ラノベの感想) キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 第12巻 (富士見ファンタジア文庫)
概略:
イリ―ティアが動き始めます。八大使徒の前に現れた彼女は楽しそうにしていますね。イリ―ティアが裏切る可能性が高いと考えていた八大使徒は罠を仕掛けてありました。イリ―ティアを目の前にしても余裕があった所以ですが期待外れの結果に終わります。イリ―ティアは星霊使いを越えた存在に変化していましたよ。対星霊使い用の兵器では彼女に痛痒を与える事は出来ませんでした・・・
レーベル:ファンタジア文庫
発行日:2021/10/20
著者:細音 啓
イラスト:猫鍋蒼
ISBN:978-4-04-074078-2
雰囲気:焦り、黒幕退場、激突、遭遇戦、一人、奮起、迷い、共闘志願
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始祖を追いかけアリスが帝国に向かっています。
第七検問所で倒れ伏している帝国兵と星霊部隊を発見しました。
双方ともに傷が無く戦った形跡がありませんでした。
当初は始祖が攻撃を始めたと考えたのですが密偵からの連絡で帝都よりも近い第八検問所に向かう事にします。
向かった先で思わぬ人物と遭遇する事になります。
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イリ―ティアが地下5000メートルに在る帝国議会に現れました。
彼女の怖さを理解しているのですが八大使徒には余裕がありました。
彼らはイリ―ティアが裏切ると予期し彼女を封じ込める為の檻を準備してあったからです。
自分からやってきたイリ―ティアの事を籠に飛び込んできた小鳥と呼んでいます。
余裕があったのはそこまででした。
一旦は籠に閉じ込められ八大使徒が使える最大の攻撃力で襲われます。
八大使徒は巨星兵を出してきましたよ。
星霊エネルギーがイリ―ティアの弱点になっていると考えている彼らは彼女に大規模な星霊エネルギーを照射しました。
イリ―ティアが消し飛んだと考えて安心したようですが彼女は無事だったよ。
余裕の表情でそれだけ?と聞いてきました。
八大使徒は自分達には彼女を止める手立てが無い事を理解します。
命乞い(精神生命体になっているので表現がおかしいか?)をしたのですが彼女は気に留めません。
あっさりと八大使徒が使っているモニターを破壊しました。
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イリ―ティアは八大使徒を倒したと考えたようですが彼女の騎士がやって来て忠告してくれます。
イリ―ティアの騎士とは使徒聖の第一席「瞬」のヨハイムでした。
ヨハイムは八大使徒はそれ程諦めが良い奴らじゃないと言っています。
モニターの破片に潜んでいて再起を狙っていると指摘しました。
考えがバレてしまった八大使徒は焦りまくりです。
モニターの破片が明滅していますね。
イリ―ティアは立ち去る事にしました。
八大使徒は見逃して貰えたと喜んだのですが直後に天井が崩れて来て破壊され消滅する事になりました。
呆気ない最後でしたよ。
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八大使徒を倒したイリ―ティアが次の動きにでます。
彼女は皇庁に向かおうとしたのだろうか?第八検問所でゾア家の襲撃組と遭遇する事になりました。
イリ―ティアは黒い影の様な外見に変貌しています。
彼女の能力が見えたのだろうねキッシングが悲鳴を上げています。
キッシングの恐れようから仮面卿は敵が強い事を察します。
敵から親し気に仮面卿と話しかけられ怪訝顔です。
自分だと認識して貰えなかったと分かりイリ―ティアが残念そうな顔をしています。
化け物の正体がイリ―ティアで彼女が検問所の帝国兵を倒したと知り仮面卿は彼女を利用しようと考えました。
内心では怖くてたまらないようですがゾア家の指導者として弱腰にはなれません。
強気に共闘を申し込むのですが無残にも断られてしまいます。
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イリ―ティアは帝国を滅ぼすがそれだけでは自分の目指す世界には足りない。
皇庁も邪魔だから滅ぼす事にするぜと言われてしまいます!!
第一王女の彼女から皇庁を滅ぼすと言われて仮面卿は一瞬思考停止に陥っています。
彼の切り替えの早さは良いね、イリ―ティアは敵と判断して連れていた精鋭部隊と共に最大の攻撃を放ちます。
キッシングも攻撃に加わりました。
イリ―ティアの強さが分からない上、怖いと感じている彼女は全力の棘攻撃を放ちました。
イリ―ティアの姿が消えたので安心したようです。
配下の部隊から拍手が沸き起こります。
仮面卿が拍手を止めるように命じたのですが一人だけ続ける者が居ました。
見るとイリ―ティアが無事な姿で拍手をしていました。
イリ―ティアは仮面卿たちを無慈悲に倒す事にします。
彼女の持っていた声の星霊は歌へと進化していました。
星の鎮魂歌を聴かせてあげると言って仮面卿たちを意識不明の状態に陥れました。
攻撃を受ける寸前に仮面卿はキッシングだけを逃がす事にしました。
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帝国に向かった始祖エヴとイスカとジンの師匠であるクロスウェルが国境で対峙する事になりました。
二人は100年ぶりに再会したのですが険悪なムードですね。
クロスウェルはエヴの説得を図っています。
エヴが寝ていた間に星の災厄を倒せる可能性を見つけ出したと教えます。
イスカの事だね。
エヴがイスカと戦ったと聞いていたのでイスカをどう思ったのか問いかけます。
これまでの星霊使いを憎むだけだった帝国兵とは違っただろと言われてエヴが言葉に詰まっています。
エヴはイスカが彼女の事を魔女と呼ばなかった事を思い出したようです。
それを認めるのは嫌なのか?覚えていないと言って戦い始めています。
エヴは帝国の破壊を目論んでいるのですがこの時すでに八大使徒はイリ―ティアによって葬られています。
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ユンメルンゲンがイスカやシスベルを連れて帝国議会にやって来ました。
到着した時はイリ―ティアの襲撃後で八大使徒が滅んだとの予想が立ちました。
その場で何が起ったのか知る為にシスベルに星霊を使って貰います。
そこでイリ―ティアとヨハイムが八大使徒を倒す姿を見る事になりました。
イリ―ティアが怪物に変化する姿を見たシスベルは心が折れそうになっています。
ユンメルンゲンはイリ―ティアが最終的に何に成るのか分かっているようですね。
彼女を追う言っています。
イリ―ティアを倒せるのは星剣を引き継いだイスカだけだと言っていますね。
イリ―ティアを追うと伝えるとシスベルが同行を申し出てきました。
彼女は姉であるイリ―ティアを説得したいと言っています。
ユンメルンゲンは懐柔できる可能性が極小でもあるならという理由でシスベルも連れて行く事にします。
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第八検問所にやって来たアリスが倒れている仮面卿を発見します。
周囲を見ると帝国兵と星霊部隊が倒れていました。
争った形跡が無い事に不信感を抱きます。
そこに異形の化け物が現れて声を掛けてきました。
一目見たアリスが悲鳴をあげています。
化け物はアリスの反応にショックを受けているようですね。
化け物の仕草や話し方からアリスはイリ―ティアであると気が付きます。
アリスはイリ―ティアが怖くて仕方ないようですね。
それがイリ―ティアを良い気分にしているようですよ。
これまで強者と仰ぎ見ていたアリスが自分に恐怖を抱いている事が快感なようです。
アリスは仮面卿まで攻撃した理由を問いただしました。
イリ―ティアから思わぬ返答を貰う事になります。
彼女は皇庁こそ弱い星霊使いに取って倒すべき敵だと断言します。
帝国を打倒するまでなら強い星霊使いが求められるのも分かる。
帝国打倒が叶ったとしても強い星霊使いへの信仰はより強くなるだけと指摘されます。
アリスは反論する言葉を持っていませんでした。
アリスはイリ―ティアを皇庁の敵と認識して戦闘を始めますが軽くあしらわれる事になりました。
イリ―ティアは単独でもアリスに勝てたようですが彼女への優越性を示したかったのかヨハイムの助けを借ります。
自分には騎士ヨハイムが居るがアリスには誰も居ない。
それが自分とアリスの決定機的な差だと言っています。
この発言がアリスの心に影を落とす事になります。
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ユンメルンゲンの星を守る星霊を使い一瞬で第八検問所に移動しました。
破格の能力に燐が驚いています。
そこで倒れている帝国兵と星霊部隊を発見しました。
仮面卿を発見して訝しむ事になります。
燐とシスベルが倒れているアリスを発見しました。
呼びかけるとアリスは目を覚ましたね。
イリ―ティアはアリスに手加減してくれたようですね。
イスカが居る事にアリスは驚いていますね。
イスカもアリスが帝国に来ている事に驚いています。
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そこにふらふらした足取りでキッシングがやって来ました。
イスカ達は彼女が強敵と知っているので素早く攻撃体制を取りますが様子が変です。
彼女は意識を失っている仮面卿の元に向かい泣き崩れました。
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何が起ったのかシスベルの星霊で再生する事になります。
日に何度も長時間の再生を行うのはきついんですと文句を言ってきますね。
ユンメルンゲンは帝国で一番おいしいケーキを奢ると言って買収を図っています。
シスベルはあっさり買収されていますね。
シスベルが星霊を使う前にイリ―ティアが現れました。
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シスベルはイリ―ティアのこれまでの凶行を知っているので糾弾を始めます。
イリ―ティアは聞き流しているなー。
さらにクロスウェルとエヴがやって来てイリ―ティアを攻撃します。
クロスウェルがイスカに星剣ならイリ―ティアを倒せると助言しますね。
イスカがイリ―ティアに斬りかかりますが少し傷を負わせるに留まりました。
星剣で切られた場所は再生が始まらないようですね。
戦力的に不利と悟ったイリ―ティアは逃げる事にします。
敵に背を向ける事を躊躇しないイリ―ティアの態度にアリスが驚いています。
この辺はアリスが強者として生きてきた所以ですね。
弱者として生きて来たイリ―ティアは戦術的撤退を厭いません。
イリ―ティアは少し意地悪をする事にします。
星霊を変化させた二体の虚構星霊を残していきました。
海の虚構星霊と地の虚構星霊です。
二体だけで帝国と皇庁を壊滅する事ができると言い残してヨハイムを連れて消えました。
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イリ―ティアは底意地が悪いよねー。
物凄いナイスボディの超絶美人なだけにショックだよー。
一方の星霊は星霊での攻撃を跳ね返し、他方の精霊は物理攻撃を跳ね返す性質を持っていました。
イスカ達は物理攻撃担当と星霊攻撃担当に別れて攻撃が有効な相手と戦う事にします。
燐はゴーレムを作り出し物理攻撃を担当する事にします。
自分に代わり璃酒をアリスのサポートに就ける事にしました。
璃酒はアリスに人工星霊使い出るとばらされてしまいます。
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ユンメルンゲンは戦う力が無い者を連れて非難する事にします。
倒れている星霊部隊も連れて行く事にします。
ユンメルンゲンから共闘するように命じられたので璃酒が頑張っていますね。
アリスの危機を星霊の糸で救てくれます。
璃酒の糸で星霊を捉えている間にアリスの氷柱で倒そうとしました。
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戦闘中にミスミスが星霊使いとして覚醒します。
彼女は周囲の状況が分からなくなっているようですね。
危うく攻撃を受けるところだったのですが燐がミスミスを助けています。
二体の精霊は一対の存在でした。
追い詰められると位置を入れ替えて来ました。
攻撃途中だったイスカやアリスは攻撃を止める事になっています。
戦況を観察したジンが大きな役割を果たす事になります。
彼は物理攻撃を反射する星霊を狙撃して跳弾を起こさせました。
跳ね返る角度を計算して跳弾を物理攻撃が有効な星霊に当てています。
ミスミスの風を操る星霊が弾道を補正したのかな?
一体が破壊されたので残りも倒される事になりました。
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戦闘が終わったので事後処理が始まりました。
場所が帝国内だったので倒れている星霊部隊は帝国の研究所に搬送される事になりました。
唯一意識を保っているキッシングも一緒に連れて行かれる事になります。
ユンメルンゲンはエヴを帝都に誘いますよ。
彼女に共闘したいと申し出たのですが断られますね。
イリ―ティアという強敵を前にしてもエヴのわだかまりは消えなかったようですね。
帝国に居るのは嫌だと言って帰ってしまいます。
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ユンメルンゲンはアリスを誘う事にします。
イリ―ティアが何に変化したのか教えてあげると言って帝都に誘います。
アリスが躊躇を見せるとユンメルンゲンはアリスにイリ―ティアを倒して貰おうと考えていると伝えます。
そのためにイリ―ティアの情報を伝えたいと言っています。
アリスが躊躇っているとシスベルが自分が帝都に行くと言い出しました。
戦闘のサポートにはうってつけだと売り込んでいます。
ビビっているアリスに代わって自分が帝国に残ると言っています。
シスベルにイリ―ティアを恐れていると指摘されてアリスが残る事を決めました。
二人は璃酒に連れられて帝都に向かう事になりました。
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ミスミスの部隊は所属を変える事になりました。
帝都にやって来たアリス、シスベル、燐の監視役として彼女達が匿われる天守府(ユンメルンゲンの家ね)に出入りする為です。
璃酒からイリ―ティアが帝国議会に向かう時に帝国軍の中央基地を通ったので帝国軍は二割を昏睡させられたと教えられます。
軍が機能を失うのはその三割が失われた時だそうですから帝国軍は瓦解寸前です。
そんな状態で皇庁に攻撃を受けるとひとたまりもありません。
皇庁への人質としてアリスとシスベルを天守府に誘った側面もあるそうです。
アリスとシスベルもその辺は理解しているそうですよ。
二人とも打倒帝国なんて言ってられない事態と認識しているのね。
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研究所に収容されたキッシングの元にニュートン研究室長がやって来ました。
彼は新たな星霊症のサンプルが手に入った事で浮かれています。
イリ―ティアの攻撃を見て意識を保っているキッシングから話を聞こうとやって来ました。
ニュートンを目の前にしてもキッシングは無反応です。
イリ―ティアの名を出すと恐怖を示す事が確認できました。
しかしそれだけキッシングからは有効な情報を引き出せませんでした。
キッシングが捕まったと聞いて彼女と戦い引き分けに終わった使徒聖第三席の冥がやって来ました。
冥はキッシングを挑発して再戦しようと目論んでいたようですが肩透かしに終わります。
キッシングの様子を観察した冥は彼女の心が折れてしまった事を察しました。
詰まんないと言って帰って行きました。
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夜一人になったキッシングが仮面卿の様子を見に来ました。
彼の焼け駄々れた顔の傷に触れて彼を起こそうと試みていますが反応はありませんでした。
キッシングは仮面卿が二度と目覚めないと察しているようです。
彼が再起不能となり一人きりになってしまった事を恐ろしく感じています。
キッシングは仮面卿を昏睡させた難きイリ―ティアに復讐する事を決めます。
どんな手でも使うと言っているのが怖いなー。
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天守府にやって来たイスカとジンが冥と再会しました。
冥は天守府内部の警備に当たっているそうですがヤル気がありません。
キッシングが腑抜けていた事が余程ショックだったようです。
イスカとジンにアリス、シスベル、燐の監視任務を丸投げにしました。
ユンメルンゲンの部屋に入ると寝ようとしている彼に燐とシスベルが纏わりついています。
ユンメルンゲンはアリス達が天守府に逗留する事になったので部屋の改装の許可をだしました。
破格の対応ですねー。
燐は家具が来ていないと文句を言い、シスベルはぬいぐるみを注文したいと言っています。
二人の姿を見たジンがペットとじゃれつく子供のようだと不遜な感想を漏らしています。
アリスの姿が見えなかったのでイスカが彼女の部屋に向かう事になりました。
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アシルは部屋の隅に座りイリ―ティアに指摘された言葉の意味を考えていました。
イリ―ティアにはヨハイムという騎士がいます。
一人で戦ってきたアリスには騎士が居ません。
それが自分とアリスの差でありアリスが勝てない理由だと言われました。
アリスは家臣や家族とは違う存在だと言っていました。
アリスには騎士って言葉の意味が分からないようです。
そこにイスカがやって来ました。
イスカの顔を見たアリスはイスカに騎士になって貰おうと一瞬考えたようですが言い出せませんでした。
イリ―ティアから騎士は魔女を守る存在だと聞いていたのでイスカとの関係が壊れる考えたようだね。
アリスはイスカとの好敵手(ライバル)って関係を心地よく感じていますからね。
イリ―ティアの言ったどんな時でも守ってくれる騎士って存在は色事方向に偏っているようにも思えるんだけどねー。
イリ―ティアとヨハイムはイチャイチャしているのだろうか?
だとすると物凄く羨ましいな、イリ―ティアの魅惑ボディを独り占めだぞ。
アリスは思いの外お子様なようですね。
イスカもアリスがイリ―ティアの事を考えていたと察するのが限界でした。
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そこにミスミスからアリスが暴れているとの報告が入ります。
イスカが目の前で大人しくしていると告げるとミスミスが混乱していますね。
ミスミスは純血種が暴れていると聞いてアリスと考えたようです。
アリスはミスミスに武闘派と認識されているようだね。
イスカはキッシングの事だと理解します。
アリスを天守府に残してキッシングの元に向かう事にしました。
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名乗りを上げたキッシングにイスカが知っていると返します。
キッシングから意外な言葉が飛んできます。
不公平だから名前を教えろと言われたぞ。
イスカと告げると戦争をしましょうと言われました。
イスカとキッシングの戦闘が始まりました。
イスカは彼女が爆発物を使うと警戒していました。
ここでキッシングが搦手を使って来ました。
彼女はイスカの思考を爆発物を警戒するように誘導したようだね。
閃光弾手榴弾を転がしてきました。
イスカは純血種では搦手を使う相手が居ると驚きます。
イスカは一時的に視覚を奪われたのですが攻撃を続けました。
見えない筈なのに突進してくるイスカに今度はキッシングが驚愕しています。
イスカの星剣がキッシングの首に添えられます。
キッシングが攻撃態勢を解除して謝罪してきましたね。
彼女はイスカの戦闘能力を確かめたかったと言っています?
イスカに共闘を申し込んできましたよ。
自分の棘をすべて差し出すから一緒にイリ―ティアと戦ってくださいとお願いしてきました!!
あのキッシングがねー。
本当に手段を選ばなくなったな。
キッシングはアリスが言えなかった事を言ってきたぞ。
これは色々と不味い事になりそうじゃないか?
キッシングは戦力になりそうなのでユンメルンゲンは歓迎するだろうからね。
アリスはキッシングに先を越される事になるのかー。
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ユンメルンゲンが悪夢を見ています。
夢の中で正夢と理解しています。
星の中心で眠っている星の民が「星の終末」と恐れる災厄から星霊が地上に逃げた事で星脈噴出泉(ボルテックス)が出来たようだぞ。
地上に逃げ出した星霊は単独では生きられないので人間に憑依する事になり星霊使いが生まれる事になったのね。
酷く怖い顔でユンメルンゲンはうなされていたようです。
心配したシスベルに起こされました。
ユンメルンゲンはアリスと燐を連れて来るように頼みます。
夢で見たこの星の元凶の話をしたいと言っています。
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 友情 | 愛情 | ラッキースケベ |
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キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 12 (富士見ファンタジア文庫)
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