ラノベの感想) やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第12巻 (ガガガ文庫)
レーベル:ガガガ文庫
発行日:2017/9/25
著者:渡航
イラスト:ぽんかん⑧
ISBN:978-4-09-451674-6
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interlude
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本物は欲しくないと誰かが思ってますよ。
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1 やがて、季節は移ろい、雪は解けゆく。
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八幡、結衣、雪乃がこれまでの奉仕部の活動を思い出しています。
これまでにやってきた事を確認して決意を固めている印象を受けます。
八幡がさり気ない気遣いが出来るようになっていますね。
自分の分のマッカンだけを買うのではなく、二人にお茶を買って渡しています。
さり気なくヒーローチックです。
八幡と結衣だけしか知らない花火と八幡と雪乃しか知らないラーメンが話題になっていました。
雪乃はさして気にしてない感じでしたが、結衣は気にしてますね。
雪乃はこれから一人暮らしのマンションに帰り、待っているだろう陽乃さんと対決する事になります。
八幡と結衣は雪乃の決意表明を見届ける事になります。
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2 こう見せて、雪ノ下陽乃は酔っていない。
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マンションのエントランスにやって来た八幡は久しぶりにやって来た雪乃の家に緊張しています。
まあ女の子の家に遊びに行くのは緊張するんでしょう。
しかも今日は陽乃さんが待っているからね、仕方ないね。
エレベーターの所で買い物に行こうとしていた陽乃と出会います。
いつもと違いだらしない恰好の陽乃に八幡はドキドキしていますよ。
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部屋に入ると八幡は前に来た時との違いに違和感を覚えています。
よく覚えていますよね。
違いは陽乃さんが持ち込んだと思われるルームフレグランスでした。
うーんちょっと八幡の記憶力が怖いよね、女の子の部屋の匂いとか覚えているものだろうか?
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陽乃さんは早速飲み始めています。
お酒を飲む仕草が妙に似合っていて結衣はカッコイイと感動しています。
陽乃さんはいつもお店のお任せメニューで飲んだいるそうですよ。
陽乃さんは外で飲んでいたそうで、帰ってから飲みなおしているそうです。
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雪乃は陽乃さんの行状に呆れていますが、彼女に重要な話を始めます。
雪乃は三人のこれからについて語りだしたので陽乃さんは期待したようです。
陽乃さんは雪乃、結衣、八幡の事だと思ったようですが、雪乃の言った三人とは雪乃、陽乃、お母さんのことでした。
陽乃さんは、あ、そっちなの、と少しの落胆をしめします。
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雪乃は自分のこれからの事を母親に自分で伝えると宣言しました。
雪乃は家業に興味があり、手伝いたいようですが、母親は陽乃さんに継がせると決めているようです。
雪乃の気持ちは母親に伝わるのでしょうか?
陽乃さんは無理っぽいと諦めています。
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雪乃は実家に戻る事になります。
これまでもちょくちょく泊りに来ていたらしい結衣に今日は泊まって行けばと促します。
結衣は雪乃の引っ越しの準備を手伝うと言い出し泊まって行く事になりました。
場の雰囲気的に八幡も居残りできそうだったのですが、彼は帰宅を選択します。
陽乃さんがコンビニに買い物に行くと言って立ち上がったので便乗して帰宅すると告げました。
八幡は大きなチャンスを捨てたように思えますが良識派だと納得しよう。
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マンションをでると先に降りた陽乃さんが待っていました。
八幡は恐々陽乃さんと道道する事になります。
陽乃さんが外で飲んでてタバコの匂いが付いちゃったとブチブチ文句を言い始めます。
朝までコースにならなくて良かったー、と言った彼女のセリフに八幡はエロい響を感じました。
匂いのキツイタバコを吸う人間?一緒に飲んでいた相手は男だな?
朝までお泊りコースもありえたのか?陽乃さんに恋人が居るのか?と色々な想像を膨らませています。
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陽乃さんは酔っていないと言いつつフラフラした足取りで歩いていました。
八幡は陽乃さんが雪乃の話を素直に聞いてくれた事を意外だったと評します。
陽乃さんはお姉ちゃんだからね、と言っていました。
八幡はいつでもお姉ちゃんをしてあげれば良いのにと苦言を呈しますが、陽乃は嫌だよと言っています。
陽乃さんは雪乃の選択を応援すると言ってるね、彼女の困った所は、間違っていても応援すると言っている事だよね。
彼女のスタンスとしては間違いには自分で気付けってことの様です。
陽乃さんは色々なモノを諦めて大人になるんだと言っていました。
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最後に自分は酔えないんだと言っています、八幡に対して君も酔えないよと指摘してきました。
これは、色々と考えすぎる傾向の人間は流される事は無いって事なのか?
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interlude
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雪乃の部屋で一人で待っている結衣は雪乃が隠していた写真を見つけてしまいます。
遊園地に行った時に乗ったアトラクションの記念写真ですね。
写っていたのは、恐らく、八幡と雪乃ですね。
雪乃の気持ちを形として見てしまった結衣は諦めの境地に達している感じですね。
最初から雪乃の気持ちを予想できていた結衣は、本物なんて、ほしくなかった、と思っています。
結衣は最初から雪乃と対決するつもりは無かったようにも感じられます。
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3 不意打ちに、比企谷小町はあらたまる。
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小町の入学試験二日目の朝が来ます。
八幡はお休みなのですが、小町を見送ろうとして、飛び起きました。
リビングに行くと出発準備を整えたキリリとした小町が居ましたよ。
入学試験は一日目の筆記試験に重きを置いているらしく二日目の面接は最重要って訳ではないようです。
小町は平気なようですが八幡は心配でたまらないようです。
試験が終わったら一緒にご飯を食べようと約束して小町を送り出しました。
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ここからの八幡のシスコンぶりは凄かったですね。
小町が受験するのは八幡の通っている総武高です。
八幡は学校の近くまで出かけて行って小町の試験が終了するのを待つことにします。
喫茶店に入り時間を潰していると向かいのスーパーに入っているカフェに知り合いが居るのを発見しました。
そこに居たのは川崎沙希と京華の川崎姉妹でした。
沙希と八幡はクラスメートですが、それ程親しい間柄ではありません。
八幡の事を京華が発見してしまいました!!
お互いに存在に気付いてしまったのですが、どうするのか対応に困っています。
まあ、分かるね。
そんな硬直時間をぶっ壊してくれたのは京華でした。
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京華の求めに応じて八幡は彼女達の元に向かいます。
八幡は本当に年下の女の子に弱いですね。
京華は「はーちゃん」と言って嬉しそうにしていました。
八幡と沙希の目的は大体同じでしたね。
沙希はいつも、このスーパーで買い物しているそうですよ。
京華がポイントカードと理由を教えてくれました。
沙希はしっかりしているね。
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沙希は大志の試験終了を待っていたようですよ。
大志も総武高を受験しているそうです。
八幡が、ブラコンだぞ、やばいぞ、病気だぞ、と言うと、あんたに言われたくないと言い返されました。
まあ、確かに八幡はシスコンだからなー。
しかし沙希もブラコンである事は否定しないね、自覚はあるようだぞ。
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八幡は二人とお茶する事になります。
そこで八幡は京華のポイント稼ぎを行います。
チョコクロワッサンを奢っていますね。
京華は、だからはーちゃん大好きと八幡の腕をパシパシ叩いてくれます。
八幡は、軽めのボディータッチは男子を誤解させるので、気軽にやってはいけないよ、と教えています。
京華は、わかった、はーちゃんだけにするね、と良い答えを返してくれます。
沙希は、子供に何教えているのと、額に手を当て呆れています。
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沙希は昼食前に間食させるのは困ると真面目な苦言を呈してきました。
八幡は、成程と理解してチョコクロワッサンを京華と半分こにしました。
お姉ちゃんには内緒だぞ、と京華と秘密の共有をして彼女を喜ばせていました。
沙希は、あんまり、甘やかさないで、と苦言を呈してきます。
八幡が、京華と小町だけ特別だと言うと、自覚が無いんだ、と言ってますよ。
沙希は、もっと広い意味で言ったようですよ、はて?甘やかす?誰を?
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小町から試験終了の連絡が入りました。
小町は八幡たちが居たカフェに来てしまうよ。
そこで京華と沙希に挨拶してから別れました。
小町の要望により家に帰る事になりますよ、小町は家事がしたいと言っています。
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家に帰ると小町が八幡にお礼を言ってきました。
三つ指ついてお礼を言ってきました。
八幡は感動してしまい泣いてしまうぞ。
これまで色々と気にかけてくれた事に対するお礼の様です。
八幡は小町が自立し始めているのね、と少し寂しそうでした。
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4 今日まで、その鍵には一度も触れたことがない。
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八幡と結衣は連れ立って奉仕部に向かうようになっているね。
二人が奉仕部に到着してドアを開けようとすると閉っていました。
これまでは雪乃が既に到着していてドアは開いていたんだよね。
八幡は職員室に鍵を取りに行きました。
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職員室は年度末で入学試験の直後なので忙しそうな雰囲気が漂っていました。
八幡は平塚先生の席に向かいます。
彼女は職員室でアニメを見ている事があるそうですよ。
しかし彼女は自席に居ませんでした。
前に見た彼女の席は雑然としていたそうですが、とれも綺麗に制理されています?
八幡はそれ程、不思議には思わなかったようですが、何かがありそうですよ。
平塚先生は応接スペースから現れ八幡を呼びますよ。
八幡は応接スペースで話すことになりました。
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鍵を取りに来たと告げると既に雪乃が持って行ったと知らされます。
ホウレンソウは大事だぞと言われてしまいましたが八幡は雪乃の連絡先を知らないと言っていました。
まだ、番号聞けてなかったのね。
理由が無いと行動できない二人らしい結果と言えますね。
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忙しそうですね、と八幡が感想を述べると平塚先生は慌て始めます。
彼女は応接スペースでサボっていたようです。
言い訳を始めています、口止め料としてマッカンをくれました。
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奉仕部に戻ると雪乃と結衣は部室に入っていてお茶の準備をしていました。
雪乃は入れ違いになった事を謝ってきますね。
八幡は問題無いと返しています。
ここで不都合だからと、連絡先を交換しないのが二人らしいと言えます。
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そこに一色いろはがやって来ました。
彼女は奉仕部のパソコンでDVDが見られるか聞いてきます。
八幡が可能だと答えるといろははいそいそと準備を始めます。
彼女は海外ドラマを持ってきていました。
ちゃっかりしている彼女は生徒会の予算を使ってプロジェクターを購入していました。
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プロジェクターを使ってドラマの上映会が開催される事になりました。
音源がノートパソコンに内蔵されているスピーカーなので自然と固まって座る事になります。
近くに美少女が三人も居るので八幡は緊張してしまい、ドラマの視聴に集中できませんでした。
なんて羨ましい状況でしょうか。
きっといい匂いがしたんだろうなー、存分にクンカクンカするるがいい、けっ。
しかも、カーテンを閉めて、明かりを消しているので暗いんだよね。
これが八幡を必要以上に緊張させた要因かもしれんね。
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視聴したのは海外ドラマで学園モノだったようです。
いろはから女の子がアクション作品が好みと言った場合は彼氏の影響だとの情報を得ています。
八幡はちょっと驚いているね、そして残念に思っています。
視聴後、このDVDを持ってきた理由をいろはに聞く事になります。
いろはドラマに出てきたプロムをやりたいと言い出しました。
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八幡は協力を要請されるんだなと警戒しています。
プロムは自分の柄じゃないと八幡は断りたい気分でした。
予想通りいろはは協力を要請してきましたが八幡は断ります。
これまでのようにいろはは協力が得られるまで粘って交渉するかと思ったら、あっさりと諦めます。
そして生徒会だけでやりますと言いました。
八幡たちは彼女の発言に驚いていました。
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さらに雪乃までプロムを実現する為に協力すると申し出ました。
彼女は言い難そうに、これは個人的に協力することなので、奉仕部の出番は無いよと告げてきます。
八幡と結衣には困った時に個人的にお願いするって話になりました。
雪乃は自分だけで成果を上げたいと思っているようですね。
八幡と結衣は雪乃を見守る事にしました。
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5 やはり、一色いろはは最強の後輩である。
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奉仕部の活動が休みになった八幡は暇を持て余す事になります。
徹夜でゲームしたりして自堕落な生活を送っていました。
結衣は三浦優美子や海老名妃菜と遊びに行っています。
三浦は結衣と一緒に遊べるようになり楽しそうにしていました。
彼女達は結衣が奉仕部に行かないので、何かあったのか?と心配している風でしたが、見守る事にしたようです。
やはり三浦は良い人だ!!葉山が三浦の魅力を認めると良いですね。
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様子がおかしい八幡の事を戸塚彩加が心配してくれます。
八幡は勇気を振り絞って戸塚を遊びに誘いました。
八幡から誘われるのは初めてだった戸塚は驚いき感動しています。
しかしテニス部の部長である戸塚は八幡の様に身軽に動けませんでした。
休日にもテニス部の試合が予定されていてスケジュールに空きがありませんでした。
二人はいつか遊びに行こうと約束をしましたよ。
八幡は自分もようやく普通に友達を誘えるようになったぞ、と感激していました。
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八幡が暇だと認識した材木座に捕まりサイゼに連行される事になりました。
彼のように強引にグイグイと引っ張り回すのは必要ことだよ。
材木座は高校最後の挑戦になると語り始めます。
彼は応募原稿を作ろうとしているようですね。
八幡に、作ったプロットを読んでくれと渡してきました。
その場で読もうとすると恥ずかしいので家で読めと言われてしまいます。
八幡は丁重に鞄の底にしまう事にします、そして絶対に読まない決意を固めていました。
材木座への対応が酷いよな・・・彼と普通に友達するのも楽しそうだけど?
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小町の入試の結果発表の日がやって来ます。
小町は落ち着いているように見えましたが、八幡はソワソワしていました。
小町の落ち着きは色々と励ましを受ける事を交わそうとしたモノでした。
八幡は授業中もソワソワしていました。
二時間目が終了したあたりで小町からメッセージが届きます。
八幡は結果が怖くて確認できませんね。
八幡は教室から飛び出し、試験結果が掲示される正門前に向かいます。
沙希は八幡より先に行動に移りました。
二人が慌てて教室を飛び出していくので何かがあるのでは?と思った戸部たちが付いて来る事になります。
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正門前で小町を発見します、彼女から合格したとの報告を受けて八幡は安堵しました。
小町は八幡の胸で泣き始めてしまいました。
小町の元に結衣もやって来て祝福されると更にワンワン泣き出してしまいます。
八幡は母親に小町の合格の報告をしました。
結衣は雪乃にも報告しようと言い出し、小町と二人でビデオ通話的なことを始めていました。
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沙希も大志から嬉しい報告を受けています。
大志は八幡に気が付いて、お兄さん、俺、やりました!と報告してくれます。
八幡はお兄さんと呼ぶな殺すぞ、先輩と呼べ、と言いつつ、合格を祝っていました。
結構本気で小町狙いの大志を警戒している様子ですよ。
八幡が大志を胴上げしてやると言い出しますが、八幡が一人だったので投げっぱなしジェーマンになると拒否しています。
ここに付いてきちゃった戸部が加わります。
彼らは大志を胴上げしたようですよ、戸部は良い奴だよな。
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沙希の元に雪乃がやってきて、彼女を呼びますよ、川崎さん、いるかしら?
教室の入り口付近で二人は話し始めます。
雪乃が八幡の教室にやってくるのは珍しいので注目を集めています。
さらに話しているのが美少女二人なので注目度は劇高でした。
雪乃は注目されるのに慣れているのか平然としていますが、沙希は照れテレでした。
雪乃は沙希に何かをお願いしていて沙希が承諾したようですよ。
結衣に声が掛からない事を三浦が心配しています、彼女はいい子だよね。
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八幡はベストプレイスで一人でランチタイムを楽しんでいました。
そこにいろはがやって来ます。
八幡の教室まで行ってしまった、戸部が八幡の居場所を知っているか聞いてくれたので注目を集めてしまい恥ずかしかったと言っていますよ。
八幡は謝っていますね・・・騒動は三浦がうるさいとキレたお陰で終息したそうです。
流石女王様ですね、影響力が半端ないです。
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いろはの要件はプロムの手伝いでした。
八幡は進行状況が不味いのか聞きますが、問題無いと返答されますよ。
続いて雪乃と上手くいっていないのか、と聞くといろはは雪乃が好きだと言ってきました。
雪乃に自分が好かれていないと気にしているぞ!!
八幡はいろはは雪乃に好かれていると分かっているけと、伝えてはあげませんでした。
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八幡は雪乃に頼りすぎないように、との助言を与えます。
いろはは八幡の言いたいことが実感できない様子ですね。
いろはは八幡が過保護だと言ってきました。
妹扱いされて喜ぶ女の子は居ませんよ、とも教えてくれます。
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女の子からお兄ちゃん扱いされても、嫌じゃないと答えた八幡の認識を改める為に、八幡の事をお父さんみたい、と言いきましたよ!!
これには八幡も衝撃を受けます、これで八幡も理解できたようです。
別カテゴリー扱いしていた事を。
最終的にいろはは放課後、生徒会室に来て下さいと一方的に言い残して去って行きます。
八幡は断るタイミングを得られませんでした。
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生徒会室に入るといろは、雪乃、結衣が待っていました。
結衣も呼ばれたようですね。
そこで雪乃からプロムの概要説明を受ける事になりました。
進捗状況の早さに八幡は驚く事になります。
いろはは雪乃に殆どを任せているようです。
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雪乃はプロムの紹介動画の撮影をするつもりでした。
八幡は出演者として呼ばれました。
体育館に向かい動画の撮影を行う事になります。
体育館は飾りつけが行われていて雰囲気が出ていました。
結衣も出演者として参加するのでドレスに着替えに行きます。
沙希はドレスの調整役として呼ばれていました。
いろはが弱音を吐いています、彼女は八幡が言った雪乃に頼りすぎるなって発言の意味を実感したようです。
殆どの事を雪乃がやってしまうので、自分の存在意義を見失っている様子でした。
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八幡が貸衣装に着替えて会場に戻ると一人の美少年を発見します。
誰だ?と思っていると声を掛けられ、美少年が雪乃だと判明しました。
ダンスを踊る役目の男子生徒が居なかったので雪乃がやるそうです。
プロムキングの役です、プロムクイーンはいろはがやる事になりました。
ノリノリの雪乃は王子様の様にいろはをエスコートしていました。
いろははお姫様扱いされて気分が良くなっていました、とてもユリユリしていました。
八幡と結衣はプロムへの参加者役としてダンスを踊る事になりました。
戸部たちや雪乃のクラスメートも参加者役として呼ばれていました。
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八幡は緊張しながら結衣と踊っていましたよ。
結衣は楽しそうにしていました。
結衣は自分が八幡の相手で良いのか聞いてきましたが、聞き方が曖昧だったね。
雪乃はさして気にしていない様子です。
動画撮影は上手くいき撮影は無事に終了しました。
協力者は皆楽しそうにしていましたよ。
SNSに写真を上げている人もいました、これが後々問題となります。
イベントを主催するには少しだけ腋が甘かったようです。
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6 ふと、由比ヶ浜結衣は未来に思いを馳せる。
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八幡と結衣は生徒会室に呼ばれます。
二人がお願いされたのは、プロムの公式サイトに載せる写真の選定でした。
作業は直ぐに終わってしまい、二人は解放される事になってしまいます。
二人とももう少し雪乃を手伝いたかった様子ですよ。
結衣が、暇になっちゃったね、と零しています。
八幡は三浦たちと遊びに行かないのか?と尋ねると、今日は生徒会の手伝いで長くなると結衣が予想していた事が伺えました。
八幡は、どっこ寄ってくか?と結衣を誘います。
八幡が誘ってくるとは思ってなかったし期待もしていなかったようですね、結衣は、え?、と驚いています。
彼女の反応に八幡は、やらかしちゃったよと心配になっています。
小町の合格祝いか、誕生日祝いを用意しようと思っているんだ、と咄嗟に言い訳しています。
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結衣は得心したようで、賛成してくれます。
結衣は八幡が照れ隠しに小町へのプレゼントを持ち出したと理解したのでしょうか?
二人で小町へのプレゼント選びに出かける事になります。
これって放課後デートですね。
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八幡はマッカンの専用自販機があるので、ららぽに行きたいと主張します。
結衣はOKを出しています、マッカンが理由では反対されると思っていた八幡が驚いています。
この二人のやり取りが面白いです。
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八幡はマッカンの自販機を発見して写真を撮っていました。
結衣もすかさず、八幡と自分と自販機が写る自撮り写真を撮りました。
素早い、八幡が断る前に撮影は終わっていました。
八幡は撮った写真を送ってもらいます。
ちょっとだけデートっぽい雰囲気がでていますね。
八幡はマッカンの自販機を見られたので満足してしまいます、帰るかと言い出してしまいます。
小町へのプレゼントが決まっていないので結衣に止められていました。
ここまでがワンセットの様式美のように思えました。
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二人はいけあに入り、学生用のマンションで使う家具を見ていました。
結衣は一人暮らしに興味がありそうですね。
結衣が八幡の進路をさり気なく聞いてきますよ。
八幡は自分が受けようと考えている学校は決まっていると教えています。
私立文系と進路を決めている彼には選択肢が少ないんだとも言っていました。
大体の進路が決定している八幡に結衣は驚いているね。
結衣は卒業後の進路が分かれる事を予想している感じです、ちょっと寂しくなっているような?
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子供の頃の夢の話になり、八幡が石油王とか、お金持ちになりたいと考えていたことが判明します。
結衣はお花屋さんとかケーキ屋さんとかでした、最後にお嫁さんと言った結衣の発言にリアリティを感じた八幡は何も言えませんでした。
これは結衣の好き好きアピールなのでしょうか?
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小町へのプレゼントは手作りの何かって事になります。
ケーキなどが良いのではと考えた二人は一緒にスイーツを食べに行きました。
そして絶望する事になります、これは無理じゃん、作れないじゃん、との結論に達しています。
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翌日の放課後、結衣が声を掛けてきます。
八幡が何もないなら帰るけどと返答すると、じゃ、帰ろっ、と一緒に帰る方向で話が進みます。
八幡は当然のように一緒に帰ろうとする結衣に驚いていました。
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帰ろうとしている二人の元に慌てた様子のいろはがやって来ます。
プロムに関して問題が発生したとの事でした。
いろはは八幡と結衣を応接室に連れて行きます。
そこには、雪乃の母親と陽乃さんが待っていました。
八幡は嫌な予感がしていました。
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雪乃の母親は保護者会の名誉理事でした。
SNSにアップされたプロムの紹介動画を作成した時に撮った写真を見た保護者が居たようです。
それを見た誰かはプロムは破廉恥だと問題提起して雪乃の母親の元に話がやって来たそうですよ。
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雪乃は事前に保護者会の内諾は貰っていたと抵抗しますが聞き入れては貰えませんでした。
雪乃の母親は最初から議論するつもりはありませんでした。
自分の言い分を納得させる事を前提としているので交渉は不可能でした。
平塚先生が間に入り後日話し合いの場を設ける事になります。
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雪乃の母親が帰った後、平塚先生を交えての話し合いになります。
平塚先生は来年もプラムを開催したいなら、自分は手伝わない方が良いな、と言います。
何のことだと思っていると陽乃さんから重要な情報が開示されました。
平塚先生は移動になり、総武高から離れるようですよ。
陽乃さんが一緒に飲んでいたタバコを吸う人物とは平塚先生のようだね。
平塚先生は自分の話はまた後日、プロムをどうするんだと言いますよ。
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八幡はプロム開催に向けて協力する気でしたが、雪乃に断られてしまいます。
雪乃は自分の力だけで問題に対処したいと訴えました。
八幡がそれでも手伝おうとすると、陽乃さんが、止めます。
まだ、お兄ちゃんするの?と言われてしまいました。
結衣が大事な人だから手伝うんで、と援護射撃をしてくれますが、陽乃さんは揺るぎませんでした。
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雪乃が変わろうとしているのに、介入するのか?雪乃の人生に責任が持てるのか?的な事を言われてしまいました。
陽乃さんが三人の関係性を指摘する前に雪乃は自分のだけでやらせて欲しいと訴えました。
はっきりと八幡の力は借りないと宣言しています。
雪乃はこれまで、八幡と結衣に助けられていた事を自覚していて、それでは駄目だ、二人に依存していると解ったようです。
雪乃は生徒会室に戻り対応を検討すると告げて出て行きました。
いろはが後を追いかけます。
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平塚先生が、また改めよう、と解散を言い渡しました。
八幡は呆然として、結衣に分かれを告げて帰路に付きます。
呆然としていた八幡は陽乃に捕まってしまいました。
結衣は陽乃の気配を察知して上手く逃げたそうですよ。
捕まってしまった八幡は陽乃と一緒に帰る事になります。
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陽乃さんは八幡、結衣、雪乃の関係は何だと思うと問いかけてきました。
八幡は三角関係と返答しますが、馬鹿笑いされてしまいます。
陽乃さんが共依存関係と正解を教えてくれました。
八幡は雪乃に期待される事を求めていたと自覚して、激しい羞恥心に襲われています。
陽乃さんは雪乃がそこから独り立ちしてちょっと大人になるんだと告げました。
八幡が雪乃が何を捨てて大人になるのか問うと、陽乃さんは自分と同じくらい多くの何かだと答えてくれました。
雪乃の成長が期待できると陽乃さんは嬉しそうです。
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7 その選択を、きっと悔やむと知っていても。
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結衣は八幡を普通に誘うように変化しています、一緒に帰る事になっていますよ。
小町へのプレゼントを作る為に結衣の家の台所を借りるようですよ。
結衣の母親が張り切っているそうです、八幡は行きたくないなー、と言っています・・・確かにねー。
スマホを見ていた結衣がプロムがやばい事を発見しました。
学校側が中止判断をしたとの事でした。
八幡は平塚先生に連絡を取る事にします。
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電話に出た平塚先生からプロム中止の情報は雪乃の意向で八幡に伝えなかった、それで察しろ、と言われてしまいます。
平塚先生は関わろうとする八幡に理由を聞いてきました。
八幡が正直に自分の気持ちを伝えるまで、待ってくれます。
八幡は雪乃の事を、いつか、助けると約束した、と告げます。
平塚先生は、それでいい、時間を作る、すぐに来たまえ、と言ってくれます。
八幡は結衣に平塚先生の元に行くと告げます。
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結衣は泣き出してしまうぞ。
八幡は驚いていますが、結衣は、問題解決の糸口がつかめて安心したからだと言ってごまかしていますよ。
八幡は気をつけて帰れよ、と告げて平塚先生の元に向かいました。
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結衣はうまくごまかせてよかったと感じています。
結衣は自分が八幡の足枷にならなかった事を喜んでいますが、自分は何も行動を起こせなかったと後悔しているようです。
自分から八幡に対して行動できず、状況に任せてしまったようです。
結衣は雪乃に依存していた事を自覚しています。
八幡に側にいて欲しいと思いつつも雪乃の事を助けて欲しいとも思っているようです。
結衣がとてもいい子に見えます。
もともと可能性は低そうでしたがちょっと悲しいね。
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成分 | 美少女 | 百合 | 変態 | 恋愛 | 戦略 | ハーレム |
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