ラノベの感想) ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 5 (オーバーラップ文庫)


概略:
禁忌の魔女エリカの住処に到着したトーカは来訪の目的を伝えます。
イヴとリズを住まわせる事には同意してくれますが禁呪書はエリカにも読めませんでした。
読める一族を知っているそうなんですがトーカの人となりが分からないので教えるのを躊躇されます。
負傷しているトーカの傷が癒えるまで逗留を認めてくれました。
トーカは逗留している間にエリカの信頼を勝ち取る必要が出てきます。
ヴィシスは大魔帝軍の進軍に対抗する為、東、西、南に援軍を派遣します。
勇者として東に高雄姉妹、西に戦場グループが同行しています。
自分は桐原グループ、安グループ、十河グループを連れて南に移動します。
移動中に東の戦場に大魔帝が出現したとの報が届きます。
熟慮の末にヴィシスは桐原だけを連れて東の戦場に向かいます。
南に移動する十河達が予想外の大兵力に襲われ瓦解しかけます。

レーベルオーバーラップ文庫
発行日2020/04/25
著者篠崎 芳
イラストKWKM
ISBN
雰囲気参戦、逗留、修行、姫の危機、助っ人、戦車、錯乱、覚醒、再会、共闘


金凄魔郡帯を抜けて禁忌の魔女の住処に到着したトーカはエリカと名乗った魔女と交渉を始めます。
エリカは金凄魔郡帯を無事に抜けてきた事が信じられない様子ですね。
関わり合いになりたくないって雰囲気が漂ってたんですがイヴとリズの存在が雰囲気を変えます。
エリカはイヴの両親の世話になった事がありました。
豹人族に大きな恩義を感じています。
イヴが大恩ある豹人族の族長の娘だと知って話を聞いてくれる気になりました。
イヴから両親が既に亡くなったと聞いて落胆しています。
リズの様子から彼女が人間の世界で虐げられていた事も理解できました。
同族の幼気な少女を送り届けてくれたトーカとセラスに感謝の念を抱いたようです。

用向きを聞いてきました。
トーカはイヴとリズが望んでいる平穏な暮らしを送れるのは此処しかないと考えて連れてきた、と一つ目の理由を教えます。
そこは納得してくれました。
最大の目的である禁呪書の解読を頼みたかったと伝えると自分では読めないと言われます。
読める人物を知っているそうですが知り合ったばかりのトーカを信頼できないので直ぐには教えられないと言われます。
そうは言ってもトーカに興味を惹かれたようで彼の傷が治るまで逗留を認めてくれました。

エリカの家には人数分の部屋がありませんでした。
二人で一部屋に泊まる事になります。
部屋割りはイヴとリズ、トーカとセラスになりました。
トーカとセラスが使う部屋にはベッドが一つしかありませんでした。
元が物置部屋だったので床にも物が散乱していて床で寝る事もできません。
ベッドが大きかったので一緒に寝る事になりました。
セラスがちょっと嬉しそうですね。

豹人族は少数なのでいずれ人間に迫害されるとエリカは考えていました。
対策として人間の世界に紛れ込める魔道具を開発してありました。
魔素を流し込むと人間の姿に変身できる腕輪をプレゼントしてくれます。
作動させるには大量の魔素が必要なんですがトーカのMP保有量なら問題無く作動できました。
イヴが人族の美女に変化しましたよ。
イヴは体毛が無くなった事と尻尾が無くなった事に違和感を感じています。
おっぱいもセラスやエリカを越える巨大さになりました。
イヴは戦闘の邪魔になるといっておっぱいの大きさを嫌っています。
自分で揉み揉みしてみれば良いと思うんですがね。
リズとセラスが正直な感想を述べています綺麗。
腕輪には可逆性が付与されていました。
魔素を注入する魔石が三つ用意されていて豹人に戻る事ができました。
三つ目の魔石には豹人族と人族が混ざったマスコット的な容姿に変身する機能が付与されていました。
イヴは戦闘には不向きだと有用性を認めませんでしたがエリカは可愛いのにと不満そうです。
リズとセラスが可愛いと言ってその有用性の確かさを証明してくれました。
今後何かの役に立つかも知れないね。

傷が癒えるまで逗留を許されたので時間が出来ました。
トーカは状態異常スキルに頼らない戦闘技術を身に着ける為にセラスとイヴから近接戦闘の手解きを受ける事にします。
トーカは強く成る為に貪欲で反復練習が嫌ではないようです。
イヴから貪欲に技術を吸収しようとする姿勢を褒められています。
人面種をはじめとする強敵を倒せる能力を既に持っているのに更なる戦闘技能を欲する意欲はイヴには好ましく映っているようだ。
トーカはスレイに騎乗できない状況を想定してセラスに乗馬の技術も教わっています。
訓練の成果は大きくトーカは普通の馬にも乗れるような位に成長したみたいです。

エリカの住処で暮らすうちにリズの心が癒されていっています。
彼女はピギ丸やスレイと長閑な時間を過ごしていてお昼寝をする余裕が出てきました。
エリカは同族の彼女が癒されていく姿に満足そうにしています。

トーカは食事の時に革袋を使って出てきたデザートを皆に振舞いました。
皆大満足なようですがエリカは違った視点を持ちます。
何とかして革袋の機能を再現できないかと考え解析を行います。
残念ながら革袋の謎を解明するには至りません。

革袋が出してくれる品はランダムです。
ブランデーが出てきたのでエリカにプレゼントすると大変好評でした。
気に入ってしまい飲みすぎて酔っぱらいます。
トーカが彼女の寝室まで運んで寝かしつける事になりました。

トーカと同衾しているセラスは想いを押さえつけるのに苦労しているね。
今やはっきりとトーカへの恋心を自覚してるんですが彼の復讐の邪魔にならない様に気持ちを押さえつけています。
寝ているトーカの唇を奪うのではなく寝顔を眺める事で満足する事にしています。

一緒に暮らすうちにエリカはトーカを信用できる相手と判断します。
ブランデーをプレゼントしたのが大きかったとも言えますが。
トーカが読んでいる禁呪大全に興味を持ちます。
読ませてあげると驚いていますね。
ピギ丸の強化素材を集めている事を教えると足りない素材を持っていると教えてくれます。
素材を提供してくれたのでトーカはピギ丸の強化を行う事にします。
今回の強化でピギ丸は巨大化する事ができるようになりました。
ピギ丸の意志で元の大きさに戻る事が可能です。
体積が増したのでピギ丸の強度が上がりました。

平和な時間を過ごしていたんですがエリカが外界の情勢を教えてくれた事で行動方針を決める必要が出てきました。
エリカは使い魔を使役していて金凄魔郡帯の外の世界を観測させ定期的に情報を仕入れていました。
いずれは金凄魔郡帯から出ていく事も考えているのね。
外界では大魔帝軍が侵攻を始めていました。
五竜士を失い困ったヴィシスは勇者を援軍に出す事を決めました。
それだけならトーカは動く気にはならなかったようですがセラスの恩人が関係していました。
ヴィシスは狡猾にも五竜士を失ったバクオス帝国とバクオスに支配されているネーア聖国を競わせる事にしました。
今度の戦いでネーアがバクオスよりも大きな戦果を上げられたら神聖連合への加入を認めると言ったそうです。
正式に独立国に戻してやるって事ですね。
ネーア聖国はこれを好機と捉え第一王女カトレア・シュトラミウスが神聖騎士団を率いて参戦するそうです。
カトレアはセラスが仕えていた王女様ですね。
心配なようですがトーカの復讐を妨げない為に心配しているのがバレないように振舞っています。
カトレアとはきちんと別れを済ませてきた。
今はトーカに剣を捧げているので此処から勝利を祈ると言ってきます。
嘘がバレバレですね。
セラスは他人の嘘を見破れるんですが自分を騙す事は苦手なようです。
トーカの周りに集まっている存在なので善人なんだよな。
トーカはセラスが無理に助けに行きたいって気持ちを抑え込んでいると見抜きます。
まあセラスは演技が下手なんで誰にでも分かるよね。

トーカはセラスに本心を言って欲しいと伝えます。
セラスはカトレアを助けに行きたいって心情を吐露します。
トーカはセラスに協力する事を決めました。
セラスに恩義を感じているイヴまで同行を申し出ましたね。
イヴを心配している筈のリズも自分たちはエリカの元に来て幸せになれた。
自分たちだけが幸せになれれば満足って話ではなくトーカとセラスにも幸せになって欲しい。
その為にイヴの力が必要なら協力してあげてと言ってたそうです。
健気です。

セラスにカトレアの窮状を話してしまった事に責任を感じると言ってエリカも協力してくれました。
一緒に行ければ最高なんですがエリカは精霊との契約により暫くこの地を離れられません。
武器と情報を提供してくれる事になります。
金凄魔郡帯で拾った武器と彼女が金凄魔郡帯を踏破した時に使った戦車を貸してくれます。
フレイが戦車を引く事になります。
トーカはヴィシスに仕掛けるまで姿を隠したいと考えています。
神聖連合が募集すると思われる傭兵として参戦しようと考えました。
エリカの住処から北に向かい金凄魔郡帯を抜ける事になります。
エリカの観測では北には凶悪な魔物が徘徊しているそうですが北を抜けるしか開戦までに間に合わせる術はありません。
目的がカトレア王女を死なせない事なので強行軍を行う事になります。
ヴィシスが桐原を連れて東軍の救援に向かった事も判明しているのでヴィシスと接触する恐れはありません。

ヴィシスは大魔帝軍の進撃に対して東、西、南の三方面に援軍を送る事にします。
東には高雄姉妹、西には戦場グループを勇者として派遣しました。
自分は南に向かい桐原グループ、十河クループ、安グループを連れて行きます。
移動中にヴィシスが十河綾香に話しかけてきました。
未だに固有スキルが発現しない綾香をこの戦が終わったらB級に降格させると宣言します。
綾香を指導していたベインウルフ(竜殺し)が綾香を擁護してくれましたが結果が全てと切り捨てられます。
綾香が降格されると聞いて桐原、安、小山田が格付けの話をし始めますね。
桐原が大魔帝を倒した後にこの世界に種を残しても良いと言い出します。
彼は自分がこの世界の王様になる未来図を描いているようですね。
ヴィシスが裏切るとは全く考えていないようですね。
大魔帝を倒したら為政者にとって勇者は邪魔になるとは考えられないみたいです。
意外とスイートと言えますね。
綾香と聖では相手として不足らしいですよ。
彼は二人を恋愛対象として見ていないようだね。
他にもこの世界の有力な女性が相手に登ってますが決めかねているようですな。
桐原の思考は自分は絶対に正しいって前提になっているようです。
相手に拒絶されるとは考えていませんってか相手の意志は問題にしてないようです。
自分の種を与えるに相応しい同格の相手を求めているように見えます。
独りよがりも甚だしいと思うんですけどね。
桐原は大口を叩いているんですが言うほど強いんだろうか?
レベルは279になっていると自慢してますけどトーカは2000を超えているからね。
どこまで強いのか怪しいもんだよね。

ヴィシスは南が要所と予想してたようですが当てが外れます。
東に大魔帝が現れたとの急報が入りました。
ヴィシスは選択を迫られる事になります。
この報を聞いて桐原が不満を述べています。
彼が恐れているのは聖が大魔帝を倒してしまう可能性でした。
聖もS級勇者なんですが桐原は当然の様に格下扱いしています。
南に自分を配置したヴィシスの責任問題になるぞと文句を垂れてきます。
桐原に行く意思があると分かったのでヴィシスは桐原だけを連れて東に向かう事にします。
高速移動可能な馬が二頭しかなかったので桐原だけを連れて行く事になりました。
残った部隊は予定通りに南進して神聖連合軍と合流する事になります。
途中で魔防の白城という城に逗留する事になりました。
そこは金凄魔郡帯の北にある城で周囲に魔物が発生しない場所でした。
出発するまで襲われる心配は無かったんですが予想外です。
金凄魔郡帯から出てきた魔物と北から現れた大魔帝軍に挟撃されます。
ヴィシスがどれだけ強いのか分かりませんが彼女が不在なので戦力は低下しているよな。
城に居た部隊だけで迎撃する事になります。

桐原が不在なので小山田の活躍が期待されたんだけどねー。
心に大きな傷を負ってしまい使い物にならなくなります。
普段から暴言の堪えない小山田を折檻して教育していた四恭聖のアビスがアッサリ殺されてしまいます。
人面種が現れて彼女の上半身を食べてしまいました。
今の自分では絶対に勝てない強者と認識していたアビスがアッサリ殺された事で小山田は壊れます。
死にたくないと泣き喚きながら戦場から逃亡しました。
周囲に魔物が溢れている状況なので彼が生き残ってるかは不明です。
普段から大口を叩いていたので生き残っても居場所が無くなりそうだよね。
死んでた方がマシって未来しか見えません。
彼の大口は不安の裏返しの虚勢だったと判明しました。
小物だったのね。

A級の安にも期待が掛ったんですがちょっと指を切り落とされて戦意を喪失しました。
安グループは彼に縋った弱者の集まりなんですが見捨てますよ。
綾香が連携して守りを固めて対処しようと訴えますが自己保身を優先します。
切り落とされた指を拾うと配下を見捨てて逃げ出しました。
A級の自分を生き残らせる為にクラスメートは犠牲になるべきと言い捨てて逃げて行きました。
綾香は捨てられた安グループを自分のグループと連携させます。
安グループも十河グループと一緒にベインの指導を受けていました。
彼は十河グループと安グループに強者の支援をする戦い方を教えていました。
同じ戦い方を教えられていたので連携が可能となりました。
安に捨てられたクラスメートは綾香の励ましで戦う気になってくれました。
綾香グループの副長役、周防カヤ子が出来た子で安グループが連携できるように差配してくれます。

人面種が三体も出現して囲まれかけます。
勇者は大魔帝が発する邪王素の影響を受けません。
大魔帝を倒すには彼らをできるだけ生かす必要があります。
ベインは自分が囮となり綾香たちを逃がすと決めます。
一人で三体の人面種を相手取り綾香たちを逃がしてくれます。
綾香はベインと共に戦いたいと思いますがクラスメートを見捨てる事はできません。
無事の再会を誓いベインと別れます。

綾香は強い魔物だけを相手にして仲間が生き残れるように立ち回ります。
奮戦してたんですが迎撃が間に合わなくなります。
クラスメートが目の前に殺される危機に直面した綾香は固有スキルの発現に期待するのを止めます。
修めている鬼槍流の禁技を使う事にしました。
師匠である祖母からは危険な技なので自分が見ている状況以外で使うなと言われていました。
極限まで肉体のポテンシャルを引き出す技のようですね。
奥義書を読んで技の使い方は知ってたので窮地でそれを使います。
勇者になっているのでステータス補正がなされているので極弦(きょくげん)と呼ばれる禁技が使えたようですね。
禁技を使い始めた綾香に待ち望んでいた固有スキルが発現しました。
【武装戦陣(シルバーワールド)】と呼ばれるスキルで綾香が必要とする武器を作れる能力でした。
極弦で高速移動しながら武装戦陣で変幻自在に武器を変化させて強敵を屠っていきます。

綾香が覚醒した事で難局を奪せるかと思われたんですが敵の援軍が現れました。
側近級と呼ばれる大魔帝の側近魔族が出現しました。
魔帝第二誓ツヴァイクシードと名乗ります。
急に魔物の増援が出現した事を訝しんでいると作り出したと教えてくれます。
綾香は城の外で陣を張っていたカトレア王女と合流します。
邪王素の影響を受けない綾香がツヴァイクシードの相手をして残りの勇者が大魔帝軍の配下を相手取る事になります。
カトレア王女たち聖騎士団が邪王素を発生させない金凄魔郡帯から出現し魔物の相手をする事になります。

綾香は自分がツヴァイクシードを抑え込んでクラスメートが魔物を排除する時間を稼ごうとします。
桐原グループとも合流できたので防御陣形を維持しながら戦い続ける十河グループに組み込みます。
綾香は桐原グループの生徒が一人食い殺されたのを知りました。
落ち込んでいる余裕はないので蒼白顔になっている桐原グループを叱咤します。
生き残ろう為に一緒に戦ってと告げると頑張ってくれます。
桐原グループのメンバーは十河グループよりも勇者ランクが高いメンバーで構成されています。
自分たちより弱い奴らが勇敢に戦っている姿を見て奮起してくれます。
綾香はようやくクラスが一つになったと喜びます。

綾香とツヴァイクシードの戦いが始まるんですが実力は拮抗していました。
止めを刺すには至りません。
勇者は戦闘中にレベルアップ可能です。
レベルアップするとMPも回復するので経戦能力に問題はありません。
綾香はツヴァイクシードを抑えていれば自分たちの勝利を呼び込めると考えます。
神聖連合は守りを固めて敵の撃破に掛かります。
そこはツヴァイクシードも分かっていました。
魔帝第一誓アイングランツという側近級が現れます。
アイングランツは魔物を生み出す能力を持っていました。
増援を呼び出せるようになります。
更に金凄魔郡帯から魔物を呼び寄せる事ができる魔帝器という兵器を出してきます。
魔物を呼び寄せる大声を発生させる装置みたいですね。
アイングランツは守りを固める神聖連合に揺さぶりを掛けてきました。
魔帝器が音を出すまでに10分の猶予があると告げてきます。
神聖連合はそれを信じてしまいます。
カトレア王女が突撃を決めると功を競っていバクオスの竜騎士も続きます。
此処に着て共闘する態勢が整うんですが罠だったよ。

アイングランツの目的は守りを固めて切り崩されないように戦う神聖連合を崩す事でした。
神聖連合が突撃したのでアイングランツが嫌な笑みを浮かべています。
綾香は騙されたと気付きますが既に事態は動き出しています。
魔帝器はいつでも大音声を発する事が可能でした。
魔物を呼び寄せる為の大音声が流れます。
神聖連合が摺りつぶされる危機に陥ります。
南から魔物の足音が聞こえてきました。
絶望感が広がるんですが魔物達の様子が変です。
何かに追い立てられて悲鳴をあげていました。
神聖連合の危機に蠅王ノ戦団が現れます。

トーカはスレイに引かせた戦車で道を切り開いて戦場に到着しました。
移動中にエリカから合流予定の軍が城砦で襲われてるとの報が届きます。
戦闘は既に始まっているのでトーカは傭兵として参戦する計画を変更します。
自分たちの事を五竜士を倒したアシント改め蠅王ノ戦団と名乗り参戦する事にします。
トーカは蠅王の仮面と黒いローブで変装しています。
セラスとイヴも蠅騎士の仮面と黒装束で変装しています。
豹人だとばれると不味いのでイヴは腕輪の力で人間形態に変身しいていますよ。
セラスに自由裁量権を与えてカトレア王女の下へ向かわせます。
トーカとイヴは蠅王ノ戦団として戦い始めます。
戦場に入るとトーカは声を増幅する魔導具を使って「蹂躙する」と宣言しました。

状態異常スキルを使っているのがバレると不味いので呪術って事で誤魔化す事にします。
戦場を見回しクラスメートの有無を確認しています。
安、小山田、戦場を警戒していますね。
ツヴァイクシードと戦っている十河綾香を見つけて驚いています。
固有スキルに覚醒した後の姿なので強くなったなーと驚いています。

強敵を一瞬で倒したのでアイングランツに標的にされますね。
アイングランツが指揮官だと分かったのでトーカは挑発を行います。
アイングランツは激昂してトーカに迫ってきました。
アイングランツとの距離が縮まるとトーカが突然倒れてしまいます。
アイングランツには邪王素の影響で動けなくなってしまったように見えました。
勇者には効かない邪王素によって行動を阻害されているのを見てアイングランツは安堵を覚えます。
トーカが勇者である可能性があったからね。
倒れたので勇者ではない、もう反撃する方法は無いと考えて止めを刺す為に近寄ってきます。
トーカがパラライズを仕掛けてアイングランツの行動を封じました。
驚愕するアイングランツに邪王素が有効だと思わせる為に演技してたんだよと明かします。
嫌らしい笑みを浮かべているのでアイングランツは激昂していますね。
バーサークを重ね掛けしてアイングランツを殺しました。
アイングランツは死んだんですがこれから止めをさす風を装います。
魔物を生み出せるアイングランツを失えないと考えたツヴァイクシードが助けに向かおうとして十河綾香に背を見せました。
大きな隙が生じてしまいツヴァイクシードは綾香に切り殺されました。

邪王素を発生させている二体を屠ったので掃討戦が始まりました。
残りは脅威とは言えないのでトーカに余裕ができます。
セラスが精式霊装を使っている事を確認しました。
カトレア王女に正体を明かしたんだなと分かりました。
大切な人を守るのに力をセーブさせるのは心苦しいと考えトーカはセラスに自由裁量権を与えました。
聖騎士団とも連携できているようです。

強敵を倒す契機を与えてくれたので綾香がお礼を言ってきます。
声で正体が露見するのを防ぐ為にトーカは変声用の魔道具を使っているので綾香と会話しても正体に気付かれません。
あまり長く話しているとバレそうなのでトーカは仲間を助けに行かなくて良いのか?と促します。
トーカはアシントから蠅王ノ戦団に改名した呪術師集団と名乗っています。
綾香は後で話しましょうと言って仲間の元に向かいます。

トーカはイヴと合流してカトレア王女の部隊の端っこで加勢する事にします。
目立ち過ぎるのを避けようとしているようですが敵の指揮官を倒しているので注目は避けられないと思うけどね。
指揮官を失ったので敵は殲滅されました。

戦闘が終わりセラスはカトレア王女との再会を果たします。
セラスも変声器を使っていて蠅の騎士として参戦するつもりでした。
セラスの剣技を見たカトレアが正体に気付いてしまったので精式霊装を使う事にしました。
セラスは一目で正体を見破られて嬉しかったようですよ。
セラスは今は蠅王に仕えている事を教えます。
カトレアは蠅王に注目していますね、まああれだけ派手に登場して大きな戦果をあげれば気になるわな。
今はセラスが元気にしている事を喜んでくれました。

イヴがトーカに疑問を呈してきたよ。
蠅王ノ戦団として派手に暴れてしまったので神聖連合に注目されないかな?
ヴィシスを倒すまでは正体を隠しておきたかったんだよね?と聞いてきます。
確かにどうするんだ?って感じなんですがトーカは割り切りました。
クソ女神は戦力になりそうな蠅王ノ戦団を味方に引き入れようとしてきそうです。
トーカは蠅王ノ戦団と本来の復讐者の自分を使い分けるさと答えました。
ヴィシスが接触してくるなら欺いたり混乱させてやるつもりです。
復讐の完遂に向けて突き進むだけだと言っています。
イヴを復讐に同行させる事になるのかな?
カトレア王女を生かすって目的を達成したので一旦エリカの住処まで戻るんだよね?
それともエリカから禁呪書を読める一族に会う為の鍵を貰っているので其処に向かうのか?

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
魔法5
蹂躙5
鬼畜5
外道5
復讐2
成長5
清廉5
高潔5


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