ラノベの感想) キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 16 (富士見ファンタジア文庫)
概略:
星の中枢に向かったイリ―ティアを止める為に帝国と皇庁が共闘する事になります。
アリスはイスカと一緒に戦えると喜ぶんですがミラベア女王は別々に行動する事を決めます。
アリスはイスカとどちらが先に星の中枢に到達できるのか競う事にします。
別々の星脈噴出泉から星の中枢を目指して落下を始めました。
それぞれの指揮官であるユンメルンゲンとミラベアが分断されてしまいます。
ユンメルンゲンとミラベアが出会い一緒に行動する事になるぞ。
長生きしている分ユンメルンゲンが主導権を握っているぞ。
帝国組、皇庁組、それぞれが粘液状の怪生物に襲われます。
レーベル | ファンタジア文庫 |
発行日 | 2024/10/19 |
著者 | 細音 啓 |
イラスト | 猫鍋蒼 |
ISBN | |
雰囲気 | 協力、競争、落下、探索、激闘、合流、爆発、転移 |
帝国に居るアリスに女王ミラベアから連絡が届きます。
天帝ユンメルンゲンの提案に乗り帝国と皇庁が協力してイリ―ティアに対抗すると決まります。
双方から決死隊を募りイリ―ティアを追って星の穴に飛び込む事が決まります。
アリスはイスカと一緒に戦えると喜ぶんですがミラベアに否定されますね。
ミラベアはアリス達に皇庁に戻ってこいと命じてきました。
100年近く敵対している皇庁と帝国が手を取り合っていると民衆に知られるのは不味いと考えたからです。
ミラベアはユンメルンゲンと初めて話したばかりなのでイマイチ信用できないようです。
協力はするが一緒に行動はしたく無いと考えています。
女王の命令なのでアリス、シスベル、キッシング、ミゼルヒビィは従うしかありませんでした。
彼女達は皇庁に戻ってから皇庁領内に存在する月蝕(エクリプス)という星脈噴出泉(ボルテックス)から星の中心を目指す事になります。
アリスはイスカとどちらが先に星の中枢に到達できるか競う事にしました。
相変わらず愛情表現が稚拙ですよねーそこが可愛いんだが。
帝国側は帝都に存在する星脈噴出泉から星の中心に向かいます。
帝国側はサポート部隊を連れていますね。
これは星霊を使えないからな?
ニュートン室長がサポート部隊を率いているんですが未知への探求ができると大喜びしています。
悲壮感がないんだよなーとっても楽しそうです。
ユンメルンゲン、イスカ、ジン、音々、ミスミス、璃酒、冥、ニュートン率いるサポート部隊って構成で穴に落ちました。
皇庁側は少数精鋭ですよ。
ミラベア、アリス、シスベル、燐、キッシング、ミゼルヒビィだけで星の穴に飛び込みました。
強い星霊使いでなければ犠牲者が増えるとの考えからです。
落下距離がとてつもなく長いので一直線に底まで落ちると潰れてしまいます。
その問題は星の中枢から吹き上がる星霊エネルギーの流れに乗って緩和する事になりました。
帝国側は全員をロープで繋いで迷子にならないように備えていました。
落下中に衝撃が走りユンメルンゲンと繋がっていたロープが切れてしまいます。
ユンメルンゲンだけが違う場所に飛ばされてしまいます。
皇庁側は個人能力に自身があるようでバラバラに飛び降りました。
ミラベアの星霊で空気の膜を張り落下速度を調整しながら落ちていきます。
何者かの襲撃がありミラベアだけが分断されてしまいます。
アリス達から分断されたミラベアは離れた場所に転送されてしまいます。
バラバラになったら星の中枢を目指すと決めてあったので下に向かう為の穴を探しています。
そこでユンメルンゲンと遭遇する事になりました。
ミラベアの方は敵意が強めなんですがユンメルンゲンは共闘姿勢を示してきます。
長生きしている分だけ余裕があるようだ。
星霊に関してもミラベアよりも詳しいね。
自分たちを分断したのが転移の星霊の仕業だと教えてくれます。
ミラベアは自分よりもユンメルンゲンの方が星霊の特性に詳しい事実に不満そうです。
ユンメルンゲンから皇庁の始祖と同じ時代から生きていると言われて納得するしかないみたい。
二人は下を目指す事にします。
ユンメルンゲンと分断されてしまいますが璃酒は心配していません。
天帝なら何となするでしょと言っています。
横穴を見つけたので探索してみる事にします。
星の地下には危険な生物が生息している可能性があるので危険回避の意味がありました。
危険な生物の存在は確認できなかったんですが足元の地面が抉れている痕跡を発見しました。
何か巨大なモノが移動したような跡に見えます。
痕跡の先から巨大な地竜が飛び出してきました。
皮膚が固く銃弾ではダメージを与えられません。
大きな破壊力がある武器は爆弾しか持っていませんでした。
場所が地下なので衝撃で天井が崩れて生き埋めになってしまう可能性がります。
ミスミス部隊は一斉に逃げ出します。
周囲を警戒しつつ星脈噴出泉が噴出するのを待っていた璃酒たちと合流して穴に飛び込みました。
無駄な戦いをしないのは良い判断だったね。
ミラベアと分断されたアリス達も横穴を発見して探索を行います。
そこで黒い粘液状の敵に襲われます。
ミゼルヒビィの右腕に絡みついてきました。
ミゼルヒビィが星霊の力を使うと剥がれ落ちます。
キッシングが重要な事に気が付きました。
一緒に居たのに自分だけが襲われなかった事に気が付きます。
粘液状の敵が星剣を嫌がっていると気が付きます。
彼女はイスカが所持している星剣の劣化版と言えるナイフを持っています。
星剣が有効だと分かりました。
キッシングは冷静で良いですね。
穴に飛び込んで逃げ出したイスカ達が黒い粘液状の敵に襲われます。
イスカの星剣が有効だと分かったんですが斬れません。
粘液状の生物は斬られる寸前に自分の身体を分割して攻撃を避けています。
璃酒の使う糸の星霊で包み込んで拘束してから斬る事も試すんですが逃げられます。
粘液状の敵は璃酒の紡いだ糸を切る事ができました。
倒し方が分からず困っていると敵が風船の様に膨らみ始めます。
中には生物を異形に変える毒素が入っています。
破裂されると全滅してしまう危機に陥ります。
ミスミスが星霊を使い毒素を中和するフィールドを形成してくれました。
フィールドを張っていられる間に倒す必要があるんですが有効な手段がありません。
ジリ貧状態だったのですが此処でアリスが登場します。
燐が助けてくれたアリス様に礼を言えと主張してきます。
ミゼルヒビィが居るので倒す方策が出来ました。
彼女は他人の星霊を強化する事ができます。
ミゼルヒビィが璃酒の星霊を強化して敵を拘束する糸の強度を上げます。
逃げられない敵を冥とキッシングが砲撃によって削ります。
目的は敵の核を探し出す事です。
二人の砲撃のより核が露わになりました。
アリスとイスカが同時攻撃で二つの核を破壊して敵を倒しました。
お互いの現状を確認していると横穴の奥からユンメルンゲンとミラベアが出てきました。
二人が並んで歩いてくるのを見た一同は驚いています。
帝国のサポート部隊は未合流ですが主力メンバーは揃いました。
此処からは一緒に行動しようと決まりますが何者かの攻撃を受けます。
ここに集めたのは自分たちの意図によってだとか言ってたな。
イスカには何者かの声に聞き覚えがあるようです。
爆発が起こり地面が消失しますね。
ユンメルンゲンは転送の星霊を使えるので一同をバラバラに転送しました。
折角合流できたのにまたバラバラになりました。
イリ―ティアはヨハイムに抱きしめられながら星の中枢に向かった落下中です。
満足感に浸ってますね。
順調に落下中の二人は星の中枢に到着したようだぞ。
目的だった厄災と融合しようとしているみたい。
イスカ達は間に合わないのか?
一人になったユンメルンゲンが襲撃者が誰だったのか考えています。
元から彼はその存在に気付いていたみたいだね。
出ておいでと告げると滅んだと思われていた八大使徒が現れました。
中枢で最後の決戦となるのか?
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
戦闘 | 5 |
友情 | 3 |
愛情 | 3 |
ラッキースケベ | 1 |
AmazonLink: キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 16 (富士見ファンタジア文庫)
コメント
コメントを投稿