ラノベの感想) やたらと察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく 第2巻 (GA文庫)
概略:
小雪に二人の友達ができます。直哉との仲が進展しない事を相談するとプールデートを勧められます。直哉は小雪の水着姿を見たいと感じ小雪を挑発します。小雪は挑発に乗ってしまいプールデートに行く事になりました。プールデートには二人の事を観察する二人組が付いてきます。意気投合した桐彦と朔夜が直哉と小雪のラブラブぶりを観察していました。結衣から小雪のライバルが存在する事が伝えられます。小雪はライバルと対峙する事を選びました。交際を始められない小雪を助ける為に委員長が行動を開始します。彼女には小雪に隠している二重の秘密がありました。
レーベル:GA文庫
発行日:2020/11/30
著者:ふか田さめたろう
イラスト:ふーみ
ISBN:978-4-8156-0775-3
雰囲気:プールデート、尾行者、出会い、恋敵、看病、友達、キス
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登場人物
名前 | 読み | 特徴 |
笹原直哉 | ささはら なおや | 心が読める |
白金小雪 | しろがね こゆき | 毒舌家 |
白金朔夜 | しろがね さくや | オタク |
河野巽 | こうの たつみ | 幼馴染 |
夏目結衣 | なつめ ゆい | 幼馴染 |
夏目夕菜 | なつめ ゆうな | 結衣の妹 |
茜屋桐彦 | あかねや きりひこ | 直哉の親戚 |
鈴原恵美佳 | すずはら えみか | 委員長でギャル |
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プロローグ
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小雪が小学生の頃、親友のちえちゃんと決別する出来事が発生しました。
当時から人見知りだった小雪にとってちえちゃんは唯一無二の親友でした。
雨が降った放課後ちえちゃんと遊んでから帰ろうとして教室に戻ると自分の悪口が聞こえてきました。
数名の女子が集まり小雪の悪口を言っていました。
意見を求められたちえちゃんは何かを決意するように小さく頷き小雪ちゃんのこと嫌いと言ってしまいました。
同意しているにしては雰囲気が変だよ?
ショックを受けた小雪は雨の中を傘もささずに家まで駆け抜け風邪を引きました。
数日学校を休む事になります。
学校に戻った小雪はちえちゃんとただの一度も言葉を交わしませんでした。
一ヶ月後に彼女の転校が決まりそれっきり二度と会えずにいます。
小雪が『猛毒の白雪姫』になるきっかけです。
ちえちゃんに悪意は無かったように思えるんですけどね・・・
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一章 作戦会議
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直哉に指摘され態度が軟化した小雪に話しかけてくる人物が現れます。
直哉の幼馴染の結衣と鈴原恵美佳が話しかけてきました。
小雪が鈴原さんと呼ぶと気さくに『委員長』って呼んでと返されました。
名前呼びは難易度が高いと判断した小雪は彼女の事を委員長と呼ぶ事にします。
恵美佳は小雪のクラスの委員長をしています。
委員長と話せて浮かれている小雪は直哉を隠し撮りした写真が表示されてるスマホを見せてしまいます。
委員長から直哉と交際しているのか聞かれて返事に困っています。
委員長は直哉の事を知っていました。
彼女は直哉の事を察しが良すぎる変人と認識しています。
両想いなんですが恥ずかしくて直哉の告白に対してきちんとした返事が出来ていない事を打ち明ける事になります。
言葉にすると小雪は自分が酷い事をしていると自覚したみたいです。
委員長からは面白い関係、そういうじれったい関係も堪らなく美味しいと思う、と言われました。
委員長は小雪の可愛さを理解したようです。
関係を進展したいけど恥ずかしがっている小雪にアドバイスをしてくれます。
小雪は委員長が勧める場所に直哉と行く事になるようです。
委員長は自信満々に「進展間違いなし」と言ってます。
どこ行くんだろう?
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二章 夏といえばの定番イベント
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小雪と直哉が食堂で仲良く食事中です。
小雪は結衣と委員長から勧められた場所に直哉と一緒に行くか悩んでいました。
察しの良い直哉は小雪に「デートに誘って来ないのか?」と尋ねます。
直哉の察しの良さに慣れたのか小雪は委員長と結衣にデートに行く場所を紹介して貰った事を認めます。
直哉に行く場所を教えると大喜びしています。
喜び過ぎて今すぐ行こうと叫んでいます・・・小雪が勧められた場所とはレジャープールでした!!
小雪の水着姿を絶対に拝みたい直哉は猛烈なプッシュを行います。
正直に欲望を駄々漏らしで小雪を口説いていますよ。
今の時期なら入場者が少ないだろうから小雪の水着姿を他の男に見られる可能性が減ると力説します。
もう一歩で行けそうだと手応えを掴んでいますね。
しかし小雪はやっぱりダメと拒否しました。
察しの良い直哉は小雪が泳げない事を理解します。
わざと泳げないのか?と聞いて小雪のプライドを刺激しました。
スポーツ万能の優等生として通っている小雪は思わず強がってしまい水泳勝負を挑んでしまいます。
直哉はまんまと小雪を誘い出す事に成功しました。
週末にレジャープールに行く事が決まりました。
プールに入場してから小雪が泳げない事を打ち明けてきました。
直哉が知ってたと答えると呆れています。
勝負する必要は無くなったのですが小雪は直哉と仲良く遊びたいと思っていました。
プールで遊ぶ事が決まります・・・直哉が上手く小雪を誘導しているな。
水着姿の小雪がやって来ました・・・意外ビキニです。
朔夜と一緒に買いに行って散々悩んだ末に勇気を振り絞って購入して一品です。
真っ赤な顔で水着を見せびらかしてきます。
褒めて欲しいようですね、全力で褒めてみろと要求してきました。
小雪の水着姿は破壊力抜群でした!!
直哉は跪いて小雪を拝む事になります。
直哉の絶賛に小雪が驚いています。
用意の良い直哉は二人で使える浮き輪をレンタルしていました。
泳げない小雪も溺れずに済むと言っています。
小雪の水着の紐が解けても自分が全力で守るから安心しろとアピールしています。
小雪から残念なお知らせが入ります・・・紐は飾りで解けても大丈夫なんだそうですよ・・・ポロリは無いって事ね。
小雪が慌てた様子で物陰に直哉を押し込み自分も入って来ました。
突然の密着状態に直哉は大喜びしています。
小雪の視線を追うと巽と結衣と朔夜を発見しました。
巽と結衣はデートで来ているだろうから不思議では無いのですが朔夜が一緒にいる事に驚いています。
朔夜と巽の会話が聞こえてきました。
朔夜は小雪と直哉のプールデートを写真に収める気満々だったそうです。
しかし盗撮を疑われてしまい係員にカメラの持ち込みを拒否されたそうです。
撮影が不可能になった朔夜は小雪と直哉の姿を脳内メモリーに刻み込み帰ってから速攻で絵にすると力説していました。
朔夜は今日のデート風景を小雪の結婚式で流そうと考えていました。
それを聞いても小雪は直哉と結婚する事は否定しませんでした・・・水着デートの姿を流されるのが恥ずかしいだけのようです。
まだ交際を始めていないのに気持ちはゴールインしていますね。
朔夜が今は小雪と直哉のカップルとラノベ作家の茜屋先生が推しだと教えました。
それを聞いた結衣が今日は丁度いいかも知れないと言い出します。
遅れて桐彦がやって来ました。
彼が遅れてきたのは朔夜と同様に不審者扱いされたからでした。
桐彦は取材ノートを持ち込もうとして断られています。
桐彦は結衣と巽の入場料を払いデートに同行させて貰ってました。
高校生のデートを取材する貴重な機会なので頑張ると言っています。
朔夜に自己紹介する事になりました。
桐彦が憧れている茜屋先生だと知った朔夜は嬉し過ぎて気絶しました。
彼らの行動を覗いていた直哉は面白そうな事になっていると感じ合流したそうです。
しかし小雪が変な事を言い出しました。
結衣たちに見つかりたくないがプールでは遊びたいのでこっそりバレないように遊ぶと決意しました。
直哉は何と戦っているんだ?と言って呆れていますが内心では面白そうだと思っています。
見つからずに遊べるのでしょうか?
小雪は目立ちそうだから無理っぽくないか?
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三章 もりだくさんのプールデート
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小雪と直哉は流れるプールに向かいました。
一周目は穏やかな時間が過ぎましたが二周目にラッキースケベイベントを発生させます。
プールが見えるベンチに朔夜と桐彦の姿を見つけた直哉は小雪の姿を隠そうと考え二人用の浮き輪の中に入りました。
既に浮き輪の中に入っている小雪と密着する事になります。
密着した事で小雪の巨乳ちゃんの谷間を堪能する事になっています。
小雪は朔夜と桐彦の存在に気が付いてガチガチに固くなっています。
二人の会話が聞こえてきました。
朔夜と桐彦は意気投合したようです。
朔夜が小雪と直哉は取材対象にならないのか聞いています。
桐彦は小雪が取材している事を知るとガチガチになってしまうのでラブコメ展開は期待できないと答えます。
朔夜はは納得していました。
二人から離れると小雪の思考が直哉と密着状態である事に向きます。
悲鳴を上げて逃げ出そうとしますが泳げないので浮き輪から離れると溺れてしまいます。
直哉が必死でなだめる事になりました。
小雪の機嫌を取るためにかき氷を奢る事にします。
直哉はかき氷と熱いお茶を購入して小雪にかき氷を渡しました。
小雪は不思議そうにしていますがかき氷を食べ始めました。
一人で食べているのを申し訳なく思ったのか、それともやりたかったのか、直哉にはいあーんをしてくれます。
直哉は照れながら小雪の使っているスプーンで食べさせてもらっています。
照れる直哉に回し飲みは既に経験しているでしょと呆れています。
直哉にとってはスプーンは別物らしいです・・・食べさせて貰う状況に感激しているようです。
交互にかき氷を食べていたのですが量が多すぎました。
小雪が寒がり始めます。
直哉はすかさず厚いお茶を差し出しました。
途中で体が冷えてしまう事を予想していたので厚いお茶を購入してたのね。
小雪がウォータースライダーの存在に気が付きました。
はしゃいでいます・・・行ってみる事になりました。
人気のアトラクションらしく長い列が出来ていました。
小雪を驚かせたのはカップル限定のプレゼントイベントが行われている事でした。
待ち時間の間スタッフが出す課題をこなすってイベントです。
小雪は参加を躊躇っていましたがイベントをクリアすると好きになったキャラクターのビーチボールが貰えると聞いて参加する事にします。
ちょろすぎる小雪の事を直哉が心配しています。
最初の課題は手を繋ぐ事でした。
小雪は直ぐに手を放せると思っていたようですが順番が来るまで20分間繋ぎ続ける事になりました。
列が進行する間スタッフから課題を出される事になります。
相手の好きなところを聞かれた直哉は淀みなく小雪の美点を答えます。
テレテレな小雪は小さな声でいつも一緒に居れくれるところと答えました。
乙女な回答にスタッフが大喜びしています。
小雪と直哉の番がやってきました。
小雪は滑り降りるのが怖くて尻込みしています。
最後の課題が出されました。
これがとっても破廉恥な課題(小雪視点)でしたよ。
ぎゅーっと抱き着いて滑り降りて下さいと言われました。
躊躇する小雪に優しいスタッフはちょっと手を添えるだけでも良いですよと言ってくれます。
覚悟を決めて滑りだそうとしていると結衣と巽が少し後ろに並んでいる事に気が付きました。
結衣から隠れたい一心で小雪は直哉の首に手を回してぎゅーっと抱き着いてきました!!
隠れるのに必死な小雪はその大胆さに気が付いていません。
抱き着かれた直哉は嬉しいんですけど心臓が止まりそうになっています。
小雪の巨乳ちゃんが直哉に押し付けられていますね・・・これは嬉し過ぎるイベントです。
ここでおっぱいを揉む余裕が欲しかった。
抱き合った状態で仲良く滑り降りる事になりました。
プールに着水した直哉は小雪に向かって破廉恥なのは小雪の方だと訴えました。
小雪は酷い言いがかりだと反論しようとして固まりました。
イチャツク二人をプールサイドから朔夜と桐彦がニコニコ笑顔で見ていました。
桐彦は素晴らしいラブコメイベントが堪能できた取材はバッチリと大喜びしています。
流れるプールで隠れる為に密着した段階から小雪と直哉の後を付けていたそうです。
朔夜から自分が目立つって事を忘れないで欲しいと指摘されます。
直哉は二人が尾行している事を最初から知っていました。
気付いていて黙っていた直哉を小雪が突き飛ばしました。
突き飛ばされプールに沈みながら直哉はこれはこれでご褒美だと感じています。
直哉は小雪とのプールを満喫できました。
とても羨ましいです。
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四章 お見舞いイベント
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水着で小雪に密着され幸せな時間を満喫した直哉が風邪を引きました。
小雪とプールで過ごした時間を思い出してニマニマしている時に体温が上がっているのに気が付きました。
検温すると風邪を引いたと判明します。
そこから直哉が不思議な行動に出ます・・・部屋の掃除を始めました!!
翌日直哉は学校を休む事になりました。
心配した小雪がお見舞いに来てくれます!!
直哉が掃除をしていたのは小雪の来訪を予見したからでした。
初めて入る男の子の家に小雪はドキドキでした。
しかし家に入って呆れる事になります。
家の中は綺麗に掃除されていました。
直哉から小雪がお見舞いに来ると思って掃除したと知らされ呆れています。
小雪は直哉を看病する気満々でした。
持参したレトルトのお粥を作ってくれます。
直哉は嬉しいのですが包丁を持つ小雪の事が心配で仕方ないようです。
無理はするなと声を掛けると小雪がむくれています。
出来上がったお粥を小雪が食べさせてくれます。
物凄くイチャイチャしてますね・・・風邪を引いているんですが直哉はとても幸せそうでした。
直哉のお世話ができて小雪も幸せそうにしています。
お粥を食べ終えた直哉は自室に戻り寝る事になります。
ふらふらしているので付いて行くと言って小雪が後を付いてきました。
直哉の部屋に入りたいようです。
直哉が小雪の隠し撮り写真をプリントして貼ってあるのに気が付きました。
恥ずかしくなった小雪は肖像権の侵害だと怒っています。
直哉が小雪も隠し撮りをしていてスマホに専用のフォルダを作っている事を指摘して反撃します。
小雪は自分はプリントしていないと対抗します。
直哉の小さい頃の写真が欲しいと言ってきました。
それも予想済みだった直哉はアルバムを取り出し小雪に渡します。
動きすぎた直哉が倒れてしまいます。
直哉が目覚めると小雪に膝枕されていました。
最初に見えたのは白い山(小雪の巨乳ちゃん)でした!!
なんて羨ましい・・・きっと素晴らしい光景だったんだろうな。
意識を失う前に膝枕してくれなければ死ぬと言い残したそうです。
小雪は直哉の願いを叶え膝枕をしてあげたそうです。
膝枕しながらアルバムを見ていたので何の問題もないと言っています。
小雪は幸せそうにしています。
直哉は数時間は眠っていたそうです。
暗くなってしまった事を心配すると母親と朔夜が車で迎えに来てくれるから問題無いと言われました。
直哉の体を小雪が拭く事になります。
直哉は恥ずかしいので断ろうとしたのですが小雪は積極的でした。
小雪の熱意に負けて拭いてもらう事になります。
小雪が変なテンションになり直哉に脱げと命じてきました。
直哉が上半身裸になると悲鳴を上げています。
小雪は恥ずかしさに耐え背中側から拭き始めました。
背中が終わると前も拭くと言い出します。
直哉が拒否すると後ろから腕を回して拭くと言い出します。
それは耐えられないと感じた直哉は素直に正面から拭いてもらう事にしました。
二人ともドキドキのようです。
小雪が直哉にキスを迫られる事を妄想してしまいます。
それを察した直哉はまだ付き合っていないから止めておくと断ります。
小雪は千載一遇のチャンスなのと言って直哉の唇を奪おうとしてきました!!
混乱した小雪と取っ組み合いになってしまい朔夜に助けを求めました。
小雪は直哉との仲を進展させたいようですが告白の答えを返せない状況です。
それでもキスはしたいようですね・・・小雪は感情と思考がちぐはぐです・・・そこが凄く可愛いです。
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五章 手強いライバル
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直哉にキスを迫ってしまった小雪はやり過ぎてしまった事を反省しています。
気を使った直哉から「なかったことにするから」と言われてしまいます。
直哉は平然とした様子でしたが会話がぎこちなかったそうです。
小雪は直哉も意識していると感じ取り猛省していますよ。
元気が無い小雪を結衣と委員長が心配してくれます。
委員長がなんで優しくしてくれるのか不思議に思った小雪は理由を訪ねています。
小雪は数回委員長の仕事を手伝っただけでしょと言います。
委員長はその数回で小雪の事が大好きになったんだと力説しています。
ストレートに好きと言われて小雪が照れています。
委員長の発言に結衣が文句を言ってきました。
抜け駆けしちゃダメと言って小雪に抱き着いてきました。
結衣も小雪の事が大好きなんだと言ってきます。
委員長も負けずと小雪に抱き着いてきました。
小雪は突然の両手に花状態に慌てています。
委員長から一年の時から小雪に注目していたと教えられます。
「可愛い子がいるなー」とこっそりチェックしていたそうですよ。
小雪は慌てています。
結衣が小雪の水着姿を見たことがあると告白すると委員長が対抗心を燃やします。
小雪の水着姿を拝みたい委員長は一緒にプールに行こうと誘ってきました。
小雪が了承すると頬ずりしてきました・・・うーん委員長は危ない趣味を持ってませんかね?
小雪が親しみ易く変化したのは笹原君のお陰かしらと言って委員長が若干寂しげな表情を浮かべています。
小雪は前にどこかで見たことがあると感じますが思い出せませんでした。
結衣が委員長も中学時代から大きく変化したよねと問いかけます。
不味い話らしく委員長が話題を変えてきました?
直哉との仲が進展しているなら、そのまま猛アタックを続けろ、と言ってきます。
キス未遂をやらかした小雪は今よりも更にアタックするとか無理と弱音を吐きます。
委員長が急に出てきたライバルに取られちゃうぞと脅してきました。
小雪は直哉みたいな変人を好きになる女の子はそうそう居ないと答えます。
それを聞いた結衣が強力なライバルが存在する事を教えてくれました。
不安に駆られた小雪はライバルに会ってみる事にしました。
その週の土曜日に小雪は直哉の家に居ました。
直哉が預かる事になる結衣の妹と一緒に遊ぶのが目的です。
遊びに来た夕菜は小雪を見てお姫様みたいだと言って感激しています。
褒めちぎられて小雪が照れています。
直哉が小雪の事をガールフレンドだと紹介すると様子が一変しました。
夕菜は小雪をライバル視してきました・・・結衣が教えてくれたライバルとは妹の夕菜(七歳)の事でした。
夕菜は大きくなったら直哉と結婚すると言っています。
結婚と聞いて小雪が慌てていますよ。
小雪と直哉がまだキスしていないと知ると勝ち誇ります。
夕菜は直哉の頬にいつも通りにキスしてきました。
直哉は頬だからと言って弁明しますが小雪の視線が冷たくなっています。
直哉は小雪と夕菜から攻められる事になりました。
夕菜の希望でおままごとをする事になります。
奥さん役をどちらがするかジャンケンで決める事になりました。
小雪は負けてしまいます。
負けた小雪は子供役をする事になりました。
食事が終わると夕菜ママがお風呂に入りなさいと言ってきました。
小雪と直哉は慌てますがおままごとです。
風呂場に見立てた場所で入浴するふりをする事になりました。
夕菜ママにしっかり洗いなさいと言われた小雪は普段するように洗い始めました。
直哉は小雪が頭から洗う事を知る事になりました。
小雪が真面目に洗うふりをするので直哉は妙なエロさを感じています。
子供役になり切っている小雪は直哉パパの足の間に収まり湯船に漬かる事にしました。
直哉は緊張していますよ。
服を着てるのですが混浴している気分に浸ってました。
おままごとに飽きた夕菜が外に遊びに行きたいと言い出します。
熱いので小雪は家の中に居ようと主張してますが夕菜の目的を聞いて彼女に賛同する事になります。
夕菜はショッピングモールに「にゃんじろーが来る」と教えてくれました。
にゃんじろーが好きな小雪は行く気満々になってしまいます。
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六章 予期せぬプチ修羅場
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ショッピングモールに到着した一行はにゃんじろーの握手会の列に並びます。
にゃんじろーが好きって分かり夕菜と小雪は仲良くなります。
呼び方が小雪おねーちゃんから小雪ちゃんに変わっています・・・同等の相手だとみなされたようです。
列に並んでいると夕菜の友達エリスがやって来ました。
彼女は母親に頼まれて買い物に来たと言っています。
にゃんじろーの握手会に並んでいる夕菜を見て幼稚だと言って馬鹿にしてきました。
怒った夕菜はエリスには関係ない、早くどっかいって、と言ってしまいます。
エリスは憤慨してどこかに行ってしまいました。
エリスと喧嘩した夕菜は気落ちしてしまいます。
心配になった小雪は直哉に二人の関係性を質問してきます。
察しの良い直哉はエリスが何を考えているのか凡そ見当が付いていました。
にゃんじろーに握手して貰い喫茶店で休む事になります。
消沈している夕菜は楽しみにしていたにゃんじろーグッズは何も買わず落ち込んでいます。
心配になった小雪が夕菜からエリスとの間に何があったのか聞き出す事になりました。
エリスはこの春アメリカから引っ越して来たそうです。
入学してすぐは日本語があまりうまく話せず一人で居る事が多かったそうです。
そこに夕菜が話しかけて仲良くなったそうです。
夕菜は「おひめさまみたいで、すっごくかわいいねー」と声を掛けたそうですよ。
エリスはそれが嬉しかったようです。
一緒に遊ぶようになりエリスは日本語を使えるようになりました。
しかし夕菜がにゃんじろーの映画を一緒に見に行こうと誘うと断られたそうです。
更に夕菜と遊ぶのも今日限りですと絶縁状を叩きつけられたそうですよ。
夕菜が話しかけてもエリスは無視するようになったそうです。
理由も分からず嫌われてしまい夕菜は落ち込んでいました。
夕菜はまだエリスの事が好きです。
しかしどうして良いのか分からず困っています。
小雪は夕菜に自分の過去を重ねます。
意地を張ってちえちゃんと仲直りしなかった事を後悔している小雪は夕菜にエリスと話し合うべきだと教えます。
自分がちえちゃんと仲直り出来なかった事を後悔していると伝えます。
仲直りしたいならガンガン話しかけるしかないと教えます。
この辺は委員長の教えが影響しているような?
小雪の真剣さが伝わり夕菜はエリスと話し合う覚悟を決めます。
エリスの行き先を理解している直哉の案内でエリスの元に向かいます。
エリスが居たのはにゃんじろーの物販コーナーでした!!
にゃんじろーの事が嫌いだと思っていた夕菜と小雪は驚いています。
エリスは真剣な表情でにゃんじろーグッズを見て回っています。
近づいてくる夕菜に気が付けませんでした。
声を掛けられ飛びあがって驚いています。
夕菜がストレートに仲直りしたいと伝えると驚かれます。
エリスから夕菜に絶縁状を叩きつけた理由が語られます。
エリスは自分の事を可愛いと言ってくれた夕菜がにゃんじろーの事も可愛いと言って喜んでいるのが許せなかったそうですよ・・・
あー、エリスはにゃんじろーに嫉妬してたのね。
夕菜は意外過ぎる理由に驚いています。
エリスの方がにゃんじろーよりも遥かに可愛いと伝えて仲直りしました。
夕菜がストレートに好意を示したのでエリスはテレテレになっています。
エリスは小雪に似ている感じがします。
エリスは夕菜に酷い事を言ってしまった事を後悔しています。
にゃんじろーの物販コーナーに来たのは夕菜に渡す仲直りの品を選ぶためでした。
二人は仲直りする事になりました。
エリスとの仲直りを手助けしてくれた小雪の事を夕菜が認めました。
直哉と末永くお幸せにと言っています。
二人が仲直り出来たと小雪は喜んでいますがちえちゃんと仲直り出来なかった事を後悔しているようです。
直哉は何とかしてあげたいと感じています。
夕菜は直哉の家で夕食を食べる事になっていました。
エリスも誘っていいか聞いてきました。
直哉が快諾してエリスも一緒に夕食を食べる事になりました。
エリスの両親へ報告する事になり小雪がてきぱきと準備を整えます。
しかし実際に電話する事は出来ませんでした。
泣きそうな顔で代わってとお願いする小雪を見た夕菜とエリスが小雪ちゃんを虐めちゃダメと文句を言ってきました。
エリスは小雪お姉さまと呼んでいます・・・まさか小雪の信者になったのか?
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七章 波乱
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登校した小雪を結衣が捕まえお礼を言ってきました。
小雪には何のことだか分からなかったようです。
結衣から夕菜が仲直り出来た事だと言われ納得しています。
小雪は直哉と一緒に夕菜とエリスと四人で夕食を食べた事を語ります。
二人を送り届けたあと直哉に家まで送ってもらい途中のコンビニでアイスを食べた事を教えました。
小雪と直哉がナチュラルにラブラブだと知った結衣と委員長は驚いています。
委員長なんて尊さを処理しきれないと言ってますよ。
小雪は直哉とイチャイチャしてたんだと理解しました。
委員長はライバルの夕菜を助けた小雪を賞賛しています。
ここで結衣から重大な報告がなされました。
夕菜は直哉の事を諦め小雪に任せる事にしたそうです。
小雪はライバルが減ってほっとしているようです。
結衣が小雪の事を「小雪ちゃん」と呼ばせて欲しいとお願いしてきました。
夕菜が小雪ちゃん呼びになっているのでズルいと言っています。
小雪は嬉し過ぎて毒舌が出そうになってますが耐えます。
頑張って結衣ちゃんと呼べるようになりました。
小雪は結衣と友達に成れたと実感して感激に震えています。
嬉しくなった小雪は委員長とも名前で呼び合おうと考えました。
しかし委員長はまだその段階ではないと言って断って来ました。
何やら考えがあるようです。
お礼をしたいと言って結衣が誘ってきました。
委員長も誘ったのですがクラス委員の仕事があるからと断って来ました。
小雪と仲良くなりたいようですが不思議です。
小雪、結衣、直哉の三人でファミレスに向かう事になりました。
メニューを見ていると結衣の知り合いでミカと名乗るギャルがやって来ました。
親しげに近づいてきて同席する事になります。
結衣の友達で良い人だと紹介された小雪は怖いけど友達に成ろうとします。
結衣は最初誰だか分からなかったようですが途中で誰だか分かったようです。
この方が面白いと言われてミカに協力する事にしました。
直哉もミカが誰だか分かっています。
ミカが直哉を誘ってきました。
小雪と直哉がまだ付き合っていないと知り直哉にアプローチしてきます。
小雪は怖いけど対抗しようとします。
まだ付き合っていないんだから邪魔する権利は無いでしょと正論を言われてしまいます。
直哉が取られるかも知れないと思った小雪は理由は無くてもダメと言って抵抗しています。
ミカはぐいぐい攻めてきました。
合コンで使われるトランプを持ち出し挑んできます。
小雪はミカの挑発に乗ってしまい罰ゲームを掛けたトランプをする事になりました。
重要なのは一位になるか最下位になる事なのですが小雪は中途半端な三位になってしまいます。
ルールを熟知するミカは最下位になりました。
当然勝ったのは直哉です。
罰ゲームは一位と最下位がポッキーゲームをするでした。
一位には罰ゲームを拒否する権利が与えられているので直哉はゲームを拒否しました。
勿体ないですねー。
直哉はこれ以上は嫌われるぞと言ってミカの正体を暴きます。
ミカの正体は委員長でした!!
小雪は余りの別人ぶりに驚いています。
直哉はしれっと最初に見た時から気付いていたと語ります。
委員長はやり過ぎた事を謝って来ました。
小雪は煮え切らない自分を心配してくれたと理解して許す事にしました。
照れ隠しに憎まれ口を言いながら直哉に手を出すなと威嚇しています。
委員長は大事な友達の好きな人にこれ以上ちょっかいは出さないと言ってくれました。
友達と言われて小雪が舞い上がっています。
二人目の友達ができたと嬉しそうにしています。
小学校時代に仲の良かった子とギクシャクしてしまってから友達を作れなかったと告白します。
それを聞いた委員長の態度が急変しました。
直哉は委員長が抱えている問題に気が付いたようです。
小雪は高校に入ってからなぜ大人しい格好に変えたのか聞いてみる事にしました。
委員長は歯切れ悪く高校では目立ちたくなかったと言っています。
小雪の視線に耐えられなくなった委員長はお化粧を直してくると言って席を立ちます。
慌てていたのでテーブルの脚に足を引っかけてしまい顔から床に落ちました。
慌てて小雪が駆け寄りハンカチで委員長の顔を拭いてあげます。
一緒にメイクが落ちてしまい小雪は委員長の素顔を見る事になりました。
委員長の素顔を見た小雪が固まってしまいます。
小雪が「・・・ちえちゃん、なの?」と問いかけると委員長は逃げ出しました。
小雪に正体がバレるのを恐れて高校では大人しい格好に変身してたようです。
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八章 過去との戦い
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小雪は委員長と仲直りしようとして話しかけます。
その度に逃げられてしまいます。
委員長は鈴原恵美佳って名前です。
小学生の頃に母親が再婚する事になり隣町に引っ越して転校していきました。
昔の名前は明智恵美佳です。
苗字と名前をくっつけてちえちゃんと呼んでいました。
なので小雪は恵美佳の名前を憶えていませんでした。
食堂で直哉、小雪、朔夜の三人が集まり対策を協議する事になります。
大食いの朔夜はラーメン定食をモリモリ食べながら話を聞いてくれます。
朔夜も恵美佳の事を覚えていました。
もうすぐ夏休みになるのに今まで恵美佳の存在に気付かなかった小雪を問題視しています。
小雪は名前を憶えていなかったんだから仕方ないじゃないと言い訳しています。
直哉には小雪と恵美佳の認識の齟齬がどこにあるのか大体見当が付いていました。
直哉が問題を解消する意思があるのか聞いてきました。
小雪は絶対に仲直りしたいと意気込みます。
直哉は逃げる恵美佳を捕まえるのに手を貸す事にします。
下駄箱で恵美佳は小雪に見つかります。
慌てて逃げ出す事になりました。
恵美佳は陸上部に所属していて短距離走が得意なんだそうです。
小雪よりも足が速く逃げられてしまいます。
出鱈目に逃げた恵美佳は見知らぬ公園に到着しました。
恵美佳が到着すると雨が降って来て遊んでいた子供たちが帰ってしまい一人になります。
直哉に声を掛けられ仰天して腰を抜かしてしまいます。
直哉から恵美佳ならこの公園に逃げてくると予想して待っていたと言われて呆れています。
そこに小雪がやって来ました。
恵美佳は逃げるのを諦めて小雪と対峙する事になります。
恵美佳が中学時代のギャルから真面目な生徒に変身したのは小雪に気付かれない為でした。
嫌われていると思っていても恵美佳は小雪の事が大好きでした。
ちえちゃんだと知られずに仲良くなろうとしてたようです。
小雪から逃げる理由を聞かれた恵美佳は小雪に嫌われているので逃げていると答えました。
小雪は恵美佳に嫌われていると思っているので驚いています。
お互いの思っている事をぶつけ合うとお互いに相手に嫌われていると思っている事が判明しました。
恵美奈は小学生の頃いきなり小雪が話してくれなくなったので嫌われたと考えていました。
小雪は恵美奈が教室で同級生と小雪の悪口を言っているのを聞いてしまい嫌われていると考えていました。
ここに大きな齟齬がありました。
小雪からその時の状況を説明された恵美佳は小雪が勘違いしている事を知りました。
小雪が衝撃を受けた日は雨が降っていました。
同級生から小雪の事を嫌いだよねと同意を求められた恵美佳はこう答えたそうです。
「小雪ちゃんのことを悪く言う人たちなんて、大嫌いよ」と言ってやったそうです。
小雪は自分が壮絶な勘違いをしていた事を知り蹲ってしまいます。
直哉は小雪と恵美佳の間に大きな誤解が存在すると察しました。
理由はお互いが相手の事を大好きだと思っているからでした。
直哉は簡単な推理だろと言ってますが恵美佳は察しが良すぎる事に呆れています。
小雪は泣きながら恵美佳に謝り、改めて友達に成って欲しいと、お願いしました。
一世一代の告白をするような迫力がありますね。
恵美佳は笑顔で小雪を受け入れ二人は友達になりました。
喜んだ小雪が直哉に抱き着いてきて喜びを表現しています。
その姿を見た恵美佳は本当にラブラブだね、私がお節介を焼く必要なんて無かったと言ってます。
雨に打たれたからねーきっと小雪は濡れ透け状態だったに違いない・・・直哉、美味しい奴。
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エピローグ
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恵美佳と仲直りできたのですが小雪は風邪を引いてしまいました。
直哉はお見舞いに行く事にします。
父親はイギリスに出張中で母親は直哉と入れ替わりで買い物に行きました。
朔夜は桐彦と一緒にカップル観察に出掛けました。
意気投合した二人はちょくちょく駅前やショッピングモールに出掛けて行きカップル観察をしているそうです。
ネタ出しに付き合ってくれる朔夜に桐彦はケーキなどをご馳走してくれるそうですよ。
直哉は一般的にはそれをデート言うんだけど二人は気付いて無いよな、面白そうだから見守ろうと考えています。
家には小雪と直哉の二人しかいません・・・信用されている?
恵美佳が凄く心配している事を伝えると小雪は嬉しそうにしています。
彼女が風邪を引いていないと知って安心したようです。
恵美佳は物凄く狼狽していて直哉に誤字脱字交じりのメールを送って来ました。
熱で浮かされている小雪はいつになく素直でした。
欲しい物を問われて直哉くんと答えています。
小雪の愛が溢れだしてますね・・・直哉は変な気を起こしては成らないと自戒しています。
して欲しい事を聞かれた小雪は添い寝を所望してきました。
直哉をベッドに押し倒して隣に寝ころびました。
直哉は小雪の抱き枕と化します。
一刻も早く小雪から離れなければと考えた直哉があれこれ言って離れようとしています。
熱に浮かされている小雪は煩い直哉の口を塞ぐために唇にキスしてきました。
唇にキスしたので頬にキスした夕菜に勝てたと喜んでいます。
直哉は茫然としています。
満足した小雪は眠ってしまいました。
誰にも見られる事なく直哉は小雪のベッドから脱出する事に成功しました。
戻って来た母親と看病を交代して逃げるように小雪の家から帰りました。
翌週小雪は見事に復活を遂げました。
直哉を発見して嬉しそうに声を掛けてきました。
キスしたんだからもっとテレテレに成っていないとおかしいんですが小雪は上機嫌です。
照れた様子はありませんでした。
直哉は恐ろしい事に気が付きました。
小雪は大胆にも自分から直哉の唇を奪った事を綺麗さっぱり忘れていました。
覚えている直哉だけが悶々とする事になっています。
未だに正式に交際は始めてないんだよなー。
小雪と直哉に大きな齟齬が生じたよね・・・ちょっと心配だね。
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