ラノベの感想) オーバーロード 第10巻 謀略の統治者
アルベドがアインズの寝室でベッドに潜り込み色々と致そうとしてますね。
はっと、自重してますよ。
最近、回数が増えているそうだぞ、下腹部に伸びる手だってー!!
アルベドは、アインズが魔導国をどのような国にしていくのか疑問を持っている様だぞ。
アルベドはアインズの行いに従う積りのようですね。
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「Prologue」
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アインズはアルベドに呆れられる事を常に心配しているのですが、全くの杞憂ってやつですね。
たった一つの事を除けばとありますが、なんだろね?
アルベドは魔導国の方針をさっさと決めた方が良いと考えているのかな?
周辺諸国の状況が分からないので、この考えも分かりますがね。
周辺国の実情をしれば、ノンビリやっても問題無いと分かるんだけどね。
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「1章 アインズ・ウール・ゴウン魔導国」
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アインズは支配下に置いたエ・ランテルに住処を移しました。
元はエ・ランテルの都市長の住居でした。
アインズは立派な住処だと思っているようですが、アルベド達MPCには不評でしたね。
アインズが住むにはみすぼらしいとの事でした。
防衛の観点からも不十分と言ってますね、この意見は確かにそうだなと思いますね。
しかし、警戒心が強過ぎな感がしますね。
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アインズは新たな住居のベッドから良い匂いがしない事を残念に思ってますね。
ナザリックのおアインズの部屋のベッドの匂いはアルベドが付けたモノなんだけど、アインズはまだ事実に気が付いてませんよ。
事実を知った時の彼の反応は楽しみですね。
喜ぶに飛び上がるのか?恥ずかしさに悶えるのか?
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アインズは身の回りの世話をメイドにやらせる事になってますね。
まだ、慣れていないようですが、王者としての振る舞いを心がけているようです。
アインズは帝国の皇帝ジルクニフを参考にしているようだ。
ジルクニフの振る舞いが王者として堂に入っていると思ったようだぞ。
この考えをジルクニフに教えて上げたいね、これを知ればジルクニフの行動も少しは変わって早まった事をしないで済んだかもしれない。
アインズは上に立つ者として配下の者の忠誠心を満たす為に、無駄と思いつつも彼らの行動を束縛しないように腐心してます。
ドアくらい自分で開けるよと思ってますが、メイドのドアを開けてアインズを迎えいれた時の満足顔を思うと彼女たちの仕事を奪えないようです。
更に云うなら、NPCの働きに対してありがとうと言いたいようだけどけ、支配者なのでそれもやり難いようだね。
軽く礼を言っただけで、NPC達は、大喜びですからね。
彼らの行動は一々大袈裟なんだよね。
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アインズは魔導国の行く末を決めかねてますね。
街を見て回り活気が無いのを悲しく思ってますね。
アインズは魔導国を人間以外の種も差別を受ける事の無い国にしたいようですね。
これはギルドの方針に近いですね、異形種歓迎って事ですね。
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アインズは冒険者組合の組合長を訪ねます。
これは単なる思いつきからの行動だったのですが、なぜか話が旨く転がりますよ。
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アインズが訪ねた時に丁度、冒険者組合の組合長アインザックと魔術師組合長のラケルシが密談をしてたんだよね。
ラケルシはアインザックの部屋に隠れます、アインザックとアインズは応接室で話す事になりました。
アインズはモモンとしてアインザックと懇意にしていたので、アインザックの私室に招かれない事を寂しく感じて自嘲の笑みを漏らしました。
これをアンザックとラケルシが勘違いしてくれて、アインズに都合よく運びます。
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アインズはアインザックに冒険者組合を魔導国の傘下に収めて、新たな仕事を割り振ると提案しました。
冒険者には世界を冒険して貰い、未知を既知にして貰うと計画を語ります。
傘下に置くので、冒険者の育成も行うとも言ってますね。
現状の冒険者は国家に属しませんが、やってる仕事は主にモンスターの討伐です。
この現状にアインズはガッカリしてたのは事実でした。
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アインズは冒険者を使い魔導国を世界に宣伝して貰う積りでした。
知らない事も多いので冒険者本来の仕事をさせて情報を集めようと考えたようだね。
さらに、交流の無い文化圏と遭遇した場合に、配下のNMPたちでは戦闘になり全滅させてしまう恐れもあるからなね。
冒険者には、まず交渉により友好的に国交を開いて欲しいようでした。
アインズはアインザックが提案に乗って来るか心配だったようですがアインザックはアインズに心酔してしまいますよ。
彼も元は冒険者だったよです。
アインズの未知なる地域の探検任務と聞いて冒険心を思いだしたようですね。
アインズに全面的に協力する事になりますよ。
アインザックはアインズの求めていた自分の考えに反対意見を出してくれる貴重な人材になりますよ。
アルベドやデミウルゴスは頼りになりますが、アインズに対して否定的な意見は言ってくれないからね。
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隠れて隣の部屋でアインズとアインザックの会話を聞いていた事がアインズにバレたと勘違いしてしまった、ラケルシもアインズの考えに従う事にしたようだね。
知ってて見逃すアインズは寛大で、王者の風格があると思ったようだね。
モモンに似ていると言ってましたが同一人物ですからね。
ラケルシは人を見る目がありそうだね。
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アインズは朝の業務としてアルベドの今後の方針を撃ち合わせているようだぞ。
アインズは自分の意見を否定して貰えないので苦労してます。
ナザリック内で広く提案を募ります、自分の発案を匿名としてアルベドに聞いて貰ってますよ。
しかし、アルベドの返事は否定でした。
まあ、アインズの提案した揃いのユニフォームを着るって案はバカバカしいですけどね。
アルベド評価は度を越して下等な発想でした。
アインズはガッカリしてますね、しかもどこが不味かったか分かって無いよ!!
アインズの本質はタダのバカなのかも知れないね、数々の幸運が重なり、智謀の王と周囲には思われてますが、やはり、こっちが彼の本質なんだろうね。
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アインズとアルベドが会議をしていると、アウラとマーレが訪ねて来ましたよ。
何か問題が発生したのかとアインズは警戒しましたが、アウラがあっけらかんと言いました。
アインズに逢いたかった会いに来たと言ってますね、可愛いです、マーレまで同様の心境のようだぞ。
アインズは二人が求めているモノが父性だと思い、父親の様に振る舞おうとしました。
二人をですね、抱き上げますよ、そして自分の膝の上に乗せました!?
アウラもマーレも満足そうですね。
気掛かりなのは、二人の情操教育の為に配下に収めたエルフを与えたのですが不評のようですよ。
エルフたちは着替えを手伝おうとして来るそうです。
マーレが恥ずかしいと言って困っている様子ですね。
これにはアインズも同意してますね、彼も着替えはメイドにさせているのですが、まだ慣れないようです。
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アインズの膝の上に乗るアウラとマーレが羨ましいようですね。
アルベドが自分も乗りたいと主張しましたよ。
アインズは困惑しますね、恥ずかしさもあってアルベドは大人でしょと断りました。
ここで諦めないのがアルベドですね、流石ですよ。
「おぎゃー」と赤ちゃんの泣き真似してますよ、自分は赤ん坊アピールを開始します。
これには一同、茫然ですね、何考えてやがる。
気遣いの出来るマーレがアルベドに場所を譲りますよ。
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アルベドは大きいので抱き上げる事は出来ないので自分で乗って貰う事になりました。
アルベドの柔らかさにアインズはドキドキですね。
しかもアルベドの良い匂いを嗅いで、どこかで嗅いだことがあるぞと思ってますね。
アルベドが嗅いでも良いよと言ったので、アインズはアルベドの匂いが嗅いでますね、思い出そうとしてます。
アウラがアインズの行為を止めますよ、変態みたいだと言ってます。
残念、アインズはどこで嗅いだか思い出せなかった!!
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アルベドがリ・エスティーゼ王国に使者として赴く事になり、彼女の留守を誰に任せるかって話になりました。
アルベドはパンドラズアクターに任せると言ってます。
現在のパンドラズアクターは変身能力を使いモモンの影武者をしていました。
アインズはパンドラズアクターに会いに行きました。
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そこでパンドラズアクターを息子と認める発言をしてますね。
パンドラズアクターもアインズを父上と呼んでますね。
従えていたメイドのフィ―スもアインズの発言に涙してますよ。
よかったなーパンドラズアクター。
しかし皆の前では父上って呼び方はするなよと釘を指してますよ。
更にパンドラズアクターの大袈裟な仕草もやめてねと言ってますね。
自分で創造したくせに恥ずかしくなったようだね、そろそろパンドラズアクターの個性として認めるべきかもな。
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「2章 リ・エスティーゼ王国」
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親善大使としてリ・エスティーゼ王国に赴いたアルベドは歓迎されてますよ。
戦争に負けてしまい大きな損害を出してしまった王国側は困った状況になってました。
これまで王国を支配していた貴族の当主が無くなった人が多かったようですね。
新たな当主としてこれまで、貴族としての教育を施されていなかった次男や三男が当主になった家が多いようです。
宮廷での作法を知らないのでアルベドに対して失礼が無いか第二王子ザナックが心配してました。
ザナックは色々と世情が見えていないようですよ。
まあ、其れなりに優秀ではあるようですけど、彼が頼りにしている妹のラナーは裏切ってるからね。
知恵者としてラナーから知恵を借りてますけど、ラナーはアルベドと通じているので裏目に出かねないんだよね。
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アルベドは歓迎式典で後日行われるパーティーに誘われます。
誘って来たのは、今回の戦争で当主であった兄が戦死して幸運にも当主の座が転がり込んだ三男フィリップでした。
フィリップの家はこれまで貴族社会の中で端の方に追いやられていた小さい家です。
これまで家を運営していた父や兄をバカ者と思っていたようです。
もっと旨く立ち回ればより上の地位を得られるのにと思っていました。
これが壮大な勘違いでしたね。
フィリップは王都にきて新たな知り合いを得ました。
ヒルマと云う女性なんだけど、ヒルマは八本指の一員でアルベドの配下だったんだよね。
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ヒルマはフィリップを上手い事言い包めてパーティーを主催させました。
フィリップはアルベドの美しさに惹かれてしまったよですよ。
思考がおかしくなってます、身分を考えると全然相手にされない筈なんだけど、今回の主催したパーティーが上手く行き、自分が新たな派閥の長になれるとでも思ったようです。
壮絶に思い上がり、アルベドと結婚できると思い込んだぞ。
在ろうことはフィリップはヒルマにアルベドと結婚する手段は無いか相談してますよ。
これにはヒルマも開いた口が塞がらなかったようですね。
笑い出しそうなのを必死に我慢してました。
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フィリップはアルベドをパーティー会場にエスコートしたんだけどね、危うい行動を取ってますよ。
フィリップの奴は調子に乗ってたのでアルベドの肩を抱いて彼女をエスコートしてました。
フィリップの聞いた「ギチィリ」って音が気に成りますね、これってアルベドが怒りを我慢する為に歯を噛んだ音か?
だとしたらアルベドは良く我慢しましたね、これはアインズのキス効果かな。
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恐らくフィリップはアルベドと八本指が密かに会合をする為に怪しまれない為にパーティーを開かされたんだと思うんだけどね。
結構、哀れな人かもしれないね、しかも、かなりのバカ者の様だぞ。
しかしアルベドに八つ裂きにされない辺りは幸運の持ち主かも知れない。
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アルベドのハ本指との会合は万事旨く行ったようだぞ。
アルベドはハ本指に進捗状況の確認と彼らからの要望を受け付けてました。
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最後にアルベドは協力者のラナーの元を訪れますよ。
ラナーに働きに対する褒美としてアインズから預かった箱を渡してますよ。
箱を開けるとラナーの願いが叶うと言ってますね。
なんだろうな、アンデッドになるんだろうか?
それから話は砕けた感じになりますね、アルベドがラナーにあなたのわんちゃんの話を聞かせて言ってます。
わんちゃん、これってクライムの事だよね。
ラナーはやはり変態だよね。
喜々として話してるようだぞ。
アルベドにはアインズの事を聞かせて欲しいと言ってますよ。
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「幕間」
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スレイン法国では魔導国の戦力分析が行われていました。
魔導国とリ・エスティーゼ王国の戦闘を目撃した人物の報告書を元に行われていました。
最初は、アインズの魔力の威力と率いている戦力が強大過ぎるのでうそでしょと信じて貰えませんでした。
しかし、報告書を上げて来た人物が部屋に引き籠ってしまったと聞いて信じる気になったようです。
一応対応策を検討してましたが、策は無いとの見解の一致を見てますよ。
まあ、考えられる最大戦力をもってしてもアインズの使役する召還したアンデッドに負けてますからね。
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スレイン法国には懸念材料がまだまだありますよ。
デミウルゴスが変装していたヤルダバオトに関しても対応を決めています。
ヤルダバオトがアインズと敵対しているのか仲間なのかが問題になってますね。
モモンがヤルダバオトを撃退した事になってますが、そのモモンがアインズの軍門に下りました。
ヤルダバオトがアインズの仲間ではないかと疑った人物も居ましたが、それは無いなとの結論に達しています。
惜しいですね、ヤルダバオトは仲間なんだよね。
法国としてアインズ、モモン、ヤルダバオトが敵同士で互いに殺し合ってくれねーかなと思ってますが。
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さらにシャルティの事も気に掛けてますね。
モモンが咄嗟に捻り出したホニョペノコって名前を信じてますよ。
これは哀れですね。
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現在のエ・ランテルの状況にも話は波及してました。
アインズは平和的にエ・ランテルを統治してますが、意外だったようですね。
問題になったのは、警邏に使っているアンデッドでしたね。
アンデッドが闊歩する地獄のような街を想像しているようですが、現状は至って平和なんだよね。
アインズがアンデッドのくせに生あるモノを殺し廻らないのが理解できないようですが、現状、平和的に統治されているので下手なちょっかいは出さないでおこうとの見解になりました。
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アンデッドを受け入れているエ・ランテルの市民の心の強さに感心してますね。
法国は引退した漆黒聖典に協力を求めるようですね。
法国はアインズに敵対する意思がありそうですね。
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スレイン法国は地位が上がるほど給金が安くなるそうです。
国の為に尽くそうとする立派な人たちに見えますが、人間種以外を認めない所がアインズとは相いれないだろうな。
種族として弱い人間を団結する事で守ろうとの考えのようですけどね。
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「3章 バハルス帝国」
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アルベドが親善大使としてリ・エスティーゼ王国に赴く事になりました。
これまでアルベドはナザリックの外に出て一人で行動した事が無いのでアインズは大層心配してました。
自分の事を必要以上に心配してくれるアインズにアルベドは嬉しくなったようですね、調子に乗りますよ、キスをオネダリして来ました。
免疫力が向上して病気に成り難くなるとか言ってますね。
アインズがここで頑張りますよ、アルベドの頬にキスして上げました。
アルベドの反応が劇的ですよ、泣きますよ、「ふえーん」です。
余程うれしかったようですね、アインズは泣き出したアルベドを心配してます、なんで?
彼女の泣き出した原因が分かってませんよ。
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ジルクニフはアインズ対策を考えて困り果ててますね。
少し錯乱しているようにも思えますよ。
これまで頼りにしていたフールーダーの心はアインズに傾いてしまったので適切な相談相手も居ない現状です。
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アインズ本人の戦闘力だけでも帝国の戦力でも敵わない現状です。
さらにアインズには帝国では対抗できない配下のNPCまで居ますからね。
ジルクニフは安易にナザリックを訪れてしまった事がマイナスに働いてますね。
まあ、魔導国の戦力をそれなりに正しく認識出来ているのは良い面かもしれませんが、アインズを智謀の将だと思っているは不味い状況です。
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ジルクニフは解決の糸口をスレイン法国と神殿に見出します。
秘密裏に密会を手配しました。
ジルクニフは意外と感が鋭いのかもね。
最近、誰かに見られていると感じてますよ、まあアインズが統治者としての振る舞いを学ぼうとしてジルクニフを観察してたようですので確かに覗かれてはいました。
対策も取ってますよ、覗かれている事を前提として紙を使い筆談を取り入れているようでした。
会話の中で重要な部分は暗号を使ってます。
有能ですね、しかし、運が無いので全てが無駄になりました。
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ジルクニフには心配事が多いんだよね。
バハルス帝国では政教は分離されていた神殿は政治には口を出さない体勢です。
しかし、神殿が魔法を使った治療を一手に引き受けているようです。
神殿に離反されると怪我、病気の治療で困る事になります。
問題は神殿がアンデッドを認めない事でした。
アンデッドのアインズに勝手な攻撃を仕掛けないか気がかりでした。
そこで密会に神殿も呼ぶことにしたようです。
勝手をしないでねと釘を指したかったようですね。
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苦労して密談の席を設けたのですが、その場にアインズがやって来てしまいました。
ジルクニフはスレイン法国、自国の神殿から裏切者と罵られる事になりました。
神殿は何とか話を聞いてくれますが、スレイン法国とは完全に決裂する事になりました。
ジルクニフはアインズが魔導国を建国するのに後ろ盾となってたので内通していると思われました。
事実は全くそのような事は無いんですけど、アインズを恐れているスレイン法国が信じてくれる要素は皆無でした。
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アインズが偶然にもジルクニフの密会現場にやって来たのは完全な偶然ですよ。
アインズは帝国で冒険者をスカウトする計画でした。
アインザックの知人を頼りスカウト計画を実施中でした。
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計画もアインズらしい面白いものでした。
アインザックの知人は帝国の闘技場のプロモーターをしていました。
名前がオスクですね。
そこで、飛び入りで参加させてもらう事にしました。
対戦相手に闘技場の王者(武王)を指名しますよ。
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ルール設定で魔法攻撃は無しって話になりました。
アインズは安請け合いしましたね、アインザックは心配そうですね。
しかしアインズは抜かりないですよ。
フールーダーに頼み、相手の王者の情報を収集しますね、更に魔法を仕込んだ武器を用意させました。
ルールでは魔法は禁止でしたが、装備品についてのルールは未設定でした。
抜け目ないですね。
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アインズは闘技場での戦闘開始前にジルクニフに挨拶に行きました。
今回は転移魔法を使い密入国をしているのでジルクニフが怒ると思いご機嫌伺いに行ったんだけどね。
ジルクニフとスレイン法国、神殿の一派はそうはとらなかったよ。
自分達の密会はアインズに全てバレていたと思い込んでますよ。
彼らの中でのアインズは何でもありの悪魔扱いですね。
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対戦相手の武王の種族はトロールでしたね、名前はゴ・ギンです。
絶大な再生能力を持ってます。
入場するときにゴ・ギンは礼を言ってますね。
初めて恐怖を感じる相手と戦えると言ってますね。
オスクとゴ・ギンの関係も不思議なモノでした。
オスクは強い格闘家などに憧れを持っているそうです、しかし残念な事に自分には戦闘の才能は無かったようです。
そこで自分で強い格闘家を育てる夢をもったようなんだよね。
ゴ・ギンに出会い彼を育てることになったんだね。
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ゴ・ギンとアインズの戦闘は拮抗している様に進行しました。
アインズが一方的な結果にならないように手加減したようです。
アインズは近接戦闘を練習してたようですね。
クレマンティーヌの技を使っていました。
刺突武器でゴ・ギンの肩を貫き、武器に込めていた炎を放ちました。
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更に言うなら種族的な優劣も大きかったですね。
アインズはゴ・ギンに触るだけで彼にステータス異常を付与していました。
戦闘中にジルクニフがゴ・ギンを必死に応援する姿が見えました。
アインズは、ジルクニフを親しみ易い奴と評価を上げてますね。
しかし、ジルクニフは別にゴ・ギンのファンて訳では無いんだよね。
考えてた対策が全て駄目になったので、ゴ・ギンがアインズを倒してくれるのを期待しただけだよね。
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結果はアインズがゴ・ギンを殺しました。
そこからがアインズの冒険者勧誘作戦の始まりでした。
アインズは観客に向けてスピーチを開始します。
魔導国が冒険者を配下に収めて一人前になるまで面倒を見る事、冒険者の仕事は未知の探求である事。
冒険者に成りたい者は魔導国に来てねと宣伝してました。
さらに死んだ、ゴ・ギンを蘇生魔法で蘇生させて、冒険者の面倒を看るって話を実践してみせたぞ。
効果はあったようだぞ。
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決着の前にアインズとゴ・ギンは約束を交わしてますよ。
勝った方がそれぞれの望みを叶えるって話になってました。
アインズが勝った場合はゴ・ギンに自分の配下になれと言ってました。
ゴ・ギンは勝った場合はアインズを食わせろと言ってました。
アインズを捕食する事で更なる強さを手に入れる積りだったようです。
結果はアインズの勝ちなのでゴ・ギンはアインズの配下になるようです。
うーん着々と新たな戦力が手に入ってるな。
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アインズは帰る前にジルクニフに挨拶に行きました。
密入国の事を問題にされないようにさっさと挨拶して帰ろうとしたんだよ。
しかしジルクニフは悲壮な決意の元にアインズを引き留めたぞ!!
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吃驚だよ、ジルクニフの奴はアインズに向かったバハルス帝国を魔導国の属国にしてねとお願いしてきたぞ。
これにはアインズも素で驚いてますね。
「え」って言ってます。
なんで?今回はジルクニフを追い詰める手段を講じてませんからね、アインズにはジルクニフの意図が分かりません。
偶然は怖いモノですよね。
アインズは無自覚にジルクニフの対策を木っ端微塵にしてるんだけど。
アインズにそれは分からんからね。
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アインズは帝国をどうするのかアルベドとデミウルゴスと相談してないのでジルクニフの申し出を止めますね。
即答できないようだね、時間をくれっての思いから書面にしてと言いました。
ジルクニフは直ぐに用意すると言ってます。
これにもあるのかと驚いてますよ。
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ジルクニフの心を追ったのは武王がアインズに成すすべなく負けたからだよね。
武王の攻撃は確かにアインズに当たっていたのですが、打撃系の攻撃でアインズは防御もしないで近づいて来たからね。
魔法戦でも武器を使った肉弾戦でも勝てない、暗殺の効果も無さそう、どうしょもないじゃんと思ったようだぞ。
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後日、アインズの元にジルクニフから帝国が属国になりたいとの書面が届きました。
ジルクニフの側近を務める四騎士のニンブルとバジウッドはジルクニフと一緒に居たんだけど聞いちゃったからね。
ジルクニフの弱気を一時は攻めましたが、ジルクニフのではどうするとの質問に答えは返せませんでした。
ジルクニフの属国になる案を支持するようですね。
ジルクニフは属国になれば魔導国に守って貰えるかもしてないと希望抱いてますがね。
どうなる事か。
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アインズとジルクニフの関係は互いに不幸な結果になったね。
アインズはジルクニフとは国王同士仲良く友達付き合いしたいと考えていたようです。
ジルクニフの行動を参考にして統治者としての振る舞いを学んでいたので仲良くなりたかったんだろうけどね。
ジルクニフの方がアインズを恐れ過ぎてましたね。
ジルクニフはアインズの事を天敵としてしか見てませんでしたからね。
アインズの心境を思うと少し可哀想な感じはしますね。
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「Epilogue」
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アインズは帝国のプロモーターから聞いたドワーフの国の鍛冶師を訪ねるようです。
お供にシャルティアとアウラを連れて行きました。
この意図が気になりますね。
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デミウルゴスがナザリックに戻り、自分の働きをアインズに褒めて貰おうとしてました。
しかし残念な事にアインズは出張中で居ませんよ。
アルベドとデミウルゴスは今回のアインズの働きについて語り合ってます。
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アインズは確かにデミウルゴスの意見を聞こうとしてました。
アルベドはそれをデミウルゴスに教えてアインズの意図を考えさせてますよ。
帝国の併合はデミウルゴスの作戦でした。
彼の作戦ではリ・エスティーゼ王国を併合してからバハルス帝国を併合する手はずでした。
デミウルゴスの計画ではもっと時間が掛かっているはずだったんだけどね。
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今回のアインズは度重なる幸運により僅か3日の行動でバハルス帝国を属国化してしまいました。
勿論アインズにバハルス帝国を属国にする意図は無かったんだよね。
しかしデミウルゴスはアインズの凄さに感動してしまったぞ。
アルベドにアインズがデミウルゴスの意見を聞きたがったのは彼の計画を勝手に進めてしまうとデミウルゴスを信頼していない事になる。
アインズはそれをしたくないので連絡を待っていたと言ってますね。
アインズは自分が先に動く事でデミウルゴスに遠慮するなと示したかったんだとアルベドは指摘してますよ。
拡大解釈ですね、これは困った事になるぞ。
本当の所はアインズは自分の行動に自信が無くアルベドやデミウルゴスに相談したかっただけなんだけどね。
アルベドは好意的に解釈してしまったので、デミウルゴスはアインズに大切にされている、嬉し過ぎると、更にアインズに心酔する結果となりました。
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アインズの知らない所でアルベドとデミウルゴスの忠誠心が更に高まってますね。
アインズが戻ったら忙しくなると嬉しそうですね。
この二人がヤル気になると周辺諸国は被害を被りそうだからね、哀れだな。
一気に魔導国の支配が進むのかもね。
意外と世界征服は近いのかも知れないね。
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レーベル:エンターブレイン
発行日:2016/6/10
著者:丸山くがね
イラスト:so-bin
ISBN:978-4-04-734089-3
雰囲気:結果オーライ
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成分 | 美少女 | 美女 | 変態 | 温情 | 極悪 |
評価 | A | A | C | C | C |
AmazonLink: オーバーロード10 謀略の統治者
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