ラノベの感想) 創約 とある魔術の禁書目録 11 (電撃文庫)


概略:
死んだ上条の元にアンナ=キングスフォードが現れます。
彼女は上条を生き返らせる為に地獄からの脱獄を行うと言ってきます。
上条はキングスフォードに連れられて地獄の門を潜ります。
地獄の門を抜けた先にクリスチャン=ローゼンクロイツが座り込んでいました。
脱獄を狙っている彼も同行する事になります。
脱獄を狙っているのに地獄に入って行くのは謎なんだよな?

レーベル電撃文庫
発行日2024/09/10
著者鎌池和馬
イラストはいむらきよたか
ISBN978-4-04-915853-3
雰囲気地獄の門、同行者、煩悩の罠、甘言、疑い、善性、偽物、階段、本物巡り


死んでしまった上条当麻の前にアンナ=キングスフォードが現れます。
彼女からここは地獄で上条を生き返らせる為に脱獄をはかると言われます。
生き返れると聞いて上条はキングスフォードに付いて行く事にします。
脱獄を企てていると言ってる割りにキングスフォードは地獄の門を通り抜けて地獄に入っていきます。
上条は疑問に思いませんでした。

地獄の門を通過して直ぐの場所にクリスチャン=ローゼンクロイツが座り込んでいました。
彼がこの場にいる理由は不明ですが一緒に地獄巡りの旅に出る事になります。
彼も生き返りを狙っているので目的地が同じ様ですね。
二人の達人を前にした上条は何も考えずに後を付いて行く事にします。

キングスフォードが未来的な競泳水着(背中は丸出し)にパレオ装備なので上条は目のやり場に困っています。
煩悩を激しく刺激されているんですが当人(キングスフォード)は気にしていません。
歩くと巨大なおっぱいとお尻が揺れるんだよね。
そんな感じで煩悩を刺激されてしまったのでキングスフォードの巨大なおっぱいに襲われる事になりました。
二つの巨大な山みたいな形状でした。
踏まれて死ねたら最高に思われますが既に死んだ身なので潰されても死ねないようですよ。
何とか回避して先に向かうと今度はキングスフォードの巨大なお尻に襲われます。
おっぱいの方は大きいと悲鳴をあげても怒らなかったんですがお尻の巨大さを指摘するとキングスフォードはご立腹にでした。
おっぱいが大きいのは良い事でお尻が大きいのは悪い事のようですな。

跳ね橋を渡すのに必要な鍵を入手しなければならなくなりました。
高い場所にあるので上条がキングスフォードを肩車する事になります。
キングスフォードは競泳水着にパレオ装備なので上条はスカートの中に頭を突っ込んでいる気分になってしまいます。
さらに顔にキングスフォードの生フトモモが密着していますよ。
もうたまらんって状態になっています。
キングスフォードに、もっと右とか、もっと左とか、そこそこ、とか指示されながらちょこちょこ動いて鍵を入手する事になりました。
なんかエロワードに見えるのは気のせいか?
上条の首にキングスフォードのフトモモが巻き付いて窒息してしまい気絶しました。
キングスフォードはキチンと介抱してくれて上条は生フトモモの膝枕をして貰っている状態で目覚めます。
おっぱいが巨大過ぎるのでキングスフォードの顔は見えませんでした。
巨乳ちゃんに膝枕されている状態で上を見ると下乳が見えるみたいだ・・・

地獄巡りを続けているとクリスチャン=ローゼンクロイツ誕生の経緯に触れる事になりました。
クリスチャン=ローゼンクロイツは架空の存在で正体はヨハン=ヴァレンティン=アンドレーエという人間です。
15歳のヨハンは大学生をしていました。
彼は偉そうにしている大学の教授連中が嫌いでした。
恥をかかせてやるために壮大な悪戯を思い付きます。
それがクリスチャン=ローゼンクロイツでした。
CRCに意味はなくヨハンの家の家紋でした。
嘘がバレないように入念な設定を行い悪戯を開始しました。
思惑通りに教授連中がCRCを信じてしまいます。
彼らは自分たちをCRCのメンバーだと言い始めました。
恥をかかせる下準備が整ったので教授たちにCRCは自分の創作だと伝えます。
それを信じてくれれば悪戯は大成功だったんですけどね。
教授たちはCRCを深く信奉するようになっていてヨハンの語る真実を虚言と断定しました。
CRCはヨハンの想定を超えて世界に広まってしまい創作だと信じて貰えない状況に陥ります。
一緒にCRCの創作活動を行った親友のクリストフ=ベゾルトに真実だと証明して貰おうとします。
しかし既にクリストフはCRCを本物だと思い始めていました。
二人で作った創作だろと迫るヨハンに彼の勘違いだと言ってきました。
CRCは一人歩きを始めてしまいその後の世界で魔術などが組み込まれて行きました。
後から誕生する魔術結社はCRCを取り入れてしまいました。
ヨハンは自分が始めてしまった嘘を正す為にクリスチャン=ローゼンクロイツとして振舞う事にします。
CRCの影響を世界から取り除くのが目的となりました。
彼が生き返らねばと考える理由がこれです。
CRCの存在によって歪んでしまった世界を正したいと思っているようです。

クリスチャンが上条の性癖に迫ってきました。
上条はおっぱいとお尻が大きくてホンワカしているキングスフォードを理想のお姉さんと考えているようです。
男子寮の管理人のお姉さん枠にキングスフォードが収まろうとしています。
好きな子は居るのかと聞かれて即答できないな。
インデックスと御坂美琴に申し訳ないと思っているみたいですが彼女達を恋愛対象とは思ってない?
キングスフォードに関しては憧れのお姉さん枠なので恋愛対象ではないようです。
クリスチャンはキングスフォードを信じ切っている上条に揺さぶりを掛けてきました。
キングスフォードが何の目的も無く善意だけで上条を助けると思っているのか?
上条はキングスフォードに疑念を抱いてしまいます。
本当に善意だけで生き返らせようとしているのか?

巨大な川を渡る必要が出てきました。
泳いで渡る事はできません。
地獄を流れている川なので落ちると色々と大変な目に遭うそうです。
キングスフォードに抜かりはありませんでした。
筏を作って渡る事になります。
キングスフォードが作成に必要な道具を見つけてきました。
丸太を組んで筏を作っています。
釘で固定する必要がありキングスフォードが作業を担当していますね。
釘を打つために脇を絞めて腕を上下動させるので彼女の大きなおっぱいが強調され揺れています。
上条はガン見したくて仕方ありません。
見ている事が露見して制裁を加えられない為に見てても良いか確認しています。
具体的に揺れるおっぱいを見ていても良いですか先生と言わないあたりが小心者だな。
キングスフォードは釘を打つ付けているだけなので上条が何に興味を持っているのか分かりません。
彼女は天然要素が強そうです。
自分のおっぱいが大きくて釘打ちを行うと強調されて揺れているって事実を重要視していません。
男子高校生に対して無理解って側面もありそうです。
上条はキングスフォードの揺れ乳を堪能しています。

出発時にキングスフォードは地獄はすり鉢状になっていると言っていました。
目的地のすり鉢の底に到着しました。
そこは地獄の最下層で三人の極悪人に罰を与え続ける大魔王が存在する場所でした。
危険地帯のように思われますがキングスフォードの目的は大魔王の討伐ではなく階段を使う事でした。
地獄の最下層には地獄から出ていくための透明な階段が設置されていました。
地獄を運営しているのは神さまで通路として用意してあるようです。
問題は階段を登れるのは一人だけって事でした。
絶対に生き返りたいクリスチャンは自分が登る気です。
対してキングスフォードは上条に登らせる気でした。
自分が地獄に残る事になるのを受け入れています。
彼女が上条を生き返らせようとしていたのは完全に善意からでした。
上条は彼女を疑ってしまった自分の心の弱さを恥じています。
同時に元凶がクリスチャンだと気付きました。

三人で巡って来た地獄はクリスチャンが作り出した偽物でした。
彼は死んだ直後から復活する為の装置としてこの地獄を作っていたようです。
そう言えば入口近くに彼が居たのは不思議だったんだよね。
キングスフォードはどんな手を使ってでも上条を生き返らせるとアレイスターと約束していました。
その為には裏技を使うのも厭いません。
クリスチャンが作り出した装置に割り込んで横取りを狙っていました。
折角作った装置を横取りされては堪らないのでクリスチャンは抵抗するわな。

上層階のモンスターを倒さずに素通りしてきたので問題になります。
キングスフォードの巨大おっぱいや巨大なお尻が落下してきました。
踏み潰されると上条は行動不能になってしまいます。
ギリギリで交わしていますね。
普段の上条なら自分一人が生き返れると知ってもキングスフォードを見捨てる事はしないでしょう。
それではアレイスターとの約束を果たせないのでキングスフォードは上条の意識誘導を行います。

疲弊した学園都市には生き返ったクリスチャン=ローゼンクロイツに対抗する事はできない。
ここで彼を倒すのが正しいと思わせます。
それは事実のようですが誘導の補強に使ったようです。
上条とクリスチャンの戦いが始まります。
クリスチャンは上層階から降って来たモンスターとの合体を狙います。
キングスフォードが拳を振るって阻止してくれます。
キングスフォードはちょこちょこ上条に加勢してくれてたんですが途中で姿が見えなくなります。
最後は上条とクリスチャンが殴り合う事になり上条の右拳が炸裂しました。

上条が階段を上りはじめるとクリスチャンの作り出した偽の地獄が壊れ始めます。
偽の地獄の外には本物の地獄が存在しています。
キングスフォードとクリスチャンは本物の地獄に落ちていきました。
キングスフォードは本物の地獄に行ける事を楽しみにしているね。

階段を登っている上条は急激に疲弊していきます。
階段を登り切る前に足が動かなくなり這って残りの階段を登っていますよ。
上条はインデックスにまた会って話をするんだ。
学園都市に戻って御坂に頭を下げるんだ。
学校に戻って青髪ピアスや小萌先生と話をするんだ。
アリス=アナザーバイブルに会って上条の死はアリスのせいじゃないと伝えるんだと考えています。
現実に帰るんだーと叫んでいますが途中で力尽きてないか?

カエル顔の医師と専門業者が霊安室で話しています。
カエル顔の医師は死体を生きている人間にするように繋ぎ合わせたそうですが彼の心臓は鼓動を止めたままでした。
この死体が上条のモノだとすると生き返るのに失敗している可能性が高いな。
身体の方は繋がっているそうなので何らかの方法で生き返れる可能性は残っているのか?

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女3
敵戦力5
科学1
魔術5
幻想殺し3
ラッキースケベ5


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