ラノベの感想) 紙山さんの紙袋の中には 2 (HJ文庫)


概略:
春雨が何かに悩んでいます。彼女の悩みを聞き出せないまま会話部の活動が続いて行きます。紙山さんの練習を兼ねて水族館に遊びに行きます。新井の趣味が存分に発揮された文化祭を楽しむ事になります。風邪で休んでいる春雨のお見舞いに行き彼女があーちゃんを連れ歩く原因を知る事になります。春雨が悩んでいる理由を聞き出した会話部は彼女の夢を守る為に行動する事になります。

レーベル:HJ文庫
発行日:2021/3/1
著者:江ノ島アビス
イラスト:neropaso(ねろぱそ)
ISBN:978-4-7986-2415-0
雰囲気:悩める春雨、薄い人二人目、練習試合、水族館、文化祭、天野家、サンタ作戦
.
登場人物
名前読み特徴性別・乳サイズ
小湊波人こみなと なみと世話焼き
紙山さみだれかみやま さみだれ紙袋
新井陽向あらい ひなた制服好き
天野春雨あまの はるさめポップ好き
三雲倫奈みくも りんな普通人
.
春雨と波人が一緒に買い物に行く事になりました。
波人が待ち合わせ場所に到着すると人だかりが出来ています?
あーちゃんを連れている春雨の周囲は人が途切れる事が普通なので疑問に思います。
近づいて行くと人だかりが出来ている原因が判明しました。
春雨が大サービスをしてくれています・・・無自覚に。
.
春雨が自動販売機の下に手を突っ込んで落し物が無いか探していました。
ミニスカートで地面に這いつくばっているので彼女の縞パンが丸見えになっています。
一生懸命な春雨は縞パンを左右に揺らしていますよ。
集まっていた人々は春雨のパンチらを堪能していたようです。
.
波人に声を掛けられた春雨は困っているおばあさんか落とし物を探していたと言ってきました?
波人には彼女の言っている事に意味が分かりませんでした。
春雨は波人が一人では可哀想だと思って彼の為のポップを用意していました。
波人は春雨に紹介されたキッコの手を引き買い物に向かう事になります。
向かったのはあーちゃんの為の衣装が売っているお店でした。
無事に買い物を済ませて春雨を家まで送る事になります。
途中で大雨が降って来たので春雨が良く使っている町の公民館で雨宿りする事になりました。
.
中に入り春雨が親しくしている老人会の面々を紹介される事になりました。
春雨は老人会の面々とは普通に会話が出来ています。
優しい人たちで春雨の連れているあーちゃんとキッコの存在を認めてくれています。
あーちゃんやキッコと会話してくれる人までいますね。
.
春雨は波人の事を彼らに話しているようです。
春雨に友達が出来た事を喜んでくれているようです。
.
新井の提案で調理部と練習試合をする事になりました。
どんな試合になるのか波人は不安で一杯になっています。
調理部の部長の三雲さんと知り合う事になりました。
彼女から調理部も今年自分たちが創設した事を教えられます。
普段自分たちだけで活動しているので他の部と交流できてうれしいと言っています。
波人は普通な会話ができる三雲との出会いを喜んでいますね。
.
練習試合では料理対決をする事になりました。
新井は紙山さんと春雨の特性を活かせるように周到な準備をしていました。
美味しくするために新井が秘蔵のスパイスを準備しています。
波人の好物がカレーだと知っていたのでカレーを作る事にしたようです。
波人は新井のかなり変わった発想に危惧を抱いていますね。
一見一番真面に見えるのですが新井も相当に変な感性を持っています。
調理部も美味しい品を作ってくれたので引き分けに終わりました。
春雨と紙山さんも調理部の部員と普通に会話できていました。
.
紙山さんが紙袋を外す練習をする為に水族館に行く事になります。
少し暗く人が集まる場所で練習しようって話になり水族館に行く事になりました。
楽しそうにしている春雨に見惚れていた波人が新井に誤解される事になります。
新井は波人が春雨の事を魚類と思っていたと誤解しています。
やはり彼女の感性は少しずれていますね。
.
イルカショーを見ている時に紙山さんを悲劇が襲います。
イルカがプールから飛び出した時に最前列で見ていた会話部に大量の水飛沫が飛んできました。
紙山さんが被っている紙袋が水浸しになり顔に張り付いてしまいます。
呼吸困難に陥るのですが人が沢山いるので交換できません。
ここで新井と春雨が素晴らしいサポートをしてくれいました。
新井は顔の周りを隠す事ができる小さなカーテン状の囲いを用意していました。
春雨はあーちゃんに予備の紙袋を持たせていました。
二人の連携で紙山さんは窒息死を免れました。
.
水族館では楽しく過ごせたのですが練習が全くできていない事を思い出します。
紙山さんは水族館のマスコットキャラクター型の帽子を被って練習する事になります。
サメのマスコットなので口の中から顔が出る事になっています。
かなり可愛いですね。
.
文化祭で波人のクラスは新井の趣味が全面に押し出た女装メイド焼きそば屋をやる事になりました。
新井がメイド服を用意してくれています。
紙山さんに合うサイズのメイド服が無くて彼女の爆乳がメイド服から零れそうになってますね。
波人の目が胸元に吸い寄せられてしまったのは仕方ないよね。
.
波人は女装メイドとなり給仕係をしています。
客としてやってきた三雲さんに遊ばれる事になっています。
三雲さんはノリが良いですね。
恥ずかしい台詞を言ってからケチャップで焼きそばに落書きするメニューを頼んでいます。
紙山さんは厨房の担当で焼きそばを焼いていますよ。
汗でおっぱいが強調されてしまいそれはそれは凄い事になっているようです。
.
メイド服は本格的で女装しているって事で話題となり材料が足りなくなりました。
周到な新井は近所のスーパーに配達を頼んでいました。
誰が取りに行くのかが問題となり力持ちの紙山さんに任せてしまおうって流れになりかけています。
波人は紙山さんに押し付けるのは間違っていると思い彼女を助けようとします。
突然大声でメイドによる荷物運び競争を開催すると言い出しました。
クラスメート達も紙山さんに押し付けるのは間違っていると思っていたようで協力してくれました。
スタートすると紙山さんは猛烈なスピードで教室を飛び出していきました。
余裕で優勝しています・・・お客さんは大盛り上がりで紙山さんに賞賛を贈っていました。
.
紙山さんと三雲さんに誘われて波人は文化祭を回る事になります。
羨ましいなこんちくしょう。
三雲さんは意外と波人に気があるのでしょうか?
.
会話部の展示を見に行く事になります。
一人だけクラスが違う春雨が展示を行っていました。
大きなダンボール箱の中に入り会話をする展示をしています。
中に入った人がAIに扮して会話するって展示のようです。
春雨は頑張っているのですがダンボールの中は暗くて怖かったようですよ。
暗いとか寒いとか言っていて見に来た生徒に恐怖感を与える事になっています。
ダンボールに入る担当者は当番制だったようですが春雨は積極的にやりたがっていたようです。
春雨は何かを達成する為に努力しようとしているようです。
.
新井と紙山さんが忙しかったので波人と春雨で会話部の展示を片づける事になります。
春雨は展示で失敗してしまった事を気に病んでいます。
片づけをしている途中で春雨に熱がある事が判明しました。
波人は春雨を家まで送っていく事になりました。
春雨は風邪を引いてしまい数日学校を休む事になります。
心配になり会話部の面々はお見舞いに行く事にしました。
.
春雨の家に付くと春雨のお姉ちゃんと思われる女性が歓迎してくれました。
新井から春雨は一人っ子だとの情報がもたらされます。
波人が春雨の姉だと勘違いした女性は春雨の母親でした!!
.
春雨の母親は優しそうな良い人に見えたのですが変人でした。
動物のクッキーを使った食物連鎖ゲームなる謎の遊びをしていましたよ。
波人と紙山さんは春雨の母親が何を言っているのか理解できませんでした。
しかし新井には理解できたようですよ・・・普通に春雨の母親と会話して盛り上がっています。
波人は新井のヤバさを改めて認識しています。
ひょっとしたら新井が一番真面では無いのかも?
.
春雨の母親から春雨があーちゃんを連れまわすようになった経緯を聞く事になります。
天野家は一年前の年末に現在住んでいる街に引っ越して来たそうです。
それまで住んでいたのが物凄い田舎で春雨は同年代の人間を見たことが無かったそうです。
学校では教師と春雨の二人で授業が行われていたそうです。
春雨にとって若者とはテレビの中だけに存在するものでした。
初めて生の同年代と接する事になった春雨は上手く対処できず友達が一人もできなかったそうです。
田舎では老人と接する機会があったので老人会の面々と仲良く会話できていたのね。
引っ越して来た時期が中学三年生だったって事も事態を悪化させる要因だったみたいです。
.
高校では友達を作ろうと決意した春雨は自分で考えてあーちゃんを用意したようです。
あーちゃんと会話する事で若者との会話に慣れようとしたようです。
春雨は真面目な頑張り屋だった事は分かったね。
努力はするが方向性が決定的に間違っているんだね。
.
春雨の部屋に向かいお見舞いをする事になりました。
波人は初めて女の子の部屋に入る事になり緊張しています。
春雨の良い匂いがして感激しているな・・・まあ分かる、空気を瓶詰して持ち帰らない波人は普通人だな。
.
春雨が悩みを抱えていると察している三人は理由を聞き出す事にします。
春雨は真っ赤になって照れながら去年サンタクロースが来なかったと悲しそうに打ち明けてくれました。
新井、紙山さん、波人の元にはサンタクロースが来たんでしょと言って羨ましそうにしています。
春雨がサンタクロースを信じていると知った三人は戦慄していました。
春雨はいい子にしていれば今年はサンタクロースが来てくれると考えて善行を行おうと必死になっていたと判明しました。
.
波人の発案でクリスマスまでの間に会話部の課外活動として人助けを行う事が決まりました。
新井と紙山さんも賛成してくれます。
春雨は嬉しくて泣きそうになっていますよ。
.
波人は春雨の母親からサンタクロースが来なかった理由を聞き出す事にします。
ここでも春雨の母親が普通では無い事を思い知る事になります。
春雨の母親もサンタクロースの存在を信じていました。
彼女も去年サンタクロースが来なかった事を悲しんでいます。
今年は来てくれるように春雨と努力していこうと相談していると言っています。
波人は天野家では父親がサンタクロース役をしていたんだと察しました。
.
母親から父親が長期の海外赴任で家を留守にしている事を知らされます。
母親の元に父親から電話が掛かって来て波人と話したいと言われました。
母親は波人を春雨の彼氏と勘違いしているので恋人と父親に紹介したようです。
父親は春雨を取られたと激怒していますが春雨を頼むとお願いしてきました。
波人は諸々の誤解を解く事になります。
父親に去年クリスマスプレゼントを渡したか確認すると泣きつかれる事になりました。
急な海外出張だったのでプレゼントを渡す事を忘れていたそうです。
今年もクリスマスに帰国できないので波人に代役を頼むと言ってきました。
波人は引き受ける事にします。
.
クリスマスの夜、会話部の三人は春雨の自宅前に集合します。
新井が波人と紙山さんの為にサンタクロースの衣装を用意してくれました。
波人と紙山さんがサンタクロースに扮して天野家に入る事になります。
新井はもしもの時の為に外で待機する事になります。
春雨の母親が波人を春雨の恋人と誤認して渡してくれた合鍵を使い天野家に侵入します。
.
春雨の部屋に侵入してプレゼントを入口に置いて立ち去ろうとした時に大きな靴下の存在に気が付きました。
波人が靴下にプレゼントを入れようとしていると春雨は寝ぼけて波人の手首を掴みます。
波人は心臓が飛び出そうになっています。
寝言が終わると手首を放してくれたのですが今度は紙山さんの被っていた紙袋が顔から落ちてしまいます。
屈んだのが不味かったね。
驚いた波人と紙山さんは「あ」と声を上げてしまいました。
春雨が目を覚ましてしまいます。
.
緊急事態を察した新井が対策を指示してくれます。
紙山さんに波人を抱えろと言ってきます。
波人は紙山さんにお姫様抱っこされる事になります。
紙山さんの爆乳が押し付けられていますね・・・ラッキー過ぎますよ、こんちくしょう。
続いて窓を開けて目を閉じろと言ってきました。
窓を開けて目を閉じると投光器による強烈な光が差し込む事になりました。
春雨は眩しくて目を開けられません。
.
強烈な光を受けた春雨ははっきり見えていないようです。
波人を抱える紙山さんがお腹の出っ張った大きな人物・・・サンタクロースのように見えています。
サンタクロースが来てくれたと感激した春雨は会話を試みます。
波人がサンタクロースの演技をして会話に応じています。
紙山さんは波人の演技に笑いを堪えているようです。
最後にプレゼントを渡すのですが波人と紙山さんが同時に腕を動かしたので春雨にサンタクロースは四本腕と誤解される事になりました。
.
投光器をレンタルした業者の車で新井が先に帰ったので波人と紙山さんは二人で帰る事になります。
紙山さんは顔を出したままで帰る事にします。
春雨に触発されて自分の頑張っているようです。
波人は嬉しそうにしていました。
.
後日、街で助けた人物から学校にお礼の品が届きました。
波人が担任から受け取り部員に配り歩く事になります。
新井と紙山さんには既に渡し終えていて春雨と待ち合わせをしていました。
春雨は大分遅れて到着したようです。
春雨はあーちゃんを連れずに一人でやって来ました。
一人で外を出歩くのは初めてらしく緊張して歩くのに時間が掛かったようです。
お礼の品を渡した波人は早々に解散しようとしたのですが春雨がどこかに行こうと誘ってきました。
あーちゃんを連れていないので今日は特別と言って春雨は波人と手を繋いで遊びに行く事になっています。
.
春雨は波人に惚れたように思えますね。
紙山さんも波人に惚れているように思えるんだよね。
調理部の三雲さんも波人に興味を持っているみたいですからね。
新井の動向が気になりますね。
もしかして彼女も波人に興味を抱いているのか?
波人は普通の学生生活を送りたいとか言ってますけど女の子にモテすぎです。
贅沢言うなって思います。
.
美少女変態恋愛友情ラッキースケベ
AAAAAACCAAAAA
.
AmazonLink: 紙山さんの紙袋の中には 2 (HJ文庫)

コメント

人気の投稿「過去1年間」

ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第20巻 (GA文庫)

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第17巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) カノジョの妹とキスをした。4 (GA文庫)

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第16巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) 86―エイティシックス―Ep.12 ─ホーリィ・ブルー・ブレット─ (電撃文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第13巻 Dum spiro,spero ‐上‐

ラノベの感想) 幼女戦記 第14巻 Dum spiro,spero ‐下‐

ラノベの感想) 幼女戦記 第12巻 Mundus vult decipi, ergo decipiatur

ラノベの感想) 異世界蹂躙 ―淫靡な洞窟のその奥で― 第3巻 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)