ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第19巻 (GA文庫)

概略:
フギルとの最終決戦の前にルクスがナーバスになっています。フィルフィが彼の事を優しく励ましてくれます。戦いが始まるとルクスの予想を超えてフギルが超人ぶりを発揮しています。忠実なアーシャリアもフギルをサポートして勝利目前までルクス達を追い込みます。ルクス達はアーシャリアの予想を超えた機竜操作で彼女を行動不能に追い込んでいきます。仲間の捨て身の献身でルクスとフギルの決闘が実現する事になりました。フギルはルクスの事を強敵と認識しているので油断のない攻撃をしてきます。ルクスはフギルに勝てるのでしょうか?

レーベル:GA文庫
発行日:2019/11/30
著者:明月千里
イラスト:村上ゆいち
ISBN:978-4-8156-0455-4
雰囲気:励まし、読み合い、対巨大アビス、高潔なリーシャ、決闘、国王
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フギルとアーシャリアとの決着をつける事になります。
フギルとアーシャリアが準備を整えて戻って来るまでの間にルクス達は休息をとりつつ作戦を考えます。
ウロボロスを使われてしまうと歴史改変が行われてしまうのでそれを止めるのが重要でした。
ルクス、アイリ、エーリルはルインに残されていたアーシャリアのメッセージを聞く事になります。
その話はフギルの知らない事でした。
三人はアーシャリアの疑似人格から彼女が殺された経緯とフギルが何を望んでこれまで戦ってきたのかを知ります。
ルクスはフギルを自分が止めなければと思ったようです。
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作戦前に不安に駆られているルクスをフィルフィが励ましてくれます。
背中から抱き着いてルクスを励ましています。
おーおーフィルフィの巨乳ちゃんが背中に押し付けられています。
ルクスの背中はさぞ幸せだった事でしょう。
フギルはエリクシルを大量に投与した結果人間を越えた存在に進化しています。
そのうえ超絶的な能力を誇るウロボロスとバハムートを使います。
犠牲者を出さずに勝利できる可能性が極めて低いのでルクスは不安なようです。
そんな彼をフィルフィが勇気づけてくれました。
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フギルはルクスの成長を感じ取り彼を好敵手と認めています。
力押しでは勝てないと思ったようです。
ルクスの心理を読み作戦を立てています。
フギルとアーシャリアは巨大なアビスを囮として使ってきました。
その後ろからウロボロスを動かし遺跡を奪還しようと試みます。
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強力なアビスが動き出したので夜架が迎撃に出る事になります。
フギルは特殊型の機竜を操る夜架の存在を警戒しているようでした。
ルクスはフギルが単身で突撃してくると予想し迎撃に出ました。
フギルはルクスが自分の作戦を読んだ事に驚いています。
フギルの奇襲作戦はルクスにより妨害されましたが彼には余裕がありました。
純粋にドラグナイトとしての能力ではフギルが圧倒しているのでルクスは追い込まれてしまいます。
フギルは元々ルクス達を殺したくないと考えていました。
降伏勧告をしてきましたがルクス達は応じませんでした。
ピンチのルクスをセリスとフィルフィが助けてくれます。
彼女達は動けるのが自分たちだけだと知りルクスの救援にやって来ました。
セリスとフィルフィが無茶な戦い方をしてフギルの隙を作ります。
ルクスが渾身の攻撃でフギルの乗るバハムートにダメージを与え一時撤退させる事に成功しました。
動けないルクスをセリスが抱えて拠点に戻る事になります。
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クルルシファー、メル、グライファー、ローザ、リーシャは巨大アビスの迎撃をしていました。
アイリがマギアルカのヨルムンガンドに乗り作戦行動の指揮をしています。
アイリが何度も部隊の危機を救う事になっていました。
操縦ができるようになった間もないのに彼女も無茶をするな。
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ダメージを負ったフギルはウロボロスに回収され治療を受ける事になっています。
フギルはアーシャリアとの過去を思い出しています。
フギルとアーシャリアは争いの無い世界を作る為に戦っていたようです。
ウロボロスを動かせる体になる為、フギルが一時的に眠りに就く事になります。
フギルが眠っている間に、アーシャリアが助けた裏切りの一族が反旗を翻しました。
アーシャリアを拷問して聖蝕を自分たちの都合の良い兵器に改造しようと試みます。
アーシャリアは殺されてしまいました。
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フギルが目覚めると彼らのアジトは静まり返っていました。
起こしてくれると約束したアーシャリアが居ない事にフギルは苦笑しています。
そこに裏切りの一族がやってきてフギルを殺そうとしてきます。
彼らは機竜に騎乗していましたがフギルに返り討ちにされてしまいます。
生身の身体で機竜を圧倒するフギルに戦慄しています。
彼らとの戦闘中にアーシャリアに何かがあったと悟ります。
戦闘後にアーシャリアの亡骸を発見する事になりました。
しかしフギルはアーシャリアの亡骸を見ても悲しめなかったようです。
彼女の残した聖蝕とウロボロスを使い彼女が夢見た理想の世界を作る事を己の使命と思い込みます。
それから数千年の間フギルは相応しい王の誕生を夢見て世界改変を繰り返す事になりました。
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何度繰り返しても権力を握った人間は腐敗して弱者から搾取する世界を作ってしまうようです。
フギルはそれでもアーシャリアとの約束を果たす為に世界の再構築を続けていたようです。
これは辛いよね。
ただ希望を捨てなかったって感じではないようです。
死んでしまったアーシャリアとの約束を果たす為と考え機械的に行動していたようにも思われます。
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ルクスが一時的に戦線を離脱したのでアーシャリアとフギルは好機と見て攻めてきました。
ルクス不在の間、それぞれのメンバーが命がけの戦いを繰り広げています。
セリスは一生懸命にルクスを戦場に運んでいたようですね。
ルクスまったく美味しい目にあっています。
セリスに抱き締められながら運ばれていたようですよ。
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ウロボロスと、エリクシルで強化されたアビスを合体させた巨大アビスの猛攻は凄まじいモノでした。
それでも懸命に戦い、ウロボロスの神装を記憶改竄以外の目的意外に使わせます。
アーシャリア(オートマタね)は若干リーシャ達を侮っていた感がありますね。
自分とフギルなら負けるはずは無いと考えていました。
しかしリーシャ達が其々の神装を予想外の使い方をして肉薄してきます。
ウロボロスの3つあるコアの内一つを破壊されてしまいます。
不味いと感じたフィギルが無機物への攻撃は無効化される、とウロボロスを使い世界改変を行います。
これにリーシャ達は困る事になりました。
敵の攻撃を受けても自分たちも神装を纏っているのでダメージを受ける事は無くなるのですが相手にダメージを与えにくくなります。
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ルクスはアーシャリアの疑似人格から驚くべき真実を聞かされていました。
聖蝕が改変されたのはアーシャリアを殺害した裏切りの一族が要求した結果だと思われたのですが違いました。
アーシャリアの疑似人格は聖蝕はアーシャリア本人が望んだ物にはならなかったと言っていました。
アーシャリアは人々の願いを聞いて弱き者を助ける存在として聖蝕を作ったようですが人々の心が望んでいたモノが彼女の考えとは異なっていました。
アーシャリアとフギルに助けられた人々まで彼らの事を恐れ忌むべき存在、邪魔な存在だと感じていました。
結果、完成した聖蝕はフギルを排除対象として認識したそうです。
この結果にアーシャリアはやりきれなさを感じ、フギルを正しく認識して欲しいと思ったそうです。
彼女は聖蝕を改造してフギルに倒させようと計画を変更しました。
フギルが眠っている間の出来事です。
彼女はフギルに聖蝕を討伐させて彼が英雄であると人々に認識させようと考えたようです。
しかし計画の変更をフギルに伝える前に彼女は殺されてしまいました。
フギルはアーシャリアの意図を知らず、残された聖蝕とウロボロスを使い彼女の願いを成就させようと懸命に頑張る事になったそうです。
アーシャリアの疑似人格はアーシャリアとフギルが間違った方法で人々を救済しようとしてしまったと認識していました。
彼女はルクスにフギルを止めて欲しいとお願いしてきました。
エーリルがアーシャリアの疑似人格の話がフギルの耳に入る様に仕向けました。
しかしフギルは知らなかった聖蝕の真実を知っても行動を変える事はしませんでした。
彼はアーシャリアを失った事で考えが固定されてしまったみたいです。
まあ、そりゃそうだよね。
エリクシルの大量投与で人間をやめちゃってる彼には人間的な心は残らなかったみたいだからね。
一人だけ残される事になれば、生前のアーシャリアの願いを叶えようと頑張るしか無かったよなー。
フギルは不遇の人だったね。
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危機的状況で活躍したのがセリスでした。
彼女の雷撃によりフギルの肉体を痺れせます。
フギルがウロボロスを使い相手へ与えたダメージが倍になって自分に返ってくる、と世界改変を行います。
ウロボロスを倒しきるまで追い込んでいるのですが動けるのがリーシャだけになっています。
ここでリーシャが高潔な決断をする事になりました。
彼女は後事をルクスに任せ自分が犠牲になる事を決めます。
そしてティアマトの神装を使い超重力でウロボロスを押し潰す事にします。
リーシャは死んでしまうと思われたのですがルクスが彼女を助ける事になりました。
意思疎通も無く行動できるなんてすごい信頼感だよ。
リーシャはルクスに愛されているようだね。
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機体が押しつぶされて動けないウロボロスのコアをセリスが破壊して動きを止めました。
動けるのがルクスとフギルだけとなり最後の決闘が始まりました。
最初から全力で神装を使い激突しています。
相手の行動を予測しての攻撃となっていますね。
読み合いはフギルの勝ちだったのですがフギルは機竜の負荷を計算していませんでした。
ルクスに決まる筈だった止めの一撃は、機竜が、蓄積されたダメージにより崩壊する事で不発に終わります。
ルクスの攻撃がフギルに当たり決着となりました。
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負けたフギルは信頼し合い己の命を平和の為に差し出すルクスとリーシャに王の器を感じ取っていました。
負けてしまっても求めていた答えが得られたと満足そうにしています。
フギルは機竜の剣に身を投げて自殺しようとしますがルクスに止められます。
自分を助けるルクスを見てフギルは彼にアーシャリアと同じ高潔さが備わっていると理解しました。
裏切りの一族の末裔であるルクスに高潔さが備わっていると感じたフギルは満足しています。
アーシャリアは間違っていなかった、と言い残して灰になって消えていきました。
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世界を救ったルクスは協議の結果、一年間だけ国王を引き受ける事になります。
就任式に一緒に戦った仲間が集まってくれます。
ローザはルクスに抱かれたそうですが国際問題になるとマギアルカに止められています。
政治に関してはセリスの父親ディスト・ラングリスが行う事になります。
ルクスはフギルとアーシャリアとの戦いから自分が英雄になるのではなく皆と協力する事の大切さを学びました。
彼は皆で助け合うやり方を模索していきたいと宣言しました。
就任式の3日後、ルクスの結婚式が行われています。
彼は誰と結婚する事になったんだろうか?
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成分美少女ハーレムラッキースケベ無双デレ
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