ラノベの感想) ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 3 (オーバーラップ文庫)
概略:
五竜士が死んだって報に各国の統治者は頭を抱えています。
大魔帝軍の侵攻が激しくなっているので困った状況です。
犯人捜しは証拠が少なく難航しています。
五竜士を滅ぼしたと吹聴するアシントと名乗る呪術師集団が現れました。
金凄魔郡帯を目指すトーカ達は立ち寄ったウルザの王都モンロイで禁忌の魔女の居場所を知っている人物が居るとの情報を入手します。
噂が本当なのか確認するとイヴと呼ばれる豹人の女性血闘士が知ってると判明します。
トーカとセラスはイヴに接触してみる事にします。
レーベル | オーバーラップ文庫 |
発行日 | 2019/05/25 |
著者 | 篠崎 芳 |
イラスト | KWKM |
ISBN | |
雰囲気 | 犯人探し、騙り、情報収集、人助け、身代り作戦、色ボケ、新たな同行者 |
黒竜騎士団の壊滅は世界に大きな衝撃を与えました。
大魔帝に対抗する為に連携している国が集まって対策を話し合っています。
マグナルの白狼王、ヨナトの女王、ミラの狂美帝、ウルザの魔戦王、アライオンの賢王が一堂に介しています。
五竜士も一緒に死んでしまったので戦力がガタ落ちしたバルクスは来ていません。
アライオン以外の国は女神ヴィシスが怖くて連合しているようですよ。
何者が黒竜騎士団を壊滅させたのかが議題になっています。
セラスを追っていた事までは分かっているんですが彼女が一人で倒したとは思えません。
トーカがセラスが深手を負ったと偽装したので彼女は瀕死が既に死んだだろうと考えられています。
五竜士と互角に戦える存在が居るんですが当時現地に居なかった事は分かっています。
統治者たちは五竜士を殺したのが誰なのか気にしています。
ヴィシスが怖くて表立って他国に攻め入る事は出来ないようですが隙あらば蹴落としたいと考えているみたいです。
あんまり仲良しではないようだ。
出来れば五竜士を倒すほどの実力者を自陣営に加えたいと思っているようです。
犯人の目星が全く立たない状況だったのですが五竜士を殺したのは自分たちだと名乗る集団が現れます。
アシントと名乗る呪術師集団が現れました。
金凄魔郡帯を目指しているトーカ、セラス、ピギ丸はウルザの王都モンロイに立ち寄りました。
情報収集と魔物素材を加工する器具と食糧の入手が目的です。
トーカが気をつかい宿の部屋を二つ取るか?と提案します。
セラスは節約の為に一部屋で良いと答えてきました。
これって誘っていると解釈しても良いのだろうか?
一緒の部屋に泊まっているので背中を向け合い同時に着替える場面もありました。
非常に羨ましい状況なんですが紳士トーカはセラスの生着替えを覗きません。
振りむけば見えるんですが振り向きません。
勿体ないと言わざろう得ませんよ。
セラスが自分の分の洗濯物を洗っています・・・ついでだからと考えトーカの衣服を勝手に持ち出しています。
トーカの衣服を手に取ると自然な感じで顔を埋めてトーカの匂いをクンカクンカしています!!
セラスは何とも言えない幸せな感情に支配されています。
ハッとして自分の変態行為を自省しています。
トーカがやってきて自分の洗濯物を知らないか?と問いかけてきました。
背中を向けていたので匂いを嗅いでいたとはバレなかったはずです。
セラスは仰天していますね、自分が持ち出して一緒に洗おうとしていたと説明しました。
トーカは洗濯を当番制にするか?と考え始めます。
えっセラスの衣服(もちろん下着類も入っているよね)を手洗いするつもりなのか?
女性の衣類に対して何の感慨も持ってない風なのでセラスはトーカの自制心が強いのでは?と考えます。
誘惑に強いのですか?と質問してきました。
トーカは一瞬考え、今は復讐が最優先なので他の事に意識が向いていない、だから強いと思うと答えます。
復讐さえ済ませれば他の事に意識が向くはずだと言われます。
セラスは全身全霊を持って協力すると伝えました。
ふんふんセラスはトーカに興味を持って欲しそうですね。
今は復讐があるので他の事に意識を避けないと・・・だったら全力でサポートしてさっさと復讐を遂げてもらおうと考えたのね。
これは確定的と言えるな、セラスはトーカに手を出して欲しそうだよ。
セラスは町の中では変身しています。
本来の装備である精式霊装を扱う感覚を鈍らせない為に部屋の中で精式霊装を纏い剣を振る訓練をしています。
トーカは精式霊装を纏う場面を魔法少女の変身シーンみたいと感じます。
セラスの見事な動きを見ていたトーカが近接戦闘の手ほどきをして欲しいとお願いします。
おやおやセラスはちょい照れ気味ですが嬉しそうです。
密着して関節技をキメてきました。
トーカはセラスから近接戦闘の手解きを受ける事が決まります。
セラスはトーカと触れ合えて嬉しいみたいですね。
自分が汗だくだと分かり慌ててトーカから離れています。
臭いを気にするセラスが乙女チックて可愛いな。
トーカは全く気にしてないようです、むしろ良い匂いと思っているのかも?
セラスのパンツの中が心配になるね・・・もしかして濡れ濡れになってないですかね?
汗で蒸れ蒸れだとは思うけど。
当番制にするようなのでトーカは汗が染み込んだセラスのパンツを手洗いする事になるのね。
ちょっといやかなり羨ましいな。
酒場に向かい食事をしながら周囲の会話から情報収集を行います。
セラスは食べるのが遅い事が判明しました。
彼女は一度に少量を口に入れるので食べるペースが遅いのね。
エルフの国の姫だったそうなので上品なようです。
ペースが遅い事をしきりに謝ってくるのでトーカは気にしてないと答えます。
周囲の会話を聞いていると五竜士を倒したと吹聴しているアシントと名乗る呪術師集団がいる事が分かりました。
彼らは自分たちの呪術の影響で五竜士が敗れたと言っています。
呪術は本当に存在する技術なのか判明していません。
存在を証明できないので否定もできないようです。
トーカは丁度良いのでアシントを隠れ蓑として利用しようと考えます。
金凄魔郡帯に住んでいる禁忌の魔女の居場所を知っている人物が居るって話が聞こえてきました。
トーカは酒を奢って詳しい話を聞いてみる事にします。
詳しく聞いてみるとモンロイにある闘技場で戦っているイヴ・スピードという血闘士が知っていると分かりました。
どこに行けばイヴに会えるか問うと本人が酒場に入ってきましたよ。
現れたのは豹頭の女性でした!!豹人と呼ばれる種族です。
トーカはセラスに真偽判定を任せイヴに話しかける事にします。
名乗ると名乗り返してはくれましたがちょっと警戒されてますね。
イヴは野蛮な感じで骨つき肉を豪快に?みちぎります。
それを見たトーカが野蛮人を見る目つきにならなかったので少しだけ警戒心が薄れました。
禁忌の魔女の居場所を知っているか問いかけると噂に尾ひれがついた結果だと言われます。
イヴには二週間ほど金凄魔郡帯を彷徨った経験がありました。
生きて戻れたのは禁忌の魔女が魔法で助けてくたからと他の血闘士に話した事があるそうです。
それに尾ひれがついてイヴは禁忌の魔女の居場所を知っているって噂話になったと教えてくれました。
トーカが金凄魔郡帯に向かうと教えると死ぬぞ止めておけと心配してくれました。
彼女お人好しなようです。
イヴと別れてセラスに彼女の発言の真偽を問うと嘘を吐いていると言われます。
何らかの事実を隠しているようですね。
二人は翌日闘技場に向かいイヴの人となりを調べてみる事にします。
二手に分かれて情報収集する事にします。
セラスに経費として資金を渡します。
セラスは信頼に応えねばと気合が入ったようです。
トーカでは入手できなかった情報を持ち帰ります。
入手方法を問うと情報屋を使ったと教えてくれました。
情報屋と接触するには作法がありセラスはそれを知っていました。
一人で出向いたのは作法を知らぬ者が現れると警戒されるからだそうです。
セラスは勝手な行動を咎められるかもと恐れています・・・いやお仕置きを期待している感じが少しするね。
トーカはセラスの有能さに感謝しています。
イヴは奴隷の女の子を買い取り自由にしてあげる為に闘技場で戦っていました。
必要な金額を貯められたので次が最後の血闘だそうです。
買収してイヴの関心を買う作戦は取れなくなりました。
イヴは負け知らずの血闘士なので見事に勝利を飾り少女を連れて町を出ていくように思われます。
最後の戦いにはきな臭い噂があります。
闘技場を運営しているのは傭兵ギルドと領主のズアン公爵です。
人気のある血闘士は最後の戦いに勝利しても翌日に川に浮いていたって話がありました。
最後の戦いで負けて死んでしまう血闘士も居るようです。
トーカは稼ぎ頭が引退すると収益が落ちるのでそれを嫌って運営側が裏で手を回していると予想します。
このままではイヴは最後の戦いで死ぬ事になるようです。
イヴは禁忌の魔女を知っているようなので絶対に生かさなければなりません。
彼女を連れて行けば会ってもらえる可能性が高まりますからね。
トーカはイヴに接触して自分の予想を伝える事にします。
トーカはイヴの行動パターンを調べ上げて彼女が外出した時に声を掛けました。
このまま最後の戦いに出場すると高確率で殺されると教えます。
イヴはズアン公爵はこれまで良くしてくれた裏切る筈はないと言っています。
知り合ったばかりのトーカ達よりも信じられると言っています。
トーカは生き残るには今夜中にイヴが助けたい少女を攫い町を出るしかないと伝えます。
戦えるのが自分とセラスだけでは非戦闘員二人を守りながら金凄魔郡帯を抜けるのは無可能だと反論してくるね。
なんだかイヴはできない理由を並べ立てているようにも見えます。
トーカはパラライズでイヴを行動不能して自分の力を示します。
巷ではアシントと名乗る呪術師集団が五竜士を倒したと噂されているが本当に倒したは自分だと教えます。
セラスはその場面を見ていたと証言しました。
セラスの戦闘力は認めている節があるので少し信じる気になったのかも?
それでもトーカの提案にイエスと答えませんでした。
トーカは今夜中に出発する、町の入り口で待っているのでその気になったら来てくれ、と伝えイヴを解放しました。
トーカの説得交渉は上手くいったようです。
イヴはトーカとの会話中に信じる対象が公爵から血闘の世界に変っていたのに気付きます。
公爵のこれまでの発言を思い出して不信感を持ちます。
コロッセオにある公爵の私室まで行って確かめてみる事にしました。
直接彼から聞き出そうと考えていたようですが部屋の前に見張りが立っていたので壁越しに盗み聞きする事になりました。
これが良かったですね。
豹人は聴覚が優れているので部屋の中の会話がバッチリ聞こえました。
ズアンは傭兵ギルドの支部長と話していました。
二人はイヴを生かしておくつもりはありませんでした。
最後の戦いの前に禊として飲ませる酒に薄い毒を混ぜ行動力を阻害すると計画していました。
更に公爵はイヴが助けようとしている少女を買い取ると言っています。
少女がもう少し成長してから散々エロ行為を行い飽きたら娼館に売りつけると笑っていました。
公爵は豹人のイヴに全く情を持っていませんでした。
獣風情に情など抱くわけないだろと言っています。
トーカの予想が当たっていたと判明します。
イヴは殺してやるとの気持ちを抑え込んでその場を離れます。
急いでトーカと合流するつもりでした。
コロッセオにある自室に荷物を取りに行く時にアシントの頭目ムアジと出会ってしまいます。
イヴは近付かれるまで彼の気配に気付きませんでした?
明日の試合頑張ってくださいと応援されます。
イヴは荷物をまとめて待ち合わせ場所に向かいました。
トーカ達と合流しました。
セラスに逃亡用の馬の番を任せてトーカとイヴで少女を攫いに行きます。
向かった先は少女が働いている白足亭という酒場でした。
女主人が少女を罵り憂さ晴らしをしています。
公爵に傷物にするなと命じられているので大声で罵倒して少女を虐めていました。
最後の客が帰ったのでトーカとイヴが行動を開始します。
少女が虐められている姿を見てしまったイヴが激高して女主人を殴り飛ばします。
女主人は公爵と繋がりがある、少女の養育を任されている。
そんな自分に暴力をふるったお前はもう終わりだと威嚇してきたね。
トーカ達には全く効果は無いんだよね。
イヴにリズベットを連れ出させてからトーカは女主人を始末する事にします。
虐められているリズベットの姿が両親に虐待されていた頃の自分と重なりました。
かなり怒っていますよ。
トーカは女主人の命乞いを無視して殺しました。
自己紹介を行い町を逃げ出します。
虐げられていたリズベットはオドオドしています。
イヴがトーカとセラスを信頼していると分かり嫌われないようにしなければと考えます。
トーカは優しくリズベットの頭を撫でてあげて安心させようとしています。
両親への殺意を芽生えさせていた自分と違いリズベットは女主人への悪意を抱いていませんでした。
リズベットに強い善性を感じているね。
リズベットは長くて呼びにくいでしょうからリズと呼んで欲しいとお願いしてきました。
イヴとリズにピギ丸を紹介する事にします。
二人はピギ丸を受け入れてくれました。
リズはピギ丸と触れ合って癒しを得ているみたいだね。
ピギ丸は色々と配慮ができて戦闘時のサポートも得意です。
トーカは有能過ぎると言って感謝しています。
案外このパーティが上手くまわっているのはピギ丸の存在が大きいのかも?
トーカは馬に乗れないのでセラスの後ろに乗る事になります。
セラスとトーカ、イヴとリズ、それぞれ二人乗りで出発しました。
二人乗りなのでトーカが背後からセラスをホールドする事になります。
遠慮がちに緩くホールドするともっと強くして下さいとお願いされます。
加減が難しいよね・・・トーカにしっかり抱き着かれてセラスは嬉しそうでした。
いよいよパンツが大洪水になってないですか?大丈夫ですか?
二人乗りなのでスピードが出ませんでした。
上手くモンロイを出られたので大丈夫かなと思ってたんですが素早く追手が掛かりました。
イヴの様子を見たムアジが異変に気付いたようですよ。
ムアジはアシントをズアン公爵に売り込もうとしているので必至なようです。
追手が掛かる事はトーカも予想していたので作戦は考えてありました。
ムアジの性格を考慮して作戦を建てました。
追手に最初の気付いたのはイヴでした。
彼女は聴覚に優れているだけでなく夜目も効きました。
それで敵の動きを把握できました。
追手は第一部隊と第二部隊に分かれていました。
トーカは乗って来た馬に灯りを付けて囮役として森に放ちます。
第一部隊はこれを追いかける事になります。
この段階で追手たちはイヴとリズが二人で逃げていると考えていました。
トーカとセラスの存在は知られていません。
イヴにリズを守るように命じてトーカとセラスで対処します。
ムアジは第二部隊を二手に分けました。
森の中に部隊を配置して包囲殲滅を狙ってきます。
トーカはセラスに時間稼ぎを命じて別動隊の始末に向かいます。
森に入り込んだ別動隊はトーカのパラライズからポイズンのコンボで全滅します。
セラスはムアジ率いる本体の前に姿を晒して時間稼ぎを始めます。
彼は自分の作戦が嵌ってセラスを追い詰めていると思い込んでいます。
彼女に向かって包囲されていると告げて得意気に自分たちの目的を語っています。
セラスに呪術が毒物を使った攻撃であると明かしました。
自分たちが異世界の勇者に潰された暗殺ギルドの末裔であると教えてきます。
毒物は各国で忌避感を持たれているので呪術って呼び名に改めたそうですよ。
セラスは劣勢になったふりをして第二部隊を引き付けていました。
トーカがピギ丸と連携する時間を稼いでくれました。
ピギ丸を使って広範囲にパラライズを掛け第二部隊を殲滅しました。
そこに第三部隊がやってきました。
率いているのはズアン公爵です。
これはトーカに取って予想外だったようですが問題無く対処できると思ってました。
更に追ってた馬が囮だったと気付いた第一部隊も戻ってきます。
イヴが戦いたいと言ってきました。
守られているだけでは申し訳ないと言ってますね。
セラスとイヴが交代します。
敵が射程圏に入ったのでトーカはパラライズを発動しました。
ここで予想外の出来事が起こります。
パラライズには一度に掛けられる対象に制限があると判明しました。
今のレベルでは一度に麻痺させられる対象は80だと判明します。
既に80の対象を麻痺状態にしているのでパラライズは次の標的に効果を発揮しませんでした。
焦りそうな展開なんですがトーカは冷静でした。
パラライズが使えないならバーサクとダークを使って蹂躙を始めます。
イヴの戦闘を初めて見ることになったんですが結構な強さを持っていました。
トーカが心配だったのは敵を逃がす事でした。
が指揮をとっているズアン公爵は激情型で部下の逃亡を許しませんでした。
逃げようとした部下を自ら殺して逃亡を禁じてくれました。
どうもズアンは自分の思い通りに成らないと癇癪を起す幼稚な人みたいです。
逃げるチャンスはあったんですが最後の一人になるまで戦闘を継続してくれました。
これまで彼がしてきた事を鑑みるに下種です、殺す事に何の痛痒も感じません。
さっくり殺しました。
戦闘が終わりセラスとリズが合流します。
少女に死体を見せるのは刺激が強いかとトーカは危ぶみますが見慣れているので大丈夫だと言われました。
リズも壮絶な人生を生きてきたようです。
トーカはイヴに協力してもらい新たな死体隠しの手法を試します。
フリーズで死体を凍らせてから氷を砕くと粉末状になり霧散します。
虫の死体で実験したらそのような結果が得られました。
少なくとも五竜士を倒したと吹聴していたアシントの死体を消し去るつもりでした。
人間の死体に試してみると生前の強度によって氷の固さが変化する事が分かりました。
幸いにも誰にも見咎められることなくアシントの死体を全て処分する事ができました。
追手を撃退したので比較的平和な道行になりました。
自由を手にしてイヴとリズは安心したようです。
仲良く眠りにつきました。
セラスがイヴとリズに親切にする理由を聞いてきました。
ひょっとしてトーカがイヴとリズに好意を抱いていると危機感を持ったのか?
トーカはイヴはお人好しだった叔父さんに似ている。
リズは虐げられていた頃の自分に似ているからだと答えます。
理由を語っている時のトーカの優し気な顔を見てセラスは納得しました。
起きているのが二人きりだったのでセラスが膝枕をしてあげると言ってきます。
トーカは自分がしてやろうと返しました。
冗談だんですがセラスは本気にしたぞ。
胡坐をかいているトーカの膝の上に頭を乗せてきましたよ。
トーカは前から気になっていた事を実践してみる事にします。
耳を触らせて欲しいとお願いするとセラスは触らせてくれますよ。
トーカがセラスの耳をフニフニ触っています。
初めて触るエルフ耳の感触に感動を覚えているようですね。
触られているセラスはひょっとして性的に興奮してませんか?大丈夫ですか?
移動中に雨に降られて洞窟で雨宿りする事になりました。
濡れてしまったのでセラスとリズが着替える事になります。
一緒に着替えてたんですがリズがセラスの巨大なおっぱいを見て羨ましそうにしています。
リズは女主人からおっぱいが大きく成らないと幸せになれないと吹き込まれたようです。
セラスは彼女に教えられた事は全て忘れなさい。
これからは自分が正しいと信じた事を取り入れなさいと諭します。
可愛い事にリズはセラスの言葉を信じると言ってくれました。
トーカはハイエルフのセラスとダークエルフのリズでは仲違いするのではと危惧してましたが無用の心配でした。
リズはセラスの事を新しいお姉ちゃんができたと言って喜んでいます。
ピギ丸とも仲良くなっています。
移動中にトーカは固有アイテムの革袋から日本のお菓子が出てきたので三人に振舞います。
三人ともその美味しさに仰天していました。
ヴィシスの元に五竜士を倒したと吹聴していたアシントが行方不明になったとの報が届きます。
ズアン公爵と彼の部下たちの死体が残っていたので追ってたイヴに寝返ったのか?と考えます。
しかし寝返った理由が分からず判断に迷っています。
死体を残しておいたトーカの策略に見事に嵌ってますね。
クラスメート達はレベルアップに励んでいました。
ある程度レベルが上がったのでアップ率が低下気味です。
綾香もレベル115に達してるんですが未だに固有スキルが発現していません。
このままでは不味いと考えニャンタンに個人指導をお願いしました。
断られるかも?と考えてたんですがニャンタンは引き受けてくれました。
ヴィシスの許可を取るのが難しいの極秘訓練となります。
使用してない地下牢で手解きを受けています。
ニャンタンは多忙なので短時間の訓練なんですが効果は高いようです。
訓練してくれる理由を聞いてみると綾香がニャンタンの妹に似ているから引き受けてくれたと分かりました。
クラスメート全員がヴィシスに呼び出されます。
訓練着に着替えて集合場所に向かう事になります。
着替え中に戦場浅葱が綾香を揶揄ってきました。
綾香が黒い下着を身に着けているので揶揄ってきましたよ。
綾香は祖母から貰った大切な下着なんだと言って浅葱を非難します。
ふんふん祖母から貰ったねー。
綾香の言動から白い下着を付けてそうだと思ってたんですが意外ですね。
五竜士が死んで戦力ガタ落ちなのでヴィシスは勇者の訓練を次の段階に進めました。
各国から強者を派遣してもらい指導役に任命しました。
桐原グループに四恭聖、戦場浅葱グループに剣虎団、安グループに竜殺し、高雄姉妹にニャンタンを付けました。
十河綾香グループには誰も付けてませんね。
綾香が質問する前に高雄聖が代わりに質問してくれました。
聖が綾香を心配しているのは本心からのようですね。
ヴィシスは綾香を困らせたいみたいですね。
困った綾香が桐原グループに入る事を目論んでいるような?
桐原グループは浅葱の固有スキルを警戒しています。
彼女は味方全体のステータスを底上げする固有スキルが発現しました。
悪用しそうだと警戒しているみたいね。
ヴィシスが打診すると桐原は浅葱と連携するのを断りました。
強力なグループの連携は現状無理のようです。
ヴィシスが綾香が桐原グループに入る事を望んでいる可能性が高まったように思えますね。
ヴィシスは聖を言い包めようとしますが失敗します。
聖は命令に従順ではないと再確認したようです。
聖はS級の自分の信頼を失いたくないだろと脅してきたな。
仕方なくヴィシスは十河グループも受け持ってくれる人物を募ります。
竜殺しのベインウルフが手を挙げてくれました。
彼は十河グループにだけ師を付けなかったのは何らかの意図があるのか?と問いかけてきました。
ヴィシスは上手く誤魔化しています。
竜殺しもヴィシスに不信感を抱いているのかもな?
十河グループは竜殺しの指導を受ける事が決まりました。
担当が決まるとヴィシスは次の大魔帝軍との戦いに皆さんも勇者として参戦してもらうと告げました。
いよいよ実戦ですね。
トーカに比べると低レベルなんですが大丈夫なのかねー。
元になるランクが高いのでレベルは低くとも問題無いのか?
順調に移動を続けているトーカ達は金凄魔郡帯の近くまでやってきました。
金凄魔郡帯を目の前にしてもトーカは恐怖を感じていません。
レベルアップの餌が大量に群がっていると嬉しくなっています。
魔群帯の魔物を蹂躙して経験値にしてやる。
ヴィシスへの復讐心は増してきています。
元々のランクが低いのでより大きくレベルアップしてやると意気込んでいます。
トーカはイヴに魔女の居場所を確認してみます。
居場所が頭に入っているのか問うと入ってないと言われます。
それなら地図を持っているのかと問うと持ってないと言われます。
大丈夫なのか?とトーカが心配になっていると案ずるなと言われました。
イヴが自分の手に魔素を注いでほしいとお願いしてきます。
トーカはイヴの手を掴んで魔素を注入しました。
豹人もエルフと同じで魔素を練るのが苦手でした。
自分で練ると時間が掛かるのでトーカに頼んだそうです。
魔素を注入するとイヴの掌から紋章らしきものが宙に浮かび上がります。
ステータス表示に似ていますね。
そこにはトーカ達の現在位置を示す緑の光点と魔女の居場所を示す赤い光点が灯っていました。
移動すると自分たちの位置を示す緑色の光点が動くみたいね。
赤い光点を目指して移動していけば魔女の元に辿り着けるようです。
イヴは父から赤い光点の場所に魔女が居ると聞いているそうです。
彼女自身は魔女に会った事は無いそうです。
紋章は魔女が仕込んだものだと聞いてるそうですよ。
紋章は部族長とその実子にのみ受け継がれるそうです。
イヴは部族長の娘みたいね。
翌日から金凄魔郡帯に立ち入る事になります。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
魔法 | 5 |
蹂躙 | 5 |
鬼畜 | 5 |
外道 | 5 |
復讐 | 2 |
成長 | 3 |
清廉 | 5 |
高潔 | 5 |
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