ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第3巻 (電撃文庫)
放課後クラスメート二人が一番可愛い女の子は誰だって話をしていました。
ひまわりとコスモスの名前が挙がっています。
ジョーロは興味を持ち二人の会話を聞いていました。
其々の言い分を認め合っています、まあ、あの二人は外見は良いからね。
次に一番可愛くない女の子の話になりました。
ここでは二人の意見は一致してパンジーだ、との結論を得ます。
二人が口々にパンジーの悪口を言っていました。
それを聞いてたジョーロは心の中で反論していました。
三色院って、絶対性格悪いよなぁ、地味だし、陰気だし、いいとこなし。
三色院董子のいいところを十個見つけられたら東大合格間違いなし、と言っていました。
ジョーロが切れちゃったようです、殴り合いに発展したようだぞ、パンジー愛されてんなー。
>>
プロローグ 俺は別に気にしてない
>>
名前 | よみ | 通称 | 性別 | 関係性 | 属性 |
如月雨露 | きさらぎ あまつゆ | ジョーロ | 男 | 主人公 | クズ |
日向葵 | ひなた あおい | ひまわり | 女、並乳 | 同級生、幼馴染 | 天然系ビッチ |
大賀太陽 | おおが たいよう | サンちゃん | 男 | 同級生、親友 | 陰険 |
秋野桜 | あきの さくら | コスモス | 女、巨乳 | 憧れの先輩 | ポンコツ |
三色院菫子 | さんしょくいん すみれこ | パンジー | 女、爆乳 | メインヒロイン | 毒舌魔王 |
羽立桧菜 | はねたち ひな | あすなろ | 女、貧乳 | 同級生 | 悪魔 |
如月桂樹 | きさらぎ けいき | ローリエ | 女、巨乳 | 母、パンジーの友人 | 聖母 |
洋木茅春 | ようき ちはる | ツバキ | 女、貧乳 | 同級生、雇い主 | 清楚系ビッチ |
真山亜茶花 | まやま あさか | サザンカ | 女、並乳 | 同級生 | ファザコン |
顔を腫らして図書室に現れたジョーロをパンジーが心配してくれます。
ジョーロは平気だと言って何があったのか誤魔化しています、最後に、気にすんな、としんみりと言いました。
パンジーは怪訝に思ったようです。
パンジーに促されてツバキの話をする事になりました。
.
>>
第一章 俺のハーレムが完成し、崩壊した
>>
ジョーロのクラスに転校生がやって来ました。
洋木茅春ちゃんです、身長が高め、前髪はパッツンのストレート、おっぱいが小ぶりです、でも美人さん。
彼女はジョーロの事を知っていました、自己紹介の前にジョーロの元にやって来ます。
これから誠心誠意尽くさせてもらうよ、と言ってジョーロの手の甲にキスしてきました!!
ジョーロは、ひいぃぃぃぃぃぃ!と悲鳴をあげて手を引っ込めています。
いきなり知らない美少女から手の甲にキスされればビビるよなー。
ツバキはちょっと傷ついたようですね、君、その態度は酷くないかな?と言ってました。
ジョーロの隣の席のカリスマ群のA子からは、きもっ、と言われています、酷くね。
.
自己紹介の後の質問タイムとなり、ひまわりが質問をします。
なんでうちの学校に転校してきたのか聞いています。
ツバキは実家の串カツ屋が二号店を開く関係で転校してきたと答えます。
彼女の家が店名「ヨーキな串カツ屋」を経営していると知り、サンちゃんが興奮し始めます。
串カツが大好きなサンちゃんは評判を知ってたようです、大絶賛していました。
.
ひまわりがツバキへの質問を再会します。
ジョーロとツバキの関係を聞いてきました。
ツバキは去年の決勝戦の日にジョーロが串カツを買いに来た事、串カツが売れるようにする為のヒントを貰った事、それが役に立った事を教えました。
ツバキはジョーロが串カツを買い占めた時に支払った五円玉をお守りとして持っていました。
ひまわりとサンちゃんは感動してますが、クラスの男子生徒からは不満が噴出しています。
.
ジョーロがツバキに学校案内をする事になります。
途中でツバキの生徒手帳が落ちました、ジョーロが拾うと中に写真が入っているのが見えました。
ツバキのお母さんが大学生だった頃の写真でした!!ツバキのお母さんはダイナマイトボディでしたよ!!
ジョーロはツバキも将来性抜群とおっぱいの評価を改めています、ツバキは理想のヒロインに近づきました。
ジョーロはツバキにウサ耳メイドの真似をさせています、ツバキは恥ずかしそうにしながらもジョーロを満足させました。
ジョーロはツバキへの警戒を緩くすることにします。
.
昼休みに図書室でツバキも一緒に昼食を採る事になります。
ここで、パンジーとコスモスにツバキを紹介しました。
ツバキはパンジー、ひまわり、コスモスのジョーロとの関わり方を観察してたようです。
三人がジョーロに好意を持っていると気が付いたようですよ。
ジョーロを懸けた勝負を挑んできました!!
ツバキは自分が勝ったら三人はジョーロの傍にいてはダメ、ジョーロに尽くすのはボクだけ、大人しく引き下がって貰うと宣告しました。
勝負内容は、誰がジョーロを一番喜ばせる事ができるか、になりました、ジョーロ美味しいですね。
勝った人はジョーロの傍に居られて、ジョーロを煮るなり焼くなり好きにできる事になりました!!
判定はジョーロが下す事になります。
.
パンジーが勝った場合に提示するお願いリストを出してきました。
1.三色院董子を、董子と呼ぶこと
2.図書室では常に手を繋ぎ、甘くとろける言葉を一日一回言うこと
3.二十一時から二十二時まで電話で話すこと(直接会うでも可)
4.週に八回デートすること
パンジーが俄然ヤル気になっています、パンジーは普通に乙女ですね。
.
放課後の図書室でパンジーと二人で話している時に釘を刺してきました。
判定者のジョーロが引き分けを宣告する事を封じてきます。
パンジーは自分が一番大切にしている本を貸してくれます、共通の話題が欲しいと思ったようです。
.
パンジーがツバキがどこの学校から転校して来たのか気にしています。
彼女が嫌っている人物と同じ学校から転校してきたのか心配していました。
パンジーにしては珍しくハッキリと嫌いと言っています。
パンジーが嫌っている人物が通っているのは唐菖蒲高校でした・・・ここにはジョーロが嫌っている人物も通っています。
ジョーロが嫌っている人物とパンジーが嫌っている人物は別人でした。
パンジーは誰を嫌っているのか教えてくれませんでした。
.
>>
第二章 俺に吹き荒れる善意の嵐
>>
ジョーロが目覚めるとベッドの中にツバキが居ましたよ。
彼女はご奉仕してくれるつもりでした。
ツバキがネグリジェと下着を脱ぐと中からローリエが出てきましたよ!!
ジョーロは驚いて目を覚ましました、夢だった。
ジョーロ結構ヤバく無いですか?ローリエの全裸に興奮してましたよ。
.
早起きしたジョーロにモーニングコールが掛かってきます。
相手はツバキでした、一緒に登校しようと誘ってきます、さらにジョーロの家の前まで来ていると言ってるぞ。
ジョーロは慌てて登校する事になりました。
.
途中でひまわりにも遭遇します。
ここからはツバキとひまわりのご奉仕合戦が勃発しました。
二人はジョーロの鞄をどちらが持つかで争う事になりました。
凄い力で引っ張り合ってたので手が滑った拍子に鞄はどこかに飛んで行ってしまいました。
これを拾ってくれたのがサンちゃんです。
朝練でランニングしていたサンちゃんが偶然通りかかり鞄を拾ってくれました。
ジョーロが地味に被害を被り始めます。
.
昼休みの図書室でツバキとコスモスの争いが勃発します。
二人ともジョーロの為にお弁当を作って来てくれました。
コスモスはお弁当を食べて貰えるのかドキドキして侍口調になっていました。
ジョーロは弁当二つは量的に多いと感じながらも二人の弁当を食べる事にします、偉い。
ジョーロはコスモスの料理の上手さを知っているので期待していました。
しかしコスモスが作って来たのはブロッコリー尽くしの弁当でした!!なんで?
コスモスはひまわりからジョーロの好物がブロッコリーだとの情報を得たそうです。
ひまわりがブロッコリーが好きと思ったのは、二人でお出掛けしたときに、ひまわりがジョーロのオカズを取ったので代わりにブロッコリーを貰った事が原因でした。
ひまわりの超ご都合主義の解釈は危険だね。
.
ツバキはエビフライを作って来ました。
美味しかったのですが、ツバキがエビに関する知識を披露したので、ジョーロの食欲が減退しました。
.
サンちゃんがジョーロの好みを把握しています。
彼はツバキとコスモスにジョーロの好みに合わせる為の改善点を指摘していました。
本当に仲良しだな。
.
放課後の図書室でパンジーとツバキの勝負が始まりました。
二人が準備してくると言ったのでジョーロはメイド服を着てくれるんだと期待しています。
残念、二人はメイド服を着ていませんでした。
二人はウサ耳を装備してピコピコハンマーを持っています。
そして、お餅をつくパフォーマンスをしてくれます!!
これはジョーロの性癖に合致していました、ジョーロは知られたと焦っています。
勝敗が決まらなかったので二人は次の準備を始めようとしています・・・そこに忘れ物があったサンちゃんが登場しました。
サンちゃんはジョーロが、それ以上やったら死ぬ、って顔をしているので、ほどほどに、とアドバイスをしていました。
ジョーロはサンちゃんに救われています。
.
ジョーロはツバキに向かって、勝負に負けたので、もう尽くさなくていいと宣告します。
パンジーは誰が勝者なのかと追及してきました・・・ジョーロはサンちゃんが勝利者だと告げます。
ジョーロはハーレムは懲りたようです。
サンちゃんはジョーロを好きにする権利を得ました、それを行使する機会はやって来るのでしょうか?
.
>>
第三章 俺の悲劇は、終わったと思うと始まっている
>>
ジョーロは男子生徒から追及を受ける事になっていました。
花舞展に参加した三人目の美女の名前を教えろと迫られていました。
パンジーは正体を隠したいと思っているのでジョーロは頑張って黙秘を続けていました。
次に狙われたのはひまわりでした、彼女はちょろいと思われているようです。
.
男子生徒に取り囲まれていました。
ゲスイ男子たちは学園の二大アイドルの一角、ひまわりと話すことを楽しんでいます。
彼女を誘導して謎の美女の正体を聞き出そうとしていました。
ひまわりが簡単に誘導されちゃうと考えたジョーロは止めようとしますが邪魔されてしまい、ひまわりの元に辿り着けません。
ひまわりは周囲を男子に囲まれていましたが、怖がっては居ませんよ。
取り囲んでいる男子たちには、アイドルに対する敬意が感じられます。
.
ジョーロがヒントは言っていいと言っていたと言われた、ひまわりはヒントを言おうとしていました。
大ピンチでしたが、サンちゃんが颯爽と登場して、ひまわりを囲んでいた男子を追い払います。
サンちゃんはひまわりを叱りつけています。
ジョーロがそんな事を言うわけないだろ、もう少し考えろと言ってました。
ひまわりは自分の非を認めてシュンとなりますが、サンちゃんがクリームパンを買ってやるとすかさずフォローしていました、流石です。
ひまわりを囲んでいた男子生徒がクリームパンをくれました。
サンちゃんが来なかった場合、クリームパンで釣ろうとしていたようです。
.
ひまわりから昼休みはテニス部のミーティングがあるので図書室に行かれない、代わりにパンジーに借りた本を返しておいてと頼まれます。
ジョーロは鞄に『罪と罰』を仕舞おうとして気が付きました!!
鞄の中に入れておいたパンジーの一番大事な本が無くなっています。
ジョーロは自室に置いてあるか確認に戻ります。
自室には置いてありませんでした、紛失した事になったぞ!!
ジョーロは何処で無くなったのか考えます。
ひまわりとツバキが鞄を取り合った時に紛失したと思い至りその場所に向かいます。
.
草むらでパンジーの本を発見したのですが問題発生です。
本はボロボロでビチャビチャになっていました。
ジョーロは同じ本を買って弁償する事にします。
学校をサボって書店巡りを行いました。
.
何軒もまわってようやく目的の本を見つけましたが次の問題が発生しました。
もの凄く高かった!!
希少本らしく102000円の値が付けられていました。
今のジョーロはお金が無いので買えません、店主と交渉して二週間取り置きしておいて貰える事になりました。
ジョーロは二週間で92000円を稼ぐ必要が出てきました。
.
ジョーロは午前の授業をサボったので理由を追及されます。
パンジーの大事な本を汚してしまい、弁償する為にお金が必要だとは言いたくないので誤魔化す事にします。
今年の八月に旅行に行く予定なんだがお金が無いのでアルバイトを探していたと教えます。
サンちゃんは甲子園に応援に行くためだと直ぐに察してくれます。
.
コスモスがジョーロのアルバイトの日程と夏休みの予定を聞いてきましたよ。
ジョーロは日程が決まったら教えると伝えます、コスモスは来る気ですね。
アルバイトを探していると知ったツバキはジョーロを雇ってくれる事になります。
自給1200円で串カツ屋でアルバイトさせてくれる事になりました。
放課後は図書室に来られ無い事になりました。
.
パンジーだけに真相を教える事になります。
パンジーはジョーロが放課後図書室に来なくなるのは嫌だと言い、本は弁償しなくていいと言います。
ジョーロが買って弁償すると言うとパンジーは何かを察したようです。
不満そうでしたが認めてはくれました。
.
アルバイトが始まりました。
初めてのアルバイトにジョーロは苦戦しているようです。
コスモス、ひまわり、サンちゃん、パンジーがお客としてやって来ました。
ひまわりは、ジョーロの敬語が面白いようです。
.
ジョーロが嫌みなおじさんの接客をしていました。
ジョーロの事を色々と罵っています。
.
疲れたジョーロがひまわりたちの元に行くと、ひまわりがお水をくれます。
ひまわりは自分の使ったコップで水を飲ませてくれました。
ジョーロは、ありがとうございます、ありがとうございます、と二回お礼を言っています。
ひまわりが舐めた箇所から飲めて喜んでいます、ジョーロ屑だな。
ひまわりのエンジェルビッチ行動にコスモスとパンジーは感銘を受けています。
この二人はチャンスがあったらひまわりと同じ方法で間接キスを狙うつもりのようです。
.
アルバイトが終わり、休憩室でツバキと会話しています。
ツバキが勝負の感想を聞いてきました。
ジョーロは最悪だと返答しました、コスモス、ひまわり、パンジー、ツバキの四人はジョーロの喜ぶポイントを避けていたと指摘します。
でも嬉しかったけど罪悪感が半端なかったと告げます。
しょうもない自分の為にみんなが頑張ってくれた事に対して申し訳ないと告げました。
ツバキはジョーロはしょうもなくないと励ましてくれます。
彼女の狙いが気になります。
.
>>
第四章 俺が誰にも、知られたくないこと
>>
ジョーロは順調にアルバイトを続けていました。
難癖を付けてくるおじさんが真山さんって名前だと判明しています。
真山さんが帰った後、A子さんたちがやって来ました。
A子さんは早速ジョーロに難癖を付けてきます。
.
A子さんに関わりたくないジョーロは頼れる先輩アルバイト金本さんに接客を代わって貰います。
それは良いんですが、金本さんが壮大な勘違いをしてくれます。
金本さんはA子の事をジョーロの彼女だと勘違いしてしまい、ジョーロから彼女だと聞いたとA子に伝えてしまいました。
彼女扱いされたA子は気分悪そうにトイレに駆け込みました。
でもねーこれってA子が、ジョーロの彼女扱いされた事で照れた風にも見えるよ、どっちなんだろうねー。
.
登校時にひまわりと遭遇しました。
ここでジョーロが彼女への誕生日プレゼント失念していた事が発覚しました。
ひまわりは一瞬怒りますがジョーロがプレゼントを用意すると約束すると機嫌を直してくれます。
これはジョーロにとっては良かったよね、忘れたまま、期日が来てしまったら最悪でした。
.
コスモスが生徒会のメンバーでお店に来ると伝えてきました。
コスモスは生徒会メンバーの山田がどうしてもジョーロの働きぶりが見たいと言ってな、と言い訳がましい事を言っていました。
パンジーを誘ったのですが彼女はその日は用があると言って断ります。
.
コスモスたちが店にやって来ました。
少し遅れてあすなろが一人でやって来ました。
席が埋まっているのであすなろは待たされることになります。
生徒会の席に空きが一つある事を発見した彼女は相席を申し出ました。
コスモスは気まずそうにしてますが、あすなろは平気なようです。
面の皮が厚いですね、生徒会の面々に取材を始めていました。
山田から真実を聞き出し、コスモスがジョーロがちゃんとバイトできているか心配している事が発覚しました。
.
ジョーロが大失敗をしてしまいます。
アルバイトに慣れてきた彼は慎重な行動を怠りました。
口煩い嫌な客、真山にビールを掛けてしまいました。
真山は激怒してしまい、誠意を見せろと言ってきます。
店側としてはクリーニング代を出す事で納得してもらいます。
ジョーロと金本だけでは宥める事が出来なかったので店長のツバキが出てきて頭を下げていました。
流石ツバキ、アルバイトとは迫力が違いました。
消沈してしまったジョーロをツバキは早く帰らせました。
これがジョーロの運命を分けました、悪い事が起こってしまいます。
.
予定よりも早く帰ってきたジョーロの姿を見たローリエは何か失敗したんだと気が付きます。
部屋に行けば元気が出ると言ってますよ?
ジョーロは不審に思いながらも自室に向かいました。
驚きです、そこには着替え中のパンジーが居ましたよ!!
スカートはまだ穿いていました、ちぃ惜しい、しかし上半身はさらしを外している段階だったようです。
ジョーロはパンジーの半裸を堪能したようです、色々と言葉巧みに褒めたたえていました、心の中で。
ジョーロの心が読めるエスパーのパンジーには聞こえていたのでしょうか?
.
ジョーロがローリエに、なんでパンジーが居たのか聞きに行きました。
パンジーとローリエは遊んでいたそうですよ、パンジーが言っていた予定とはローリエと遊ぶことでした。
.
ジョーロが部屋に戻ると着替えを終えたパンジーが待っていました。
ジョーロはパンジーに部屋を物色してないか確認しますが、物色された後だったぞ。
パンジーは全て元あった場所に戻した、むしろ綺麗になっていると答えます。
掃除してくれたのかもな、あんまり嬉しく無いけど。
.
パンジーはジョーロを励まそうとしてくれたようですが、行動に移す前に余計な事を言ってしまいました。
パンジーはジョーロが隠そうとしている彼の気持ちに踏み込んでしまいました。
パンジーは彼女の大事な本を弁償する為にアルバイトを始めたジョーロの行為は自分の立場を守る為の行動。
善意の皮をかぶった自己満足、私の、世界で一番嫌いな感情ね、と言ってしまいました。
図星を突かれたジョーロは激高する事になります。
パンジーと大喧嘩をする事になってしまいました。
初めてじゃないかな、この二人が激しい感情をぶつけ合ったのは。
.
ジョーロはパンジー、コスモス、ひまわり、サンちゃん、ツバキに対して劣等感を抱いていました。
彼らと付き合っていくには余計な負い目を背負ってはいけないと考えていました。
だから、困っているジョーロを助けようとする彼らの手を払ってたようです。
パンジーはジョーロを立派な人よ、自分を卑下しないで、と言ってくれたのですが、ジョーロにはそれが哀れみに聞こえたようですよ。
.
パンジーに今日は帰れと言ってしまいました。
パンジーは哀しそうに、それが本心か聞いてきました、ジョーロはそうだと答えています。
勿論、違うんだよ、彼はパンジーに傍にいて欲しいと思ってたようだ。
.
パンジーが帰ってから、彼女が座っていたベッドの上で忘れ物を見つけました。
ウサ耳と人参の形をしたボールペンでした。
パンジーはジョーロを励ます為に、『うさちゃんメイドと楽しいお絵かき会』を実践してくれるつもりだったようです。
ジョーロは先に言えよと嘆いていました。
.
>>
第五章 俺のせこい新ルール
>>
教室でのジョーロは消沈したままでした。
隣の席でA子さんたちが話しています、ドラマの話になったのですが、A子は見なかったと告げると話は終わります。
A子はコンビニで遅くまで立ち読みしていたと言っています。
彼女は家に帰りたくないようですよ、父親と上手くいっていないようです、激しく罵倒していました。
.
昼休みジョーロは喧嘩中とはいえ約束を守る為に図書室に向かいました。
ジョーロとパンジーは喧嘩している事を隠そうとしていましが会話が全く無いので簡単にバレタぞ。
しかし、優しい仲間は言及する事はありません。
其々に行動を起こす事になります。
.
サンちゃんはジョーロを励ましてきました。
彼はジョーロの今の心情を理解してくれています。
サンちゃんはジョーロを助けない、一人で頑張れと応援してくれます。
全力でやってみる事の大切さを説いています。
どこまでもジョーロの事を理解してくれていますな。
.
アルバイト先に真山さんが今日もやって来たゾ。
ジョーロはサンちゃんの全力でやってみる事だというアドバイスに従います。
真山さんにクリーニング代を払う役目を申し出ます。
ツバキは止めますが、金本が賛成してくれました。
ジョーロがクリーニング代を渡しに行くと真山は驚いたようです。
.
しかしやっぱり攻撃してきました、ジョーロの意図を聞いてきます。
ジョーロはクリーニング代を渡して謝れば良いと思ってたようです。
店の誠意を自分の誠意みたいに振舞うのはやめろと言われてしまいます・・・これは真山が正論のように聞こえますね。
ジョーロは迷った末に、これから頑張っていくと伝えます。
素晴らしい仲間(サンちゃんタチの事ね)を支える為に自分にできる事をしていきたいと決意を表明しました。
真山はすぐに喧嘩して終わりだろ、と言ってきます。
ジョーロが喧嘩したら仲直りできるまで、どんだけ失敗しても諦めずに仲直りしようとする、と告げると真山は動揺したようだぞ。
気分が悪いと言って、帰って行きました。
真山がイライラしているのは家族関係なのかもしれないね。
.
アルバイトが終わり休憩室でツバキから真山さんに誠意が伝わって良かったねと言われます。
この調子ならばパンジーとも仲直りできるよと言われています。
ツバキもパンジーとジョーロが喧嘩している事に気が付いていました。
ツバキにパンジーの事をよく理解していると言われたジョーロは照れていました。
.
>>
第六章 俺にとって最悪の結末
>>
金曜日に真山さんがお店にやって来ました。
注文を持ってきたジョーロに向かって、そこに座れと言ってきます。
金本が助けてくれるかと思ったら、ジョーロと真山が話す事を認めてしまいます。
ジョーロは真山から謝罪を受ける事になりました。
.
真山は家族と上手くいっていないそうで、ムシャクシャしていて八つ当たりをしていた、今まで悪かったと言ってきました。
ジョーロが大事な人との絆を守ると言った事に感動したようです。
普通は恥ずかしくて真正面からは言えないと言ってるね。
自分が絆を守るのは暫く無理そうだから、ジョーロは自分みたくなるなよ、と言っていました。
店が忙しくなり、ジョーロは金本に呼ばれ、仕事に戻ります。
ジョーロは真山にエールを送る積りだったのですが、頑張れよ、とのエールを送られてしまいました。
.
この日はパンジーの大事な本を取り置いて貰える最終日でした。
しかし、早退した日があるので二十二時までアルバイトをする事になります。
書店は二十一時に閉店になります。
ジョーロは今日まで取り置いてくれる事になっているので翌朝一番に行けば買えると考えていました。
.
ジョーロが家に帰るとひまわりが家に来たと、ローリエに知らされます。
何かあったのか聞かれたので誕生日プレゼントの催促だろと答えます。
ローリエはパンジーの誕生日は十二月三十一日だと教えてくれますよ、ジョーロはその情報は要らなかったと思っています。
.
ジョーロはスマホに大量のメールが届いている事に気が付きます。
ほとんどがひまわりからのモノでした、今日は疲れたので寝ると返信しました。
大量のメールの中に見慣れぬアドレスからのメールがありました。
確認してみると、書店の店主からのもので、閉店時間までに来なかったので、あの本は別の客に売ったぞ、と書いてありました。
ジョーロは絶望する事になりました。
.
眠れぬ夜を過ごして翌朝始発電車で書店に向かいました。
途中で自分が理不尽な行動をしていると気が付きます、よかったねー、シャッターをドンドン叩く前に気が付いて。
開店時間の三十分前にシャッターが開きました。
ジョーロは店に駆け込みます。
.
ジョーロは本の存在を確認しますが、やっぱり無かったね、店主がジョーロに駆け引きを持ちかける必然性は皆無なので、売ったと言ったら売ったんだよ。
確認が取れてしまいました。
店主は謝ってくれますよ、いい人です。
ジョーロが今日の朝に来るかもと思っていたそうですが、買いに来た別の客が凄い剣幕だったそうです。
それで譲ってしまったと言っていました。
項垂れるジョーロの事を心配してくれますよ、本当にいい人ですね。
.
店主は知り合の本屋に連絡してくれていました、本が見つかった場合、優先的にジョーロに売ってくれるように頼んだそうです。
ジョーロは見つかったら連絡して下さいとお願いして、他の店を探しに行きました。
.
捜索中にひまわりからメールが来ました。
彼女はジョーロに会いたいと言っています、しかし、ジョーロは立て込んでいるから無理だ、部活頑張れと返信しました。
これが不味かったな、ひまわりも、もう少し具体的に内容を書いた方が良いぞ、これでは、ジョーロが軽視したのも頷ける。
.
結局、本を見つけられなかったジョーロがヘロヘロになって夕方帰宅しました。
ひまわりがジョーロの家の前で待ってたぞ!!
ひまわりはジョーロを探してたと言っています。
そして、これあげる、と言ってジョーロにバンジーの本を渡してきました。
ジョーロが買おうとしていた希少本を買ったのはひまわりだったようです。
.
ひまわりが希少本を探す為に数日間テニスの練習をサボった事と、ラケットを新調する為に貯めていたお小遣いを使ってしまった事が分かったのでジョーロはひまわりを叱り始めてしまいます。
なんで、重要な試合の前にそんな事をしたんだと激怒しています。
.
ひまわりはジョーロに褒められる事を期待してたので、なんで怒られるの?と不満顔をしています。
彼女はジョーロが困っている事を知っていました。
ジョーロの一番近くに一番長く居るのは自分だ、自分が一番ジョーロの事を分かっていると言ってます。
彼女はジョーロが嘘を吐くときの癖を知っているとも言ってます。
それを見てジョーロが強がっていると見抜いたようです。
.
ジョーロはひまわりに、自分の事よりもひまわりの方が大事なんだと伝えました。
これは凄い口説き文句だよね、ジョーロは自覚的に言ったのかな?だとしたら凄腕のジゴロだよ。
雰囲気から察するに、そうでは無いようだぞ、ジョーロは罪深いな。
ジョーロがひまわりを怒ったのは彼女が自分の事よりもジョーロの事を優先したからでした。
ひまわりはジョーロが本心を言っていると理解して、泣きだします。
ジョーロも言い過ぎたと謝り、ひまわりもそれが嘘じゃないと理解しました。
ジョーロがひまわりが幼馴染で良かったと告げています。
ひまわりとは和解しました。
ひまわりはジョーロに惚れちゃったようです。
.
>>
第七章 俺ってほんと、どこにでもいる平凡な・・・
>>
ひまわりの試合の日がやって来ました。
ジョーロ、コスモス、サンちゃん、パンジー、ツバキが応援に来ています。
ひまわりは新しいリストバンドとラケットを持っていました。
リストバンドはツバキがプレゼントしたものです。
ラケットはジョーロがプレゼントしたものです。
ひまわりから希少本を貰ったジョーロは購入費でひまわりにラケットを買ってあげました。
ひまわりは大事にするよと嬉しそうにしています。
自分で購入したのも同然なんですが、プレゼントし合う事になり、ウインウインです。
.
試合が始まる前にひまわりがジョーロに好きな人が居るか聞いてきました。
ジョーロが居ないと答えると、ひまわりは、自分とお揃いじゃない、と言ってました・・・やっぱりね。
ご褒美だと言ってジョーロの頬にキスをしてきました!?
そしてコスモスと、パンジーに向けて負けないよ、と宣言しています。
これはジョーロが好きだと宣言したも同然ですね。
ひまわりは試合に勝ちました。
.
試合後、ジョーロはパンジーを呼び出し、希少本と汚してしまった本を返します。
ジョーロは意地を張ってパンジーに八つ当たりした事を謝りました。
ジョーロはパンジーに向かって、今後は大事なものを守る為に頑張っていくと告げます。
パンジーはジョーロの家で会った時に本当はどうして欲しかったのか聞いてきました、ちょっと意地悪だよね、意地らしくて可愛いけどさ。
ジョーロは答えにくそうにしていますが、パンジーが望んだ答えのようだったので嬉しそうにしていました。
.
パンジーがジョーロに謝罪してきました。
ジョーロの気を引く為にズルをしたと告げます。
本当の姿を使って駆け引きをした事を謝ってきました、自分の汚い考えを恥じています。
これを聞いたジョーロはパンジーも人間なんだと安心できたと伝えました。
ジョーロのこの発言を聞いたパンジーはジョーロの事がメチャクチャすげぇ好きになったと伝えます。
ジョーロは照れテレでした。
.
パンジーが貸してくれた本に挟んであった栞にはメッセージが書かれていました。
『私がとても困っていたら、貴方は助けてくれる?』とありました。
ジョーロはその時、暇だったらなと答えています、まだ素直になり切れないようですね。
パンジーの熱烈なアピールに照れたジョーロはツバキとバイトのシフトについて話し合うと言って逃げたぞ。
.
ツバキに、そろそろちゃんと覚悟を持った方がいいと言われます。
ツバキがジョーロの前に現れて色々と行動を起こしたのはジョーロに主人公としての自覚を促す為でした。
ジョーロがみんなの中心にいるって覚悟を持つようにって事でした。
ツバキはジョーロに告白めいた事を言ってきました。
ジョーロみたいな、夢も希望もない男に恋愛感情を持つ人は少ないと言ったが、いないと同じ意味じゃないと告げます。
ジョーロは照れてしまい手近にあったお茶を飲んで誤魔化そうとします。
それはツバキの飲んでたお茶でした・・・ツバキと間接キスしてしまったね、二人とも照れテレです。
ジョーロはツバキともフラグを立てたようですよ。
.
>>
エピローグ 俺が一番言われたくないこと
>>
ジョーロはクラスのカリスマ群のA子を助けてあげる事にします。
ジョーロは恐々A子を人気の無い場所に呼び出します、A子は付いてきてくれたぞ。
ジョーロはA子に夜遊びは止めて家に帰る事を勧めます。
彼女の父親が心配していると教えてあげました。
A子はなんで父親を知っているんだと言い返します。
ジョーロはツバキの店で知り合ったと教えてあげます。
ジョーロに絡んで来ていた真山さんがA子の父親でした。
彼が言ってた上手くいっていない娘はA子の事でした。
A子は父親に構ってもらえず家を遠ざけていました。
父親の方は娘に対してどう接すればいいのか悩んでいました。
A子の名前が判明します。
彼女は真山亜茶花と言います、あだ名はサザンカ。
ジョーロは二人に共通する癖から親子だと判断しました、困った時に頬をかきますよ。
照れたサザンカはジョーロにボディーブローをくれました、痛そうです。
素直じゃないお礼を言って立ち去ります。
サザンカもジョーロが好きになっちゃったのかもな?
.
ジョーロが主人公としての覚悟を決めて終わりかと思ったら新たな問題が発生しました。
野球部の一年生マネージャーがジョーロを呼び出します。
話があると言ってベンチに座らされます、ベンチの登場にジョーロは嫌な予感を覚えます。
小娘はサンちゃんとパンジーを恋人同士にする手伝いをして下さいとお願いしてきました。
予想外の変化球が飛んできたよ、しかも危険球じゃないの!!
ジョーロは逃げたいと考えています、どうするのでしょうか?
.
成分 | 美少女 | 恋愛 | 友情 | セクハラ | ハーレム | ツンデレ | クズ度 | ラッキースケベ |
評価 | AAA | AAA | A | B | BB | C | A | AA |
AmazonLink: 俺を好きなのはお前だけかよ(3) (電撃文庫)
コメント
コメントを投稿