ラノベの感想) キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 第9巻 (富士見ファンタジア文庫)


概略:
シスベルを救出する為に燐が帝国に密入国しました。ミスミスの部隊が同行しています。とても緊張していて警戒心を隠せてません。レストランで背後から近付いた店長を蹴り倒しています。イスカはフォローに追われる事になります。観光客に偽装する為、燐がイスカとツーショット写真を撮ります。それをアリスに送信しました。シスベルが監禁されていると思われる場所に到着しました。そこは廃工場でした。廃工場の地下に怪しい研究施設が存在しました。地下でシスベルを発見した一行は彼女を監禁していた怪しい科学者と対峙する事になります。

レーベル:ファンタジア文庫
発行日:2020/4/17
著者:細音 啓
イラスト:猫鍋蒼
ISBN:9784040731827
雰囲気:狂科学者、帝国観光、イリ―ティアと八大使徒、極秘研究所、天帝登場、誘拐、帝都へ
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ヒュドラ家に拉致されたシスベルが埃塗れの汚い部屋で目覚めます。
粗雑な扱いに憤慨していますね。
そこにケルヴィナ・ソフィタ・エルモスと名乗る怪しい人物が現れます。
帝国軍星霊研究機関「オーメン」の研究主任だった事もあると語ります。
ケルヴィナがシスベルの星紋を触り始めます。
シスベルの事を研究材料と呼んでいます。
シスベルはケルヴィナの異様さに怖気を感じて大人しくなりました。
ケルヴィナは複数の注射器を取り出してシスベルを脅したようです。
泣き喚いて止めてと懇願するシスベルの涙をスポイトで採取して貴重な体液が採取できたと満足そうにしてます。
シスベルは彼女の異様さに恐怖しています。
色々とヤバすぎる変態さんのようですね。
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帝国に密入国する燐は緊張の極致にありました。
帝国の国境では入国審査が厳重になっていました。
帝国の使徒聖が皇庁を襲撃したので報復に備えての事です。
長い行列ができていて身体検査が行われていました。
燐が中々出てこないのでイスカ達が心配しています。
心配になり様子を見に行こうとしたところで燐がやって来ました。
星紋がバレたのか心配したと告げると燐が自分の星紋は見つかり難い場所にあると教えてくれます。
平静では無い燐はパンツを脱がされない限り発見されないと教えてしまいます。
聞いてた音々とミスミスが燐の星紋の在処を予想して真っ赤になっています。
自分の発言が恥ずかしくなった燐は真っ赤になってお尻に星紋があって悪いか、と叫んでイスカに殴り掛かりました。
お尻と言っても範囲が広いよな・・・左右のどちらにあるんだろう?
それとも割れ目の中にあるのか?
イスカが探求心を発揮して所在を明らかにしてくれる事に期待したい!!
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無事に帝国への密入国を果たした燐は不満そうにしています。
彼女の中の帝国のイメージと余りにかけ離れていました。
燐のイメージする帝国は高いビルがそびえたち動く道路がある未来都市です。
燐たちが居るのは帝国の東の端にある極東アルトリア管轄区です。
そこには長閑な田園風景が広がっていました。
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シスベルが監禁されていると思われる場所まで車で数日の距離がありました。
途中の街に立ち寄りレストランに入る事になります。
燐はミスミスの背に隠れて道行く帝国人を威嚇しています。
周囲に帝国人しか居ない環境が恐ろしいようですね。
目立ってはいけない極秘任務なのですが目立ちまくっています。
可哀想な帝国人は燐の鋭い眼光に晒されて逃げていきます。
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レストランに入っても強盗防止の監視カメラを破壊したい衝動を抑えるのに必死になっています。
燐は自分の密入国が帝国側にバレていて監視されているとの妄想に囚われています。
燐の背後から近付いた注文を取りに来た店長を蹴り倒してしまいます。
イスカが慌てて店長を椅子に座らせて誤魔化しています。
幸い燐の蹴りが速過ぎて周囲の客には気付かれませんでした。
呆れるイスカに燐はこれからも同様の騒動が続くと宣言しています。
色々と限界なようですね。
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ホテルで一泊する事になりました。
イスカが見張りとして廊下で警戒しています。
ジンと交代で見張りをしているようです。
缶コーヒーを飲んで眠気に耐えています。
イスカは帝国に帰ってきた事で緊張感が緩んでいると自覚しました。
そこに燐がやって来てお願いをしてきます。
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彼女の部屋に来て盗聴器や監視カメラを探すのを手伝って欲しいと言ってきました。
イスカは部屋に向かい一緒に探してあげています。
何も無い事が分かり部屋を出ようとしたのですが次のお願いをされます。
シャワーを浴びている間、部屋に留まり監視して欲しいとお願いされました。
燐は報酬として帝国から持ち込んだ高級茶葉を提供してくれます。
イスカは紅茶を淹れて待つ事にします。
暫くすると浴室から人間が倒れたような音が聞こえてきます。
イスカは慌てて浴室に向かい中を確かめます。
そこには全裸の燐が倒れていました。
尻の星紋の位置を確認する大チャンスだったのですが紳士イスカは確認を怠ったぞ・・・馬鹿野郎です。
イスカはタオルに包んで燐を運び出しました。
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燐は自分が疲労から風呂で上せた事を自覚してましたがイスカに八つ当たりしてきます。
イスカが燐を襲ったと難癖をつけてきます。
全裸を見られた燐はこれが私の本気だと思うなよ。
シスベル様に追い抜かれはしたが、必ずやシスベル様の大きさを抜き返してみせる。
いつまでも大平原のごとき平地ではない。
いずれアリス様にも追いついて、ゆくゆくはイリ―ティア様級のそれは立派なものに育つのだから!
と宣言しています。
逃げようとするイスカにおっぱいの事を喋ったら許さないと厳命しています。
いやーイリ―ティアのおぱいに並ぶねー、燐は物凄い大望を抱いてますねー。
彼女の努力が実る事をお祈りしています・・・
でもなー、イリ―ティア並みのおっぱいに成ったらナイフを投げる時に邪魔じゃねーか?
空気抵抗が増えて動きが遅くなりそうだけど、それは良いのかな?
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翌日、燐がイスカを街に連れ出し写真撮影を始めました。
観光客を装う為の偽装工作の一環です。
燐がイスカと腕を組みツーショット写真を撮っています。
それをアリスに送信しました。
燐は愛しの自分の姿を見れてアリスが喜ぶと言ってました。
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燐から送られてきた写真を見たアリスが顔を顰めています。
イスカとの距離が近すぎると文句を言ってますね。
燐はイスカと恋人同士に見えるツーショット写真を送ってきていました。
アリスが嫉妬に駆られています。
そこにミラベアがやって来てしまいます。
アリスは慌てて写真閲覧に使っていた小型の情報端末を隠しています。
襲撃を警戒してアリスはミラベアに自室に泊まってもらっています。
ミラベアが枕の下に隠してあったセーフハウスの監視映像を閲覧する情報端末を発見しました!
アリスが止める間もなくミラベアが再生ボタンを押してしまいます。
そこには全裸のイスカと対峙する燐が映っていました。
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ミラベアはイスカの事を知りません。
少年の全裸に興奮しているようですね・・・
焦ったアリスはその映像を毎晩見ている事を口走ってしまいます。
アリス意外にスケベだな・・・
イスカの全裸を見て股間を熱くしているのだろうか?
ミラベアはアリスが少年を全裸にして鑑賞する趣味があると誤解したようです。
没収すると言って情報端末を奪おうとしてきます。
アリスが必死の抵抗をみせ情報端末を死守したようです。
アリスはイスカの全裸を見ているだけなのでしょうか?
イスカの全裸をオカズにして色々とよからぬ事に使っていたりしませんか?
大丈夫ですか?
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璃酒が天帝にイスカ達が帝国に帰還した事を知らせました。
最初はさして興味を示さなかったのですがイスカ達が極東アルトリア管轄区に居ると知ると会いに行こうと言い出します。
璃酒にはその後の予定もあったのですが全てキャンセルする事になりました。
振り回されているなー。
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シスベルが監禁されていると思われる場所に到着しました。
イスカ達は茫然としています。
そこは廃工場でした。
音々が周囲を囲む塀にオーメンのマークが記されているのを発見しました。
しかしそこは星霊研究を行う研究所には見えません。
イスカ達はオーメンの研究所が帝都にしか存在しないと考えています。
違法な研究所である可能性が浮上しました。
ジンが帝国兵として違法な研究施設を調べると言い出します。
不愛想なんだけどジンは良い奴だよな燐に協力する事になります。
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土の星霊使いである燐がゴーレムを作り出し壁を破壊して施設内に侵入しました。
施設内は埃塗れで長い間使われていない様に見えました。
進んでいくと埃が途切れていました。
誰かが出入りしている形跡がありました。
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施設内に居た男を燐が拘束します。
馬乗りになってナイフを突きつけて尋問を始めます。
男は地元の住人でアルバイトをしていると言っています。
週に一度薬品を受け取り怪しげな女に渡していると言ってます。
受け渡し場所に案内させると床に切れ目が入っているのを見つけました。
男を解放して床の扉を開ける事にします。
燐がゴーレムを崩して隙間から砂を侵入させます。
内側からカギを破壊して床の扉を開けました。
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地下に降りて行きます。
音々が精霊の研究所に必要な設備が無い事に疑問を呈します。
音々は雪と太陽(ヒュドラ家の星霊研究施設)に侵入した時に精霊研究施設の設備を観察していました。
燐は音々の目ざとさに驚いています。
燐が精霊研究の施設について解説を始めるとメモを取ってますね。
地下室を進んでいくとシスベルを発見しました。
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敵だと判断した燐が飛び掛かろうとしたので慌てて止めています。
燐はシスベルが自分に抱き着いて来ると予想したようですが彼女が向かったのはイスカの胸でした。
イスカに抱き着きおっぱいを密着させてお礼を言っています。
二度と離れないでくださいね、一生。
続いてジンにも感謝の意を表しています。
活躍を讃え親衛隊に加えてあげる、名誉の一号ですわ、と言っています。
イスカとジンだけに感謝を示すシスベルをミスミス、音々、燐が醒めた目で見ています。
物凄く不満そうです。
燐まで、見つけなかった事にして帰ってしまおうか、と言ってます。
シスベルって同性に嫌われるタイプだったのね・・・
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ジンがシスベルをイスカから引き剥がし黒幕を追う事になります。
しかしジンは暴挙が過ぎやしないか。
王女であるシスベルの髪の毛を引っ張ってイスカから引き剥がしているよ。
シスベルは見せたいものがあると言われてここまで連れてこられたそうです。
シスベルが一年前に帝国に侵入して理由を語ります。
彼女は帝国の星脈噴出泉を調べたかったそうです。
シスベルが硝子の欠片を踏みました。
一行は破壊された水槽を発見します。
水槽は内部から破壊されたように見えます。
そこにシスベルを監禁していた黒幕ケルヴィナが現れます。
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ケルヴィナが水槽を破壊したのがイリ―ティアである事を教えてくれます。
二年前イリ―ティアは自ら志願して被検体になったと語ります。
イリ―ティアの声の星霊が余りに弱かったのでケルヴィナはガッカリしたそうですが間違いだったと言ってます。
イリ―ティアはいずれ「真の魔女」になるだろう、この星の誰にも止められない存在になる、と言ってます。
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イリ―ティアが八大使徒と面会しています。
彼女は自分から進んで被検体になったようだよ。
ケルヴィナが不穏な発言をしたから処分されると思い脱走したそうです。
誤解が解けたので戻ってきたような事を言ってますね。
イリ―ティアは魔女に変化し始めているようですよ。
八大使徒から人間としての快楽や享楽を捨てるのかと問われます。
イリ―ティアは自分がエロボディの所有者だと理解しているようです。
こんな身体つきだから誤解されるのですが、清純な乙女なので快楽とか享楽とか言われても、よくわかりません、と言ってます。
ヒトとしての歓びなど、とうに捨てました、と答えています。
八大使徒と協力体制を維持するようです。
八大使徒もイリ―ティアを受け入れるようだぞ。
八大使徒は天帝に隠れて星霊の研究をしています。
イリ―ティアは格好の研究材料のようですよ。
案内役としてイリ―ティアを斬ったヨハイムが現れました。
イリ―ティアはヨハイムに案内されてどこかに向かうようです。
イリ―ティアは精霊の強さだけが評価される現在の皇庁を変えたいそうです。
その為に帝国と手を組んだのね。
イリ―ティアは帝国も変えたいようですよ。
八大使徒はイリ―ティアを制御できていないようですね・・・いずれイリ―ティアに裏切られる事になりそうです。
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ケルヴィナはヴィソワーズを作ったと語りだします。
ヴィソワーズに融合させたのは「大星災」と呼ばれる存在で星霊とは似て非なるものだと教えてくれます。
現在のイリ―ティアを見たことがあるイスカ達を羨んでいます。
シスベルの事を貴重な実験材料と呼び逃がさないと凄みます。
シスベルはイリ―ティアを悪し様に語るケルヴィナの発言を聞きたく無さそうにしています。
ジンが発砲して黙らせたので戦闘が始まりました。
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ケルヴィナが「カタリスクの獣」と呼ぶ怪物を放ちました。
それは殲滅物体の内部にいた怪物でした。
独立国家アルサミラでイスカ達と対峙した殲滅物体はケルヴィナが八大使徒に納品したものでした。
ケルヴィナが怪物に変身します。
イスカと燐が相手をする事になりました。
ジン、ミスミス、音々がシスベルを連れて逃げる事になります。
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シスベルがジンにお礼を言ってきます。
ケルヴィナがイリ―ティアを悪し様に語るのを止めてくれた事に対してお礼を言ってきます。
暗い室内を走って逃げる事になります。
シスベルは胸元を開けて星紋の光を照射できるようにしました。
横にいたジンに胸元を覗くのは紳士的ではないと苦言を呈します。
ジンは覗くものがあるのか?と答えています。
乳が小さいと遠回しに言われてシスベルが憤慨しています。
ジンが後ろから抱き着き大声で不満を述べようとしたシスベルの口を塞ぎます。
そこに人造星霊と呼ばれる怪物がやってきます。
二人は先に行ったミスミスと音々を追い走って逃げる事になりました。
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燐が王家の宝刀で切り掛かります。
魔天使ケルヴィナの翼を切り裂こうとしたのですが宝刀が砕けてしまいます。
燐を狙った星霊エネルギー砲をイスカが黒の星剣で切り裂きました。
光を斬った事にケルヴィナが驚いています。
この斬撃でイスカは利き腕を痛めてしまいます。
戦っているうちに精霊の力を使った攻撃が有効であると判明します。
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ケルヴィナは燐が土の星霊使いだと知り彼女を侮りました。
土の星霊使いは土や砂が無いと精霊を使役できません。
室内なので土や砂は存在しないので燐を無力と侮りました。
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燐はスカートの中に砂の入ったガラス瓶を何十個も所持していました。
土の星霊使いが弱点を克服する為に百年以上も研鑽を重ねた結果です。
燐は瓶から出した砂で短刀を作り出しケルヴィナの翼を斬ろうとしてきます。
燐の実力を知ったケルヴィナは良い研究材料になると言って大喜びしています。
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燐の砂の短刀がケルヴィナの胸に突き刺さった様に見えました。
しかしケルヴィナが瞬間移動して回避しました。
燐の頭上に移動して翼を断頭台のように落としてきます。
燐は咄嗟に砂を短刀から盾に変化させて攻撃を防ぎます。
力比べが始まります。
燐が盾を鞭に変化させケルヴィナを拘束しました。
イスカが左腕で斬りかかりました。
ケルヴィナはイスカが光を斬った時に右腕を負傷した事に気が付いていました。
イスカが左腕を利き腕と同じように使える事に驚いています。
イスカまで研究材料にしようと考えていますね。
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ケルヴィナは自分の体を破裂させてイスカの星剣から逃れました。
燐の後ろに出現して翼で燐を殴り飛ばします。
イスカは燐を助けに向かわずケルヴィナに迫ります。
ケルヴィナはイスカから距離を取るために壁に近寄りました。
壁を破壊して燐が待機させていたゴーレムがケルヴィナに迫り拘束しました。
ゴーレムはケルヴィナを拘束したまま機械炉に落ちました。
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ケルヴィナが機械炉に落下した事で囚われていた星霊が解放されました。
機械炉から星霊エネルギーが噴き出します。
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1階を逃げているシスベルが人造星霊に捕まりました。
ジン、ミスミス、音々はシスベルを助け出そうとしています。
人造星霊が爆発しそうになりシスベルは三人の身を案じて「逃げて」と叫びます。
シスベルは帝国人の三人を心配する自分に驚いていますね。
機械炉から噴出した星霊エネルギーが人造星霊を押し流し救われる事になりました。
捉えられていた星霊がシスベルを助けてくれたようです。
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機械炉から出てきたケルヴィナの全身は罅割れていました。
魔天使(ケルヴィナ)や魔女(ヴィソワーズ)と融合した「アレ」はこの星の星霊とは相容れない属性だそうです。
人間には無害な星霊エネルギーもケルヴィナには猛毒なんだそうです。
ケルヴィナは機械炉に自分を落としたイスカを褒めてくれます。
イスカが偶然だったと答えると不満そうにしています。
非科学的で他力本願で気品がないと言って不満を露わにします。
せめてイリ―ティアと同じく「これが星の意思ですわ」くらい詩的に謳って欲しいと言ってきます。
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イリ―ティアが「星霊の歌を聴く。百億の星々に授けられた神なる歌だと」言っていたと教えてくれます。
色々と意味不明ですね。
イリ―ティアは星の意思を聞いているって事なのか?
崩れ去る前にケルヴィナが気になる発言をしています。
「なあナザリエルよ、星の中枢・・・「百億の星の都」にたどり着くことは叶わなかったが、これも大いなる意思ならばしょうがない」
意味不明過ぎますね。
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ケルヴィナが死んだ事を八大使徒が感知しました。
シスベルが脱走した事にイスカが関わっていると知り彼の処遇を決める事になります。
八大使徒はイスカを処断する事を決めました。
部隊全員を粛清すると目立つのでミスミス、ジン、音々は放置するつもりです。
これはヤバそうだ。
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イスカと燐が無事だったと知りシスベルが安堵しています。
外に出る為に歩き出したシスベルを細い糸が狙っています。
それに気が付いた燐がシスベルを突き飛ばして糸に拘束されました。
空間に扉が開いて璃酒が出てきたよ。
ミスミスが驚いています。
璃酒が使っているのが星霊術だと知り更に驚いています。
シスベルや燐と一緒にいるところを見られたけど璃酒が星霊術を使っているので報告される事は無いのか?と思っていると天帝が現れました。
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狐のような獣人だったので一同は驚いています。
天帝だとは信じられないようですね。
ジンたちが知っているのは天帝の影武者で歴代で九人目だと教えられました。
天帝参謀の璃酒を従えるのが天帝ユンメルンゲンをおいて他にいると思うのかと言われてしまいます。
天帝がイスカに話があると言ってきました。
イスカは天帝が師匠のクロスウェルを知っている事に驚いています。
頭を撫でられた燐が「貴様っ!」と激高します。
燐の反応が面白かったようです、天帝は燐を気に入ってしまいます。
シスベルとイスカを指名して帝都で待っていると伝えます。
この星の未来を決する話をしようと言ってます。
天帝は燐と璃酒を伴いやって来た光の扉の中に消えました・・・
天帝は燐と遊びたいと言ってましたよ、何をするんだろうか?
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サリンジャーとミゼルヒビィの戦いは引き分けだったのかな?
サリンジャーはヒュドラ家への嫌がらせとして捉えられていたシュヴァルツを救出しました。
シュヴァルツはミラベアの教育係だったぞ。
シュヴァルツからヒュドラ家が帝国と繋がっていると聞かされ何事か思案しています。
サリンジャーは何かを知っているような感じですね。
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天帝に招待されたシスベルは帝都行を決めました。
シスベルは厚かましくもミスミス隊を巻き込むつもりです。
イスカは天帝が自分たちを処罰しようとは考えていないとの結論に達しました。
ミスミスも璃酒の表情から怒った感じはしなかったと感じます。
音々は皆の決定に従うと言っています。
音々が一番驚いたのは天帝が獣人だった事だと告げます。
シスベルだけは天帝が獣人だった事に納得しています。
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シスベルは天帝が始祖ネビュリスと同じように百年前に精霊エネルギーを浴びていたのではないか?と予想します。
シスベルが持論を展開する事になります。
シスベルは百年前、最初の星脈噴出泉が出現したのが帝都だったと指摘します。
百年前に何が起きたのか、なぜ帝都に星脈噴出泉が出現したのか、帝都には秘密があるはず。
燐を救出して最も古き世界の謎を解き明かしたい、と語りました。
確かにシスベルの灯の星霊を使えば百年前に何があったのか再生できるからね。
彼女は百年前の真相を知りたくて帝国に侵入して捕まりイスカによって解放されました。
当時は頓挫した初期目標を叶えるチャンスを得ました。
天帝に招待されたので帝都に向かう気満々です。
シスベルは百年前の秘密を解き明かす事ができるのでしょうか?
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成分美少女戦闘友情愛情ラッキースケベ
評価AAAAAAAAAAAAA
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