ラノベの感想) 棺姫のチャイカ 第11巻 (富士見ファンタジア文庫)


レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2014/12/25
著者:榊一郎
イラスト:なまにくATK(ニトロプラス)
ISBN:978-4-04-070148-6

ガズ皇帝は神を殺して、空席になった神の座に就こうとしました。
世界を三等分にして支配する為に、トール、ジレット、シンにエンペリオンになるように奨めてきました。
シンはサバターらしくガズ皇帝を新たな主人として認めたようですね。
彼はあっさりとエンペリオンになる事を決めてしまいました。
そして人体改造の魔法を受けて強さがアップしました。
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トールとジレットはそれぞれの仲間を引き連れて一旦ガズ皇帝のそばを離れて今後の対策を考える事にしました。
2人ともガズ皇帝の誘いを断る事は直ぐに決めましたが、誘いを断った場合に安全にガズ皇帝の元から逃げる事が出来るのか疑問に思っていました。
トールとジレットは仲間思いですね、仲間を助けるためならばガズ皇帝の要求を受け入れるのも一つの解決策だと言っていました。
まあ、ガズ皇帝の提案は、世界を三等分にして延々と戦争を続ける事を求めるものでしたから、少し前のトールにしてみれば願ったりでしたがね。
ジレットにしても騎士の家に生まれて戦う事を名誉に感じる家柄ですからね、戦う場所があるのは良いこととも取れるんだよね。
それでも、ガズ皇帝から聞かされたこの世界の意味が神の為の生簀でしかないと言う話に反発したようですね。
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トールが竜騎士になったので回復魔法の練習をしていました。
最初は回復魔法を使えるのはフレドリカだけだと思っていたようですね。
戦力アップの為にダビードの回復をフレドリカに頼みましたが拒否されました。
彼女には噛み付きたい相手の好みがあるようですね。
トールはダビードの右腕を噛み回復魔法を発動させました。
更に練習は続きアカリを抱き寄せて首筋を噛みました。
アカリが照れているのかな、いつものオフザケ反応がありませんでした。
白チャイカと紅チャイカはアカリが噛まれた事が羨ましかったのかな?
互いを半殺し状態にしてトールに噛んでもらい復活するつもりでした。
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ガズ皇帝の大魔法が完成する間際にトール一派とジレット一派はガズ皇帝の元に戻りました。
そこで、ガズ皇帝の提案を拒否すると返答しました。
ガズ皇帝は提案を拒否された事を残念に思うのかと思ったのですがあっさりとトールとジレットの返答を受け入れました。
シンに残りのスバル衆から2人を選んでエンペリオンにしようと言っていました。
彼にとっては支配者はだれでも良かったようですね。
ガズ皇帝は人間から神に存在を変換する大魔法を発動させました。
階段上のものが空に伸びて行ったね。
ガズ皇帝はそれを上り始めました。
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ガズ皇帝を止める為にトールとジレットは連合して闘い始めました。
トールはジレットに噛み付いて彼の失われた左腕を再生させました、竜騎士の魔法は便利ですね。
これでジレットの戦闘力が向上しました。
階段を上り始めたガズ皇帝を止める為に、トール、フレドリカ、白チャイカが追いかける事になりました。
残りのメンバーでシンとスバル衆を相手にする事になりました。
シンは予想以上に強かったですね。
アカリの見立てでは反応速度が速すぎるようですね常人の四倍とか言っていたね。
しかし、それが隙を生む事になりましたね。
遅すぎる動きで素材物質を撒かれて体に纏わり付いてしまいました。
速すぎる反応速度は素材物質の存在を認識できなかったようですね。
動きを阻害されたところを鉄血転化で強化しているアカリに殴られてしまいました。
頭を潰されてしまいシンは負けました。
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シンとスバル衆を倒したのでトール達の助っ人に行こうとしましたが、階段は消え始めていて登る事が出来ませんでした。
アカリと紅チャイカは祈るような気持ちでトールの帰りを待つ事になりました。
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階段の中でトールとガズ皇帝は戦う事になりましたが、トール達に不利な展開になりました。
階段の中はガズ皇帝が肉体を捨て魂的なものを書き換えて精神生命体になる仕掛けが発動していました。
ここでは肉体の崩壊が起こるようですよ。
トールたちは己の体を認識するのに苦労するようになりました。
常時肉体の崩壊現象は起こるようで防御魔法を発動し続けることになりました。
白チャイカだけでは魔法を発動する事も出来ませんでした。
階段の足元で拾ったニーヴァがチャイカのガンドに装着されてやっと魔法を発動する事ができました。
彼女が一緒に来てくれて良かったですね。
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ガズ皇帝はトールが鉄血転化を二重掛けして倒す事に成功しました。
ガズ皇帝を倒せましたが、階段は無くならなかったので、神への変換魔法が発動中の長い階段をフレドリカに乗って下りる事になりました。
途中で白チャイカの魔法思念料が無くなってしまいました。
フレドリカも自分の記憶を念料にして防御魔法を唱えていましたが、トールの記憶も使う事になってしまいました。
白チャイカも自分の記憶を使いながら魔法を使っていました。
途中で階段を攻撃魔法で打ち抜いて途中で階段の外に飛び出せたようですが、彼らは無事でしょうか?
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トールの帰りを待っていたアカリは階段から飛び出した何かが山の向こうに飛んで行くのを見ました。
アカリと紅チャイカはトールだと確信したようですね、墜落して行った彼らを追いかける事になりました。
ジレットたちはフリーマン機関に戻り今回の事件を報告するようですね。
義理堅いですね、止めたはずだよね。
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半年後、アカリと紅チャイカはトール達の捜索を続けていました。
アカリは墜落したと思われる地域の捜索を打ち切り、白チャイカに出会った村に戻ってみる事にしたようです。
紅チャイカはアカリをサバターとして雇い共にトールと白チャイカの捜索を続ける事になりました。
半年たっても発見できない状況は厳しいものがあるけどアカリと紅チャイカはトールたちの生存を疑っていませんね。
生きているとは思うんだけど、どんな状況になっているのかな?
記憶を失い自分が誰だか分からない状況になっているのかな?
アカリと紅チャイカの探索行が成功する事を祈ります。
この2人見た目は抜群だからね、行く先々でナンパされそうだよね。
声を掛ける人は注意が必要だよね。
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成分義妹ツンデレハーレム恋愛エロ美少女戦闘
評価AABAABBAAAAA
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