ラノベの感想) ありふれた職業で世界最強 第7巻 (オーバーラップ文庫)
概略:
ハウリア族が帝国に戦を仕掛けると聞いたハジメは協力する事にします。ハウリア族が力を示す必要があるのでハジメが矢面に立つ事はありませんでした。作戦もハウリア族が考えたようです。彼らはハジメの教えを守り自分たちの強みを生かし戦う事になります。兵力差が大きすぎるので皇帝一族を脅して言う事を聞かせる事になります。その脅し方がエグイです。シアがトラウマを克服するチャンスを得ます。ランランと輝く瞳に殺意を宿して乱舞する事になります。ハウリア族に厨二が蔓延しています。
レーベル:オーバーラップ文庫
発行日:2017/12/25
著者:白米 良
イラスト:たかやKi
ISBN:978-4-86554-265-3
雰囲気:部下との再会、ハウリア族の現在、帝国訪問、ハウリアvs帝国、大勝利
.
ハルツィナ樹海に向かうハジメはヘルシャ―帝国に向かうリリアーナを途中まで送る事になります。
移動にはハジメが開発したマンタ型の飛空艇(フェルニル)を使う事になりました。
ハジメがフェルニルの出来栄えを自慢したかったようです。
大迷宮踏破の為に同行している雫や光輝たちが驚いています。
飛行中のハジメ達は、帝国兵に追われている兎人族を発見しました。
光輝が助けなければ、と主張しますがハジメが止めています。
追われていたのは二人のハウリア族でした。
彼女たちは追われるふりをして仲間が待ち構えている地点に帝国兵を誘導していました。
.
ハジメ達は帝国兵を虐殺するハウリア族の猛威を見る事になりました。
リリアーナ達は兎人族は心優しい無力な民だと思っていましたので度肝を抜かれています。
ハジメが登場するとハウリア族は最敬礼で迎えています。
鍛え過ぎたようですね、心優しいハウリア族は残っていませんでした。
.
部隊長を務めているパドくん(10歳)から現状の報告がなされます。
魔人族が魔物を連れてハルツィナ樹海に攻め込んだそうです。
ハウリア族はフェアベルゲンを捨て駒にして時間を稼ぎ戦う準備を整えました。
魔人族の連れている魔物はハルツィナ樹海の中でも方向感覚を失わなかったそうです。
攻め込まれたフェアベルゲンは族長の一人アルフレリックが交渉を持ち掛けて殺されそうになります。
そこをハウリア族が助ける結果となりました。
周到な準備を終えたハウリア族は魔人族と彼らの連れている魔物を皆殺しにしてしまいました。
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魔人族を退けて間もなくして今度は帝国が攻め込んで来ました。
帝国は森を焼いてハルツィナ樹海を進んできたそうです。
帝国は亜人族を捕まえて労働力にしようとしていました。
帝国に何かがあったと考えたハウリア族は族長のカムが精鋭を連れて帝国に潜り込みました。
連絡が途絶えてしまったので残されたハウリア族は救出に向かう為に情報収集をしていたそうです。
その時に亜人族を輸送している帝国兵を見つけて襲い掛かったそうです。
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囚われていた亜人族の中にアルフレリックの孫娘が居ました。
アルテナと呼ばれる美しい森人族のお姫様です。
ハジメに優しくされて彼に惚れてしまったようです。
.
パドとの会話の中でハウリア族は全員が厨二な二つ名を得ている事がわかりました。
彼らはハジメにも二つ名を付けたいらしく候補を二つに絞ったそうです。
どちらにするか意見が二分されてしまい模擬戦闘で決めようとしたそうです。
戦闘では決着がつかず二つの候補が残っている状況でした。
紅き閃光の輪舞曲(あかきせんこうのろんど)、白き爪牙の狂飆(しろきそうがのきょうひょう)です。
恥ずかし過ぎます、ハジメは身もだえる事になっています。
これを聞いた雫が笑うのを必死にこらえています。
ハジメに見られてしまい後々復讐される事になってしまいます。
.
リリアーナを帝国の近くで下ろしてハジメは救い出した亜人達を乗せてフェアベルゲンに向かう事になります。
フェアベルゲンの近くの森の中にフェルニルをおろします。
周囲の森は焼かれていました。
香織が回復させたいとウズウズしています。
ハジメが止めるのも聞かずに香織が回復魔法を掛けてしまいました。
ノイントのボディを得た事で香織の魔法は威力が高まっていました。
焼け野原になっていた森は元通りに回復しました。
方向感覚を惑わせる森の機能も復活してしまいユエに「ばかおり」と罵倒されています。
アルテナの案内でフェアベルゲンに向かう事になりました。
アルテナはハジメの役に立ちたくて仕方ないようですね。
.
到着するとフェアベルゲンは酷い有様になっていました。
香織が回復させたいとウズウズしているので回復を任せる事にします。
ハジメはアルフレリックと話し、何があったのか聞く事になりました。
暫くするとフェアベルゲンの民と街を修復した香織が戻って来ました。
香織の姿はノイントと同一なので彼女は神さまの様に崇められています。
ハジメはハウリア族を集めて帝国に乗り込む事を決めます。
.
帝国に乗り込んだハジメは冒険者的なお約束イベントを満喫する事になります。
冒険者ギルドに向かい情報収集を行います。
受付でバーのマスターから情報を貰えと言われます。
お約束なイベント発生にハジメは楽しそうにしています。
不味い酒をボトルで飲んでマスターに気に入られます。
マスターから帝城の牢屋について知っている人物を紹介されました。
.
ハジメとユエの二人で情報提供者に会いに行く事になります。
シア、香織、ティオはハジメがユエとエロ行為に耽ると疑っています。
ハジメとユエが情報を手に入れて戻って来ました。
ユエが艶々しているのでエロ行為に耽ったと邪推しています。
女性陣のハジメを見る目が冷たかったです。
ハジメからユエが艶々しているのはハジメの血を吸ったからだ、と教えられ慌てて疑っていないと弁明していました。
ユエは情報提供者の股間を削りながら尋問したそうです。
気絶する寸前で再生魔法を使い股間を元に戻して執拗に尋問を繰り返したそうです。
男性陣から情報提供者への同情が沸いています。
同時にユエを怒らせてはならないとの共通認識を得ています。
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捕まったカム達は厳しい拷問を受けていました。
指を斬られたり腕が折れたりしているのですが元気に悪態を吐いています。
彼らの吐く悪罵に帝国兵の心が折れそうになっていました。
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光輝が余計な手出しをしようとしていました。
これを封じ雫への仕返しをする為にハジメが光輝を誘導しています。
難しくて光輝には頼めないと言うと食いついてきました、光輝チョロイ。
ハジメは赤、青、黄、ピンクの仮面を用意していました。
光輝に赤、龍太郎に青、鈴に黄、雫にピンクの仮面を渡します。
ピンクの仮面を渡された雫が動揺していました。
ハジメは香織から雫の部屋が可愛いぬいぐるみでいっぱいだと聞かされていました。
香織のまさかの裏切りに雫は諦めています。
光輝たちはハジメが牢獄からカム達を脱出させる為の陽動に使われる事になります。
.
光輝たちは亜人族の奴隷を解放しろと訴えて帝都で暴れる事になります。
ヤケッパチになっている雫がハジメが考えたセリフを読み上げています。
自分たちが魔人族の配下だと言っています。
都合の悪い事は全て魔人族の所為にしようとハジメが考えた口上です。
魔人族が少しだけ哀れですね。
ここで光輝が聖剣を使ったので仮面を付けていても正体がバレてしまいます。
光輝はもう少し考えて行動した方が良いね。
.
ハジメは空間魔法を使い帝城に侵入してハウリア族を助け出します。
ハウリア族はハジメとの再会の驚き喜んでいます。
尋問中だったカムも助け出してハジメは帝都の外に脱出しました。
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リリアーナと会談中だった皇帝ガハルドの元に急報が入ってきました。
厳重な牢屋からハウリア族が脱獄したそうです。
帝都に仮面を被った魔人族の配下と名乗る怪人が出現したそうです。
聖剣に似た剣を使っていたそうです。
半ば光輝たちだとバレていますがリリアーナは知らないとしらを切り通しました。
この辺は流石王女ですね。
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リリアーナとガハルドの会談は予定通りに進み王国と帝国の結びつきを高める事になります。
ガハルドはリリアーナから王国に魔人族が攻めて来た事、聖教教会が消滅した事、創世神エヒトが悪神だった事、を教えています。
信仰心は薄そうですが衝撃は受けたようです。
帝国を守る為に王国との結びつきを強化しようと考えます。
リリアーナとガハルドの息子が婚約することになります。
二人の婚約を発表するパーティーが催される事になりました。
.
カムが帝国と戦争を始めると伝えてきました。
詳しく聞くとカム達は調子に乗り過ぎてしまいガハルドの関心を引いてしまったそうです。
ガハルドは特異な力を持つハウリア族を配下に置きたいと言ってきたそうです。
カム達は自分たちと亜人族の未来を守る為に帝国を滅ぼすと言っています。
皇帝の関係者を軒並み暗殺してハウリア族に手を出すと高い代償を払う事になると知らしめると言っています。
自分たちの特性と敵の戦力を考えた見事な作戦にハジメは感激していました。
作戦の有効性を認めたハジメはカム達の支援をする事にします。
あくまでもハウリア族の力を示す必要があるので今回は自分は戦闘に参加しない事を決めました。
それでも武器の提供はするようです。
.
光輝の勇者としての肩書を使ってハジメ達が帝城にやって来ました。
リリアーナは怒り心頭で光輝たちを迎える事になります。
リリアーナとしてはガハルドと謁見する前に口裏を合わせたかったようです。
しかしハジメは上の空の様子です。
王女なのに扱いが雑過ぎる事にリリアーナが消沈しています。
.
ハジメ達がガハルドと会談する事になりました。
その席には雫も出席していました。
ガハルドは最初に雫を口説き始めます。
雫は丁重に断ったのですがニヤニヤしているハジメを睨んでいます。
雫がハジメに好意を抱いているのでは?と疑ったガハルドが確信を突く質問をしてきました。
雫の事をもう抱いたのか?と聞いてきました。
雫は真っ赤になった恥ずかしがっています。
ハジメから雫の事をお母さんのようだと思っていると聞いて納得したようです。
ハジメの発言に雫が切れてしまいます。
表に出ろと言っていきりたっています。
ガハルドはハウリア族の救出にハジメが関与していたと疑っています。
当然ですがハジメはそれを認めませんでした。
.
ドレスに着替えているリリアーナの部屋に婚約者の皇太子バイアスが押し入ってきました。
侍女や近衛兵を追い出しリリアーナと二人きりになります。
バイアスがリリアーナを押し倒して処女を奪おうとしてきました。
バイアスは生意気なリリアーナをいたぶりたいようです。
天井から蜘蛛が降りて来てバイアスを刺しました。
バイアスは毒を打たれて昏倒する事になります。
追加で下半身の機能を奪う毒が撃ち込まれたようです。
バイアスは不能者になってしまいました。
蜘蛛が金属製であると知ったリリアーナはハジメが助けてくれたと理解します。
窮地を救われ嬉しくなっています。
.
ハジメ達もパーティーに出席する事になりました。
ユエ、シア、ティオ、香織もドレスに着替えて注目を集めています。
そこに主役のリリアーナとバイアスがやって来ました。
ハジメはユエと踊る事にします。
見事なダンスを披露した二人はパーティーの主役になっています。
リリアーナがハジメに踊って欲しいとお願いしてきました。
ユエに恥をかかせては駄目と注意されハジメはリリアーナと踊る事になります。
リリアーナはハジメにお礼を言ってきました。
バイアスとの暗い夫婦生活を憂えているリリアーナにハジメが結婚が無くなるかもしれないと言っています。
リリアーナは不穏なモノを感じていました。
.
ガハルドの音頭で帝国と王国の未来を祝して乾杯が行われようとしています。
会場の証明が消えました。
暗闇に陥った会場に帝国関係者の悲鳴が響き渡ります。
閃光弾と大音響で視覚と聴覚が奪われます。
ハウリア族が暗闇から襲撃してきました。
ガハルドを守る近衛兵は無力化されてしまいます。
ガハルドだけは攻撃を受け流していましたが毒が回って動けなくなります。
動けないガハルドの身体に矢が刺さり手足を封じられてしまい攻撃力を失います。
.
ガハルドからアーティファクトを使った非常招集を受けた部隊が会場に急行します。
その前にシアが立ち塞がりました。
部隊を率いているのは且つてシアの家族を奪ったグリッドです。
恨みを晴らす機会が出来た事にシアが喜びに震えています。
哀れなグリッドたちはシアによって皆殺しになりました。
圧倒的です。
まあシアはハウリア族最強の戦士ですから当然ではあります。
全く相手になりませんでした。
可愛い口調で威勢のいいセリフを叫びながら敵を屠るシアのギャップが激し過ぎです。
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動けないガハルドにカムが誓約を迫ります。
亜人族奴隷の即時解放、樹海への不可侵・不干渉の確約、亜人族の奴隷化・迫害の禁止、その法定化と法の遵守、を要求しました。
皇帝一族全員に末代まで誓約を守らせるアーティファクト(誓約の首輪)が取り付けられます。
ガハルドが誓約を復唱すれば誓約が発動する事になります。
認められないガハルドは突っぱねます。
カムはガハルドの側近たちの首を撥ねさせます。
それでも言う事を聞かないのでバイアスの首を撥ねさせました。
リリアーナの結婚相手は死んでしまいました・・・これで暗い結婚生活はなくなったね。
まだガハルドが誓約をしないので帝都の施設を爆破して行く事になります。
ガハルドは無辜の帝国民が大量虐殺されたと勘違いして誓約を認める事になりました。
カムのハッタリに騙されたようです。
.
誓約がなったので早急に亜人族の奴隷を解放する必要がありました。
ガハルドはハジメに助けを求めますが意地悪なハジメは無視しています。
結局ガハルドが死んでしまうのは不味いので助ける事にしました。
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ガハルドはハウリア族に負けた事を認め反抗的な部下を勇めます。
ハジメへの殺気をまき散らす部下達を、無駄死には許さないと言って止めています。
ハジメと敵対しても負ける未来しか見えないガハルドは誓約を守る事を決めました。
敵対しなければ殺されないと理解したようですね。
ガハルドは理解力が高いようです、光輝にも見習ってほしいですね。
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亜人族の奴隷を解放しろと言われ帝国民が混乱する事が予想されます。
そこでハジメは香織と光輝を使った演出を行います。
香織を神の使徒として帝都の上空を飛ばせました。
亜人族を癒す為に香織が大規模な回復魔法を掛けます。
これが帝国民の心まで癒したようです。
光輝は勇者として演説するガハルドの隣に立つ事になっています。
ガハルドは亜人族を解放するのは創世神エヒトからの神託であると演説しました。
香織と光輝の存在がガハルドの言葉に説得力を与えたようです。
解放された亜人族はフェアベルゲンに送られる事になりました。
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光輝はハジメが実質的に世界を救っている姿をみて複雑そうにしています。
彼の心境に変化が起こるのか注目です。
.
魔人族の国ガーランドで変化が起こりました。
フリードはハジメに邪魔され作戦が悉く失敗に終わった事を嘆いています。
フリードの元に魔王から招集が掛かりました。
魔王はフリードから聞いたユエの容姿と再生魔法を使ったって話に強い関心を示しています。
作戦失敗を悔いているフリードに神託が下りたと言っています。
フリードの目の前にノイントに酷似した神の使徒が降りてきました。
彼女はエーアストと名乗ります。
エーアストの他にも大量の使徒が顕現しました。
エーアストと同じ顔を持つ総勢500体の使徒が顕現しました。
魔王が使徒と共に遂行せよと命じます。
フリードは、魔王も金の髪に紅色の瞳だな、と思っています。
魔王はユエの関係者かも知れませんね?
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聖教教会の本山が消滅したのでリリアーナが新たな教皇候補を選出しました。
選ばれたのは亜人種に偏見を持たないシモンと言う司祭(老人)です。
シモンにはシビルという孫娘が居て彼に同行していました。
王都に到着したシモンはシビルの目を盗んで勝手に街に繰り出しました。
そこで優花と愛子の悩み相談に乗ってあげる事になります。
二人ともハジメへの想いを持っているようです。
シモンは自由な意思で進めば良いとアドバイスしています。
シモンがシビルに家に伝わる口伝を伝えています。
彼の家には、まるで解放者のような教えが伝わっていました。
シモンの家には受け継ぐべき二つの名前があるそうです。
シモンの正式名はシモン・L・G・リベラ―ルだそうです。
Lはリブで、Gはグリューエン、だそうです。
リベラ―ル家のご先祖は解放者だよね。
リリアーナは良い人選をしたようですね・・・流石です。
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AmazonLink: ありふれた職業で世界最強 7 (オーバーラップ文庫)
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ハウリア族が帝国に戦を仕掛けると聞いたハジメは協力する事にします。ハウリア族が力を示す必要があるのでハジメが矢面に立つ事はありませんでした。作戦もハウリア族が考えたようです。彼らはハジメの教えを守り自分たちの強みを生かし戦う事になります。兵力差が大きすぎるので皇帝一族を脅して言う事を聞かせる事になります。その脅し方がエグイです。シアがトラウマを克服するチャンスを得ます。ランランと輝く瞳に殺意を宿して乱舞する事になります。ハウリア族に厨二が蔓延しています。
レーベル:オーバーラップ文庫
発行日:2017/12/25
著者:白米 良
イラスト:たかやKi
ISBN:978-4-86554-265-3
雰囲気:部下との再会、ハウリア族の現在、帝国訪問、ハウリアvs帝国、大勝利
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ハルツィナ樹海に向かうハジメはヘルシャ―帝国に向かうリリアーナを途中まで送る事になります。
移動にはハジメが開発したマンタ型の飛空艇(フェルニル)を使う事になりました。
ハジメがフェルニルの出来栄えを自慢したかったようです。
大迷宮踏破の為に同行している雫や光輝たちが驚いています。
飛行中のハジメ達は、帝国兵に追われている兎人族を発見しました。
光輝が助けなければ、と主張しますがハジメが止めています。
追われていたのは二人のハウリア族でした。
彼女たちは追われるふりをして仲間が待ち構えている地点に帝国兵を誘導していました。
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ハジメ達は帝国兵を虐殺するハウリア族の猛威を見る事になりました。
リリアーナ達は兎人族は心優しい無力な民だと思っていましたので度肝を抜かれています。
ハジメが登場するとハウリア族は最敬礼で迎えています。
鍛え過ぎたようですね、心優しいハウリア族は残っていませんでした。
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部隊長を務めているパドくん(10歳)から現状の報告がなされます。
魔人族が魔物を連れてハルツィナ樹海に攻め込んだそうです。
ハウリア族はフェアベルゲンを捨て駒にして時間を稼ぎ戦う準備を整えました。
魔人族の連れている魔物はハルツィナ樹海の中でも方向感覚を失わなかったそうです。
攻め込まれたフェアベルゲンは族長の一人アルフレリックが交渉を持ち掛けて殺されそうになります。
そこをハウリア族が助ける結果となりました。
周到な準備を終えたハウリア族は魔人族と彼らの連れている魔物を皆殺しにしてしまいました。
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魔人族を退けて間もなくして今度は帝国が攻め込んで来ました。
帝国は森を焼いてハルツィナ樹海を進んできたそうです。
帝国は亜人族を捕まえて労働力にしようとしていました。
帝国に何かがあったと考えたハウリア族は族長のカムが精鋭を連れて帝国に潜り込みました。
連絡が途絶えてしまったので残されたハウリア族は救出に向かう為に情報収集をしていたそうです。
その時に亜人族を輸送している帝国兵を見つけて襲い掛かったそうです。
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囚われていた亜人族の中にアルフレリックの孫娘が居ました。
アルテナと呼ばれる美しい森人族のお姫様です。
ハジメに優しくされて彼に惚れてしまったようです。
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パドとの会話の中でハウリア族は全員が厨二な二つ名を得ている事がわかりました。
彼らはハジメにも二つ名を付けたいらしく候補を二つに絞ったそうです。
どちらにするか意見が二分されてしまい模擬戦闘で決めようとしたそうです。
戦闘では決着がつかず二つの候補が残っている状況でした。
紅き閃光の輪舞曲(あかきせんこうのろんど)、白き爪牙の狂飆(しろきそうがのきょうひょう)です。
恥ずかし過ぎます、ハジメは身もだえる事になっています。
これを聞いた雫が笑うのを必死にこらえています。
ハジメに見られてしまい後々復讐される事になってしまいます。
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リリアーナを帝国の近くで下ろしてハジメは救い出した亜人達を乗せてフェアベルゲンに向かう事になります。
フェアベルゲンの近くの森の中にフェルニルをおろします。
周囲の森は焼かれていました。
香織が回復させたいとウズウズしています。
ハジメが止めるのも聞かずに香織が回復魔法を掛けてしまいました。
ノイントのボディを得た事で香織の魔法は威力が高まっていました。
焼け野原になっていた森は元通りに回復しました。
方向感覚を惑わせる森の機能も復活してしまいユエに「ばかおり」と罵倒されています。
アルテナの案内でフェアベルゲンに向かう事になりました。
アルテナはハジメの役に立ちたくて仕方ないようですね。
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到着するとフェアベルゲンは酷い有様になっていました。
香織が回復させたいとウズウズしているので回復を任せる事にします。
ハジメはアルフレリックと話し、何があったのか聞く事になりました。
暫くするとフェアベルゲンの民と街を修復した香織が戻って来ました。
香織の姿はノイントと同一なので彼女は神さまの様に崇められています。
ハジメはハウリア族を集めて帝国に乗り込む事を決めます。
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帝国に乗り込んだハジメは冒険者的なお約束イベントを満喫する事になります。
冒険者ギルドに向かい情報収集を行います。
受付でバーのマスターから情報を貰えと言われます。
お約束なイベント発生にハジメは楽しそうにしています。
不味い酒をボトルで飲んでマスターに気に入られます。
マスターから帝城の牢屋について知っている人物を紹介されました。
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ハジメとユエの二人で情報提供者に会いに行く事になります。
シア、香織、ティオはハジメがユエとエロ行為に耽ると疑っています。
ハジメとユエが情報を手に入れて戻って来ました。
ユエが艶々しているのでエロ行為に耽ったと邪推しています。
女性陣のハジメを見る目が冷たかったです。
ハジメからユエが艶々しているのはハジメの血を吸ったからだ、と教えられ慌てて疑っていないと弁明していました。
ユエは情報提供者の股間を削りながら尋問したそうです。
気絶する寸前で再生魔法を使い股間を元に戻して執拗に尋問を繰り返したそうです。
男性陣から情報提供者への同情が沸いています。
同時にユエを怒らせてはならないとの共通認識を得ています。
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捕まったカム達は厳しい拷問を受けていました。
指を斬られたり腕が折れたりしているのですが元気に悪態を吐いています。
彼らの吐く悪罵に帝国兵の心が折れそうになっていました。
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光輝が余計な手出しをしようとしていました。
これを封じ雫への仕返しをする為にハジメが光輝を誘導しています。
難しくて光輝には頼めないと言うと食いついてきました、光輝チョロイ。
ハジメは赤、青、黄、ピンクの仮面を用意していました。
光輝に赤、龍太郎に青、鈴に黄、雫にピンクの仮面を渡します。
ピンクの仮面を渡された雫が動揺していました。
ハジメは香織から雫の部屋が可愛いぬいぐるみでいっぱいだと聞かされていました。
香織のまさかの裏切りに雫は諦めています。
光輝たちはハジメが牢獄からカム達を脱出させる為の陽動に使われる事になります。
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光輝たちは亜人族の奴隷を解放しろと訴えて帝都で暴れる事になります。
ヤケッパチになっている雫がハジメが考えたセリフを読み上げています。
自分たちが魔人族の配下だと言っています。
都合の悪い事は全て魔人族の所為にしようとハジメが考えた口上です。
魔人族が少しだけ哀れですね。
ここで光輝が聖剣を使ったので仮面を付けていても正体がバレてしまいます。
光輝はもう少し考えて行動した方が良いね。
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ハジメは空間魔法を使い帝城に侵入してハウリア族を助け出します。
ハウリア族はハジメとの再会の驚き喜んでいます。
尋問中だったカムも助け出してハジメは帝都の外に脱出しました。
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リリアーナと会談中だった皇帝ガハルドの元に急報が入ってきました。
厳重な牢屋からハウリア族が脱獄したそうです。
帝都に仮面を被った魔人族の配下と名乗る怪人が出現したそうです。
聖剣に似た剣を使っていたそうです。
半ば光輝たちだとバレていますがリリアーナは知らないとしらを切り通しました。
この辺は流石王女ですね。
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リリアーナとガハルドの会談は予定通りに進み王国と帝国の結びつきを高める事になります。
ガハルドはリリアーナから王国に魔人族が攻めて来た事、聖教教会が消滅した事、創世神エヒトが悪神だった事、を教えています。
信仰心は薄そうですが衝撃は受けたようです。
帝国を守る為に王国との結びつきを強化しようと考えます。
リリアーナとガハルドの息子が婚約することになります。
二人の婚約を発表するパーティーが催される事になりました。
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カムが帝国と戦争を始めると伝えてきました。
詳しく聞くとカム達は調子に乗り過ぎてしまいガハルドの関心を引いてしまったそうです。
ガハルドは特異な力を持つハウリア族を配下に置きたいと言ってきたそうです。
カム達は自分たちと亜人族の未来を守る為に帝国を滅ぼすと言っています。
皇帝の関係者を軒並み暗殺してハウリア族に手を出すと高い代償を払う事になると知らしめると言っています。
自分たちの特性と敵の戦力を考えた見事な作戦にハジメは感激していました。
作戦の有効性を認めたハジメはカム達の支援をする事にします。
あくまでもハウリア族の力を示す必要があるので今回は自分は戦闘に参加しない事を決めました。
それでも武器の提供はするようです。
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光輝の勇者としての肩書を使ってハジメ達が帝城にやって来ました。
リリアーナは怒り心頭で光輝たちを迎える事になります。
リリアーナとしてはガハルドと謁見する前に口裏を合わせたかったようです。
しかしハジメは上の空の様子です。
王女なのに扱いが雑過ぎる事にリリアーナが消沈しています。
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ハジメ達がガハルドと会談する事になりました。
その席には雫も出席していました。
ガハルドは最初に雫を口説き始めます。
雫は丁重に断ったのですがニヤニヤしているハジメを睨んでいます。
雫がハジメに好意を抱いているのでは?と疑ったガハルドが確信を突く質問をしてきました。
雫の事をもう抱いたのか?と聞いてきました。
雫は真っ赤になった恥ずかしがっています。
ハジメから雫の事をお母さんのようだと思っていると聞いて納得したようです。
ハジメの発言に雫が切れてしまいます。
表に出ろと言っていきりたっています。
ガハルドはハウリア族の救出にハジメが関与していたと疑っています。
当然ですがハジメはそれを認めませんでした。
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ドレスに着替えているリリアーナの部屋に婚約者の皇太子バイアスが押し入ってきました。
侍女や近衛兵を追い出しリリアーナと二人きりになります。
バイアスがリリアーナを押し倒して処女を奪おうとしてきました。
バイアスは生意気なリリアーナをいたぶりたいようです。
天井から蜘蛛が降りて来てバイアスを刺しました。
バイアスは毒を打たれて昏倒する事になります。
追加で下半身の機能を奪う毒が撃ち込まれたようです。
バイアスは不能者になってしまいました。
蜘蛛が金属製であると知ったリリアーナはハジメが助けてくれたと理解します。
窮地を救われ嬉しくなっています。
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ハジメ達もパーティーに出席する事になりました。
ユエ、シア、ティオ、香織もドレスに着替えて注目を集めています。
そこに主役のリリアーナとバイアスがやって来ました。
ハジメはユエと踊る事にします。
見事なダンスを披露した二人はパーティーの主役になっています。
リリアーナがハジメに踊って欲しいとお願いしてきました。
ユエに恥をかかせては駄目と注意されハジメはリリアーナと踊る事になります。
リリアーナはハジメにお礼を言ってきました。
バイアスとの暗い夫婦生活を憂えているリリアーナにハジメが結婚が無くなるかもしれないと言っています。
リリアーナは不穏なモノを感じていました。
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ガハルドの音頭で帝国と王国の未来を祝して乾杯が行われようとしています。
会場の証明が消えました。
暗闇に陥った会場に帝国関係者の悲鳴が響き渡ります。
閃光弾と大音響で視覚と聴覚が奪われます。
ハウリア族が暗闇から襲撃してきました。
ガハルドを守る近衛兵は無力化されてしまいます。
ガハルドだけは攻撃を受け流していましたが毒が回って動けなくなります。
動けないガハルドの身体に矢が刺さり手足を封じられてしまい攻撃力を失います。
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ガハルドからアーティファクトを使った非常招集を受けた部隊が会場に急行します。
その前にシアが立ち塞がりました。
部隊を率いているのは且つてシアの家族を奪ったグリッドです。
恨みを晴らす機会が出来た事にシアが喜びに震えています。
哀れなグリッドたちはシアによって皆殺しになりました。
圧倒的です。
まあシアはハウリア族最強の戦士ですから当然ではあります。
全く相手になりませんでした。
可愛い口調で威勢のいいセリフを叫びながら敵を屠るシアのギャップが激し過ぎです。
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動けないガハルドにカムが誓約を迫ります。
亜人族奴隷の即時解放、樹海への不可侵・不干渉の確約、亜人族の奴隷化・迫害の禁止、その法定化と法の遵守、を要求しました。
皇帝一族全員に末代まで誓約を守らせるアーティファクト(誓約の首輪)が取り付けられます。
ガハルドが誓約を復唱すれば誓約が発動する事になります。
認められないガハルドは突っぱねます。
カムはガハルドの側近たちの首を撥ねさせます。
それでも言う事を聞かないのでバイアスの首を撥ねさせました。
リリアーナの結婚相手は死んでしまいました・・・これで暗い結婚生活はなくなったね。
まだガハルドが誓約をしないので帝都の施設を爆破して行く事になります。
ガハルドは無辜の帝国民が大量虐殺されたと勘違いして誓約を認める事になりました。
カムのハッタリに騙されたようです。
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誓約がなったので早急に亜人族の奴隷を解放する必要がありました。
ガハルドはハジメに助けを求めますが意地悪なハジメは無視しています。
結局ガハルドが死んでしまうのは不味いので助ける事にしました。
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ガハルドはハウリア族に負けた事を認め反抗的な部下を勇めます。
ハジメへの殺気をまき散らす部下達を、無駄死には許さないと言って止めています。
ハジメと敵対しても負ける未来しか見えないガハルドは誓約を守る事を決めました。
敵対しなければ殺されないと理解したようですね。
ガハルドは理解力が高いようです、光輝にも見習ってほしいですね。
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亜人族の奴隷を解放しろと言われ帝国民が混乱する事が予想されます。
そこでハジメは香織と光輝を使った演出を行います。
香織を神の使徒として帝都の上空を飛ばせました。
亜人族を癒す為に香織が大規模な回復魔法を掛けます。
これが帝国民の心まで癒したようです。
光輝は勇者として演説するガハルドの隣に立つ事になっています。
ガハルドは亜人族を解放するのは創世神エヒトからの神託であると演説しました。
香織と光輝の存在がガハルドの言葉に説得力を与えたようです。
解放された亜人族はフェアベルゲンに送られる事になりました。
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光輝はハジメが実質的に世界を救っている姿をみて複雑そうにしています。
彼の心境に変化が起こるのか注目です。
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魔人族の国ガーランドで変化が起こりました。
フリードはハジメに邪魔され作戦が悉く失敗に終わった事を嘆いています。
フリードの元に魔王から招集が掛かりました。
魔王はフリードから聞いたユエの容姿と再生魔法を使ったって話に強い関心を示しています。
作戦失敗を悔いているフリードに神託が下りたと言っています。
フリードの目の前にノイントに酷似した神の使徒が降りてきました。
彼女はエーアストと名乗ります。
エーアストの他にも大量の使徒が顕現しました。
エーアストと同じ顔を持つ総勢500体の使徒が顕現しました。
魔王が使徒と共に遂行せよと命じます。
フリードは、魔王も金の髪に紅色の瞳だな、と思っています。
魔王はユエの関係者かも知れませんね?
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聖教教会の本山が消滅したのでリリアーナが新たな教皇候補を選出しました。
選ばれたのは亜人種に偏見を持たないシモンと言う司祭(老人)です。
シモンにはシビルという孫娘が居て彼に同行していました。
王都に到着したシモンはシビルの目を盗んで勝手に街に繰り出しました。
そこで優花と愛子の悩み相談に乗ってあげる事になります。
二人ともハジメへの想いを持っているようです。
シモンは自由な意思で進めば良いとアドバイスしています。
シモンがシビルに家に伝わる口伝を伝えています。
彼の家には、まるで解放者のような教えが伝わっていました。
シモンの家には受け継ぐべき二つの名前があるそうです。
シモンの正式名はシモン・L・G・リベラ―ルだそうです。
Lはリブで、Gはグリューエン、だそうです。
リベラ―ル家のご先祖は解放者だよね。
リリアーナは良い人選をしたようですね・・・流石です。
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 嫉妬 | チート能力 | 進化形イチャラブ |
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