ラノベの感想) 86―エイティシックス―Ep.6 ―明けねばこそ夜は永く― (電撃文庫)
概略:
死ぬことを厭わないシリンの存在にエイティシックスの面々は心が揺らいでいます。彼女たちの様には成りたくないし成れないと思い始めます。シンとレーナはすれ違いから喧嘩状態に陥ってしまいます。レーナはシンに頼られない事に無力感を覚えています。シンはレーナに心配かけたくないと考えています。歩み寄る事ができないままレギオンのエネルギー供給基地を破壊する作戦が始まります。ヴィ―カが秘密兵器を用意する事になります。
レーベル:電撃文庫
発行日:2019/4/10
著者:安里アサト
イラスト:しらび
ISBN:978-4-04-912461-3
雰囲気:忌避感、すれ違い、女子パイスー再び、一騎打ち、歩みより
.
己を兵器と考え、笑顔で死んでいくシリンの姿にエイティシック達は忌避感を抱きます。
戦場で死ぬことを誇りとして生きている彼らですがシリンの様にはなりたくないと感じています。
生きているので当然の感情だと思うのですが彼らは自分のアイデンティティが揺らいでいるようです。
シンはレルヒェに言われた半端者との意見を気にしています。
レーナへの感情に戸惑う結果となっています。
.
レーナは無茶ばかりして苦しそうな顔をしているシンが相談してくれない事にモヤモヤしています。
彼女なりにシンに歩み寄ろうとして会話を試みるのですがシンを追い込んでしまいます。
シンはレーナと共に生きたいと思い始めますが、自分がそれを望んでもいいのか?と悩んでいます。
仲間が死んでも作戦が終わるまでは感情を封印する事ができてしまう自分を化物なのではないか?と考えているようです。
レーナと仲良くなりたいようなのですが、手段が分からないでモヤモヤしています。
そんな状態で出撃する事になり、負傷する事になってしまいました。
.
心配して病室にやって来たレーナと喧嘩してしまいます。
レーナはシンが心配で仕方ないようですが、上手な会話ができませんでした。
泣き出したレーナは病室を飛び出してしまいます。
.
仲直りできないまま、連合王国が起死回生を図る大作戦が始まってしまいます。
連合王国の上空を蝶々のような小型レギオンが大量に飛び回っています。
太陽光線の侵入を阻んでいて夏も近いのに深い雪に覆われています。
このままでは農作物が収穫できずに飢えて死ぬことになります。
連合王国はレギオンのエネルギー供給基地を破壊する事を決めます。
.
問題のエネルギー供給基地は竜牙大山の中に存在します。
周囲はレギオンの支配地域です。
正面突破をはかるほどの戦力を用意できない連合王国は無茶な作戦を建てました。
ヴィ―カが叔母に頼んで秘密兵器を提供して貰う事になります。
.
鹵獲した電磁射出機型を改造して大量の秘密兵器やミサイルを撃ち込む事になります。
レギオンは生物では無いですが敵の死体を使って攻撃しているようなものですね。
人類もいよいよ困窮してきています・・・
精密な射撃をする必要があるのでアンジュとクレナが女子パイスーを着る事になっています。
身体のラインがバッチリ出てしまうパイスーにクレナが不満をぶちまけています。
このパイスーはヴィ―カの趣味のようですね。
作戦が終わったらぶん殴ると息巻いています。
.
このパイスーのお陰でダスティンが幸せになりました。
待機中のアンジュが寒いだろうと思った彼は彼女の為にコートを持ってきてくれます。
そこでアンジュのパイスー姿を拝む事になりました。
羨ましいな・・・本当に。
アンジュは悲鳴を上げていますが二人の距離が縮まる契機になったようです。
.
エネルギー基地の破壊と平行してスパイの特定と<無慈悲な女王>の鹵獲を目指す事になります。
スパイを特定する為にアネットが戦場に同行する事になりました。
彼女が狙われるかどうかでスパイを特定しようとしました。
今回、彼女は狙われる事は無かったので連合王国と連邦にはスパイが居ないと判明しました。
恐らく鹵獲された共和国の人間からアネットの情報が漏れたんじゃないかと思われます。
.
仲直りできないまま出撃する事になったシンとレーナはそれぞれ無茶な行動をとる事になります。
危機に陥ったレーナは自分の乗る指揮車両を囮にしてレギオンの殲滅をはかりました。
レーナの無茶を知ったシンは作戦行動を放り出しレーナの元に向かいます。
ここでライデンたちに「頼む」とお願いしています。
シンに頼られてライデン達は嬉しそうにしていますね。
クレナがレーナを救いました。
シンに頼まれたんだからレーナを死なせる事は出来ない、と男前な発言をしています。
シンが大好きなクレナにとってはレーナはライバルなのですがカッコよく助けています。
.
単独行動になったシンを狙って高機動型が現れます。
この個体はシンとの単騎決戦を挑んできました。
これまで人間の攻撃で敗走しているので人間のような二足歩行に進化しています。
兵器として考えると無駄な進化なのですがシンに勝つ為には必要だと判断したようです。
シンと高機動型の戦いは溶岩流が流れる縦穴で行われる事になります。
周囲の温度が高すぎてシンの機体がオーバーヒートしかけています。
通信装置が壊れてしまいシンは助けを呼べなくなってしまいます。
シンは追い込まれてしまうのですが、レーナの元に帰る、と約束したので死ねないと奮起します。
シンは完全にレーナに惚れていると思うのですが、レーナを泣かせる事はできないと考えています。
重症ですね・・・レーナの為に死ねない、と思っているようです。
素直に好きだと告げてしまえ、と思うのですが、今のシンには無理だよなー。
頑張った結果、高機動型を溶岩の中に落す事に成功しました。
.
機体が損傷してしまい脱出手段を失ったシンは死を待つ事になります。
高温で蒸し焼きになりかけています。
そこに<無慈悲な女王>が現れました。
彼女はシンと高機動型の戦闘を観戦していたようです。
レーナに会うまでは死ねないと考えたシンはライフルを手に取り抵抗を試みる事になります。
有効なダメージを与えられないシンの前にファイドが登場しました。
ファイドはシンを捜索していたようですね。
ファイドは上から無慈悲な女王に飛び掛かり行動を封じる事に成功しました。
ファイドに続いてライデンやレルヒェが現れシンは救出される事になりました。
エネルギー基地はヴィ―カの部隊が破壊していたので作戦は大成功に終わりました。
シンが縦穴に落ちた後、無慈悲な女王が姿を現して縦穴に向かったんだよね。
無慈悲な女王はシンを助けたんだろうか?
無慈悲な女王は鹵獲されて解析される事になるようです。
.
熱中症で倒れたシンをお見舞いする為にレルヒェがやってきます。
シンはレルヒェに向かって、戦い抜くが誰かと共に生きたい、との希望も捨てないと告げます。
レルヒェは欲張りなシンに感心している様子です。
レルヒェとしてはシリンだけが戦場に立てばいいと思っているようです。
レルヒェはそれを証明する為にシンと競うつもりのようです。
シンは少し変わったようですね。
.
再会したシンとレーナは互いが無茶をした事を指摘しあっています。
イチャツイテいる風に見えますね。
二人の距離が少しだけ縮まった感じがします。
.
連合王国の問題が片付いたのでヴィ―カが連邦に派遣される事になっています。
連邦の初夏は暑すぎると文句を言っていました。
.
シンは祖父に会いに行く事になります。
そこでは母方の祖母も待っていました。
二人を前にしても、直ぐには肉親だと思えないようです。
祖父はシンを見て嬉しそうにしていました。
泊って行けと勧められたのですが、レーナの元に帰る選択をしています。
家族を失っているレーナへの配慮が見られますね。
シンがレーナに告る日は近そうに思えます。
いやいやレーナから告る事になりそうにも思えます。
エイティシックスの面々も変わっていく決意をしているようですね。
アンジュとダスティンはデートしています。
この二人が一番進展したようです。
アンジュのパイスー姿を拝めたダスティンが一番幸福になれたようです。
何て羨ましい。
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死ぬことを厭わないシリンの存在にエイティシックスの面々は心が揺らいでいます。彼女たちの様には成りたくないし成れないと思い始めます。シンとレーナはすれ違いから喧嘩状態に陥ってしまいます。レーナはシンに頼られない事に無力感を覚えています。シンはレーナに心配かけたくないと考えています。歩み寄る事ができないままレギオンのエネルギー供給基地を破壊する作戦が始まります。ヴィ―カが秘密兵器を用意する事になります。
レーベル:電撃文庫
発行日:2019/4/10
著者:安里アサト
イラスト:しらび
ISBN:978-4-04-912461-3
雰囲気:忌避感、すれ違い、女子パイスー再び、一騎打ち、歩みより
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己を兵器と考え、笑顔で死んでいくシリンの姿にエイティシック達は忌避感を抱きます。
戦場で死ぬことを誇りとして生きている彼らですがシリンの様にはなりたくないと感じています。
生きているので当然の感情だと思うのですが彼らは自分のアイデンティティが揺らいでいるようです。
シンはレルヒェに言われた半端者との意見を気にしています。
レーナへの感情に戸惑う結果となっています。
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レーナは無茶ばかりして苦しそうな顔をしているシンが相談してくれない事にモヤモヤしています。
彼女なりにシンに歩み寄ろうとして会話を試みるのですがシンを追い込んでしまいます。
シンはレーナと共に生きたいと思い始めますが、自分がそれを望んでもいいのか?と悩んでいます。
仲間が死んでも作戦が終わるまでは感情を封印する事ができてしまう自分を化物なのではないか?と考えているようです。
レーナと仲良くなりたいようなのですが、手段が分からないでモヤモヤしています。
そんな状態で出撃する事になり、負傷する事になってしまいました。
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心配して病室にやって来たレーナと喧嘩してしまいます。
レーナはシンが心配で仕方ないようですが、上手な会話ができませんでした。
泣き出したレーナは病室を飛び出してしまいます。
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仲直りできないまま、連合王国が起死回生を図る大作戦が始まってしまいます。
連合王国の上空を蝶々のような小型レギオンが大量に飛び回っています。
太陽光線の侵入を阻んでいて夏も近いのに深い雪に覆われています。
このままでは農作物が収穫できずに飢えて死ぬことになります。
連合王国はレギオンのエネルギー供給基地を破壊する事を決めます。
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問題のエネルギー供給基地は竜牙大山の中に存在します。
周囲はレギオンの支配地域です。
正面突破をはかるほどの戦力を用意できない連合王国は無茶な作戦を建てました。
ヴィ―カが叔母に頼んで秘密兵器を提供して貰う事になります。
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鹵獲した電磁射出機型を改造して大量の秘密兵器やミサイルを撃ち込む事になります。
レギオンは生物では無いですが敵の死体を使って攻撃しているようなものですね。
人類もいよいよ困窮してきています・・・
精密な射撃をする必要があるのでアンジュとクレナが女子パイスーを着る事になっています。
身体のラインがバッチリ出てしまうパイスーにクレナが不満をぶちまけています。
このパイスーはヴィ―カの趣味のようですね。
作戦が終わったらぶん殴ると息巻いています。
.
このパイスーのお陰でダスティンが幸せになりました。
待機中のアンジュが寒いだろうと思った彼は彼女の為にコートを持ってきてくれます。
そこでアンジュのパイスー姿を拝む事になりました。
羨ましいな・・・本当に。
アンジュは悲鳴を上げていますが二人の距離が縮まる契機になったようです。
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エネルギー基地の破壊と平行してスパイの特定と<無慈悲な女王>の鹵獲を目指す事になります。
スパイを特定する為にアネットが戦場に同行する事になりました。
彼女が狙われるかどうかでスパイを特定しようとしました。
今回、彼女は狙われる事は無かったので連合王国と連邦にはスパイが居ないと判明しました。
恐らく鹵獲された共和国の人間からアネットの情報が漏れたんじゃないかと思われます。
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仲直りできないまま出撃する事になったシンとレーナはそれぞれ無茶な行動をとる事になります。
危機に陥ったレーナは自分の乗る指揮車両を囮にしてレギオンの殲滅をはかりました。
レーナの無茶を知ったシンは作戦行動を放り出しレーナの元に向かいます。
ここでライデンたちに「頼む」とお願いしています。
シンに頼られてライデン達は嬉しそうにしていますね。
クレナがレーナを救いました。
シンに頼まれたんだからレーナを死なせる事は出来ない、と男前な発言をしています。
シンが大好きなクレナにとってはレーナはライバルなのですがカッコよく助けています。
.
単独行動になったシンを狙って高機動型が現れます。
この個体はシンとの単騎決戦を挑んできました。
これまで人間の攻撃で敗走しているので人間のような二足歩行に進化しています。
兵器として考えると無駄な進化なのですがシンに勝つ為には必要だと判断したようです。
シンと高機動型の戦いは溶岩流が流れる縦穴で行われる事になります。
周囲の温度が高すぎてシンの機体がオーバーヒートしかけています。
通信装置が壊れてしまいシンは助けを呼べなくなってしまいます。
シンは追い込まれてしまうのですが、レーナの元に帰る、と約束したので死ねないと奮起します。
シンは完全にレーナに惚れていると思うのですが、レーナを泣かせる事はできないと考えています。
重症ですね・・・レーナの為に死ねない、と思っているようです。
素直に好きだと告げてしまえ、と思うのですが、今のシンには無理だよなー。
頑張った結果、高機動型を溶岩の中に落す事に成功しました。
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機体が損傷してしまい脱出手段を失ったシンは死を待つ事になります。
高温で蒸し焼きになりかけています。
そこに<無慈悲な女王>が現れました。
彼女はシンと高機動型の戦闘を観戦していたようです。
レーナに会うまでは死ねないと考えたシンはライフルを手に取り抵抗を試みる事になります。
有効なダメージを与えられないシンの前にファイドが登場しました。
ファイドはシンを捜索していたようですね。
ファイドは上から無慈悲な女王に飛び掛かり行動を封じる事に成功しました。
ファイドに続いてライデンやレルヒェが現れシンは救出される事になりました。
エネルギー基地はヴィ―カの部隊が破壊していたので作戦は大成功に終わりました。
シンが縦穴に落ちた後、無慈悲な女王が姿を現して縦穴に向かったんだよね。
無慈悲な女王はシンを助けたんだろうか?
無慈悲な女王は鹵獲されて解析される事になるようです。
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熱中症で倒れたシンをお見舞いする為にレルヒェがやってきます。
シンはレルヒェに向かって、戦い抜くが誰かと共に生きたい、との希望も捨てないと告げます。
レルヒェは欲張りなシンに感心している様子です。
レルヒェとしてはシリンだけが戦場に立てばいいと思っているようです。
レルヒェはそれを証明する為にシンと競うつもりのようです。
シンは少し変わったようですね。
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再会したシンとレーナは互いが無茶をした事を指摘しあっています。
イチャツイテいる風に見えますね。
二人の距離が少しだけ縮まった感じがします。
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連合王国の問題が片付いたのでヴィ―カが連邦に派遣される事になっています。
連邦の初夏は暑すぎると文句を言っていました。
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シンは祖父に会いに行く事になります。
そこでは母方の祖母も待っていました。
二人を前にしても、直ぐには肉親だと思えないようです。
祖父はシンを見て嬉しそうにしていました。
泊って行けと勧められたのですが、レーナの元に帰る選択をしています。
家族を失っているレーナへの配慮が見られますね。
シンがレーナに告る日は近そうに思えます。
いやいやレーナから告る事になりそうにも思えます。
エイティシックスの面々も変わっていく決意をしているようですね。
アンジュとダスティンはデートしています。
この二人が一番進展したようです。
アンジュのパイスー姿を拝めたダスティンが一番幸福になれたようです。
何て羨ましい。
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成分 | 美少女 | 正義 | 非道 | 友情 | 敵 | ラッキースケベ |
評価 | AAA | A | AA | AA | AAA | AA |
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