ラノベの感想) 通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? 第9巻 (ファンタジア文庫)

概略:
クリスマスイベントを使いHAHAKOとアマンテ、ソレラ、フラテロが親子になれるように後押しする事になります。シラーセの楽しみを奪ってしまった真人がキツイお仕置きを受ける事になりアマンテたちと一緒に幼児に戻されてしまいます。姿は幼児化してますが思考は元のままなので精神的にキツイ状況に陥っています。クリスマスイベントをこなす事で徐々に元の状態に戻って行く事になります。真人たちはHAHAKOのサポートに注力しすぎてしまいモーネの状態を軽視する事になります。甘え成分が不足してしまった彼女が魔人化する事になってしまいます。

レーベル:ファンタジア文庫
発行日:2019/9/20
著者:井中だちま
イラスト:飯田ぽち
ISBN:978-4-04-073148-3
雰囲気:最終決戦、説得、クリスマスイベント、ライバル親子誕生
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反抗組織リベーレが壊滅して行き場が無くなったアマンテ、ソレラ、フラテロが最終決戦を挑んできました。
困窮している彼女たちでは勝てる見込みは無いので派手に負けると思われたのですが決着が有耶無耶になります。
そればかりか彼女たちは真人たちとの共同生活を始める事になってしまいます。
ハハーデスから彼女達三人の素性が明かされる事になります。
三人はハハーデスが作り出したNPCでした。
改心したハハーデスは彼女達に母親を与えたいと考え、三人の母親になりたいと熱望しているHAHAKOの後押しをする事になります。
シラーセと二人でクリスマスイベントを企画してHAHAKOとアマンテ、ソレラ、フラテロを親子にする計画が始まりました。
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ハハーデスはポータと一緒に居られて嬉しそうにしています。
シラーセはこれまで苦労させられた腹いせでハハーデスがポータと仲良くしようとすると邪魔をして楽しんでいます。
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真人たちはクリスマスツリーを飾る物品を集めて世界を巡る事になりました。
探索イベントを始める前にシラーセがHAHAKOへのサポートを始めます。
母親に反抗的な態度を取る悪い子を赤ちゃん態に戻してしまいました。
真人は説明するのを楽しみにしていたシラーセの役目を奪うという大罪を犯してしまった為、一緒に赤ちゃん状態に戻される事になりました。
真々子は真人が赤ちゃんに戻ってしまっても嬉しそうにしています。
意識だけは大人状態なので真人、アマンテ、ソレラ、フラテロは恥ずかしさに苦しむ事になっています。
逃げ出したいようですが体を自由に動かせないので抵抗する時はギャン泣きする事にしています。
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真人を悲劇が襲います。
オムツを確認すると言って見られてしまいました。
ワイズ、メディ、ポータは興味津々な様子です。
シラーセがサイズを測っていました、凄い嫌がらせだね・・・シラーセを怒らせると後が怖いな。
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HAHAKOが赤ちゃんになったアマンテ、ソレラ、フラテロを連れてアイテム集めに参加する事になります。
イベントをこなして良い子であると認定されると徐々に成長していくようです。
成長していく過程で真人はこれまで抱えていた親子でベタベタするのは恥ずかしいという気持ちを克服していきます。
アマンテ、ソレラ、フラテロの心境にも変化が訪れHAHAKOを母親として認めても良いと思うようになったみたいです。
しかし素直に成り切れないのか中々HAHAKOを母親と認められないみたいです。
アイテム捜索イベントにはモーネも参加していました。
甘え成分が枯渇すると暴走してしまう彼女の甘え成分が枯渇してしまいます。
真人たちはHAHAKOのサポートに注力する余りモーネの状態を軽視しちゃったね。
モーネが魔人化してしまいました!!
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甘え成分を補給したいモーネは世界中の母親が我が子の為に用意したクリスマスプレゼントを魔法で吸い込み自分の元に集めてしまいます。
更に甘え成分を補給する為に真々子とHAHAKOを拉致します。
真人たちが救出に向かう事になりました。
アマンテたちも同行してHAHAKO救出を担当する事になりますが、アマンテが中々素直に成れずに難航する事になっていました。
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魔人化したモーネはラスボスらしく異常な防御力の高さと圧倒的な攻撃力を持っていました。
真人たちはモーネの注意を引き付ける囮役と真々子を解放する救出役に分かれて戦う事にしています。
パーティーとしての練度が上がっているようですね。
真人たちの攻撃を鬱陶しく感じたモーネは真々子を操り真人を攻撃させようとしました。
モーネに甘えられて真々子は母親としての力が減退していました。
息子の前でよその子の母親役をしなければならなかったのが響いたようです。
攻撃力の落ちている真々子を真人が説得してモーネの支配を解く事になりました。
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真々子は真人から真摯な気持ちを伝えられて大感激しています。
いつにも増して光り輝いています。
アマンテ、ソレラ、フラテロがHAHAKOの救出を行う事になります。
モーネの警戒心が高まっているので上手くいきません。
真々子がモーネ攻略の秘策を思い付きました。
真々子がモーネの母親リーネがモーネに贈ったプレゼントに込められていたメッセージを再生しました。
リーネの声が聞こえてきたのでモーネの動きが止まります。
色々と鬱憤の溜まっていたアマンテの攻撃がモーネを倒しました。
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解放したHAHAKOが目覚めません。
アマンテ、ソレラ、フラテロの見ている前でモーネの母親役をやらされた事で母親としての部分が疲労していました。
ここでも真々子が素晴らしい回復方法を思い付きます。
真々子は真人に肩叩きをさせます。
自分が癒されて嬉しくなっている気持ちをHAHAKOに流し込むとHAHAKOが目を覚ましました。
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魔人化して世界中に迷惑を掛けたモーネに真人から罰が与えられる事になりました。
魔人化が解けたモーネは天使化していて背中に羽を生やしています。
モーネがクリスマスツリーに飾る星を無くしたので星として彼女をクリスマスツリーのてっぺんに吊るす事になりました。
クリスマスツリーが飾られていないとクリスマスイベントが中止になってしまうので真人は心を鬼にしてモーネへの制裁を執行しました。
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モーネが集めてしまったプレゼントを、受け取る予定の子供の家に配達する事になります。
真々子、ワイズ、メディ、ポータ、HAHAKO、アマンテ、ソレラ、フラテロがサンタコスプレをする事になっています。
真々子のサンタコスを見た真人は、その姿を認められるくらいには成長していました。
シラーセがちょっと残念そうにしています。
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予定では真々子、真人、ワイズ、メディ、ポータ班とHAHAKO、アマンテ、ソレラ、フラテロ班に分かれて配る事になっていました。
しかしHAHAKOに対して素直になれないアマンテ、ソレラ、フラテロが別行動を始めてしまいます。
HAHAKOと一緒にハハーデスとシラーセがサンタコスをして一緒に配る事になりました。
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プレゼントを配り終わったら巨大なクリスマスツリー(モーネが星をやっている木ね)の前に集合する事になっていました。
アマンテ、ソレラ、フラテロが戻ってこないのでHAHAKOが心配そうに待っています。
アマンテたちの帰りが遅くなったのには訳がありました。
アマンテの発案のようですがHAHAKOに自分たちの気持ちを伝えるナイスなアイディアを思い付きました。
HAHAKOの前に出た三人は自分自身にリボンを巻いてHAHAKOの娘になると言って自分自身をプレゼントしています。
HAHAKOが感動していますね。
アマンテ、ソレラ、フラテロはHAHAKOに抱き締められる事になりました。
三人は自分たちを利用していたハハーデスの事を許してくれました。
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翌日のクリスマスはみんなでパーティーをする予定だったのですがHAHAKO親子が来ません?
真人たちが彼女達を追いかけると意外な事を言われました。
アマンテの発案で仲良し親子対決を始めると言っています。
HAHAKO、アマンテ、ソレラ、フラテロの4人で真々子のパーティーに負けない仲良し親子パーティーを作ると言っています。
真人は真々子の肩を抱いて受けて立つ構えを示します。
真人の態度に真々子が感動していますよ。
いつかまた会おうと言って別れるつもりだったようですがアマンテは腹ペコでした。
お腹が鳴っていますね・・・
パーティーを楽しんでから別れる事になりました。
アマンテはカッコつけられない運命だな。
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ハハーデスとシラーセが最後のβテストの準備をしています。
二人は今の真々子たちならばクリア可能だと判断したようです。
【魔王降臨】と題された最後のβテストを始めるみたいだね・・・
魔王ねー、どんな企画なんだろうか?
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成分美少女親子関係冒険巨乳並乳貧乳ラッキースケベ
評価AAAAAABBBBBB
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