ラノベの感想) 続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 11 (電撃文庫)
概略:
ギャラルホルンを発動したロッキー・ディーンは生贄として消費され死んでします。
ギャラルホルンはロッキーを捜索していた空澤が近くに居たので新たな宿主として寄生しました。
空澤は正義感からギャラルホルンを己の内に閉じ込めた状態で殺されようと考えます。
ロッキーを探していたリーナと文弥が空澤と交戦する事になります。
ギャラルホルンの影響で空澤は想定よりも強くなっていました。
文弥が空澤の撃った銃弾で死にかけます。
達也が遠隔で再成を使い文弥を蘇生させました。
死ぬ寸前まで追い込まれた文弥は意識を取り戻しません。
達也の指示で四葉家の息がかかった病院に運び込まれます。
命を救われたリーナが文弥に熱いお礼をする事になりますよ。
暴動が広がってしまいます。
鎮圧するには深雪の新魔法ヒュプノス・チェインが必要でした。
達也は深雪の存在を秘匿する為に細心の注意を払います。
| レーベル | 電撃文庫 |
| 発行日 | 2026/3/10 |
| 著者 | 佐島勤 |
| イラスト | 石田加奈 |
| ISBN | |
| 雰囲気 | 被弾、蘇生、新魔法、大魔法、お礼、成長期、攻略作戦、因縁、恐怖、世論、尋問、リーク、遠隔授業 |
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【1】悪魔の呪詛
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ロッキー・ディーンがギャラルホルンを発動させました。
彼が考えていた以上に凶悪な魔法だったね。
ロッキーは生贄として消費される事になり死んでしまいます。
宿主を失ったギャラルホロンは目的であるシャンバラ打倒を果たす為に次の宿主を求めます。
運悪くロッキー達を探していた空澤刑事が次の宿主に選ばれてしまいます。
近くに他の生命体が居なかったので彼が選ばれてしまいます。
文弥とリーナが到着した時にはギャラルホルンの影響で暴徒化した魔法師や一般人が溢れていました。
黒羽家の配下もギャラルホルンの影響を受けて暴徒化していました。
一般人を殺さない為に味方同士で殺し合っていたのは見事だね。
文弥とリーナに襲い掛かって来たのですが無力化されます。
文弥が殴りつけて正気に戻して事情を聞きだしています。
配下から精神に影響を及ぼす魔法攻撃を受けたと教えられます。
文弥とリーナは彼らを帰らせる事にします。
二人でギャラルホルンを使ったと思われるロッキーを探す事になるんですが意外な人物に襲われました。
襲ってきたのが空澤刑事で二人を驚かせています。
空澤は会話不能な状態です。
戦闘が始まるのですが文弥とリーナは勝てる相手と考えていたようです。
戦ってみると空澤は想定よりもはるかに手強い相手でした。
文弥のダイレクトペインが直撃しても空澤に影響は見られませんでした。
殺さないように加減してはいるんですがリーナの攻撃でもダメージを与えられません。
空澤は修めている忍術を多用してきました。
姿を消してから背後に回り込んで拳銃を撃ってきました。
リーナを狙った銃弾に気付いた文弥が彼女を庇って心臓の下を撃たれて致命傷を負ってしまいます。
リーナは激昂して空澤に攻撃魔法を放ちました。
空澤を牽制してから文弥の状態を確認する為に彼に近付きます。
応急処置をしようとしているリーナの目の前で文弥の傷が塞がって行きました!!
東京にいる達也が文弥に再成を使って直しました。
リーナは大きな戦慄を覚えています。
文弥の状態を確認して彼が生きていると分かったので空澤を追いかける事にします。
そこに達也から着信が届きます。
達也の再生の効果を冒涜的と感じているリーナはつい強い口調で電話に応じてしまいます。
達也から文弥が目覚めないのではないか?と問われて焦り始めます。
達也から文弥の肉体は完璧に直したので目覚めないのは精神の問題だ。
目覚めさせる手段は複数あるから連れ帰ってくれと頼まれます。
自分を庇って負傷した文弥が目覚めると聞いてリーナは達也に従う事にします。
空澤の事は頭から綺麗に消えていました。
ギャラルホルンの宿主を逃がす事になってしまったぞ。
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【2】死者の祝福
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リーナは達也に指定された病院に文弥を運び込みます。
達也は文弥の治療方法を思い付いていて亜夜子に病室の準備をさせてありました。
文弥は五感を遮断できるカプセルに入れられて目覚めるのを待つ事になりました。
リーナは達也から文弥は目覚めると言われて安心しています。
達也の落ち着いた振る舞いがリーナを安心させているな。
達也、深雪、リーナは病院スタッフに後を任せて帰宅します。
文弥が目覚めるまでにできる事はないので妥当な決定のようですね。
亜夜子は深雪のようにブラコンの気があるので文弥が心配で仕方ありません。
達也を信じているようですが病院に留まる事にします。
知らせを聞いて文弥と亜夜子の母親亜弥が病室にやってきました。
亜弥は家族との関係が冷えているそうなので亜夜子は意外に感じています。
文弥の様子を見た亜弥が妙な事を言っていました。
「孵りそうね」
亜弥は文弥に隠された能力があると考えていました。
病院に泊まった亜夜子は深夜に眼を覚ましました。
文弥が心配過ぎて眠りが浅くなっているみたいね。
文弥の様子を見に行こうとしていると当直の医師から文弥が目覚めたと知らされます。
急いで病室に駆け込むと文弥が目覚めていました。
意識もしっかりしていると分かり亜夜子は安堵して眠る事にします。
亜弥が文弥に会いに来て新たな魔法について質問しています。
亜弥から文弥に隠されていた秘密が語られています。
四葉家の先代当主(英作という名らしい)が文弥は「死」の魔法に目覚めると予言していたそうですよ。
当主候補だったのはそれがあったからみたいです。
文弥は死を経験した事でダイレクト・ペインの派生魔法に目覚めた事を教えました。
亜弥がその魔法は「死影」と呼ばれている彼女の生家、東雲家の魔法だと教えてくれました。
修得が難しい魔法のようで亜弥が文弥を褒めてくれます。
文弥は異常が無いか検査をしたのち、問題無いと分かり帰宅する事になりました。
達也たちと一緒に帰宅したリーナは文弥が無事に目覚めてくれるように祈っています。
目覚めたらお礼としてファーストキスをあげると言っていますね。
文弥と亜夜子が達也と深雪の自宅に報告にやって来ました。
文弥の姿を見たリーナが彼に駆け寄り抱き着きからの熱烈なキスをかましてくれました。
深雪と亜夜子は驚きで固まっています。
達也まで目を丸くして驚いていますね、これは珍しいな。
文弥は何が何だか分からないままリーナにされるがままになっています。
長いキスを終えるとリーナは真っ赤になっています。
これはお礼のキスだからと照れ隠しに喚いています。
文弥はどう反応するのが正しいのか分からずお礼を述べています。
リーナが中々目覚めなかった理由を問いかけてきました。
文弥が夢の中で自分から新たな魔法の指導を受けていたんだと説明してくれます。
何でも夢に出てきた文弥は背が伸びていて大きかったそうです。
リーナの前から逃げ出した空澤は自我を保っていました。
ギャラルホルンを自分の中に押しとどめておいて誰かに殺される事で葬ろうとしています。
自我が残っているのでロッキーに協力していた三合会の構成員を殺して回りました。
達也が空澤の攻略方法を文弥と亜夜子に伝えています。
亜夜子の存在が空澤を揺さぶる鍵になると言っています。
文弥と亜夜子は空澤を捕まえる為に日立市に戻る事にします。
空澤は文弥と亜夜子の前に出てきました。
亜夜子の姿を見つけると予想通り動揺していますね。
まあ空澤は亜夜子が好きだからな。
文弥が説得を試みますが空澤は応じませんでした。
一瞬で文弥との間合いに詰めて胴体に銃口を向けてきました。
避けられない体制になり文弥が再び殺されるかと思われたんですが文弥は既に死影を発動済みでした。
空澤は自分が死んだと思い込まされて引き金を引く前に倒れました。
殺さずに捕まえる事ができて亜夜子は安堵しているようです。
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【3】安らかな眠りを
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黒羽貢がロッキーの死体を現場から運び出しました。
文弥と亜夜子は意識を失った空澤を四葉家の伊豆要塞に運び込みました。
貢も伊豆要塞に来ていて二人と再会します。
文弥の様子に変わりがない事に貢は安堵しています。
貢は空澤の状態の調査を亜夜子と文弥に任せ自分はロッキーの死体の解析を担当すると決めました。
貢は達也が致命傷を負った文弥を直したと聞いて安堵してしまいました。
達也の事を排斥しようとしていたのに彼の存在を四葉家を救う超越者として認識してしまった自分を恥じています。
貢は達也の能力を認めたようですが彼を排除しようとした過去の自分を許せないようですね。
心の整理が上手くできるといいのだけれど・・・
達也の呼び方が達也くんと柔らかくなっているのが印象的ですね。
心の葛藤はあるのですがプロとしての仕事に抜かりはありません。
ディーンの死体を調べ残留サイオンから彼に味方していた大物二人を特定しました。
一人は使徒のエリオット・ミラーでもう一人は米国洪門の朱元允(ジュユエンユン)と判明しました。
四葉家は次期大統領候補のリアム・スペンサーと懇意にしています。
今回の動きはリアムに敵対している者の差し金かも知れません。
貢は米国洪門とエリオットについて調査を進める事を決めました。
亜夜子と文弥は空澤の状態を確認する為に津久葉夕歌に力を借りる事にしました。
夕歌が空澤を調べた結果、彼がギャラルホルンの宿主になっていて魔法を分離する事ができないと判明しました。
空澤が魔法を使えないようにする為に夕歌が開発した魔導具を使う事になります。
未完成品で夕歌本人は使うのを躊躇っている様子です。
それは権力者が魔法師を自由に使役する事を可能にする品だったからです。
首輪型で装着者のサイオンを使って動作する仕組みです。
装着者が発動しようとした魔法が事象を書き換える前に無効化できる仕組みのようですよ。
確かに魔法師を言いなりにすることができそうだよね。
使いたくはないのですがギャラルホロンを無効化するには他に方法が無いので使う事にします。
安全が確認されたので空澤を目覚めさせる事になります。
亜夜子と再会した空澤は嬉しそうにしているようですが文弥が現実を突きつけます。
相手は三合会の構成員だったのですが勝手に殺しまわった空澤は警察に手配されていました。
空澤は警察に突き出してもいいと言ってますが亜夜子が大人しくしていて欲しいとお願いすると従います。
空澤弱いなー
文弥と亜夜子は空澤を配下に引き入れる事にするのだろうか?
日立市の暴動はギャラルホルンの術者である空澤を無力化しても収まりませんでした。
暴動が広がって行っています。
深雪だけが使えるヒュプノス・チェインという魔法を使えば鎮圧可能なのですが達也は躊躇っていました。
四葉家当主の真夜から仕事の依頼が入ってきました。
「達也さん、お仕事ですよ」結構軽い感じで言ってきたみたいです。
真夜から元老院から暴動を鎮圧して欲しいとの依頼が入ったと伝えられます。
四葉家の後ろ盾である東道青波は四葉家の責任は追及しないと言っています。
断れない仕事なので受けるしかありませんでした。
達也が深雪を守る為の条件を幾つか出しています。
ヒュプノス・チェインは対象者を強制的に眠らせる魔法なので受け身を取れずに負傷する者が多発しそうです。
深雪に責任を感じさせない為に国防軍の救護部隊の出動を依頼しました。
達也が深雪が術者である事を隠そうしている事は真夜にも分かっていました。
真夜は特に達也の考え方に異論は唱えませんでした。
夜になったら作戦を実施する事が決まりました。
達也、深雪、兵庫、リーナがエアカーに乗り込んで現地に向かいます。
ヒュプノス・チェインは何重にも術者を守る為の魔法が組み込まれているのですが達也は心配で仕方ないようですね。
深雪の魔法演算領域に負荷がかかり過ぎないように助言しています。
深雪がヒュプノス・チェインを発動すると暴徒たちは次々に眠り始めます。
暴動の範囲が広く眠った人々を救護しながらだったので鎮圧までに時間が掛かりました。
深夜になり帰宅する事になります。
深雪は疲弊していて帰りの車内で眠っていました。
自宅に到着すると達也にお姫様抱っこされて自宅に運ばれました。
一人で入浴するのも難しそうだったのでリーナに介助を頼んでいます。
リーナから深雪の身の回りの世話をする女性を雇った方が良いとの助言を貰ってしまいます。
翌朝深雪が起きてこないので達也は彼女の寝室に向かいました。
深雪は起きようとしていたのですが疲れが見えたので休ませることにしました。
入口からリーナが朝食ができたと声を掛けてきました。
深雪は達也の朝食をリーナに作らせてしまった事を謝っています。
それを聞いてリーナが不満そうにしていますね。
友達なのに水臭いと言っています。
照れているリーナは可愛いよな。
深雪はリーナにお礼を伝えて休む事にします。
達也は真夜に鎮圧作戦の報告を行います。
達也が深雪の魔法演算領域に影響はなかったと報告すると安心したようです。
真夜は達也の報告を信じ切っているようですね。
真夜は達也が作った魔法で深雪に悪影響が出るとは思ってなかったようです。
彼女の興味はヒュプノス・チェインの効果に向いていました。
想定通りの効果が出たと報告されて嬉しそうにしています。
問題はヒュプノス・チェインが軍事的に有用過ぎる魔法って事でした。
術者が深雪だと気付かれないように配慮はしましたが気付く人もいそうです。
達也は深雪の軍事利用には反対です。
彼女を利用させはしないと心に誓っています。
まあ真夜も達也の考え方に反対はしないだろうけどね。
深雪の利用を巡って四葉家と国防軍や元老院が争う事になるのか?
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【4】想定外
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ギャラルホルンが起こした暴動は鎮圧されたのですが想定外の影響が発生しました。
ヒュプノス・チェインによって大勢の暴徒が眠らされたので魔法師を脅威と感じる風潮が復活してしまいました。
ヒュプノス・チェインの存在を隠したので実際は眠らされたのですが失神したと誤解されたからです。
亜夜子と文弥が達也を呼び出しました。
魔法の発動を阻害する達也が開発したゲートキーパーという魔法が付与された首輪をつけているのに空澤が身体強化魔法を発動しているとしか思えない状態になっていたからです。
達也が空澤の状態を確認して何が起こっているのかを特定しました。
忍術使いの空澤がゲートを通さずに身体強化魔法を使っている事が分かりました。
ゲートキーパーは魔法演算領域からゲートを通して情報次元に干渉する前に魔法を無効化します。
ゲートを通らない魔法に対しては効果が無いので空澤は身体強化魔法が使えているんだと判明しました。
彼は文弥の部下である榛有希のようなサイキックに近い存在に変化したようです。
ギャラルホルンはゲートを通るので封印する事ができています。
空澤に有用性が発生しましたよ。
亜夜子と文弥が空澤を黒羽家に迎え入れるか相談する事になっています。
亜夜子は空澤の能力なら黒羽家に迎え入れても問題無いと考えています。
文弥は亜夜子が空澤に好意を持っているのかを気にしているようですね。
問題になりそうなのは空澤に警察官を辞めさせる事ができるかって事です。
亜夜子が空澤を説得する事になりました。
達也が文弥に体調に問題が無いか質問してきました。
文弥は自覚できる症状は無いと答えましたが達也は心配そうです。
精密検査を受ける事を勧めています。
達也が心配しているので文弥は精密検査を受ける事にしました。
亜夜子と文弥は達也に絶大な信頼を寄せているので心配になっていますね。
精密検査の結果、文弥の身長が伸びる可能性がある事が判明しました。
文弥は物凄く喜んでいます。
文弥たちと別れたあと達也は魔工院に立ち寄りました。
日曜日なのに七草真由美が迎えてくれました。
彼女は十文字克人との結婚が決まり近々退社する予定です。
引き継ぎが行われていない事に達也が難色を示しています。
真由美から妹の泉美が結婚に反対していて家に居づらいと教えられました。
泉美は深雪を崇拝しているので深雪から説得して欲しいと頼まれてしまいます。
七草家と十文字家の婚姻に四葉家が関わるのは不味いと考えてその話は無くなりました。
達也は泉美がシスコンだと考えていますが自分に跳ね返ってくる可能性があるので言葉にはしませんでした。
黒羽貢から国防軍に今回の暴動事件に香港三合会が関わっているとの情報が伝わりました。
国防軍は大亜連合に攻め込もうと考えます。
大亜連合の側も香港三合会を潰したいと考えているので利害が一致しました。
風間と陳祥山(チェンシャンシェン)の間で交渉が行われて国防軍が香港三合会を潰す作戦の許可が下りました。
ハッキングによって国防軍の動きを掴んだ藤林が達也に報告を行っています。
達也は真夜と一緒に藤林から国防軍の動きについて聞かされています。
真夜が達也に協力を求められているか質問してきました。
達也は国防軍から何の話もきていないと答えます。
真夜と達也は急に決まった作戦なので失敗しないか懸念しています。
柳が指揮する小規模な部隊で香港三合会の本拠地がある九龍城砦を攻略する事になりました。
二人が懸念していた事が現実になってしまいます。
柳だけを残して部隊は全滅してしまいます。
九龍城砦に棲む魔物「四凶」が確認されました。
四葉家に救援要請が入ってきそうだな。
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【5】四凶
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風間との話し合いを終えた陳祥山が魔法師工作部隊・八仙の本部「太乙方院(たいいつほういん)」を訪れました。
自分と同格の大亜連合諜報部門のトップ曹国舅(ツオオグオジウ)に会うためです。
大亜連合の部隊が攻略しきれない九龍城砦を日本軍が攻略できるのか?との疑問を呈してきます。
陳祥山は日本軍が失敗しても問題無いと言っています。
双方ともに潰し合ってくれれば都合が良いと考えているみたいですね。
大亜連合が手を焼く強敵の存在を隠しているな。
曹国舅に香港に介入しないで欲しいとお願いしています。
陳祥山は風間の部下である柳が失敗すれば達也が出てくると予想しています。
達也を使おうと考えているようだ。
柳の部隊が九龍城砦に展開しました。
香港三合会の本拠地は九龍城砦の中心部に建っている高層ビルです。
柳の部隊の目的はそこを攻略する事でした。
部隊を複数に分け取り囲み無線封鎖状態で突入しました。
柳は部下が次々と倒されている気配を察知します。
被害が大きくなり作戦を中止するか迷っています。
今回は大亜連合の協力を得られましたが次も得られる保証はないので続行を決めます。
柳は自分で敵の正体を見極めようと考えました。
部下たちを殺している敵が姿を現しました。
中年男性の姿をしているんですが人間とは思えない気配を纏っています。
柳は交戦する事になりましたが敵の強さに防戦一方となっています。
敵が四凶(フォー・ペランズ)のホゥンドゥンと名乗ってきました。
柳に重要なメッセージを伝えてきました。
自分達フォー・ペランズは四葉真夜の生物学上の息子だと言ってきました。
大漢軍の魔法士官だったとも言っています。
柳はメッセンジャーとして生かされる事になります。
柳から報告を受け取った風間は達也を呼び出す事にします。
市ヶ谷の料亭で会う事になるんですがそこには明山まで来ていて達也を驚かせています。
風間から攻略作戦が失敗した事を教えられます。
明山から敵が四葉真夜の生物学上の息子と言った事が伝えられました。
真夜は崑崙方院による魔法師製造の人体実験の為に拉致された過去を持っています。
とてもセンシティブな問題なので達也から真夜に伝える事になりました。
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【6】摩醯首羅(マヘーシユヴアラ)
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達也は真夜に面会してホゥンドゥンが真夜の生物学上の息子と名乗った事を伝えます。
達也は私見としてそれが四葉家を誘き寄せる為の嘘であることも伝えました。
真夜は達也の気遣いに感謝していますが、虚無感が滲む口調でどうでもいいと吐き捨てました。
三十八年前の一件を持ち出されたこと自体が許せないようですよ。
達也は自分が香港に行くと言い出します。
真夜は達也から戦闘に参加すると言ってくるなんて珍しいと言いつつ達也の考えを認めます。
相手が周公瑾と同じ魔法を使う事が分かっているので光宣の力を借りると伝えます。
外国ならば元老院もパラサイトが上陸しても気にしないだろうと言って真夜は光宣の出撃を認めました。
達也は深雪とリーナを連れて高千穂に向かいます。
水波に深雪とリーナのもてなしを頼むと喜ばれています。
達也は光宣に作戦の説明を行います。
深雪とリーナに移動用の魔法を制御してもらい達也と光宣は九龍城砦に潜入しました。
香港三合会も日本軍の攻撃を受けているので三桁の人員を配置してありました。
まあ攻め込んできたのが達也と光宣なので大量死する事になります。
まあ当然ですよね。
その中にフォー・ペランズの二人が紛れ込んでいました。
鬼門遁甲が主な攻撃手段だったようですが達也と光宣には効果がありませんでした。
フォー・ペランズの様子を見た達也が彼らが真夜の息子って話は嘘だなと独り言を零します。
それを聞いていたタオティエと名乗ったフォー・ペランズの一人がよくぞ見抜いたと言ってきました。
汚らわしい四葉の血など流れていないと言ってきます。
普通なら怒る場面なんですけどね、言われた相手が達也じゃ感情的にさせる事はできんよなー
攻撃を避けられてプライドが傷付いた光宣が自分がヤルと言い出したので達也は任せる事にしました。
圧倒的に余裕があるよね、敵を前にして腕組み状態で観戦する気ですよ。
光宣のレクチャーが始まりました。
接近し過ぎたタオティエにそれじゃあ鬼門遁甲が役に立たないじゃないかとダメだしを行ってから消しました。
もう一人のフォー・ペランズ、タオウーは名乗る事も許されずに達也に分解されてしまいます。
達也の目的は深雪に対して害意を持ちそうな魔法師を駆除する事でした。
本拠地の九龍城砦の高層マンションを目指すのではなく周囲を回りながら敵を掃討していきました。
摩醯首羅との絶叫が夜空に響いています。
まるでホラー映画のようですね。
光宣は暇にしていますよ、余裕があり過ぎます。
達也と光宣が高層マンションの玄関前に到着しました。
直ぐに踏み込まずに待っているとフォー・ペランズの残り二人が手を上げて出てきました。
ホゥンドゥンとチオンジーです。
これ以上敵対する気はないので許してと謝罪してくるね。
達也はホゥンドゥンに向かいそっちが四葉家を挑発したんだよなと言い返します。
ホゥンドゥンはそれについては謝罪するので許してとお願いしてきます。
達也は和解を望むなら暴動の首謀者、元文正(ユエンウエンジョン)を引き渡せと要求します。
逆らう事ができないホゥンドゥンは言われたとおりに差し出してきたんですが達也を殺せる武器を持たせてありました。
達也に見抜けない筈もなく元文正から武器を取り上げます。
達也の殺害に失敗してしまったのでチオンジーが自棄を起こして襲い掛かってきました。
達也は分解を指先に纏わせた抜き手でチオンジーの心臓を貫きました。
横で見ていた光宣も同じ技を喰らった事があるらしく、あれ痛いんだよなーと零しています。
光宣がホゥンドゥンの相手をしています。
ホゥンドゥンが周公瑾の知識にない魔法を使ってきたので観察しながら戦っています。
得るべきモノが無くなるとあっさりと始末しました。
人体発火魔法を使ったのでマンションに燃え移ります。
光宣はマンションの防火システムに干渉して防火シャッターを下ろします。
生き残りの三合会の構成員がマンションから逃げ出せなくしています。
焼き殺す事にするようですね。
達也は国防軍に連絡して元文正の引き取りに来てもらう事にします。
合流地点に向かい待っている間に香港三合会の本拠地だった高層マンションを分解を使って消し去りました。
圧倒的な強さだったね。
大亜連合がこの戦いを観戦していたとしたら敵対する気概を失うかもな。
四葉家は怖すぎる、怒らせてはダメだ絶対。
国防軍に元文正を引き渡してから達也と光宣は高千穂に帰還しました。
一緒に帰らない事を不審に思われるのでは?との疑問が残るんだよな。
翌日の午前九時に達也は真夜の部屋を訪れ作戦の報告を行います。
真夜の遺伝子云々の話はデマだった事を伝えました。
四凶の正体が崑崙方院の古式魔法で強化された戦闘魔法師だったと伝えます。
元文正を国防軍に引き渡したが身柄を要求するか尋ねます。
真夜は洗いざらい情報を引き出そうと決めました。
四葉家は精神干渉系魔法の研究では日本で最も進んでいるので色々と引き出せるみたいです。
身柄の引き渡しを要求する事が決まります。
真夜が話題を大転換してきて達也を焦らせています。
頼んでおいた深雪のお世話係の人選が終わったと言ってきました。
達也は深雪と一緒に紹介して頂きますと答えています。
誰だろうねー
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【7】新たな火種
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達也と深雪はリーナと一緒に深雪のお世話係候補と面会する事になります。
笛吹千代(うすい ちよ)という女性で、楽師シリーズの第二世代でした。
戦闘能力がなく四葉家での使い道がない女性でした。
生き残る為に美容師、調理師、管理栄養士の資格を取ったそうです。
見た目はクールなのですが話しやすい人でした。
深雪が彼女を気に入ったのでお世話係に決まりました。
深雪とリーナが魔法大学で亜夜子に呼び出されました。
魔法大学内の四葉家の拠点であるサークル(未確認魔法研究会)室で報告を受ける事になります。
文弥が一緒じゃないのでリーナが心配顔をしています。
亜夜子から成長痛が出ているので休んでいると言われました。
亜夜子から達也の再成で蘇生して貰った影響だと説明されました。
健康に問題無いと聞いてリーナは安心しています。
亜夜子が本題だった魔法師に対する恐怖心が発火点を越えて高まっていると語ります。
深雪とリーナは反魔法主義や人間主義者が扇動しているのか?と考えます。
亜夜子が深雪たちが鎮圧した暴動の影響であると言い難そうに教えてくれます。
暴動が急激に始まり一気に沈静化したのが原因だそうです。
それに四葉家が関わっているのではないかとの噂が恐怖心の元になっていると続けます。
事実なので反論するのは難しそうだよね。
人々の恐怖心が四葉家に向いているのも問題です。
真夜が達也をランチに誘ってきます。
達也は四葉家本部で真夜と昼食を共にする事になりました。
話題は亜夜子が深雪とリーナに語った四葉家が人々の恐怖の対象になっているって話でした。
真夜は焦りをみせていますが達也は淡々としています。
SNSを中心に世論が形成されています。
真夜は達也に対処方法の立案を求めてきます。
達也は四葉家を名指しで危険だと吹聴している連中の素性を突き止める必要があると答えます。
真夜は単なる不平屋である可能性を指摘しました。
達也は何の利害関係もない人間が喧嘩を売るには自分は恐ろし過ぎるでしょうとの推測を述べます。
達也は四葉家を貶める事で得する何者かが扇動していると予想しています。
大亜連合や新ソ連に味方する者たちではないだろうか?
工作員でなくても独裁国家に親近感を懐く人間は一定数いますからと続けます。
達也はSNSで四葉家を攻撃している人たちに裏切り者のレッテルを貼る事で世論の分断を考えています。
世論の半分が魔法師を忌避するのは仕方ないとしています。
達也が一番恐れているのは世論が同じ方向を向いて私刑を正当化する空気が醸成される事です。
真夜は納得を示しています。
魔法大学に通っている深雪が狙われる可能性があります。
最悪の場合は深雪を魔法大学に通わせるのは止めるしかないと言っています。
それは最終手段なので大学と色々と話をつける必要があると達也は続けます。
真夜はそのときは任せてと請け負いました。
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【8】黒幕対策
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国防軍が即座に元文正の身柄を四葉家に引き渡してきました。
達也との関係を重視している明山参謀本部長の判断です。
日本軍がアメリカ国内で軍事行動ができないので元文正を拘束しておいても価値が低い。
それよりも四葉家に引き渡して達也の関心を買った方が得だと判断したからでした。
元文正は四葉家の伊豆要塞に移送されて文弥から尋問を受ける事になりました。
ダイレクト・ペインを使った尋問で元文正は必要な情報を引き出されました。
ダイレクト・ペインを多用されたのでショックで死んでしまいます。
黒幕の朱元允とその協力者の情報が引き出されました。
亜夜子が空澤のお見舞いにやってきました。
空澤は伊豆要塞の中でギャラルホルンを無効化する治療を受けていました。
が効果はまだ出ていないようです。
亜夜子が警察はまだ空澤の手配を解いていない事を伝えます。
治療を受けている間に空澤は自身の今後について考えていました。
三合会の構成員が相手とはいえ大量殺人犯であり味方を大量に傷付けた自分は現場で使って貰えないだろう。
それなら警察に留まるよりも最前線で悪と戦う機会が得られるなら黒羽家に世話になるのも良いだろうと考えます。
空澤が亜夜子から受けた黒羽家の一員にならないか?との誘いは有効なのか質問してきました。
亜夜子は考え直していただけましたか?と期待の籠った目を向けてきます。
空澤は犯罪組織や外国の工作組織と戦う実戦部隊に置いていただけませんかとお願いしてきました。
亜夜子は適材適所を心掛けていると答えます。
空澤は黒羽家のお世話になる事を決めました。
文弥が尋問結果を持って達也の元にやってきました。
そこには朱元允に協力している者の名も記されていました。
使徒のエリオット・ミラーまで協力していたと知りリーナが激しい憤りを示しています。
サンフランシスコ市長、カリフォルニア州副知事、下院議員、汚染は随分と広がっていました。
政治家や高級軍人に公式に手出しするのは難しそうです。
リーナが暗殺してしまえと過激な事を言いだします。
深雪と文弥は慌てていますが達也が良い手だと言っていますね。
文弥が暗殺するなら自分がヤルと言い出します。
達也だけに暗殺任務を任せるのは間違っていると考えたようです。
達也はUSNAに乗り込んで暗殺するのではないと言っています。
達也は情報を伝えてアメリカ政府に朱元允を始末させるんだと説明しました。
翌日、達也は真夜の元を訪れて情報をUSNAに流す許可を貰う事にします。
真夜は達也の考えに概ね賛成のようですよ。
USNA政府が動かなかった場合は日本から達也が朱元允を狙撃すると伝えると納得してくれます。
USNAは達也が超遠距離狙撃能力を持っていると知っています。
実行されると達也がやったと即バレます。
米国洪門の憎悪が達也に集まってしまいます。
それはUSNA政界と軍の小さくない部分が達也の敵に回る事を意味します。
真夜はそれを危惧して暗殺には光宣を使いなさいと助言してきました。
パラサイトが光宣と合流するようです。
暗殺が必要になった場合はそいつらに任せる事になるようです。
達也が心配な真夜はエリオットをどうするの?と質問してきました。
達也はエリオットの価値を下げる事で対処すると答えます。
エリオットは新ソ連に対抗する為の大きな柱です。
達也は日本政府から貸し与えられる予定の国後島に名目上の米軍基地を置いてUSNAの対新ソ連戦略の最前線にしますと答えました。
エリオットの価値を下げれば暗殺してもUSNAは文句を言わないと考えているようだ。
真夜の許しが出たので達也は情報を大統領の側近のJJ(ジェフリー・ジェームス)とカーティス上院議員に流しました。
JJは明言を避けましたがカーティスは朱元允の処理を約束してくれました。
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【9】情勢悪化
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朱元允への対応が決まり事件は一段落したのですが情勢が悪化し始めます。
魔法大学から帰宅する深雪を乗せた自走車が尾行されました。
千代の機転で尾行は撒いたのですが達也は対策を講じる事にします。
達也は魔法大学の学長と面会する事にします。
そこで安全に単位を取得する方法を議論したようですよ。
その結果、必要な設備を用意できるなら遠隔単位認定を利用できることになりました。
リーナが破格ねと驚きを示します。
そうは言っても必要な設備を用意できるのは一部の学生に限られています。
十師族やナンバーズの一部以外には難しそうだからねー
深雪は学生の間に不公平感が醸成されるのでは?と懸念を示しました。
そこは達也も考えていて魔工院はその条件を満たすので各地に魔工院の分校を建てれる事で魔法教育の首都一極集中を解消する切っ掛けにすると答えます。
亜夜子はカンパニーの業容拡大につなげるのですね、すっかり経営者が板に付きましたのね、と揶揄います。
達也は首都一極集中が問題だと言い出したのは学長の方だと教えます。
経済的な事情や家業を手伝う関係で魔法大学に進学する事を断念した者が多い事は分かっていました。
今回の措置はそのような魔法師に機会を与える事に繋がりそうです。
深雪とリーナは巳焼島から講義を受ける事になります。
諜報任務を担っている亜夜子と文弥は東京に残る事になりました。
宇宙でパラサイト同士の会話が行われています。
レイモンドが光宣に連絡してきました。
光宣が送ったデータによってレイモンドたちが地球に帰ってくるようです。
達也が恒星炉事業の余禄で手に入れた土地が与えられるようですよ。
今後はもう少し頻繁に連絡するよ、会えるのを楽しみにしていると言ってレイモンドと光宣の交信は終わりました。
成分表
| 成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
| 組織運営 | 2 |
| 戦闘 | 5 |
| 経営 | 3 |
| エロ | 3 |
| 美女 | 5 |
| ヒーロー | 5 |
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