ラノベの感想) ガリ勉くんと裏アカさん 2 散々お世話になっているエロ系裏垢女子の正体がクラスのアイドルだった件 (HJ文庫)


概略:
台風が上陸して電車が止まってしまいます。
帰宅できなくなった茉莉花を勉の部屋に泊める事になりました。
風邪を引いては不味いので茉莉花が勉の部屋で入浴する事になります。
勉はドキドキが収まりません。
勉の作った夕食を茉莉花と一緒に食べる事になります。
勉が茉莉花に複雑な家庭環境を語ります。
茉莉花は真剣に勉の話を聞いてくれて話し合うべきだと助言してくれました。
翌朝になると雨が上がったので茉莉花が帰宅する事になりました。
帰り際の彼女が昏い顔をしていたのが勉には心配でした。
史郎から茉莉花がとんでもない行動に出たと知らされます。
何を考えいてるのか茉莉花が裏垢RIKAの存在をクラスチャットで公表してしまいました。
アカウントは大炎上してしまいます。
勉は茉莉花の窮地を救う為に行動を開始します。

レーベル:HJ文庫
発行日:2023/9/1
著者:鈴木えんぺら
イラスト:小花雪
ISBN:978-4-7986-3263-6
雰囲気:入浴中、相合傘、裸ワイシャツと喪失危機、隔意、大きいな、重要事項、誤爆?わざと?、遁走、自宅訪問、壮大な計画、大失敗、失意、激励、告白

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プロローグ
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茉莉花が勉の部屋でシャワーを浴びているようですね・・・?
いつの間にそんな関係になったの。
勉は聞こえる筈のないシャワーの音が聞こえてしまい悶えています。
茉莉花がRIKAとして投降したエロ写真を思い出して彼女の全裸を妄想しているみたいだね。
風呂場のドアが開いて茉莉花が顔と肩を出してきました。
勉に何らかの要求をしてこようとしています。

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第1章 ガリ勉くん、帰宅する
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季節は6月で梅雨入りしていました。
その日は下校時間になると大雨が降っていました。
勉は折り畳み傘を持ってきているんですが雨の中を歩く気が起きなくて止むのを待っていました。
台風が来ているので待ってても止まないんだよね。
友人の天草史郎から泊めてくれと頼まれますが断りました。
二人は友人なんですが勉はそこまで親しい間柄ではないと考えたからです。
断られても史郎は気にしません。
諦めて雨の中を帰っていきました。
勉も帰る事にして昇降口に向かいます。
そこで茉莉花と遭遇しました。
彼女は笠を持ってきていませんでした。
勉が折りたたみ傘を持っていると知ると駅まで送ってと可愛く、アザトクお願いしてきました。
勉の家は駅とは逆方向なんですが茉莉花は気にしません。
分かっていてお願いしてきています。
勉が茉莉花のお願いに拒否反応示したのはこれまでの彼女の行動に原因があります。
胸に手を当てて考えてみろと指摘すると茉莉花は見せつけるように巨乳ちゃんに手を当てて考え始めました。
茉莉花の手が巨大なおっぱいちゃんに埋まっています!!
勉は勿論ガン見していますよ。
茉莉花は目を閉じて考えていたので視線には気付いていません。
勉の視線が乳に集中していると確認できてないんですがガン見していると確信しているようですよ。
茉莉花は勉に乳をガン見されて嬉しいみたいだ。
勉と茉莉花は友人関係を始めたばかりです。
断る事はできないと判断した勉は仕方ないって感じで茉莉花を駅まで送る事にしました。
相合傘で駅まで向かう事になりました。
茉莉花は楽しそうに鼻歌を歌っていますよ。
勉の方は茉莉花と接近しているのでドキドキのようです。
激しく雨が降り風も強いので横から雨に打たれています。
茉莉花と勉は濡れネズミになっているので茉莉花の夏服は張り付いていますね。
ブラがスケスケになっていますよ。
勉は極上の光景を目にしています。
茉莉花は見られていると察しているんですが気にしてないね。
むしろ注視されて嬉しそうな感じです。
駅に到着すると悲劇が待っていました。
天候悪化により電車が運休していましたよ。
再開の目途は立っていません。
勉は家族に迎えに来てもらう事を提案しましたが茉莉花は無理だと答えます。
二人とも忙しいので無理だと諦観交じりに答えました。
タクシーを提案するもお金が足りないと言われます。
お金を借りられる友達に心当たりがないか?と問うも居ないと言われます。
泊めて貰える友達の存在も尋ねるんですがそこまで親しい友達は居ないと教えられました。
茉莉花は学校でも目立つ存在で友達が多いので意外な結果です。
打つ手が無くなってしまいましたが茉莉花は諦めません。
さも良い事を思いついたって感じで勉の家に泊めて欲しいとお願いしてきました。
勉は学校近くのマンションで一人暮らしをしています。
勉は男で茉莉花は女なので間違いが起こったら不味いと断る事にします。
勉の常識的な提案を茉莉花は拒否しました。
勉の事を信じているので大丈夫と根拠のない自信を見せてきます。
彼女との関係が何であるか悩んでいる勉には厳しい状況ですね。
このまま茉莉花を放り出すと濡れ濡れ女子高生がエロ目的で酷い目に遭いそうでした。
勉のエロい妄想力がフルパワーで動いたようだぞ。
茉莉花の安全を確保するって目的で勉は彼女を家に泊める事を決めます。

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第2章 ガリ勉くん、堪える
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勉の部屋に辿り着いた時には二人ともずぶ濡れでした。
茉莉花がクシャミをしています。
寒さに震えている彼女は風呂に入りたいと言ってきます。
勉は自分の部屋に濡れ透けの茉莉花が居るって事実に思考がおかしくなっています。
急いで風呂の準備をしています。
茉莉花から一緒に入る?と提案されました。
茉莉花と一緒に入浴!!魅惑的過ぎるお誘いですね。
勉はマジな顔で本当に良いんだな?と確認すると茉莉花が危機感を持ったようですね。
妊娠しそうだからやっぱなしでと言い直してきました。
勉は茉莉花との友情が壊れないか心配しているので彼女の提案を受け入れました。
まあヘタレではあるね。
茉莉花が脱衣所で服を脱ぎ脱ぎし始めました。
極限状態にある勉の聴覚は性能マシマシです。
外は大荒れの天気で雨音がすごいんですが茉莉花がシャワーしている音が聞こえてきました。
普通に考えれば浴室の音は聞こえないんですけど茉莉花の鼻歌まで聞こえてきました。
勉は幻聴だと自分に言い聞かせています。
茉莉花の裏垢RIKAの写真を見慣れている自分の部屋の浴室で入浴中の茉莉花の姿を妄想しています。
勉は浴室に入りたい欲望に必死に耐えていたようです。
茉莉花が浴室の扉を開けて顔を肩を出してきました。
身体の部分はすりガラスで隠されていてモザイクが掛かっているようでした。
狼狽える勉に向かって服を貸して欲しいとお願いしてきました。
勉が女性用の服はないと断ると全裸で居させるつもり適当に見繕ってと言われます。
全裸でいさせる!!服を貸してあげなければ茉莉花は全裸で過ごす事になるんだね。
危機的状況なんですが彼女は楽しそうですね。
ここで貸さないって選択ができればすごいんですけどね。
勉は茉莉花に信頼されていると思っているので信頼に応える事にしました。
非常に勿体ないですが貸せる服を見繕う事にします。
茉莉花は白いワイシャツを借りる事にしました!!
全裸ワイシャツの完成です!!
ブラを付けてないので動くたびに巨大な乳がユサユサ揺れています。
勉が続けて入浴する事になるんですが落ち着けませんでした。
湯船に浸かりたいって欲求はあったんですが茉莉花のエキスが滲みでている可能性に思い至り無理でした。
非常に勿体ないですね。
お湯を飲むくらいはして欲しかったね。
他にも茉莉花が座ったかもとか茉莉花の全裸が鏡に映ったんだなとか妄想しています。
勉の入浴が終わると茉莉花の腹が鳴ったので夕食の準備をする事になりました。
勉が料理できると知り茉莉花が驚いています。
勉は茉莉花の自分への評価が低い事を察したようですね。
茉莉花の料理できないのか?と言ってしまったので対抗心を煽ります。
茉莉花は自分の腕を見せてやると息巻きますがお客様なので勉が作る事になりました。
勉の作ったのはチャーハンでした。
レトルトでなかったのに茉莉花が驚いています。
勉は中華料理屋でアルバイトしている事を教えてあげました。
小さい頃から料理はしていたと教えると茉莉花は勉の家庭環境が心配になったようですね。
後片付けは茉莉花がする事になりました。
裸ワイシャツの茉莉花が洗い物をしています。
勉は感激して彼女の姿をガン見していました。
視線に気づいた茉莉花が見つめられているとやりにくいと抗議しますが勉は引きませんでした。
憧れのRIKAが目の前に居るんですからガン見する事をやめられませんでした。
茉莉花が裏垢の確認を行います。
登録者が暇を持て余している、新しい投降を望んでいると分かった彼女はヤル気になります。
勉に向かったRIKAの写真を撮って欲しいとお願いしてきました。
憧れのRIKAの写真を撮るチャンスですね。
喜ぶべき瞬間なんですが勉は拒絶しました。
アイドル的な存在に異性の影があると分かった場合の危険を教え込みます。
炎上間違いなしと言って炎上騒ぎを起こしたスポーツ選手のアカウントを見せています。
茉莉花は納得したようですね。
勉を揶揄いたいって衝動も持っているような茉莉花はワイシャツのボタンを全部外すと提案してきました。
裸ワイシャツだと理解している勉は目を閉じて見ないように頑張っています。
RIKAの投稿はギリギリ全年齢向けだっただろ。
ヤバい部位が映るとアカウントを消されるぞと警告を発しています。
勉が目を閉じ続けているので茉莉花は大丈夫だからと優しく声をかけてきます。
勉が目を開けると白が目に飛び込んできました!!
裸ワイシャツなのでボタンを全解除すると陰毛が丸見えになると危惧していた勉の視界にパンツが飛び込んできました。
勉のパンツは雨に打たれて濡れてしまっていたので隣を歩いていた茉莉花のパンツも濡れ濡れのはずです。
折角風呂に入って温まったのに濡れたパンツを履く理由はありません。
勉は普段から茉莉花が替えのパンツを持ち歩いているのか?と考えます。
折りたたみ傘を持たない彼女がそこまでしているとは思えません。
茉莉花から帰宅途中に寄ったコンビニで購入したんだと言われて納得しました。
勉は茉莉花がコンビニで違うものを買ったと考えていました。
茉莉花は何を買ったんだと思ってたのと揶揄ってきます。
茉莉花はコンビニに寄った段階で勉を揶揄う算段を付けていたようですね。
結構危険なことしますよね。
彼女って自分の魅力に自覚的で勉を焚きつけるヤバさは分かっていると思うんだけど。
もしかして勉への好意は本気って事なのか?
茉莉花が転んでしまい尻を打ち付けて痛がっています。
正気に戻った茉莉花はダサいコンビニパンツを見せつけようとしてしまった自分の行動を恥じています。
セクシーなパンツも持っているだよ、見たい?と問いかけてきました。
茉莉花との友情を守ろうと頑張っていた勉が切れてしまいます。
怒りを露わにして茉莉花に迫っていきました。
まあね何しろ裸ワイシャツだから茉莉花が前屈みになるたびに乳の先端が見えそうになってますし。
深い谷間を見せつけられるしで勉もギリギリだったんだよね。
深い谷間に頭から飛び込む度量があればここまで悶々とはしなかったんだけどね。
流石に不味いと思った茉莉花はビビりまくりですね。
後ろにじりじり逃げようとしていますが勉に追いつかれてしまい押し倒されてしまいます。
怒りに支配されている勉はどこまでしちまう気なんだ?
もしかして茉莉花と一線を越えてしまうのかと危ぶまれましたが彼のスマホが着信を伝えてきました。
スマホの振動で勉が正気に戻りました。
確認すると義妹が電話してきたようです。
電話に出る勉に向かって茉莉花がヘタレと罵ったようだね。
ひょっとして茉莉花は勉とヤッチマウのを期待していた?
義妹ちゃんはナイスなタイミングで電話してくれたね。

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第3章 ガリ勉くん、述懐する
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義妹ちゃんは勉の事が大好きなようですね。
義妹、そうそれは、素敵な響き、勉が羨ましい。
台風が来ているので勉が無理していないか心配で電話してくれたようですよ。
そんな義妹ちゃんを勉は疎ましく思っているような?
心配してくれる義妹ちゃんに適当な返事をして電話を終わらせました。
茉莉花に義妹からの電話だったと教えると俄然興味を持たれます。
小さい頃から家事をしていたって勉の発言を思い出した妹は協力してくれなかったの?と問うてきます。
勉は茉莉花が勘違いしている事に気が付き訂正しました。
中学二年の時に母親が再婚して義妹ができたんだと教えてあげました。
勉が一人暮らしをしている状況から茉莉花は彼が家族と上手くいっていないのでは?と心配になります。
勉は家族関係に問題はないと答えますが表情が苦しそうでした。
茉莉花に其処を指摘されます。
勉は真摯な態度で心配してくれる茉莉花になら心の内を話しても良いかと思えました。
勉の家は母子家庭でした。
物心つく頃には父親は居なかったそうです。
母親は父親と勉の三人で過ごしているビデオや写真を見せてくれました。
それを見ても勉は何の感慨も抱かなかったそうです。
母親は勉を育てる為に忙しく働いていました。
勉は母親の役に立とうと考えて家事を始めました。
幼い子供にできる事は限られているので勉は違う方向に活路を見出します。
幼少期から才能を発現して活躍している人達を見て自分にも何らかの才能があるかも知れないと考えます。
色々と試したそうですが勉にな何の才能もありませんでした。
子供時代に自分は凡人だと結論が出せてしまう勉はある意味すごいと思うんですけどね。
何の才能もないと分かったので勉強を頑張って良い大学を出て良い給料で雇ってもらい母に楽をさせてあげようって目標を得ました。
勉が勉強を頑張っている理由がこれなんだね。
中学二年の時に母親から再婚したいと言われます。
再婚相手の男性は裕福で優しい真面な人でした。
母親を幸せにできるのは自分しかいないと思っていた勉は義父に自分の役割を奪われたと感じています。
それが家を出て一人暮らしをしている理由のようです。
義父は勉の気持ちを理解していてマンションを用意してくれました。
自分のわがままで家を出るのに義父の援助を受けてしまう現状も勉には不満なようです。
金銭的に何の問題もない勉が中華料理屋でアルバイトしているのはマンションの家賃を義父に返すためでした。
それを聞いて茉莉花がそれはやめた方が良いと助言しています。
茉莉花の意見は含蓄がありますね。
彼女も色々と苦労しているように思えます。
義父と話し合うべきだと助言してくれました。
思っている事を伝えないと義父も母親も勉の事が分からないと言われてしまいます。
茉莉花の言い分は筋が通っていると感じた勉は次に家に帰った時に義父に心情を語ると約束します。
茉莉花は勢いに任せてこの場で電話した方が良いと提案してきました。
もっともな意見ですが勉は心の準備が必要と言って次に帰った時に話し合おうと決めます。
茉莉花に心境を吐露した勉は自分が子供だったと悟ります。
話を聞いてくれた茉莉花もそこは間違いないと言っていますね。
勉の頭を優しく撫でてくれました。
勉が落ち着くと茉莉花が隣で伸びをしました。
裸ワイシャツなので乳が揺れています。
それを見てた勉は立華は大きなと零します。
茉莉花の心の広さを言ったようですがおっぱいをガン見しながらの発言でした。
茉莉花は勉の言いたい事を理解してくれますが苦言も呈しました。
そういう事はおっぱいを見ながら言わない方が良いと言ってきます。
狩谷君っぽいとも言ってますので勉をスケベと思っているのは間違いないね。
良い話なんですが綺麗に落ちましたね。
この二人で居ると甘い雰囲気に発展するのは難しそうです。
友情が芽生えているようには見えますね。

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第4章 ガリ勉くん、苦悩する
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茉莉花が一人暮らしに付いて質問してきました。
茉莉花にもできるのかと聞いてきました。
勉は茉莉花に家事ができるのか質問します。
茉莉花はハウスキーパーのトメさんにお任せしていると答えました。
聞きなれない言葉に勉は茉莉花の家が富豪なのでは?と考えます。
茉莉花が歯切れの悪い口調でお金持ちな方じゃないかなと答えます。
勉基準で考えて茉莉花にも出来ない事もないと答えます。
茉莉花は基準が分からないから不安だと言っています。
茉莉花が眠そうだったので早めに寝る事にします。
ここで勉は重大事項に気が付きました。
布団がないと茉莉花に伝えます。
勉はお客様の茉莉花に自分のベッドを譲る事にします。
茉莉花は自分がソファで寝ると言い張っています。
穏やかな雰囲気から一点して激しく睨み合いことになりますね。
茉莉花が譲歩して一緒にベッドで寝ようと提案してきました。
勉が本当に良いんだなと確認すると弱気になりました。
妊娠しそうなのでやっぱなしでと言い直します。
茉莉花が勉の部屋でのベッドで眠る事になりました。
もしもに備えて部屋の鍵を掛けて欲しいと頼みます。
茉莉花が鍵をかけなければどうなるんだと問い掛けます。
翌朝目覚めて私の処女がなくなっているなんてことはないよねと問われました。
勉は襲わない自信がないと正直に答えました。
危機感を抱いた茉莉花は鍵を掛けて眠る事にします。
ソファで寝る事になった勉は茉莉花が居るので悶々として寝つきが悪くなりました。
茉莉花の方が勉よりも先に起きたようですね。
朝食の準備を整えて勉を起こそうとしていました。
寝ぼけている勉は頬を抓られても気持ち良さそうにしています。
ここで寝ぼけている勉は茉莉花の乳を揉み揉みしたようですけど思えていませんよ。
記憶にございませんって事だね。
目覚めた勉の眼前に乳をクロスした腕で守っている茉莉花が現れます。
勉の脳が動き始めて台風で帰れなくなった茉莉花を泊めた事を思い出しました。
何か言う事はないの?と睨んでくる茉莉花に勉はおはようと答えました。
茉莉花が呆れています。
乳を揉んだことに気付いていないと悟ったようです。
二人で茉莉花の用意した朝食を食べる事になりました。
勉は誰かが作ってくれた朝食を食べるのがうれしい事だと言っています。
茉莉花が朝食を大事にしていると知り意外感を覚えました。
サンプルは義妹と母親です。
母親は不規則な生活をしていたので朝食を食べない場合があるようです。
義妹はダイエットの為に朝食を抜く事が多いそうです。
勉は茉莉花の腹回りに視線を飛ばして太ってないから朝食を食べても問題なのかと納得します。
茉莉花は勉の視線に気づいて不満を述べてきます。
茉莉花は目玉焼きにソース派だと分かりました。
朝食を食べ終えた二人はコーヒーを飲んでまったりしました。
勉は茉莉花に帰宅を促すべきと分かっているんですが彼女との時間が惜しいみたいです。
言いだせないでいました。
茉莉花の方も帰りたくなさそうな雰囲気でした。
ずっとここに居てもいいと魅力的なお願いをしてきましたが勉は理性を総動員して断ります。
茉莉花は笑顔を浮かべて帰って行くんですが勉は不安を覚えています。
茉莉花が浮かべた笑顔は昏いものでした。
茉莉花が帰ると勉はアルバイトの時間までベッドで寝直す事にします。
茉莉花の臭いが残っていて悶々としてしまい眠るまでに時間を要しました。
分かるぞーその気持ちはよっく分かるぞ。
アルバイトでは茉莉花の事を考えてしまい失敗しかけています。
アルバイトを終えて帰ってきた勉は茉莉花の事ばかり考えている自分の心境の変化に驚いています。
茉莉花の事が好きになってしまったようですね。
茉莉花に告白された時に恋人になるのを断ってしまった事を後悔しています。
茉莉花が勉がこうなると読んでいたと考えます。
彼女の手の上で踊らされているようですが勉は嫌ではないようです。
電話が掛かってきて茉莉花だと期待している自分に驚いています。
残念でした掛けてきたのは史郎でした。
史郎は大変な事が起こったと慌てています。
茉莉花がRIKAの写真をクラスのグループチャットに投下したと教えてくれました。
写真から茉莉花だと分かってしまい彼女の裏垢が特定されて炎上中だそうです。
勉は第三者が茉莉花を貶める為に写真を投降したと思ったようですが自分で投降したと言われ驚きます。
茉莉花のプロフィールもネットにバラまかれる事になりました。
勉は別れ際の茉莉花が思い詰めているようだった事を思い出して不安になっています。
茉莉花の精神状態が心配ですね。
勉との一夜で何らかの変化があったんだろうか?

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第5章 ガリ勉くん、走る
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茉莉花が心配で仕方ない勉は普段よりも早く登校しました。
不機嫌な顔で自席に付いているのでクラスメート達はビビっています。
クラスメート達の無責任な噂話が聞こえてきました。
茉莉花が終わったとか言っている人もいますね。
掌返しの鮮やかさに勉は戦慄しています。
史郎が投稿してきて勉と茉莉花の関係を心配してくれました。
彼は勉と茉莉花が交際していると誤解していました。
茉莉花の裏垢の存在がクラスメートに知られたのですが勉は割と平然としています。
前から茉莉花の裏垢の存在を知っていたのか聞かれて勉は無言でした。
知ってたと伝わります。
史郎は茉莉花の裏の顔を知って好きになったなら問題いなと言っています。
茉莉花が登校してきました。
勉と史郎は茉莉花が憔悴していると思っていたんですが思いの外朗らかそうですよ。
普段通りに朝の挨拶をして自分の席に付きました。
勉はわけが分からず茉莉花の意図を聞きそびれます。
クラスメート達も茉莉花に話しかける事はしませんね。
茉莉花が生徒指導室に呼び出されました。
茉莉花の機嫌のよさに変化は見られません。
勉と史郎は頭に困惑しています。
普通なら生徒指導室に呼び出されれば不安そうになりそうなもんですけどね。
授業が始まり茉莉花が戻って来ましたが顔面蒼白となっています。
生徒指導室で厳しい叱責を受けたのかも知れませんがそれにしても顔色が悪すぎます。
茉莉花は教室に戻らず駆け出します。
不安に駆られた勉は彼女を追いかける事にしました。
茉莉花は怪談を駆け下りて上履きのまま校庭に向かいます。
そのまま校門を通り学外に消えてしまいました。
運郷不足の勉の足では茉莉花の快速に追いつけませんでした。
茉莉花がどこに向かったのか分からない勉は彼女に付いて何も知らないんだなと思い知ります。
どこに行ったにしても家には戻るだろうと思い彼女の自宅に向かう事にします。
ここで茉莉花の自宅を知らない事に気付きます。
こまった勉は史郎の情報に頼ってみる事にしました。
史郎は何故だか分かりませんが茉莉花の住所を知っていてご丁寧に地図まで添付してくれました。
メッセージのやり取りを行い史郎は勉を励ましてくれます。
勉は茉莉花を助けたいって気持ちに正直になれました。
最寄り駅までは問題無く到着できましたが問題発生です。
勉は地図を読むのが苦手でした。
道に迷いそうになっています。
コンビニで買い物ついでに道を聞いて茉莉花の自宅までやって来ました。
茉莉花の自宅はお屋敷と言える巨大さを誇っています。
呼び鈴を押しても応答がありませんでした。
監視カメラの存在に気付いて睨まれているとの感覚を持ちます。
勉は茉莉花が帰ってくるまで自宅前で粘るつもりでした。
茉莉花からメッセージが届きます。
いつ迄そこに居るつもりなんだと言っています。
勉は茉莉花が帰宅していて監視カメラで見ていた事に気が付きました。
メッセージのやり取りが始まります。
茉莉花が何の用なのと聞いてきます。
勉は上手く答えられませんね。
苦し紛れにこれまでの貸しがあるだろ返してくれと伝えました。
茉莉花は30分後に会うと言ってくれます。
茉莉花が出てきました。
勉は彼女の手首を確認しています。
茉莉花はリストカットを疑われたと理解して憤慨しています。
勉は自傷行為をしそうなくらいに追い詰められているように見えたと説明します。
言いたい事は何なのか聞いてきた茉莉花に対して勉は上手く言葉を紡げません。
茉莉花は勉を自宅に招く事にしました。
玄関前で言い合いをするのは外聞が悪いからな。
勉に望外の好機が到来しましたね。
憧れのRIKAの自宅に入れますよ。

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第6章 ガリ勉くん、踏み込む
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立華邸に足を踏み入れた勉を異様な雰囲気が迎えてくれました。
茉莉花の自宅は物凄い豪邸で天井にはシャンデリアが設置されています。
物凄く豪華な作りなんですが人の気配がしませんでした。
茉莉花に家族が在宅では無いのか聞いてみると居るわけないと返されます。
リビングで茉莉花との対話が始まりました。
茉莉花が家族関係について語り始めました。
勉の想定を超える事情が出てきましたよ。
茉莉花の父親が務めている会社は出世するには家庭を持つ必要がありました。
茉莉花の母親は売れないファッションデザイナーをしていました。
二人は高校時代からの知り合いで同窓会で再会します。
お互いの境遇を知り二人の利害は一致しました。
仮初の家族を欲する父親とスポンサーを欲しいてる母親が結婚する事になり茉莉花が生まれました。
父親は家族を持つって目的を果たせて出世しました。
母親には才能があったらしく売れてしまい海外に進出する事になりました。
目的を叶えた両親は自分の世界に戻り茉莉花だけが豪邸に残されました。
茉莉花の壮絶な家庭環境を聞いて勉は茉莉花に意見するかしないか迷います。
ここで何も言わなければ後悔するとの思いから茉莉花のやらかした行動に言及します。
勉は茉莉花にわざと裏垢の存在を暴露したなと告げました。
最初勉も誤爆を疑ったようですが炎上速度が速すぎる事から茉莉花が自分で暴露したんだと気が付きました。
勉の予想は正解を言い当てていました。
茉莉花は誤魔化せないと理解して真相を話してくれます。
茉莉花は両親に叱って欲しいって要求を叶える為に裏垢を暴露したんだそうです。
彼女の家庭環境を知ってしまった勉には馬鹿な事をしたとは思えません。
そこには壮大で綿密な計画が隠されていました。
茉莉花は自分の声が両親に届かないの自分が動かせて両親に影響力がありそうな教師を使う事を思いつきました。
最初は褒められる路線で行ったそうですが優等生になっても教師は両親に連絡してくれませんでした。
茉莉花は教師が怒る時に声を荒らげる事に注目しました。
問題行動を起こしたら教師から両親に連絡が行くと考えたそうです。
問題が学内で処理されてしまっては茉莉花の目的は適いません。
学外の人間も計画に巻き込む必要がありました。
茉莉花は自分の容姿に自信を持っているのでエロ画像の自撮りをする事にします。
同時に表の立華茉莉花のファンも増やす必要がありました。
そこで学園祭のミスコンに出て優勝したんだそうです。
ミスコンに優勝して同性の反感を買うのが目的だったそうです。
茉莉花は自分はエッチではないんだと弁解してきました。
勉は嘘くさいと感じています。
納得を得られてないと察した茉莉花は同中の人に聞いてみれば分かると言い募ります。
そこまで言われても勉は茉莉花エロ説を否定できません。
茉莉花は立華茉莉花の信奉者とRIKAの信奉者の対立を煽る事で炎上を企てていました。
茉莉花に反感を持っているアンチを使って炎上を激しくしようと考えていました。
1年掛かりの計画だったのですが途中で勉に身バレして焦ったそうです。
勉に脅されて18禁展開になる事も危惧したそうですが勉はRIKAのファンであり続ける事を望みました。
これは茉莉花にとって予想外でした。
勉に急接近してきたのは監視が目的だったそうです。
監視するうちに勉がエッチだけどイイ人だと分かったんだそうです。
両親に顧みて貰えない茉莉花の胸には大きな穴が開いているそうです。
茉莉花が恋人をとっかえひっかえしていたのは彼らが向けてくる好意で穴を塞ごうとしていたからだそうです。
しかし上手くいかず親しくなるほど寂しさを覚えたんだそうです。
ふった相手もアンチになるので無駄ではないと強がっています。
勉がちょっと強気な発言をしています。
自分ではダメだったのか?と茉莉花に質問しました。
茉莉花は分からないと言って苦しい胸の内を語ります。
彼女は勉と一緒にいる時間が楽しかったんだそうです。
勉と恋人になれたら心の穴が埋まるかもと期待したそうですが答えを知るのが怖かったんだそうです。
勉でも駄目だと分かってしまったらどうすればいいのか分からなくなると言っています。
ほうほうこれはマジで惚れている感じがするね。
勉との関係の答えを知るのが怖くて計画の発動を早めたそうですよ。
これって寝ぼけていた勉に乳揉まれても嫌な感じがしなかったからですかね?
それで彼への気持ちを自覚して駄目だった場合が怖くなったと。
やっぱ茉莉花ってエッチだよね。
結果は大失敗でした。
茉莉花が機嫌よさ気で生徒指導室に向かったのは計画の成功を確信していたからのようです。
目論見通りに教師は両親に連絡したそうですが茉莉花の望む展開にはなりませんでした。
良く練られた計画だったのですが両親の無関心ぶりは茉莉花の想像を超えていました。
両親は「娘を信じている」「娘の自主性を尊重している」と答えたんだそうです。
茉莉花が嫌っている生活指導の先生から家庭環境を本気で心配されたそうです。
進路指導室から戻ってきた茉莉花が顔面蒼白だったのはそういうわけね。
茉莉花は、もう疲れてしまった、もうどうでもいいと、言っています。
諦めてしまった感じですね・・・勉は茉莉花を浮上させる事ができるのか?

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第7章 ガリ勉くん、答える
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茉莉花が放った「どうでもいい」って言葉が勉に大きな衝撃を与えました。
自分の口癖になっている言葉なんですが茉莉花に言われた事で相手に強い衝撃を与えていたんだと思い知りました。
この言葉を聞いても自分を見限らなかった史郎、茉莉花、義妹に感謝を覚えています。
自分が失敗していたと自覚した勉は茉莉花に同じ轍を踏ませる事はできないと考えます。
自分を諦めようとしている茉莉花を勉は何とかしなければと考えました。
彼女を説得できる言葉を自分の中に探しますがカッコ悪い、なかったよ。
それでも彼女を諦める事ができない勉は自分を変えてくれた茉莉花の言葉を使います。
茉莉花からはパクリじゃんと言われてしまいます。
頑なな態度をとる茉莉花の心を開かせる事はできませんでした。
勉はこれまでに周囲の人々が自分を気に掛けてくれていた事に気付きます。
義妹や史郎が自分の傍から離れなかった事が自分の支えになっていたと気付いたようです。
茉莉花の問題で勉が成長したように見えるね。
勉が茉莉花の隣に移動しますね。
隣に腰を降ろして説得を続けます。
勉は茉莉花が自分を嫌っていても構わない。
俺は茉莉花が大好きだ。
茉莉花を説得する言葉は持ってないけど彼女の傍にいる事はできると伝えました。
傍に居続けると勉に言われて茉莉花が静に泣き始めました。
茉莉花は頭を倒して勉の肩に預けて泣いてますね・・・
勉は静に泣くんだなって感動していますよ。
これまでの喜怒哀楽が激しかった茉莉花を見ているので意外だったようです。
ふんふん友情路線に入ったように見えますね。

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エピローグ
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翌日の早朝に茉莉花からのメッセージが届きました。
駅まで迎えに来てと言っています。
勉は茉莉花の意思を尊重して駅まで迎えに行く事にします。
学校を通り過ぎて駅まで行ったって事だよね。
べた惚れ状態ですな。
駅から出てきた茉莉花は普段よりも強烈なオーラを放っていました。
勉は復活したんだなと考えますが彼女の弱さも知っているので油断はできないと自分に言い聞かせています。
並んで歩き始めると茉莉花が今後の計画を語りだします。
彼女は立華邸を出て一人暮らしを始めようと思っていると言ってきます。
父親が茉莉花の自主性に任せると言っていたので資金面は全面的に頼るつもりだそうです。
勉は強かだなって感想を述べました。
茉莉花が自分でもお金を稼いだ方が良いかもと言いだしたのでアルバイトを勧めます。
茉莉花は中華料理屋でチャイナドレスとか着ちゃうと返します。
勉は良いなそれと大賛成していますよ。
茉莉花が手を繋いでも良いかと聞いてきました。
勉が手を差し出すと茉莉花が不機嫌になります。
茉莉花は手のひらを重ねて指を絡めてきました!!
恋人繋ぎってやつだね。
茉莉花が昨日言った勉の言葉は本気なのか?と聞いてきました。
具体的に何に関しての質問か不明なんですが勉は本気だと答えます。
勉は茉莉花を迷惑だと思っていない、茉莉花が勉を必要としなくなっても全力で縋りつくつもりだと伝えます。
茉莉花は勉のかっこよさにテレテレですね。
やり込められた感があったので茉莉花が仕返しを試みます。
勉のスマホにエロ写真を送りつけてきました。
送られてきたのは以前勉がRIKAにリクエストしたバニーガールのコスプレ姿でしたよ。
勉はバニーガール写真をくれた理由を問い掛けるとヒントをくれます。
ベッドの下、机の引き出しの裏、と言われました。
勉は茉莉花が家捜ししてエロ本を発見してたと知りました。
茉莉花は「エロ本漁りは基本でしょ」と得意顔でした。
勉は茉莉花のバニーガール姿をスマホの壁紙に設定する事にしました。
バニー茉莉花の照れてる表情が素晴らしいと感激していますね。
茉莉花は誰かに見られたら困るので壁紙にするのはやめてとお願いしますが勉は拒否しました。
茉莉花は勉の寝顔写真をスマホの壁紙に設定する事て対抗します。
勉は自分の寝顔がスマホの壁紙にされるって危機に陥ったんですが茉莉花バニーを壁紙にしたままでした。
茉莉花が勉の告白時期がズルイと言いだします。
弱っている時に告るのはズルくない?と質問してきました。
茉莉花は普通はしないと言いたいようですが勉には理解不能でした。
告白に関しての話題になったので勉は自分の告白に対する茉莉花の答えを求めます。
茉莉花が押されていますね。
テレテレの彼女は察してと言いますが勉は分からないと答えますね。
茉莉花は勉が答えを知っていて羞恥プレイを楽しんでいないか?と罵倒してきました。
勉は自分はそんな変態ではないと言い返しますが茉莉花の勉評は辛辣でした。
狩谷くんは立派な変態でしょと言われてしまいます。
激しく睨み合う事になるんですが茉莉花が折れました。
恥ずかしそうに勉に「すき」と伝えてきましたよ。
茉莉花の答えに勉の血液が沸騰しています。
感動のあまりに死ぬところだったと伝えます。
早速イチャイチャしていますね。
勉はカップルとは毎日こんな会話を交わすものなのか?って疑問を持ちました。
茉莉花は今まではそんな事なかったけどどうなんだろうね?って疑問で答えます。
茉莉花は裏垢を辞める事を決めました。
勉は茉莉花がRIKAを続けるか辞めるかに関して積極的な意見は言えませんでした。
彼氏として彼女がエロ写真を晒すのはやめて欲しいがRIKAの写真も欲しいって難しい感情を持っていたようです。
茉莉花はRIKAとして活動している時にフォロワーから生きる活力を貰っていると言われて嬉しかったそうです。
そのメッセージを送ったのは勉の裏垢なんですが茉莉花にはバレてないようです。
勉は秘匿する事にしました。
茉莉花は勉を優先するのね。
RIKAのアカウントを消しました。
恋人になった二人は並んで学校に向かいます。
これから大変だよという茉莉花が彼氏なんだから、とことん付き合ってよね、とお願いしてきます。
勉はウンザリするほど付き纏うから覚悟しろと答えました。
茉莉花は嬉しそうですね、引くわーと言ってます。
茉莉花は裏垢のエロ写真を晒したからね、困難が待ち受けてそうですが二人で対処する事になるみたい。
学年首席と学校のアイドルなので目立ちそうです。
史郎が胸焼けを起こしそうに思えますね。
カップルになった瞬間から甘々な行動に出てますからね。
学校中が胸焼けを起こす可能性がありそうだね。

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電子書籍特典ショートストーリー
『体操服のいまむかし』
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茉莉花がRIKAのアカウントに体操服の写真を上げたようです。
勉に電話してきて感想を求めてきました。
どうだったと言われて勉は返答に困ってます。
勉がこれはなんだと茉莉花に質問するとブルマという昔の体操服だと教えられました。
勉にはちょっと変わった下着のように見えています。
ネットで調べると茉莉花が嘘を言っている訳ではないと分かりました。
茉莉花が「こんな格好した女子が走り回ってたら、男子だって大変だっただろうね」と言ってきました。
勉はそれはそうだろうなと認めています。
茉莉花が昔の人のこと羨ましいと思ったでしょ?と聞いてきます。
勉は思ってないと繰り返しました。
言葉を重ねすぎと茉莉花は疑っていますね。
勉は過去に戻りたいとは思っていません。
SNSが存在しない時代に戻ってしまったら茉莉花と知り合う機会を失う事になるからね。
茉莉花とブルマを天秤にかけて茉莉花に傾いたようですね。
まあそうだよな。
勉はブルマにバニースーツ程の思い入れは抱けないようです。
どっちも素晴らしいと思うんだよ。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
爆乳5
視姦5
交流5
義妹1
友情4
恋愛4


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