ラノベの感想) デート・ア・ライブ 第17巻 狂三ラグナロク (ファンタジア文庫)


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断章 精霊の誕生
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人里離れた山奥にアイク、エリオット、エレン、カレンは住んでいました。
そこは魔術師(メイガス)の隠れ里でした。
幼いエレンは魔術を上手く使えなかったようです、エリオットに指導されながら訓練していました。
エレンの妹のカレンは魔術を上手く使えるようです。
半泣きで練習しているエレンが可愛いです。
ある時、メイガスを恐れた人間たちに村が襲撃されてしまい、殆ど全滅してしまったようです。
この時にアイクは魔術を使って世界を変えようと、メイガスの為の世界を作ろうと志したようです。
アイクは幼い頃から自分と違うものを怖がる人間の特性を理解していたようです。
数が少ないメイガスが多数である人間と戦うと勝てないとも理解していました。
彼に動機を与えてしまったのはメイガスを怖がった人間だったようです。

幼い四人は逃げ延びて孤児院で育ったようですよ。
アイクが資産家の老夫婦に養子に貰われ事態が動き始めたようですね・・・
老夫婦は不慮の事故で亡くなり、アイクが資産を手に入れました。
残りの三人を家に呼び込み、魔術の研鑽が始まったそうだよ。
十数年の研究の末に精霊術式と呼ばれる儀式を開発しました。
四人は精霊術式を行い、精霊を呼び出しました。
呼び出された精霊がファントムのようです。
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第一章 開戦の狼煙
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狂三はファントム(令音)の一部に勝利しましたが、ファントムが自分の力を切り分けて精霊を増やしていたことが気がかりでした。
狂三はファントムを影の中に吸収してしまったので、彼女から理由を聞き出すことは出来ません。
狂三はファントムの本体を狙う決意を固めていました。
ここでファントムを影の中に吸収してしまったのは不味かったかもしれないよ!!
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狂三と別れた士道は狂三が自分を守る為に何回も世界をやり直していた事を仲間に教える事にしました。
何度も狂三と直接対決している真那は信じられない様子でしたが、士道が嘘を吐く可能性が無いので信じる事にしたようです。
士道が気にしていたのは、崇宮澪って女性の存在でした。
士道の封印されている記憶にヒントがあるのではないかと考えた一同は六喰の持っていた<封解主(ミカエル)>を使って記憶を呼び起こす事にしました。
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士道は過去の記憶を見ていたようですが途中で気絶してしまったみたいです。
彼は精霊が出現する時に発生する空間振が発生した街にいました。
そこで精霊を見たようです、暴力的なまでに美しかったそうですよ。
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士道が医務室のベッドで目覚めると令音が心配そうにのぞき込んでいました。
士道の眼前には令音の巨乳ちゃんが揺れています、士道、美味しい。
精霊たちも士道を心配して医務室に来てくれていました。
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士道は彼女たちに見たものを説明しようとしましたが、覚えていませんでした。
士道の実妹である真那は今度は自分にミカエルを使って欲しいとお願いしてきました。
彼女は士道が見た記憶と近い記憶が自分の中に眠っているのではないかと考えたようです。
ここで出来た義妹である琴里が真那の事を心配して真那がミカエルを使う事を阻みました。
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真那はDEMに体を弄られていた時の記憶も封印されています。
ミカエルが開封する記憶はランダムらしいので、その時の記憶が蘇ってしまう可能性を考慮しました。
琴里、でかした。
琴里の意図に気が付いたニ亜が手助けしてくれています。
それにしてもニ亜の言い方がエロエロです。
「そうそう、男の子は一回出したらしばらく休憩しないといけないんだから。少年が若いからって無理させちゃ駄目よマナティ。あ、天使のことだかんね?」
最後のセリフでニ亜の発言が確信犯だと分かるねー、彼女はワザとエロ方向の発言をして存在をアピールしているようだぞ。
真那は琴里とニ亜の意見に従い、ミカエルの使用を諦めます。
記憶を思い出せなかった士道は澪って名前を呟くたびに胸が苦しくなっています。
ミカエルの効果が消されたのは令音が何かしたからでしょうか?
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エレンはニベルコル(疑似精霊)の態度に辟易していました。
同じ顔、同じ声の存在が多数存在しています。
そしてキンキン声で意味のない世間話を繰り返してきます。
彼女たちはエレンを揶揄っています。
エレンの事を「もやしっ子部長」と嫌なあだ名で呼んでいました。
エレンがニコベルたちにお仕置きしています。
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エレンがリアライザを使ってニコベルを絞め殺しています。
死んだニコベルは紙片に戻りました。
そこにサー・アイザック・レイ・ペラム・ウェストコットがやって来ました。
彼に宥められてエレンは大人しくなります。
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ウェストコットから報告を受ける事になりました。
彼は狂三が士道を殺そうとしているウェストコットたちの作戦の邪魔をしている事に気が付きました。
しかし失敗する(士道が死ぬ)度に世界をやり直している狂三は疲弊していると予想しています。
愛しい相手の死に顔を失敗する度に見ているのでなおさらだと言っています。
エレンは狂三の諦めない心の強さに敬意を覚えそうになっています。
うーん、狂三の士道への愛はそこまで深くて大きいようです。
ウェストコットは狂三が対応できない程の大戦力、DEMが持っている全力で攻撃しようと告げます。
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狂三は分身体をウェストコットの元に放っていたようですよ。
その一体をニベルコルの一人が捕まえました、彼女は狂三の生首を持ってきてウェストコットに見せています。
褒めて褒めてと言ってるね。
ウェストコットは残っているだろう狂三の分身体にメッセージを託します。
「イツカシドウは、私が殺す。君が幾度時間を遡ろうと。君が幾度世界を繰り返そうと。君が幾度歴史をやりなおそうと。覆しようがないくらいに徹底的に。さあ、抗ってみたまえー『最悪の精霊』」
ウェストコットは決着を付けるつもりのようです。
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第二章 夢魔の暗躍
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士道は空間振が発生した爆心地で見つけた全裸少女を自分の家に連れて来ました。
彼女には士道の上着を着せていたのですが、ノーパン、ノーブラのようです。
彼女が動くたびにチラチラと見えちゃっています、士道は落ち着かない様子ですねー。
士道分かってない!!そこは普通に見ているべきだぞ、美味し過ぎる状況を逃してしまったな!!
そこに真那が帰ってきました。
お互いに無事な姿を確認できて安心したのですが、真那の表情が一変します。
士道が連れ込んで少女を見た真那は士道が彼女を拉致してきたと考えました。
「・・・大丈夫。真那は兄様の味方です。これからしっかり罪を償っていきましょう」
真那は士道に彼女が居ない事を把握していました。
真那は爆心地にいたのに傷一つない彼女が爆発を起こしたのではないかと予想しています。
士道はそれを否定していますね、根拠はないようですが・・・
そこで問題の半裸少女がくしゃみをします、「くしゅんっ」可愛い。
少女の周りに淡い光の粒子が纏わりつくと真那の着ているセーラー服が出現しました!!
士道と真那は口をあんぐりと開けて驚いています。
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自宅のベッドで眠っていた士道は琴里に起こされています。
琴里は士道の腹に飛び蹴りを喰らわせて起こしてくれます。
義妹とイチャイチャ最高だな士道!!!!!!
士道が、もう少し優しく起こしてくれと、不平を言うと、段階を踏んで起こしていると教えてくれます。
階段で大きめに足音を立てるのが第一段階のようです。
琴里は士道が「真那」「誤解だ」と寝言を言っていたのが気に入らなかったようです。
何で真那ではなく自分じゃないんだと怒っていました、琴里の愛が溢れちゃってるねー。
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時間を確認した士道は学校に遅刻すると慌てています。
しかし琴里は落ち着いているね。
士道が二時間目から出席しようと言うと琴里に否定されてしまいます。
士道は寝ぼけていて自分の状況を忘れてたようですね・・・
琴里にDEMに狙われているのに学校に行ってどうする!!と怒られてしまいます。
しかし士道は狂三を攻略中なので彼女が学校に来ているかも知れない、学校に行きたいと主張します。
琴里は士道の主張を認め、フラクシナスで学校に送ってくれる事になりました。
そこに狂三の分身体が登場しました!!
彼女は影の中から浮上するようにして登場しました。
「あら、あら。嬉しいですわ。『わたくし』のために随分と気を回してくださいますのね」
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琴里が狂三の分身体に人様の家に勝手に上がり込むのはマナー違反だと文句を言うと、狂三がお詫びとして、良いことを教えると言ってきます。
狂三は四日後の二月二十日にDEMインダストリー社が総力を以て士道を殺しにくると教えてくれました。
琴里は狂三の分身体に、狙いを問い質しますが、彼女は「士道さんの身を案じているだけですわ」と返答していました。
これは本当のように思えますね。
狂三の分身体は、この情報を教えたのは、自分の独断で、狂三は知らないと教えてくれます。
彼女は、この件を自分だけで解決するつもりだと告げます・・・士道が生き残る未来を掴み取るまで何度でも繰り返す。
しかし、そんな自分の行動も敵に知られているでしょう、とも言っています。
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琴里は狂三たちが戦っている間、ラタトスクで士道を保護しろって事か?と狂三(分身体)に聞いています。
分身体はそれだけでは正解ではないと言ってますよ。
彼女はDEMの総攻撃を教えたのは、ここまで頑張っている『わたくし』の事を士道が知らないのは勿体ないからだと告げます。
これは素直になれない狂三(本体)への援護射撃ってことのようです。
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別れを告げて帰ろうとする狂三の分身体を士道が呼び止めます、「狂三!」
士道は、教えてくれた事に対してお礼を言ってます。
そして狂三への伝言を託します。
助けられてばかりじゃいられない。
DEMなんて纏めて片づけて、きっとお前の前に立つ。
「今度は俺から、おまえの唇を奪ってやる。覚悟しておけよ、愛しの君(マイハニー)」
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これを聞いた狂三の分身体は大笑いしていますよ。
狂三に内緒で行動しているのに、伝言を頼んでしまった士道が可笑しかったようです。
仮初の命だが、散らすのは『わたくし』の礎になる為と決めているので、士道の伝言を伝える事を確約できないと言っています。
士道は自分が浅はかにも分身体に対して死刑宣告をしてしまった事を謝ります。
士道の本気の謝罪を聞いた分身体は自分の首を賭けてでも『わたくし』に伝えたくなってしまうと言い残して消えて行きました。
士道と琴里は狂三に全てを任せるのではなく、自分たちなりにDEMと戦う決意をします。
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令音が空中艦<フラクシナス>の休憩室で空を眺めています。
「・・・あと一つ、いや・・・二つか」と呟いていました!?
令音はDEMが総攻撃を仕掛けてくるとの情報が狂三から齎されたので対応を協議するブリーフィングに召集されました。
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フラクシナスのブリーフィングルームにメンバーが集まっています。
盗聴が得意な折紙に内緒でブリーフィングを行う事は不可能なようです。
精霊たちは退避させたいのですが、折紙経由でバレるだろうから作戦に参加させる事にしたようです。
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フラクシナスのAI『MARIA』とニ亜がやり合っていました。
MARIAはニ亜がベルゼバブを取られてしまった事を咎めています。
ニ亜は不貞腐れ気味に謝っています。
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琴里が攻勢に転じるしかないとの意向を表明しました。
狂三が居なければ士道が死んで私たちの物語は終わっていた。
次に士道が殺されたとして、狂三が再挑戦するとは限らないので、自らの手で明日を掴む為に攻勢に転じるしかないと宣言します。
琴里の宣言を聞いて、エリオット・ウッドマンも会議に参加して来ることになりました。
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MARIAがニベルコルを無力化する方法があるかも知れないと告げます。
これに折紙が本当に?と反応を示しました。
折紙にはバンダースナッチの対処方法に心当たりがあるそうです。
折紙がDEMが手に入れた<アシュクロフトβ>に関係する事だと言うと真那には理解できたようです。
具体的な話に入ろうとする一同をニ亜が止めます。
「オリリンにマナティに二次元(エロゲ)ヒロイン。その話は今しないでおいてくんないかな?」
この場はベルゼバブを使って覗かれている可能性がある事を指摘します。
具体的な作戦を口に出しすのは不味いと指摘しました。
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ベルゼバブの存在に気が付いたニ亜は得意げです。
MARIAも一応は感謝の言葉を述べています。
ニ亜に「二次元ヒロイン」だとか「立ち絵なし(モブ子)ちゃん」呼ばわりされた仕返しはしています。
テーブル上のコンソールに触れてみてとお願いして、そこに電流を流しました。
この二人、大人げないところがよく似ています。
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士道と琴里にDEMの総攻撃を伝えた分身体は狂三から折檻されています。
狂三は五年前の自分の姿をしている分身体を見て、色々と拗らせていたと後悔しているようです。
まあ物凄い中二ファッションですので恥ずかしくなっているのも頷けます。
問題行動の多い分身体なので監視役の分身体を付けていたようですね。
監視役の分身体から詳細を報告されていました。
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狂三は他の分身体を使って士道たちにDEMの総攻撃を知らせるつもりだった。
狙われているとの自覚を持ってもらう事が目的だったと告げます。
狙われている士道を戦場に引っ張り出した分身体を咎めています。
分身体は士道を素直に避難させる言葉があるのかと問い返します。
狂三にもそのような言葉はないようです、「・・・む」と言って黙ってしまうね。
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分身体の行動を認めているようですが、秩序を乱したとして処刑しようとします。
分身体は士道の伝言だと言って次の様に伝えます。
「好き好き大好き。結婚しよう愛しい君(マイハニー)」
狂三は「『愛しい人(マイハニー)』しか合っていないではありませんの!」と叫びます。
分身体が別の分身体から全てを伝えられていたのねと指摘すると狂三は顔を赤くします。
眼帯の狂三(問題行動を取った分身体)は狂三の役に立てたと満足できたようです。
「ならばわたくしの役目は終わりですわ。送ってくださいまし」と告げます。
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狂三は弾丸を撃ちますが眼帯の狂三を生かす事にしました。
自分では照れくさくて、士道の為に何度も世界をやり直しているとは告げられないので、代わりに告げてくれた彼女に感謝したようです。
素直じゃないですねー、大変な時なので戦力を減らす馬鹿はいない、一つくらい役に立ってから戦場でしんでくださいまし、と言っていました。
眼帯の狂三は「ええ、ええ。心得ましたわー『わたくし』」と決意に満ちた言葉を言っています。
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第三章 最後の休息
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士道の助けた少女は猛烈なスピードで学習していました。
この世界の歴史を学び、言葉が話せるようになりました。
言葉を使った意思疎通が出来るよになったので真那が覚えている事を教えてほしいと質問しています。
少女は三人の人間がいたと言っています。
若い男が二人と少女が一人、英語を使っていたと言っています。
一面の地平、との発言から少女がユーラシア大空災に関係するのかもと予想しますが、少女には、そこまでの記憶はありませんでした。
真那は衣服を作ったり、言語をすぐに習得してみせた、少女は普通の人間とは思えない。
このまま、放り出したら研究機関でモルモットになる可能性があるので、暫く一緒に暮らそうと提案しました。
名前がないので不便であると気が付いた士道と真那は彼女に名前を付ける事にします。
士道が澪って名前はどうだと言い出しました。
彼女と出会ったのが三十日だったのでミオって名前にしようと提案しています。
士道が安直なのはこの頃からだったようだね。
一緒に暮らす事になるので彼女は士道と真那の親戚って扱いにした方が良いとの真那の考えで崇宮澪って名前を提案しました。
少女は崇宮澪って名前が気に入ったようです、嬉しくて泣いてしまったようです。
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折紙と真那はDEM対策の一環として陸上自衛隊天宮駐屯地を訪れます。
二人の目的はASTにDEMへの協力を断って欲しいとお願いする事でした。
真那が折紙の事を「折紙さん」と呼ぶと、折紙は「義姉さん」と呼んで構わないと言っています。
真那が、折紙は既に除隊しているし、自分は裏切り同然でDEMを出奔したので中に入れて貰えるのか心配しています。
真那の心配は杞憂に終わりました。
折紙の且つての仲間が駐屯地の中に招き入れてくれました。
岡峰美紀恵とミルドレッド・F・藤村です。
美紀恵は折紙の雰囲気が変わった事に関して彼氏ができると変わってしまうんですか?と問いかけます。
折紙が盛大に誤解を招く返答をしています。
「そう。私は身も心も彼に染められてしまった」
これじゃあ折紙が士道に中出しされているように聞こえちゃうぞ。
まあ嘘ではないんだけど、絶対に誤解されているぞ、美紀恵がショックを受けています。
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折紙は隊長の日下部と話し始めます。
折紙は二月二十日に天宮市周辺で大規模な戦闘が行われる。
ASTにDEMからの出動要請が出る可能性があるが、応じないで欲しいとお願いしました。
DEMの目的、精霊という存在、ラタトスク、これらの真実を掻い摘んで説明しました。
DEMはASTの上部組織なのでそれを裏切れと言われても日下部は納得できないようでした。
日下部が納得しなかったので、折紙は戦闘に参加するならば、バンダースナッチの影に隠れて前線に出てこないで欲しいとお願いしています。
「できれば、あなたたちを殺したくない」折紙は真摯な態度で最後のお願いをしていました。
それでも日下部が反論しようとしたので、折紙は羽を使ったようですよ。
折紙が精霊になったと認識できたのでしょうか?
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十香と六喰は精霊マンションのキッチンで差し入れのおにぎりを作っていました。
その気配に気づいた四糸乃と七罪がやって来て合流する事になります。
おにぎりを作っていると知った四糸乃は参加を申し出ますが七罪は逃げたそうですね。
おにぎりは手で米を直に触って握るので自分の手が触れたモノを誰かに食べさせるのは不味いと考えたようです。
七罪の心境を察した四糸乃が彼女を説得する為に七罪の手をパクっと咥えて甘噛みします。
十香にまで甘噛みされた七罪は参加する事になります、強い友情を感じますね。
おにぎりの具を何にするか迷った十香は自分の苦手な食べ物を入れる事にしました。
これからDEMとの決戦があるので、苦手なモノを克服して気合を入れようとの考えの様です。
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ニ亜、美九、夕弦、耶倶矢は暇を持て余していました。
琴里からDEMとの決戦に備えて鋭気を養っておくように言われたので休憩中だったのです。
四人は本当に暇だったようです、古今東西ゲームをしていました。
お題が滅茶苦茶です。
エロくないのにエロく聞こえる言葉です。
「ちんすこう」ニ亜、「いっぱい」美九、「サックス」夕弦、「マチュピチュ」耶倶矢。
耶倶矢が三人に揶揄われています。
三人はエロワードに近い読みの単語を選んでいますが、耶倶矢だけ違います。
耶倶矢は自分の回答をキスした時の音みたいだと言って赤くなっています。
可愛い彼女の感性に三人は面白くなっているね。
「チンチラ」ニ亜、「しっぱい」美九、「シックス」夕弦、「チュッパチャプス」耶倶矢。
二回戦も耶倶矢の回答だけ違いますねー。
常日頃から琴里の事を性的な目で見ているのですか?と言われてしまい、もうやだこのメンバー、と絶叫しています。
ホントにねー、ニ亜、美九、夕弦のエロ度合いは凄まじいね。
揶揄われていますが、耶倶矢だけ妙に音に拘っているよねー、彼女だけはピュアなのかもしれないね。
次に士道が格好良かったシーンを言い合う事になっています。
ここでも耶倶矢が乙女チックな回答をしていました、
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そこに十香たちから連絡がありました。
耶倶矢には十香から、夕弦には四糸乃から、ニ亜には六喰から電話がありました。
美九には七罪からメールが届きました。
何で自分だけメールなんだと悲しくなっていますが、無理もないように思えます。
美九は可愛いお声を聞かせてくださぁぁぁぁいっ!と絶叫していましたから。
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フラクシナスの艦橋では準備が着々と進められています。
琴里は士道に欲を出して狂三を探そうとするなと忠告しています。
令音が琴里の真意を補足してくれます。
士道が生き残るのが最大の目的ですが狂三を見捨てろと言っているわけではないと説明してくれます。
琴里は何度も士道を助けてくれた狂三を見殺しにはできないと言ってくれます。
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琴里は各勢力の目的を指摘します。
ラタトスクは精霊を救う為、DEMは反転結晶の力を手に入れる為、狂三は士道の霊力を得て過去に戻る為。
ファントムの目的だけが見えないと主張します。
士道も考えたいますが、分からないようです。
令音が「案外、とっても小さな、くだらないことかもしれないよ」と言ってきます。
士道がそれが何なのか聞こうとしているところに十香たちがやって来ました。
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「たのもう!」
十香たちは差し入れのおにぎりを作って持ってきました。
琴里が食べようとすると十香が止めています。
彼女たちは各人の為に個別のおにぎりを用意したようです。
おにぎりを包んでいるアルミホイルに名前が書いてありました・・・嫌な予感がしますね。
琴里は自分の名前が書いてるおにぎりを食べてみます、そして脂汗が浮かんできました。
琴里のおにぎりの具はパクチでした、これは琴里が苦手なモノです。
ここで十香がおにぎりの意図を発表します。
DEMとの対決の前に其々の苦手を克服する為におにぎりの具に苦手なモノを入れたと宣言しました。
士道にも専用のおにぎりが渡されます。
士道の具は最後まで吟味を重ねたそうですよ、彼には苦手な食べ物が少ないそうです。
一体何が入っているのでしょうか?
士道が食べ物だろうな?と確認すると、「・・・うふっ」と答えられてしまいました。
士道は何を食べさせられたのだろうか?
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狂三は地方都市に出張してエネルギーの補給を行っていました。
大がかりな事になっています。
街全体を<時喰みの城>で覆ってそこに居る全ての人から寿命を少しずつ搾取していました。
それだけ厳しい戦いになるって事ですね。
狂三は1000人ほどの分身体を作っています。
街の中に居た余命いくばくもない老人や病人は死んでしまったかも知れないと少しばかりの後悔をしています。
ここまでやってしまった狂三は、士道から霊力を入手して【12の弾(ユッド・ベート)】を使って30年前に戻り、全てを無かった事にするしか無いと決意を新たにしています。
それが可能になるのであれば、他の全ては些末事と思い込もうとしているようです。
神に祈る修道女か赦しを乞う告解者のようでした、追い込まれていますねー、大丈夫でしょうか?
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士道はフラクシナスの休憩エリアに居ました。
そこで狂三の事を考えていると十香がやって来ます。
今日は精霊たちもフラクシナスに泊まっています。
十香は美九の寝相が凄まじく悪いので逃げてきたと告げます。
尺取虫のように床を這って十香のベッドに潜り込んでこようとすると告げます。
美九の普段通りの行動に士道は気分が楽になったようですね、美九のエロ行為も役に立つ事もあるんだね。
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士道は十香に話を聞いてもらう事にしました。
士道は狂三を救いたいが、自分の考える救いが、狂三にとって救いとなるか分からないと言っています。
十香は士道に膝枕をしてくれます。
そして士道に謝らなければならない事があると告げました。
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十香は士道が十香と出会った事で危険に巻き込まれるようになった。
自分と会わなければ危険に巻き込まれることは無かったのではないかと告げます。
士道は十香と出会った事は後悔していない。
今の記憶を持ったままやり直す事になっても十香に会う事にすると告げています。
十香は感動しているようですね。
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士道は恥ずかしさを誤魔化すために、記憶を持った状態で昔に戻ったら、必殺技の練習、キャラ設定作り、謎の詩を書く事はやめると言っています。
狂三の天使でもない限り、そんなことは・・・
士道は狂三の天使を使って過去に干渉するヒントが浮かんだようです。
十香に膝枕の継続を要求して考えを深めています、羨ましい状況だね・・・十香の膝枕、とっても柔らかそうだ。
良い考えが浮かんだに違いない。
何を思い付いたんだろうか?
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第四章 終焉の足音
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士道の家で二週間ほど暮らした澪は人間界の常識を手に入れました。
士道に連れられ街を歩いています。
初めて見る信号機などに興味を惹かれていました。
二人はゲームセンターに入ります。
澪がクレーンゲームの景品のくまのぬいぐるみに興味を惹かれていました。
士道は彼女の為に頑張ります。
見事にくまのぬいぐるみをゲットしてあげました。
士道はくまのぬいぐるみを澪にプレゼントします。
澪はキョトンとした顔をしていますね。
どう反応していいのか分からない様子でした。
そんな彼女の反応を見た士道が、くまのぬいぐるみが好きなのかと思って取ったと説明します。
澪は「好き」って言葉の意味を吟味しています。
そして結論を出しました。
「ありがとう。嬉しい。私、あなたのことが、『好き』」
澪は士道が好きになったようです。
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ラタトスクとDEMの全面対決が始まりました。
折紙と真那がバンダースナッチを攻略する為に動き出します。
バンダースナッチを動かしているリアライザー<アシュクロフトβ>が魔術師アルテミシア・アシュクロフトの脳をモデルにして開発されたことを掴んだので彼女を捕獲する事になります。
アルテミシアの脳を解析して<アシュクロフトβ>のジャミングコードを作ろうとの考えです。
折紙と真那はアルテミシアと抗戦を開始しました。
手ごわいです、そこにエレン・メイザースが救援に向かっているとの情報が届きます。
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アルテミシアの元に向かおうとするエレンを邪魔にする為に出撃した魔術師がいました。
エリオット・ボールドウィン・ウッドマンでした。
彼は決死の覚悟で出撃したようです。
彼を送り出すカレンが気丈です、冗談を言ってエリオットを送り出しています。
全てを捨てて田舎に逃げましょう、子供は三人欲しいです、少し騒がしい日々を過ごしましょう。
小さな幸せを積み重ねて、緩やかに歳をとりましょう、天に召されるときは、どうか私の膝の上で。
これを聞いてたクルーたちの洟をすするような音が聞こえます。
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エリオットは若返り全盛期の姿でエレンの前に登場しました。
「よう、久しぶりだな、エレン。俺のいない世界で最強を気取るのは楽しかったか?」
スゲー挑発しているね。
エリオットはエレンやウェストコットたちとDEMを創設したメンバーね、エレンから見れば裏切り者だよね。
カレンはエリオットに惚れているようなので彼に付いて行ったみたいだね、カレンの方がエレンよりも自分の気持ちに正直なようだ。
エレンは怒り心頭ですが、歓喜も覚えているようです、複雑な心境だな。
エリオットの口ぶりからすると彼の方がエレンよりも強いみたいだが勝てるのだろうか?
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ASTはDEMからの要請を受けて出撃してしまいました。
そしてDEMの部隊から精霊の隙を作る為の捨て駒にされてしまいます。
背後からDEMの攻撃を受けてしまい全滅必至の状況で、四糸乃と六喰に助けられました。
日下部は六喰から折紙が言っていた部隊か?と確認を取られています。
四糸乃と六喰は日下部たちに後方に下がるようにお願いしてきました。
日下部は精霊とは意思疎通できないと教えられていましたが、これがDEMの嘘だと理解できたようです。
敵だと思っていた精霊に助けられた事で日下部は覚悟が決まったようです。
部下に再就職の準備をしておくようにと命じています。
彼女たちはラタトスクに入る事になりそうです。
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MARIAがニベルコルの対策を説明しました。
ニベルコルはニ亜の持っていたラジエルから変化したベルゼバブから生み出されました。
霊結晶(セフィラ)がニ亜から全て奪われていないのでニ亜と繋がっているようです。
ニ亜が士道の事を愛しているので士道がニベルコルにキスすれば彼女を封印できる状態にあると説明しました。
ニ亜の士道への愛が凄い事になっています。
士道をどう思っているのかMARIAに質問されると、「え、判子用意してくれればいつでも養ってあげる気満々だけど」と答えました。
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士道がニベルコルに接近するのを護衛する為に十香、耶倶矢、夕弦が付いてきます。
ニベルコルは十香、耶倶矢、夕弦の武闘派が自分たちの元にやってきた、楽しい戦闘が出来ると喜んでいました。
そこに標的である士道が登場して困惑しています。
さらに士道がニベルコルに向かって愛を囁き始めたので大混乱です。
士道がニベルコルの一人にキスをしました。
キスされたニベルコルは頬が紅潮して心臓ドキドキになり紙片に戻ってから消滅してしまいました。
ここでニベルコルが群体だったことがアダとなりました。
キスを目撃してしまったニベルコルは自分がキスされたわけでもないのに照れ始めてしまいキスされた個体と同様、消滅してしまいます。
ヤバイと思ったニベルコルはキスをされないように円錐状に変形して士道を攻撃しようとします。
しかし士道が愛を囁きながら投げキスをしてきたので動きが停まってしまいました。
そしてキスされて消滅してしまいます。
且つてない程、士道が精霊無双をしています。
物凄いスケコマシに見えますねー、士道は罪悪感を抱いています。
ニベルコルの集団の一つを倒しきれそうでしたが、士道の背後に忍び寄る気配がありました。
士道はニベルコルだと思ったようですね、彼女にキスしようと抱きしめたようです。
そこに居たのは狂三でした!!!
「・・・あら、あら。大胆ですのね、士道さん」
士道、美味しすぎです、狂三と上手くいくのでしょうか?
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第五章 精霊の復活
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士道と澪は普通に暮らしていたようですが、澪を追ってくる外国人に襲われてしまいます。
士道は怪我をしながら澪を守って路地に隠れます。
怪我をした士道を澪が治療してくれています。
士道と澪は見つかってしまいました。
しかし二人を発見した人物は彼らを逃がそうとしてくれます。
最初に二人を発見したのはウェストコットでした。
彼は澪に向かった今幸せか?と問いかけて来ました。
澪が士道との暮らしを幸せだと肯定すると逃げろと指示してきます。
士道はウェストコットが信じられなかったので躊躇しちゃいます。
他の追手に見つかってしまいましたが、ウェストコットが撃退してくれます。
ウェストコットの指示に従い逃げ始めました。
ウェストコットは既にアイザックを裏切っていたようです。
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逃げる二人はアイザックに見つかってしまいます。
アイザックは真那を人質に取ったと告げます、澪と交換しようと提案してきました。
澪は真那を助ける為に応じようとしますが士道が止めます。
ウェストコットが嘘を吐いている可能性を考慮した結果です。
逃げる士道をアイザックが銃撃しました、士道は死んでしまいます。
澪が発狂気味に泣き叫んでいます。
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折紙はアルテミシアと激闘を繰り広げていました。
アルテミシアは強く折紙は彼女を無力化する決め手に欠きました。
そこに六喰と四糸乃に助けられたASTが来襲しました。
アルテミシアは彼女たちを使って折紙の隙を作ろうと考えて命令を下します。
しかし彼女にとっては想定外の裏切りにあってしまいました。
日下部はアルテミシアの命令には従えないと告げてきました。
「・・・悪いけど、期待には添えないわ。何せ私ら無職なもんでね!」
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ASTの登場で隙を作ってしまったのはアルテミシアでした。
彼女の隙をついて折紙が突進しました、アルテミシアは肋骨を折りながら折紙に反撃を加えます。
アルテミシアは勝ったと思ったようですが、折紙が微笑んでいます。
折紙の狙いは自分がアルテミシアを討つ事では無く、ミカエルを使ってアルテミシアの記憶を蘇らせる事でした。
アルテミシアにミカエルの能力により封印されていた記憶が流れ込んできました。
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抱きしめたのが狂三だと気が付いた士道は驚いています。
狂三から戦場ですよとたしなめられたので彼女を放します、ちょっと勿体ないか?
狂三と士道は浮いた会話をしながらニベルコルを撃退して行きました。
狂三はキスをしてニベルコルを倒しまくっている士道を見て笑っています。
士道が前線に出てきているのを発見して怒り心頭だったようですが、理由が分かったようです。
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士道は狂三に苦戦しているだろ強がるなと指摘しています。
彼の指摘を受けて狂三が怒っています、図星を突かれたようですね。
士道は狂三にこれまで助けてくれたお礼を言っています。
直接伝えたかったんだと言って、狂三に愛の告白を行っています。
狂三は別の女性にキスしながら言う事かとまともな文句を言ってきますよ、狂三の乙女の部分が発露しています。
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士道は狂三に霊力を封印させて欲しいと提案しています。
士道は狂三に愛の告白を行います。
狂三は若干焦っているようですね、頭でも打ったのかと問いかけます。
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士道は狂三も士道の事が大好きだろうが、と狂三の本心を知っているぞ、と指摘しています。
狂三は勝手に人の感情を語らないでと抵抗していましたが、士道が【ユッド】を使って狂三の記憶を追体験した事を思い出せと指摘されて、反論を封じられてしまいました。
本心が暴露されてしまったと理解した狂三はトマトのように真っ赤になっています。
とっても可愛い反応を示しています。
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士道の提案はこうです。
士道が狂三の霊力を封印して、ザフキエルを使って三十年前に戻る。
そこで始原の精霊を封印する。
始原の精霊をデレさせてやると自信満々に告げていますね。
狂三ともう一度出会ってみせる。
その他の精霊についても手助けして、問題のある個所だけをやり直す。
全てをやり直そうとする狂三の考えとは違い、失敗した箇所だけをやり直し世界を直すってものでした。
狂三との出会いを無かった事にしたくないと言っている士道に狂三はキュンキュンきているようです。
激しい戦闘を繰り返している場面で恋する乙女になってしまっているぞ。
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士道との会話に集中してしまった狂三に隙が生じました。
そこにニベルコルの攻撃が迫ります。
このニベルコルは全身を鎧で包んでいて士道の投げキスが効きません。
回避不能と理解した狂三に走馬燈がよぎります。
狂三を助けたのは問題行動の多かった五年前の分身体でした。
分身体は身を挺して狂三を助けてくれます。
狂三の【ダレット】を喰らったニベルコルは鎧が紙に戻り士道にキスされて消滅しました。
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消えゆく分身体は狂三に「『わたくし』どうか・・・自分の心に・・・素直に」との言葉を残しました。
狂三は分身体との別れを惜しんでいるようでした。
狂三は士道の提案を受け入れる事にしました。
DEMを倒して士道の安全が確保されてから封印される事に応じると言ってきます。
これまで格好よく決めていた士道が子供の様に喜んでいるのを見て、狂三は「本当に、可愛いですわね」と呟きます。
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士道が死んでしまったと認識した澪は絶叫して無差別に霊力をまき散らしてその場を逃れます。
士道の死体を前にして澪は考え続けたようです。
彼女の出した結論は士道を作り直す事でした。
士道の存在を吸収して自分の胎を使って士道を作り直しました。
精霊に比べると人間は弱い存在です、そこも修正する事にしたようだぞ。
士道は少年の身体を持ったまま精霊の力を得る事になるので耐えきれないようです。
そこで澪は自分の力を分散して、少しずつ士道に取りこませる事にしたようですよ。
成程ねー、これが精霊が次々と生まれてしまった理由だね。
士道に最初に与えた因子は「力を吸収するための、力」でした。
澪は士道の傍で、士道が精霊を封印して成長するのを見守る事にしました。
士道が精霊の力を全て手に入れた時、何者にも害されない力を持ち、永劫にも近い命を持った、澪の永遠の恋人になるそうだよ。
「もう、絶対に離さない。もう、絶対間違わない」
「だから・・・待っててね。シン」
士道をシンて呼ぶのは令音だけだよね、つまり、令音=ファントム=澪って事だよね!!
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一緒にDEMと戦う為に狂三の手を取ろうとした士道の眼前に、狂三の身体を突き破り腕が出てきました!!!!
士道と狂三は呆気に取られています。
狂三の中から何かが這い出てこようとしていますね。
「・・・時崎狂三。感謝するよ。君は最後まで、私の素晴らしい友人だった」
これって沙和さんだよね・・・最初から狂三は令音に利用されていたのね・・・
狂三は沙和の死を無かった事にする為に頑張っていたのですが・・・
これまでの行為が全否定されたようなモンだな、狂三が可哀想ですね、ちょっと泣けてきたよ・・・
狂三は消滅してしまうのでしょうか?
今の状態の狂三を士道が封印するとは思えないけど、どうなるのでしょか?
DEMの方もまだまだ戦力が残っているので、こちらへの対処も気になります。
士道が目指す世界は実現されるのでしょうか?
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評価AAABAAAA

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