ラノベの感想) 最強魔法師の隠遁計画20 (HJ文庫)


概略:
夫シグサムの死の真相を追い続けていたヒスピダが犯人の居場所を掴みました。
部下のミゼリィが外界に居ると連絡してきたので急いで外界に向かいます。
指定場所に到着するとミゼリィではなくアルスが待っていました。
ロキを連れていない事を不審に思い問いかけると偽物だと分かります。
相手はミゼリィに変身してみせました?
変身可能な特異能力を持っていました。
ヒスピダの夫を殺した犯人で間違いありませんでした。
激昂しつつもヒスピダは犯人を苦しませて殺す為に開発した禁呪を解き放ちます。
しかし犯人は殺したシグサムの魔法をコピーしていてヒスピダの魔法を無効化してしまいます。
ヒスピダも殺されてしまいます。
ヒスピダを殺した犯人はアルスに変身してルサールカのフォネスワに向かいます。
噴水塔に乗り目立つ状況を作り出してからデトネーションという大規模破壊魔法を発動しました。

レーベルHJ文庫
発行日2026/1/1
著者イズシロ
イラストミユキルリア
ISBN978-4-7986-3977-2
雰囲気達成、罠、大規模爆発、潜伏、相談、絶叫、執念、会談、孤立、豹変、協力者、激突、決心、混浴、膝枕、待ち人、


>>
第114章「徒花の赤」
>>
ヒスピダ・オフェームが自宅の隠し部屋に戻ってきました。
彼女は人間に殺された夫シグサム・シェヴァンの未解決事件を追い続けていました。
リチアやジャンにも悟られないように秘密裏に捜査を継続していました。
隠し部屋には調査結果の資料が取ろ狭しと貼られています。
AWRビジネスに成功した彼女は儲けを捜査費用に充てていました。
執念の捜査が実を結び遂に殺害犯と思われる人物の特定に成功します。
ルサールカ軍に見落とされて廃棄されかけていたデータからシェヴァを殺した可能性が高い人物を特定しました。
犯人は事件当時に既に死亡していた人物に変身してシグサムを襲ったようです。
犯人がルサールカに現れたとの情報が入ってきました。
捜査に協力してくれている部下のミゼリィから犯人が外界に居るとの情報が届きます。
ヒスピダは遂に犯人を嬲り殺せると暗い達成感を感じながら外界に向かいます。
「脆弱な木柱」と呼ばれる場所に到着すると予想外の人物が佇んでいました。
アルスです。
ヒスピダはロキを伴っていない事を不審に思い警戒心を抱きます。
ロキを連れていない事を指摘するとアルスは足手まといだから置いてきたと答えます。
ヒスピダはアルスが偽物だと見破ります。
ミゼリィの事を質問すると相手はアルスの姿からミゼリィの姿に変身しました。
ミゼリィを殺したと言っています、手応えが無かったと罵倒までしてきました。
ヒスピダは激昂して犯人を殺す為に用意してあった魔法を発動しました。
風魔法のようで、相手の腕を拘束しながら風の刃で擦り下ろす凶悪な魔法のようです。
犯人であるメクフェスはヒスピダを残虐な人だと言って笑っています。
ヒスピダは確実に殺せたとの確信を得ていたようですが逆転されてしまいます。
メクフィスがシグサムしか使えない筈の特異魔法を使ってきました。
相手の魔法域に毒を仕込める魔法のようです。
それを見たヒスピダが取り乱していますね。
うそうそ、ありえない、それはシグサムしか使えない魔法だ。
ヒスピダは思考まで毒に犯されて行きます。
シグサムの姿になってヒスピダの頬を撫でて来ましたよ。
ヒスピダはシグサムに再会できたように感じているみたいだね。
シグサムに変身しているメクフィスはヒスピダの胸に杭を打ち込んで彼女を殺しました。
シグサムと同じ殺し方みたいだな。
胸に杭を打ち込まれたヒスピダは巨木に磔にされてしまい絶命しました。
メクフィスはルサールカの大都市に戻ります。
アルスがヒスピダを追って外界に出たとの情報を得てニンマリしています。
ヒスピダはアルスを外界に誘き出す為に餌として使われたようです。
メクフィスはアルスの姿に変身して次の行動に移ります。

>>
第115章「空焦がす炎」
>>
第一魔法学院の生徒カリアとフィリリックが買い物の来ていました。
学院の備品を購入する為です。
優等生のカリアが頼まれたようですが彼女は下町の地理に詳しいフィリリックを巻き込みました。
カリアはアルスの事を考えています。
他国の一学生にすぎないアルスがジャン様と仲良しなのが不思議なようです。
色々と思案していくうちにアルスが秘匿されているアルファのシングル1位なのでは?と予想します。
フィリリックがカリアの予想に反応してしまうね、彼は生意気が目立つけど素直な性分なようです。
何かを知っていると気付いたカリアがフィリリックに迫り聞き出そうとしてきました。
フィリリックは秘密を漏らして師匠のジャンを失望させない為に抵抗しています。
一緒にアルスと戦いボロ負けした事でフィリリックが心を開いたように感じられるカリアは追及を止めることにしました。
フィリリックは今朝カリアとの模擬戦に負けているので早く再戦したいと考えています。
急ぎましょうと急かしてくるね。
急いで備品調達を終わらせる事になるんだけどカリアがアルスの存在に気が付きます。
フィリリックに声を掛けて彼に確認して貰おうとするんですが嫌な顔をされます。
フィリリックは自分と同じ年のアルスがシングル1位でジャンよりもランクが上なのが乗っとく出来ないようです。
アルスの事は忘れたいと思っているようですね。
フィリリックが見た時にはアルスの姿は消えていました。
移動を再開するんですが周囲が騒がしくなります?
頭上を見上げるとアルスと彼に引き至れた男達が屋根の上を走っていました。
フィリリックはアルスの正体を知っているので何らかの非常事態が起こったのか?と考えます。
それにしても他国であの行動は不躾だなと感じています。
アルスが噴水塔の天辺に降り立ちます?
不審に思っているとアルスが大規模な攻撃魔法を展開し始めました!!
カリアとフィリリックは咄嗟にAWRを手に取り防御魔法を展開します。
カリアが巨大な氷の壁を出現させて周囲の人々を守ろうとしています。
フィリリックは魔法で影の鬼を出現させてカリアと自分を覆いました。
アルスの魔法が発動して圧倒的な衝撃波が襲来して二人を吹き飛ばしました・・・二人は無事?
ルサールカの栄華の象徴だった都市の一つフォネスワが消失する事になってしまいます。
大規模な破壊を行ったのはアルスに変身しているメクフィスですよ。
本物のアルスはロキを連れて外界にヒスピダを捜しに行ってます。

>>
第116章「闇の凶手」
>>
外界にやってきたアルスとロキが無残に磔にされているヒスピダを発見しました。
アルスはヒスピダほどの実力者を一方的に殺した相手は相当な手練れだ、クラマの幹部クラスだろうと予想します。
アルスは常々クラマの危険性を訴えてきたのですが各国の上層部はその危険性を知りながら戦力を削がれる事を嫌いました。
対応するにはシングル魔法師を動員するしかなく、万が一死んでしまっては国力が落ちると考えて討伐できないでいました。
クラマもそれが分かっているので各国に隠れ家を用意して隠れ潜む事ができていました。
シングル魔法師を殺害するという大胆な行動に出たのはクラマの準備が整ったからだと考えます。
ヒスピダの遺骸を放置する事はできません。
アルスが検分を始めます。
彼女を殺したのは胸に撃ち込まれた杭です。
杭を取り除いてヒスピダの遺骸を解放すようと試みます。
アルスの手が杭に触れると液状化してアルスを呑み込みました!!
飲み込まれたアルスはアカシックレーコードに取り込まれてしまいます。
そこは中に入った人物の精神によって形状を変化させるようですね。
アルスの目には巨大な書架が見えていました。
多くの本が浮き出してアルスに伝えたい知識が書かれているページが開いたようですね。
本から文字が溢れだしてアルスの目に飛び込んできました。
知識を脳に直接伝えてきているようですね。
アルスが目を閉じようとしてもできませんでした。
知識の伝達が終わるとアルスの意識は現実世界に戻ります。
ロキに何が起こったのか聞いてみるとアルスが液体に呑み込まれてすぐにアルスから黒い光が溢れだして液体を飲み欲しと言われます。
グライーターがアルスを守ってくれたようです。
アルスは魔物の因子に関する知識を得ました。
アルスに知識を伝え終えた事で杭は消えてしまいヒスピダの遺骸が地面に落下しました。
アルスはヒスピダの遺骸を外套にくるんでルサールカに持ち帰る事にします。
夜になりかけているので急いで戻る事にします。
走ってる最中もアルスは得たばかりの魔物の因子について考えていました。
魔物の本質は魔核だけに留まらない、魔核が存在しない魔物が存在している可能性に気付きます。
魔核が存在しないって事は既存の生物の範疇に入ってしまうのでは?と考えを飛躍させています。
ロキがルサールカが見えてきたと教えてくれます。
アルスは夜になる前に戻ってこれたと安堵しますが予想外の事態が発生しました。
二人が見つめるルサールカの内地から爆炎が上がりました。
それを見たアルスは自分が罠にはまった事に気が付きます。
使われた魔法がデトネーションであると分かっているので疑われる事になります。
デトネーションを満足に扱える魔法師はアルスとレティしか居ません。
レティはアルファで軍務に就いているのを確認かのうですがアルスの所在は誰にも知らせていません。
アルスは反抗を行ったのがクラマだと分かっています。
クラマの狙いが自分を陥れる事だと分かったのでルサールカに戻らずに外界に潜伏する事にします。
ロキは弁明の機会を求めてはと助言してきますがアルスはクラマが各国上層部を動かせる可能性を伝えます。
ロキは人類に多大な貢献をしてきたアルスを一方的に排斥しないでと願います。
そんな事をするのは許さないとロキは怒りを感じています。
アルスはヒスピダの遺骸を安置して木にメッセージを書き込みます。
アルスには目的地があるようですね。
心配そうなロキに助けてくれる宛てはあると言っています。
二人は外界に向かいます。

>>
第117章「混迷の迷路」
>>
ルサールカで発生したテロ事件の情報がアルファに伝わります。
ベリックとウィザイストは情報を集めている段階です。
二人ともアルスがやったとは思ってませんが状況証拠はアルスが犯人であると示しています。
それだけでも頭が痛いのにルサールカのシングル6位ヒスピダが外界で殺されたとの情報も入ってきました。
こちらも所在不明のアルスが犯人扱いされそうな事件です。
ルサールカのフォネスワで起こったテロに使われたデトネーションはアルスとレティしかまともに使えない魔法です。
レティは軍務に就いていたのでアリバイが存在しますがアルスはお忍びでルサールカを訪問しているのでアリバイがありません。
困った状況なんですが外界からテレサ・ネフィーザリという女性魔法師が戻ってきました。
彼女はフローゼの部下だった事があるんですがフローゼでも矯正する事ができなかった困った人物です。
ベリックとウィザイストは扱いにくい人物だが非常事態なので上手く使って行こうと言い合っています。
ウィザイストは情報収集に向かいベリックは元首シセルニアに報告を行う事になります。
ベリックが連絡を入れるとシセルニアが出て吠えます。
「どおおおおおしてくれんのよっ!!」
彼女はベリックの後ろ盾でありアルスを重用してきました。
そんなアルスがルサールカで大事件を起こしてしまったので自分がこれまで積み上げてきた努力が水泡にきしたと喚いています。
シセルニアの状態を見かねたリンネが受話器を奪い取り代わりに報告を聞くと言ってくれます。
ベリックが説明を始めようとしているとシセルニアが受話器を取り戻そうとして飛び掛かったようですね。
壮絶な奪い合いが行われたみたいです。
シセルニアが受話器を取り返して会話が始まります。
ベリックが自分もウィザイストもアルスが犯人だとは思ってないと伝えるとシセルニアが落ち着きます。
そうよね、そうよね、あり得ないわよね、と自分を納得させているみたいだな。
今後の方針は秘匿性が高い話になりそうなのでベリックがシセルニアの居る王宮を尋ねる事が決まります。

>>
第118章「悪魔の嗤い」
>>
新しい体を手に入れたダキアがミスリル鉱床にやってきました。
何度も身体を交換しているので自分が何者なのか記憶が曖昧になっています。
既に本名を忘れてしまっているんですが目的だけは明確に覚えていました。
なぜ必要なのか理由は忘れ去っているんですがフェゲル四書1篇、第四章【オーデオゲヒト】を欲している事だけは覚えています。
ちと不思議ですが執念を感じさせます。
オーデオゲヒトはクラマが所有する宝物みたいですね。
クラマは凶悪な魔物が巣くうミスリル鉱床に隠し部屋を作って保管していました。
ダキアは何度か訪れていて少しずつ入手機会を作っていたようです。
ミスリル鉱床には悪食も巣くっていました。
彼女がそれを解き放ちました。
クラマが大々的に活動を始めたので守りが手薄になったと予想して忍び込んだみたいだね。
悪食が居なくなったのでオーデオゲヒトが置いてあるであろう隠し部屋まで簡単に行けると考えていました。
隠し部屋がある地下三階層に悪食が居たので他の魔物は喰われていないと思ってたんですが凶悪な魔物が下の階層から迷い込んでいました。
三メートルを超える長躯で魔力によって黒いベールと花嫁衣裳のように見える衣装を纏っているように見えます。
冥獄の花嫁(アズローラ)です。
動きが遅いのでダキアは余裕で倒せると考えたみたいですが強敵でした。
ダキアの攻撃がアズローラを捕らえたんですが霞のように透けて行き背後に現れます!!
アズローラはダキアよりも格上の相手だったね。
彼女をいたぶりだします。
ダキアの右腕が折られました。
足も180度逆方向にねじられています。
ダキアは絶叫し涙と涎を垂らしています。
死にそうな目にあってこれまでの己の罪状が思い出されています。
絶体絶命なのですがダキアの心は折れません。
這ってでもオーデオゲヒトを手に入れようと考えています。
無事な左腕を使って床を這い進むダキアの指が折れ始めました。
手の甲に向かって折りたたまれていきます・・・これは残虐だ。
ダキアが諦めかけるんですが目的地だった隠し部屋に続く隠し扉が開きます。
アズローラは他の魔力源を察知したのかその場から去っていきます?
扉から出てきたのは金色と蒼穹の瞳を持つ小さな愛らしい少女でした。
この子はイリイスだよな?
口調は老成していてダキアの事を知っているようです。
どんな巡りあわせまた助ける羽目になったんだか、と呆れ気味です。
ダキアがオーデオゲヒトを欲しているのも知っているようで貸してくれました。
目当てのページを読ませてやるだけで全部はやらんからな、と言っています。
少女はダキアを助けてくれます。
切られた右腕も回収してくれます、くっつくかは分からないと言ってるのが不安を誘うな。
折れていない方のダキアの足首を持ってズルズル引きずっていくみたい。
身体半分くらい吹き飛ばされたほうが運び易かったのにと文句を言っています。
重傷のダキアはなんて乱暴な運び方だ、途中で息絶えてしまうかもしれない、と不満に思っています。
不満なんですがオーデオゲヒトを手に入れることができたのでご機嫌なようです。
一つ前の身体の持ち主だった町娘がよくそうしていたように鼻歌を歌い始めています。

>>
第119章「第二の戦場」
>>
ルサールカで起こったテロ事件に対応するために7カ国元首会談が開かれました。
アルファが糾弾される事が見えているのでシセルニアはドンヨリしています。
何とかしてアルスが罪人扱いされるのを防ぎアルファの影響力を保つのが当面の目標と考えます。
事態はシセルニアが考えているよりも深刻でした。
会場に入る前にシセルニアと護衛役のレティにAWRを提出しろとの要求がなされます。
レティが他の国の魔法師はAWRを携帯しているのにアルファだけに提出しろとは筋が通らない。
アルファを疑い過ぎていると主張します。
シセルニアも黙っていません、平等な扱いを要求してAWRの携帯が許可されます。
前途多難だよなー
会場に入ると他の国の元首と護衛役のシングル魔法師から殺意を向けられます。
刻限通りにやってきたのですが他の国の元首は既に着席しています。
シセルニアは事前に口裏合わせが終わっていると悟ります。
これに対してレティが憤慨しています。
殊更にアルファを避難する雰囲気なのですがアルスの嫌疑が確定するまで犯人扱いは止める事になります。
まあ表面的なだけですね。
テロに使われたデトネーションを満足に使えるのがアルスとレティだけなので疑いを晴らすのは難しそうです。
レティが事件当時外界で軍務に就いていたのは確認が取れています。
各国の元首も彼女が首謀者とは考えていませんが残りのアルスを疑っています。
シセルニアは分かっている目撃情報も根拠が薄弱だと反論を展開しました。
アルスの素顔を一般人が知っているはずないので目撃情報事態があてにならないと主張します。
アルスの素性はアルファにより巧妙に秘匿されいているので彼の素顔を知っているので各国の上層部の一部だけです。
説得力がありそうなんですがデトネーションが使われた事実が重くのしかかります。
レティが外界にいたなら同時期にルサールカに滞在していたアルスが疑わしいと主張されます。
シセルニアはランキングに載っている魔法師だけで考えるのは間違いだと主張します。
現役を退いた魔法師や犯罪組織クラマに所属している魔法師が実行した可能性の方が高いだろと主張します。
クラマの暗躍は各国の元首も頭が痛いと考えているので可能性として検討に値するという方向に流れます。
アルスを一方的に犯人扱いする流れが絶たれるかと思われたのですがアルスの出自が問題となりました。
アルスが倒した悪食の討伐方法に疑問があると主張されます。
事後処理の段階でアルファが提出した報告書では説明が付かない現象が観測された主張されました。
そこからアルスが何者なのかって話題になります。
ここで突っぱねるのは孤立を招くと考えたシセルニアはベリックに説明する許可をだします。
ベリックはアルスが悪食を倒した方法を一部の不味い事実を隠しつつ納得してもらえるように語る事にします。
アルスがグライーターを使って悪食の魔力を食べつくした事を伝えます。
アルスの保有する魔力量が不安になった元首たちはその総量を聞いてきます。
ベリックはSS級と判定された悪食の魔力を食べつくした事を伝え、この場に要る各国のシングル魔法師の魔力保有量を超えているだろうと答えます。
それを聞いてシングル魔法師たちは納得し、元首は戦いています。
アルスがグライーターを制御しきれていない事実を隠したのは正解だね。
強大すぎる能力を制御できないなんてバレると討伐待ったなしになるからね。
アルスの圧倒的な力を知り出自が気になりだします。
シセルニアもアルスの出自は知らないのでベリックに説明する事を許可しました。
ベリックは外界の調査任務中に幼いアルスを発見した事を伝えました。
外界で幼い子供が発見される事象は他にもあるようで元首たちはあり得る話だと納得しています。
ただね、発見した場所は外界の奥地で未踏破な場所だったんだよね。
ベリックはそこは隠しています。
各国の元首は人類生存圏に近い場所を想定しているようでした。
近くに両親の痕跡も無かったのでベリックはアルスを連れ帰りアルスという名を与えたそうです。
孤児として扱われて魔法師としての訓練を行い頭角を現し今の地位に至ったと説明します。
各国の元首はあり得る話で拍子抜けしたようです。
シセルニアだけは何か重大事項に気付いたようですね。
先代元首だった父親が言っていた古い書物に何らかのヒントがあるようです。
アルスの出自が明かされた事で嫌疑が晴れる事は無く罪人扱いする雰囲気を拭えませんでした。
シセルニアは放心を切り替える事にします。
7カ国が協力して行方不明のアルスを探し出して真偽を問おうと言い出します。
シセルニアはレティを使いアルスを探し出して釈明させようと考えました。
しかしそれではアルファがアルスを庇う可能性があるので不味いとの意見が出て否定されます。
7カ国で連携する話はそのままにアルファ以外の国が捜索を担当する事に流れます。
シセルニアはレティに耳打ちして会談が終わったらリンネを連れてアルスを探しに行くように命じます。
どの国が主導権を取るのかが問題になります。
アルスの強さは熟知されているので対抗するにはシングル魔法師が必要です。
各国ともシングル魔法師を消耗する事を嫌い二の足を踏んでいます。
ここでアルファに敵対的なハイドランジの元首ラフセナルが新たな爆弾を投下しました。
ルサールカのシングル6位ヒスピダが暗殺されたって事実を公表してきました。
元首のリチアはその事を何故か秘匿していたんだよね?
シセルニアはリチアには何か狙いがあるのでは?と疑い始めています。
ヒスピダ暗殺事件が起きる少し前にアルスとロキが完全武装で宿泊先から出て行く姿が記録されている映像が開示されます。
シセルニアもアルスとロキだと確認して反論できないと唸っています。
シングル6位のヒスピダを殺せるのはより上位の魔法師って事になります。
リチアに断りなく外出したアルスとロキは怪しすぎますよね。
リチアが捜査状況を説明しテロを起こした犯人とヒスピダ暗殺犯は同一人物であると考えていると伝えます。
アルスの疑わしさが増したな。
各国ともシングル魔法師を消耗したくないので誰が出撃するのか決めかねています。
そこでラフセナルが助っ人を用意したと言い出します。
会場に血生臭さを纏う一人の青年が入ってきました。
メクフェスと名乗り恭しく頭を垂れてきますね。
おいおいお前がヒスピダを殺したんだろ、アルスを装いテロを起こしたんだろ、と言いたいよなー。
ラフセナルからメクフェスはクラマを束ねる立場にあると紹介されます。
シセルニアとベリックだけが憤りを示します。
他の元首やシングル魔法師から何の反応もないのでシセルニアは事前交渉が終わっていると悟ります。
元首が犯罪組織と手を組むなんてと避難しますがラフセナルは平気な顔をしていますね。
アルスという強敵と対峙するんだからシングル魔法師に犠牲を出さない為には仕方ない事だ。
それだけの非常事態なんだと言ってます。
他の国もそれぞれの思惑がありそうなんだけどね。
アルスの捕縛はメクフェスが担当する事が決まりました。
お目付け役としてハイドランジのシングル魔法師クロケルが同行する事になります。
7カ国連合の本部は当時国であるルサールカに置かれる事が決まります。
その指揮をハイドランジのベンカロン総督が執る事になりました。
ハイドランジのラフセナルの思惑通りに進んでしまったようです。
当事国の元首リチアがそれに素直に従っているのには理由がありました。
元首会議が始まる前にジャンがヒスピダの調査資料を見直して彼女が事実に辿り着いた可能性がある事を掴みました。
ヒスピダの訃報を聞いたジャンは現場に急行して現場検証に立ち会いました。
そこには二人分の足跡が残っていてヒスピダを丁重にルサールカに運び込もうとしていた節があると判明しました。
ジャンはヒスピダを運んだのはアルスとロキに間違いないが犯人とは思えない、アルスなら痕跡を綺麗に消すだろうと考えます。
ジャンはヒスピダの自宅を訪れて彼女が集めた捜査資料を発見しました。
ヒスピダが大きな復讐心を持ち続けていた事を知り彼女を理解できていなかったと痛感します。
資料の中に死んだ人間が死後に活動している映像を見つけます。
リチアにそれを見せてヒスピダが夫を殺した犯人を特定した可能性が高いと説明しました。
リチアは集まった証拠からアルスが犯人と思っていたようですね、アルスに好感を抱いていただけに憔悴していました。
がジャンの提示したヒスピダの捜査資料を見て犯人がクラマの一味だと理解します。
ジャンが何らかの作戦を伝えたみたいですね。
アルスを囮にしてクラマを倒す計画の様です。
この作戦をシセルニアに隠す為にリチアは殊更発言を控えていたようです。
会議が終わりシセルニアたちもアルファに帰国する事になりました。
レティはアルファに戻ったらそくリンネを伴いアルスを捜しに行く予定でしたが邪魔が入ります。
アルファに通じるゲートの前でイベリスのシングル2位ヴァジェット・オラゴラムがリンネを人質に取り待ち構えていました。
格上の相手にレティは側近二人にシセルニアの護衛を命じてから対峙します。
レティは相手の強さが分かるだけに強がるしかありません。
シセルニアだけは逃がさなければと考えているようですね。
豪気なシセルニアは馬車から降りてヴァジェットと対峙します。
元首である自分の邪魔をするとはアルファが7カ国から離脱する事になってもいいのかと脅します。
それに副官のリンネを人質にされているみたいで不愉快だから解放しろと命じます。
ヴァジェットは元からシセルニアをどうこうしようとは思っていませんでした。
アルファに戻ってくださいと邪魔はしませんと言ってきます。
レティと部下たちがそれに続こうとすると殺気を放って待ったを掛けてきました。
元々の目的はアルファの実行戦力であるレティ隊を留め置く事だったようです。
痛い目を見たく無ければ素直に自分達イベリスの配下に入れと命じてきます。
レティはシセルニアに少し遅れますと言ってヴァジェットと戦う決意を固めます。
ヴァジェットはレティ隊を目の前にしても余裕の表情を浮かべていますよ。
レティとヴァジェットの一騎打ちが始まりました。
余りの速さにレティの部下は目で追えないようですね。
一騎打ちはヴァジェット優位に進みます。
レティが魔法を発動して爆発を起こしたんですがヴァジェットは無傷でした。
レティの方は自分の魔法の余波を受けて両腕の大火傷を負ってしまいます。
正攻法では何もできないと悟った彼女は搦手を使う事を決めました。
部下と連携して派手な爆発を起こしてヴァジェットの視界を遮ります。
更に部下が無力化されたと誤認させる事でヴァジェットの隙を突く事にします。
レティの作戦が成功して雷魔法で身体強化して高速移動が可能なサジークをアルスの元に送り出す事に成功しました。
ヴァジェットは仕方ないなと諦めました。
レティと彼女の部隊に大打撃を与える事ができたので良しとするようです。
戦力が落ちたので指揮下に入る必要は無くなったと言い置いてヴァジェットは去りました。
レティの元に部下が被害状況を報告にやってきました。
誰も死んでいないと聞いてレティは驚いています。
ヴァジェットの狙いが自由に動ける戦力を削ぐ事だったんだなと気付いたみたいです。
レティは次に戦う時の事を考え出しています。
今回の戦いで手の内の全てを明かしたわけではないみたいです。
ヴァジェットの方もレティ隊との戦いを終えて楽しかったと感じています。
彼も強い相手を求める気質を持っていました。
ヴァジェットとレティ隊の戦いをイベリスの元首ハオルグが遠方から見物していました。
そこにヴァジェットが戻ってきました。
ヴァジェットがレティ隊を見逃した理由を尋ねてきます。
ヴァジェットはレティ隊に後ろ暗い心根は無かったと報告しています。
ハオルグはレティ隊に自由を与える事にしたようです。
シセルニアの事を跳ねっ返りと評しています。
勝手に動いてくれる事を期待してアルファの指揮権を一時的に凍結しイベリスが代行すると連合本部に伝える事にしました。
ハオルグがリチアの動きに疑念を持っています。
ジャンがアルスと親交を持っているので7カ国連合の結成に難色を示すと思ってたようです。
それが無かったのは彼女は彼女で何かする予定なのかもと考えています。
余り締め付けすぎる事は不味いと思っているようですね。
人口では一番の大国であるイベリスが7カ国の手綱を握りたいと考えています。
クラマについては不要になったら切り捨てようと考えています。
その時は自分が始末をつけるとヴァジェットが頼もしい事を言っていますが、どうなるかな?
クラマの強さを過小評価している感があるのがなんとも・・・
ハイドランジについては限りなく怪しいと思っているようです。
意外とアルファと連携してクラマ共々制裁を下す事になるのかも?

>>
第120章「メランコリックな夜に」
>>
アルスとロキはルサールカからアルファ方向に移動中です。
ロキは人類に多大な貢献をしてきたアルスがコソコソ移動しなければならない現状に怒りを感じています。
アルスには何らかの考えがあるようなので従う事にしています。
アルスがそろそろ緊急元首会談が開かれているだろうなと呟きます。
アルスは自分が第一級の犯罪者扱いされていると予想しています。
それが学院にどう伝わるかを気にしています。
それを聞いてロキがアルスの変化を強く感じ取りました。
アルスはテスフィア、アリス、フェリネラ、リリシャ達にどう思われる事になるのか不安に感じていると解釈しました。
アルスはそれは違うぞと返してくるね。
彼女達はアルスの正体と裏家業を知っているので心配なのはテスフィアが下手に騒がないか心配していました。
ロキはアルスが学院での生活を好ましく思っていたんだと理解します。
アルスとロキは外界にある隠れ家にできる洞窟にやってきました。
そこで潜伏する事になります。
周囲には魔物が大量に生息しているので毎日掃討戦を行っていました。
四日目の掃討作業を終えて隠れ家に帰る道すがら木から木へ飛び移り移動している時にアルスが木を掴み損ねて地面に落下してしまいます。
驚いたロキは慌てて茨をかき分けてアルスを助けに向かいました。
ロキはアルスが予想以上に疲弊している事を心配しています。
アルスが心配なロキは手を繋いで歩いて隠れ家まで帰る事に主張しました。
ロキの小さな手を握ったアルスは彼女に苦労を掛けていると考えます。
フォネスワでのディナーの折のロキのイブニングドレス姿を思い出して彼女をパートナーにしておくのは問題なのでは?と考えます。
アルスはロキとのパートナーを解消する必要があると考えだしています。
隠れ家に戻るとロキがアルスの治療を始めました。
アルスが心配で仕方ないロキは若干怒っているようですね。
アルスは彼女の迫力に負けて大人しく治療を受けています。
アルスはやはり弱っているみたいだね、少しだけ心のうちをロキに語りました。
ここ数日、自分という存在の小ささを思い知らされた気がした。
ロキはアルスも人間ですからと答えています。
アルスはパートナー解消を言い出そうと考えていたようですがロキは皆さんが居る学院に戻りたいとお考えですか?と問いかけてきます。
アルスは真意を言い当てられたように感じたのかな、気まずくなったので風呂でも作るかと言ってロキの元を離れます。
ロキはここでアルスを追わなければ、彼を一人にしてしまっては、これまでと同じ、此処は一歩踏み出さなければと決意を固めます。
アルスは川を堰き止めて風呂を作り一人で入浴していました。
お湯につかる事で様々な悩みが霧散していく気がして蕩けていました。
そこにロキがやって来ました。
何と彼女は既に裸になっていて一緒に入りたいと言ってきます。
驚いたアルスは思わず、ロキさん、と言ってますね。
ロキは大胆な行動をしている自覚があり内心はドキドキでした。
胸が小さい事を気にしていてアルスにガッカリされないか心配になっています。
ロキが湯船に入って来たんですが滑ってしまいアルスに正面から型を抱き留められる事になります!!
滑った拍子に前を隠していたタオルを話してしまいロキの全面が丸見えです。
アルスは子供事態に女性隊員と混浴した経験があるのですがロキが開いてだと勝手が違いドキドキしています。
ロキのおっぱについて言及する余裕がないみたい。
アルスが乳の大きさに拘るのか性癖は不明なままだ。
ロキは思いもよらないだろうけどアルスは彼女を綺麗と考えているからねー
おっぱいの大きさを心配する必要は皆無に思えるね。
ロキの裸を直視うするのが気まずくて視線を避けていますね。
ロキは転倒しなかった事に安堵していますがアルスに裸を見られて混乱しています。
しかし逃げ出すわけにはいかないのでくるりと反転して湯船に浸かります。
恥ずかしさから口まで湯につけてブクブク息を吐きだしています。
背中合わせで混浴する事になりました。
ロキは色々とアルスに伝える言葉を考えてたようですが全裸を見られた事で吹き飛んでしまいます。
素直に思っている事を伝える事にしました。
ロキはアルスの事を自分を照らす光と伝えます。
これからもアルスの傍に居させて欲しいと訴えました。
アルスはロキの存在に暖かさを感じているようで彼女の申し出に対して俺に選択権はないとか言いつつ、よろしく頼むと答えます。
パートナー解消すべきとの悩みはロキの献身によってうち消えたようです。
ロキ頑張ったぞ。
それから二人で夜空を眺めてその美しさを堪能しました。
風呂から上がり隠れ家に戻ると二人は色々な事を語り合いました。
どうやって湯船から出たのか物凄く気になるよね。
アルスが先に出たのか?ロキが先に出たのか?
身体が何処で拭いたのかなど色々と想像が膨らむよなー
それでも仲良く吹きっこした図は描けないのが何とも二人らしいよなー
アルスはロキにベリックとの出会いを教えました。
外界で一人で居るところにベリックがやって来て保護されました。
ベリックからはアルスは数日間一人で外界に居たと言われたそうです。
当時の記憶が曖昧になっているのでアルスもはっきり思い出せないそうです。
ロキは外界で数日といえ子供が一人で生き抜けるのか?
その間魔物は襲って来なかったのかと不思議に思っています。
ベリックが元首会談で語ったアルスを発見しアルファに帰還する時に魔物に襲われなかったと言っていたのが気になるね。
アルスが存在していたから魔物が襲って来なかった可能性があるよなー
アルスが魔核を持たない人間であるとベリックが言ってたので正体不明って事になるからなー
語らいの中でロキはアルスの事を「アル」と呼ぶ事を了承して貰えました。
テスフィアとアリスが気軽にアルと呼んでいるのが羨ましかったようですね。
アルスが気軽に良いぞと認めてくれたので拍子抜けしています。
それでも大きな一歩を踏み出せたと満足しているロキが健気で可愛すぎますね。
話し疲れたアルスがロキの膝を枕にして眠ってしまいました。
ロキはアルスが外界で自分の膝を枕にして安心して眠っている事実に大きな幸せを感じています。
アルスが信用してくれていると感じられて嬉しいようですね。
こんなに幸せでいいのだろうかと感動しています。
ロキもアルスに膝枕したまま眠ってしまいました。
翌朝先に目覚めたアルスが何者かが近付いてくる気配を察知します。
一人は迷いなく隠れ家に向かってきているようですがそれとは別に監視している気配も察知します。
アルスはロキを起こさないように立ち上げりAWR【宵霧】を手に取ります。
恐らく一方はアルスが待っていたアルファ関係者で監視しているのはクラマの関係者だよね?

>>
「最強魔法師の隠遁計画」20巻電子書籍限定特典
ショートストーリー
「渦中の中の本物」
>>
アルスを膝枕して幸せを感じているロキが昔の事を思い出しています。
ロキがBレート級の討伐任務で体験した事みたいです。
討伐任務は無事に完了したのですが想定外の魔物に奇襲を受けてしまい部隊は散り散りになってしまいます。
ロキは一人で二体のケオタウルスという魔物の相手をする事になりました。
諦めないで生き残ろうとする気概が凄いよな。
一体を倒して二体目と戦う事になっています。
自分と同じ雷系統を使う魔物だったので苦戦していました。
魔核を破壊する事はできませんでしたがロキの猛攻によって相手も動けなくなっています。
ロキもわき腹に木片が刺さってしまい強引に引き抜いて攻撃を続行してたのでダメージで倒れてしまいました。
見上げる形になった青空を綺麗だと感じています。
隣では倒れているケオタウルスが再生中でした。
背中の一部が真っ先に再生しているのが見て取れました。
ロキは特定できなかった魔核の位置を把握しました。
立ち上がり魔核を破壊し止めをさしました。
少しすると仲間が迎えに来てくれました。
ロキにとって地面に倒れた時に見た青い空が印象的だったので思い出したようです。
アルスも外界の空が綺麗だと言っていたと思い出して自分も同じ感想を抱けていた事を嬉しく感じています。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女3
戦闘5
訓練1
恋愛5
ハーレム1


AmazonLink: 【電子版限定特典付き】最強魔法師の隠遁計画20 (HJ文庫)

コメント

人気の投稿「過去1年間」

ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第20巻 (GA文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第14巻 Dum spiro,spero ‐下‐

ラノベの感想) キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 16 (富士見ファンタジア文庫)

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第17巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第13巻 Dum spiro,spero ‐上‐

ラノベの感想) 86―エイティシックス―Ep.13 ─ディア・ハンター─ (電撃文庫)

ラノベの感想) オーバーロード 第16巻 半森妖精の神人 [下]

ラノベの感想) へヴィーオブジェクト 人が人を滅ぼす日(下) (電撃文庫)

ラノベの感想) ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 11.5 (オーバーラップ文庫)

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第16巻 (電撃文庫)