ラノベの感想) デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット 第5巻 (ファンタジア文庫)

概略:
第七領域はギャンブルの世界でした。狂三と響はバニーガールになって資金を作る事になります。稼いだ資金を使い、第二、第六、第七領域の支配者とポーカーで勝負する事になりました。狂三が勝負に勝って第六領域に行ける事になったのですが出発前に殺人事件に巻き込まれる事になります。由梨の死後に起動したAIユウリからの要請で狂三が事件解決に乗り出す事になります。捜査の過程でクイーンの側近であるビショップが暗躍している事が判明します。狂三の捜査によって意外な人物がビショップだと判明する事になりました。

レーベル:ファンタジア文庫
発行日:2019/3/20
著者:東出祐一郎
イラスト:NOCO
ISBN:978-4-04-073105-6
雰囲気:ギャンブル、エロメイド唯、殺人事件、探偵、裏切り者、対決
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第七領域(ネツアク)に到着した狂三と響はその派手さに驚く事になりました。
ここは常夜の世界でギャンブルが全てを決める世界でした。
支配者(ドミニオン)の佐賀繰由梨と面会した狂三は第六領域(ティファレント)に行きたいと伝えます。
由梨の返答は、1億YP(唯ポイント)を稼いで扉にコインを投入して、とのものでした。
戦闘は避けたいと考えていた狂三は従う事にします。
由梨が利子無しで100万YPを貸してくれました。
それを元手に狂三と響は1億YPを稼ぐ事になります。
妹を物凄く愛している由梨はこの世界の通貨をYPと定めたようです。
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狂三はギャンブルで稼ぐ事にします。
響からスロットから始めるのが良いとアドバイスされてスロットをしに行きました。
狂三は目押しを使い1回目から777を出して高額なコインをゲットしました。
困ったカジノの運営者が狂三と響に泣きついてきました。
これ以上スロットを回さないで下さい、と懇願されてしまいます。
狂三が申し出を受け入れる事になります。
響は嫌な予感がしていました。
狂三は他のカジノに行ってスロットを回そうと考えていたようです・・・
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他のカジノに向かうとスロットが故障などによって使えない状態になっていました。
カジノ間で連絡を取り合い狂三を締め出そうとしてきました。
スロットで稼げなくなった狂三の元に第四領域(ケセド)の支配者アリアドネ・フォックスロットが声を掛けてきました。
彼女に案内されて狂三は支配者たちと面会する事になりました。
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第二領域(コクマー)の支配者、雪城真夜。
第六領域(ティファレント)の支配者、宮藤央珂。
第七領域の支配者、佐賀繰由梨。
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支配者たちは狂三が第六領域に向かうのに反対していました。
戦闘も辞さない構えを示しています。
狂三は響の事を心配していました。
戦闘に巻き込まれると響が死んでしまう可能性が高そうです。
狂三と支配者がポーカーで勝負する事になりました。
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狂三は数的不利な状況を打開する為に持ち込めるYPの上限を決めました。
一人6500万YPから始める事になりました。
狂三と響は資金を稼ぐ事になります。
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狂三と響はバニーガールになりカジノのプラカードを持って宣伝を行う事にします。
狂三の姿を見た準精霊たちがチップを投げ込んでくれます。
二人は割と簡単に手持ち資金を増やす事ができました。
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テキサス・ホールデムで勝負する事になります。
真夜がディーラーになり、狂三、響、由梨、央珂、アリアドネが対戦する事になりました。
狂三は勝負の流れを読もうとしているようでした。
アリアドネが他人の感情を読めたので苦戦する事になります。
勝負の最中に狂三はアリアドネの能力に気が付いたようです。
響を囮にしてアリアドネを困惑させていました。
響を囮に使った作戦が成功して狂三が勝利する事になりました。
狂三の役に立てて響は喜んでいます。
そんな響の姿をみて狂三が照れたようですね。
初めて見る狂三の恥じらう表情に響は感動していました。
感動のあまり狂三を揶揄う事ができませんでした。
この二人の関係性が密になってるね。
信頼関係が芽生えているような感じですね。
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勝った狂三は直ぐにティファレントに旅立つつもりでした。
しかし由梨から扉を開けるには時間が掛かると言われてしまいます。
狂三は1億PYの価値があるコインが存在すると思っていたようですが存在しませんでした。
由梨から1億PY分のコインをちまちま扉のスロットに投入する必要があり時間が掛かると言われてしまいました。
足止めをくらった狂三を由梨が誘います。
自分の屋敷に泊って行って欲しいと誘ってきました。
他の支配者たちも誘っています。
狂三と支配者双方に情報交換をしたいとの思いがあったので全員で泊まる事になりました。
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狂三と真夜、央珂、アリアドネが情報交換を行う事になります。
由梨は体調不良を理由に欠席する事になります。
狂三の持っている情報は、是が非でも聞きたいだろうに・・・おかしいですね?
主にクイーンについて知っている情報が交換されていました。
話し合いが終わり各自の部屋に戻り眠る事になります。
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翌朝、狂三と響は出発前に由梨に挨拶に向かいます。
一品型の唯に案内されて由梨の部屋に向かいます。
そこで三人は惨殺されている由梨を発見してしまいました。
狂三が銃撃を行い真夜、央珂、アリアドネを呼び出します。
狂三、響、唯、真夜、央珂、アリアドネで由梨の体が消える場面を目撃する事になります。
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由梨の体が消えると彼女の家に備え付けられていたAIが起動しました。
AIはユウリと名乗り、家の制御を司る存在だと教えてくれます。
狂三がユウリから犯人探しを依頼される事になります。
狂三の衣装が探偵仕様に変化して犯人探しを行う事になりました。
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ユウリから家に侵入者は入って来ていないと教えられます。
犯人はこの家に泊まっていた人物となります。
全員が個別に寝ている間に犯行が行われたのでアリバイがありませんでした。
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狂三はクイーンの手下(ビショップ)が仕掛けてきた可能性と由梨が自殺した可能性を考えています。
狂三と央珂が二人きりになった時に央珂が仕掛けてきました。
央珂はクイーンの手下になっていました。
狂三はユウリに協力を要請してクイーンの手下を炙り出そうとしていました。
央珂、真夜、アリアドネの三人に個別で、協力して狂三を殺そう、と提案させていました。
央珂は狂三の企みに乗せられてしまったね。
央珂を尋問しようとしていたのですがユウリが央珂を殺してしまいました。
自白が取れていたので央珂が犯人だったって事で解決したように思えました。
しかし狂三が真犯人は別にいると言い出します。
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狂三が、ユウリがAIではなく由梨がマイクを通して語り掛けている存在じゃないかと疑います。
バレちゃいましたねー。
由梨は狂三たちを殺す事にします。
屋敷の中から量産型の唯が大量に出て来て襲い掛かって来ました。
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佐賀繰由梨がビショップになったのは随分と前だそうです。
由梨は妹の唯を溺愛していました。
しかし唯は戦いたいと言って由梨の元から旅立とうとします。
唯を手放したくないと思った由梨は愛ゆえに唯を殺してしまいます。
大切なモノを自ら殺してしまった由梨は消滅を待っていました。
そこにクイーンが現れて由梨をビショップにしたそうです。
クイーンは由梨の残虐性を高く評価していました。
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打倒クイーンを目指している真夜とアリアドネは狂三に懸ける事にします。
二人で量産型唯の猛攻を凌いでいる間に狂三と響を由梨の元に向かわせました。
生き残る事が先決だったので真夜とアリアドネは隠していた奥の手を出しています。
二人の奮闘と救援に駆けつけたシスタス、キャルト・ア・ジュエーの助けを借りて狂三は由梨の元に辿り着きます。
シスタスとジュエーを呼んできたのは一品型の唯でした。
唯は由梨に反感を抱いたようです。
由梨は唯が自分に敵対した事に驚いています。
由梨は狂三によって始末される事になりました。
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事件解決後、狂三は、真夜とアリアドネから第五領域に向かって欲しいとお願いされます。
そこには入口があるそうです。
隣界の秘密が隠されているようですね。
それをクイーンに知られると隣界が終わるそうです。
現在、第五領域はクイーンの軍勢の攻撃を受けていて、蒼が抵抗を続けているそうです。
狂三はアリアドネの案内で蒼を助けに行く事になるようです。
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由梨が死んだと知ったクイーンは新たなビショップを作り出しました。
由梨はクイーンの役に立ち彼女の記憶に残る事を熱望していました。
しかし失敗した由梨の事をクイーンは記憶に残しませんでした。
由梨は酷い人格破綻者でしたが、これは可哀想ですねー。
クイーンは狂三の弱点が分かったと言っています。
彼女は第五領域に向かい決戦を挑むつもりです。
狂三と蒼が共闘する事になるのでしょうか?
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