ラノベの感想) ゴブリンスレイヤー 第9巻 (GA文庫)


概略:
ゴブリンスレイヤーは牛飼娘と二人で遠い村まで食料の配達に向かう事になります。牛飼娘はデート気分で嬉しそうです。配達先の村に到着するとゴブリンに壊滅された後でした。ゴブリンスレイヤーは牛飼娘を守る為の行動を起こします。街に残っている女神官、妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶は託宣を受けた見習聖女に付き合い雪山に向かう事になります。ゴブリンスレイヤーに代わり女神官がパーティの指揮を執っています。彼女はゴブリンスレイヤーならどうするかと考え作戦を建てています。雪山で冬が長引いている原因を取り除く事になります。

レーベル:GA文庫
発行日:2018/12/15
著者:蝸牛くも(かぎゅう くも)
イラスト:神奈月昇(かんなつき のぼる)
ISBN:978-4-7973-9812-0
雰囲気:配達、託宣、お漏らし、代理指揮官、悪影響?、合流
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ゴブリンスレイヤーが牛飼娘と共に遠くの村まで食料の配達に行く事になります。
牛飼娘はデート気分で楽しみにしていたようです。
新しく買った可愛らしい服で行きたかったようです。
しかし冬の寒さが厳し過ぎて断念する事になりました。
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街に残っている女神官はゴブリンスレイヤーの事を心配しています。
ゴブリンスレイヤーが帰ってくるまではゴブリン討伐に出掛ける機会も無いのでモンスターについて勉強しようとしています。
良い心がけだと思います。
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶の三人はギルドで屯しています。
寒いので鉱人道士が特性の鍋料理を作ってくれました。
そこに新米戦士と見習聖女がやって来ました。
見習聖女が信仰する神様の託宣を受けました。
雪山に赴き何かを取ってこいって言われたそうです。
二人だけで雪山に向かうのは自殺行為です。
困っている二人を見た女神官が協力を申し出ました。
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶も賛成したので雪山に向かう事になりました。
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順調に配達先の村の近くまでやって来たゴブリンスレイヤーは村がゴブリンに襲われ全滅した事に気が付きます。
ゴブリンの包囲が始まっていたので馬車を捨てて牛飼娘と共に村の中に逃げ込みました。
ゴブリンスレイヤーは牛飼娘を守る事を第一目標に設定します。
ゴブリンを殺す事に拘らず逃げる事に集中しています・・・偉いぞ。
牛飼娘は一般人なので荒事に成れていません。
ゴブリンが怖くておしっこを漏らしてしまいます。
廃屋に逃げ込み一夜を明かす事になりました。
村はゴブリンの支配下にあるので贅沢は言えません。
ほっとくと凍傷になってしまうので濡れた股間を拭いています。
ゴブリンスレイヤーはゴブリンを警戒中なので美味しい場面を見逃す事になっています。
牛飼娘がおしっこの臭いを気にしています・・・
実直なゴブリンスレイヤーは正直に気にならないと答えました。
牛飼娘は匂うのねと怒っています・・・臭わないと言って欲しかったんだと思います。
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雪山に向かった女神官たちは白兎猟兵と出会いました。
白兎猟兵の村に雪男がやって来て村人を食べていると教えられます。
普段の年よりも冬が長引いているので雪男が出没する期間も長引いていると教えられます。
白兎猟兵は一人で雪男を倒そうとしていました。
困っている様子だったので女神官は助けてあげることにします。
ゴブリンスレイヤーが不在なのでパーティの指揮を女神官が執っていますね。
彼女はゴブリンスレイヤーならどうするか?と考えて作戦を決めていました。
妖精弓手からゴブリンスレイヤーの悪影響を受けていると言われています。
女神官はゴブリンスレイヤー並みのえげつない作戦を執っていく事になります。
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翌日ゴブリンスレイヤーは廃屋を出て隠れる場所を変える事にします。
ゴブリンが間抜けでも同じ場所に留まると見つかると考えたからです。
ゴブリンスレイヤーは水中でも呼吸可能になる魔法の指輪を牛飼娘に渡します。
自分も装備して井戸に飛び込みました。
井戸の中で暫しの休息を取る事になります。
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ゴブリンスレイヤーに配下を殺されたオーガは怒りを露わにしています。
ゴブリンの集団を指揮しているのはオーガでした。
オーガはゴブリンスレイヤーに兄を殺されたと怒っていましたがゴブリンスレイヤーに覚えはありませんでした。
ゴブリンスレイヤーはオーガという種族名さえ覚えていません。
ゴブリン以外に興味はないようです。
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女神官が村にやって来た雪男と勝負する事になります。
雪男は巨躯で圧倒的な力を有していました。
戦えば必ず勝てると確信しているので女神官に勝負方法を選ぶ権利を与えます。
女神官は離れた場所にある木に積もった雪を早く落とせた方が勝ちって勝負を挑みました。
雪男が走り出します・・・女神官は投げ縄を使って石を投擲しました。
石は雪男の横をすり抜け木に激突して積もった雪を落としました・・・
勝負は女神官の勝ちです。
雪男は卑怯だと文句を言おうとしたのですが顔に石を投擲されて絶命しまいた。
残った二人の雪男の一方にダメージを負わせます。
雪男は慌てて雪山に逃げて行きました。
女神官と妖精弓手が偵察に向かい雪男の戦力を把握する事になります。
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雪男は洞窟に逃げ込みました。
女神官と妖精弓手が洞窟に忍び込み戦力を把握しようと試みます。
雪男を従えているのは氷の魔女でした。
氷の魔女は春の精霊を眠らせて冬を長引かせていました。
これが各地で起こっている食糧難の原因でした。
この洞窟のどこかに見習聖女が託宣で告げられた物品が隠されている事も判明しました。
女神官がゴブリンスレイヤーの行動を参考にして作戦を練ります。
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ゴブリンスレイヤーの指導が行き届いています。
女神官は無理な行動を避けより確実な方法で洞窟を攻略する事にします。
味方が少数なので奇襲する事にします。
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶が暴れている間に女神官、新米戦士、見習聖女、白兎猟兵で物品を探す事にしました。
物品は白兎猟兵の父親が氷の魔女に使おうとした銀の矢です。
銀の矢を奪った氷の魔女は雪男に見つからない場所に隠していると仮定します。
雪男では通れない広さの坑道を進みます。
女神官達の動きに気が付いた氷の魔女が巨大鼠を嗾けてきました。
新米戦士と見習聖女が相手をする事になります。
その間に女神官と白兎猟兵が奥に進みます。
そして銀の矢を発見しました。
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銀の矢を白兎猟兵に渡します。
白兎猟兵が銀の矢を氷の魔女に撃ち込みました。
氷の魔女が消滅すると残っていた雪男たちが慌て始めます。
山から降りてきて村を襲ったのは間違っていたと喚きながら逃げ出します。
女神官は相手がゴブリンではないので全滅させる必要は無いと判断します。
白兎猟兵の村に戻る事になりました。
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その途中で火の手が上がっている村を発見しました。
ゴブリンに襲われている可能性があると判断した女神官は助けに行く事にします。
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶も同意してくれます。
白兎の村に知らせる必要があるので新米戦士、見習聖女、白兎猟兵に村まで走ってもらう事にしました。
的確な判断ですね。
女神官たちの見た火の手はゴブリンスレイヤーの起こした物だったのですがこの段階では彼が居るとは思っていません。
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ゴブリンスレイヤーを兄の仇と考えているオーガはゴブリンを使って捜索させていました。
中々発見できないのでイライラしています。
オーガは捕らえている二人の女を磔にしてゴブリンスレイヤーを誘き出そうとします。
夜明けまで待つので出て来いと言っています。
ゴブリンスレイヤーの反撃が始まります。
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ゴブリンスレイヤーは牛飼娘を無事に逃がす事とゴブリンを全滅する事を目標に設定しました。
井戸から這い出し戦いの準備を始めます。
近くに存在する池まで行って氷を切り出しました。
切り出した氷を牛飼娘に磨かせます?
準備が整うと牛飼娘を村から逃がす事にします。
牛飼娘は一緒に居ても足手まといになると自覚しているので指示に従う事にします。
帰ってくるよね?と問いかけた牛飼娘に負けるつもりはないと答えて戦場に向かいます。
牛飼娘はゴブリンスレイヤーを信じ村の外に向かって走り出しました。
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ゴブリンスレイヤーは堂々と姿を表しオーガやゴブリンに向かって歩き始めます。
オーガは人質作戦が上手くいったと満足そうにしています。
勝ったと確信しているようですね・・・ゴブリンスレイヤーをいかに残虐に殺してやろうかと考えています。
手柄を欲するゴブリンが襲い掛かって来ました。
ゴブリンスレイヤーはゴブリンが同士討ちする間合いを維持しながら攻撃を加えます。
ゴブリンは自分の事しか考えていないので攻撃してきた同胞を許しません。
仲間割れを始めてしまいゴブリンスレイヤーを囲んで殺すチャンスを逸しました。
オーガは自分で捻りつぶそうとして巨大な戦槌を振り上げます。
ゴブリンスレイヤーは最初からオーガを相手にしていませんでした。
戦槌を足蹴にしてオーガの頭上を飛び越えます。
ゴブリンスレイヤーはまず人質の女を救出する事にします。
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二人の女を抱えて逃げる事になるのでスピードが遅くなります。
周到なゴブリンスレイヤーは救出時に村で火災が起こるように仕掛けを施してありました。
牛飼娘に磨かせた氷を燃えやすい場所に設置しておきました。
太陽光線を氷で収束させ火を付けたようです。
煙に紛れ井戸まで移動し二人の女を井戸に落として隠します。
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煙に巻かれてゴブリンたちは混乱状態になっています。
オーガも視覚を奪われた苛立ちからゴブリンに八つ当たりをして殺しています。
ゴブリンスレイヤーは自分で手を下す事なくゴブリンの数を減らしています。
ゴブリンスレイヤーが仕上げに入ります。
オーガの前に姿を表し池まで誘導しました。
怒り心頭のオーガは足元を確認する事なく追いかけてきました。
オーガと多くのゴブリンが池の上に張った氷の上に来た時に氷を割りました。
オーガとゴブリンは池の中に落っこちてしまい溺れる事になります。
ゴブリンは助かりませんでしたがオーガは粘ります。
池の底を蹴って脱出してきました。
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ゴブリンスレイヤーはオーガが池から出てくるとは思っていなかったようです。
隙が出来てしまい戦槌で潰されそうになっています。
そこに女神官の唱えた祈りが響きます。
閃光を見てしまったオーガは目測を誤りゴブリンスレイヤーは助かりました。
ゴブリンスレイヤーからお礼を言われて女神官が照れています。
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶もやって来てパーティが揃いました。
女神官は毛布を凍らせてソリを作り移動時間を短縮したそうです。
彼女の工夫によってゴブリンスレイヤーは助かったのね。
ゴブリンスレイヤーは良い手だと言って女神官を褒めています。
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妖精弓手はゴブリンスレイヤーがオーガを相手にしている事に驚いています。
鉱人道士と蜥蜴僧侶に手伝ってもらいオーガを池に落とす事にします。
鉱人道士の術で池を汚泥に変えてもらいます。
ゴブリンスレイヤーはオーガの足元に縄を這わせて転ばせます。
反対側の縄は蜥蜴僧侶によって太い木に巻きつけられています。
足を取られたオーガは転倒し池に落ちました。
ゴブリンスレイヤーは池に落ちたオーガ目掛けて飛び込み喉に剣を突き立てました。
オーガは溺れ死ぬことになりました。
まさかの溺死です。
指揮官を失い混乱しているゴブリンを掃討して戦いは終わりました。
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オーガの使っていた戦槌を手にして妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶は満足そうにしています。
オーガを倒せた彼らは金等級の実力があるのですが等級を上げると面倒が増えるので銀等級に留まる事を決めます。
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村に知らせに向かった新米戦士、見習聖女、白兎猟兵が友達と再会します。
新米戦士と見習聖女の友人の圃人剣士と少年魔術師と再会しました。
二人は勇者の案内をしていたようです。
勇者は今回の騒動の黒幕を倒しに行くようです。
勇者から白兎猟兵が女の子だと知らされ新米戦士が驚いています。
確かにな男の子だと思ってたよ。
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ギルドに戻った女神官と妖精弓手が報告を行っています。
女神官の考えた作戦はゴブリンスレイヤーの考える作戦に似ていました。
女神官はゴブリンスレイヤーに毒されていると言われています。
女神官はゴブリンスレイヤーに似ていると言われて満更でもなさそうですよ・・・ちょっと照れています。
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牛飼娘は無事に村から逃げ出し保護されました。
心配した叔父さんから外出禁止を言い渡されてしまいます。
心配してくれていると分かっているので文句も言えないようです。
ゴブリンスレイヤーの帰りを待つ牛飼娘の前に圃人の老爺が現れました。
老爺はこの辺りに馬鹿な冒険者がいる筈なんだが?と言っています。
ゴブリンスレイヤーから聞いている彼の師匠だと思われます。
牛飼娘はゴブリンスレイヤーを馬鹿にされている様に感じてキツイ態度をとっています。
老爺は自然な感じて牛飼娘のおっぱいを揉もうとしていますね・・・スケベなのね。
老爺はゴブリンスレイヤーが楽しくやっていると確認できて満足したようです。
現れた時と同様に一瞬で居なくなりました。
牛飼娘はこの事をゴブリンスレイヤーに伝えませんでした。
師匠がやって来たと知ったらゴブリンスレイヤーはどんな反応を示すんだろうね?
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成分美少女卑劣作戦仲間恋愛
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