ラノベの感想) ソードアート・オンライン 29 ユナイタル・リングVIII (電撃文庫)


概略:
ユナイタル・リングでは第一層から第二層への移動手段を構築しています。
リズベットとシリカの素晴らしいアイディアによって輸送革命を起こしました。
第二層に到達したら拠点を攻撃してくるボスモンスターと戦う事になります。
キリトが加護の力を借りてソードスキルを特殊状態で放つ事になります。
アンダーワールドでは囚われたエオラインがムタシーナと名乗る女性と面会します。
ムタシーナはキリトとの仲立ちを依頼してきました。
エオラインが拒否するとトウコーガが心配してくれます。
ムタシーナには相手を操り人形にしてしまう術式があるそうです。
エオラインの救出に向かったキリトが想定外の人物と対面する事になります。
その目的も予想外のものでした。

レーベル電撃文庫
発行日2026/4/10
著者川原礫
イラストabec
ISBN
雰囲気輸送革命、ボス戦、落下体験、想定外、目的、脅迫


キリト達はラスナリオの加護を広げる事にしました。
ラスナリオには加護を求めてプレイヤーが集まってきているので勝手に広げる事ができません。
集まっているプレイヤーに加護を広げる事をアナウンスしてから実行に移す事にします。
キリトはラスナリオの代表者になっているので彼らに嫌われる事を恐れています。
ラスナリオの加護の範囲は狭く人口密集地となっているので自分の小屋を建てたいプレイヤーが殺気立っています。
最悪の場合刃傷沙汰になりそうなので繊細な配慮を必要としました。
虫人間に手伝ってもらいキリトの声を増幅して貰いアナウンスを行っています。
無事に加護を広げる事に成功したので次は第二層に移動する為のジップラインの建造を始めました。
仲間はSAOを生き抜いた者たちなのでソードスキルを使って素材を必要な形状に加工可能にしていました。
リズベットとシリカが発案したアイディアなので彼女達が建設の指揮を執っています。

アンダーワールドではエオラインが誘拐されてしまいました。
キリトは彼にユージオの面影を感じているのでとても心配しています。
心配顔のキリトをシリカが励ましてくれています。
数日後にエギルの店でキリトの誕生日会が行われる予定です。
それを忘れないで下さいねと言ってきます。
STLが人数分存在しないのでシリカは本物のアンダーワールを体験する事ができません。
自分はアンダーワルドに行けませんがエオラインさんを救出する事は出来ますよと励ましてくれています。
キリトは誕生日会の話を聞いて何かを忘れているように感じていますが何かは思い出せません。
シリカの誕生日も同時期に迫っているんですがキリトは忘れています。
直葉にそれを指摘されて誕生日プレゼントを選んでいなかった事実に焦っています。

完成したジップラインを最初に試したのはキリトでした。
彼は初物に目が無いよな。
心配する仲間をしり目に意気揚々とジップラインで第二層に向かいました。
第一層と第二層を縄で繋いで第二層から重りとして巨岩を落とす事によってプレイヤーを第一層から引き上げるシステムみたいです。
これまでは階段ダンジョンを踏破してしか第二層に行けなかったのですが簡単に行き来する方法が確立されました。
ダークエルフの集団に捕まった仲間を解放する為に力を貸して欲しいと言ってきたアガー達は余りの速さに驚いています。
三分で第一層から第二層に行く事ができるようになりましたからねー
キリト達の発想力に呆れています。

第二層にも街を作る事になりました。
問題となったのは拠点をジップラインの傍と洞窟のどちらにするかでした。
リーファが両取りするのが良いでしょと言い出したので二つの拠点を作る事になりました。
リーファがダンルースという名前を付けました。
町を作る事になったのですがフロアボスに狙われるってルールが問題となります。
町の中心になる建物を作ってから警戒していると断崖のボスだと考えていた巨大な昆虫型モンスターが襲ってきました。
キリト達の他にも第二層に上ってきたプレーヤーが討伐に参加してくれました。
大人数の攻略になっています。
キリトは指揮が難しそうだと懸念していました。

誘拐されたエオラインはムタシーナという女性と面会する事になりました。
彼女はキリトとの仲立ちをして欲しいのでエオラインを誘拐したと言っています。
キリトと知り合って間もないエオラインなんですが親しみを感じているようで紹介するのを断っています。
断られてもムタシーナは理性的に振舞っていますね。
何らかの秘策があるのかも知れません。
面会の席にはエオラインと旧知のトーコウガ・イスタルが同席していました。
ムタシーナの誘いを断ったエオラインを心配して独房を尋ねてきます。
トーコウガはムタシーナが優しくお願いしている内に承諾しろと心配してくれます。
ムタシーナにはマインド・シンセサイザーという術がありエオラインの意思を奪い操り人形にする事ができるんだぞと警告してくれました。
エオラインは不吉な予感を覚えています。

アンダーワールドに居るアリスは黒漣二型宇宙要塞から皇帝アグマールの乗る巨大機竜を監視しています。
ティーゼやファナティオ達とアグマールが本物なのか議論しています。
動きが無いので黒漣二型宇宙要塞の乗組員リリールーが作ってくれたケーキを食べてリラックスしています。

巨大なフナ虫モンスター(ジェノリジア)と戦う事になったキリト達はその硬さに苦戦していました。
普通に攻撃したのでは有効なダメージを与えられていません。
キリトの使える腐属性魔法が意外にも効果がありました。
ジェノリジアを混乱させる事ができていますが有効な攻撃手段が無いのでピンチが続きます。
ジェノリジアが重力魔法を使ってきました。
周囲の重力を強くしてキリト達の動きを阻害してきます。
敗色濃厚だったのですがキリトが打開策を思い付きました。
キリトがテイムした鳥型モンスターのミーシャに手伝ってもらう事にします。
キリトはミーシャに乗って高硬度まで上昇してからALOから持ち越した《聖剣エクスキャリバー》を使う事にします。
レベル不足で振り上げる事は出来ないんですが手を添えて落下する事にします。
当初は落下ダメージだけを狙っていたようですが家の加護を上げた事が幸いしました。
加護レベルが上がった事でソードスキルを発動する事ができました。
キリトは落下しながらボーパルストライクを発動させてジェノリジアを倒しました。

倒されたモンスターは塵になるのですがジェノリジアは瀕死状態で生き残っていました。
半身を失っているのですが巣に戻ろうとしていました。
途中で力尽きて霧散するのですがキリトがある可能性に気付きます。
キリトはシリカを連れてジェノリジアの巣に向かいます。
そこには次のフロアボスになる予定のジェノリジアの卵がありました。
キリトとシリカは卵を破壊してフロアボスが出現しないようにするか、テイムして仲間にするか選択を迫られます。

アンダーワールで動きがありました。
アグマールが乗っている巨大機竜プリンキピアが上昇を始めました。
アリスはキリトに連絡して助力を乞う事にします。
キリトはアガー達のボスとの会談場所に移動予定だったのですが驚きの選択をします。
会談に向かうメンバーはキリト、アスナ、ユイでした。
道中の安全をアガーが保証してくれたのでキリトはアバターだけを運んでもらう事を選択しました。

エオラインは脱出を試みる事にします。
風の魔法を使って姿を隠して独房から出ました。
最初はプリンキピアから逃げ出すのを目指していたんですが考えがまとまると反乱の証拠を持ち帰ろうと考えます。
非常口まで到達したのですが船底の倉庫を漁る事にしました。
プリンキピアの建造には大きな企業が関わっている筈と予想します。
アドミナに存在するローズハムレットって企業の関与を疑いました。
倉庫でローズハムレットの刻印が施された物品が何かみつかる事を期待していました。
しかし倉庫にあった物品には何の刻印も施されていませんでした。
刻印を施さないで何かを作るのは星界法違反のようですよ。
まあテロリストですからね、法律を守る筈はないよな。
倉庫の捜索を続けるエオラインは液体が入った容器に入れられている少女を発見しました。
何となくトウコーガに似ています。
エオラインは彼の妹だなと予想します。
容器には管が通っていて少女の血を吸いだしていました。
吸いだした血は生体ミサイルに搭載されている虫に与えられていました。
エオラインは少女を助け出そうと考えますが背後から迫ってきたミニオンに首を掴まれてしまいます。
武器もなく息ができないので心意も使えません。
絶体絶命だったのですがミニオンの背後から忍び寄る者が現れます。
ミニオンの首を圧し折りエオラインを助けてくれたのは姉のフルフィース・ハーレンツでした。
彼女はエオラインを助ける為にプリンキピアに乗り込んで来たと言っています。

アリスからプリンキピアが動き出したと知らされたキリトはエオライン救出に向かいます。
黒漣二型宇宙要塞から飛び降りてプリンキピアに取り付き潜入する事になりました。
ジップラインでの移動距離の3000倍だそうですよ。
どちらも怖いと思いながら落下していきます。
便利過ぎる心意を使って扉を作り出しプリンキピアに侵入しました。
エオラインの捜索は彼の気配を探す事で行っています。
彼の気配がユージオに似ているので探しやすいようです。

感知したエオラインの気配の元に行ってみると一匹の猫が待っていました?
キリトの背後からこちらに来てくれて良かったとの声がかかります。
声の虫はムタシーナでした!!
キリトは何で彼女がこの場に居るのか混乱しています。
キリトは警戒心全開なんですがムタシーナは友好的に会話をしたいみたいです。

ムタシーナから想定外の事実が語られます。
キリトはムタシーナがアンダーワールドに居る事からラースにスパイが居るのでは?と疑います。
しかしムタシーナから否定されました。
彼女がアンダーワールドに来る切っ掛けはリズベットの呼びかけに応じたからでした。
人界軍と暗黒界軍の戦争でリズベットがALOのプレイヤーに参戦を呼び掛けた時に応じたそうです。
アミュスフィアを使って参戦したのならアンダーワールドが加速状態になった時点で強制ログアウトされた筈なんですが・・・
ムタシーナはその時点で独自のSTLを使っていたみたいです。
彼女にはSTLを作ってもらう伝手があるようだな。
STLを使ってアンダーワールドに来ていたのでキリトとアスナと一緒に加速状態でアンダーワールドに残る事になりました。
ムタシーナはあの素晴らしい限界加速フェーズと賞賛しています。
現実時間の五百万倍ですよ!と嬉しそうに語っています。
彼女の目的はキリトの心意の強さが何処から来ているのか知る事のようです。
キリトが忘れてしまっている加速状態だった時の星王をやっていた時の記憶を取り戻そうと言ってきます。
キリトの脳を漏出させて細い針をニ十本ほど指せば取り戻せると言っています。
キリトが嫌悪感を示すと仮想体にする事なんだから心配ないでしょと言ってきます。
施術が終わったら心意で元通りにできると言ってますね。
もう一つ術式が必要だとも言っています。
キリトはリムーブ・コア・プロテクションという術式ではないか?と気付きますがムタシーナに気付かれないように知らないふりをしています。
ムタシーナは旧公理教会の皆様ならご存じかもしれませんね、と続けます。
キリトの嘘を信じたかな?
実行しても問題なさそうなんですがキリトは断りました。
星王の記憶にも心意の秘密にも興味はない!!
ユナイタル・リングでの接触もキリトに協力を申し込む為でした。
振り回された関係者は可愛そうですね。

拒絶されちゃったんですがムタシーナは余裕を崩しません。
次のプランが用意されていました。
キリトにアスナの家の彼女の部屋の映像を見せてきました。
ムタシーナはアスナの部屋に小型のドローンを送り込んでありました。
キリトの怒りが爆発して心意が暴れ出しますがムタシーナが施してあった心意を無効化する機能で抑え込んでいます。
ムタシーナの送り込んだドローンにはフグ毒が搭載されていました。
現在アスナはアミュスフィアを使ってユナイタル・リングにフルダイブ中です。
ムタシーナに従わないと無抵抗のアスナはフグ毒を打たれる事になってしまうぞ。
キリトはムタシーナの申し出に応じるしかなくなるようだね。
ムタシーナが何者なのか謎が深まってしまったな。
ユナイタル・リングでのライバルかと思ってたらアンダーワールドにまで関わってくるとは。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
戦闘5
戦略3
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ラッキースケベ1


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