ラノベの感想) 続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 第3巻 (電撃文庫)
概略:
達也が魔法師を地位を高める為の行動を起します。真由美と遼介をバンクーバーに向かわせる事にしたので国防軍が過剰反応を示す事になります。七草弘一が達也と利害の一致を見出し協力してくれる事になるよ。国防軍の中で魔法師の海外渡航を認める派と反対派に別れました。反対派は達也の周囲の人物に呪詛を放ち脅迫しようとしてきます。瑞姫とエリカが標的にされる事になります。瑞姫を狙われて怒っている幹比古が反撃する事になりますよ。達也はマテリアル・バーストに新たな使い道を示す事で魔法師の海外渡航に邪魔が入らないようにしてしまいます。その手法が圧巻ですよ。リーナは真由美の護衛の為にUSNAに向かいます。彼女に代わり達也が深雪の護衛に復帰しました。深雪に恋をしている将輝と達也に恋をしているほのかに変化が起こります。
レーベル:電撃文庫
発行日:2021/4/10
著者:佐島勤
イラスト:石田可奈
ISBN:978-4-04-913623-4
雰囲気:渡米準備、妨害工作、秘策、交渉、決定、変化、極秘会談
.
達也の指示で真由美と遼介がバンクーバーに向かう事になりました。
魔法師の海外渡航は法的には禁じられていませんが自重する事が慣例となっています。
初の海外行きに真由美の心は弾んでいました。
しかし国防軍の諜報部がこれに懸念を抱きました。
表面的には真由美が高レベルの魔法師だった事と十師族の一員だって事が関係しています。
彼らの本心としては魔法師が国家の庇護を離れて自立しようとしている事が怖いみたいです。
諜報部は外務大臣を介して七草弘一を説得し真由美のバンクーバー行きを止めようと試みます。
弘一はこれまで政府寄りの見解を示す事が多かったので説得できると期待されていました。
.
外務大臣から真由美のバンクーバー行きを止めて欲しいとお願いされた弘一が予想外の反応を示しました。
達也が真由美を介してバンクーバー行きを認めて欲しいとお願いしたようです。
弘一は達也の考えを全て理解しているわけではないようですが彼は経済面で他国との関係を構築したいとの野心を持っていました。
真由美の海外行きはコネクションづくりに利用しようと考えていたようです。
外務大臣のお願いに対して法的に認められている権利を放棄せよというのか?と反論しました。
真由美には反社会的な要素は微塵も存在しないので外務大臣は弘一を説得する材料を失いました。
外務大臣が説得に失敗した段階で妨害工作を止めればよかったのですが彼らは諦めが悪かったです。
.
日本を陰から守護する四大老の一人、樫和主鷹を頼る事にしました。
樫和は達也の事を快く思っていないように見えますね。
諜報部のお願いを聞いてくれました。
古式魔法を使い達也の周囲の人間に呪詛をかける事が決まりました。
.
達也は弘一を料亭に招き外務大臣に反対してくれた事に関してお礼を述べます。
最初こそ弘一は達也の行動が四葉家の考えなのか疑っていましたが達也が個人的に動いている理解できたので態度が軟化しました。
ここで少しだけ真由美の海外行きを止めなかった理由を語ります。
達也は魔法師が差別される事無く生きていける世界を目指しているようです。
弘一は達也とは違い経済面で海外進出したいと考えていました。
意外と彼は商売人なようです。
共に自由に他国との関係を築きたいと考えている事が分かりました。
理由は違えど目的が近い、利害の一致を見た二人は協力して行く事になります。
二人とも自分の目的の為には過去の軋轢を忘れる事が出来るドライさを持っている事が幸いしましたね。
真由美は何の懸念も無く海外に行ける事になります。
.
達也は自分でも国防軍を説得する準備を始める事になります。
彼の考えた計画は度肝を抜くものですよ。
これまで兵器として認識されていた戦略級魔法マテリアル・バーストを思わぬ形で使う事になります。
達也はマテリアル・バーストの新たな使い道を示す為のデモンストレーションの準備があるので敵の監視を黒羽家に任せる事にします。
達也が個人的に頼んだ依頼だったのですが幹也と亜夜子は嬉々として十六夜調の監視任務に就く事になりました。
達也は調が動くと考えていたようです。
.
八雲から呼び出される事になりました。
緊急で知らせたい困りごとがあり直接話したいと言われた達也は彼の元に向かいました。
八雲から彼の所属する比叡山が厄介な仕事を請け負ってしまった事を伝えられました。
ここで達也は樫和主鷹が敵対している事を知りました。
彼らが呪詛を使い達也の周囲の人間を呪うと知ったので術者を殺そうかと考えます。
しかし八雲からそれはやめて欲しいとお願いされました。
八雲の助言により達也は瑞姫とエリカが狙われる可能性が高いと予想します。
幹比古に伝えて彼に二人を守ってもらう事になります。
.
達也は魔法大学で幹比古とエリカに会う事にします。
幹比古を呼びに行ったらエリカが彼と会話していました。
エリカも狙われる可能性が高いので彼女も交えて瑞姫とエリカが狙われる可能性が高い事を説明しました。
瑞姫が狙われる可能性があると聞いた幹比古が静かな怒りを示します。
二人に呪いをかけようとしている古式魔法師の対処は自分がするので達也は自分の対抗策に専念しろと言ってくれました。
.
国防軍内部で真由美の海外渡航に関しての意見は割れています。
渡部摩利が配属された独立魔装連隊の隊長風間は違った見解を持っていました。
摩利を真由美の護衛として付ける事を決めました。
配属間もない摩利は緊張の面持ちで風間の前に立ちます。
ガチガチに緊張しているのが可愛いですね。
緊張している摩利は海外渡航する真由美の護衛を任されて呆気に取られていました。
彼女が選ばれたのは真由美と親しいって事も関係しているようです。
.
摩利は真由美の了解を得ようと考え彼女に会う事にします。
久々の再会に真由美は嬉しそうにしていました。
七草家に摩利を招いてもてなす事にします。
昼食が終わり摩利が護衛の件を切り出すと殊更驚いていました。
真由美は自分の出国が護衛を必要とする大事になるっているとは考えていなかったようです。
恐縮している摩利に対して快諾する旨を伝えました。
軍人然とした堅苦しい話し方はやめて欲しいとお願いしています。
真由美の事を良く知っている摩利はそれに応じて友人としての口調を心がける事になります。
.
達也はマテリアル・バーストのデモンストレーションの為に光宣と水波が住む高千穂を訪問する事にします。
出迎えに出てきた水波が今でもメイド服を着ている事に驚いていますが顔に出すような事はしません。
達也は光宣の趣味なのかも?と疑っていますがこれも言葉にはしませんでした。
達也が高千穂を訪問したのは地球に接近している超々距離を移動中の彗星を目視で確認する為でした。
達也は国防軍を説得する為にマテリアル・バーストを使い地球から遥か離れた位置を地球に向けて移動中の彗星の軌道を逸らそうとしています。
四葉家が開発したサードアイセカンドを使い魔法を放つことになっています。
国防軍が開発したCADを四葉家は改良したようですね・・・相変わらず四葉家の技術力は高いようです。
.
巳焼島の四葉家の施設からマテリアル・バーストを放つことになります。
藤林響子にハッキングしてもらい国防軍にデモンストレーションの時刻を知らせました。
達也からのメッセージを受け取った国防軍の諜報部は大騒ぎになっています。
午前四時に彗星の軌道が逸れた事を確認できるようにしたてたので少し前にマテリアル・バーストを放つことになりました。
深夜って言うか早朝?の作戦行動だったのですが深雪とリーナは側で快挙を目撃する事を選びました。
彗星の軌道が変わった事を確認した達也たちは仮眠をとる事にしました。
達也と深雪は同じベッドで寝ているね・・・
達也が目覚めると深雪が彼の腕を抱えて熟睡していました。
この二人はまだ清い関係を続けているそうだよ・・・ちょっと信じられないな・・・
達也は分かるが深雪は良く我慢できているもんだ。
.
国防軍の諜報部は達也の偉業を目撃する事になりました。
地球に向かっていた彗星の軌道を変えるという偉業と達也の目的が分からず対策が決まりません。
頭を悩ませている国防軍統合軍令部参謀本部の明山部長に達也かわ通話が届きます。
またも響子にハッキングしてもらい国防軍の専用回線に割り込みました。
もうやりたい放題です。
達也はデモンストレーションの目的とマテリアル・バーストの使用目的を語りました。
マテリアル・バーストなら地球に向かってくる彗星の軌道を逸らせる事ができる。
地球に破片が落下するのを防ぐには超長距離に存在する段階で魔法を放つ必要がある。
その為には世界中の天文台に自由に行けると便利であると告げました。
これまで対処法が無かった宇宙からの飛来物に対してマテリアル・バーストが有効であると理解してくれます。
明山は馬鹿ではないようですね。
.
諜報部は外務大臣を交えた緊急会議を開きます。
外務大臣もマテリアル・バーストの有効性を理解したので真由美の海外渡航を阻む計画の中止を宣言しました。
これで困った事になったのは樫和を頼った犬飼副部長です。
樫和は作戦の中止が決まったと聞いても気にするなと弁護士を介して返答してきました。
伝えらえた言葉だけを素直に信じれば気にする必要は無かったと思うのですが裏家業に生きる犬飼は素直に受け取れませんでした。
樫和に試されていると感じてしまい彼は術者の元に向かい進捗を確認する事にします。
幸い呪詛はまだ放たれていなかったのですが今夜から仕掛けられると言われます。
ここで中止を伝えられれば良かったのですが犬飼は呪詛の発動を止められませんでした。
裏家業に生きている人は疑い深くていけないな。
もしかしたら樫和は本当に気にしていなかったかもしれんのに・・・
.
瑞姫とエリカは幹比古の実家で匿われていました。
呪詛を警戒していた幹比古が発動を感知してすかさず反撃を開始しました。
瑞姫とエリカを狙うのは利害関係から妥当だと思いますが幹比古の存在を軽視しすぎでしたね。
瑞姫を狙われて怒り心頭の幹比古は強烈な反撃魔法を放ったようです。
呪いの術者は昏倒する事になりました。
.
達也は諜報部の首謀者を探す事にします。
彼の個人的な部下になった響子の叔父大門を向かわせます。
大門は犬飼の住んでいるマンションに軽々と侵入を果たしました。
そこで犬飼を始末しに来た柳と遭遇する事になりました。
柳は大門に達也へのメッセージを託しました。
風間からのメッセージだったぞ・・・風間は国防軍の不始末は自分達で方を付けたので許して欲しいとってものでした。
達也は自分が風間から思いの外警戒されていると知り驚いたようです。
達也としても国防軍と事を構えるつもりは無いようですね。
戦略級魔法に兵器とは違う価値を見出すという達也の計画により魔法師の自由が少し増したようです。
マテリアル・バーストの使い道としては彗星の軌道を変える事に使った方が有用だよね。
達也の価値が益々高まる結果と言えますね。
地球の守護者って感じになってきています。
.
>>
偽装恋愛 case: 一条将輝
>>
リーナが真由美と遼介を護衛する為にUSNAに行ったので達也が深雪の護衛に戻りました。
一緒に魔法大学に向かう事になります。
そこで将輝と遭遇する事になります。
深雪を見つけた将輝は達也の存在を無視して食事に誘ってきます。
深雪が断るとあっさり戻って行きました。
達也は将輝と深雪を取り合う事になるのか?との懸念を抱きました。
.
将輝は魔法大学で下級生の女子集団を連れ歩いています。
一緒に居た吉祥寺真紅郎が将輝の態度の悪さを指摘します。
確かに将輝の態度は深雪に対しても一緒に居る取り巻きの女の子達に対しても失礼なものでした。
将輝は真紅郎の指摘を軽く受け流しています。
真紅郎は将輝の態度が変化している事に気が付いていて彼を心配しています。
.
将輝が軽薄な態度を取っているのには魔法師の婚姻に関する問題が隠れていました。
将輝の取り巻きの中に鶴画黄里恵という女の子が居ます。
将輝は彼女の立場を気にかけて軽薄な態度を取っていました。
黄里恵は三校の後輩で将輝とは血の繋がらない再従兄妹の関係にあります。
将輝には一色家の血が流れています。
一色家と鶴画家の間に強力な魔法師が生まれる可能性が高い事が問題でした。
一色家と鶴画家は黄里恵と将輝を結婚させようと目論んでいました。
しかし一条家が四葉家に将輝と深雪の婚姻を申し込んだ事で計画が止まってしまいます。
達也が深雪の婚約者になった事を発表した直後に横槍を入れられた形になった四葉家は返事をしていません。
当事者である達也と将輝の間で殴り合いの喧嘩が発生し達也が勝利しました。
二人の間では将輝の横槍は終わった事になっているのですがそれを知らない一色家と鶴画家は計画を保留しているそうです。
将輝は黄里恵が好きでもない男の子供を産まされる事になると心配しています。
黄里恵に哀しい思いをさせないために彼女に嫌われようとして軽薄な態度を取っていました。
将輝が黄里恵の本心を理解できていないのが問題です。
当の黄里恵は将輝に恋愛感情を抱いていました。
彼に嫌われないように、好かれるように頑張っていました。
.
達也が研究しつに呼ばれて講義を欠席する事になります。
深雪が一人になったので将輝は彼女の隣の席で講義を受講する事にします。
深雪が隣に座る事を快諾してくれたので実現しました。
ここでの将輝の態度に深雪が違和感を抱きました。
将輝は深雪に親し気に話しかけ隣の席を確保すると彼女と会話を続ける事はしませんでした。
たまに将輝の視線を感じる事があったのですがそれは絵画や美術品に向ける視線のように感じられました。
困った深雪は達也にそれを相談する事にします。
.
将輝はリーナが国外に出ているとの噂を聞いてそれは困ると叫んでしまいます。
リーナは将輝が深雪に近付く事を警戒してくれるので将輝には都合が良かったようだね。
将輝は達也に真実を聞きに行きました。
リーナはUSNA軍の伝手を使い非合法に出国しているのでUSNAに行っていると教える事は出来ません。
達也はリーナは国内に居ると嘘を教えています。
.
深雪から相談を受けた達也は将輝の態度がちぐはぐである事に気が付きました。
将輝は深雪を見ているだけで幸せを感じるようです。
しかし深雪に軽薄な態度で声を掛けて来る理由が分かりません。
探りを入れたいと考えていると将輝が深雪を昼食に誘ってきました。
達也は将輝の真意を確認する良い機会と捉えます。
しかし一緒に居た真紅郎が反対してきましたね。
彼に何らかの考えがあると見て取った達也は任せる事にしました。
.
真紅郎は将輝を呼び出して彼が軽薄な態度をとる事をやめて欲しいとお願いしました。
親友だけあり将輝の態度が黄里恵が魔法大学に入学してきてから始まった事を理解していました。
そこに何か理由があると考えています。
将輝に真意を当のですが答えてくれませんでした。
真紅郎は将輝の妹の茜に頼る事にします。
愛する真紅郎から連絡を貰い茜は舞い上がっています。
食い気味に真紅郎に電話してきました。
真紅郎は茜に好かれている事に気が付いていない感じがしますね。
あくまれも親友の妹と考えているみたいです。
将輝と同じで鈍いようだぞ。
茜から将輝と黄里恵が再従兄妹である事を教えられた真紅郎が解決に動きます。
将輝を呼び出し真意を問いただす事にしました。
その場に黄里恵を呼び出しておいて隠れていてもらう事にします。
.
呼び出された将輝は黄里恵を守る為に軽薄な態度を取っている事を語りました。
黄里恵と将輝を結婚させようとしている一色家と鶴画家を諦めさせるために行動している事を教えました。
一条家と四葉家の婚姻が叶えば一色家と鶴画家の間に生まれる魔法師よりも強力な魔法師になりそうです。
将輝の狙いはそこにありました。
将輝が深雪を諦めていないと知れば計画を止めると期待していました。
将輝は深雪の心が自分に向く事は無いと分かっていて道化を演じていました。
将輝は黄里恵が家の命令で無理して自分の側に居ると考えていました。
好きでもない相手と無理やり結婚させられると考えていました。
.
隠れて話を聞いていた黄里恵が飛び出してきてそれが誤解である事を訴えます。
黄里恵は昔から将輝に対して恋をしている事を告白しました。
家の命令ではなく将輝が好きだから気に入られようとして側に居たと訴えました。
自分の気持ちを勝手に決めないで欲しいと言っています。
将輝に告白できなかったのは自分が彼に相応しい相手なのか自身が持てなかったからだそうです。
黄里恵は将輝に告白しましたよ。
いきなりな展開に将輝は頭の中がぐちゃぐちゃになってしまいます。
真紅郎は二人で良く話し合えと告げて去って行きます。
.
将輝は黄里恵を魔法大学近くのカフェに連れて行きそこで話す事にします。
焦っていたので遮蔽魔法を使えない一般の店に入ってしまいました。
将輝と黄里恵には三人の尾行者が付いてきていました。
将輝はそれにも気づけませんでした。
.
黄里恵と将輝の会話が始まるのですが主導権は黄里恵が握っていました。
告白した事で吹っ切れたようですね。
お試しで自分と交際を始めて欲しいと言ってきました。
気に入らなければ捨ててくれて構わないと言っています。
将輝は不誠実だと訴えますが黄里恵は引きません。
深雪という圧倒的な存在を見てしまった事で将輝が恋の仕方を忘れていると指摘しました。
それは将輝も納得しているようですね。
将輝に惚れているので何をされても問題無いと言われてしまい将輝は黄里恵の告白を受け入れようとしていました。
将輝は黄里恵を恋愛対象として見ていなかったのですが彼女の存在を好ましく思っていました。
彼女との交際を始めると答えようとしたみたいなんですが大声をあげてレイラが割り込んできました。
将輝と黄里恵を尾行していたのか茜とレイラと真紅郎でした。
.
レイラは将輝が好きなようですね。
将輝が恋の仕方を思い出す為に恋人を作ろうとしているなら自分が立候補しますと言ってきます。
レイラが自分に好意を抱いているとは思いもしない将輝は困惑しています。
真紅郎から計画を聞いた茜がレイラを助ける為に彼女に教えたようです。
真紅郎は茜に計画を話してしまった事を詫びています。
強力なライバルの出現に黄里恵が対抗してきました。
黄里恵とレイラが将輝を取り合う構図が完成してしまいました。
血統的にもレイラと将輝の婚姻は強力な魔法師を生みそうです。
これは拗れそうなのですがどうなるのでしょうね。
将輝、黄里恵、レイラの三人で話し合いが行われたようです。
将輝と黄里恵がその後も一緒に行動しているので何らかの変化があったようですよ。
将輝は黄里恵と交際する事にしたのだろうか?
.
>>
失恋 case: 光井ほのか
>>
小和村真紀との約束を果たす為に彼女が主演する映画に出演する事になった七宝琢磨が撮影を終えました。
撮影中は講義を休みがちだったので居なかった間の学内の変化を親友に聞いてみる事にします。
そこで光井ほのかに言い寄る西位真友(とりい まとも)の存在を知りました。
一高生時代に琢磨はほのかに助けて貰った経験があります。
それで彼女に好意を抱きました。
達也と深雪の婚約が発表されて落ち込んでいるほのかに言い寄った事もあります。
その時は雫から最低の行為だと罵られました。
それ以来琢磨はほのかに積極的にアプローチする事を控えていたのですがライバルの出現に黙って居られなくなります。
琢磨は雫に相談する事にしました。
.
雫はほのかの達也に対する態度が変化している事に気が付いています。
ほのかの態度にらしくないと感じている雫は琢磨の相談に乗る事にしました。
琢磨を使いほのかを立ち直らせようと考えたようです。
.
西位真面はほのかと同じエレメンツです。
魔法大学で初めてほのかの存在を知った真面は自分の事をエレメンツだと気付いて貰えるのか試す為にほのかに近付きました。
エレメンツは系統ごとに体に特徴が表れるそうです。
ほのかのおっぱいとお尻が大きいのは光のエレメンツの特徴が色濃く出ているからのようです。
女性の光のエレメンツは女性ホルモンの分泌が大きくなりおっぱいとお尻が大きくなり体毛が薄くなるそうです。
ほのかもそのような特徴を持っているみたいですね・・・完璧な見た目だ。
ほのかに手を出さない達也は馬鹿なのかもしれないな。
親近感からほのかに近付いた真面はすぐに彼女の魅力に取りつかれてしまいます。
そうだよねー・・・ほのかは魅力的だよねー、真友の反応こそが正しい反応ってもんだぜ。
.
ほのかは達也と接触する為に昼食時の学食を狙っています。
忙しい達也は登校しない事も多いのですが通い続けているようですね。
達也に会えない日の方が多いみたいですがあまり落ち込んでいない様子です。
ほのかの達也への好意が薄くなっていると感じた雫は真意を問いかける事にしました。
.
ほのかは北山邸で雫担当の住み込みのボディーガードとして暮らしています。
一緒に大学の課題をしている合間に雫はほのかの真意を問う事にします。
しずくはほのかの達也に対する軽薄な態度は見ていられないと指摘しました。
雫は以前から達也に対するほのかの態度が変化している事を指摘しました。
ほのかは誤魔化せないと感じ真意を語る事にします。
.
ほのかは達也に対する恋心に疑いを持ち始めていました。
達也の心が自分に向く事は無いと分かった上で彼に恋をしているので苦しい恋になる筈だと考えていました。
しかしほのかは報われないと分かっても苦しさを感じなかったそうです。
それで自分が達也に抱いていた恋心が本物なのか分からなくなりました。
もしかしたら恋じゃなかったのかもと思ってしまったほのかは振られる前に恋が怖る事を嫌います。
ほのかは恋を終わらせる為に達也に振って欲しくて軽薄な態度を取り続けていたそうですよ。
それを聞いた雫が達也を思い通りにコントロールするなんで深雪にも無理と指摘します。
ほのかもその可能性は高そうだと理解します。
雫は達也にはっきり振って欲しいとお願いしてみればと提案しました。
ほのかは馬鹿みたいじゃないと反論しますが振られるために嫌な女を演じる事の方がばかばかしいと説得されました。
ほのかと雫はリーナと一緒に登校してきた深雪に会いました。
そこで達也が休みである事を知ります。
達也に振って欲しいとお願いするのは先になりそうですね。
彼の事だから頼めば困惑しつつもほのかのお願いを聞いてくれそうです。
ほのかは達也への恋をきちんと終わらせたいと考えているね。
そんな彼女は非常に魅力的だと思います。
.
ほのかに琢磨と真友が声を掛けてきました。
雫は達也に振ってもらうまで二人を振り回す悪女プレイを楽しんだらと提案しました。
ほのかは悪女プレイなんで面倒臭いので嫌だと言って二人のそれぞれ挨拶を返しています。
それを見ていた雫はほのかの悪女の素質が十分に備わっていると感じています。
確かにスパーボディの持ち主で気さくに応じてくれるほのかは悪女の素質がありそうだぞ。
彼女の魅力の虜になってしまう男子学生は多そうだ。
雫は琢磨と真友にほのかの気晴らしに付き合って貰おうと考えています。
ほのかが琢磨と真友の気持ちに応える事はあるのでしょうか?
それとも新たな出会いが待っているのだろうか?
.
>>
本編エピローグ:帰国者たち
>>
USNAから帰国した真由美と遼介が達也に報告を行います。
真由美からFEHRの代表であるレナ・フェールが達也との面会を望んでいると伝えました。
真由美はレナの電話番号とメールアドレスを達也に教えます。
他にも特筆する事として小野遥に会った事を教えます。
遥は公安のスパイをしていたのですが公安の抱えるスパイの間で勃発した深刻な勢力争いに巻き込まれてしまい姿を消す事にしました。
八雲の手を借りて姿を消して海を渡ったようです。
今はシアトルの探偵事務所で働いているそうです。
FEHRの依頼を受けている最中だったので真由美と出会えたようです。
達也は遥がどんな依頼を受けているのか知っておくべきだと考えました。
.
リーナは真由美と遼介に一日遅れて帰国しました。
時差ぼけを感じさせずに深雪の護衛を再開し魔法大学に通学しています。
そこで将輝の深雪に対する態度が変化している事に気が付きます。
深雪ににも将輝の態度が変化した理由が分かっていません。
これは黄里恵との関係に変化があったからだよね。
リーナにも深雪と達也に報告するべき事項があると分かり夜に報告する事になります。
長くなりそうだと言っていますね・・・
.
真由美は報告を終えて早々に帰宅したのですが遼介は残っています。
魔工院の仕事を終えた遼介が達也に面会を求めてきました。
真由美には聞かせられない話があるそうです。
遼介を介してレナのアストラル体が出現しました。
レナがテレパシーを使い達也に窮状を訴えてきました。
彼女は達也に助けを求めてきましたよ。
彼女が直面している問題はFAIRがシャスタ山に調査隊を派遣した事でした。
レナはUSNAで何が起こっているのか、これから何が起ころうとしているのかを説明しています。
達也はレナを助ける事になりそうだぞ。
USNAに出陣する事になるのだろうか?
.
成分 | 組織運営 | 戦闘 | 経営 | エロ | 美女 | ヒーロー |
評価 | A | C | C | C | AAA | AAA |
AmazonLink: 続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(3) (電撃文庫)
コメント
コメントを投稿