ラノベの感想) 隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた 2 (角川スニーカー文庫)


概略:
愛が圭と大輝を天文同会に入部させようとしてきました。
現在の天文同好会は部員が三人しかいません。
愛と陽介と二年生の女の子で構成されています。
愛と陽介は三年生なのでもうすぐ引退する事になります。
残りの部員が一人になってしまうので同好会として存続できなくなります。
同好会の存続には二人以上の部員が必要です。
もう一人の女の子は人見知りで圭と大輝なら部員に迎えてもいいと言っています。
部員が五人になると部に昇格する事ができます。
部として活動する事になると学校の屋上で天体観測ができるようになります。
愛は屋上での天体観測をしたいと考えているので熱心に二人を勧誘しています。
圭は入部したくないと言ってたんですが大輝が入部しそうなので女の子と二人きりになると愛に脅されます。
二人が急接近すると煽られて入部する事にしました。
問題の女子部員とは圭と大輝と同じクラスの瀬戸澪でした。
彼女は俊也の想い人です。
大輝と俊也の恋バナを盗み聞きしている圭もそれを知っていました。
澪が大輝と恋バナしたいと言ってきます。
彼女には気になっている人が居るそうです。

レーベル:角川スニーカー文庫
発行日:2023/9/29
著者:底花(ていか)
イラスト:ハム
ISBN:
雰囲気:接近作戦、勧誘、好みの髪型、逃走、順位争い、協力関係、迷子、王様ゲーム、タコパ、味方、汗

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プロローグ
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圭が自室のベッドの上で悶々としています。
昼休みに大輝が助けに来てくれた時の事を思い出しています。
この時に大輝から大切な人と言われたのが嬉しい見たいです。
大輝に好きになってもらう方法が分からず困っている圭がヌイグルミに話しかけています。
かなり可愛いですね。
それを姉の愛に聞かれてしまいました。
愛はクマの振りをして返事をしてしまったのでバレます。
圭にアイアンクローをもらいそうになって狼狽えています。
圭のアイアンクローは母親譲りで本気で痛いそうですよ。
必死に懇願すると圭は許してくれました。
圭と愛の関係性もおもしろいです。
ちょろい圭を愛が上手く弄っている感じがします。
愛が昼休みに何があったのか聞かせて欲しいと言って圭の部屋に入ってきました。
大輝に助けて貰ったと聞いて喜んでいます。
圭は大輝との関係に進展があり高校卒業までに友達に近い関係になれると期待していました。
愛は圭の心を見透かし、そんな悠長な考えでは後から出てきた女の子と大輝を攫われてしまうと力説します。
愛は大輝が圭に好意を抱いていると教えて圭の行動を促そうとします。
愛は圭が浮かれて喜ぶ姿を期待していたようですが裏切られます。
好意を持っていてもそれはライクであってラブではないと言ってきます。
愛はライクでも問題ないでしょ、これからラブに変えて行けばいいんだからと諭します。
自分も陽介への感情がライクからラブに変化したと言っています。
圭は愛が攻略方法を教えてくれると期待しました。
愛は教えてしまっては面白くない。
陽介にも協力させるのでバッチリ上手くいくと言っています。
圭が大輝に好かれる方法を考えている時に大輝も友人の俊也に助言を貰っていました。
大輝は圭を助けた時に彼女のお礼を言われました。
お礼を言ってきた時の圭にこれまでとは違った可愛さを感じたと伝えます。
大輝はその感情がなんであるのか分かりません。
俊也は分かったようですが自分が教えるのは違う気がすると言って教えてくれません。
大輝が自分で気付く事が大切なんだと言っています。
大輝も圭への気持ちの正体が分からずモヤモヤしています。

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第一章 清水さんと入部
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大輝と俊也が放課後の教室で恋バナを始めようとしていました。
隣の席では圭が寝たふりして聞き耳を立てています、恐らく多分・・・
俊也が想い人の瀬戸さんと同じ部活に入ったらって仮定の話を始めようとしていました。
そこに愛が圭と大輝を迎えに来ましたよ。
放課後暇か聞かれて大輝は俊也と話していると答えます。
愛は俊也の事も知っていました。
今日は図書員会の当番ではないのか?と質問してきました。
俊也は愛にお礼を言って図書室に向かいます。
暇になった大輝は圭共々愛に連行される事になりました。
二人が連れていかれたのはとある部屋です。
中では愛と圭の幼馴染の陽介が待っていました。
大輝は陽介をどこかで見た事があると感じます。
陽介から愛と圭の幼馴染で、生徒会長をしていると自己紹介されました。
生徒会長なので見覚えがあったのね。
予定では愛が大輝と圭に用件を伝えるはずだったのですが忘れていました。
陽介は呆れながら二人を呼び出した理由の説明を始めます。
二人が連れてこられたのは天文同好会の部室でした。
大輝と陽介に入部して欲しいとお願いしてきました。
陽介と愛は学校の屋上で天体観測をしたいと考えていました。
それには同好会から部に昇格させる必要がありました。
部に昇格する条件は顧問の教師を得る事と部員が五人必要だそうです。
現在の天文同好会は三人で活動しているそうです。
二人が入部してくれれば部に昇格するチャンスを得られるんだそうです。
大輝は共働きの両親に代わり夕食の準備をしています。
妹の輝乃も居るので放課後は早く帰宅したいって事情がありました。
同好会の活動時間について質問します。
陽介から好きな時に来て好きな時に帰ってもいいと言われて入部する気になりました。
入部したくない圭がそれだけで良いのか?って疑問を呈します。
圭は具体的な活動内容を聞いてみる事にします。
大輝はお人好しですね、まったく思い至っていませんでした。
圭の鋭いっていうか真っ当な質問に陽介と愛の顔が強張ります。
愛から天文同好会の実情は部員同士で雑談しているだけだと語られました。
圭は入部する気がなくなりました。
愛が圭の説得を始めようとしています。
圭を部室の外に連れ出して説得するみたいですね。
圭がここでは不味いのかって質問するとそれでは圭が困った事になると言っています。
恐らく大輝絡みの事ですね。
圭と愛は部室を出て行きました。
陽介と大輝の二人きりになってしまいます。
陽介が大輝にお礼を言ってきましたよ?
陽介は厄介な相手から告白されている圭を助けてくれた事に対して感謝を伝えてきました。
大輝も大切だと想っている圭を探してくれた陽介にお礼を伝えます。
陽介は圭の事を妹のように思っているそうですよ。
大輝は少し安堵しているような?
陽介が圭の事を大切な人と言う大輝の真意を問おうとしてきました。
しかし途中で答えを聞いてしまうと愛と圭から怒られると考えて質問を中断しました。
これを見るに陽介も圭が大輝に恋をしていると知っているようです。
愛の説得は困難を極めてたんですがもう一人の部員が二年生の女の子でると語ると圭を動かせました。
大輝の様子を見ると彼は入部しそうだ。
愛と陽介は三年生なのでもうすぐ引退する事になる。
そうなると大輝とその子が二人で活動する事になる。
二人の距離が接近して大輝の良さを知り惚れてしまう可能性は大きいよと危機感を煽ります。
圭は大輝と女子部員を二人きりにさせたくないので入部を決めました。
部室に愛と圭が戻ってきます。
圭も入部すると聞いた陽介が大喜びしています。
大輝も圭が入部すると聞いて嬉しいみたいですが言葉にしないんだよな。
ここで大喜びしてあげれば圭のテレテレ姿が見れたかも知れんのに惜しいな。
勧誘したのが圭と大輝だったのには理由がありました。
三人目の部員は人見知りで彼女が圭と大輝なら部に入れも良いと言っていたからでした。
三人目の部員が誰であるか紹介しようとしてたら本人がやって来ました。
部室に入ってきたのは大輝と圭と同じクラスの瀬戸澪でした。
愛がクールでキュートな後輩と紹介してくれます。
澪は俊也の想い人です。
これは面白い事になってきましたな。

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第二章 清水さんが髪を結ってきた
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澪の紹介が終わったので部活が始まるかと思ったんですが圭が帰ってしまいます。
先に帰ってしまったのは迂闊だったと言えますね。
愛と陽介が残ると思っていたのかな。
陽介と愛は生徒会の仕事が残っていたので帰ってしまいました。
後事を澪と大輝に丸投げしています。
二人きりになってしまいました・・・これは圭が一番恐れていた事態じゃないのか?
澪が相談に乗って欲しいと言ってきましたよ?
すでに愛に相談していて大輝に相談してみろと助言されたんだそうです。
大輝は俊也の為に澪が彼をどう思っているのか聞き出すチャンスと考え相談に乗ります。
友達思いですねー。
想定外ですね澪の相談は気になっている人が居るので相談に乗って欲しいと言ってきました。
名前は伏せたいようで自分との接点などを話して人物像を教えようとしてきました。
聞いていた大輝が驚いてしまいます。
澪が気になっている人とは俊也の事でした。
大輝が俊也の事でしょ?と確認するとエスパーなの?と驚かれます。
去年も同じクラスで図書委員だったと言われたので気付かない人は居ないと思うけどね。
澪は天然なのかもしれないとの感想を得ます。
澪は図書委員の活動中に俊也から何度も話しかけられたそうですよ。
最初は軽くあしらっていたそうですが俊也の事が気になりだして話す事になったんだそうですよ。
ほうほう俊也は頑張ってアプローチしていたのね。
澪が相談したかったのは俊也が気になるって自分の気持ちが何であるのか知りたいって事でした。
これは恋なの?と質問されてしまいます。
安易に恋ですとは言えない大輝は自分で判断する事を勧めました。
澪は自分で考えると決めます。
彼女は真面目で天然なようですね。
これからも恋バナをして欲しいとお願いされてしまいます。
大輝は引き受けると答えました。
翌日大輝が部室に行くと圭と澪が来ていました。
圭は寝たふりをしていますね。
澪に聞いてみると彼女が来たときには寝ていたと言っています。
一番乗りで部室に来るなんて圭は可愛いですね。
大輝と一緒に部室に向かうって行動はハードルが高くて無理みたいだね。
三人は同じクラスなので一緒に部室に向かってもおかしくないと思うんですけどね。
澪が昨日の続きをしたいと言い出します。
圭がぴくッと動いています・・・昨日何があったのか気になっている、気になっている。
澪が恋バナの続きを始めました。
彼女は男子が好む髪型に付いて話題にします。
大輝は長い髪が好きだと答えるとそれは髪型の事ではないと言われてしまいます。
女の子の髪型に付いて詳しくないんだと大輝が伝えると愛が置いて行ったファッション誌を持ちだいます。
その中から大輝の好みの髪型を教えて欲しいとお願いされます。
大輝はハーフアップを選びました。
二人の会話を盗み聞きしていた圭が行動に移します。
翌日大輝が投稿してくると圭はまだ来ていませんでした。
最近は彼女の方が先に登校してくるので心配になります。
ハーフアップにした圭が登校してきましたよ!!
大輝は心臓が止まりそうなくらいに驚いています。
きっと圭の髪型は大輝の好みだったのね。
大輝は圭の髪型を普段と違った可愛さがある、いや綺麗だと褒め称えます。
髪型を変えると大輝に褒めて貰えると確認できた圭は次の日も髪型を変えて現れました。
大輝が褒めるので数日間続く事になります。
大輝が理由を聞いても気まぐれだと答えています。
その日は凝り過ぎた髪型に挑戦したんですが上手くいかず遅刻しそうになります。
遅刻すると大輝が心配するだろうと考えて元のストレートヘアーで登校する事になりました。
元の髪型に戻した圭を見て大輝が笑みを浮かべています。
圭が理由を聞くと圭が髪型を毎日変えてくるので心臓がドキドキして仕方なかったんだ。
元にストレートに戻してくれたので安堵して笑みが浮かんでしまったと答えます。
圭は髪型を変えるのはやめると宣言します。
口では面倒になったからと言ってますが強力な切り札として温存する事にしました。
圭が可愛すぎてヤバいですね。

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第三章 清水さんとアニメ
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大輝が部室に到着すると澪と圭がすでに来ていました。
澪が恋バナをしようと言ってきます。
圭はやっぱり寝たふりしていますね。
大輝が圭に聞かれてしまう事を心配しますが澪は聞かれても問題ないように話すと答えました。
澪が好きな人と行きたい場所ってテーマを出してきました。
澪は好きな人と和菓子屋さんに行きたいんだそうですよ。
予想の斜め上の発言ですが理由がありました。
澪はどら焼きが好きなんだそうです。
好きな人と一緒に食べるどら焼きは格別なはずなので一緒に和菓子屋に行きたいんだそうです。
大輝は好きな人と一緒に行きたい場所としてスーパーを上げました。
大輝は好きな人と一緒の料理をしたいと考えています。
料理に必要な食材を購入する為にスーパーに行きたいと言っています。
澪は納得してくれました。
続いて好きな人としたい事をテーマに話し合う事になります。
澪は少し照れているようですね若干を貯めを作ってから好きな人に頭を撫でて欲しいと言ってきました。
どうやら俊也に頭を撫でてもらいたいと思っているようですね。
澪は俊也へ向けている感情が何なのか考えている最中です。
大輝は俊也にこの事を教えるのを躊躇っています。
大輝は好きな人と一緒にアニメを見たいと教えました。
妹の輝乃が一緒にアニメを見たがるので付き合ってあげているようですね。
「二十一グラムの違い」ってアニメ映画を妹と一緒に見たと教えました。
澪は話の内容を知りたがりますが未見だと分かったので大輝はネタバレを避けました。
愛と陽介がやって来ましたよ。
二人は2つの重大発表を持ってきました。
愛は勿体を付けようとしていますが圭に早く教えろ急かされます。
1つめは天文同好会が天文部に昇格した事でした。
大輝が前から疑問だった顧問の先生が誰なのか質問しました。
顧問になってくれたのは大輝、圭、澪の担任の湯浅先生でした。
湯浅先生は数学を教えている男の先生でヤンキーと呼ばれている圭の事を心配しています。
最近は圭が授業を受けているので感激しています。
圭が天文部に入ると伝えると喜んで顧問になってくれたそうです。
愛は圭を出汁にして説得したのね・・・抜け目がないな。
圭は過剰に心配してくる湯浅先生を嫌っています。
出汁にされた事に不満を持っています。
2つ目は屋上での天体観測が条件付きで許可されたって事でした。
条件が意外に厳しいです。
部員全員が中間試験で40位以内に入る事でした。
陽介は主に愛の成績を心配しています。
普段の愛は試験前になって陽介に泣きつくんだそうですよ。
後輩に対しては頼れる先輩でありたい愛はバラスなよと怒っています。
自分は頼れる素敵で優しい先輩だよねと大輝たちに聞いてきました。
圭と澪はノーと答えました。
愛が目に見えて落ち込んでいるので大輝は笑って誤魔化そうとしています。
心が折れそうな愛を陽介が救いました。
他人の為に頑張る事もあるので頼れる先輩と言えるかもとフォローします。
感激した愛が陽介に抱き着きました。
陽介が珍しく狼狽していますね。
後輩が見ている前だぞ、あとで羞恥に震える事になるぞ、と愛に指摘しました。
正気に戻った愛は真っ赤になって今見た事は忘れてと言いだします。
澪は今後の為に記憶に留めておくと答えています。
翌日、登校してきた圭は泣きはらしたような目をしていました。
大輝は心配になり理由を聞くんですが教えて貰えません。
その日は理由を聞き出せないで終わります。
帰宅してからも圭が泣いた理由を考え続けています。
よっぽど心配なようですね。
輝乃がやってきて一緒に「二十一グラムの違い」を見たいと言ってきました。
大輝は考え事を中断して輝乃と一緒に鑑賞する事にします。
無意識のうちに大輝は輝乃の頭を撫でていました。
理由を聞かれて考え事をしていたと教えると心配されてしまいます。
翌日の放課後になっても大輝は圭から泣いた理由を聞き出せませんでした。
その日は部室で二人きりになります。
会話のチャンスなんですが圭は自分からは話しかけられません。
大輝は圭の手を握り心配なんだと訴えて理由を聞き出そうとしてきました。
結構大胆な行動ですよね。
圭はテレテレになって慌てています。
ドアの方から音が聞こえてきました。
愛がドアの隙間から部室を覗いていましたよ。
おもしろそうな展開になるので見ていたと言っています。
愛から圭が泣いてしまった状況が語られます。
圭は愛と一緒に「二十一グラムの違い」を見たんだそうですよ。
感激してしまい泣いてしまったそうです。
大輝は圭に悲しい出来事が起こってないと知り安堵しています。
それを伝えると圭は真っ赤になっていますね。
澪がやってきました。
彼女も「二十一グラムの違い」を見たそうです。
その日は感想を言い合う事になりました。
圭にチャンスが到来したんですけどね話題が恥ずかし過ぎました。
愛がどんな形式の告白をされたら嬉しいかって圭に質問してきました。
大輝くんも気になるよね?と圧のある視線で同意を求めてきました。
大輝は頷いてしまいます。
圭は恥ずかしさに耐えきれなくなり部室から逃走しました。
その日の夜、圭は逃げ出してしまった事を激しく後悔しています。
大輝が望んでいたアニメの感想を言い合う機会を逸してしまいました。
愛がやって来て落ち込んでいる圭を慰めます。
圭がとっとと帰れと言ったので言いたい事だけ言う事にします。
これはわざとだね。
愛は大輝と圭が二人で話している姿をみて大輝が圭の事を大切に思っていると確信した。
大輝くんに滅茶苦茶愛されているよと教えます。
圭が理由を聞こうとしますが自室に戻ってしまいました。
圭は本質的に大輝の行為はライクであると思っているので混乱しています。
愛は圭に自覚を促そうとしている?

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第四章 清水さんと中間試験
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中間試験に向けて天文部で集まって試験勉強する事になりました。
屋上での天体観測を実現するには中間試験で全員が40位以内に入る必要があるので勉強会を開いたのね。
勉強を始めて直ぐに愛のヤル気が付きました。
ご褒美がないと頑張れないと言い出します。
生徒会には試験で越えなければならない点数設定があるようです。
陽介は普段の点数よりも30点プラスした条件を提示しました。
目標が決まったので愛のヤル気が復活しました。
愛のノリで後輩組も順位争いをする事になってしまいます。
愛は圭にチャンスを与えようとしているのだろうか?
大輝と澪は競争に参加すると言ってくれます。
澪はご褒美としてどら焼きを要求してきました。
圭が乗ってこないので愛が策を弄する事になります。
勝ったら圭が喜ぶ特典を与える事にしたようです。
これがとても魅力的だったようで圭が本気になりました。
勉強会で澪が大輝に質問してきました。
大輝が分からない箇所を教えてあげる事になります。
澪が大輝に接近しているので圭が嫉妬の眼差しを向けています。
分からない箇所が出てきたので大輝は圭に質問する事にしました。
圭は熱心に大輝に教えてあげています。
熱が入り過ぎて大輝に接近し過ぎてしまいますね。
大輝が照れて指摘すると圭もテレテレになっています。
愛は仲睦まじく大輝に教えている圭の姿を見てニマニマしていました。
必勝を期す圭は職員室に出向いて分からない箇所を教師に質問していたようです。
それが校内で噂になっていました。
噂に疎い大輝はそれを知りません。
試験期間が始まりました。
圭が物凄くピリピリしているので教室内は重い空気に包まれています。
哀れなクラスメート達は試験と圭のダブルプレッシャーを受ける事になりました。
無事に中間試験が終わりました。
数日後採点が終わってそれぞれの結果が決まります。
部室にて愛が結果発表を行います。
彼女は何事も大袈裟なイベントにしたいようだね。
愛は全員が40位以内を達成したので屋上での天体観測の許可が出たと発表しました。
自分も目標をクリアしたと発表し陽介にご褒美をねだる権利を獲得したと発表します。
後輩組の結果を言い合う事になります。
澪、大輝、圭の順で自分の順位を発表する事になります。
澪は33位でした。
大輝は27位です。
澪は負けたと悔しそうにしています。
圭が発表する番になったんですが恥ずかしそうにしていますね。
小声で発表したので聞こえませんでした。
愛に指摘されて自棄になったのか大声で3位だったと発表しました。
大輝は圭を賞賛しました。
圭はテレテレになっています。
愛は打ち上げでも予定した風に感じますが圭はさっさと帰ってしまいました。
帰宅した圭は自室で喜びを爆発させています。
圭が愛から貰えるご褒美は天体観測の時に大輝と二人きりにしてあげるってものでした。
それはまあ必死になって頑張る動機にはなるね・・・
愛は上手く圭と大輝を二人きりにしてくれるんだろうか?
圭の期待値はマックス状態です。
これで褒美がなかったら許さんと言っています。

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第五章 清水さんと勘違い
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天文部で圭と澪が二人きりになる日がありました。
お互いに言いたい事があると分かったので同時に言い合う事になります。
圭は澪に大輝の事が好きだろと質問します。
澪は圭に大輝の事が好きでしょと質問しました。
大輝の事が好きだとバレかけて圭が狼狽えています。
必死に否定したい圭は澪が大輝を好きだと考えた理由をあげようと考えます。
それには澪と大輝がしていた恋バナを寝たふりをして聞いていた事を告げなければなりません。
葛藤する圭に向かって澪が狸寝入りして大輝との恋バナを聞いていたのは分かっていると指摘しました。
圭が証拠はあるのかと凄みます。
他の生徒ならビビる場面なんですが澪は淡々と証拠を提示していきました。
大輝と好みの髪型の話をした翌日に圭が同じ髪形をしてきたと指摘しました。
続いて圭が「二十一グラムの違い」を視聴した事をあげます。
大輝が同じアニメを見て感想を言い合いたいと言ってたので実践しようとしたと指摘します。
圭はどちらも偶然だと言い包めようとします。
澪は最後の手段として圭が大輝に弁当を渡した事をしてきました。
圭は見られている事に驚いています。
澪が弁当を渡す場面を見ていたのは大輝の事を注視していたからだろと反撃します。
澪が盛大な溜息を漏らします・・・呆れているようですね。
澪が弁当を渡す場面を見ていたのは愛から圭の監視を頼まれていたからでした。
圭は先輩思いのいい後輩だなと感じますが実情は現金な理由で監視役を引き受けていました。
圭の監視結果を愛に報告するとどら焼きを奢ってもらえるんだそうです。
どら焼きは美味しいので仕方ないと澪は言っています。
圭は大輝が好きだと認めざろう得なくなりました。
澪が圭と協力関係を構築できると提案してきます。
澪は圭が寝たふりしている横で大輝と恋バナをして彼の好みを聞き出すと提案してきました。
メリットがあると感じて圭は申し出を受け付けます。
圭はそれでは自分だけがメリットを享受する事にならないか?と疑問に感じます。
澪が圭に恋に付いて教えて欲しいとお願いしてきました。
澪は恋がどんなものなのか分からないので大輝に恋をしている圭に教えて欲しいと言っています。
大輝のどんなところが好きなのか質問してきましたね。
いつから彼の事を好きになったのかも聞いてきました。
圭は大輝が外見だけではなく内面にも目を向けてくるところが好きだと教えます。
一年生の頃から好きだったと教えました。
澪は気になる人と仲良くなる手伝いをして欲しいとお願いしてきます。
圭は澪の気になる人の名前を教えて欲しいと要求しました。
誰だか分からないと協力する術がないと伝えます。
道理だと理解した澪は俊也の事が気になっていると教えました。
圭は俊也と大輝の恋バナを盗み聞きしていたので俊也が澪を好きだと知っていました。
一瞬それを澪に伝えようと考えますが俊也が告白する前に自分からばらすのは彼に申し訳ないと感じてやめます。
俊也が澪に惚れているって事実を秘匿する事にします。
まあ澪は自分の俊也への気持ちが恋であると自覚できてないのでいい判断だったと思います。
協力関係を築く事になった二人は固い握手を交わします。
澪の端的な物言いは圭の心を抉る事があるようですよ。
圭は澪が要求した時に可能な範囲でサポートする事になりました。
大輝が知らぬ間に攻略体制が構築されて行っています。

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第六章 清水さんと買い物
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天体観測の前日に天文部で買出しに行きました。
天体観測は夜行うので夕食を食べてから学校に集合するればいいのにと大輝と圭は考えていました。
愛が昼から集合したいと言っています。
夕食に何やらイベントを用意しているみたいですね。
大きなスーパーに食糧の買出しに来ていました。
五人で動くと他の客の邪魔になるので二手に分かれる事になります。
三年生と二年生に分かれて買い物する事になりました。
別行動が始まってすぐに澪がどら焼きを求めて駆け出します。
あっという間に大輝と圭の前から消えました。
圭は澪が大輝と二人きりになれるように気を使ったと理解します。
澪を探しながら和菓子屋に向かう事になります。
途中で大輝が迷子の女の子を発見しました。
お母さんとはぐれてしまったそうです。
大輝はサツキという女の子の母親を探してあげる事にしました。
圭も付き合う事になります。
二人は私服で来ているので大輝、サツキ、圭、並んで行動していると若い親子と勘違いされます。
圭が照れていますね。
スーパーが広くサツキの母親を見つける事はできませんでした。
休憩所で休む事になります。
優しい大輝はサツキにジュースを奢ってあげています。
サツキが遊びたいと言い出したので圭がボールペンとメモ帳を渡してお絵かきさせる事になりました。
大輝は圭に面倒見の良さを見て感心しています。
清水さんはいいお母さんになるねとか言っています。
圭をものすごく照れさせています、彼も天然入ってますね。
ナチュラルに圭をノックアウトする台詞を吐いています。
大輝がアナウンスしてもらうサツキの母親を呼び出せばいいと気付きました。
少し待っているとサツキの母親がやって来ました。
サツキの母親は大輝と圭を恋人同士と勘違いします。
二人の時間を奪ってしまったのでお礼をしたいと言っています。
大輝と圭はそろっと恋人ではないと否定します。
サツキの母親は大輝と圭がお似合いだと言ってました。
圭の自信になったでしょうか?
それを聞いてサツキが意外そうな顔をしていました。
サツキは圭の大輝を見つめる目が乙女だったので恋人だと思っていたと言っています。
圭は照れていますね。
幸いに大輝に気持ちに気付かれる事はありませんでした。
彼が鈍感で助かったね。
圭はお礼としてサツキが描いた大輝、サツキ、圭が手を繋いでいる絵をもらいました。
澪はまだ姿を見せません。
彼女を探す事になりました。
澪は隠れた位置から三人の様子を観察していたのかもね。
それを愛に報告してどら焼きをゲットする計画なのかもしれません。

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第七章 清水さんと王様ゲーム
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天体観測の日になりました。
大輝が部室に到着するともう他の皆は来ていました。
昼間から集まった理由を愛が説明してくれます。
彼女は新生天文部の結束を固める為にレクリエーションを準備したと言っています。
王様ゲームをする事になりました。
運動関係だと圭が一人勝ちしてしまう。
知識関係だと陽介が一人勝ちなので運の要素が絡む王様ゲームにしたんだと説明しました。
澪が納得しています。
圭がイカサマを疑っていますね・・・愛なら何か仕掛けを仕込んでそうですよね。
証拠もないのに疑うなと言われて圭はゲームをしながら証拠探しをすると決めます。
ルール説明の為に澪が王様になって命令をする事になりました。
その結果大輝が抹茶どら焼きを澪に提供する事になりました。
澪は大輝は神様と言って崇めてくれました。
捕捉ルールとして王様の出した命令の妥当性に付いて当事者以外が検討できる事になります。
当事者以外が全員拒否すればお題の実行が拒否できます。
愛が王様になりました。
その結果、大輝と圭が恋人繋ぎをして校内の自動販売機まで出向きジュースを買ってくる事になりました。
ジュースを買う時以外に手を放すと最初からやり直しになるルールにします。
陽介は問題があるとお題の変更を要求しましたが澪が問題ないと認めました。
澪は圭のサポートをする気ですね。
圭はものすごい覚悟を決めて大輝と恋人繋ぎを始めました。
緊張している大輝は圭にそれを伝えました。
圭も内心は緊張しているんですけど知られたくないので慣れているので問題ないと答えます。
圭が恋人繋ぎに慣れていると知り大輝はモヤっとしています。
予想よりも学校に来ている生徒が多いので自動販売機まだ行くのに時間を要しました。
ジュース買って手をつなぎ直す事になります。
ここでも圭は勇気を振り絞る時間が必要でした。
大輝から慣れているのに変だよねと追及されると圭は恋人繋ぎは初めてなんだと真実を伝えます。
大輝の心の靄は晴れました。
部室に戻ると愛が途中で手を放さなかったか澪に質問しています。
大輝と圭の背後から澪が現れました。
彼女は二人を尾行して観察していました。
問題無かったと報告したのでお題はクリアとなりました。
愛が王様になります。
その結果、大輝が圭に壁ドンをしてカッコイイ台詞を言う事になりました。
台詞が思いつかない大輝は愛が考えた台詞を言う事になりました。
圭を壁際まで追い詰めて左手で彼女の顔の左横をドンします。
そして「もう逃げられないぞ」と言い放ちます。
圭は台詞をしらない筈無ですが「どうするつもりだよ」と言ってきます。
大輝は「ここまでしてるのに分からないのか?」と続けます。
圭が「わからねえよ」と答えると彼女の顔の右横を右手でドンします。
「お前を誰にも渡したくない。ずっと俺の側にいろ」と命じました。
圭は「なっ、なっ」って感じで言葉を失います。
愛がカットと割り込んでお題は完了となりました。
圭が放心状態になってしまったので休憩になります。
大輝に熱烈に迫られた感じになったので圭は放心状態です。
へたり込んで頬に手を当てています。
この状態なら圭が大輝ラブだと気付きそうなもんですが鈍感な大輝は気付きません。
圭が復活したので王様ゲームを続ける事になります。
陽介が最初にくじを引きたいと言いだします。
くじには愛が用意した割り箸を使っていました。
陽介が圭が疑っていた愛のイカサマに気付きました。
王様を引き当てて愛を指名します。
質問に正直に答えろと命じました。
愛はイカサマ方法を暴露される事になりました。
怒りマックスの圭が愛を部室の外に連れ出します。
愛のお陰で大輝に壁ドンされるって貴重体験が出来たんですけどね。
照れが大きく許しがたいようですよ。
愛の悲鳴が聞こえてきました。
苛烈な制裁を加えているようです。

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第八章 清水さんとタコパ
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昼ごはんを食べる事になり調理室に移動しました。
生徒だけで火や包丁を使えるのかって疑問が湧きますが問題ないと愛と陽介が答えます。
愛と陽介が準備していたのはタコ焼きでしたよ。
まずは愛が焼く事になりました。
澪、大輝、圭は美味しいとの感想を述べます。
陽介が俺には感想を聞かないのか?と質問してきます。
愛は陽介の胃袋を掴んでいるので聞く必要はないと答えました。
陽介が愛の作るものは何でも美味しいよなって感想を述べると珍しく愛が照れています。
圭は愛をやり込める好機と思って揶揄っていますよ。
順番に全員で焼いてみようと愛が提案します。
料理スキルが壊滅的な陽介と圭は自分が焼くのは勘弁して欲しいと答えます。
大輝が焼く事になりました。
愛に指導されながら焼いています。
大輝の作ったタコ焼きも美味しかったそうです。
続いて澪が挑戦する事になりました。
澪は具材として餡子を使いたいと言いだします。
他の四人は渋い顔をしていますね。
澪が不味かった場合は自分が全部食べると言って焼く事が決まります。
誰も食べようとしませんね。
愛が陽介にハイあーんをし始めました。
陽介が最初に食べる事になります。
意外と美味しいとの評価を下しました。
お返しに愛がハイあーんで食べさせて欲しいと要求してきます。
陽介から食べさせてもらい満足そうにしています。
愛が次は圭と大輝の番だねと言ってきました。
圭は挑発に乗るまいとしていますが煽られます。
安い挑発なんですが乗ってしまい大輝と食べさせ合う事になってしまいます。
大輝の意志は求められませんでした。
大輝からハイあーんで圭に食べさせる事になりました。
圭は甘いとの感想を述べるんですがタコ焼きが甘かったのかな?状況が甘々だったのかな?と揶揄われます。
最後に大輝が圭にハイあーんで食べさせて貰う事になります。
大輝はすっごく甘いとの感想を述べてますが味なんて分かりませんでした。
圭に食べさせてもらうって状況にドキドキでしたよ。

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第九章 清水さんと突然の来訪者
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天体観測の時間が迫ってきています。
顧問の湯浅先生もあと1時間くらいで到着するとのことです。
大輝のスマホに父親から電話が掛かってきました。
輝乃が大輝を連れ戻す為に学校に行くって書置きを残して居なくなったそうですよ。
父親は輝乃が来ていないか確認してきました。
入れ違いになるのを防ぐ為に大輝は部室で待つ事になりました。
大輝は妹の輝乃がここに来ようとしているって連絡だったと伝えます。
何で?って疑問が湧きました。
輝乃が部室にやって来ましたよ。
大輝が理由を聞き出そうとしますが一緒に帰ろうと言い出します。
圭が無理な要求をする輝乃を咎めます。
輝乃は圭の事を怖い人認定しました。
天体観測をしないで直ぐに帰ろうと我儘を言ってきます。
圭が大輝を無理矢理部活に引き込んだんだと咎めてきます。
大輝が叱ると泣きながら部室を飛び出していきました。
大輝が追いかけようとすると圭に止められます。
圭は行き先に心当たりがあるのか?と質問してきました。
大輝がないと答えると部員総出で捜索する事になります。
分散して捜索していたようですね圭が隠れている輝乃を発見しました。
輝乃は大輝が迎えに来ることを期待していたようでうねガッカリしています。
圭は輝乃から大輝を連れ戻そうとした理由を聞き出す事にします。
輝乃は部活を始めた大輝が以前よりも楽しそうにしている。
このままでは構って貰わなくなると怯えていました。
圭は馬鹿かお前は、と言って大輝が輝乃を蔑ろにする事はあり得ないと教えます。
説得力を持たせようとしていつも大輝を見ているから彼が輝乃を裏切らないと分かると伝えます。
大輝との会話に輝乃の事が良く出てくる事も教えました。
輝乃は少し安心したようですね。
ホッとしたのか泣き出してしまいます。
圭はお腹を貸してあげる事にします。
輝乃は圭の腹に顔を押しつけて泣きました。
輝乃は圭の優しさが理解できたのか距離が縮まります。
部室に向かう途上で大輝の事が好きなんでしょ?と質問してきました。
輝乃は圭が大輝の事をいつも見ているといった事から好意を持っていると予想したみたいです。
圭は誤魔化せなくなりますね。
部室に到着したので答えを言わずに済みました。
輝乃を発見したと愛に伝えてあったので他のメンバーも戻ってきていました。
大輝と輝乃がガシッと抱き合います。
大輝が捜索のお礼を言ってきました。
輝乃が圭に謝罪してきました。
深々と頭を下げてくるので圭が狼狽えています。
圭が許すと伝えると安心したようですね。
敬語もやめろと伝えると普通に話し始めます。
下の名前を聞いてきたので圭だと教えいます。
輝乃は圭お姉ちゃんと呼んでも良いと聞いてきました。
お姉ちゃんって響きに圭が感動しています。
テレテレで好きに呼べと伝えたので輝乃は圭お姉ちゃんと呼ぶ事になります。
愛が私は何て呼ぶの?と質問します。
輝乃は「えっと、愛おばさん?」と答えました。
少し間があったので色々と今後の関係性の変化を思い描いているような?
17歳でおばさん呼ばわりされた愛が激しい衝撃を受けています。
澪の事は「澪さん」と呼ぶ事になりました。
輝乃が圭に耳打ちしてきました。
「私、圭お姉ちゃんのこと応援しているから」幼女に励まされてしまいましたね。

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エピローグ 清水さんと星空
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大輝は輝乃を連れて天体観測しないで帰ろうとしています。
輝乃を一人で帰すのは不安なので仕方ないですね。
湯浅先生が到着して輝乃の存在に驚いています。
陽介から説明する事になりました。
圭と澪は愛が説明するよりも100倍マシと言っています。
陽介が部室に戻ってきました。
天体観測は中止になるかと危ぶまれていたんですが湯浅先生は決行を決めます。
それだけではなく大輝の父親と相談して輝乃も天体観測に参加できるようにしてくれました。
湯浅先生は天文部が努力していた事を知っているので天体観測をさせてあげたかったと言っています。
湯浅先生が屋上の鍵を大輝に渡してきました。
自分は部室で待っているので後は任せたと言っています。
生徒だけにしてくれるのね。
愛が圭に耳打ちしてきました。
約束を果たして大輝と二人きりにしてあげると言っています。
圭は愛も陽介と二人きりになりたいのでは?と考えます。
屋上に入れる機会は貴重なんですが愛は約束を果たすと言っています。
これからも陽介にアプローチするので心配は要らないと言っていますね。
愛が他の部員をさり気なく部室に戻らせて圭と大輝を二人きりにさせてくれる事になりました。
大輝は星空を眺めるのに集中していたので自分と圭しか残っていない事に驚いています。
大輝がこれまでの圭の行動に対するお礼を伝えてきました。
圭と一緒に入った天文部での活動は楽しかったのでお礼を伝えたかったそうです。
圭と一緒にいる時間はとても楽しいとも伝えました。
圭も覚悟を決めたようですね。
彼女も大輝と二人で居る時間は嫌いじゃないと答えました。
テレテレになっている彼女は余裕を失っていますね。
告白の大チャンスなんですが行動に移せません。
勘違いするなよ、嫌いじゃないだけだからな、深い意味なんてないからな!と強調してます。
これは余計な一言だったよね。
気押された大輝は分かったと頷きますが内心は混乱しています。
二人は愛が呼びに来るまで並んで星空を眺めていました。
壁ドンまでしたのにねー、もっとこう、告白イベント的な何かが欲しかったよね。
圭は意外と大輝と二人きりに成れて満足だったのかもしれない。

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電子書籍特典
底花先生書下ろし短編『清水さんと休日の朝』
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珍しく休日に早起きした大輝は散歩に行き事にしました。
街の様子を眺めながら歩いているとジョギング中の圭と愛に遭遇しました。
普段は圭一人でジョギングしているそうですが愛がどうしても一緒に行きたいと言い出したそうです。
一人でジョギングなんて速攻で心が折れると自信満々に言っています。
愛は夏にプールや海に行くためにパーフェクトボディを手に入れる為にジョギングする事にしたんだそうですよ。
そんなにお腹が出ているとは思えないんですが切実な問題があるようだ。
一緒に走ろうと大輝を誘ってきました。
圭が難色を示していますね・・・大輝も即答できませんでした。
近くの公園で休憩しながら考える事になります。
愛がファッションの感想を求めてきました。
大輝はジーっと二人を観察して感想を纏めています。
愛からそんなに真剣に見つめると圭が溶けてしまうぜと注意されます。
圭は真っ赤になっていますね。
大輝は愛と圭のジャージ姿に関して的確な感想を返しました。
圭のポニーテールに関しても褒めています。
愛は満足そうにしていますね。
圭は照れています。
自分が参加することで二人のジョギングペースを乱したくないと考えた大輝は一緒にジョギングを断りました。
公園で別れる事になります。
大輝が見えなくなると愛が圭に問いかけてきます。
大輝と一緒にジョギングしなくても本当に良かったのか?と聞いてきます。
圭が愛の想定を超える可愛い拒絶理由を述べてきます。
ジョギングすると汗をかく事になりますね。
圭は大輝と一緒にジョギングする事で汗臭い女の子と思われるのが嫌だったそうです。
可愛すぎる答えに愛の圭ラブ度が急上昇してしまいます。
「私の妹の可愛さが留まるところを知らないんだが!」と叫んでいます。
思わず圭に抱きつこうとしてきました。
この気持ちは分かるね。
本当に圭って乙女だよね。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
恋愛5
照れ5
鈍さ5
イチャラブ4
ラッキースケベ1


AmazonLink: 隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた2【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)

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