ラノベの感想) オーバーロード 第6巻 王国の漢たち [下]


八本指がツアレニーニャを誘拐した事でナザリックの攻撃を受ける事になってしまったね。
ナザリックは王都から撤収する準備に入ろうとしていたのにね。
ツアレを攫った八本指の中の攻撃部隊、六椀はセバスに壊滅させられました。
全員死亡してしまいます。
セバスは圧倒的に強いですね。
救出されたツアレはナザリックでメイドとして働く事になりました。
セバスにその気は無いようですが、ツアレはセバスと結婚したいようだね。
ナザリックのメイド長もそうなるのではないかと考えていましたね。
これはどうなるか楽しみですね。

同時期にラナー王女とアダマンタイト冒険者、ラキュースが八本指の拠点を攻撃する計画を練っていました。
拠点数に対して戦力が足りなかったラナー王女はレエブン候に助力を請いました。
王国は王派閥と貴族派閥に分かれて権力闘争が起こっています。
レエブン候は両派閥の争いが行き過ぎて王国が分裂しない為に裏で工作をしています。
彼の真意を知っているのはラナーの一つ上の兄、ザナックだけのはずでしたが、ラナー王女はそれを見抜いていました。
彼女は洞察力が鋭すぎますね。
レエブン候は冒険者モモンを雇い八本指討伐に差し向ける予定でした。
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ラキュースたち蒼の薔薇が八本指の拠点を強襲した時点でおそらくはナザリックが攻撃した後だったのだろうね。
襲撃先の八本指の館でエントマと蒼い薔薇の冒険者が遭遇しました。
アダマンタイト級といわれている冒険者のガガーランとティアが戦う事になりました。
2人掛りなので拮抗するかと思われましたがそうでも無いですね。
エントマに追い込まれて行きました。
ピンチにイビルアイが助けに入りました。
イビルアイの魔法がエントマには有効だったようですね。
エントマは瀕死状態まで追い込まれてしまいました。
死にかけのエントマを救出にデミウルゴスが現れました。
彼の強さは圧倒的でしたね。
エントマを追い込んだイビルアイをものともしませんね。
逃走を図ったガガーランとティアを魔法一発で殺しました。
しかも死なない程度に加減した魔法で攻撃したのですが死んでしまいました。
ダメージを負っていたとはいえ脆いですね。
アダマンタイト級といっても階層守護者の強さには遠く及ばないようですね。
デミウルゴスと追い詰められたイビルアイが対峙するところへ冒険者モモンが登場しました。
どちらの味方をすればいいのかなと聞いていますね。
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今回の襲撃計画をデミウルゴスに一任して冒険者としての活動に戻ったアインズは作戦の内容を知りませんでした。
即興でデミウルゴスを戦う事になりました。
デミウルゴスは偽名を名乗りましたよ。
「ヤルダバオト」と名乗りますね。
モモンとヤルダバオトの戦いはヤルダバオトが撤退して終わりました。
モモンに助けられたイビルアイはモモンに惚れてしまったようですね。
今までの彼女は色恋ざたには無縁だったようですが、完全に乙女モードになってしまいました。
しかも彼女はアンデッドで二百五十年も生きているようだね。
イビルアイには可哀想だけど、モモンは答えてくれないな。
イビルアイがエントマを殺そうとしたと聞いて殺意を抱いたからね。
激情にかられてイビルアイを殺すかと思ったらモモンは我慢しましたね。
イビルアイから復活の魔法の効果を聞き出していました。
モモンにとってはイビルアイの存在価値は復活の魔法の効果を聞き出す情報源としての価値しかなさそうだね。
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イビルアイはモモンと組んでいるナーベラスの事を凄く意識していますね。
ナーベの事をライバル認定しています。
ナーベの偽装はうまくいっているようですね。
初めて出会う者達はナーベとモモンは出来ていると最初に考えるようですね。
ナーベの酷い性格は相変わらずですね。
彼女は人の名前と顔を覚えませんね。
戦闘中に他のプレアデスと再会する機会があったのですが、他のメンバーが頑張って名前を覚える事にしていると聞いて焦っていましたね。
これからは頑張って名前を覚えるつもりのようですね。
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イビルアイがモモンに惚れてしまった事がアルベドにばれたらと思うと恐ろしいですね。
アルベドはアインズの言いつけて今回も戦闘には参加しないでナザリック大墳墓を守っています。
彼女の自室が段々カオスな状態になっていますね。
アルベドはアインズの抱き枕などを大量に自作していました。
大量のアインズに抱きついて悦に入っていますね。
彼女の部屋にギルド、アインズ・ウール・ゴウンの旗が埃を被って放置されていました。
ギルドを保つなどくだらないとまで言っているんだよね。
彼女の忠誠心の対象はアインズだけなのかな?
もう一度お名前をお聞きしたいとか言っていました。
これは、アインズが「モモンガに惚れている」と設定を変更してしまったのでその効果かな?
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デミウルゴスは王都に炎の壁を出現させました。
そしてあるアイテムを入手する為に王都にやってきたと嘘情報を与えました。
王都を守る為に組織されたヤルダバオト討伐隊にモモンも参加する事になりました。
最初の依頼である八本指討伐任務は無くなってしまったのでただ働きにならなくて良かったですね。
討伐隊の作戦はモモンがヤルダバオトと一騎打ちをして彼を倒すというものでした。
それ以外の参加者はモモンがヤルダバオトと一騎打ちするときに邪魔な魔族が入らないように露払いをする事になりました。
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戦闘は討伐隊の勝利に終わるのですが、彼らが必至になって戦っていた相手はナザリックの所有する自然に湧き出るモンスターたちでした。
一日たてば補充されるのでナザリックの損害は無いんだよね。
あれだけ必死に戦ったのに、ちょっと可哀想だね。
ヤルダバオトとモモンは戦闘中に結界を張った小屋で作戦会議をしていました。
ここでアインズは今回の作戦目的を知らされました。
デミウルゴスは八本指の倉庫を襲い蓄えられていた物資を強奪しましたね。
これでナザリックの財政状態は好転したようですね。
さらにいくつかの狙いがありましたが、冒険者モモンの評判を上げる為に逃げ帰りました。
ヤルダバオトの狙っていたと思わせたアイテムを八本指の拠点に隠しておきました。
これでナザリックの目的を分からなくさせていました。
しかも、残しておいたアイテムはナザリックにとっては試作品の失敗作だったんだよね。
王国側から見ると機能不明の謎アイテムのようでしっかりと解析するようだね。
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モモンが国王からのお礼を断っていたんだよね。
名前を売りたいのになんでかなと思ったら、ナザリックの狙いは更に狡猾でしたね。
元々この世界の情報欲しさに王国にセバスを潜入させていました。
国内が国王派と貴族派に分裂している表の権力者を支配するよりも裏の支配者、八本指を配下にくわえる方が利益があると判断しましたね。
哀れな八本指のみなさんは今後、恐怖によってナザリックの下僕となるようです。
これはナザリックの大勝利でしたね。
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ラナー王女の家臣であるクライムくんは王女の歪んだ欲望の為に、ヤルダバオトの炎の壁に囲まれた地域から民間人を救出する任務に付きました。
彼を助ける為に、ブレインと忍者が同行してくれました。
途中でブレインはシャルティアと再会しました。
しかし、一度死んで復活したシャルティアはブレインの事を覚えていませんでした。
今回の作戦では大人しくしているようにデミウルゴスに厳命されていたのが幸いでしたね。
ブレインはシャルティアに殺される事はありませんでした。
ブレインは自身の必殺技を全て使いシャルティアの小指の爪を切り落す事に成功しました。
喜んでいましたよ、有頂天でした。
この気持ちは分かりますね、一度徹底的に負けた相手に攻撃が通用したからね。
しかし戦えば確実に死ぬんだよね。
今後、シャルティアに遭遇しない事を祈るよ。
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イビルアイが言っていた「ぷれーやー」の子孫が神人と呼ばれる強い戦闘力を持った存在になるという発言が気になりますね。
彼女のいう「ぷれーやー」がアインズのようなプレーヤーを指しているとしたら、この世界にもまだ出てきていない強敵が居る事になるよね。
今回の戦闘でシャルティアを襲った世界級アイテムを使う存在は王国には居ないみたいです。
王国は裏からナザリックに支配されるようなので世界征服に一歩近づきましたね。
アインズが冗談で言った世界制服をデミウルゴスは本気で実現するつもりのようですね。
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レーベル:エンターブレイン
発行日:2014/2/12
著者:丸山くがね
イラスト:so-bin
ISBN:978-4-04-729356-4
雰囲気:頑張れデミウルゴス
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成分美少女美女変態温情極悪
評価AABACAAA
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