ラノベの感想) インフィニット・デンドログラム 3.超級激突 (HJ文庫)
概略:
ギデオンにやってきたレイとネメシスはゴズメイズ山賊団討伐の報奨金を受けとりました。ユーゴーに分け前を渡す事になりましたが、彼は戦闘中に破損したマジンギアの代金しか望みませんでした。レイの手元には6000万リルもの大金が残ります。シュウとフィガロが友達だと判明しました。レイは大闘技場で行われるフィガロと迅羽の対戦を観戦する事になります。マリーがボックス席のチケットを獲得してくれました。フィガロが絶対の自信を持っていたのでレイは6000万リルをフィガロに賭ける事にします。当然ネメシスに叱られる事になります。フィガロは勝てるでしょうか?
レーベル:HJ文庫
発行日:2017/4/1
著者:海道左近
イラスト:タイキ
ISBN:978-4-7986-1432-8
雰囲気:超級激突、不審、ルーク、マリー
.
ギデオンでマリーと再会したレイとネメシスは彼女から強くなる秘訣を教えて貰います。
マリーはAGIが大切だと言っていました。
AGIが高くなると相手の動きがスローに見えるそうです。
敵よりも高いAGIを持っていると相手の攻撃を避けやすくなるようです。
自分の攻撃も当てやすくなります。
.
マリーからパーティーのプール資金を使って超級激突のチケットを手に入れたと言われます。
彼女はレイ、ネメシス、ルーク、バビを誘うつもりでした。
フィガロと黄河のマスターキョンシー迅羽との対戦が見られると聞いてレイは大喜びしています。
マリーが妙にレイやルークに親切なのが気になりますね。
それだけ仲良くなったって事か?
.
一旦マリーと別れてレイとネメシスはゴズメイズ山賊団を潰した事をギルドに報告に行きました。
そして予想外の理由で大いに悩む事になります。
ゴズメイズ山賊団はこれまでに大き過ぎる被害を出していました。
彼らの行状に怒りを感じている有力者が多かったそうです。
自分ではゴズメイズ山賊団を倒せないので腕利き冒険者を惹き付ける為に報奨金を出していました。
これまで誰も討伐出来なかったので報奨金が降り積もり法外な金額になりました。
結果としてレイが8000万リルという大金を貰う事になってしまいます。
根が小市民なレイとネメシスは使いみちに困っています。
共闘したユーゴーにも半分受け取らせようと考えています。
レイは良い奴だな。
レイがガチャを引こうかな?と考えるとネメシスに釘を刺されています。
.
レイとネメシスはシュウと再会する事になりました。
シュウもフィガロの試合を見に来たそうです。
ここでシュウとフィガロが友達だと判明します。
相当仲良しなようですよ、シュウはフィガロの事をフィガ公と呼んでいました。
シュウの手に入れたチケットがレイと同じボックス席だと分かります。
シュウはマリーが使ったのと同じダフ屋からチケットを入手したようです。
.
レイがネメシスの食事量が増えている事に危機感を抱きます。
確かに増えているように思えるね。
体重が増えるんじゃないか?と指摘するとエンブリオなので変化しないと反論されます。
第二形態になれるようになったので必要なエネルギー量が増えたのかな?
ユーゴーとキューコに再会する事になりました。
.
ユーゴーにゴズメイズ山賊団を壊滅させた報奨金を分ける事になります。
ユーゴーは戦闘の結果、破壊されたマジンギアの実費だけを受け取る事になりました。
2000万リルぐらいです。
ユーゴーは何やらレイに伝えたい事があるようなんですが全てを伝える事が出来ないようです。
西が本命だ、と伝えて去っていきました。
.
中々ボックス席に現れないシュウを探しに行く事になります。
シュウはライオンの着ぐるみと話し込んでいます。
ライオンの中身はフィガロでした!!
ギデオンでは有名人なので変装していたそうです。
フィガロは絶対の自信を持っていました。
絶対に勝つと言っています。
これで報奨金の使いみちが決りました。
レイは6000万リルをフィガロの勝利に懸ける事にします。
ギャンブラーだねー。
ネメシスが激怒しています。
ネメシスのお説教が始まろうとしている時に、金をドブに捨てたな、との声が掛かりました。
.
声を掛けてきたのは対戦相手の迅羽でした。
レイは迅羽の異様さに恐怖を感じています。
迅羽が気絶した女性を連れていたので彼女を助けようとします。
格上で恐怖を抱いている相手に向かって行くレイに迅羽は興味を持ったようです。
迅羽に殺されそうになるのですがシュウが助けてくれました。
殺意を込めた攻撃を軽く受けられ迅羽はシュウにも興味を抱きます。
拉致されたと思われていた女性は迅羽の連れで黄河の大使でした。
彼女は迅羽の非常識な移動手段にグロッキー状態になってたそうです。
.
ボックス席に現れたシュウを見てマリーが驚いているようです。
彼女はシュウの通り名が分かったようだね。
彼女はシュウの事を破壊王だと理解したようです。
シュウはマリーの正体が超級殺しだと分かったんだろうか?
普通に接していますね・・・
.
フィガロと迅羽の対戦は迅羽の挑発から始まりました。
迅羽はその場を一歩も動かないでフィガロに勝つと宣言します。
会場に集まっている観衆はフィガロの勝利を期待しているので大ブーイングが起こっています。
フィガロは挑発に乗らず慎重に戦っていましたが迅羽の奇妙な攻撃が炸裂しました。
二人の動きが速すぎでレイには何が起こっているのか分からないようです。
レベルの高いシュウとマリーには二人の動きが見えているようです。
.
迅羽の不思議な攻撃によりフィガロは肺を奪われる事になりました。
心臓を狙ったそうですが避けたのね!!流石フィガロ。
肺を取られたフィガロが劣勢だったのですが最後は互いの必殺技を撃ち合う事になります。
フィガロのエンブリオの特性が有利に働いたようです。
彼のエンブリオの能力は装備品数を減らすと装備品が強化されます。
しかも時間経過と共に強化率が上がるようです。
迅羽はフィガロに両断されて木っ端みじんに爆発しました。
対戦はフィガロの勝利に終わります。
.
大金を掛けていたのでレイとネメシスが大喜びする筈だったんだけど事件が発生します。
闘技場の対戦は対戦が終了するとダメージが消え元のステータスに戻るそうです。
死んでも生き返るって事だね。
しかし爆発した迅羽は消えたまま、フィガロは動きを止めてしまいます。
シュウは何かに気が付いたようですね。
凄い殺気を放って不機嫌そうにしています。
彼の様子にネメシスやマリーが怖がっています。
破壊王が怒ると怖いよな。
.
観衆が不審に思っていると事件を引き起こした首謀者が登場しました。
最高のフィナーレに水を差したのはアルター王国の仇敵【大教授】Mr.フランクリンでした!!
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外伝
テイム不可能スライム事件
>>
ルークが女衒の先輩キャサリンに会う為にギデオンの「女衒ギルド本務」に向かいます。
キャサリン金剛は見た目、筋骨隆々のオカマです。
ルークはキャサリンを尊敬していますが配下のモンスターは怖がっています。
ルークが新たなモンスターを探していると聞いたキャサリンは配下のメイドを案内に付けてくれました。
キャサリン本人は仕事で出かける事になります。
.
ルビエラの案内でキャサリンの知り合いの店に向かう事になりました。
ルークが店主にピピっと来たモンスターを仲間にしていると教えると驚かれます。
ルークは女衒として有用な才能を持っているみたいです。
店中のモンスターを見て回り運命の相手を見つける事になりました。
ルークが気に入ったのは、テイムするのが難しく隔離されているスライムでした。
.
【ミスリル・アームズ・スライム】という種族で攻撃性がやたら高いです。
これまでテイムした者は居ないと言われているとても貴重なモンスターでした。
これまでもルークよりも遥かに高レベルの人達がテイムに挑戦したそうです。
しかし結果は失敗だったそうです。
.
ルークは時間を掛けてスライムの動向を観察していました。
これは彼に特殊な訓練を課している父親の影響のようです。
ルークは読唇術の訓練を日課にしています。
過酷な訓練の過程で大量のネズミが居る床下に落下した経験があるみたいです。
ちょっとしたトラウマを抱える事になりネズミが怖いようです。
.
スライムを入れてある甕の傍にネズミを発見してパニックを起こしています。
混乱するルークをバビが抱きかかえて落ち着かせています。
ルークはパニックに陥っていても周囲を観察できるみたいだね。
ネズミが甕の傍を通ってもスライムが攻撃してこない事を発見しました。
これがテイムへのカギとなります。
.
ルークはスライムが物凄く怖がりで攻撃力のあるモノを怖がっていると仮定します。
ルークはテイムしたモンスターを入れるジュエル(檻のようなものだね)を空にします。
マスターである事を示す紋章を甕から離してテイムに挑戦しました。
予想が当たりルークはミスリル・アームズ・スライムのテイムに成功しました。
また雌だったよ・・・リズと名付けています。
.
店主は、ルークの発見したテイム方法には1000万以上の価値があると言って大喜びしています。
本当はリズをただでくれるつもりだったようですがルークが断りました。
高潔な魂を持っているルークは定価の半額を支払う事にします。
分割払いで513万リルを支払う事になりました。
.
無事に新たなモンスターを入手できたのでルビエラと別れる事になります。
彼女は王都に戻ったキャサリンを追いかける事になります。
ここで驚くべき事が起こります。
ルビエラが巨大な赤い竜に変身しました。
それが元の姿のようです。
魔法で人間の姿になっていたようですよ。
キャサリンスゲーなー・・・ドラゴンを配下にしていますよ。
ルークが尊敬しているだけはある。
人間の姿に成れるルビエラにマリリンとオードリーが尊敬の眼差しを向けています。
彼女達は人間の姿になってルークといちゃつきたいようですよ。
《人化の術》を習得すると燃えています。
ルークは二人に惚れられていると気付いてないようです、罪作りな奴・・・
.
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外伝
ギデオンの休日・昼
>>
ギデオンを散策中のマリーが誘拐されそうになっている美少女を発見しました。
マリーは彼女を助ける事にします。
記者である彼女は国の要人の顔を知っています。
助けた美少女はアルター王国の第二王女エリザード・S・アルターでした。
正体を隠してお忍びで観光しているのかと思ったら違いました。
エリザードは一人でギデオン見物をする為に護衛をまいて来たと言っています。
マリーが選択を迫られる事になります。
このままエリザードを連れ回すと要人誘拐犯になってしまいます。
冷静に考えれば衛兵に引き渡すのが得策です。
しかし一人での行動を楽しんでいるエリザードに抗えませんでした。
マリーは美少女が好きなようですね。
エリザードをお持ち帰りしたいとの本音が漏れています。
.
マリーの案内でエリザードはギデオン観光を満喫する事になりました。
庶民にとっては何気ない事でもエリザードにとっては大変珍しい貴重な経験なようです。
徐々にエリザードとマリーの距離が縮まって行きます。
エリザードは自分の事を殿下と呼ぶマリーに不満を持ちます。
マリーはエリザードの事をエリちゃんと呼ぶ事にします。
これが好評でした。
エリは友達が欲しかったようですね。
.
マリーがエリの似顔絵を描く事になります。
エリが広場に居た絵描きに似顔絵を描いて貰おうとしたのが原因です。
マリーはエリを連れ回す際に彼女に幻惑魔法を掛けて姿を誤魔化しています。
似顔絵を描かせるとそれがエリにバレてしまいます。
マリーは、現実世界では漫画家をしていたので任せろ、と言って描き始めました。
元が可愛いのでエリは描き易かったそうですよ。
完成した似顔絵を見たエリが大喜びしてます。
.
マリー(一宮渚)の独白で彼女がデンドロをやっている理由が判明しました。
連載していた漫画雑誌を発行している出版社が倒産したそうです。
その煽りで連載は第一部完って形で終わってしまいました。
マリーは途方に暮れたそうです。
まあそうなるよねー。
そこに別の出版社から連載を再開しないかって話が来たそうです。
マリーは快諾したかったそうですが問題が発生していました。
休載している間に彼女は漫画が描けなくなっていました。
主人公のマリー・アドラーが彼女の中で動かなくなったそうです。
マリーを再起動する為に色々な事を試したそうですが効果がありませんでした。
.
そんな時にデンドロを知ったそうです。
ここでならマリーを動かすのに必要な何かが見つかるかもしれないと考えてデンドロを始めたそうです。
キャラクターは漫画の主人公マリー・アドラーを作りました。
マリーの設定を踏襲しているので記者で殺し屋をしています。
.
エリからギデオンの良さをブリティス伯爵から教えて貰ったと聞かされました。
ブリティス伯爵はギデオン伯爵家と犬猿の仲だそうです。
マリーはおかしいと考えます。
エリと遊んでいると彼女を狙う暗殺者の気配を察知しました。
マリーはエリに気付かれないように対処する事にします。
.
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外伝
ギデオンの休日・夜
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マリーを眠らせている間に暗殺者を退治する事になります。
敵もそれなりのレベルの暗殺者だったのですがマリーの敵ではありませんでした。
余裕で全滅させてしまいます。
.
エリはマリーの背中で目を覚ます事になります。
エリが疲れて眠ってしまったって設定で行くようですよ。
エリが気付くと滞在しているギデオン伯爵亭の近くでした。
エリはマリーから降り一人で歩いて帰る事にします。
王女としての威厳を示す為だと言ってましたが名残惜しそうにしています。
マリーとの交流でエリは少し大人になりました。
初めて「ありがとう」とお礼の言葉を述べています。
絶対にまた会おうと再会を誓って別れる事になりました。
もう親友ですね。
.
ここからのマリーが凄かったぞ。
マリーは当初、ブリティス伯爵がエリの暗殺を企てた首謀者だと考えていました。
しかし真相を追うと違った結果が見えてきました。
マリーは暗殺を依頼した人物を特定してその証拠を持ち帰りました。
そして真相に行きつきます。
.
マリーはブリティス伯爵の元に向かいエリ暗殺計画の顛末を報告する事にします。
元々はブリティス伯爵もエリ暗殺を考えたそうです。
先の戦争で跡継ぎの息子が参陣し戦死したそうです。
更に領地で疫病が蔓延しました。
封じ込めには成功したそうですが負債がかさみ領地の経営が破綻したそうです。
ブリティス伯爵は領地を王家に返上して、今は王宮で事務仕事をしています。
ギデオン伯爵家の跡取りは戦時中は元服前だったので参陣しませんでした。
今は当主となっています。
ブリティス伯爵は自分に起こった出来事との余りの違いに、恨みを抱きギデオン伯爵を破滅させようとしたようです。
領地に来ている王族が殺されれば責任問題に発展します。
それが狙いだったようです。
賢明なブリティス伯爵は、計画を実行に移す前に、それが逆恨みだと理解したそうです。
しかし計画を忘れる事が出来なかった彼は運命に任せる事にしました。
エリがギデオンで一人歩きするように興味を刺激し、護衛の近衛騎士が引き継ぎに手間取るように書類を作ったそうです。
.
運命はエリに味方したって事だね。
マリーが誘拐されかけているエリを発見し彼女を護衛しながら遊んだのが良かったようです。
ブリティス伯爵は自分の計画をマリーに看破されて驚いています。
真実を知るマリーに殺されると思ったようですがマリーは真相を告げるだけでした。
.
翌日はレイとルークと一緒に超級激突を観戦する日です。
マリーは疲弊していました。
ブリティス伯爵に経緯を報告する為に頑張り過ぎたのが原因でした。
マリーの独白により彼女がレイとネメシスを気に入っている理由が語られます。
マリーはレイを殺した時に彼がこの世界で生きているみたいに抗う姿に感銘を受けたそうです。
レイを観察していればマリー・アドラーが動き出す可能性を感じています。
マリーはレイに自分が《超級殺し》だと打ち明けたいようですが難しいみたい・・・
理由はレイとネメシスが《超級殺し》へのリベンジをモチベーションにしているからです。
レイとネメシスが強くなったら再び正体不明のPKとして登場しようと考えています。
マリーは二人の成長を期待しているな。
バレなきゃ良いけどね・・・
レイとネメシスは鈍感なようなので大丈夫だよね。
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【復讐乙女 ネメシス】
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【装備品】
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AmazonLink: -インフィニット・デンドログラム- 3.超級激突 -インフィニット・デンドログラム- (HJ文庫)
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ギデオンにやってきたレイとネメシスはゴズメイズ山賊団討伐の報奨金を受けとりました。ユーゴーに分け前を渡す事になりましたが、彼は戦闘中に破損したマジンギアの代金しか望みませんでした。レイの手元には6000万リルもの大金が残ります。シュウとフィガロが友達だと判明しました。レイは大闘技場で行われるフィガロと迅羽の対戦を観戦する事になります。マリーがボックス席のチケットを獲得してくれました。フィガロが絶対の自信を持っていたのでレイは6000万リルをフィガロに賭ける事にします。当然ネメシスに叱られる事になります。フィガロは勝てるでしょうか?
レーベル:HJ文庫
発行日:2017/4/1
著者:海道左近
イラスト:タイキ
ISBN:978-4-7986-1432-8
雰囲気:超級激突、不審、ルーク、マリー
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ギデオンでマリーと再会したレイとネメシスは彼女から強くなる秘訣を教えて貰います。
マリーはAGIが大切だと言っていました。
AGIが高くなると相手の動きがスローに見えるそうです。
敵よりも高いAGIを持っていると相手の攻撃を避けやすくなるようです。
自分の攻撃も当てやすくなります。
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マリーからパーティーのプール資金を使って超級激突のチケットを手に入れたと言われます。
彼女はレイ、ネメシス、ルーク、バビを誘うつもりでした。
フィガロと黄河のマスターキョンシー迅羽との対戦が見られると聞いてレイは大喜びしています。
マリーが妙にレイやルークに親切なのが気になりますね。
それだけ仲良くなったって事か?
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一旦マリーと別れてレイとネメシスはゴズメイズ山賊団を潰した事をギルドに報告に行きました。
そして予想外の理由で大いに悩む事になります。
ゴズメイズ山賊団はこれまでに大き過ぎる被害を出していました。
彼らの行状に怒りを感じている有力者が多かったそうです。
自分ではゴズメイズ山賊団を倒せないので腕利き冒険者を惹き付ける為に報奨金を出していました。
これまで誰も討伐出来なかったので報奨金が降り積もり法外な金額になりました。
結果としてレイが8000万リルという大金を貰う事になってしまいます。
根が小市民なレイとネメシスは使いみちに困っています。
共闘したユーゴーにも半分受け取らせようと考えています。
レイは良い奴だな。
レイがガチャを引こうかな?と考えるとネメシスに釘を刺されています。
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レイとネメシスはシュウと再会する事になりました。
シュウもフィガロの試合を見に来たそうです。
ここでシュウとフィガロが友達だと判明します。
相当仲良しなようですよ、シュウはフィガロの事をフィガ公と呼んでいました。
シュウの手に入れたチケットがレイと同じボックス席だと分かります。
シュウはマリーが使ったのと同じダフ屋からチケットを入手したようです。
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レイがネメシスの食事量が増えている事に危機感を抱きます。
確かに増えているように思えるね。
体重が増えるんじゃないか?と指摘するとエンブリオなので変化しないと反論されます。
第二形態になれるようになったので必要なエネルギー量が増えたのかな?
ユーゴーとキューコに再会する事になりました。
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ユーゴーにゴズメイズ山賊団を壊滅させた報奨金を分ける事になります。
ユーゴーは戦闘の結果、破壊されたマジンギアの実費だけを受け取る事になりました。
2000万リルぐらいです。
ユーゴーは何やらレイに伝えたい事があるようなんですが全てを伝える事が出来ないようです。
西が本命だ、と伝えて去っていきました。
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中々ボックス席に現れないシュウを探しに行く事になります。
シュウはライオンの着ぐるみと話し込んでいます。
ライオンの中身はフィガロでした!!
ギデオンでは有名人なので変装していたそうです。
フィガロは絶対の自信を持っていました。
絶対に勝つと言っています。
これで報奨金の使いみちが決りました。
レイは6000万リルをフィガロの勝利に懸ける事にします。
ギャンブラーだねー。
ネメシスが激怒しています。
ネメシスのお説教が始まろうとしている時に、金をドブに捨てたな、との声が掛かりました。
.
声を掛けてきたのは対戦相手の迅羽でした。
レイは迅羽の異様さに恐怖を感じています。
迅羽が気絶した女性を連れていたので彼女を助けようとします。
格上で恐怖を抱いている相手に向かって行くレイに迅羽は興味を持ったようです。
迅羽に殺されそうになるのですがシュウが助けてくれました。
殺意を込めた攻撃を軽く受けられ迅羽はシュウにも興味を抱きます。
拉致されたと思われていた女性は迅羽の連れで黄河の大使でした。
彼女は迅羽の非常識な移動手段にグロッキー状態になってたそうです。
.
ボックス席に現れたシュウを見てマリーが驚いているようです。
彼女はシュウの通り名が分かったようだね。
彼女はシュウの事を破壊王だと理解したようです。
シュウはマリーの正体が超級殺しだと分かったんだろうか?
普通に接していますね・・・
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フィガロと迅羽の対戦は迅羽の挑発から始まりました。
迅羽はその場を一歩も動かないでフィガロに勝つと宣言します。
会場に集まっている観衆はフィガロの勝利を期待しているので大ブーイングが起こっています。
フィガロは挑発に乗らず慎重に戦っていましたが迅羽の奇妙な攻撃が炸裂しました。
二人の動きが速すぎでレイには何が起こっているのか分からないようです。
レベルの高いシュウとマリーには二人の動きが見えているようです。
.
迅羽の不思議な攻撃によりフィガロは肺を奪われる事になりました。
心臓を狙ったそうですが避けたのね!!流石フィガロ。
肺を取られたフィガロが劣勢だったのですが最後は互いの必殺技を撃ち合う事になります。
フィガロのエンブリオの特性が有利に働いたようです。
彼のエンブリオの能力は装備品数を減らすと装備品が強化されます。
しかも時間経過と共に強化率が上がるようです。
迅羽はフィガロに両断されて木っ端みじんに爆発しました。
対戦はフィガロの勝利に終わります。
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大金を掛けていたのでレイとネメシスが大喜びする筈だったんだけど事件が発生します。
闘技場の対戦は対戦が終了するとダメージが消え元のステータスに戻るそうです。
死んでも生き返るって事だね。
しかし爆発した迅羽は消えたまま、フィガロは動きを止めてしまいます。
シュウは何かに気が付いたようですね。
凄い殺気を放って不機嫌そうにしています。
彼の様子にネメシスやマリーが怖がっています。
破壊王が怒ると怖いよな。
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観衆が不審に思っていると事件を引き起こした首謀者が登場しました。
最高のフィナーレに水を差したのはアルター王国の仇敵【大教授】Mr.フランクリンでした!!
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外伝
テイム不可能スライム事件
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ルークが女衒の先輩キャサリンに会う為にギデオンの「女衒ギルド本務」に向かいます。
キャサリン金剛は見た目、筋骨隆々のオカマです。
ルークはキャサリンを尊敬していますが配下のモンスターは怖がっています。
ルークが新たなモンスターを探していると聞いたキャサリンは配下のメイドを案内に付けてくれました。
キャサリン本人は仕事で出かける事になります。
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ルビエラの案内でキャサリンの知り合いの店に向かう事になりました。
ルークが店主にピピっと来たモンスターを仲間にしていると教えると驚かれます。
ルークは女衒として有用な才能を持っているみたいです。
店中のモンスターを見て回り運命の相手を見つける事になりました。
ルークが気に入ったのは、テイムするのが難しく隔離されているスライムでした。
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【ミスリル・アームズ・スライム】という種族で攻撃性がやたら高いです。
これまでテイムした者は居ないと言われているとても貴重なモンスターでした。
これまでもルークよりも遥かに高レベルの人達がテイムに挑戦したそうです。
しかし結果は失敗だったそうです。
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ルークは時間を掛けてスライムの動向を観察していました。
これは彼に特殊な訓練を課している父親の影響のようです。
ルークは読唇術の訓練を日課にしています。
過酷な訓練の過程で大量のネズミが居る床下に落下した経験があるみたいです。
ちょっとしたトラウマを抱える事になりネズミが怖いようです。
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スライムを入れてある甕の傍にネズミを発見してパニックを起こしています。
混乱するルークをバビが抱きかかえて落ち着かせています。
ルークはパニックに陥っていても周囲を観察できるみたいだね。
ネズミが甕の傍を通ってもスライムが攻撃してこない事を発見しました。
これがテイムへのカギとなります。
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ルークはスライムが物凄く怖がりで攻撃力のあるモノを怖がっていると仮定します。
ルークはテイムしたモンスターを入れるジュエル(檻のようなものだね)を空にします。
マスターである事を示す紋章を甕から離してテイムに挑戦しました。
予想が当たりルークはミスリル・アームズ・スライムのテイムに成功しました。
また雌だったよ・・・リズと名付けています。
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店主は、ルークの発見したテイム方法には1000万以上の価値があると言って大喜びしています。
本当はリズをただでくれるつもりだったようですがルークが断りました。
高潔な魂を持っているルークは定価の半額を支払う事にします。
分割払いで513万リルを支払う事になりました。
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無事に新たなモンスターを入手できたのでルビエラと別れる事になります。
彼女は王都に戻ったキャサリンを追いかける事になります。
ここで驚くべき事が起こります。
ルビエラが巨大な赤い竜に変身しました。
それが元の姿のようです。
魔法で人間の姿になっていたようですよ。
キャサリンスゲーなー・・・ドラゴンを配下にしていますよ。
ルークが尊敬しているだけはある。
人間の姿に成れるルビエラにマリリンとオードリーが尊敬の眼差しを向けています。
彼女達は人間の姿になってルークといちゃつきたいようですよ。
《人化の術》を習得すると燃えています。
ルークは二人に惚れられていると気付いてないようです、罪作りな奴・・・
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ギデオンの休日・昼
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ギデオンを散策中のマリーが誘拐されそうになっている美少女を発見しました。
マリーは彼女を助ける事にします。
記者である彼女は国の要人の顔を知っています。
助けた美少女はアルター王国の第二王女エリザード・S・アルターでした。
正体を隠してお忍びで観光しているのかと思ったら違いました。
エリザードは一人でギデオン見物をする為に護衛をまいて来たと言っています。
マリーが選択を迫られる事になります。
このままエリザードを連れ回すと要人誘拐犯になってしまいます。
冷静に考えれば衛兵に引き渡すのが得策です。
しかし一人での行動を楽しんでいるエリザードに抗えませんでした。
マリーは美少女が好きなようですね。
エリザードをお持ち帰りしたいとの本音が漏れています。
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マリーの案内でエリザードはギデオン観光を満喫する事になりました。
庶民にとっては何気ない事でもエリザードにとっては大変珍しい貴重な経験なようです。
徐々にエリザードとマリーの距離が縮まって行きます。
エリザードは自分の事を殿下と呼ぶマリーに不満を持ちます。
マリーはエリザードの事をエリちゃんと呼ぶ事にします。
これが好評でした。
エリは友達が欲しかったようですね。
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マリーがエリの似顔絵を描く事になります。
エリが広場に居た絵描きに似顔絵を描いて貰おうとしたのが原因です。
マリーはエリを連れ回す際に彼女に幻惑魔法を掛けて姿を誤魔化しています。
似顔絵を描かせるとそれがエリにバレてしまいます。
マリーは、現実世界では漫画家をしていたので任せろ、と言って描き始めました。
元が可愛いのでエリは描き易かったそうですよ。
完成した似顔絵を見たエリが大喜びしてます。
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マリー(一宮渚)の独白で彼女がデンドロをやっている理由が判明しました。
連載していた漫画雑誌を発行している出版社が倒産したそうです。
その煽りで連載は第一部完って形で終わってしまいました。
マリーは途方に暮れたそうです。
まあそうなるよねー。
そこに別の出版社から連載を再開しないかって話が来たそうです。
マリーは快諾したかったそうですが問題が発生していました。
休載している間に彼女は漫画が描けなくなっていました。
主人公のマリー・アドラーが彼女の中で動かなくなったそうです。
マリーを再起動する為に色々な事を試したそうですが効果がありませんでした。
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そんな時にデンドロを知ったそうです。
ここでならマリーを動かすのに必要な何かが見つかるかもしれないと考えてデンドロを始めたそうです。
キャラクターは漫画の主人公マリー・アドラーを作りました。
マリーの設定を踏襲しているので記者で殺し屋をしています。
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エリからギデオンの良さをブリティス伯爵から教えて貰ったと聞かされました。
ブリティス伯爵はギデオン伯爵家と犬猿の仲だそうです。
マリーはおかしいと考えます。
エリと遊んでいると彼女を狙う暗殺者の気配を察知しました。
マリーはエリに気付かれないように対処する事にします。
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外伝
ギデオンの休日・夜
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マリーを眠らせている間に暗殺者を退治する事になります。
敵もそれなりのレベルの暗殺者だったのですがマリーの敵ではありませんでした。
余裕で全滅させてしまいます。
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エリはマリーの背中で目を覚ます事になります。
エリが疲れて眠ってしまったって設定で行くようですよ。
エリが気付くと滞在しているギデオン伯爵亭の近くでした。
エリはマリーから降り一人で歩いて帰る事にします。
王女としての威厳を示す為だと言ってましたが名残惜しそうにしています。
マリーとの交流でエリは少し大人になりました。
初めて「ありがとう」とお礼の言葉を述べています。
絶対にまた会おうと再会を誓って別れる事になりました。
もう親友ですね。
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ここからのマリーが凄かったぞ。
マリーは当初、ブリティス伯爵がエリの暗殺を企てた首謀者だと考えていました。
しかし真相を追うと違った結果が見えてきました。
マリーは暗殺を依頼した人物を特定してその証拠を持ち帰りました。
そして真相に行きつきます。
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マリーはブリティス伯爵の元に向かいエリ暗殺計画の顛末を報告する事にします。
元々はブリティス伯爵もエリ暗殺を考えたそうです。
先の戦争で跡継ぎの息子が参陣し戦死したそうです。
更に領地で疫病が蔓延しました。
封じ込めには成功したそうですが負債がかさみ領地の経営が破綻したそうです。
ブリティス伯爵は領地を王家に返上して、今は王宮で事務仕事をしています。
ギデオン伯爵家の跡取りは戦時中は元服前だったので参陣しませんでした。
今は当主となっています。
ブリティス伯爵は自分に起こった出来事との余りの違いに、恨みを抱きギデオン伯爵を破滅させようとしたようです。
領地に来ている王族が殺されれば責任問題に発展します。
それが狙いだったようです。
賢明なブリティス伯爵は、計画を実行に移す前に、それが逆恨みだと理解したそうです。
しかし計画を忘れる事が出来なかった彼は運命に任せる事にしました。
エリがギデオンで一人歩きするように興味を刺激し、護衛の近衛騎士が引き継ぎに手間取るように書類を作ったそうです。
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運命はエリに味方したって事だね。
マリーが誘拐されかけているエリを発見し彼女を護衛しながら遊んだのが良かったようです。
ブリティス伯爵は自分の計画をマリーに看破されて驚いています。
真実を知るマリーに殺されると思ったようですがマリーは真相を告げるだけでした。
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翌日はレイとルークと一緒に超級激突を観戦する日です。
マリーは疲弊していました。
ブリティス伯爵に経緯を報告する為に頑張り過ぎたのが原因でした。
マリーの独白により彼女がレイとネメシスを気に入っている理由が語られます。
マリーはレイを殺した時に彼がこの世界で生きているみたいに抗う姿に感銘を受けたそうです。
レイを観察していればマリー・アドラーが動き出す可能性を感じています。
マリーはレイに自分が《超級殺し》だと打ち明けたいようですが難しいみたい・・・
理由はレイとネメシスが《超級殺し》へのリベンジをモチベーションにしているからです。
レイとネメシスが強くなったら再び正体不明のPKとして登場しようと考えています。
マリーは二人の成長を期待しているな。
バレなきゃ良いけどね・・・
レイとネメシスは鈍感なようなので大丈夫だよね。
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【復讐乙女 ネメシス】
レベル | 形態 | スキル | 読み |
1 | 大剣 | 復讐するは我にあり | ヴェンジェンス・イズ・マイン |
2 | 斧槍 | 逆転は翻る旗の如く | リバース・アズ・フラッグ |
【装備品】
名称 | ランク | 入手先 |
瘴焔手甲 ガルドランダ | 伝説級 | <UBM>【大瘴鬼 ガルドランダ】討伐 |
紫怨走甲 ゴゥズメイズ | 逸話級 | <UBM>【怨霊牛馬 ゴゥズメイズ】討伐 |
煌玉馬 ゼフィロスシルバー | 機械の馬 | ガチャ |
成分 | 美少女 | 仲間 | バトル | 武具・防具 | ハーレム |
評価 | AA | AAA | AAA | B | B |
AmazonLink: -インフィニット・デンドログラム- 3.超級激突 -インフィニット・デンドログラム- (HJ文庫)
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