ラノベの感想) 魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?1 (HJ文庫)


概略:
魔術師ザガンの城の庭先で美少女が魔術師に襲われています。
魔術師は美少女の顔の皮を剥ごうとしていますね。
これから寝ようとしているザガンは煩くて迷惑だと感じます。
魔術師を殺して少女を城から放り出しました。
友人の魔術師バルバロスがオークションに行こうと誘ってきます。
魔王と呼ばれている高齢な魔術師が亡くなったので遺品のオークションが開かれると言っています。
興味を惹かれてザガンは誘いに乗ります。
オークションに出品された奴隷エルフの美少女に一目惚れしてしまいます。
ザガンは全財産を投じて彼女を落札しました。
ネフェリアという名の白髪エルフ美少女との暮らしが始まります。

レーベル:HJ文庫
発行日:2017/2/1
著者:手島史詞
イラスト:COMTA
ISBN:978-4-7986-1381-9
雰囲気:人助け、一目惚れ、散財、コミュ障、買い物、着せ替え、魔王、解雇、友情、拉致、救出劇、仲直り

魔術師の城に何者かが侵入しました。
城の主であるザガンは様子を見に行きます。
綺麗な美少女が強姦されそうになっていました。
二人は知り合いのようですが男の方がおかしくなって襲ってきたみたい。
美少女が顔を引っ掻いて抵抗すると顔の皮が剥がれ落ちました。
知り合いだと思っていた男に魔術師が成り代わっていました。
徹夜だったザガンは寝ようとしていました。
そんな時に自分ちの庭先で騒ぎを起こされました。
ザガンは美少女を助けようとは考えていません。
安眠を妨害されたので始末しようと考えていました。
魔術師の背後から近づいて頭を掴んで持ち上げます。
殺されそうになっている魔術師はザガンが魔術師だと分かったのね。
同じ魔術師だろ殺さないでと命乞いしてきました。
ザガンは躊躇なく魔術師を殺しました。
頭を潰しちゃったので美少女の顔に魔術師の血が零れ落ちて血みどろになります。
美少女は気絶します、そりゃそうだ。
美少女が教会関係者だと分かったのでザガンは彼女は城を囲む結界から追い出す事にしました。
結界から美少女を転送しようとしていると何者かが侵入してきまた。
やってきたのは知り合いの魔術師バルバロスでした。
バルバロスはザガンの作った結界の制御権を奪い取って侵入してきました。
ザガンよりも上手の魔術師のようです。
血まみれの美少女を見たバルバロスはパーティでもしてたのか?と質問してきました。
魔術師の彼は人間を生贄として認識しているようですよ。
ザガンは家の庭で襲われていたから助けたと教えます。
美少女を結界から転送しました。
その後の事は知らない、襲われたら彼女に運がないだけだと考えています。

バルバロスはザガンをオークションに行こうと誘ってきました。
魔術師は魔術を学んで力を付けた人間です。
魔術師として研鑽を積んでいき強くなると魔王になります。
魔王は魔族の王ではなく魔術師の頂点に君臨する魔術師の事を指します。
魔王の椅子は13あるんですがその中のひとりマルコシアスが亡くなりました。
魔術師は魔術を使って肉体を強化したり寿命を延ばしたりできます。
1000歳だったそうですが寿命を延ばすのもその辺りが限界なようです。
死んだマルコシアスの遺品が競売に賭けられるんだそうです。
貴重品も出品されるのでバルバロスは参加したいんだそうですが金欠でした。
ザガンに貸して欲しと言っています。
魔王の遺品に興味が湧いたザガンは付き合う事にしました。

バルバロスに連れていかれたオークションに美しい白髪のエルフが出品されました。
彼女は奴隷でマルコシアスの所有物でした。
ザガンが彼女に一目惚れしてしまいます!!
ザガンは女の子に興味はあるんですが交際するのは面倒だと考えていて交際経験はありません。
競りは1万から始まったんですがザガンがいきなり100万と言ってしまいます。
バルバロスが驚嘆していますね。
会場は破格な値を付けたザガンに驚いています。
上乗せする人が居なかったのでザガンはエルフを手に入れました。
ザガンが投じた100万は彼の全財産です。
オークションの主催者はザガンの事を知っていました。
魔術師と紹介されたのでエルフは恐怖に震えています。
バルバロスはエルフは大きな魔力を持っているので彼女を魔術の触媒に使うんだなと納得しています。
一目惚れしたとは恥ずかしくて言えません。
ザガンが真意を伝えないのでエルフは覚悟を決めている感じです。

ザガンはエルフを連れて城に戻ってきました。
彼女と仲良くなりたい一心なんですが言葉が出てきません。
女の子を喜ばせる会話ってものを知らないので困っています。
ザガンが何も言わないのでエルフから質問が飛びます。
自分はどんな殺され方をされるんですか?と聞かれてしまいザガンは愕然としています。
前の持ち主の趣味で城には拷問器具などが設置されていました。
血みどろ空間なので恐がられています。
ザガンはエルフに殺すつもりはないと伝えます。
イマイチ信じて貰えていないですね。
ザガンが名乗ると名前を教えてくれました。
ネフェリアという名前です。
性を聞くとないと言われます?
呼びにくければネフィと呼んでくださいとお願いされました。
愛称で呼べるとザガンは大いに喜んでいます。
ネフィはザガンをご主人様と呼ぶ事になります。

ネフィに部屋を与える事にします。
奴隷なので地下は嫌がるだろうと考えて城の最上階の尖塔にしました。
ザガンは城の各部屋の状態を全く把握していませんでした。
中には拷問器具が設置されてましたよ。
ネフィが恐怖に震えていたので部屋に攻撃魔法を放り込んで拷問器具を破壊しました。
部屋は滅茶苦茶になってしまうんですがネフィはここを自室にすると言ってきます。
ザガンが与えてくれた部屋なのでここが良いと言っています。
可愛い。
初日は玉座の間で一緒に眠る事になります。
ザガンはネフィと一緒で緊張で眠れませんでしたがネフィは丸くなって眠ってしまいます。
ザガンを信用しているようですね。
彼から必要だと言われたのが嬉しかったようです。

翌朝ザガンが朝食を用意しました。
干し肉とミルクです。
ネフィが起きたタイミングで朝食だと渡しました。
ザガンが同じものを食べ始めると驚いています。
ネフィは奴隷身分の自分と主人であるザガンが同じものを食べるのが不思議なようです。
これまでザガンは食事に気を使っていませんでした。
質素な食事なのか?と質問するとそう思うと言われます。
ネフィが自分が食事を作りましょうか?と提案してきました。
愛しい女の子の手料理が食べられるとザガンは感激しています。
しかし城には干し肉とミルクした食材がありませんでした。
二人で買出しに行く事になります。

町に向かう為に馬車に乗ろうとしますが文無しだと思い出します。
ザガンは忘れ物をしたと伝え馬車を発車させました。
歩いて町まで行く事になります。
ネフィの装いはハイヒールに白いドレス姿です。
オークションに出品されていた時のままですね。
歩き難そうにしているので彼女の服も買わなければと気付きます。
問題はどうやって金策をするかでした。
ザガンは孤児だったらしく子供の頃は盗みを働いて生きていました。
盗賊でもするか?と考えています。
魔術師は基本的に悪党なようですね。
歩いていると盗賊に襲われている馬車を発見しました。
それを見たネフィが酷く怯えています。
ザガンはネフィに盗賊などは恐れる必要のない塵芥と教える為に盗賊を蹴散らします。
人助けしているつもりはなかったんですが感謝されてしまいます。
町まで乗せてくれてお礼として報酬までもらえました。
これまでもザガンは盗賊に襲われている人を結果的に助けた事があるんですがここまで感謝されるのは初めてです。
ネフィが一緒だからだなと考えます。

町でネフィの服を買う事にします。
適当に入った服屋の店員は翼人族でした。
マニュエラというお姉さんでザガンとネフィを見て変な勘違いをしてくれます。
ネフィを見た彼女は物凄い美少女と驚いています。
ザガンはマニュエラにネフィに似合う服を見繕って貰う事にします。
勘違いしているマニュエラは素晴らしいコーディネートを施してくれます。
ネフィは素肌の上に革のベルトを巻き付けただけの姿で戻ってきました!!
乳首や鼠径部などは絶妙に隠されていますが存外に大きな乳房は隠れていませんでした。
ネフィはものすごく恥ずかしそうにしていますね。
マニュエラはどうです?完璧な組み合わせでしょと自身満々に言ってきました。
ザガンの趣味に合わせたと言ってますよ。
もうそれでいいんじゃないか?って気もしますがネフィに嫌われたくないザガンは普通の生活に必要な普段着を所望しました。
もったいない、ここは欲望に忠実にネフィにエロコス生活をさせるのが正解だよな。
ザガンのヤツいい子ちゃんぶりやがって。
結局メイド服を購入する事になりました。
まあこれもマニアックと言えなくもないね。
ネフィは自分を奴隷だと思っているので異論はないようだ。

食材も買い込んだんですが遅くなったので町の食堂で夕食を食べる事になります。
ネフィが肉だけ食べている様子が想像できなかったので肉料理とサラダとスープを頼みました。
料理が運ばれてきてザガンは食べ始めるんですがネフィは中々手を付けないね。
奴隷の自分が主人と一緒に食事してもいいものか悩んでいるようです。
ザガンが一緒に食べようと伝えると食べ始めました。
ミニトマトを食べようとして失敗します。
ホークで刺せなかったのでスポーンですくって食べています。
ネフィの口元がエロイ。
ザガンもミニトマトをホークで刺すのに失敗します。
ネフィが自分のスプーンを使ってはいあーんをしてくれました。
イチャイチャと食べさせ合いっこを始めます。
会話はあまり上手くいってませんが相手を思い合う気持ちは伝わっているようです。

ネフィが朝食を作ってくれます。
彼女は食堂も綺麗にして食事できるように整えていました。
ひとり分の料理が運ばれてきました。
ザガンがネフィの分は?と質問すると作るのを忘れてしまったそうです。
彼女はザガンの役に立ちたいって気持ちが強すぎて自分の事を忘れていました。
ザガンが二人で分け合おうと提案してネフィに座るように促します。
椅子もひとり分しか準備していなかったと言われました。
ネフィはザガンのことしか見えなくなっているのか?
ザガンは勇気を出してネフィを膝の上に座らせる事にします。
ネフィは恥ずかしそうにしてましたが命令と言われて従います。
ザガンは二人とも食事の方を向く事になるので丁度いいと考えていたんですが浅はかでした。
心臓がバクバクになっています。
ネフィを膝の上に乗せて食べさせ合う事になりました。
イチャラブ全開ですな。

オークションの朝にザガンが助けた少女は教会の聖騎士長でした。
聖剣に適正があったので聖騎士長の地位に付いています。
シャスティルって少女です。
ザガンが倒した魔術師は連続少女誘拐犯として手配されていました。
実際はザガンが殺したんですがシャスティルが討伐した事になっています。
その魔術師はザガンの指示で行動していると言っていました。
彼女視点で自分を助けてくれた魔術師もザガンと名乗っていました。
彼が悪行に手を染めているとは思えません。
助けられた事でシャスティルはザガンに好意を持ってしまったようです。
濡れ衣を着せられているとしか考えられません。
それを晴らしたいと考えています。
教会は魔術師を倒すべき敵と認定しています。
聖騎士が魔術師の味方をすると異端者裁判にかけられ処罰されてしまいます。
シャスティルはどうすればいいのか悩んでいました。
枢機卿クラヴェル猊下が彼女に声を掛けてきます。
クラヴェルは事実上教会のトップでシャスティルの直属の上司です。
クラヴェルはザガン討伐を決行すると言っています。
シャスティルは自分がその任に付きたいと申し出ます。
真相を究明したいと考えているようですね。
クラヴェルは彼女に任せる事にしました。
若いのに信頼されています。

ザガンとネフィの距離が少しずつ近付いて行きます。
会話も増えて行きました。
ネフィから話しかけてくる事が増えていきます。
ザガンは普段魔術の研究に勤しんでいます。
ネフィが興味を示したのでザガンは魔術の解説を始めました。
好きな事なので饒舌になっています。
ネフィが的確な質問をしてきました。
ザガンは彼女に魔術の才能があると気付きます。
魔術を学んでみないか?と質問しようとしたんですが結界内への侵入者を検知します。
ネフィに夕食を頼んでザガンは見に行きます。
心配そうな彼女に大丈夫だと安心させてから出発します。

侵入してきたのはシャスティルと三人の聖騎士でした。
三人の聖騎士はシャスティルをアイドル視しているようですね。
彼女にいい所を見せようと頑張っています。
三位一体の攻撃をしてきました。
大盾を持つ巨漢が突っ込んできます。
動きを止めて続く長槍を持つ長身が仕留めようって考えのようです。
長槍を避けられた場合に備えて長剣が控えています。
絶対の自信があったようですがザガンの強さは規格外でした。
魔術で強化した鉄拳で盾を破壊し巨漢の身体に拳を突き刺します。
衝撃で巨漢は後ろに吹き飛んで行きます。
そこには背後から追撃を狙っていた長槍を持った聖騎士が迫っていました。
吹き飛んできた巨漢に巻き込まれて諸共に吹き飛んで行きます。
長剣を持った聖騎士が挑んできますが軽く倒されます。
魔術師は自分の城では強さが増すようですね。
それでも聖剣に対しては不利なようです。
ザガンはシャスティルとやり合いたくないので長剣の聖騎士を人質にしようと考えます。
頭を踏みつぶそうとしてきます。
恐怖心を植え付けて教会の上層部にザガンに手を出すのは得策ではないと思わせようと考えていました。
殺意がない事をシャスティルに見抜かれます。
聖剣を掲げて突っ込んできました。
聖剣の威力は絶大でザガンは攻撃を防ぐのに必死になっています。
両手に火傷を負う事になりました。
結構なピンチだったんですがシャスティルが意外な行動にでます。
接近しての力比べになった時に小声で語りかけてきます。
この時には彼女の部下は意識を取り戻していました。
シャスティルは死んだふりをして欲しいとお願いしてきました。
ザガンがシャスティルを倒すともっと手強い聖騎士が送り込まれるとも言ってます。
ザガンが迷っていると彼を心配したネフィが様子を見に来てしまいます。
チャンスと考えた長槍を持った聖騎士がネフィに襲い掛かります。
ザガンは彼女を庇うことになり左腕に傷を負いました。

ネフィから底冷えするような声が聞こえてきました。
ザガンを傷つけられて激怒した彼女が森を操り始めます。
木々が蠢いてザガンを傷付けた聖騎士を攻撃します。
木の根が聖騎士に絡みついて地面に呑み込もうとしています。
ザガンはネフィに抱き着きもういいんだと叫びます。
攻撃は止まり聖騎士は殺されるのを免れました。

ネフィに治療してもらいながら彼女の使った力の説明を求めます。
彼女は言いたくないようでした。
魔術とは違う力のようだったのでザガンは興味津々なんですが彼女が嫌がるので無理に聞き出そうとはしません。
ネフィが自分を恐ろしいと思わないですか?と質問してきました。
森を操る力を目撃したザガンがネフィを恐がると思っているようです。
ザガンが何で?と不思議そうにしているので驚いています。
どんな力を持っていようとネフィはネフィだと伝えると彼女の耳がピクピク震えています。
ネフィは表情が薄いんですが感情の変化があると耳が動くようです。
ネフィがザガンの治療を始めました。
ネフィの力を見てもザガンの態度が変化しないと知ったので力に付いて説明する事にします。
ネフィが使った森を操る力は魔法というそうです。
魔術とは全く違う力だそうです。
エルフなら皆魔法が使えるのか?と質問すると違うと言われました。
白髪のネフィは普通のエルフよりも大きな魔力を持っているそうです。
魔法が使えるのは白髪のエルフだけでエルフに中でも忌避される存在だったそうですよ。
ネフィは自分が「呪い子」と呼ばれていたと教えてくれました。
エルフの集落で迫害されていたんだそうです。
あるとき村が人間に襲われました。
村人はネフィに魔法を使って人間を撃退して欲しと頼んできたそうです。
これまでの恨みがあるのでネフィは魔法の行使を拒否して人間に捕まりました。
それで奴隷になったのね。
ネフィは同族のエルフが殺されていく姿をみてざまあみろと笑っていたんだそうです。
それを後悔していて自分は酷い人間であると卑下していました。
彼女に生きる意志が足りないのはその辺が影響しているようですね。
自分は生きていても良いのか?って疑問を持ち続けていました。
彼女の話を聞いたザガンは呆れ気味です。
自分を虐げていた者たちから助けを求められ拒絶するのは至極当然の行動だと考えます。
自分なら虐げてきた同族を皆殺しにしている。
虐げられるのが嫌だったので自分は力を手にする為に魔術を学んできたんだ、と伝えます。
ネフィの勘違いも正してあげます。
ネフィは魔法を悪いものと捉えていますがそれは間違いだと伝えます。
刃物に善意を求める馬鹿が居るか?
ネフィは納得しかねているみたい。
自分のやった事は許されないことだ里の皆が許さないと思いますと言ってきます。
ザガンが死んだ奴らのことなど放っとけ死んでまで文句を言える根性の据わった連中でもないはずだと教えます。
人は綺麗ごとだけでは生きていけない。
力を持っているなら強く生きろ、でなければ力がなくて死んで行った連中への冒涜だと伝えます。
ネフィは力を持っていても良いのですか?と質問してくるね。
ザガンは力を持つ事は悪なのか?強さを求めるのは悪なのか?と問い掛けます。
ネフィは答えられません。
ザガンが誰だか忘れたが力を持つのは悪だと言われたと明かします。
意外な答えにネフィは驚いています。
ザガンはこの主張に反論していきます。
力がなくて強い者を疎みたくなかったので俺は力を手に入れた。
だからネフィも他人なんて気にするな。
お前が必要だと言っただろう?と伝えます。
ネフィはここに居てもいいんですか?と問い掛けてきました。
ザガンが当たり前だろう、あんな美味いものを食わされたんだ。
いまさらネフィのいない生活など考えられんと伝えます。
ありゃ結構カッコよくないですか?
ネフィはザガンに必要とされて感激してしまい泣き出しました。
ザガンは彼女が泣きやむまで頭を撫でてあげています。
ネフィが泣きやむまで頭を撫でていたのでザガンの傷が治っていました。
ネフィが無自覚に魔法を使ってその結果治癒されたようです。
ザガンが「ありがとう」と伝えると、お礼を言われるのは初めてです、と嬉しそうに言われました。
ザガンが謝ると、わたしはご主人さまのもですから、と言って嬉しそうにしています。
ネフィは居場所を見つけて嬉しそうです。

枕を抱えたネフィが一緒に寝たいといってザガンの元にやってきます!!
ザガンはネフィが身体を許してくれるのか?と感激していますが慎重に事を進めます。
勘違いで彼女を傷付けたくないのでネフィの真意を聞き出そうとします。
聞いて良かったねーネフィはエロい子ではなかったよ。
彼女は毎晩玉座で眠るザガンを心配して添い寝がしたいと言っています。
ザガンはネフィの膝枕で眠る事になりました。
彼女の膝に頭を乗せると巨大なおっぱいで彼女の顔が半分しか見えなくなりました。
ほうほうネフィは立派な乳を持っているのね。
ザガンは緊張で寝れないかもと心配になりますが予想外安らかな眠りにつく事ができました。
二人の距離が縮まっていますね、あと一歩で次の段階に行けそうです。

ザガンはネフィを弟子にして魔術を教え始めました。
魔力を抑え込む首輪をつけているので魔術を行使する事はできないんですが理論を学ぶ事で魔法を制御できるようになるかもと期待しています。
ネフィは強力な魔法が使えるんですが制御ができていません。
制御できない巨大な力は彼女を傷つける恐れがあるとザガンは考えています。
魔術を学ぶ事でそれを防げるようになると期待しています。
二人の関係が師匠と弟子に変化します。

バルバロスが遊びにきました。
ザガンがネフィを弟子にしたと聞いて驚いています。
彼は魔術師以外の人間を素材や道具として見ているので意外なようです。
強力な魔術を使うのにネフィに協力させる為だと伝えると納得しています。
恥ずかしくてネフィを守りたいからとは言えませんでした。

ザガンに魔王からの呼び出しが掛かります。
対峙した12人の魔王の強大さにザガンはビビり気味です。
魔王の席は13ありマルコシアスが亡くなったので1つ空席となっています。
マルコシアスの席をザガンに継承させたいと言ってきます。
ザガンは自分よりも長い時を生きている強い魔術師は他にも居るだろ。
何で自分を推挙するのか質問します。
疑問だったようです。
12人の魔王はザガンが持っている特殊能力の存在に気付いていました。
ザガンは8歳の時にアンドラスって魔術師に生贄として誘拐されました。
拷問などもされたようなんですがザガンはアンドラスの放った魔術を跳ね返して彼を殺します。
そして彼の城と財産と魔術を手に入れました。
それを12人は知っていたようです。
どんな魔術師もザガンを魔術で殺す事はできないと言っています。
自分たちでもザガンを魔術で殺す事はできないと言ってますね。
魔術ではザガンを殺せませんが自分たちがザガンに負けるとは思っていないようです。
彼らはザガンに秘められている可能性を高めれば魔術の深淵に迫れると考えています。
魔術の発展の為にザガンを魔王にしたいようです。
マルコシアスの後任になれば彼の所有している財産も手に入ります。
そこにはネフィの首輪を外すのに必要な鍵も含まれています。
魔王になると他の魔術師に対する命令権も手に入ります。
権力と魔術が手に入る事になるね。
ザガンは魔王になる事を決めました。

いいことだらけのように思えますが危機感もいだく事になります。
12人の魔王は現在のザガンでは勝てそうもない強者でした。
ネフィを傍に置いておくと彼女を危険に晒すように思えました。
ザガンは彼女と別れる事を決めます。

戻ってきたザガンは魔王になった事をネフィに伝えます。
彼女は拍手で喜んでくれますがザガンが昏い顔をしているので不安になります。
ザガンはネフィの首輪を外してあげました。
そして魔王になったのでネフィはもう必要なくなった出て行けと伝えます。

追い出されたネフィは普段から買い物に来ている町キュアノエイデスの外れで落ち込んでいます。
暗い顔をして座り込んでいるネフィをシャスティルが見つけます。
ネフィを心配したシャスティルが声を掛けるんですが誤解されます。
ネフィはシャスティルが聖騎士と知っているので自分を殺そうとしていると勘違いします。
ザガンに追い出されて絶望している彼女は殺してくださいとお願いしてきました。
予想外の反応にシャスティルは困惑します。
殺すつもりはない何でそんな風に思うんだと問い返します。
ちょっとした言い合いになり町の人が集まってきました。
町の人たちはネフィに好意的だったのでシャスティルが悪役になっています。
教会はお布施を強要するので町の人に嫌われています。
マニュエラが介入してきてネフィを庇います。
激しくシャスティルを糾弾し始めました。
シャスティルは教会が嫌われていると認識しているんですがそれにしても酷い言われようなので泣き出します。
うえーんって泣き出していますね。
マニュエラは二人を酒場に連れ込み話を聞く事にします。

ネフィからザガンに追い出されたと聞かされてシャスティルが憤慨します。
そんな事をする男だなんて見損なったとザガンを悪く言っています。
ザガンを悪く言われてネフィがシャスティルに反感を抱きます。
ネフィの味方になろうとしてるんですが敵視されてしまいシャスティルが落ち込んでいます。
ネフィの様子からザガンを想い続けていると理解できたマニュエラがどうしたいのか聞いてきました。
ネフィは寂しそうにしているザガンと一緒に居たいと言っています。
ネフィはザガンの元に戻って一緒に居させて貰おうと決めます。
城に戻る事になりました。
何でこんなに良くしてくれるんだとネフィが質問してきます。
マニュエラは友達だからだと答えました。
奴隷だったネフィは友達って関係を知らないようですね。
初めての友達ができました。
酒場を出て城に戻ろうとしている時に連続少女誘拐事件の首謀者とシャスティルの部下3人が現れます。

バルバロスが現れてネフィ達を誘拐しようとしてきました。
魔術を使って地面に引きずり込もうとしてきました。
シャスティルは翼を持っているマニュエラを逃がします。
ネフィとシャスティルは生贄としてバルバロスに捕まってしまいます。

バルバロスとザガンが組んでいると思い込んでいる部下3人がザガンの城に押しかけてきました。
ネフィを追い出してザガンは落ち込んでいました。
理由も明かさずに彼女を追いだしてしまったので傷付けてしまったと後悔しています。
ネフィを守る為なんだと自分を納得させようとしていました。
そこにシャスティルを返せと訴える3騎士が現れました。
ザガンは身に覚えのない事に困惑しています。
空からマニュエラが飛んできてネフィが誘拐されたと教えてくれます。
マニュエラはネフィがザガンの元に戻ろうとしていたと教えてくれます。
ザガンはネフィに対して日和っていたことに気が付きます。
彼はネフィを傍に置いておきたいと思っていましたが他の魔王が怖くてネフィを守る為に手放しました。
それが間違いだったと気付きます。
魔術師は自分の欲望のままに生きるものだと思い出します。

ザガンは最初からバルバロスが関わっていると予想していました。
彼の根城の場所は把握しているので助けに行く事にします。
マニュエラがネフィを友達と言っているので彼女も同行させる事にします。
ザガンが真犯人の居場所を知っていると分かったのでシャスティルの部下3人も同行を願い出ます。
ザガンは全員連れて行く事にします。

拘束されているネフィとシャスティルの前にバルバロスが現れます。
ネフィは彼がザガンと友達だと思っているので何で裏切るような真似をするんだと問いかけます。
バルバロスが過去に起こった出来事を語ります。
ザガンを誘拐し生贄にしようとして逆に殺されたアンドラスはバルバロスの師匠だそうです。
別に敵討ちをしたいわけではなくザガンが手に入れたアンドラスの財産と魔術を取り返したいだけだと言っています。
バルバロスは空席となっている魔王の座を狙っていました。
12人の魔王に認めて貰うために巨大な魔術実験を用意していました。
バルバロスは聖騎士を嗾けてザガンに濡れ衣を着せようと画策していました。
シャスティルは利用されていたと気付きます。
ネフィを実験の生贄に使うと言っています。
ネフィからザガンが魔王を継承したと聞かされて動揺しています。
ザガンよりも長く魔術師をしているので納得できないようですね。
バルバロスはネフィを使って魔術実験を始める事にします。
実験によって魔族を呼び出そうとしているようですね。
その成果を使ってザガンを倒そうとしています。
ネフィが抵抗をしました。
自分はザガンのものですバルバロスには触れられたくないと言い切ります。
良く言ったネフィそれでこそ俺の弟子だ、ザガンが助けにきました。

バルバロスはザガンを下に見えいたようです。
根城が見つかるとは思っていなかったようですね。
ネフィが殴られたと分かりザガンが激怒しています。
バルバロスの根城なので彼の方が優位な筈なんですがザガンが異様な力を見せます。
バルバロスの放った魔術を上書きして無効化しています。
他の魔王が恐れ賞賛していた力が発揮されています。
ザガンが圧倒してバルバロスの腕と足を切り飛ばします。
止めを刺す前にネフィを助け起こす余裕を見せています。
治癒を終わらせたバルバロスが魔術を発動させようとしますが発動しませんでした。
ザガンがバルバロスの魔法陣に干渉して効果を消したようですね。
止めを刺そうとしないザガンを訝しみます。
ザガンはネフィの見ている前で殺しはしたいくないと思ったのかな?
バルバロスを見逃す事にします。
美味い酒を持ってくれば許してやると伝えます。
バルバロスはザガンとの実力差を理解して抵抗をやめます。
バルバロスが準備していた魔法陣が勝手に動き始めました。
バルバロスは自分は操作していないと言っています。
ザガンがバルバロスの魔法陣に干渉していたので誤動作したようです。
魔法陣から黒い影が出てきました。
バルバロスは本物の魔族を召喚するつもりだったんだと言っています。
出た来たのは魔族のようですね。
ザガンは勝てないと考えます。
ネフィ達に向かって逃げろと叫んでいます。
ザガンは死闘を予想してたんですが魔族が予想外の行動にでます。
魔族はザガンに対して平伏し「我が王よ。なんなりとご命令を」と言ってきます。
ザガンは帰ってもらう事にしました。

シャスティルは3騎士に抱えられて帰って行きました。
バルバロスも美味い酒を持ってくると言って去っていきます。
マニュエラもあとは二人で話し合うのよと言って帰って行きます。
ザガンとネフィの二人きりになります。
ネフィがこれまで通りザガンの傍に居させて欲しいとお願いしてきます。
覚悟が決まっているので積極的ですな。
ザガンはネフィとの関係を進展させたいと思っているようです。
駄目だと答えてネフィに告白しようとしますが出来ませんでした。
ご主人様ではなくザガンと呼んで欲しい。
奴隷でも、使用人でも、弟子でもない、そんな関係になりたいと伝えます。
結構頑張ったとは思うんですが具体的にどんな関係なのかは言ってません。
ネフィが「つ、つまり・・・?」と質問してきます。
ここで好きだと言いたかったようですが言えないんだよね。
「お前は俺のものだ。いつまでも、一生、どちらかが死ぬまで、いいや死んでもだ!」
とても熱烈な愛の告白だと思えるんですがネフィはそういう風に解釈してなさそうだよ。
嬉しそうに笑っていますが妻になって欲しいと言われたとは思っていないような?
ネフィが一度外した首輪をもう一度付けて欲しいとお願いしてきます。
ザガンさまとの初めての繋がりじゃないですかと言われてしまいザガンは押し切られます。
ザガンはもう一度ネフィに首輪を嵌める事になりました。
ザガンは結婚指輪と呼ぶには物騒なリングだなと考えています。
ネフィが質問してきますよ。
奴隷でも使用人でも弟子でもない関係とはどのようなものなのでしょうか?
ネフィはザガンの気持ちに気付いていないようですね。
恋人になって欲しいと言いだせないザガンの苦悩が深まっています。
ネフィがある程度察してくれると良いんだけどね。
奴隷身分が長く自己肯定感が小さい彼女にそれを期待するのは無理だよね。
今の彼女はザガンの傍で彼の役に立てる事が嬉しいようです。
ザガンに対して恋愛感情を持っているのかも不明なんだよね。
マニュエラあたりが上手くサポートすれば進展が起きるかもですがどうなるんだ?
このまま関係性が安定しちゃうとザガンの望む関係に進展するのは難しくなりそうだぞ。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
戦闘3
魔術理論3
友情3
イチャラブ5
ラッキースケベ3


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