ラノベの感想) オーバーロード 第8巻 二人の指導者
エンリ・エモットが村長になりました。
カルネ村の周辺にある森の支配者である「森の賢王」ハムスケをアインズが配下に置いたので森の勢力図が変わっていきました。
アウラを中心として森の中に砦を築いているのも影響したようです。
ハムスケ以外の森の支配者たちが連合してカルネ村を攻撃して来るつもりでした。
カルネ村の現在の状況は傭兵団に襲われた恐怖から立ち直りつつありました。
エンリがアインズから貰ったゴブリンを呼び出す笛を使い召喚したゴブリンたちが村人と協力しあって村の再建に励んでいました。
エンリはゴブリンたちが村人に受け入れられる事を願っていましたが、モンスターなので異質な存在だとの認識は残っていましたね。
しかし、敵対する心境ではなくなっていますね。
村では自警団を組織して襲撃に備えた訓練をしていました。
村への新たな移住者がいたようです、その中にアインズからポーションを貰い、シャルティアの攻撃から逃げ切ったブリタさんが居ました。
ブリタさんはモモンとシャルティアに会った事があるんだよね。
今後、シャルティアがカルネ村に来る事があると不味いよね、ブリタさんはシャルティアとの戦闘を夢に見てうなされているんだよね。
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カルネ村の外貨獲得手段は薬草の販売のようです。
エンリが1人でエ・ランテルに売りに来ていました。
エ・ランテルに入るときの審査で問題が起こっていました。
エンリはアインズに貰ったゴブリンを呼び出す笛の価値を低く認識していたようですね。
魔法詠勝者に審査されて強力なマジックアイテムを所持している割に村娘の風貌とのギャップから警戒されていました。
そこへ後からやって来たモモンが何事かた思いエンリに声を掛けてしまいました。
後からエンリがカルネ村で笛をあげた娘だと思い出して狼狽していましたね。
エンリはモモンとアインズの両方と会っているのでモモンの偽装がばれるのでは無いかと不安になっていました。
そこで、冒険者組合に相談に来たエンリから依頼内容を聞き出す事にしました。
本来であれば依頼内容は守秘義務に守られるようだのですがモモンがアダマンタイト級の威光を使い無理に聞き出していました。
可哀想だったのは受付のお姉さんですね。
彼女は冒険者組合の決まりを忠実に守り、お金の無いエンリの依頼を断っただけなんだけどね。
エンリから依頼内容を詳しく聞いていなかったのを組合長に咎められていました。
泣きながらエンリに依頼内容を聞きに行く姿が可愛いですね。
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エンリの依頼はカルネ村の周辺でモンスターの動きが活発化しているので冒険者に依頼を出すかもしれませんとの事でした。
それを聞いたアインズはちょっと怒っていました。
カルネ村はルプスレギナに警護を一任していたのですが、彼女からは何の報告もありませんでした。
ルプスレギナを呼び出して報告をしなかった理由を問質したところ、彼女の目から見ると、モンスターなど取るに足らん連中なので報告する必要を感じなかったそうです。
まあ戦力的には間違っていませんでした。
アインズはカルネ村のンフィーレアを重志していました。
彼にこの世界特有のポーションの制作を依頼させていました。
ルプスレギアはそのへんの事情を理解していなかったようですね。
彼女にカルネ村で守るべき最重要人物はンフィーレアとその恋人のエンリとンフィーレアの祖母であるリンジーだけだと告げています。
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その後カルネ村はモンスターの襲撃を受ける事になりましたが、これはアインズの仕込みでしたね。
アウラを連れて森を探索してハムスケ以外の森の支配者と交渉していました。
トロールは頭が悪すぎてアインズの強さが分かりませんでした。
アインズは交渉によりトロールに利用価値が有るか見極めようとしていましたが無駄に終わりました。
トロールはアインズに闘いを挑み即死魔法を喰らって死にました。
トロールと交渉中だったナーガは頭が言いようです。
アインズの強さを理解して忠誠を誓っていました。
トロールが所持していて魔法剣がカルネ村のゴブリンに渡るようにしたようですね。
彼らの戦力を底上げしていました。
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ナーガの配下にカルネ村を襲撃させてルプスレギナが命令通りにンフィーレアを守るかテストしたようです。
ルプスレギナは言いつけ通りにンフィーレアを守ったね、良かったよかった。
しかし、この世界のモンスターは弱すぎるね。
ルプスレギナの圧勝でした。
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ナザリックでの日常が出て来ました。
元NPCの僕たちはアインズに奉仕する事が喜びのようです。
アインズがブラック企業のような組織運営は良くないと考えてNPC達に休みを取るように命令を出しましたが、彼女たちは不安を覚えたようです。
休日制度を廃止してくれと頼まれてしまったアインズはアインズ当番なる新たな役目を作る事で休みを取らせる事にしました。
アインズに奉仕する日の前日は十分な休養をとり万全の体調でアインズに奉仕するという論理でメイド達を納得させました。
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アインズの入浴シーンも出て来ましたね。
骨の体をどうやって洗うのか興味がありますね。
アインズは探究心がありますね、スライムに自分の体を這わせる事で汚れを落としていました。
ゼリー状の物体が骨の隙間まで入り込んで綺麗に汚れを落としてくれます。
頭良いですね。
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アインズは階層守護者たちにも休日を与えていました。
女性陣は集まって戦当時に騎乗するモンスターを選んでいました。
アインズは男性陣を誘い一緒に風呂に入ることにしました。
連絡を回覧板で廻していました。
男性陣限定だったので、マーレが苦労していました。
彼の元に回ってきた回覧板をアウラに見せるなとの事でした。
なんでかなと内容を読んだマーレは察したようですね、しかしアウラが怖いので内容を教えたようだね。
マーレはコキュートスを探して回覧板を届けに行きました。
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アインズは支配者に相応しい仕草を取れるように練習していました。
NPCたちはアインズに心酔しているので、どんな対応をとっても問題にはならんと思うけど、心配性だよね。
マーレが回覧板をもってアインズに報告にやって来ました。
マーレを含めその場にいたアルベドやシクススも褒めたんだよね。
アインズはお前達が居てくれて嬉しい、想像したかつてのギルドメンバーに感謝していると言ったんだけどね。
アルベドが感激しすぎて乱心してしまいました。
アルベドはアインズを押し倒してやろうとしてきましたよ。
あれ、男女が逆じゃねとおもうけどね。
アルベドは拘束されて謹慎三日の処分を受けました。
うーん彼女、いよいよ不味い段階まで来ていますね、もう我慢の限界って感じですね。
ちょっとだけ彼女が可哀想になってきたね。
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最期にアインズの念願だった親睦を深める風呂に行きました。
そこでアルベド、シャルティア、アウラが待っていました。
あちゃーって感じですが、3人の様子から察するにアウラが口を割らされたようですね。
アルベドは当然のように一緒に風呂に入ろうとしましたが、男女で浴場は別だと言われましたが抵抗しますね。
それでは家族風呂にとか言っていました。
最終的に男女で分かれて入浴する事になりました。
アインズがマーレに洗ってもらっていますね。
アインズxマーレ、コキュートスxデミウルゴスで背中を流していましたね。
これぞアインズが意図していた親睦会ですね。
女湯からのガールズトークが聞こえて来ましたね。
アルベドの下って毛が濃いよねとか聞こえて来ました、どーなってるんだ?
アルベドが壁にのぞき穴が無いか探していましたね、アインズを覗くつもりのようです。
最期に浴場の領域守護者が出てきてアルベドたちと戦闘を始めたようでした。
男性陣は乗り気では無いですが援護に向かうようですね。
いったいどんな状況になっているんだろうね?
見たいような見るのが怖いような。
アインズのもらした「今度はゆっくり入りたいなぁ」は疲れた感じが出ているね。
そろそろ支配者の演技も限界か?
攻撃始めちゃうのか?
シャルティアを洗脳した何者かが一番の心配事のようなんだよね。
緊張感も限界に来ているみたいなので、ナザリック周辺の国家が心配になってきたね。
全てが面倒になり戦争始めると多分周辺国は負けるぞ、滅ぶんじゃないかな?
現状はナザリックが最大戦力を保持しているように思えるんだよね。
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レーベル:エンターブレイン
発行日:2015/1/7
著者:丸山くがね
イラスト:so-bin
ISBN:978-4-04-730084-2
雰囲気:エンリは有能、親睦会
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成分 | 美少女 | 美女 | 変態 | 温情 | 極悪 |
評価 | A | A | B | C | A |
AmazonLink: オーバーロード8 二人の指導者
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