ラノベの感想) キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 第6巻 (富士見ファンタジア文庫)


概略:
従者が王宮に到着する前に拉致されたと知ったシスベルは自分が王宮に戻る事にしました。燐を介して女王ミラベアと連絡を取り合い迎えを寄こしてもらう事になります。駅に到着したシスベルを第一王女イリ―ティアが待っていました。イリ―ティアはシスベルとイスカ達を同時に脅し別荘に連れて行く事にします。イリ―ティアがシスベルを別荘に軟禁したと知ったミラベアはアリスを迎えに行かせます。イリ―ティアは姉妹三人が揃った事を喜んでいます。三人がイスカの取り合いを始めました。イスカは三人と同じベッドで眠る事になってしまいます。

レーベル:ファンタジア文庫
発行日:2018/12/20
著者:細音 啓
イラスト:猫鍋蒼
ISBN:9784040728674
雰囲気:拉致、三姉妹、帝国強襲、強敵、王族vs使徒聖
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アリスからシスベル達の監視を命じられた燐が反撃される事になりました。
シスベルは過去の出来事を再生できる自身の星霊を使い燐の恥ずかしい行動を暴露しました。
おっぱいが小さい事を気に病んでいる燐は乳を大きくすると言われる食材を使った食事を食べています。
更に風呂場でおっぱいを大きくするための体操をしていました。
イスカが同席する場で暴露されてしまい真っ赤になって自分の敗北を理解しました。
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王宮に戻ってきたアリスは母である女王ミラベアからシスベルの従者が王宮に到着していない事を知らされます。
アリスはとっくにミラベアと面会しシスベルを呼び戻す算段を付けていると思っていました。
ミラベアの方もいつ頃従者がやってくるのか知りたがっていました。
二人は認識に齟齬がある事を知ります。
二人は従者が誘拐されたと考え燐を介してシスベルに教える事にしました。
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燐から従者が拉致されたと知らされシスベルは愕然としています。
ジンが厳しく今後の方針を問いかけます。
シスベルはジンに感謝しているみたいに見えますね。
シスベルは従者と事前に取り決めをしていました。
従者が王宮に向かって1週間経過しても連絡が無かった場合はシスベルも王宮に向かう事になっていました。
1週間が経過しシスベルは王宮に向かうことになりました。
燐を介して女王の配下が駅まで迎えに来る事になっています。
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駅に到着したシスベルをイリ―ティアが迎えてくれます。
彼女の事を疑っているシスベルは青くなっています。
逃げようとしましたが追い詰められる事になりました。
イリ―ティアはイスカ達が帝国兵だと知っていて脅してきます。
イリ―ティアは帝国の中枢に知り合いが居るそうです。
イスカ達がシスベルの護衛をしていた事を密告すると脅してきます。
ここで逃げ出してもイスカ達は帝国に帰れなくなりました。
大人しくイリ―ティアに従うしかなくなりました。
それにしても鮮やかな手腕だな、星霊は弱いそうですが女王としての器は備えているようです。
イリ―ティアはシスベル達をルゥ家の別荘に連れて行く事にします。
時間稼ぎがしたいようですね。
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広大なルゥ家の別荘に到着したイスカ達はその広さに驚いています。
そこはルゥ家の人たちが静養する場所なので使用人が極端に少ない場所でした。
メイドたちは帝国兵のイスカ達に敵意を向けてきますがイリ―ティアに叱られています。
イスカ達は行動の自由は与えられますが別荘の敷地から出られなくなりました。
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シスベルはイスカ達を連れて盗聴器を探す事にします。
シスベルはイリ―ティアが自分の弱味を握ろうとしていると考えています。
イスカはシスベルに連れられ王女たちの私室を家探しする事になりました。
王女たちの部屋の前に自分たちで描いた肖像画が飾ってありました。
シスベルは絵がうまかったです。
イリ―ティアはそんなシスベルよりも上手でした。
アリスはとても残念な腕前でした。
彼女は芸術を評価する事はできましたが自分で絵を描く事は苦手でした。
アリスの肖像画だけ子供の落書きのような出来でした。
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ミラベアがテロに遭ったのでアリスは自分が護衛に付く事にしました。
ミラベアの寝室にお泊りする事になります。
そこでミラベアとサリンジャーがアリスとイスカの関係に似た関係だった事を知ることになります。
サリンジャーはミラベアの星霊を奪う為に何度も挑戦を繰り返していました。
ミラベアも何度も挑んで来るサリンジャーの事をライバル視していました。
アリスは自分とイスカの関係はあっても良い関係だと思ったようです。
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アリスとミラベアがイリ―ティアがシスベルを別荘に幽閉した事を知りました。
配下の者を使にやってもイリ―ティアが反対しそうだったのでアリスが迎えに行く事になりました。
アリスは別荘の私室に恥ずかしい下着を隠している事を思い出して慌てています。
ミラベアはアリスに向かって次の女王はアリスになると伝え彼女の真意を示しました。
認められてアリスは驚きと同時に嬉しさを感じているような?
アリスをミラベアから引き離すのがイリ―ティアの目的だったぞ。
まんまと二人はイリ―ティアの計画に乗る事になりました。
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アリスの私室の家探しを始めたシスベルは恐るべき秘密を発見してしまいます。
アイスは布面積が極小でスケスケのパンツとブラを持っていました。
シスベルの興味が変な方向に向きます。
イスカにブラとパンツを渡して更なる秘密を探そうとしています。
そこにアリスが慌てた様子でやってきました。
イスカからブラとパンツを奪い取り家探ししているシスベルを糾弾してきました。
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イリ―ティアがイスカを呼び出しスカウトしてきました。
彼女はイスカを部下に迎えたいようです。
そして自分が皇庁の転覆を狙っている事を伝えました。
イスカにシスベルの能力で裏切りがバレルと指摘されると嘘だと言って誤魔化しています。
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イリ―ティアは努力で手に入れる事ができる王女として必要な要素を全て習得しています。
しかし星霊が弱いので王宮内の誰にも次期女王候補として捉えられていません。
イリ―ティアはシスベルが皇庁内に味方がいないと嘆いていた事に不満を示しています。
イリ―ティアは自分こそが誰も信頼できる人間が居ないと思っています。
イリ―ティアは精霊の力が全てと考えている現在の皇庁に不満を抱いているようです。
ミラベアの治世を打倒した後はタリスマンに皇庁を任せると言ってます。
彼女は皇庁に何の興味も関心もないようです。
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アリスがイリ―ティアに女王が呼んでいるので王宮に戻れと伝えました。
アリスは断られると思っていたようですがイリ―ティアはあっさり帰る事を承諾しました。
折角夕食も用意したので今日は泊っていけと言ってきました。
シスベルには大人しく別荘で待っていれば従者が帰ってくると教えます。
シスベルはイリ―ティアが女王暗殺に関与していると理解したのですが逆らえなくなりました。
シスベルが別荘に残る事になったのでアリスが護衛として残る事になりました。
ここまではイリ―ティアの計画通りに推移しているようです。
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イリ―ティア、シスベル、アリスがイスカを取り合う事になりました。
誰がイスカを一緒に寝るかで争う事になります。
イスカは自分に与えられた部屋で静かに休みたいのですが彼の意見は聞いてもらえませんでした。
くじ引きが行われて寝る場所が決まりました。
イリ―ティア、シスベル、アリス、イスカの並びで眠る事になりました。
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イリ―ティアとシスベルは早々に眠ってしまいます。
二人ともイスカとイチャついている夢を見ているようですね。
不穏な寝言を言ってます。
アリスとイスカは緊張から眠れませんでした。
アリスはイスカが恥ずかしい自分のパンツを見た事を思い出しました。
イスカのパンツを見る為にパジャマを脱がそうとしてきました。
二人は一晩中イチャツク事になりまりました。
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翌朝のイスカはげっそりしていました。
アリスはライバル視しているイスカと張り合えて楽しかったようです。
艶々しているアリスを燐が訝しんでいました。
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王宮に戻ってきたイリ―ティアは体調が悪いと言ってミラベアとの面会を一日伸ばしました。
タイミングを図っているようですね?
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ゾア家でイリ―ティアが女王暗殺に関係していたとの結論を出しています。
イリ―ティアの星霊は知っている人物の声を真似る事ができます。
爆発の寸前に聞こえた仮面卿の声はイリ―ティアが発したようです。
ゾア家は完全にイリ―ティアにハメられたのね。
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ヒュドラ家のタリスマンがイリ―ティアと通じていました。
シスベルが別荘に残っていると教えられ刺客を差し向けました。
別荘にやってきた刺客はシスベルを殺す機会を待っていたようですが予想外の人物に倒される事になります。
別荘にサリンジャーがやって来て刺客を人知れず排除しました。
サリンジャーは女王との戦いを神聖視していたようです。
しかし彼も誰かにハメられて前女王を襲った犯人に仕立てられたようです。
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女王がイリ―ティアの尋問を始めました。
テロに加担しているのか問いかけるのですがイリ―ティアは明言を避けています。
答えを待っている間に王宮が襲われる事になりました。
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帝国では女王の誘拐計画が進行していました。
普段は天帝の傍を離れない使徒聖第一席まで出撃する事になりました。
璃酒が天帝と面会して自分も出動するのか確認しています。
天帝には影武者が居る事が判明しました。
影武者は9代目だそうです。
璃酒が本物の天帝と面会しています。
天帝は人間離れした怪物の姿をしていました。
天帝は100年前から存在しているようです。
人間では無い?
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女王からアリスに王宮が帝国兵に襲われているとの連絡が入りました。
アリスは燐を連れて超特急で戻る事になりました。
燐が猛烈なスピードで車を走らせて王宮に向かう事になります。
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アリスが居なくなった別荘にヒュドラ家の刺客がやって来ました。
彼らは帝国兵に変装していたので最初は帝国の刺客だと思われました。
彼らは帝国兵が使う銃器を使用していたのですがジンが帝国兵が使っている銃器とは違うと気が付きました。
帝国兵が使う銃器は戦場で皇庁に奪われた場合に使われないように意図的にバランスを崩していました。
帝国兵では無いとバレた刺客は星霊術を使ってきました。
別荘を襲撃してきたのはヒュドラ家の中でも強い星霊使いでした。
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イスカ達は別荘からの脱出を試みる事にします。
イスカがヒュドラ家の当主タリスマンと戦い始めます。
ジン、ミスミス、音々はシスベルを守りながら逃げ回る事になっています。
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タリスマンと対峙したイスカは彼の強さに瞠目する事になりました。
これまでイスカが対峙した強敵はアリスなどの星霊が強い相手ばかりでした。
タリスマンはイスカと同様に自分の能力を高める為に長い時間努力を続けその結果手に入れた戦闘力を駆使してきました。
イスカはタリスマンの攻撃を交わしきれなくなり大きなダメージを受ける事になりました。
得意の接近戦が通用しなかったのが痛いですね。
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王宮に使徒聖が攻め込んできました。
ヒュドラ家の塔だけを攻撃しない事になっています。
女王誘拐計画はヒュドラ家、帝国の上層部、イリ―ティアが協力して起こしたようです。
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使徒聖は其々王族を狙う事になりました。
ゾラ家は女王暗殺に関与していないので王宮を守るために戦う事になります。
璃酒の前に仮面卿が現れました。
二人は自分たちが搦手を得意とする似た者同士だと理解しました。
璃酒がいよいよ戦闘スタイルを公開する事になりそうですね。
とても楽しみな戦いになりそうです。
ネームレスの前にはゾア家の当主グロウリィが現れました。
グロウリィは足を痛めてから戦場に立てなくなりました。
それでも帝国を滅ぼしたいとの強い想いを抱いています。
それが叶って嬉しいと喜んでいます。
この戦いは意外とグロウリィが勝ちそうですね。
女王の前には使徒聖第一席ヨハイムが現れました。
ヨハイムは無音で女王の護衛を排除しました。
ヨハイムは自分の実力に絶対の自信を持っているようです。
ミラベアは強いのですが今回はヤバそうです。
アリスと燐はまだ王宮に到着していません。
アリスは間に合うのでしょうか?
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成分美少女戦闘友情愛情ラッキースケベ
評価AAAAAAAAABBBAAA
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