ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 7 フォース・スクワッド・ジャム〈上〉 (電撃文庫)


概略:
ピトフーイがSJ4の為にシャーリーとクラレンスをチームに勧誘しています。
裏切り前提で参加してもらう事になります。
香蓮は父親に連れられて業界人のパーティに参加しています。
そこで低身長にコンプレックスを持っている男性と知ります。
その場では会話するだけだったのですが後日父親を介して結婚を前提にした交際を申し込まれます。
香蓮は断ったのですが行動力がありGGOまで押しかけてきました。
話を聞いたピトフーイが悪乗りしてGGOでレンに勝てたら交際に応じると言ってしまいます。
レンはSHINCと戦いたいだけなのですが厄介事を抱えてSJ4に挑む事になりました。

レーベル電撃文庫
発行日2018/6/9
著者時雨沢恵一
イラスト黒星紅白
ISBN
雰囲気勧誘、妥協、ナンパ?、出会い、賭け、ゾンビ、初心者攻撃、仲間割れ


フィールドでPKに勤しんでいるシャーリーとクラレンスがSJ4について話しています。
参加希望者が増えたので予選が行われる事になりそうです。
パーティは6人までなので2人だけで参加しても突破は厳しそうです。
どうにかしなければと考えているところにピトフーイが現れます。
ピトフーイは二人をパーティメンバーとして勧誘してきました。
彼女が所属しているLPFMは4人なのでシャーリーとクラレンスが加われば6人編成になります。
願ったり叶ったりなんですがシャーリーはピトフーイを殺したくてSJ4に出ようとしています。
同じチームになってしまっては目的が叶いません。
シャーリーが参加を躊躇しているとピトフーイが途中でチームから離脱して敵対しても良いからと提案してきました。
シャーリーはピトフーイの提案を受け入れます。
クラレンスには元から拘りはありません、SJ4に参加できるならばと大喜びしています。

レンはリアル世界で父親に連れられて業界のパーティに参加していました。
そこで背が低い事にコンプレックスを抱えている西山田炎(ファイア)という三十台の男性に声を掛けられました。
先に名乗られたので香蓮も小比類巻香蓮と名乗り返してしまいます。
名乗ってから安易すぎたか?と後悔しますが業界人のパーティなので参加者の身元は確かです。
問題無いと納得する事にします。
香蓮も高身長にコンプレックスを抱えているので炎の悩みを理解できたようです。
少しの間、心地よい会話をして別れました。
連絡先を聞いて来なかったのでナンパでは無かったと安堵しています。
後日、炎は香蓮の父親に連絡してきました。
結婚を前提として香蓮と交際したいと申し込んできましたよ!
父親から連絡を貰い香蓮は仰天していますね。
まだ結婚は考えられないからと言って断って貰う事にしました。
これで話は終わったと香蓮は考えていました・・・甘かったね。

ZEMALはフィールドでバリバリ撃ちまくていました。
周囲への警戒を怠っていたのでクマのモンスターに襲われ危機に陥ります。
そこにマシンガンを抱えた美少女が現れ彼らを救ってくれました。
ZEMALの面々はマシンガンを愛用する美少女に惚れこんでしまいます。
惚れると言うよりも信仰心が芽生えた感じですね。
彼女は自分たちの女神ではないだろうか?と考えてしまいます。
美少女の方はZEMALの事を知っていて試合の映像を見たわよと気さくに話しかけてきました。
分析力が高くZEMALの戦略の無さを指摘してくるね。
もっと上手く立ち回れば優勝すらできると思うと言っています。
ZEMALの面々は彼女に自分たちを導いて欲しいとお願いしてみます。
美少女は一瞬呆気にとられたようですが、大笑いして、承諾してくれました。
ZEMALに6人目のメンバーが誕生しました。

GGO内でレン、フカ次郎、ピトフーイ、エムが作戦会議をしていました。
シャリ―とクラレンスがチームに参加すると聞いてレンは喜んでいました。
レンはSHINCとの対戦を心待ちにしています。
6人になったのでチーム力が強化されたと喜んでいました。
良い気分だったのですが台無しにする出来事が発生します。
GGO内だと言うのに香蓮さんと声を掛けられます。
驚き過ぎてレンは誰ですか?と聞き返してしまいます。
レンの中身が香蓮だと認める事になったね。
声を掛けてきたのは西山田炎でした。
低身長な彼は長身のアバターを作りました。
高身長な香蓮が小さなレンを作ったのと似たような心境のようです。
しかもVRゲーム初心者でゲーム内で実名を呼ぶのはマナー異変って事も知りませんでした。
西山田の存在はフカ次郎には教えてありました。
フカ次郎はピトフーイに炎が香蓮に結婚を前提にした交際を申し込み断られた事が伝わります。
炎には何らかの伝手があるようですね。
香蓮がレンと言うアバターでGGOをプレイしている事を突き止めて会いに来たそうです。
炎は香蓮との交際を諦めきれない様子ですね。
GGOの殺伐とした雰囲気がお気に召さないようです。
人殺しを楽しむなんてどうかしていると言っています。
人格に悪影響がありそうなので結婚したら香蓮にはGGOを引退して貰うと言ってるよ。
愛する世界を否定されてレンがブチ切れそうです。
二人の関係性を知ったピトフーイが面白そうだと悪乗りするね。
彼女の性向からすれば当然の行動か。
交際を迫る炎にGGOでレンに勝てれば交際に応じる、負けたら諦めるって賭けを持ちかけます。
炎は勝てる自信があるようですね、ヤレヤレって感じで賭けに応じました。

SJ4が始まります。
フカ次郎が遅刻するのを心配したレンは集合時間よりも数時間前に集合する事にしました。
集合場所になっているバーの個室に引きこもり作戦会議をして時間を過ごします。
参加者が次々とバーに入ってきます。
ZEMALは指揮官に就任した美少女を神輿に乗せて現れます。
個室に籠っていたのでLPFMはそれを見ていません。

SJ4が始まると有力チームはマップ内の違う区画に配置されました。
シャーリーは早々に離脱したそうでしたが最初のスキャンが終わるまで待つ事にしました。
敵の位置を把握してから行動を始めた方が優位になると説得された結果です。
最初のスキャンまでじっとしているとモンスターが湧いてきました。
周囲に銃声を響かせたくなかったのでレンがナイフで殺しました。
離れた位置から銃声が響いてきました。
どうやらモンスターを銃で殺すと仲間のモンスターが湧いてくるトラップだったようです。
一定時間同じ場所に留まるとモンスターが湧きだすトラップのようです。
スキャンが終わるとLPFMは銃声があった方向に移動して敵チームを屠ります。

マップ上に幅の広い川が存在していました。
橋を使って渡るのが一番都合が良いと判断してトレーラーで移動する事にします。
橋を渡っている途中でバイクに乗った敵チームに遭遇しました。
見た感じ武器を装備していないので奇妙に感じます。
エムが彼らの狙いに気が付きました。
トレーラーを急停車して横転させます?
どうやら車体をバリケードにするつもりのようですね。
バイクに乗ったアバターが突撃してきます?
狙いは自爆攻撃でした。
メンバーは一人ずつ特攻して敵チームを爆殺しようとしてきました。
彼らはGGOにコンバートしたばかりの初心者チームでどうすれば強敵を倒せるか考えた結果自爆攻撃を思いつきました。
確実性の高い良い攻撃方法ですね。

背中に爆弾を背負いバイクで突っ込んできます。
フカ次郎がプラズマグレネードで一網打尽にしようと提案しますがそれでは爆風を遮るバリケードも一緒に吹き飛ばしてしまいます。
窮地に陥りますがレンが打開策を思い付きました。
ピトフーイも同じ事を考えていたようですね。
フカ次郎にグレネードで爆風を起こして貰います。
爆風に隠れてレンが光剣を持って突進してバイクに乗っているアバターの首を跳ねる事にしました。
レンの存在に気付いた生き残りは逃げるのに必死になり走行ラインが単調になります。
フカ次郎がグレネードで仕留めます。
レンは爆風を避ける為に川に飛び込みます。
同じく爆風から逃げる為に川に飛び込んでいたエムと一緒に川から引き上げて貰います。

移動手段のトラックを失ったので敵が使っていたバイクを貰う事にします。
動くかシャーリーに確認して貰いました。
トラップのモンスターが湧きだしてきます。
ここでシャリーが裏切りました。
わざとモンスターを銃で殺して仲間を呼び出します。
手に入れたバイクにクラレンスを乗せて逃げて行きました。
モンスターを掃討してスキャンを見ると予想外の展開が待っていました。
SHINCとMMTMの位置が問題なようですね。
レンが悲し気に「なんでっ!」と叫んでいます。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
マッチョ2
銃器3
戦闘5
作戦5
変人3


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