ラノベの感想) アクセル・ワールド 27 第四の加速 (電撃文庫)
概略:
崩れ去ったテスカトリポカの中からポータルが出現。
ポータルから十人のアバターが現れます。
その中の一人ユーロキオンと名乗るアバターがブレインバーストの終了を宣言します。
抵抗するなら正式版である俺達ドレッド・ドライブ2047が相手になってやる。
テスカトリポカの無限EKから逃れ復活したバーストリンカーに襲い掛かりました。
一方的な戦闘が行われる事となりハルユキは見ている事ができなくなります。
思わず助太刀に入ってしまいユーロキオンと対峙する事に・・・
ハルユキのレベルが6と知ったユーロキオンがハンデ戦を提案してきました。
余裕あり過ぎ。
レーベル | 電撃文庫 |
発行日 | 2024/3/8 |
著者 | 川原礫 |
イラスト | HIMA |
ISBN | |
雰囲気 | 虐殺、決闘、封印、救出、会議、周知、口説き、胸で安眠、急報、友情、不運 |
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第四の加速
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七大レギオンによる支配体制を覆す為に中小レギオンが集まった連合体エクセルキトゥスはテスカトリポカ討伐に失敗しました。
無制限中立フィールドでの戦いだったので無限EK状態に陥ってしまいます。
作戦参加を強くレギオン仲間に進言したゼルコバ・バージャーはギルマスで自分の親であるトープ・ケープを生き残らせようと考えます。
元々ギルマスのケープは参加に反対だったようです。
バージャーがケープにいい所を見せようとしてエクセルキトゥスへの参加を進言しました。
彼女に惚れているらしいバージャーは責任の重さを感じて後悔の念に沈んでいました。
ケープの方は生き残る為の意思を失っていませんでした・・・この辺は集団のリーダーを務めているだけはあるね。
テスカトリポカの範囲攻撃から逃げられる可能性を考えていました。
エネミーが近場に出現するのを待ってたね。
エネミーを倒して必殺技ゲージを獲得して必殺技を使って地面に穴を掘り穴に潜ってテスカトリポカの攻撃を凌ぎ切れる可能性に賭けていました。
ケープの指示に従いバージャーが地面に穴を掘りました。
ケープは二人でそこに隠れるつもりだったようですが二人で穴に飛び込む時間はありませんでした。
ケープが親なので最初からバージャーに惚れていた可能性もありますね。
バージャーはケープを穴に落として岩を使って蓋をしました。
彼の献身によってケープは生き残る事になりますがバージャーは恐らくポイント全損してしまったみたいです。
シルバー・クロウ(ハルユキ)とライム・ベル(チユリ)はチユリのフレンドを無限EKから助け出す為に戦場に来ていました。
彼らの目の前でテスカトリポカが崩壊して中からポータルが出現しました。
ポータルを通って十人のアバターが出現します。
その中の一人が、今日でトライアル・ナンバーツーはサービス終了だ。
消えたい奴は消えればいい、しがみ付くヤツには俺達が引導を渡してやる。
このゲームの正式バージョン<ドレッド・ドライブ2047>がな!!と宣言しました。
ハルユキとチユリは頭に?を浮かべています。
そりゃそうだよね。
現場ではポイント全損を免れたバーストリンカーが復活し始めていまいた。
謎の十人は半壊しているテスカトリポカの上に出現していました。
地上まではかなりの距離があるので飛び降りたりしたらダメージを負う事になります。
しかし一人のドライブリンカーが平然と地上に飛び降りて来ましたよ。
地上に降りると復活したバーストリンカー達を攻撃し始めました。
圧倒的な強さも持っていてバーストリンカーの攻撃を受けても全くダメージを受けません。
攻撃は強力でバーストリンカーを簡単に屠ってしまいます。
この段階ではハルユキとチユリは相手に視認されて無かったんですが一方的な虐殺をハルユキは見ている事ができませんでした。
ドライブリンカーの前に飛び出してしまいます。
実にヒーローチックな行動ですね。
黒雪姫(早雪)がハルユキに惚れているメンバーが数名居るって発言も頷けるよね。
こういうヒーローチックな行動がですね、惚れさせるんだよな。
これでも彼のモテ要素の半分だけだと思われるのが恐ろしい。
ハルユキは情報収集を始めます。
冷静さを失ってないのは流石と言えますね。
ユーロキオンと名乗るドライブリンカーから色々と聞き出す事ができました。
ドレッド・ドライブ2047はサービス開始してからまだ半年も経ってないそうですよ。
そしてレベル9になった時にシステムメッセージを貰ったそうです。
その内容がブレイン・バースト2039とドレッド・ドライブ2047でゲーム間戦争を行うって事らしいです。
数カ月も開始タイミングを待っていたと言っていたのでユーロキオンがレベル9になったのは数カ月前って事になるよね。
ユーロキオンはブレイン・バースト側が完璧な準備を整えて待ち構えていると期待していたそうです。
そしたら目につく相手がてんで弱くて拍子抜けしたそうです。
彼の攻撃を唯一受け止める事ができたハルユキのレベルが6と知り呆れいてるな。
一方的な虐殺は彼の好みではないらしくオマケの条件設定で一騎討を打診してきました。
ハルユキが5分間生き残れたらハルユキの勝ち。
勝てたらこの場での虐殺を見送ってやると言われました・・・ハルユキは受けるしか無くなります。
ユーロキオンが仲間のコンプリケーターに経過時間の計測を頼んでいます。
馬鹿にしやがってーと熱くなりそうな場面ですけどね、ハルユキは冷静です。
強力な攻撃が真意技であると見抜いているので慎重に時間稼ぎを狙いつつ戦う事にしました。
戦闘が始まるとユーロキオンが真意技を使いこなしている事が分かりました。
彼は真意技の事をサイオニック・パワー・・・超能力と呼んでいました。
高位ドライブリンカーは普通に使えるように思えますね。
ハルユキは真意技で防御を続ける事は集中力的に不利と考えたみたい。
ルシールブレードを装備しての真意攻撃を行いました。
見事にユーロキオンの右腕を斬り落とす事に成功します。
抜け目のないハルユキはチユリに回復能力を使ってもらう事にしてありました。
チユリはシトロン・コールでテスカトリポカの時間を巻き戻します。
それによってドライブリンカーが出てきたポータルが埋まる事になりました。
ハルユキの最後の頼りはやっぱりヘッドバッドだよね・・・ユーロキオンに決まったところで時間切れとなりました。
真意を使い過ぎて動けないハルユキに代わりチユリが勇ましくユーロキオンとコンプリケーターの前に出て行きます。
プリプリ怒っているチユリは対戦は礼儀正しくするものだと注意しました。
とてもチユリらしい行動ですね。
無制限中立フィールドで礼儀も糞も無いよなとハルユキは思ってますがユーロキオンにはウケたみたい。
ポータルが埋まる前に二人以外のドライブリンカーは元の世界に戻ったようです。
ハルユキが賭けに勝ったのでこの場での虐殺は無くなりました。
ポータルを掘り返すのも待ってくれる事になります。
チユリの貢献が大きいんだ感謝しろよとユーロキオンは言っています。
ポータルは現実時間で一日埋まったままにしておくと言って去っていきました。
ハルユキとチユリは当初の目的だったチユリの友達コットン・マーテンを探す事にします。
捜索中に彼女が所属していたレギオンのギルマスと出会います。
ジュニパー・ヴィーゼルからマーテンが全損してしまったと知らされました。
ヴィーゼルからエクセルキトゥスの首脳部が彼を残して全損してしまったとも教えられます。
運良く生き残れたバーストリンカー達もレギオンの運営に支障をきたしそうだとも言っていました。
ハルユキはテスカトリポカを出現させてしまった自分が非難されるかも?と思っていたんですがドライブリンカーから守ってくれた事を感謝されました。
まとめ役の彼は全員が蘇生されるのを待つと言っています。
ハルユキとチユリは付き合う事にしました。
最後のメンバーが蘇生してヴィーゼルは去っていきました。
ハルユキは友達を失ったチユリを慰めようと思いましたが言葉が出てきません。
まあそうだよね安易な慰めは言えないからな。
チユリの方から全損したバーストリンカーを蘇らせる方法について質問してきます。
ハルユキはセントレア・セントリー(師範)の事を例にだして可能性が無くはないと答えます。
ブレイン・バーストの根幹に関わる事のようですね。
ハルユキはブレイン・バースト中央サーバーの中にある思考用量子回路がカギなんだと思うと予測を語ります。
チユリにハルユキのレギマスであるホワイト・コスモスの反魂を使えば蘇らせる事ができるのか?と問われます。
オーキッド・オラクルを反魂で蘇らせているので可能性はありそうですがコスモスの意図が懸念されます。
ハルユキはコスモスの反魂能力をメイン・ビジュアライザーへのアクセス権限だとオラクルに教えられていました。
確かにコスモスに頼めば可能性がありそうですが見返りを求められそうです。
チユリのシトロン・コールは希少で有用な能力です。
パドはメタトロンの<トリスアギオン>とオラクルの<パラダイム・ブレイクダウン>とベルの<シトロン・コール>を加速世界トップスリーの技と評しました。
コスモスはこのうちの二つを手にしています。
三つ目も手に入れようと考えそうですね、見返りとしてチユリに移籍を迫る可能性があります。
指摘されてチユリは移籍は出来ないと答えました。
移籍は出来ないけど他の条件で請け負ってくれるかも知れないのでハルユキに頼んでみてとお願いしてきます。
ハルユキは自分が何らかの交換条件をだされるんじゃあ?と不安がっています。
チユリはその時は協力すると言っています。
「誰か、助けて・・・!」って声が聞こえてきました。
ハルユキとチユリは地面に埋まっているバーストリンカーを発見しました。
バージャーが命がけで埋めたトープ・ケープですね。
蓋になっている岩を取り除く必要がありました。
真意技を使うと岩を貫通して相手にダメージを与えそうでした。
ハルユキはメタトロンウィングを使ってみる事にします。
リンクか強化されているようでメタトロンの声が聞こえてきました。
精密な制御を行うためにメタトロン・ウィングを自分の物にしても良いか問いかけます。
拒んでいたのはハルユキの方だと言ってメタトロンは快く所有権をハルユキに渡します。
メタトロンとの繋がりが深まったね・・・
早雪の見立てでは彼女はハルユキに惚れてるらしいので本人は嬉しいのかも?
しかしハルユキ凄いな器用にメタトロン・ウィングを操り岩を引っこ抜きました。
助け出したケープからバージャーの状態を聞かれます。
まあ当然だね。
ハルユキは彼との対戦経験があるのでアバターの外見を知っています。
蘇生したバーストリーンカーの中に姿が見えなかったので全損してしまった可能性を伝えました。
ケープはバージャーとビデオコールを繋いだままだそうです!!
おー二人は凄く親しいように思われるね。
全損するとブレイン・バースト内での記憶を失います。
成程二人はブレイン・バーストを介して親しいようですね。
ケープは戻りたくないと言い出します。
そりゃそうだ、ビデオコールしている相手から知らない人扱いされるのはキツイよな。
彼女二週間近く埋められてたそうで憔悴しています。
チユリが無制限中立フィールド内で休ませてあげようと提案しました。
スカイレイカーの持ち家《楓風庵》に行こうと提案されますが合鍵を持っていませんでした。
ハルユキは合鍵を持っているセントリー師範の持ち家《桜夢亭》に向かう事にします。
ハルユキは年上のお姉さんにモテますね。
年上のお姉さんのお部屋を自由に使える最高ですね。
セントリーから食材は自由に使ってもいいと言われているのでハルユキは羊羹を振舞う事にします。
布団を敷いてケープを休ませる事になりました。
チユリが見守っていると言ってくれたのでハルユキは次の行動に移ります。
ハルユキは現ご主人様コスモスから既に契約している大天使メタトロン、大日霊アマテラス、巫祖公主バリ以外の四体の最上位ビーイングとコンタクトし可能なら契約することと命じられています。
とりあえずそれぞれが居るダンジョンに向かおうと考えているとメタトロンに呼ばれます。
ハイエスト・レベルにシフトしなさいと命じられます。
高高度で浮遊状態だったのでハルユキは「いま!?」って驚いています。
苦労してハイエスト・レベルにシフトすると遅いと怒られます。
メタトロンが求める要求は高めだよね。
ハルユキはまだ頑張って集中しないとハイエスト・レベルにシフトできません。
行き来できるようになってからまだそれほど時間が経ってないんだけどね。
メタトロンは加速世界に生きているので時間感覚の違いがな。
メタトロンと一緒にアマテラスとバリも居ましたよ。
三人は無制限中立フィールドで起きた出来事を観察していました。
ハルユキがバリにテスカトリポカから別の世界に繋がっているポータルが出現した事を教えます。
バリがあれ見える?と質問してきました。
ハルユキが意識を集中するとブレイン・バーストとドレッド・ドライブを繋ぐ通路が見えるようになりました。
ハルユキが通路を切断できれば干渉を避けられるのでは?って疑問を呈します。
メタトロン達は既にそれを試していました。
存在している事が分かるだけで干渉はおろか解析する事もできなかったと悔しそうに教えられます。
がっくりしているハルユキの戦いぶりをメタトロンが褒めてくれました。
会話までは聞こえなかったのでハルユキにユーロキオンとのやり取りを説明しろと命じてきます。
ハルユキはユーロキオンから聞かされた情報を伝えました。
二つのゲームを創り動かしている何者かが戦争をしろと命じています。
ドライブリンカーがどのような存在なのかも勝利条件も分かっていません。
まずはルールを知らなければどうにもならないって話しているとホワイト・コスモスとスノー・フェアリーがやってきました。
コスモスはレイカー師匠と同じくメタトロンをメタ子ちゃんと呼んでいます。
コスモスはゲームのルールをシステムメッセージで受け取っていました。
それを伝えて今後の作戦を建てるつもりでやってきたようです。
ハルユキは早合点してコスモスにBB運営者の連絡先を知っているんですか?と尋ねています。
流石にコスモスもそこまでの情報は持ってないそうです。
たぶんテスカトリポカが崩壊して空の色が変わった瞬間にシステム・メッセージを受け取ったと言っています。
コスモスの発言からテスカトリポカの崩壊が戦争開始のトリガーだったと予想されます。
ハルユキが名付けた世界間戦争ってワードを気に入ったのね使わせてもらうと言っています。
コスモスが大いに関係があるので会話を聞いている他の三人も出てきて欲しいとお願いしました。
ハルユキが他の三人?と疑問を浮かべると明滅するドットが見えるようになりました。
思わず触ろうとすると静電気が弾けるような痛みに襲われます。
「気安く触んないで、エッチ!」って思念が流れてきました。
ハルユキはチユにも言われたことないのに、と動転しています。
ドットが変形して半袖シャツ、膝上丈のプリーツスカート、厚底スニーカーを装備した女性が出てきました。
新宿都庁地下迷宮に住まう最上位ビーイング、暁光姫ウシャスが現れました。
メタトロンとウシャスが罵り合いを始めたのでコスモスが止めています。
コスモスはビーイングが相手でも気圧されてないのね。
コスモスを視認したウシャスがメタトロンの城から《天権》をパチったヤツと言っています。
メタトロンが対抗してお前も《天枢》を奪われただろと言い返します。
ウシャスはあれは可愛くないからどうでも良いのよと言い返しています。
《天枢》は《七の神器》の一つで今はブルー・ナイトが所持している大剣《ジ・インパルス》になっています。
ウシャスは軽いノリのビーイングみたいですね。
《天権》は宝冠《ザ・ルミナリー》となりコスモスがかぶっています。
コスモスは残りの二人にも姿を見せて欲しいとお願いしました。
ウシャスの左に女性が出現しました。
それが太霊后シーワンムーでした。
最後に男性型のアバターが出現します。
頭頂部から顎先までが二メートルはある三つの顔が出現しました。
彼が暴風王ルドラでした。
ルドラが不躾な接触をしてきたのはお前だなと言ってハルユキを咎めてきました。
ハルユキは初対面では?と戦いていますがフェアリーから彼女の感覚遮断から脱出した時の事だと指摘されて納得します。
アマテラスが解説してくれます。
ハルユキの意識がハイエスト・レベルの隅々まで拡散していたと教えてくれます。
シーワンムーは軽くムカついた程度だがルドラがだいぶオコでな、と説明してくれました。
アマテラスはミレディーから「オコ」って言葉の使い方を習ったそうです。
意外に軽いノリだな。
威厳が無いよ・・・アマテラスは若者ぶりたいお婆ちゃんなのか?
ハルユキが即座に「ごめんなさい」と謝罪するんですがルドラは許してくれません。
「許さぬ」
許して欲しかったらメタトロンに食べさせたケーキを寄越せと要求してきましたよ。
全く威厳がありません、ケーキで釣られるって子供かよ。
メタトロンはケーキの事を相当自慢したのね。
ウシャスとシーワンムーまで欲しいと要求してきました。
ハルユキは献上する約束をする事になりました。
分量が問題になりそうですね。
コスモスがやっと話を進める事ができると溜息を吐きます。
一連のやり取りが終わるまで待っててくれたのでコスモスもビーイングに対して一応は畏まっているのかも?
ハルユキは短い付き合いながらもコスモスが彼女基準で最高レベルの忍耐心を発揮していると直感します。
コスモスが世界間戦争のルールと勝利条件を開示してくれました。
リストアップされたビーイング七体を指定日時(JST2024-07-31,24:00:00)まで守る事。
MN2-01メタトロン。
SJ2-01バリ。
SJ3-01ウシャス。
BK1-01シーワンムー。
KT2-01ルドラ。
CY1-01アマテラス。
SY1-01ニュクス。
七体のうち四体以上が破壊されればブレイン・バースト2039の敗北となり、トライアルは終了する。
トライアル、そうなんだよね、ブレイン・バーストは八年も存続してるけどトライアルなんだよね。
ユーロキオンがドレッド・ドライブ2047を正式バージョンと言ってたんだよね。
作成者はブレイン・バースト2039が負けるのを想定している?
現実世界に戻ってきたハルユキは良い匂いで目覚めます。
チユリと並んでダイブしていたのを思い出しました。
この二人の距離感がなー近すぎると思うんだけどね。
早雪に指摘されたチユリが自覚的にハルユキが好きって事項はどうするんだろうね?
まあハルユキは早雪とキスした事を思い出して頬染めているんで気持ちは固まっているんだろうけど。
好意を向けてくれる相手の気持ちにどう答えるのか?難題なんだよなー。
ハルユキに遅れる事数秒でチユリも目を覚ましました。
チユリからケープが無事ポータルからバーストアウトしたと教えられます。
ハルユキはケープに付き添ってくれた事に謝意を伝えます。
チユリは自分は何もできなかったと項垂れています。
理由を問うとケープにゼルコバが蘇生できる可能性を教えられなかった。
コットンよりも先にゼルコバを蘇生できるように協力しなきゃいけなくなるので言えなかったと項垂れています。
優しいチユリは優先順位を付けてしまった事が心苦しいみたいだね。
ハルユキはハイエスト・レベルでコスモスに会った事を伝えました。
反魂能力について質問して幾つか教えて貰ったと続けます。
ハルユキはストレートに反魂能力の秘密を質問したんですがレギオンメンバーになって日が浅いので全てを教えてはくれませんでした。
それでもある程度信用されているみたいですね必要条件を一つ教えて貰えました。
他のバーストリンカーの記憶に、広く、あるいは深く残っていること、だそうです。
チユリとハルユキはその意味を考えています。
ハルユキは大勢のバーストリンカーに少しずつ記憶されていて、少人数のバーストリンカーに詳しく記憶されていることだと予想します。
チユリが少人数って何人くらいなのか?って疑問を抱きます。
ハルユキにもそこまでは分かりませんでした。
ハルユキは今日見聞きした事を早雪とニコと楓子とパドに報告しようと考えます。
メールの文面を考え始めるんですがチユリがご飯にしようと言い出しました。
チユリはチユママの作った夕食を持って有田家にやって来ていました。
タクムにも連絡する事にします。
丁度帰宅したそうで直ぐに有田家にやってきました。
三人での夕食となります。
ハルユキは勝手にネガビュを脱退してオシリに入った事を謝ります。
タクムはハルユキの移籍はテスカトリポカの攻撃圏から離脱できなくなった攻略チームを助ける為だった。
謝らないでくれと言ってくれます。
今度はタクムがテスカトリポカのレベルドレイン攻撃を喰らってしまいレベルダウンしてしまった事を謝罪してきました。
ハルユキとタクムはお互いレベル7になったら本気で戦う約束をしています。
それが先に延びてしまった事を謝ってきました。
ハルユキは咄嗟にかける言葉が出てきません。
現状の危機を思えばタクムとの約束を果たすにはブレイン・バーストを存続させなくてはなりません。
厳しい状況と言えますからね。
チユリがタクムにも今日起きた出来事を教えなければと指摘します。
ハルユキはご飯を食べたら全体会議を招集すると答えました。
ハルユキはレギオン全体会議をダイブチャットで開催するか通常対戦フィールドで開催するか悩みます。
悩んだ末に判断を早雪とニコに委ねる事にしました。
ネガビュは領土を広げメンバーが増えたのでメンバーの住処が広範囲に散らばっています。
通常対戦はフィールドに移動しないといけないので時間も時間なので中学生が多いので移動は困難です。
ダイブチャットだと加速しないので時間が厳しくなります。
どちらの問題も解決してくれる良い取りの方法は無いものか?
早雪が凄技を見せてくれました。
彼女はレギオン会議を招集するメールにドメイン短縮サービスの《SSS》ってリンクを付けました。
指定時間になったらリンクをタップしろと書かれていました?
リンクをタップすると通常はブラウザーが起動するそうですが加速しました!
ハルユキ達はロータスとレイカーが対戦している通常フィールドにダイブする事となりました!!
常識ではあり得ない現象が起こっています。
ニコが説明を求めました。
ニコは早雪がBBシステムに不正行為を働いているのでは?と考えます。
全員がBANされるかもと怖がっています。
早雪からBBシステムではなくニューロリンカーの位置情報を弄っただけだから問題無いと教えられました。
ニューロリンカーは不正操作が出来ないようになってるんですが・・・早雪の技術恐るべし。
早雪が、受け取ったシステム・メッセージを音読してくれます。
ニコも同時刻にメッセージを受け取りました。
違いがあれば指摘してくれと頼まれています。
ハルユキはコスモスの伝えたメッセージとの差異に注視します。
違いはありませんでした。
システム・メッセージに書かれていた世界間戦争について開示されても素直に納得できる人は居ませんでした。
代表してアイオダイン・ステライザーが詳しい経緯説明を求めてきました。
早雪は威厳ある声で当事者であるハルユキを呼びます。
ハルユキは早雪とキスした時の事を思い出して頬染めています。
早雪もバイザーの下では顔真っ赤になっているのかも?
一生懸命に威厳ある声を作ってシルバー・クロウ頼むと言ったのかもな。
そう考えると早雪が可愛すぎますな。
きっとそうだよ、それがヒロインのあるべき姿だよ。
ハルユキが経緯説明を引き継ぐ事になりました。
彼は既にオシラトリに移籍してるんですが其処を指摘するメンバーは居ませんでした。
うんうん信用されているようだ。
まあこれまでの活躍が大なのでそうなるのも頷けます。
アッシュはアクア・カレントとセントレア・セントリーに挟まれて居るので緊張で大人しくしていました。
親がレイカーなので彼は年上のお姉さんが怖いみたいです。
ハルユキと気が合うのはお姉さんに弱いって事も関係しているのかも?
まああれだけの美人さんに囲まれれば緊張するわな。
綺麗なお姉さん最高!!
ハルユキはアッシュの腕を軽くたたいて中央に歩み出て説明を始めます。
ハルユキはユーロキオンとの対戦に関して手応えを説明します。
相手が全然本気を出していなかった事も伝えます。
ユーロキオンの技名が注目される事になりました。
ハルユキはユーロキオンをオオカミ男のようだと説明したんですがキツネ男ではって指摘されます。
遺伝的な系統に詳しいフリーズ・トーンが指摘してくれました。
彼女はそこからユーロキオンの弱点を見極めようとしていました。
キツネの弱点として早雪が酸っぱいブドウかなと指摘します。
楓子がブドウを食べようとして手が届かなかったんじゃなかった?って指摘します。
弱点の特定には至りません。
七月三十一日の深夜二十四時まで指定されたビーイング七体のうち四体以上を守り切ればBB側の勝利となります。
勝利条件が分かったのですが対策が問題になります。
メタトロンはハルユキと契約しているので協力してくれそうですが他のビーイングがね。
ニコが尤もな指摘をしてくれます。
大型ダンジョンのボスエネミーなので共闘する前に攻撃される可能性があります。
ハルユキが分かっている情報を伝えます。
ビーイングには巨大モンスター型の第一形態と人間型の第二形態がある。
問題はビーイングは第一形態を制御できない。
ドライブリンカーがダンジョンのボス部屋に侵入したらボスを守る為にハルユキ達が侵入したとしても一緒に攻撃されてしまうと伝えます。
カレントとセントリーに慣れたアッシュがマジリアリーかよって嘆きます。
分かっている状況から対策としてはドライブリンカーがボス部屋に到達する前に迎撃するか、自分たちが第一形態を全て破壊するかです、と伝えました。
またまた高難度ミッションになりそうです。
会議を終えてチユリとタクムを送り出すと風紀委員の井関玲那からダイブコールが掛かってきました。
一緒に妹の椎香も来ていてハルユキのブタアバターを気に入ります。
ハルユキは椎香に背後から抱きかかえられています。
暫く椎香と遊んであげる事になりました。
幼稚園児の椎香は眠くなり寝てしまいます。
玲那が寝かしつけてから会話が始まりました。
ハルユキは玲那に生徒会メンバーになって欲しいと打診してありました。
彼女はその返答をする為にダイブコールしてきたようです。
玲那は自分は生徒会メンバーには相応しくないので断ると言ってきました。
彼女はメンバーには学校を良くしていきたいって志が必要ではないか?と考えています。
ハルユキはこれまでの飼育委員会活動を通じて玲那の行動を評価して推薦していると伝えます。
飼育委員会関係者は玲那以外はBBに関わっています。
玲那は何となく疎外感を感じているようですが変わらぬ態度で接してくれています。
隠し事が何であるのか追及せずにそれができる彼女にハルユキは敬意を抱いています。
ハルユキの対応がまあヒーローチックで優しさに溢れているので玲那は心を開いちゃったみたい。
彼女の複雑な家庭環境を教えてくれました。
飼育員会の初日に途中で帰ってしまったのは妹のお迎えがあるからだとハルユキは理解します。
そもそも家庭の事情があるなら玲那はクジ引きに参加させるべきでは無かったって考えを伝えました。
玲那は自分の身勝手な行動を恥じていたようですがハルユキに優しくされて惚れちゃいそうです。
ハルユキは玲那が反省して謝ってくれたのでそこで終わりでいい。
いつまでも自分を責め続ける必要は無い。
そういう心の闇は一人で抱え込んでいるとどんどん大きくなっていつか外に溢れだす。
自分や周りの人たちを傷付けるよ。
選挙は別にして玲那は自分を許していい、許さなければだめだよ、と伝えました。
BBでの経験がハルユキの心を強くしているようだね。
玲那はハルユキが渡した生徒会のファイルを読んでちゃんと考えてみると言ってくれました。
ハルユキは時間があるのでゆっくりでいいよと伝えます。
玲那から椎香がハルユキの事を気に入ったんでまた遊んでやってとお願いされます。
ハルユキはいつでも呼んでよと答えました。
玲那がハルユキにアプローチする可能性が残ったね。
玲那とのダイブコールを終えるとハルユキは宿題をしてから入浴しました。
自室に戻りベッドに倒れ込みます。
ユーロキオンとコンプリケーターの行方が気に成っています。
彼らがビーイングの居るダンジョンを見つけて挑んでいるのでは?と不安になります。
メタトロンが心配なハルユキが「メタトロン」と呟きました。
想像以上に強い思念が乗っていたようでメタトロンが現実世界に現れました!
早雪の見立てではハルユキに惚れているメタトロンは愛しのハルユキに呼ばれて嬉しかったのかも?
学生が着ているような半袖シャツとプリーツスカート姿で現れました。
メタトロン視点では呼び出しておいて驚いているハルユキを不思議に感じています。
ハルユキは心配だったのでつい名前を言っただけなんだと答えます。
ハルユキはブレイン・バーストが消えたらメタトロン達ビーイングも消えてしまうと心配しています。
メタトロンは消える可能性は受け入れていますが自分が加速世界に存在した意味が分かるかも?と期待もしていました。
メタトロンは自分達ビーイングの存在はゲームに設定された障害物の一つにすぎないかもと指摘します。
ハルユキはビーイングには心があるのでそんなはずはないと強く否定しています。
メタトロンはハルユキの言葉から何かに気付いたようですが詳細は教えてくれませんでした。
疲れているでしょう、もう眠りなさい、と言ってハルユキの頭を巨大な胸に抱え込みます。
ハルユキはメタトロンの胸に顔を埋めて眠りにつく事になりました。
頑張ったハルユキに最大級のご褒美が与えられましたねー
安らかに眠っていたハルユキがメタトロンによって加速させられます。
覚醒した時にはシルバー・クロウに変身済みで無制限中立フィールドに来ていました。
メタトロンから自分が加速させたと言われて驚く事になりました。
ハルユキ意外と余裕があるよ。
加速に必要な10ポイントはどうなるんだ?って疑問を持ちました。
随分と規格外の出来事に慣れてきているな。
ハルユキがユーロキオンたちがどこかのダンジョンに侵入したんだね?と問いかけます。
メタトロンは察しが良いなと言いつつ状況を教えてくれます。
ハイエスト・レベルで監視任務に当たっていたアマテラスから連絡があった。
代々木公園地下大迷宮、夜の女神ニュクスの居城に何者かが侵入したそうです。
侵入者がドライブリンカーなのかは不明です。
メタトロンはそうであった方が対処しやすかったかもしれないと言ってます?
誰が侵入したのか気になりますね。
AA2038、BB2039、CC2040はトライアルです。
AAとCCはとっくにサービスが終了しています。
BBが8年という長期間に渡り存続してしまったので製作者サイドが困ってしまったのかも?
ユーロキオンがDD2047が正式版と言っていたのが気に成るよね。
制作者サイドはBBが敗北してDDが残る事を願っているようにも思えます。
やっとBBでも有用な結果が出たので次の段階に進もうとしているのかも?
だとするとメタトロン達は消えハルユキ達はBBの記憶を失う事になるよ。
抵抗は困難そうなんですがBBのレベル9達は真意技にも精通しているだろうから一対一の戦いならいい勝負ができそうではあるよね。
作戦次第だと思うんですがまだレベル9間で意思疎通は出来てないようですから困った事になりそうだ。
>>
無限への跳躍
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月折リサって少女が子供の頃にオリンピックの体操競技を目にします。
ラコヴィッツアって十代のルーマニア選手に憧れて体操競技を始めました。
目標は彼女だけが成功させた技を跳ぶ事になります。
器械体操の強い中高一貫の女子校に進学して体操部で競技を続けています。
体操部の先輩からブレイン・バーストに誘われてバーストリンカーとなりました。
稲舘望未って少女で彼女も体操競技をしている先輩からブレイン・バーストに誘われました。
リサと望未はジュニア強化選手に選ばれていてオリンピックに手が届きそうな実力を持っています。
目下の目標は代表選手が決まる二ヶ月後に迫った選考会で強化選手に指名される事です。
リサは家庭環境に若干の問題を抱えています。
母親は社内不倫をした父親を家から追い出しリサの夢のサポートに集中しています。
リサが強化選手に指名される事を信じていた過保護なまでに心配してくれています。
毎日学校に車で迎えに来てくれています。
リサは母親に感謝しているんですが期待の重さが重圧にもなっていました。
体操選手として大勢できなかった時に母親はどうなってしまうんだろうか?
父親を捨てた時みたく自分を捨てるんだろうか?って不安になっています。
これまでは入浴すれば一日の疲れや嫌な気分を払拭できていたんですが選考会が迫っているので無理でした。
リサは中学生なんですがまるで仕事に疲れた大人みたいな精神状態ですね。
厳しい部活の練習の合間に望未がリサにBBの隠されている秘密の一つを教えてくれました。
「フィジカル・フルバースト」コマンドについて教えてくれました。
レベル9だけが使えてバーストポイントの99%を消費する事で現実の肉体を動かせると教えます。
リサはレベル9になるにはまだまだ時間が掛かるし体操には使えないと諦めています。
忙しい生活を送っているリサはブレイン・バーストを気晴らしに使っているようです。
通常対戦なら1.8秒で遊べるので時間を消費し過ぎないからね。
対戦する為にダイブしてマッチングリストから知っている相手を選びました。
コメット・スクイーカーという魔法少女っぽいバーストリンカーと対戦する事になります。
リサはナイトライド・ウニカってアバターネームの肉食獣系アバターです。
スクイーカーとウニカの対戦が始まるんですがスクイーカーがレベルアップボーナスを取ったと教えます。
彼女がレベルアップしたのは数カ月前なのをリサは知っているので随分と時間がかかったなと伝えます。
スクイーカーは好奇心に負けて《オプション進化1》ってボーナスを取ったと教えてくれました。
ボーナスを取得するとこれまで飾りのオプションだった人形が動いて喋るようになりました。
ボレリーという名前でリサも動いて喋るのを目撃します。
ウザイって感想を伝えました。
スクイーカーも、分かる、見た人はみんなそう言うんだ、と納得しています。
ボレリーは敵の位置などを索敵してくれるので有用なんですがスクイーカー自身もウザイと思っているみたい。
気が抜けたので対戦はドローにする事になります。
普段ならそこで別れるみたいですが悩めるウニカは話さない?と誘います。
ウニカには初めて誘われたみたいねスクイーカーは嬉しそうに快諾してくれます。
静かな場所に移動してからウニカは悩みを打ち明ける事にします。
跳馬が怖くってとストレートに悩みを打ち明けてしまいリアル割れを恐れます。
スクイーカーの方にはウニカのリアルを割ってやるって悪意は無いみたい。
意外にも体操競技に通じていて跳馬がどんな競技なのか分かってくれました。
ウニカが踏切盤に駆け込む助走が上手くいかないと打ち明けると二つの解決手段があると教えてくれます。
一つ目として《フィジカル・バースト》コマンドの存在を教えてくれました。
5ポイント消費することで現実世界で意識を生身の肉体に留めたまま思考だけを十倍に加速できる。
思考が加速すれば時間の流れが十分の一になる。
跳馬の助走はせいぜい5秒くらいなのでそれが50秒になる。
踏み切りや突き放しのタイミングのシビアさが十倍に緩和されると教えてくれました。
リサはこれはいいかも?と思ったようですがスクイーカーは落とし穴も教えてくれます。
実際に《フィジカル・バースト》を使って好成績を出した選手を例にだして説明してくれます。
一時的に活躍したけどバーストポイントが全損したのか次の大会では選手登録されていなかったと教えます。
リサは実現性が無さそうだなと思ったみたい。
二番目の方法として無制限中立フィールドでひたすら練習する事を提案しました。
リサは親である望未が何で教えてくれなかったんだって不満を漏らします。
スクイーカーは親切だよね。
この手段にも問題がありリサの親はそれを心配しているんだろうと教えてくれました。
翌日リサは望未を無制限中立フィールドに誘います。
望未はリサから無制限中立フィールドに行こうと誘ってきたので驚いたみたい。
望未はミサカ・ボンゴという名前の草食獣アバターです。
リサが無制限中立フィールドで跳馬の練習をしたいと告げると望未が懸念点の説明をしてくれます。
望未の親も体操選手でした。
彼女も無制限中立フィールドで体操の練習をしていたそうです。
しかし潜っている時間が長すぎたのが問題となりました。
累計ダイブ時間は二十年を越えていたんだそうです。
望未は長くダイブし過ぎると現実が薄まってしまう。
望未の親もダイブを終えて戻ってくると別人のようになっていた。
ある時ダイブ中に全損してしまい彼女はバーストリンカーではなくなりました。
更に体操も引退してしまったそうです。
加速世界の中とはいえ二十年も競技を続けていたので燃え尽きたのかもしれないな。
BBを失うと中での記憶を失うのでそこで得ていた経験も消えるって事になるよね。
そうなるとそこで得た技能も失う事になるのかな?体操競技の技量もマイナス化して下手になったのか?
そういうわけで望未は一回の連続ダイブは現実の二時間までにしろと言ってきました。
リサはその危うさを理解できたようです素直に従う事にするね。
練習場所として選考会が行われる代々木競技場第一体育館を選びます。
行ってみる事にします。
途中で通る事になる代々木公園は危険なので素通りすると望未が言ってきました。
望未は代々木公園に近付かない理由も教えます。
昔は加速世界に存在するダンジョンは代々木公園地下にあるダンジョンを含めて五大ダンジョンと呼ばれていた。
最初の大規模攻略で無限EKになって脱出できなくなった人が大勢出たので封印されたと教えてくれました。
望未はシンイの輝きに触れられるまで練習しようと言ってきます。
リサはスクイーカーもシンイと言っていたけど何なの?と質問してきます。
リサはシンイを知らないのね。
望未はいつか教えてあげるから、いまはとにかく跳ぶべし!と励まします。
リサが代々木競技場第一体育館に入ろうとした時に誰かに呼ばれた気がしました。
周囲を見回しても誰も居ませんでした・・・その時は気のせいか?と捨て置かれます。
無制限中立フィールドで練習を続けたリサは良い精神状態に選考会にのぞめました。
決勝まで進出してリサが跳ぶ番がやってきました。
周囲の雑音や母親の視線が気にならなくなり助走を開始します。
最高のタイミングで踏み切りに使うロイター版を踏みます。
が足の裏からロイター版のバネが壊れた感触が伝わってきました。
壊れたと直感した時には既に遅くリサは踏み切る事になります・・・急には止まれないからな・・・踏んだ後ではどうしょもない。
姿勢制御ができずに頭から着地用マットに激突する事になります。
頸椎に重大なダメージを負い最悪二度と体操どころか運動もできなくなると予想します。
リサの耳に初めて無制限中立フィールドの代々木競技場第一体育館に足を踏み入れた時に聞こえてきた声が届きます。
リサは頭がマットに激突する寸前にアンリミテッド・バーストと唱えました。
AmazonLink: アクセル・ワールド27 -第四の加速- (電撃文庫)
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
情勢変化 | 5 |
戦闘 | 4 |
恋愛 | 4 |
ラッキースケベ | 5 |
本名/関係性 | あだ名 | アバター名 | 所属レギオン | レギオン色 |
黒羽早雪(くろば さゆき) | 黒雪姫(くろゆきひめ) | ブラック・ロータス | ネガ・ネビュラス | 黒の王 |
有田春雪(ありた はるゆき) | ハル | シルバー・クロウ | ネガ・ネビュラス | 黒 |
黛拓夢(まゆずみ たくむ) | タク | シアン・パイル | ネガ・ネビュラス | 黒 |
倉嶋千百合(くらしま ちゆり) | チユ | ライム・ベル | ネガ・ネビュラス | 黒 |
倉崎楓子(くらさき ふうこ) | フーコ | スカイ・レイカー | ネガ・ネビュラス | 黒 |
四之宮謡(しのみや うたい) | メイ、ういうい | アーダー・メイデン | ネガ・ネビュラス | 黒 |
氷見あきら(ひみ あきら) | カレン | アクア・カレント | ネガ・ネビュラス | 黒 |
上月由仁子(こうづき ゆにこ) | ニコ | スカーレット・レイン | ネガ・ネビュラス | 黒(サブマスター、赤の王) |
掛居美早(かけい みはや) | パド | ブラッド・レパード | ネガ・ネビュラス | 黒 |
奈胡志帆子(なご しほこ) | ショコ | ショコラ・パペッター | ネガ・ネビュラス | 黒 |
三登聖美(みと さとみ) | ? | ミント・ミトン | ネガ・ネビュラス | 黒 |
由留木結有(ゆるき ゆめ) | ? | プラム・フリッパー | ネガ・ネビュラス | 黒 |
小田切累(おだぎり るい) | ショコ | マゼンタ・シザー | ネガ・ネビュラス | 黒 |
? | ? | イエロー・レディオ | クリプト・コズミック・サーカス | 黄の王 |
黒羽苑珠(くろば えんじゅ) | トランジェント・エタニティ | ホワイト・コスモス | オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会 | 白の王 |
? | ? | ブラック・バイス=アイボリー・タワー | オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会 | 白 |
? | ? | アルゴン・アレイ | オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会 | 白 |
若宮恵(わかみや めぐみ) | オッキー | オーキッド・オラクル | オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会 | 白 |
越賀莟(こしか つぼみ) | ロージー | ローズ・ミレディ― | オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会 | 白 |
京武智周(きょうぶ ともちか) | ? | プラチナム・キャバリア― | オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会 | 白 |
小清水利生(こしみず りおう) | ? | グレイシャー・ビヒモス | オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会 | 白 |
ユーホルト・七々子(ゆーふぉると ななこ) | ? | スノーフェアリー | オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会 | 白 |
鷺洲あいり(さぎす あいり) | ? | サイプレス・リーパー | オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会 | 白 |
? | ? | ブルー・ナイト | レオニーズ | 青の王 |
高野内琴(姉)(たかのうち こと) | コバル | コバルト・ブレード | レオニーズ | 青 |
高野内雪(妹)(たかのうち ゆき) | マーガ | マンガン・ブレード | レオニーズ | 青 |
? | ? | グリーン・グランデ | グレート・ウォール | 緑の王 |
日下部綸(くさかべ りん) | アッシュさん | アッシュ・ローラー | グレート・ウォール | 緑 |
? | ? | パープル・ソーン | オーロラ・オーバル | 紫の王 |
? | ? | アスター・ヴァイン | オーロラ・オーバル | 紫 |
? | ? | トリリード・テトラオキサイド | ネガ・ネビュラス | 黒 |
鈴川瀬利 | オメガウエポン | セントレア・セントリー | ネガネビュラス | 黒 |
本名/あだ名 | デュエルアバター名 | ハルユキの呼称 | ハルユキからの呼び方 |
黒羽早雪(黒雪姫) | ブラック・ロータス | ハルユキくん | 早雪 |
倉崎楓子 | スカイ・レイカー | 鴉さん | 師匠 |
鈴川瀬利 | セントレア・セントリー | クロウ | 師範 |
日下部綸 | アッシュ・ローラー | 有田さん | リンさん |
四之宮謡 | アーダー・メイデン | クーさん | メイさん |
氷見あきら | アクア・カレント | ハル君 | カレンさん |
上月由仁子 | スカーレット・レイン | ハルユキ | ニコ |
掛居美早 | ブラッド・レパード | クロウ | パドさん |
高野内琴 | コバルト・ブレード | クロウ | コバルさん |
高野内雪 | マンガン・ブレード | クロウ | マーガさん |
黒羽苑珠 | ホワイト・コスモス | シルバー・クロウ | コスモスさん |
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