ラノベの感想) 緋弾のアリア 41 原罪の龍王 (MF文庫J)
概略:
リービアーザンが任務に失敗したラスプーチナに制裁を加えてきました。
魔曲をかなでラスプーチナの経験値を奪います。
キンジとアリアはラスプーチナの殺害を止める為にリービアーザンの邪魔をしました。
二人が邪魔した事でリービアーザンの制裁は中途半端で終わります。
キンジとアリアは魔曲の効果でスエズからそれぞれの思い出の海に飛ばされてしまいます。
キンジは有明に飛ばされました。
しかも近くに縮んでしまったラスプーチナが居ますよ!?
キンジは幼女になってしまったラスプーチナの養育を始めます。
一人では無理と判断してバスカービルの仲間を頼る事にします。
波乱の予感・・・
レーベル | MF文庫J |
発行日 | 2024/6/25 |
著者 | 赤松中学 |
イラスト | こぶいち |
ISBN | |
雰囲気 | 制裁、子育て、ママ認定、奇襲、撃退、奇襲、対決、目的、共闘、治療、国外逃亡の誘い |
リービアーザンがキンジとアリアに襲い掛かろうとしてますががめついラスプーチナが報酬の支払いを求めます。
失敗続きで目的を果たせてないラスプーチナにリービアーザンは支払いを拒否します。
納得がいかないラスプーチナが不満を述べると失敗に対する制裁を加えると言い出します。
リービアーザンが魔曲を奏でるとラスプーチナが小さくなっていきます。
そのまま続けさせるとラスプーチナが死んでしまうのでキンジとアリアが止めに入ります。
魔曲は途中で止まったようですがラスプーチナは消滅してしまいます。
キンジとアリアは魔曲の効果範囲に入っていたのでそれぞれ思い出の海に飛ばされてしまいます。
キンジは有明でアリアはイギリスの海に飛ばされました。
キンジの傍にラスプーチナ似の幼女が倒れていまいた。
死んだと思われたラスプーチナは魔曲によって経験値を奪われてしまったようです。
記憶を失い身体も小さくなりました。
キンジは仕方なくラスプーチナを保護する事になります。
入浴させてあげていますがキンジは女児が相手でもHSSを発症しかけています。
結構な危険人物であるのは間違いないみたいね。
ラスプーチナを「ちな」と呼ぶ事にします。
幼女ラスプーチナを預けられる血縁者を探す為に時任ジュリアを頼ります。
ラスプーチナの存在を知ったジュリアはキンジが幼女を誘拐してきたと疑ってきました。
アリアと仲良くしているのでロリコンだと思われています。
ロリコンだとしても今回は酷いと言ってますね・・・
ラスプーチナの素性を明かして彼女の記憶を探ってもらう事にします。
記憶を探ったジュリアが暗い顔になっています。
ラスプーチナの人生は迫害の歴史だったと知らされます。
キンジはリービアーザンの魔曲によって幼女化したちなにまともな人生を遅らせようと奮起します。
とは言っても予備校に行って受験勉強をしなければなりません。
予備校の近くにある保育園にちなを預ける事にします。
ちなは幼稚園に通うのを楽しみにしていたので嬉しそうにしています。
お迎えに行った時にちなの友達になった女児を迎えに来たのが予備校で一緒に学んでいる三姉妹だと知ります。
亜姫、索姫、麻姫は三人で妹の世話をしているそうです。
三人から幼児が喜ぶお弁当の作り方を教えて貰っています。
父性に目覚めているキンジはちなに恥をかかせないように必死になっています。
キンジも成長しているので一人でちなを養育するのは難しいと判断して仲間に頼る事にします。
バスカービルのメンバーに連絡して助けてもらう事にします。
一番最初に連絡したのはアリアでした。
厄介な女と知り合って困っていると伝えるとアリアは速攻でキンジの部屋にやってきました。
問題の女が幼女だと分かるとキンジにコブラツイストを掛けてきました。
ロリコンにしても年齢が低すぎると言っています。
アリアがキンジを虐めているとちなには見えたようですね。
キンジの事をパパと呼び虐めるなとアリアを非難しています。
パパ呼びを聞いたアリアが焦っています。
誰との間にできた子供なのか追及してくるね。
キンジがリービアーザンの魔曲で小さくなったラスプーチナだと説明すると納得してくれます。
アリアはご機嫌斜めだったのですがちなの一言でころっと上機嫌になりますよ。
ちながアリアとキンジはママとパパなの?と質問してきました。
ママ呼びされてアリアはちなをいい子認定してくれます。
ちなが悪い魔女に育たないように正しく育てるべきよと言って養育費を持ってくれる事になりました。
白雪にも手助けを頼むと速攻でやってきてくれます。
ちなをキンジの子供と誤解して誰の子供なのか追及してきました。
自分では産んでないよと言ってくるところが怖いですね。
白雪はキンジと結婚するのが確定されている未来と認識しているようですね。
アリアで成功しているのでちながキンジを援護してくれます。
白雪の事をママ呼びするとご機嫌になります。
理子、レキ、メメトが子育てを手伝ってくれる事になりました。
理子とちなは瞬時に仲良くなりおままごとに興じています。
レキも子供には優しい笑顔を見せていますね。
子供過ぎアピールに成功しているとも言えるね。
バスカービルは多忙なのでメメトが一緒にいる事が増えています。
キンジは女児と言えども裸が怖いのでちなの入浴をメメトに任せています。
一人で先に入浴する事にしたんですが何度も一緒に入浴しているのでちなが入ってきてしまいます。
メメトも悪乗りして水着装備でちなを追ってきました。
怖がっているキンジをヘタレと罵り高揚していますね。
三人での入浴を楽しんでいるとリービアーザンが唐突に出現しました!!
キンジはエジプトで対峙した時に彼女の貝殻ビキニを剥ぎ取ってしまったのを思い出して慌てています。
キンジが襲われている分かりちながリービアーザンを手桶で攻撃してくれます。
メメトも加勢してくれてリービアーザンを拘束する事に成功します。
手錠を掛けて尋問を始める事にします。
リービアーザンはキンジ、メメト、ちなの連携攻撃を脅威と感じたようです。
キンジが日本人は世界一魚を食べる魚食い人種だからなと脅すと大人しくなります。
リービアーザンはラスプーチナへの制裁が途中だったので続きをしに来たと言ってますね。
彼女は水面間を渡る能力を持っているそうです。
エジプトで戦った時にマーカーとしてキンジに唾を付けておいたのでそれを頼りに瞬間移動してきたと教えてくれました。
ラスプーチナがガイデロニケと呼ばれる存在の依り代になりそうなので殺したいと言っています。
ガイデロニケは出現した周囲一帯の生物を皆殺しにしてしまう厄災だと教えてくれます。
ちなに憑依する前に殺してしまった方が確実だとも言っています。
驚異度は極めて高そうなんですがキンジはちなを殺す事に反対します。
ちな自身に危険度は無いと訴えるとリービアーザンが折れてくれます。
彼女とガイデロニケは普通に会話できるので説得してみると請け負ってくれます。
リービアーザンはキンジの部屋で居候生活を始めます。
食事に魚を要求されたのでメメトに一緒に買い物に行ってもらう事にします。
リービアーザンが人間形態に変身してくれたんですが下半身が丸出しになりキンジを怖がらせています。
大量の魚介類を買い込んで戻ってきました。
数日分と思ってたのですがリービアーザンは全て食べてしまいます。
酒も大好きでオッサンみたいな歓声を上げて飲んでますね。
このままでは彼女の食費でアリアから貰った養育費が消し飛んでしまいそうです。
キンジはリービアーザンを働かせる事にします。
ちなの通っている保育園が人手を探しているので働かせる事にします。
子供を育てる事は将来の配下を育てる事に繋がると説明するとリービアーザンは納得してくれます。
配下を増やせて給料も貰えるのは素晴らしいと大喜びしていますね。
翌日から働き始める事になりました。
リービアーザンはレクティアで崇められる存在なので人心掌握術に長けていました。
子供たちの心を掴みよい保育士となります。
順調な育児生活を送っていたんですがちなが酷い病に掛かっている事が発覚しました。
何度もレクティアと地球を行き来しているちなは存在劣化症候群という病に掛かっていました。
リービアーザンから持って一週間、精一杯延命してもあと10日生きられるどうかといったところだと診断されます。
地球で治療するのは困難でレクティアに連れ帰って専門家に治療してもらう必要があります。
今の状態のちなにはレクティアに戻れるだけの体力が残ってないそうです。
キンジはちなとの最後の時間を過ごす事になります。
アリア、リービアーザン、キンジはちなを連れて近くの公園に出かけます。
故郷を破壊された事でラスプーチナを仇と狙うテテティとレテティが襲撃してきました。
二人はちなを人質に取りラスプーチナに会わせろと要求してきました。
キンジはちながリービアーザンの魔曲で縮んだラスプーチナだと教えます。
既にリービアーザンによってレクティアの制裁を受けていると説明するとテテティとレテティは悩み始めます。
エンディミラの指示で動いている二人は想定外の事態にどう対処すれば良いのか迷っています。
キンジはレクティア側の制裁を受けた後なのでこれ以上の制裁は必要ないと説得を試みるね。
テテティとレテティは納得してくれるんですがそれで終わりになりません。
アリアの戦姉(アミカ)だったアンジェリカ・スターって美女が現れてラスプーチナは殺す必要があると主張してきました。
テテティとレテティはアンジェリカの指揮下に入っているようで彼女の意思に従う姿勢を見せます。
アリアはキンジの意見に賛同してくれてアンジェリカと敵対する事にします。
アリアとアンジェリアの関係は意見が違った場合は力づくでかたを付けるって方針のようです。
キンジとアリアのコンビでアンジェリカに挑むことになりました。
アンジェリカは先端科学兵装(ノイエ・エンジェ)を使ってきます。
ローマを拠点とするNGOに参加していると言っていました。
アンジェリカの使う拳銃の給弾システムからキンジは彼女がベレッタと関係していると予想します。
質問してみるとアンジェリカが所属するNGOはベレッタが立ち上げた組織だそうですよ。
キンジの事を先輩ジュスト0号と呼んできます。
アンジェリカはジュスト1号と名乗っています。
アリアはYHSを使って空飛ぶアンジェリカを追いかけます。
飛行手段の無いキンジは地上を走って二人を追います。
高層ビルの壁面を登りながらアンジェリカの攻撃をかわしています。
人間を超越している体術で移動をしていますね。
登っている途中で墜落してきたアリアのお尻を顔面でキャッチする事になりました。
これでHSSが発動しましたね。
アリアは殺すと喚きながら地上に落下していきました。
キンジがビルの屋上付近にある球体のオブジェクトの上でアンジェリカと対峙します。
アンジェリカの使っている先端科学兵装に二人分の重量を支える能力は無いと判断したキンジはアンジェリカに飛びつきました。
予想通り二人分の重量を支えきれなくなり地上に向けて墜落していきます。
アンジェリカは綺麗な着地を行い無傷です。
キンジは地面をゴロゴロ転がる事になりましたが戦闘継続は可能です。
アンジェリカが刺突攻撃をしてきました。
アリアは銃撃によりアンジェリカの攻撃軌道を限定してくれます。
キンジが新技を使いアンジェリカの刺突を受け止めました。
アンジェリカから殺気が霧散します。
どうもアンジェリカはキンジとアリアの戦闘能力を確かめたかったようですね。
一緒に戦って欲しいとお願いしてきました。
アンジェリカが東京に来たのは復活する異界の龍「ガイデロニケ」に挑む事でした。
ジュスト4号の予言でキンジ、アリア、アンジェリカの三人で挑めば勝てないまでも退ける事ができるそうです。
リービアーザンが恐れていたガイデロニケね。
リービアーザンの予想したとおりガイデロニケは弱っているちなの体を依り代にして降臨を果たします。
ガイデロニケは己の子孫をたくさん作りだし体を乗っ取る事で降臨を果たします。
降臨の周期が長いので惑星の環境が変化する可能性に対する対処のようですね。
惑星の環境が変化しても生き残っている子孫がいれば変化に対応した体になっているって事みたい。
本体は一つだけでそれが死んでしまうと自分も終わりなので降臨と同時に周囲の敵対的な生物を全滅させるそうです。
今回も尻尾を地面に突きさして原子運動を止める攻撃を繰り出してきました。
攻撃を防げないと東京の大部分と千葉の一部に居る人間は全滅です。
ガイデロニケと会話可能なリービアーザンが交渉を試みてくれますが失敗します。
ガイデロニケは自分が害する可能性を除去したいようですね。
ちなが瀕死なので別の依り代にしろと提案したんですが無駄でした。
応急処置によりちなの体は使えるようになったと言っています。
リービアーザンは果敢にも上空に水を集めてガイデロニケを攻撃します。
ガイデロニケはダメージを受けずリービアーザンを攻撃してきます。
リービアーザンは攻撃をもろに受けてしまい消滅します。
キンジとアリアは相手の存在感の大きさに動けませんでした。
一番最初に行動できたのはアンジェリカでした。
アンジェリカは自分が道を切り開くので二人でガイデロニケを仕留めて欲しいと言ってきます。
アリアが続きキンジが後を追いかけます。
ガイデロニケに接近する程に行動が阻害されていくようです。
アンジェリカが止まりアリアが止まります。
アンジェリカは「私を踏み越えて行け」と叫んでいるね・・・アニメの影響を受けているみたいだ。
二人が壁役としてキンジをガードしてくれたのでキンジの攻撃がガイデロニケに届きました。
キンジは刀でガイデロニケの尻尾を切断しようと試みます。
初撃では鱗に切れ込みを入れられただけでしたがそこで攻撃は終わりません。
キンジはアンジェリカとの対戦で会得した地球の重さを攻撃に転嫁する技を発動します。
まったく遠山家の技は非常識だよね。
人間やめているランキングで上位に入る筈だよ。
ガイデロニケの尻尾が斬れた事によって東京は絶滅の危機を脱しました。
キンジの攻撃に死の危険を感じ取ったガイデロニケは負けを認めてくれます。
何で尻尾を狙ったのか質問してきました。
キンジはガイデロニケを殺したくなかったんだと答えます。
HSSモードを発動しているのでキザですね。
ガイデロニケがキンジの思考を読み取ろうとしてきました。
キンジは後ろ暗いところが無いのか無抵抗で思考を読ませているね。
キンジの思考を読み込んだガイデロニケは彼に興味を持ちました。
ルシフェリア、アレハハキ、カーバンクル、リービアーザンが好いたというのも分かると言っています。
おやおやガイデロニケもキンジに惚れちまったのか?
死んだと思われていたリービアーザンは生きていました。
とっさに水から水に移動する能力を使って下水道に逃げ込んでいました。
何で思いつかないと言ってガイデロニケを罵倒しています。
何やらちなの症状を治す方法があるようです。
キンジに負けてカーバンクルは動揺しています。
チャンスと見たリービアーザンは速攻で交渉を纏めに掛かります。
1条、ちなの肉体はリービアーザンがウェゼルフーって人物に頼んで治療を試みる。
2条、肉体が治療できたならちなとして生きさせる。
3条、ちなが天寿を全うする時が来たら肉体をガイデロニケに明け渡す。その際サービスとして肉体を若返らせてやらぬでもない。
4条、ガイデロニケは今後どこに出ようと破局攻撃をやらない。
ガイデロニケは4条は習性なので約束はできないが努力義務は負おうと約束してくれます。
他の条件に関しては納得してくれました。
自分が殺され得る相手キンジとは二度と戦いたくないと言ってくるね。
キンジが影響を与えた後の世界をみてみたくもなったとも言っています。
次にガイデロニケが降臨するのはちなが天寿を全うするであろうおよそ100年後となりました。
キンジ、アリア、アンジェリカは生きていないだろうから、これが今生の別れとなります。
龍王を見た事を誇り、物語にでもするがよい、と言ってきます。
リービアーザンに対してはいずれまた会おうぞ、と言ってちなの体から出ていきました。
キンジに惚れた可能性はありそうですが、もう会う事はないのねー、ちょっと残念だよなキンジ。
危機が去ったのでちなの治療計画について話し合っています。
ガイデロニケによってちなの体はレクティアへの転移に耐えられるくらいに修復されています。
リービアーザンがちなを連れてレクティアに戻り治療方法を知っているウェゼルフィーに会いに行く事が決まります。
血族意識が強いので知己の紹介が無いと治療は受け付けて貰えません。
エルフのエンディミラに仲介を頼む事になります。
エンディミラはラスプーチナを敵視しているのでテテティとレテティが説明役として同行する事が決まります。
二人はエンディミラの元に帰れる事を喜んでいます。
レクティアにはノア経由で帰る事になりました。
状況を説明するとモリアーティは協力してくれる事になりました。
ノアに帰る準備が整ったのでキンジ達はリービアーザンに呼び出されます。
ホテルのプールから水を通ってノアにあるプールに瞬間移動する事になります。
計画を聞いてリッチなアリアがホテルのプールを貸し切ってくれました。
別れの時が迫ってきます。
レクティアと地球を行き来すると時間的が齟齬が生じます。
ちなとは今生の別れになる事が分かっていました。
キンジはちなが行った先で元気に暮らせるように彼女を突き放す事にします。
ちな何て嫌いだと言って嫌われようと試みました。
ちなはキンジがちなを送り出す為にわざと罵倒していると見抜きます。
優しくしてくれてありがとうとこれまでのお礼を伝えてきました。
キンジは泣かないように我慢してたんですが耐えられなくなります。
プールに入っているちなに駆け寄り別れたくないと伝えます。
ちなは「大好きだよパパ」と言ってキンジの頬にキスしてくれました。
転送陣が起動し始めたのでその場に居ると危険です。
アリアがプールに飛び込んでキンジを引き離してくれました。
消沈しているキンジをアリアとアンジェリカが励ましてくれます。
ちなの治療が上手くいくか心配しているキンジにアリアがアンジェリカが関係しているから大丈夫と言ってきます。
アンジェリカが関わる事件ではどんな絶望的な現場でも死者が出ないそうです。
アンジェは幸運のシンボル扱いしていると教えてくれました。
褒められたアンジェリカは照れていますね。
早口で自分の力は小さいもので周囲の人々の力こそが幸運を呼び込んでいるんだと告げて踵を返します。
それを見ていたアリアがアンジェリカの取った態度はツンデレって言うんだっけと問いかけてきました。
キンジはツンデレのアリアが言うのかと呆れています。
アンジェリカはキンジの父親金叉に救われた過去があるようです。
ちなを守って戦うキンジの目は金叉にそっくりだったと教えてくれました。
一夜明けてメメトが学校に行ってしまうとキンジは一人になります。
ちなとの賑やかな生活を思い出して寂しさを感じています。
受験勉強に勤しみ早めに眠ります。
眠り過ぎてしまい起きたらメメトは登校した後でした。
食パンが余り気味だったのを思い出して食べる事にします。
手に取るとリービアーザンが好んでいた調理が施されていました。
驚くキンジにリービアーザンの声が掛かります。
お前はレクティアに行ったんじゃと驚くキンジに転移した時に運よく出発から一日しか経過していない出口を見つけられたと教えてくれました。
キンジの時間はちながノアに行ってから二日しかたっていません。
その間にリービアーザンはレクティアに行ってエンディミラに話を通しウェゼルフィーに治療を依頼してきました。
これまでに半年が経過しているようですね。
ウェゼルフィーはあと半年でちなの存在劣化症候群は治せると言ってたそうです。
ラスプーチナ捕縛任務が無くなったのでテテティとレテティはレクティアに残る事になりました。
リービアーザンに何で戻って来たのか質問すると意外な答えが返ってきます。
勤め始めた保育園のシフトが入っているので戻って来たんだそうです。
偉大なる海王たるもの無断欠勤をするわけにはいかぬ、と言ってますね。
責任ある仕事を任され時給も50円アップする約束になっている。
晩酌もワンカップ大関からワンカップ大関ジャンボにランクアップできようぞ、と笑っています。
仕事の他にもリービアーザンが戻って来た理由がありました。
キンジには困った理由です。
テラ(地球)には婿を取りにきたという目的もあるそうです。
強いキンジと子を成したいと言ってくるね。
ヒトは原初のやり方でしか子供を作れんようじゃから後で第1態(人間形態)になってやろう。
そこからは詳しく分からないのでキサマが頑張れ。
そしたらわらわも頑張って卵をいっぱい産むからと言ってきました。
熱烈なプロポーズなんですが色気が皆無だね。
レクティア土産を要求するとちなの写真を見せてくれました。
ちなはいろんなツノやシッポのある女児たちと並んで元気そうに笑っていました。
ジーサードが訪ねてきました。
キンジに顔が似ていると指摘してきたリービアーザンに弟だと紹介します。
リービアーザンを見てもジーサードは驚かないね。
今度は人魚か、まーた女を変えやがって、絶対いつか誰かに刺されてヤベェ事になるぜ?と言ってきます。
そうだよね、これが普通の反応だよね。
ジーサードは東京に女が多すぎてキンジの受験勉強が捗ってない事を知っていました。
集中できる場所を提供できると言ってキンジを旅行に誘ってきます。
新興のNGOの誘いを受けたんでコネクション作りの為にプレイベートジェットに海外に出るそうです。
相乗りして国外逃亡すればいいと誘ってきます。
うーん新興のNGOってのが気になるよね・・・まさかベレッタのところじゃないよね?
キンジは白雪が盗聴器を仕掛けている事に気付いているのでこの部屋で行き先を言うのを禁じます。
ジーサードは仲間まで疑うキンジに驚いています。
それは白雪の怖さを知らないからなよね。
キンジの対応は至って妥当だよね。
ジーサードはどうしてもキンジに来て欲しいみたいね。
安心しろ旅路にも行った先にもウザ絡みしてくるヤツはいねえよと言ってきます。
キンジはジーサードの誘いに乗る事にします。
かっこつけて「でもお前はいるんだろ?」と返しています。
力関係が分かる構図だな。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
戦闘 | 5 |
爆乳 | 3 |
ラッキースケベ | 5 |
ハーレム | 5 |
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