
剣虎団が無力化されると残っている模造聖体は動きが単純化しました。
剣虎団と別行動を取っていたゼーラ帝がルヴァに侵入してきました。
元々彼が支配していたので構造を熟知しているようです。
狂美帝が居る玉座の間に現れました。
ゼーラ帝はミラの未来について語り合いたいと言ってきます。
狂美帝は拒絶して剣を構えます。
セラスとムニンの元に敵が侵入したとの知らせが届きます。
セラスはムニンを連れて逃げ出すと決めます。
窓の外を確認したセラスが彼らの世話役だったホークが捕まっている姿を見つけます。
ホークは何者かに引きずられていました。
ホークを捕まえているのがショウゴ・オヤマダだと気付きます。
トーカに顔や体格の特徴を教えられていたので分かりました。
勇者が相手です。
セラスはホークを助けるか見捨てるかの選択を迫られます。
ホークは良い人間です。
蠅王ノ戦団に対して親切に接してくれました。
セラスはホークを助ける事を選びます。
ムニンには鴉に変身して逃げる準備をして貰います。
スレイにも逃げる準備をして貰います。
セラスはこっそり背後から接近してホークを回収して逃げ出そうと考えていました。
オヤマダがその悪辣さを露わにします。
オヤマダはヴィシスから禁字族が居ると聞かされていたのね。
大声て禁字族出てこいと呼びかけてきます。
出てこなければホークの指を一本ずつ追っていくと宣言して折ります。
誰も出てこないので禁字族は既に逃げ出したあとだと思ったようです。
想定外の状況に陥りオヤマダはヴィシスに褒めて貰えないと落ち込みます。
手を振り回し始めて尖った石材部分に左手の甲をぶつけます。
引っ掻き傷が出来た痛みによりオヤマダの洗脳が解けてしまいます!!
ありゃ簡単に洗脳が解けすぎでしょ・・・ヴィシス適当過ぎる、よっぽど時間が無かったのね。
素に戻ったオヤマダはホークを殺してヴィシスへの手土産にしようと考えます。
ホークを殺させない為にセラスはオヤマダの前に飛び出してしまいます。
オヤマダはセラスの姿に驚いたようですが雨で濡れ濡れの彼女の姿に歓喜します。
エロエロじゃん。
ホークの解放を要求するセラスに対しておっぱいを見せろと要求してきました。
余りの下品さにセラスは動揺しています。
ホークが生きているのか確認するとオヤマダは生きていると答えますね。
嘘では無いと判断できました。
セラスがストリップに応じないのでオヤマダはメンドクサクなったようです。
ホークをセラスに向けて投げつけてきます。
セラスはホークを確保してから逃げ出そうと考えますがスキルが飛んできました。
オヤマダの放ったスキルは当たった対象の重量を増加させるようです。
セラスは身体が重くなり動けなくなります。
セラスがホークの脈を確認すると既に死んでいました?
生きていると言ったオヤマダに嘘を言っているつもりはありませんでした。
酷すぎる・・・オヤマダはホークが生きているだろうと勘違いしていただけでした。
オヤマダに指を折られた時点でホークは死んでいましたよ。
オヤマダは動けないセラスを犯す事にします。
ムニンが逃げる時間を稼ぎたいセラスはこの場でヤレと言い出します。
野外プレイを望むセラスにオヤマダが滾っています。
セラスが「くっ」と悔しそうな表情を浮かべたので更にオヤマダを喜ばせていますよ。
スレイがセラスを守るために突撃してきました。
A級勇者のオヤマダには叶う筈もなく痛めつけられます。
スレイはトーカからセラスとムニンを守れと頼まれたので何度でも立ち上がりますよ。
オヤマダがスレイの足をグチャグチャにしたら立てるかな?と言い出します。
スレイが殺されてしまうと危惧したセラスはオヤマダを誘います。
オヤマダが調子に乗るね。
謝罪しながら脱げと命じてきました。
セラスが胸の留め金を外します・・・彼女の躊躇いがオヤマダには焦らしていると写っています。
オヤマダの背後から「よお、小山田」との声が掛かりました。
セラスのピンチにトーカが登場してオヤマダの動きを封じました。
怒り心頭のトーカはオヤマダを怖がらせてから殺そうと決めます。
オヤマダを眠らせて室内に移動します。
オヤマダが目覚めると三森灯河とセラスが眼前に立っていました。
オヤマダは最初罵詈雑言を吐いてきますが動けないと分かると命乞いをしてきます。
トーカはオヤマダからヴィシスの情報を引き出してから彼を殺しました。
死体を凍らせてから破壊したのでオヤマダの死体は残りません。
徹底していますな。
狂美帝の元ににじり寄るゼーラ帝の前に浅葱が現れます。
浅葱がセーラ帝に触れスキル名を発声した事で彼女のスキルが発動します。
浅葱のスキルは相手を弱体化させるようです。
ゼーラ帝は能力が減退したと気付き浅葱を殺そうとしてきますがグループメンバーに防がれます。
浅葱がゼーラ帝に向かって「弱者の世界にようこそ」と言っています。
浅葱はグループメンバーにゼーラ帝の殺害を命じました。
浅葱グループのメンバーは殺しへの忌避感を克服しているようですね。
寄って集ったゼーラ帝を攻撃して殺しました。
狂美帝は浅葱のスキルに満足そうにしています。
確かにこのスキルは対ヴィシスの切り札になりそうだね、効けばだが。
トーカは責任を感じているムニンを落ち着かせる為に入浴を勧めます。
セラスと二人きりになり怖い思いをさせたセラスを慰めます。
セラスはオヤマダの悪意に触れて恐怖に震えています。
寝室に向かいベッドに並んで座ります。
そこに入浴を終えたムニンがやってきます。
入っても良いか?と聞いてきますね。
若い二人のお楽しみ中にお邪魔じゃないかしら?と言ってきます。
ムニンもオヤマダがトーカと同じ異世界人と知っています。
同郷の知己を殺した事で苦しんで無いか心配してくれます。
ムニンが雰囲気を和ませようとしていると分かったのでトーカは無事に戻った時に甘やかしてくれるんだったよなと問いかけます。
ムニンはセラスが許可してくれるなら甘やかしてあげると言ってきます。
セラスはトーカが望むなら必要な事と信じているので認めてくれます
セラスの信用が重い。
ムニンが窓を叩く白い鳥に気付きます。
白い鳥はひっくり返り腹を見せてきました!!
エリカの使い魔です。
トーカは高雄姉妹の現状を知る事になるようだ。
大魔帝と共に姿を消した桐原は大陸の最北に来ています。
大魔帝に金眼の魔物を生み出して貰いそれを倒してレベルアップに励んでいます。
大魔帝は未だに桐原の意図が掴めないようですね。
桐原はキリハラを理解しろと言っていますよ。
桐原なこの世界の支配者になり力を示したいとの意向を伝えます。
大魔帝は自分はこの世界を滅ぼす存在なんだけど?と疑問を呈します。
桐原は自分が生きている間だけ自分の国と敵国を一つだけ残してくれれば問題無いと答えます。
敵国が一つ必要なのはキリハラの凄さを体感させる為に必要なんだそうです。
大魔帝はキリハラが殺す分と攻め入る分の魔物を生み出す必要があり大変だったようですね。
戦力が整ったので侵攻を開始しようとしていました。
ここで突然桐原が考えを変えます。
この世界で支配者になるだけで満足できるのか?できるわけないない。
元の世界に戻ってそこでも支配者にならねば満足できるはずないと考え方を変えました。
大魔帝の背後から突き刺してきます。
大魔帝もセラスのように相手の言葉が嘘か見破れます。
これまでの桐原の言葉に嘘は一切ありませんでした。
突然の心変わりまでは見通せないのね。
大魔帝を殺す段階になっても桐原は大魔帝の事を好意的に見ていました。
大魔帝はキリハラの理解者になれる筈だったが先に進むには殺すしかないと言っています。
大魔帝は配下の魔物に桐原の殺害を命じますが桐原がスキルを使い封じます。
【金色龍鳴鎖(ドラゴニックチェーン)】と呼ぶスキルを使います。
大量の金色の鎖が放たれて魔物達の体内に吸収されます。
魔物達は動けなくなりました。
大魔帝を助ける為に動けず悔しそうそうな魔物の見ている前で桐原は大魔帝を殺します。
桐原が大魔帝を殺したのは彼の心臓を手に入れる為のようです。
桐原は王の戦いを次の段階に進める事にします。
彼だけが違う戦いをしているようだね。
「まずはヴィシス」と言ってますよ。
元の世界に帰る儀式をやらせるつもりなのか?
その為にヴィシスを捕まえて飼おうと思ってる?
ヴィシスに味方するつもりは無さそうに見えるんだよなー
トーカが復讐を果たす前に桐原がヴィシスを捉えそうだよね。
トーカと桐原の競争になる?
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
魔法 | 5 |
蹂躙 | 5 |
鬼畜 | 5 |
外道 | 5 |
復讐 | 5 |
成長 | 5 |
清廉 | 5 |
高潔 | 5 |
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