ラノベの感想) アクセル・ワールド 第22巻 絶焔の太陽神 (電撃文庫)


ハルユキ(シルバー・クロウ)は七王会議に出席する為に楓子(スカイ・レイカー)が運転する車の中に居ました。
そこには、黒雪姫(ブラック・ロータス)、チユリ(ライム・ベル)、志帆子(ショコラ・パペッター)が同乗しています。
女の子四人と同乗しているハルユキは緊張していましたよ。
楓子がハルユキの為にもう少し夏っぽい格好で来た方が良かったかしらね?と揶揄います。
黒雪姫は好きなだけソワソワして良いぞとハルユキをリラックスさせようとしてくれます。
ハルユキは黒雪姫の申し出にどうして良いのか困っていました。
チユリは、自分の格好はそわそわできない格好でごめんねーと揶揄ってきました。
そうは言っても彼女も充分薄着をしています。
志帆子は制服で来ているので、こんな格好ですみませんと謝っていました。
ふざけ合う雰囲気に志帆子の緊張が緩和されました。
彼女にはこれから赴く七王会議で大任が任されています。

七王会議の開始をコインパーキングで待っている間にハルユキを呼ぶメタトロンの思念が届きました。
ハルユキはメタトロンを待たせる訳にはいかないので、説明を省略して無制限中立フィールドに向かいました。
ハルユキがメタトロンの元に到着すると「遅い」と怒られてしまいます。
メタトロンはハルユキに重要な話があると言っています。
メタトロンが少し待てと言ってきました。
待っていると第二形態のメタトロンが現れました?
ハルユキは変遷が起きた後でも彼女が第二形態の姿を保っている事に驚きます。
メタトロンは変遷が起こった時にボス部屋に居なかったから第一形態に戻らなかったようだと言っていました。
彼女が自分が休む事ができる安全な場所は無いか?と聞いてきます。
ハルユキが考えを巡らせているとメタトロンは、何か考えはないかレイカー?と聞いてきました。
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ハルユキが驚いています。
訳を言わずに無制限中立フィールドに行ってしまったハルユキの事を心配した楓子が後を追ってきてくれました。
楓子は自分に心当たりがあると言ってメタトロンとハルユキを先導して東京タワーに向かいました。
彼女が連れてきてくれたのは彼女の持っているプレーヤーホーム、諷風庵でした。
メタトロンとハルユキを招き入れてくれます。
楓子はメタトロンに諷風庵の合鍵をあげることにします。
元々プレーヤーホームの鍵は二つあるそうです。
諷風庵を楓子とメタトロンの共同管理にする事を提案しました。
メタトロンは楓子の申し出を受け入れて諷風庵を借りる事にしました。
メタトロンが安心して休息をとれる場所の確保が出来たのでハルユキを呼び出した理由を問う事になります。
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メタトロンはハルユキに会わせたい盟友がいると言い出します。
どこかに移動するのかと思ったらハイエスト・レベルに向かうと告げられます。
ハイエスト・レベルに行ってみたいと思っていた楓子は喜んでいました。
ハイエスト・レベルにはメタトロンとハルユキが意識を同調してハルユキと楓子が意識を同調する事で移動したようです。
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ハイエスト・レベルではハルユキの事を助けてくれた存在が待っていました。
彼女はメタトロンが消滅しそうな時にハルユキを助けてくれた声の主でした。
ハルユキの前に和装の超絶美女が登場します。
ハルユキは彼女の手を握ろうとして寸前で思い留まりました。
彼女は自分の事を四聖の一柱にしてアマノイワト(東京駅地下迷宮)の鎮守、ビーイング・アマテラスじゃ、と名乗りました。
ハルユキ危なかったなー、安易に手を握ったりしてたら、殴り倒されてたようです。
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彼女の神々しさにハルユキはアマテラスさんと呼んでいます。
これに対してメタトロンが文句を言ってきました。
自分の事は呼び捨てなのにアマテラスには敬称をつけるのか?と言っています。
アマテラスは自分の事はアマテラス様と呼んで欲しいがメタトロンに倣いこの場では呼び捨てにする事を許可してくれました。
しかし尊崇の念を忘れてはならない、社まで供物をもって足を運ぶ事を要求されてしまいます。
ハルユキは、いずれ必ずと、約束をさせられてしまいました。
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アマテラスがハルユキに話があるのかと思たら彼女も誰かに頼まれて今回の会談を準備したと言っています。
アマテラスの後ろからハルユキに用があるという人物が出てきました。
それはオシラトリ・ユニヴァースのローズ・ミレディーでした。
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ハルユキはミレディ―に彼女もアマテラスの下部的な存在なのか聞いています。
ミレディーは友達だと思っていると答えています。
どうやらハルユキとメタトロンとの関係とは少し違うようです。
ミレディ―を紹介したのでアマテラスは戻って行きました。
去り際に四聖の中でもメタトロンは落ち着きがないので彼女の事を宜しく頼むとお願いされる事になります。
ハルユキはアマテラスにも認められているようです。
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ミレディ―との対話が始まりました。
彼女はサフラン・ブロッサムの子だそうですよ?
ハルユキはサフランが複数の子を持っていた事に驚いています。
楓子が初期のブレイン・バーストにはコピー回数制限が無かった事を教えてくれました。
ミレディ―とオーキッド・オラクルがサフランの子であり姉妹的な関係だったと分かりました。
サフランには11人の子が居た事も判明しました。
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ミレディ―がハルユキに聞きたかった事とは、ハルユキがオーキッドに語ったサフランを殺したのがホワイト・コスモスだったのかって事でした。
ハルユキはそれは真実だと語ります。
サフランをヨルムンガンドに食べさせて処刑した場所に、ブラック・バイス、アルゴン・アレイ、ホワイト・コスモスがいたと告げます。
サフランが死ぬと、コスモスが必殺技《リザレクト・バイ・コンパッション》を使って蘇生させていたと告げます。
ハルユキは災禍の鎧に汚染されている時に、鎧に残っている記憶を通してそれを見たと告げます。
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ミレディ―はサフランとファルコンが居なくなった後もサフランの作った互助組織を維持しようとしたそうですが無理だったそうです。
困っているミレディ―とオラクルをコスモスが拾いオシラトリ・ユニヴァースの一員となったそうです。
この時にコスモスは散り散りになったサフランの子の捜索とサフランの復活を約束してくれたそうですよ。
ミレディ―は行方不明だったオラクルが突然戻ってきた事に驚き喜んだそうです。
ネガ・ネビュラスとの領土戦の後でオラクルからサフランを殺したのがコスモスだと聞かされたが、信じられなかったそうです。
そこで大喧嘩をしてしまったそうです。
以降オラクルとは連絡が取れなくなったそうですよ。
ハルユキと話す事で確信を得たかったと言っています。
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ミレディ―はコスモスがサフランを復活させる事はあり得ないとの結論に達しました。
ハルユキは彼女にオシラトリ・ユニヴァースを抜けるのか問います。
しかし彼女はオラクルとサフランの為に出来る事をすると言っています。
シルバー・クロウ、スカイ・レイカー、ビーイング・メタトロン、ありがとう、と言って去って行きました。
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現実世界に戻ったハルユキと楓子はミレディ―が接触して来た事を伝えます。
白のレギオンからの出席者は恐らくアイボリー・タワーだけだろうから、ミレディ―の行動は七王会議に影響は与えないと伝えました。
七王会議が始まります。
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まずはイエロー・レディオがスカーレット・レインがレギオンマスターを辞めた事について言及してきました。
今回の会議の趣旨とは離れてしまいます。
彼はレインの事をこれからも王と呼ぶのか、どうか議論したいようです。
レディオは純色に拘っているのでレインが純色の赤でない事を前からネチネチ攻撃してたよね。
ハルユキはレディオの物言いが許せなくて彼に反論する事になります。
ハルユキの剣幕にレディオは驚いたようですが、引きませんよ。
黒雪姫とニコがそれぞれ、辞めておけと止めてくれます。
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王に相応しくないと言われてニコは、近々新たなレベル9が出てくるだろうけど、純色でない可能性が高い。
新しいレベル9が出てくる度に王と呼ぶか議論するのは馬鹿らしいと告げます。
黒雪姫も王という呼称は自然発生したもので厳密な定義は無いのだから個々人で好きに呼べば良いだろと返答します。
二人の素っ気ない態度にレディオは不満そうですが、話を続けたいようでした。
話が終わらないと思った黒雪姫が必殺の一撃を放ちました。
これはレディオがちょっと可哀想になる話でした。
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黒雪姫はレディオが不満に思っているのはプロミネンスの合併先がクリプト・コズミック・サーカスじゃなかったからだろ。
昔からレディオはちっちゃくてまるっこいF型アバターに弱いのだ。
レディオが欲しかったのはレイン本人だろ?と告げてしまいます。
レディオがロリコン趣味だと暴露された瞬間でした!!
それを聞いたニコも、マジかよ、と言って引いていました。
可哀想なレディオは警戒される事になるんだろうな。
カッコイイお姉様キャラのアスター・ヴァインにも、ドン引きだぞ、と言われてしまいます。
恥ずかしさの頂点に達したレディオは心意技を使って姿を隠してしまいました。
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パープル・ソーンが自分やアスターはレディオの対象外だからどうでもいいと言って会議を進めようとしていました。
ニコの不満は無視する方向のようです。
ソーンはレディオは隠れて聞いているので問題ないとして会議を再開する事にしました。
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志帆子がリプレイカードに録画されたアイボリー・タワーがブラック・バイスに変身するシーンが再生されます。
これを見た紫、青、緑のレギオンはオシラトリ・ユニヴァースが加速研究会と同一組織だと認める事になりました。
グリーン・グランデが結論を出します。
彼は緑のレギオンの総力を以て加速研究会を倒す事を宣言します。
ブルー・ナイトとパープル・ソーンもそれに追随する事を決め、オシラトリ・ユニヴァースとの相互不可侵条約の破棄を宣言しました。
王たちは優しさを示します。
加速研究会に参加していないオシラトリ・ユニヴァースのメンバーに相互不可侵条約が破棄された事、黒、青、紫、黄、緑、五大レギオンによる総攻撃が始まる事を伝える時間を与えようとします。
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普通ならば慌てふためく場面だと思うのですが、アイボリー・タワーには余裕がありました。
彼は加速研究会とオシラトリ・ユニヴァースが同一組織だと露見した場合の対抗策を用意していました。
会議の場に新たなバーストリンカーが登場しました。
それはウルフラム・サーベラスでした。
バイスはサーベラスの三番目の人格としてオラクルを呼び出しました。
オラクルが通常対戦フィールドを無制限中立フィールドに変遷させる能力を使いました。
クロウは三番目の人格はダスクテイカーだと思っていたようですが違いました。
災禍の鎧がマーク2になっているので人格を入れ替えられる機能を持たせたのかも知れません。
加速研究会は相当高い技術力を持っていますね。
それともブレイン・バーストの開発に関わっているのでしょうか?
謎が多いんだよな、あの組織・・・
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連絡が取れなくなっているオラクル(恵)の登場にロータスは呆然としてしまいます。
ここでクロウが素早い反応を示します。
レイカーにベルとショコラを連れて逃げる事を指示して、自分はロータスとソーンを抱えて逃げ出す事になります。
他の参加者にも散開する事を叫んでいます。
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驚きなのはロータスの腰を抱えて飛び立つのは納得なのですが、ロータスの隣に立っていたソーンの腰を抱いて飛び立った事ですね。
クローは女の子のエスコートが上手くなっているようですよ。
まあソーンを抱いて飛び立ったのは正解でした。
脱出するには天井を破壊する必要があったのですがロータスは呆然としていて動けませんでした。
そこでソーンが天井を破壊してくれて脱出に成功しました。
クロウたちが脱出した直後に会場が極太のレーザーで砲撃されてしまいます。
会場は大爆発してしまいました!!
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この段階でロータスも正気に戻ったようです。
極太レーザーが発射された位置を特定しています。
そこに迎えとの指示が出ますが、クロウの集中力が尽きてしまいます。
必殺技ゲージのチャージが無かったクロウは心意技のライトスピードを使って飛びたっていました。
これは長時間持続する事は不可能な技でした。
仕方ないのでロータスとソーンが心意技を使い発射地点に遠距離攻撃をする事になりました。
この攻撃の威力が半端なかったね、流石レベル9の王ですね。
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クロウたちは別々に脱出したレイカーたちと合流する事になりました。
ここで部隊を二つに分ける事になります。
ソーンがアルファチームとブラボウチームと発言しています。
クロウは紫のレギオンはNATOフォネスティックコードを採用なんだなと感心していました。
ソーンはクロウの思考を読んだようです・・・それはヴァインの趣味だと教えてくれました。
ヴァインとクロウは趣味が合うのかもしれないね、仲良くなったりするのだろうか?
またも素敵なお姉様キャラとお知り合いになるのかも知れないね・・・
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レーザーを照射した相手の捜索と討伐を担当するアルファチームはクロウとレイカーの二人になります。
飛行した接近する必要があるために飛行型が選ばれました。
味方を抱えてゆっくり接近するのは自殺行為となるので二人で行く事になります。
壁面走行能力のあるブラッド・レパードも参加を希望しましたが、彼女にはレインの護衛を担当して貰う事になります。
レインは戦闘に参加したそうでしたがバイスが再び彼女の強化外装を狙ってくる可能性を否定できなかったので我慢する事になります。
クロウとレイカーが戦闘を始めたらブラボウチームが散り散りになった会議の参加者の捜索を始める事になりました。
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クロウとレイカーはレーザーが発射されたビルの周辺でアルゴン・アレイを発見しました。
彼女にはシャドウ・クローカーが同行していました。
クローカーの技で陰に潜って移動していたようです。
ここでレイカーとクロウの素晴らしいコンビネーションが炸裂します。
事前相談は全くなしですね、凄い事だよ。
レイカーが影を作っている排気筒を破壊します、これにより、アレイとクローカーが影から吐き出される事になりました。
クローカーはレイカーの影に心意技を使って彼女の動きを止めてアレイのレーザーに撃たせようとします。
ここでクロウが工夫をしました。
レイカーの影に自分の影を重ねて自分がクローカーの心意技を喰らう事にしました。
空中に飛んでいたクロウは行動を阻害された事により落下を始めます。
これにより影の位置がずれて影縫いから逃れる事に成功します、クロウ凄い。
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一瞬の隙が生じたクローカーにレイカーが《浸透打法》を二回炸裂させます。
これでクローカーは破壊されてしまいました。
レイカーが強すぎますね!!
アレイはクローカーを犠牲にして逃げようとしていました。
逃げるアレイは全周攻撃のレーザーを使ってクロウを仕留めようとしてきました。
彼女が使ってくる《無限配列》の特性はレパードに教えられていました。
クロウはメタトロンウィングをブースターとして使いアレイの予想を超えるスピードで彼女に急降下キックを炸裂させました。
クロウは見事にアレイを倒す事に成功しました。
これは凄い事だよ。
アレイはクロウと戦う機会が増えていたので自分の手の内を晒し過ぎたと後悔していました。
加速研究会にメンバーが豊富にいる場合、出てくる人が変わるかも知れないね。
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ブラボウチームで活躍したのはショコラでした。
ロータスは彼女のパペットメイクを有効に活用する事にしました。
パペットたちに捜索を任せてバーストリンカーを発見したらショコラの元に連れてくるように命じました。
ショコラの能力に感心したソーンはショコラの事を勧誘しています。
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ロータスたちは捜索をパペットに任せて爆心地の会議場に戻る事にします。
そこで生き残りが居るか捜索する事になりました。
瓦礫の中からナイトとグランデを発見する事になりました。
グランデの防御力は半端ないですね、あの極太レーザーの攻撃に耐えたそうです。
使った盾ザ・ストライフに備わる攻撃を耐え抜くと攻撃力を倍返しにする機能を使って地面に大穴を開けてそこに飛び込んで爆発から逃れたそうです。
これを聞いたレインはナイトは何もしなかったんだなと嫌味を言っていました。
ナイトの事を怖がっていたレインでしたがちょっとは強気に戻れたようです。
ナイトを揶揄っていました、これは強がりなのか、彼に対抗可能な新たな力を得たのか?今後の彼女の活躍が楽しみですね。
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そこに散り散りになっていた配下の者達が戻って来ました。
ナイトはグランデが居るのに緑のレギオンのメンバーに遠くまで逃げすぎだろと説教を始めています。
ショコラはナイトの厚かましさに驚いています。
遠くまで逃げていたのは心意技の匂いを嗅ぎつけてやって来たエネミーに対抗していたんだと告げます。
巨獣級まえ集まってきているそうですが、ここに居るメンバーならば突破できるとの事です。
アレイを討伐に向かったクロウとレイカーが戻り次第脱出しようとの事になりました。
ここでサーベラスが登場します。
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登場と同時に攻撃に入り、サーベラスはコバルト・ブレードの頭を引き千切ってしまいます。
姉を瞬殺されたマンガン・ブレードが激高してサーベラスに飛び掛かります。
しかし自慢の剣をキャッチされてしまいます・・・そして砕かれてしまいました。
マンガンはサーベラスの攻撃を受けて死にかけの状態になってしまいます。
ここでクロウが戻って来ました。
彼はアレイを撃退した直後にコバルトが撃破されたエフェクトを見て慌てて戻ってきたようです。
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クロウはサーベラスに呼びかけます。
彼はサーベラスワンの人格を呼び戻そうとしていました。
しかし返事はありません。
災禍の鎧マーク2になっているサーベラスは元の人格から変容しているようです。
災禍の鎧の意思に支配されているのでしょうか?
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ナイトがサーベラスと対峙する事になります。
近接型最強と思われるナイトなのでサーベラスが相手でも余裕だろうと思ったのですが意外な展開になります。
ナイトの使う剣は七星外装のジ・インパルスです・・・加速世界最強の一振りです。
呆れた事にサーベラスはジ・インパルスを使ってのナイトの斬撃を受け止めました。
ここでクロウの耳にサーベラスの事を誉める声が聞こえてきました。
声の主はいつまでも番号で呼ぶのは可哀想だね《ウルフラム・ディザスター》と呼ぶことにしよう、どうだね?と聞いてきました。
クロウはバイスが近くに潜んでいると確信する事になります。
声はクロウだけに聞こえてきたようです、バイスはどんな手段を使ってクロウに呼びかけたんでしょうね?
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ナイトが力で押し切ろうとパワーを掛けます、しかしサーベラスはナイトの攻撃を跳ね返して彼を蹴り飛ばしてしまいます。
ナイトは吹っ飛んでいきました。
ナイトの鎧が破壊されてしまいます。
これを見たグランデが全員で対処すべき相手だと判断しました。
出番だと思ったんだろうね?ロリコン趣味をバラされて恥ずかしくなり隠れていたレディオも出現しました。
彼も強力してくれる事になります。
しれっと現れたレディオの事をソーンがどこにいたのか追及しています。
彼は瓦礫に埋もれていた面目ない、と素直に謝っていますよ。
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サーベラスに対して黒、赤、紫、黄、青、緑の王が等間隔で散開して囲み込みました。
そして同時に必殺技を放ちます。
何の相談も無く同調した攻撃が出来るのは流石ですね。
近くまでエネミーが来ているので心意技が使えないのが痛かったですねー。
サーベラスは6王の攻撃を耐えきる構えを示します。
6王の攻撃力とサーベラスの防御力がせめぎ合う事になりました。
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クロウはバイスの次の一手が必ずあると彼の攻撃を警戒していました。
王たちの攻撃力が上がって虹色の光が激しく輝いた瞬間にクロウの注目が王たちの攻撃に向きました。
その隙をついてバイスが仕掛けました。
バイスにはクロウの意識の動きが分かったようですね?
《二十面絶界(イコサヘドラル・インシュレーション》との技名発生が響きます。
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クロウは観戦している誰かを人質に取るのだと思っていました。
しかしバイスの作戦は更にダイナミックなモノでした。
彼はその場に居る全員を二十面絶界の内部に取り込もうとしてきました!!
クロウは上空に逃げるか迷う事になります。
迷うクロウに、ベル、ロータス、レインが一人で脱出しろとの声を掛けてきます。
クロウは迷いを振り切り二十面絶界の外に逃げ出す事に成功しました。
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クロウは外から殴り掛かって二十面絶界を破壊しようと考えます。
しかし戻ってきたレイカーにそれを止められました。
レイカーは二十面絶界は第三段階の心意技で今の自分たちの心意では破れないと予想します。
レイカーは大急ぎで飛んできたようです、急制動を掛けましたが勢いを殺し切れませんでした。
飛び込んでくるレイカーをクロウが優しく受け止める事になります。
美味しい、美味しいぞ、クロウ、今回の戦闘は厳しいモノが多いけど、何度もレイカーに密着しているぞ。
空中で抱き合いながら次の行動を考えているクロウとレイカーの前に新手が現れました。
やって来たのは空飛ぶエネミーに乗ったプラチナ色の騎士でした。
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彼の事を知っているレイカーがプラチナ・キャバリア―だと教えてくれます。
彼はオシラトリ・ユニヴァースの攻撃部隊《七星矮星(セブン・ドワーフス)》の第一位です。
オシラトリ・ユニヴァースの最強アタッカーの登場に驚く事になります。
彼が攻撃してくると不味い状況でした。
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レイカーはここに現れたのだから、キャバリア―もバイスの駒なのかと問います。
しかしキャバリア―は違うと言っているよ、今日来たのは白の王に頼まれたからだと言っています。
彼が剣を捧げるのは白の王だけだそうです、バイスに従っているわけでは無いと言っていました。
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レイカーはキャバリア―にオシラトリ・ユニヴァースの一般メンバーを守る為に彼らへの説明役をお願いします。
しかしキャバリア―は無駄だよと言って受け入れません。
五大レギオンの総攻撃により全損が避けられない状況でもオシラトリ・ユニヴァースを抜けようと考えるメンバーは居ないと言っています?
オシラトリ・ユニヴァースのメンバーは全員が加速研究会のメンバーなのかも知れないね。
或いはホワイト・コスモスを全肯定する集団なのかも知れないね。
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キャバリア―はレイカーが予想した今回の騒動が終息したら五大レギオンの総攻撃が始まるって事には成らないと断言します。
彼はいつだって予想よりも悪い結果になる、加速世界には救いは無いと断言しました。
クロウはキャバリア―の説得を試みます。
バイスのやっている事は悪い事だ、あなたにもそれはわかるはずだと訴えました。
キャバリア―はバイスのやっている事は好きになれないと否定的なコメントを返してくれます。
しかし彼はバイスも代償を払って行動しているんだと言ってバイスの覚悟のほどを語ります。
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バイスの使った二十面絶界は自分では解除できないそうです。
仲間を誰も信じないバイスは敵により二十面絶界が破壊される事で元の姿に戻れるそうです。
味方の事を信じないのに敵だけは信じる変わった人だと思わないか?と説明されてしまいました。
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クロウがある作戦を思い付きました。
自力で元の姿に戻れないバイスを転がして移動させる事は出来ないか?と考えます。
死亡マーカーは実体が無いので壊す事も動かす事もできません。
だとすれば二十面絶界を動かせれば壁をすり抜けてその場に残るのではないかとの仮説をたてます。
攻撃の意思を見せないキャバリア―を無視して二人で動かす事を決めます。
クロウとレイカーは全力を振り絞って二十面絶界を押し始めました。
二十面絶界が少し動いたところでメタトロンからの思念が届きます・・・そこから離れなさい、しもべ!!
キャバリア―がザ・ルミナリ―を使って神獣級エネミー太陽神インティを呼び寄せました!!
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インティはグラファイト・エッジがダメージを与える事もできずに死んだという四神、四聖に並ぶ最強エネミーです。
バイスの計画した作戦は五大レギオンの王を無限EKに陥れる事だったようです。
クロウはレイカーを抱えて離脱しました。
白熱する大火球がぶつかり二十面絶界は破壊されてしまいます。
これで囚われていた全員は死んでしまったと思われましたが生き残りがいました。
ロータス、ソーン、ナイト、レディオが仲間が逃げ出す経路を作り出す大規模な攻撃を行いました。
グランデはサーベラスと相打ちになったそうです。
二十面絶界の中で起こった大爆発は攻撃の余波をグランデが跳ね返して爆発したモノだったようです。
レインが移動力拡張の心意技《炎膜現象(パイロ・ブレ―ニング)》を使い赤熱する地面を滑走します。
レインはヴァインが作り出した巨大な網を引っ張っていました。
その中に、ヴァイン、ベル、ショコラ、マンガン、レモン・ピエレット、アイアン・パウンドが入っています。
後ろからレパードとサンタン・シェイファーが押していました。
ダメージを受けてしまったレパードとシェイファーの事をベルがシトロン・コールで直しています。
囚われていたメンバーは協力して脱出する計画を練っていたようです。
王たちの奮戦により仲間は無事にインティのダメージ圏内から脱出する事に成功しました。
王たちはインティを使った無限EKに囚われてしまいました。
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生き残った面々は今後の方針を撃ち合わせて現実世界に戻る事になります。
目覚めた楓子が黒雪姫のニューロリンカーを引っこ抜きました。
これで彼女が次に生き返った時に無限EKで殺される事は無くなりました。
しかし無制限中立フィールドへ行けなくなってしまいました。
楓子は黒雪姫を何があっても守らなければならなかったのに、と泣いています。
黒雪姫は無制限中立フィールドで一回死んだだけだと平静を装います。
まあそれでも楓子とハルユキには消沈している事はバレバレでした。
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移動中の車内でチユリが重要情報を提示してくれました。
一行は即死したコバルトの復活を待ってから現実世界に回帰したのですが待っている間に重要情報を入手していました。
レディオに付いてきていたピエレットはレディオの実妹だそうですよ。
レディオがロリコン趣向だと知ったので兄妹関係に亀裂が入ったりするのでしょうか?
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無限EKに陥った王たちは無事に回線切断ができたと判明しました。
ナイトはコバルトとマンガンと一緒にダイブしていました。
ほうほう、そうですか?ナイトの奴はコバルトとマンガンを侍らせているようですよ、羨ましいですね。
ソーンはヴェインと一緒にダイブしていたそうです。
グランデは自動切断セーフティを仕掛けていたそうです。
緑のレギオンだけは個別にダイブしたようですね。
って事はですね、グランデは配下の者にもリアルを明かしていないのかも知れないね?
其々のレギオンで運営方針に特色があるようですね。
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無限EK状態に陥った王たちの事を心配する志帆子をさり気なくハルユキが励ましています。
僕達が力を合わせればきっと助け出せると励ましています。
ここで大注目です!!
ハルユキはさり気なく志帆子の背中を撫でて彼女の事を落ち着かせていました!!
凄い進歩です。
ちょっと前は女の子の前ではオドオドしていた彼からは考えられない紳士っぷりです。
これはレギオンメンバーがハルユキに惹かれてしまうのも頷けます。
アイツとっても気が利きます。
楓子はハルユキの物言いが、どこぞの勇者バカ(恐らくグラファイト・エッジの事だろうと思う)に似てきたと言っています。
まあ確かに似て来たね、ヒーロー気質が増しているように感じます。
黒雪姫も、ありがとう、とお礼を言っていました。
チユリはさり気なく女の子の背中を触るのは問題だと苦言を呈していました。
ハルユキは無意識の行動だったようですね、慌てて飛び退き後頭部を窓ガラスにぶつけていました。
女子メンバーの明るい笑い声が響きました。
暗いムードが吹き飛んだ感じですね、この心遣いがモテ要素なのかも知れないな。
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楓子はチユリを武道館に送って行きます。
彼女はこれから剣道大会に出場しているタクムの応援に行く事になります。
次に梅郷中学に向かいました。
ここでハルユキと志帆子が降りる事になります。
志帆子は梅郷中学の飼育委員の活動を手伝う事になりました。
彼女が飼育しているアフリカ大コノハズクのホウを見たいと言い出したのでハルユキがさり気なく彼女を誘いました。
ハルユキの女の子の扱い方が上手くなっている事に楓子と黒雪姫が嫉妬している感じがしました。
チユリにも揶揄われる事になっていました。
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飼育委員会の超委員長である謡と飼育委員の井関玲那とは梅郷中学で合流したようです。
飼育小屋の掃除中にチユリからタクムが関東大会に出場する権利を獲得したとの報告が入りました。
ハルユキがガッツポーズしたので周囲のメンバーは驚いています。
タクムの活躍を教えると皆喜んでくれています。
ハルユキはタクムの戦果を我が事のように喜んでいました。
本当に仲良しですね。
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玲那が飼育委員で飼育する動物を増やそうと提案してきました。
彼女は自分たちがやって来ない間ホウが一人ぼっちで寂しいだろうと心配していました。
ホウの友達を作ってあげたいと言ってきました。
ハルユキがアフリカ大コノハズクのメスはどうかと提案すると謡に値段が30万ほどすると言われてしまい諦めます。
ホウには何か別の鳥を探してあげる事になりました。
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玲那からの追及を受ける事になってしまいます。
彼女にはハルユキが連れてきた志帆子の存在が不思議だったようです。
また新しい女子が増えたけど、委員長の人間関係ってどうなっているの?と聞かれてしまいました。
まあそうだよね、他校の可愛い女子生徒をいきなり連れてくればそうなるよね。
ハルユキは、どうもなっていないと叫んでいました。
ここらでブレイン・バーストの仲間を学校に連れてくるときは配慮するようにした方が良いかもね。
このままだと学校一のモテ男として認識されてしまうかも知れません。
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飼育委員会が終わり皆と別れたハルユキはお土産を購入してから黒雪姫の自宅に向かいます。
積極的です、それだけ彼女の事が心配だったんでしょう。
突然のハルユキの訪問に黒雪姫は驚いていました。
彼女は風呂上りでしたよ!!
彼女の服装はTシャツとハーフパンツでした。
被服面積の小ささにハルユキはドキドキです。
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ハルユキの訪問理由は落ち込んでいると思われる黒雪姫に元気になって貰う事でした。
ハルユキは黒雪姫に食べて貰おうと大量の食料品を買い込んでいました。
黒雪姫は何で?と疑問に思ったようです。
ハルユキは黒雪姫は心境が顔に出やすいと指摘します。
そして落ち込んでいる彼女に沢山食べる事で元気を出して貰おうと考えた、と伝えました。
顔に出やすいと言われた黒雪姫は、君に言われたくないと反論しますが、落ち込んでいた事を認めます。
別れる前に楓子にも散々心配されたそうですよ。
紳士ハルユキは差し入れを渡したので帰る事にします。
最高にカッコイイですね。
しかし、ここで驚くべき事象が発生しました!!
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「・・・ハルユキ君」
「・・・頼む・・・今夜は、私と一緒にいてくれないか」
ひえー。
黒雪姫は本当に参っているようですよ。
緊急事態発生です。
今夜はレギオンのミーティングもあるんですよ。
ハルユキは彼女の求めに応じてお泊りする事になるのでしょうか?
泊った場合、後でそれが楓子にバレたらどうなるのでしょうか?
それとも心配になった楓子も駆け付けてくるのでしょうか?
心配になってきたねー。
ハルユキと黒雪姫の関係性に大きな変化が訪れるのでしょうか?
大注目ですね。
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成分美少女情勢変化戦闘恋愛ラッキースケベ
評価AAAAAAAAABAAA
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本名/関係性あだ名アバター名所属レギオンレギオン色
黒雪姫(くろゆきひめ)ブラック・ロータスネガ・ネビュラス黒の王
有田春雪(ありた はるゆき)ハルシルバー・クロウネガ・ネビュラス
黛拓夢(まゆずみ たくむ)タクシアン・パイルネガ・ネビュラス
倉嶋千百合(くらしま ちゆり)チユライム・ベルネガ・ネビュラス
倉崎楓子(くらさき ふうこ)フーコスカイ・レイカーネガ・ネビュラス
四之宮謡(しのみや うたい)メイ、ういういアーダー・メイデンネガ・ネビュラス
氷見あきら(ひみ あきら)カレンアクア・カレントネガ・ネビュラス
上月由仁子(こうづき ゆにこ)ニコスカーレット・レインネガ・ネビュラス黒(サブマスター、赤の王)
掛居美早(かけい みはや)パドブラッド・レパードネガ・ネビュラス
奈胡志帆子(なご しほこ)ショコショコラ・パペッターネガ・ネビュラス
三登聖美(みと さとみ)ミント・ミトンネガ・ネビュラス
由留木結有(ゆるき ゆめ)プラム・フリッパーネガ・ネビュラス
小田切累(おだぎり るい)ショコマゼンタ・シザーネガ・ネビュラス
イエロー・レディオクリプト・コズミック・サーカス黄の王
黒雪姫の実姉トランジェント・エタニティホワイト・コスモスオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会白の王
ブラック・バイス=アイボリー・タワーオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
アルゴン・アレイオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
若宮恵(わかみや めぐみ)オーキッド・オラクルオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
ローズ・ミレディ―オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
プラチナム・キャバリア―オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
ブルー・ナイトレオニーズ青の王
高野内琴(姉)(たかのうち こと)コバルコバルト・ブレードレオニーズ
高野内雪(妹)(たかのうち ゆき)マーガマンガン・ブレードレオニーズ
グリーン・グランデグレート・ウォール緑の王
日下部綸(くさかべ りん)アッシュさんアッシュ・ローラーグレート・ウォール
パープル・ソーンオーロラ・オーバル紫の王
アスター・ヴァインオーロラ・オーバル
トリリード・テトラオキサイド
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本名/あだ名デュエルアバター名ハルユキの呼称ハルユキからの呼び方
黒雪姫ブラック・ロータスハルユキくん先輩
倉崎楓子スカイ・レイカー鴉さん師匠
日下部綸アッシュ・ローラー有田さんリンさん
四之宮謡アーダー・メイデンクーさんメイさん
氷見あきらアクア・カレントハル君カレンさん
上月由仁子スカーレット・レインハルユキニコ
掛居美早ブラッド・レパードクロウパドさん
高野内琴コバルト・ブレードクロウコバルさん
高野内雪マンガン・ブレードクロウマーガさん
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