ラノベの感想) 魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?6 (HJ文庫)


概略:
強さを求めるフォルがゴメリの助力を得て身体を大きくする魔術を開発しました。
魔法陣は完成したんですがフォルでは発動に必要な魔力が足りません。
フォルの努力に感動したザガンは魔力を貸してあげる事にします。
ゴメリが魔術を発動するとフォルの身体が大きくなります。
そこまでは良かったんですが魔術は失敗に終わりました。
ザガンの身体が小さくなってしまいます。
ゴメリの師匠オリアスに症状をみてもらうんですが彼女にも解呪できませんでした。
別な技術体系に頼る事にします。
大陸種族長老会議への招待状が届いていたので行ってみる事にします。

レーベル:HJ文庫
発行日:2018/8/1
著者:手島史詞
イラスト:COMTA
ISBN:978-4-7986-1723-7
雰囲気:デート準備、フォルの願い、実験失敗、幼児化、海底都市へ、再会、吸血鬼、呪い具現化、キス

シャスティルがネフテロスに叱られています。
黒花が宥めていますね。
ネフテロスが怒っているのはシャスティルが聖騎士の給金を引き下げたからでした。
ネフテロスは低賃金で命を懸けろと言うのか?反乱を起されるぞ!と怒っています。
シャスティルの事が心配なようですが彼女も言い方に問題を抱えているからね。
シャスティルに心酔している三騎士は今の待遇で満足ですとシャスティルを全肯定していますが・・・
聖騎士全員が同じ様に思っているかは別問題なのでネフテロスの怒りも理解できます。
シャスティルは亡くなった聖騎士の遺族への弔慰金などで金が必要になったんだ。
これ以上お布施を増やすと民が飢えてしまうので他に方法がなかったんだと答えます。
ネフテロスは他の方法で経費削減をすればいいではないかと反論します。
教会が報告書に高値の羊皮紙を使っているのを指摘します。
魔術師が作っている安価な紙に変えればいいだろ、インクももっと安いものに変えろと指摘します。
シャスティルは本部への報告書だから羊皮紙を使わないといけないんだと反論します。
ネフテロスは他の書類は紙に変える事を提案しました。
他にも聖騎士がこれまで行ってきた討伐の様子を本にして発行すれば好事家が買ってくれる。
資金調達の新たな方法も提案しました。
シャスティルはネフテロスが一生懸命に自分を支えようとしていると分かり嬉しそうでした。
シャスティルの元に大陸種族長老会議への出席を要請する招待状が届きました。

玉座の間でザガンとラーファエルが重要な相談をしていました。
ラーファエルがデートに着ていく服装の重要さをザガンに説いています。
服装に無頓着なザガンなんですがネフィがザガンの為に着飾ってくれたら嬉しいだろう?と言われ納得します。
ネフィに喜んでもらうために着飾ろうと考えます。
デートまでにしなければならない事が増えました。
フォルがやってきてザガンの膝に乗ってきました。
彼女はお願いがあるようです。

フォルはザガンがゴメリとキメリエスに攻撃型の天燐を与えたのが不満でした。
ザガンはフォルに力は奪い取るものと伝えてありました。
他の魔術師に力を与えたのが不満なようです。
ネフィにも魔術指導を行っています。
フォルは自分にも力を与えて欲しいと言ってきます。
ザガンはフォルがもう少し大きくなったら天鱗を与える予定だと教えます。
納得したフォルは自分で大きくなる方法を考える事にしました。
ザガンはフォルの成長を喜んでいたんですが彼女は斜め上の方法を思いつきます。

フォルが相談したのはゴメリでした。
ゴメリは身体の大きさを自在に変える魔術が使えます。
フォルはゴメリに手伝ってもらい身体を大きくする魔術を開発しました。
しかし竜であるフォルは並の魔術を弾き返してしまい魔術の効果を発揮できませんでした。
フォルはザガンの持っている魔王の刻印なら自分の抵抗値を越えられると考えます。
ザガンに手伝ってとおねがいしてきました。
ゴメリは基本的にフォルを愛でる事を楽しんでいるので協力してあげたようです。
ザガンもフォルが独力で頑張ったので手伝ってあげたいと思います。
魔術が効果を発揮するのを妨げているのはフォルの魔力が足りない為です。
ゴメリはフォルとの魔術経路(パス)を開けと言ってきます!?
ザガンはフォルとキスか性交しなければならないのか?と狼狽えます。
養女とそれらの行為を行うことはものすごい罪悪感を伴っています。
ネフィともまだキスしてないのにフォルとしちゃうの?と悩んでいます。
未熟な魔術師のフォルは魔術経路を通すと言われても何をするのか分かっていません。
一度は手伝うと言ってしまったのでザガンは断れない状況です。
迷った末にザガンはフォルの額にキスしました。
魔術経路が開くとザガンの刻印からフォルに魔力が流れ始めます。
凄く強大な魔力が流れたんですが竜なので問題無く取り込んでいます。
魔術が発動したんですが失敗します。
目的通りにフォルの身体が大きくなったんですがザガンの身体が小さくなりました。

食事の時間になってもやってこない三人を心配したネフィが玉座の間にやってきました。
そして大きくなったフォルと小さくなったザガンを発見します。
小さくなったザガンを見てネフィが少しおかしくなりますね。
玉座に座りザガンを膝の上に乗せて頭をナデナデしながらフォルとゴメリを叱責してきます。
怒れるネフィが怖くてフォルとゴメリは正座させられていますね。
フォルの発案だったんですがゴメリだけが悪いって事になっています。
ゴメリが涙目なんですが誰も彼女の言い分を聞いてくれません。
ゴメリから元々身体変化の魔術は師匠から教えて貰ったと言われます。
ザガンはゴメリにオリアスを呼び出してもらう事にします。
正座を続けていたフォルが倒れそうになります。
ザガンが慌てて受け止めようとしたんですが子供ボディなので押しつぶされてしまいます。
ザガンは巨大化したフォルの乳に埋もれる事になりました。
窒息死しそうなほど彼女の乳は巨大化しています。
ネフィがフォルを助け起こす事で窒息を免れます。
死の危険があったのでザガンはフォル乳を堪能できませんでした。

ネフィまで戻ってこないので心配したラーファエルが呼びにきました。
大きくなったフォルと小さくなったザガンを見てラーファエルも驚愕しています。
直ぐに危機的状況だと察して他の配下の魔術師を玉座の間に近寄らせないように手配してくれます。
食事は玉座の間に持ってきてもらう事になりました。
玉座の間でザガン、ネフィ、フォルの三人で食事する事になります。
ネフィとフォルがおかしくなっている!!
二人ともザガンに食事をたべさせようとしてきます。
庇護欲が刺激されていますね。
ザガンは食べたい物を告げて食べさせてもらう事になりました。
ネフィとフォルは普段は助けられてばかりのザガンを助けられて嬉しそうです。

フォルがザガンを連れてキュアノエイデスに服を買いに行く事になります。
その後でゴメリと合流する予定でした。
フォルが自然な流れてマニュエラの店に向かうのでザガンは危機感を抱きます。
小さくなってしまった自分を見たマニュエラが暴走しないか警戒しています。
これまでの彼女は女の子にしか暴走しなかったので大丈夫だろうと自分を納得させます。
ザガンの願望は裏切られる事になりました。
子供になったザガンを見たマニュエラは狂喜乱舞しています。
彼女はクーを雇ったようですね。
子供になっても口調は変らないのでザガンは偉そうです。
子供がそんな言葉使いをしていては恐いお姉さんに酷い目に遭わされてしまうと警告してくれます。
クーもマニュエラの餌食になったようですね。
マニュエラはザガンに女の子服を着せてきました。
ヒラヒラでフリフリの服を着せられてザガンはショック死しそうでした。
フォルがお姉さんぶりを発揮します。
ザガンが困っているのでやめて欲しいとお願いしてきます。
フォルは仲間内では最年少扱いなのでお姉さん役を嬉しく思っているようです。
マニュエラはザガンに貴族の跡取り風の服を見繕ってくれました。
店にゴメリがやってきます。
ザガンはゴメリとマニュエラが同種の困った人だと察していたので接触するのを恐れていました。
世間の狭さを痛感する事になりますね。
マニュエラとゴメリはすでに知り合っていて同志と呼び合っていました。

店を出てオリアスと会う事になります。
ゴメリから愛で力を教えてくれたのはオリアスだと聞かされていたのでザガンは警戒していました。
オリアスまでゴメリのような愛で力を示したら彼女を尊敬するのは難しくなると心配になります。
オリアスは開口一番弟子の不手際を謝罪してきました。
ザガンは自分にも落ち度があったのでゴメリだけを攻めないで欲しいとお願いしています。
この辺なんだよな、ゴメリはザガンへの忠誠心を高めています、配下を庇うザガン素敵。
オリアスがザガンとフォルの状態確認を始めます。
フォルの腕にはザガンの刻印のコピーが浮き上がっています。
オリアスが刻印に関する知識を披露してくれます。
彼女の刻印とザガンの刻印には相違点がありました。
オリアスの刻印では「右手」と書かれている箇所がザガンの刻印では「心臓」と書かれています。
オリアスはザガンの刻印が一番強力な刻印であると言ってます。
ザガンはビフロンスが刻印に魔神が封印されていると言っていたと教えます。
オリアスはマルコシアスは「原初の魔王」と呼んでいたと教えてくれました。
刻印は「魔王の刻印」と呼ばれているのでこっちのが正しそうですね。
フォルとザガンは竜の魔力と刻印の魔力が混ざっている状態の様です。
これを呪いと言ってますね。
オリアスでは呪いの解呪はできないそうですよ。
ザガンやオリアスが住んでいる大陸には存在しない不思議な力があると言われている島国。
リュカオーンに行ってみたらどうか?と提案してきました。
セルフィから大陸種族長老会議への招待状を受け取っていたので彼女に頼る事になります。
大陸種族長老会議に行くと聞いてゴメリが大喜びしています。
彼女はケモ耳を愛でようと考えているようですがオリアスに冷たく命じられます。
ゴメリはオリアスと共にザガンとフォルに掛かった呪いを解呪する方法を探し回る事になりました。
落ち込んでいます。

シャスティルがバルバロスも大陸種族長老会議に連れて行くと言い出すと黒花に心配されます。
黒花はザガンの事は認めているんですが魔術師を許したわけではありません。
シャスティルの傍に潜んでいるバルバロスを嫌っています。
ネフテロスがバルバロスがシャスティルを裏切る事はあり得ないと言ってきます。
シャスティルが理由を問うとバルバロスはシャスティルに惚れているので裏切る事はあり得ないと告げました。
シャスティルがアワアワと焦っています。
黒花もどこからでも這い出すような魔術師がシャスティルに惚れているなんてあり得ない。
ストーカーではないかと訴えます。
酷い言われようですね。
シャスティルは違うと否定したいようですがネフテロスが観察結果を報告してきます。
ネフテロスは周囲の人間をよく観察していますね。
バルバロスがシャスティルと話している時は楽しそうだと指摘します。
シャスティルも何度もバルバロスが身を呈して自分を守ってくれたのを思い出して顔を赤らめています。
ネフテロスが追撃を加えます。
シャスティルが側にいてくれと言ったときにバルバロスが顔を赤らめていたと指摘しました。
シャスティルは今後どんな顔でバルバロスに会えばいいんだと項垂れます。
黒花が過激な事を言ってきますね、では暗殺しましょう。
自分は元アザゼルなので暗殺は得意ですと言ってきます。
シャスティルが慌てて止めています。
黒花は怒らせると怖い存在のようですね。
ネフテロスが人間は恋した相手を裏切ったりしないものではないの?と言ってきます。
シャスティルは納得するしかなくなります。
真顔で理路整然と指摘するネフテロスに聖騎士リチャードが苦言を呈します。
人前で恋心を説かれたらたいていの女性は困惑してしまいますよ?と教えます。
ネフテロスはイマイチよく分からないようですね。
ネフテロスは他人の感情の機微に聡いんですけど自分に向けられる好意には鈍感でした。
ネフテロスに命を救われたリチャードは彼女に好意を持ってるようですが気付いてもらえません。
黒花が彼に同情に満ちた励ましの言葉をおくっています。

大陸種族長老会議の会場はセルフィの故郷でした。
彼女の案内で向かう事になります。
行くのはザガン、ネフィ、フォル、セルフィの四人です。
ゴメリはオリアスに付き合わされて呪いの解呪法を探しています。
キメリエスとラーファエルに留守を任せる事になりました。
急いで出発しようとするザガンにセルフィが重大事項を伝えてきます。
ラーファエルが最近不思議な夢を見ている事を相談したがっていると教えてくれました。
ラーファエルはザガンに余計な負担をかけまいと戻ってから伝えるつもりでした。
空気を読まないセルフィを睨むんですが彼女は気にしません。
ラファエルからオロバスが何かを伝えようとしているように思える夢の事を聞かされます。
マルコシアスとオロバスが友人関係にあった事とネフィをマルコシアスが保護した可能性があると分かります。
マルコシアスは老衰で死んだと思われていたんですがオロバスと一緒に何者かと戦い死んだ可能性が出てきました。

セルフィの故郷アトランティアは海底にありました。
セイレーンに伝わる神器によって海の中でも呼吸できるようになっています。
水の中を進んでいるんですが濡れる事もありません。
強力な神器のようですよ。
アトランティアに到着したザガン一行を一人の女の子が出迎えてくれます。
リリスという女の子でセルフィの幼馴染でした。
彼女は夢魔族です。
いきなりセルフィをビンタしてきました。
勝手に家出して何の連絡もしなかったセルフィが心配だったようですね。
泣きながら怒っています。
リリスが重大な事を口にしました。
セルフィがリュカオーンの三大王家の王女だと言っていますよ!!
二人のやり取りを見たザガンはゴメリを連れてこなくて正解だったと呟きます。
愛で力全開で鼻血吹いていたかもな。
リリスがザガンの存在に気づいて誰なのか詰問してきます。
ザガンを侮辱するような発言をしてしまったのでネフィを怒らせる事になりました。
ネフィが怖い顔でリリスを威嚇して泣かせます。
ザガンは気にしてないので怒り過ぎるなと伝えます。
ネフィは侮辱されて怒らないのは感情を殺しているのと同じなので怒る事は大切ですと諭します。
感情的になるネフィを見てザガンは嬉しくなります。
リリスが悪いと指摘してフォルとセルフィに器の小ささを指摘されます。
ネフィは子供らしい反応を示すザガンを愛でて嬉しそうですね。
彼女は一方的にザガンを甘やかしたいようです。
フォルが子供と大人で違うのは力だけではないの?って疑問を持ちます。
ザガンは成長しようとするフォルを褒める事にします。
今はフォルの方が背が高いので屈んでもらう事にします。
フォルの頭を撫でながら人は成長する事で知性を高める。
知性とは理解力だと思っている。
大人の姿を手に入れたフォルはそれを高めなければならないと教えます。
理解力とは多面的に考えて状況を把握する能力のようですよ。
フォルは難しいとの感想を持ちますが努力すると言っています。
シャスティルがやってきました。

ザガンは子供化した姿を見られたく無くてネフィの後ろに隠れます。
シャスティルはネフィが此処に居るのに驚いています。
大人化しているフォルにも気付きました。
フォルが魔術師でないのに気付いて偉いと褒めています。
ネフィとフォルが居るのにザガンが居ませんね。
不審に思ってると黒花がお兄さんならそこに居ますよと指摘します。
目が見えない彼女は嗅覚と気配で周囲の状況を把握する事に長けています。
姿が変わってもザガンの匂いと気配は変わらいようです。
驚いたシャスティルはザガンとネフィの隠し子なのか?と叫びました。
不貞腐れたザガンが笑いたければ笑えと言ってきます。
シャスティルは笑えないぞと心配してくれました。
バルバロスの嘲笑が聞こえてきました。
子供になったザガンを見て馬鹿笑いしています。
バルバロスは好機と捉えてザガンを倒して魔王になろうとしてきます。
ザガンに殴り倒されます。
ザガンは殺すつもりで殴ったんですが出力は普段の二割程度でした。
バルバロスは岩に埋もれるだけで済みました。
シャスティルに同行する為に黒花も来ていました。
黒花はリュカオーンの出身です。
彼女もリリスの幼馴染でした。
黒花の故郷は魔術師によって滅ぼされているのでリリスは彼女が死んだと思っていました。
黒花が生きていたと知り泣き崩れています。
セルフィ、リリス、黒花は幼馴染だと分かりました。
シャスティル一行は会議に参加するので別れる事になります。
ザガンの目的は呪いの解呪なので会議に出る気はありませんでした。
ザガンが気遣いを見せます。
幼馴染と再会したセルフィをシャスティルに同行させます。

ネフテロスだけが戻ってきましたよ?
彼女を心配するリチャードも付いてきました。
やはりネフテロスは彼の好意に気付いてませんね。
ネフテロスはザガンが困っていると分かったので助けたいと言ってきました。
戻る途中で伝える言葉を考えていたんだと察して義妹の厚意を受ける事にします。
ネフテロスはザガンの役に立てて嬉しそうです。
フォルがネフテロス可愛いと言って抱き着きます。
大人化しているのでフォルの方が背が高くなっていますね。
フォルが「おかえり」と伝えネフテロスが「ただいま」と答えました。
良い雰囲気なんですがザガンは困った事になったと思ってます。
ネフィにネフテロスを義妹にした事を伝えていませんでした。

ネフテロスはネフィに対して酷い事をしてしまったと思っているので言葉に困っています。
ネフィはネフテロスがシャスティルの元に居ると聞いて喜んでいます。
ネフテロスはネフィが自分に対して悪感情を持っていない事を訝しんでいます。
ネフィは酷い事とは存在を否定する事なのでネフテロスのした事はそれほど酷い事ではない。
自分の悲惨な生い立ちもザガンの生い立ちに比べれば大した事ではないと告げます。
ネフテロスはネフィが自分よりもひどい扱いを受けていたと知り驚いています。
リチャードはザガンとネフィの酷い生い立ちを聞いて涙しています。
ネフテロスは張り合うのが馬鹿らしくなりました。
ネフィの恨んでないって感情に納得します。
ネフテロスはネフィを姉とは思えないのでネフェリアと呼ぶと言ってきます。
ネフィは姉って言葉に驚いています。
ネフテロスはザガンがネフィに経緯を説明してないと知り驚きます。
ザガンはネフィがエルフの隠れ里の生まれではないと教えます。
ネフィの母親は存命でネフィをあの村に預けたんだと教えました。
母親が生きていると知りネフィが驚きで倒れそうになります。
ネフテロスがネフィを抱き留めました。
ネフィは自分に肉親が居ると知り嬉しいと感じています。
ネフテロスは上手くオリアスの事をぼやかして伝えてくれました。
ナイスですねザガンはオリアスとネフィを最高の形で再会させたいと考えてますからね。
ネフテロスが「さん」付けで呼ぶのはやめてとお願いしたのでネフィは彼女を名前で呼ぶ事にします。
ぎこちないですけど二人は互いを姉妹として認識しました。

ネフテロスに呪いの経緯を説明します。
合理的な思考ができる彼女は解呪方法を探しているなら会議に出席する方が良いのでは?と指摘します。
ザガンは身も知らぬ者と関わりたくないと答えますね。
幼いネフテロスには感情の機微が分からないようです。
ザガンが良く知りもしない敵だった自分を助けてくれたと反論してきました。
バルバロスが現れました。
ここが領地と聞いて影が上手く機能しないと口を挟んできます。
ザガンはいつから話を聞いていた?と問います。
バルバロスがザガンがネフィを褒めた辺りから聞いていたと答えます。
照れてしまったザガンがバルバロスを殺そうとしてフォルに止められます。
便利屋は便利だから殺すのは勿体ないと言っています。
便利屋扱い・・・バルバロスの扱いが粗雑過ぎやしませんか?
フォルは今のザガンは余裕がないので揶揄わないでと注意します。
ネフテロスにはザガンが何で怒っているのか分かりませんでした。
大人ぶっているフォルが他人の感情を思いやる大切さを説きます。
ネフテロスはまだまだ学ぶべき事柄が多いんだなと理解します。
大人ぶっててもフォルは子供なので無意識にザガンを褒めて照れさせています。
ザガンは町に住んでいる住人を探す事にします。
ネフテロスがザガンをどう呼べば良いのか?って疑問を持ちます。
ザガンは好きに呼べばイイが堅苦しいのはごめんだぞと伝えます。
ネフテロスは数舜悩み「お義兄ちゃん」と呼ぶ事に決めました。
お兄ちゃんと呼ばれてザガンは気恥ずかしさと嬉しさを感じています。
ネフテロスのザガンに向ける好意が恋人的なモノではないと分かったのでネフィは嫉妬しません。
ネフテロスがザガンに恋心を持っても面白かったとは思うんだよ。

町に到着すると人の気配はあるんですが怖がって誰も姿を見せません。
ザガンの事を「銀眼の王さま」と呼ぶ女の子が声を掛けてきました。
ザガンには見覚えはないんですが彼女はザガンを知っているようです。
ザガンは彼女が夜の一族だと見破ります。
警戒心を高めたんですが背後から抱き着かれて首筋を噛まれそうになっています。
フォルが反応して攻撃を始めます。
大人ボディになったフォルの魔術は強力でした。
ザガンの想定を越える数の回路を作り出して魔術を放ちます。
女の子は魔術を喰らうんですが生き残っています。
フォルは竜の吐息で攻撃しようとしてます。
強力過ぎてアトランティアまで破壊してしまうと言ってザガンが止めます。
女の子はちょっとザガンを揶揄っただけだと言っていますね。
彼に忠告しようと思ったんだそうです?
彼女も会議の出席者でした。
バルバロスが暴言を吐きますね。
生き物ですらない夜の一族が会議に出て意味があるのか?と言ってしまうぞ。
少し機嫌を損ねたね、下卑たナマモノは言葉をしゃべれるんですのね?と問われます。
険悪な雰囲気が漂いますがザガンがバルバロスが悪いと言って収めます。
騒ぎに気づいたリリスが駆けつけてきます。

理由を聞かれたザガンは夜の一族の女の子を指差します。
リリスは「アルシェラさま」と言って震え上がっています。
二人は旧知の間柄のようです。
アルシェラはリリスを可愛い小鹿呼ばわりしているので上下関係は明白です。
アルシェラは困りごとがあるならリリスに質問しろと言ってきます。
リリスに答えられないなら探している答えは此処にはないと言ってます。
それではごきげんよう、愛しの銀眼の王、そしてアザゼル、と言い残して消えました。
アザゼルって言ってるのが気になるね。
ザガンの刻印を指しているように思えますね。
魔王の刻印に封印されているのがアザゼルなのだろうか?
ザガンはアザゼルを13本目の聖剣と予想しているんですが違うんだろうか?

ザガンはリリスにアルシェラが仲間なのか質問します。
リリスはとんでもないと恐れています。
アルシェラに関わると無理難題を押し付けられ、従わないともっと酷い目に遭うと言ってます。
アザゼルとはリリスの事を指しているのか?と問うと違うと言われます。
アルシェラは普段から謎かけみたいな事ばかり言っていると教えられます。
リリスがザガンの目が銀色なのか聞いてきます。
肯定すると驚かれますね。
なんでこの場に居るのか聞かれたのでマルコシアスの次の魔王だと答えます。
リリスは気を失います。

リリスを長老会議の会場に運ぶ事になります。
再会したシャスティルに子供になってから何事も上手くいかないと愚痴をこぼします。
シャスティルは困っているならネフテロスに頼れと助言します。
普段のザガンは強すぎて誰にも頼る必要がないだろうがこんな時こそ周囲を頼るべきだと言われます。
リリスが目を覚ましてザガンが本当に魔王なのか質問してきます。
ザガンが肯定すると畏まった態度になるね。
普通に喋れと頼むと砕けた口調になります。
リリスは会議に来たのに長老たちに会わない理由を聞いてきました。
続けてマルコシアスと同じなのか聞いてきます。
ザガンはマルコシアスの刻印を受け継いだが彼とは違うと答えます。
ザガンがマルコシアスに悪感情を持っていると分かりリリスが彼のしてきた事を教えます。
マルコシアスが滅びゆく種族を庇護していたと教えてくれます。
ザガンがセルフィや黒花を庇護しているので期待したようですね。
リリスはマルコシアスとの盟約を引き継いで欲しいとお願いしてきました。
ザガンはマルコシアスが滅びかけている種族を守護する事になった理由を質問します。
リリスが経緯を語り始めます。
千年前、異形の神との戦いで世界は滅びそうになっていました。
それを救ったのが銀眼の王と呼ばれる救世主でマルコシアスは盟友でした。
リュカオーンの三大王家は銀眼の王の末裔です。
王家に伝わる神器は銀眼の王が使った武具だそうです。
マルコシアスは銀眼の王の盟友なのでリュカオーンの民を庇護していたそうです。
リリスはザガンに盟約の継続をお願いしてきました。
ザガンはリリスが長老会議を代表してお願いしているのか問います。
リリスはザガンが会議に出席する気がないと聞いたので独断で交渉していると答えます。
この機会を逃せばザガンに会えないと思っての行動でした。
リリスを気に入ったザガンはリリスを庇護すると伝えます。
リリスは自分だけを庇護してくれても意味がない、国全体を庇護して欲しと言ってきます。
ザガンは魔王の名前を貸すと言ったんだから何の問題もないだろと反論しますね。
戸惑っているリリスに黒花がザガンの真意を教えます。
リリスを守る事にしたのでリリスがリュカオーンを守ろうとすればザガンが協力してくれると教えます。
リリスはザガンの呪いを解く方法を長老たちに聞いてみると言ってその場を離れます。

子供になっているザガンは疲れて眠ってしまいます。
リリスが結果を持って戻ってきました。
ネフィとフォルが応対する事になります。
リリスは長老たちに呪いを解く方法を調べてくれるように頼んできた報告します。
異種族のフォルをザガンが養子にしたのが不思議なようです。
余程の希少種なのねと問われてフィルは竜であると教えます。
リリスは竜を世界の捕食者と認識していました、食べられてしまうと恐がっています。
フォルが「がおー、食っちまうぞ!」と脅しています。
リリスは、うっきゃーと悲鳴をあげて怖がっています。
ネフィに揶揄っては駄目と叱られます。

リュカオーンで竜がどう語れているか質問すると冒険譚を聞かせてくれました。
フォルの父親であるオロバスも出てきました。
フォルは大満足しています。
リリスから物語ではキスによって呪いが解かれる事があると教えられます。
ネフィはザガンにキスする自分を想像して真っ赤になっています。

数日後、長老たちがやって来てリュカオーンに解呪法はないと伝えてきます。
ザガンの不興をかいたくないようで全ての神器を献上しようとしてくるね。
ザガンは神器を俺に渡してはリュカオーンの守りに支障が出るだろと言って断ります。
ザガンのガッカリ顔を見てフォルが落ち込みます。
自分の我儘にザガンを巻き込んでしまったと思っています。
悩めるフォルが一人になりたくて会場をでました。
心配になったネフテロスが探しに行くね。
フォルの前に半壊しているアルシェラが現れます。
フォルの右腕に存在するザガンの刻印のコピーに触れます。
刻印から呪いの力が噴き出してフォルを呑み込みました。
ネフテロスが止めようとしますが間に合いません。
ネフテロスは救援を求めて会場に向かいます。
ザガンの身にも変化が起こります、身体から魔力が抜け落ちる感覚を味わいます。
会場にアルシェラのモノと思われるコウモリが飛んできます。
そこにネフテロスが倒れていました。
ネフテロスからアルシェラと思われる存在がフォルを攻撃したと言われます。
魔神に呑まれたときに感じた不快感があったとも言ってます。

ザガンの指揮でフォル救出作戦が始まります。
フォルを呑み込んだ黒い呪いは黒竜マルバスの形を取りました。
ザガンがフォルに与える予定の天鱗・竜式で対抗します。
魔術で作られた巨大な竜が出現したんですがザガンが魔力不足に陥ります。
血を吹き出して倒れてしまいます。
刻印の魔力をフォルに持っていかれているので魔力不足に陥ったのね。
ネフィに回復を任せて残ったメンバーでマルバスの足止めを行います。
ネフィはザガンを抱き寄せて反省しています。
彼女はザガンが子供のままで居て欲しいと思っていた事を謝ります。
ザガンは自分もネフィが子供に戻ったときにこのまま子供時代を過ごさせたいと考えていたと教えます。
お互いに庇護欲が刺激されていたのね。
ネフィはリリスに聞かされた王子様の呪いを解く方法を試してみる事にします。
ザガンにキスしてきました!!
ザガンは初キスはもっと雰囲気がある場面でしたかったと思ってますね。
予定が狂ってしまいましたがネフィとの初キスを達成します。
ザガンとネフィの間に魔力経路が通ったのでザガンの乱れていた魔力が整います。
呪いが解けて大人ボディに戻りました。
魔力も回復したので天鱗・竜式を使えるようになります。
天鱗・竜式から生まれた竜が呪いから生み出された黒竜マルバスを喰いつくします。
結果から見るとアルシェラはザガンの解呪に協力してくれたと言えそうだね。
彼女の狙いはザガンの刻印に封じられている何かなのかも?

フォルが謝ってきます。
成長を急ぎ過ぎた事を反省しています。
身の丈にあった速さで成長していくと言っています。
フォルが学んだのでザガンは嬉しそうです。
ザガンは竜式をアトランティアに置いて行く事にします。
滅多な事では消滅しないのでアトランティアの防備を任せる事にしました。

ザガンはネフィにデートの約束を破ってしまったと謝ります。
ネフィは約束は果たされたと答えますね。
普段とは違う場所に来て、普段とは違う事(キス)をしたのでデートですと言ってきます。
ザガンはネフィの言う通りだなと考え直しますね。
次のデートはどこに行きたいと質問してきました。
次があると知りネフィは驚いています。
ザガンが次はもっと上手くやろうではないか?と問い掛けると嬉しそうにしています。
どこへなりともお供します、と返答しています。
ネフィはザガンの恋人と呼ばれるのに慣れてきているようです。
お互いにカップルであるって自覚が芽生えているようだね。
甘々行動が増えていきそうだね。
ゴメリが観察できるのか注目です。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
戦闘3
魔術理論5
友情5
イチャラブ5
愛で力5
ラッキースケベ3


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ラノベの感想) 異世界蹂躙 ―淫靡な洞窟のその奥で― 第3巻 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)