ラノベの感想) 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第16巻 黒猫if 下 (電撃文庫)


概略:
黒猫と京介の交際が始まります。初めての出来事に狼狽えながら進んでいきます。黒猫らしい思い付きに京介が便乗して非常に楽しい夏休みが始まりました。沙織と桐乃も黒猫を後押ししてくれます。桐乃が大きな決断をするのですがあやせは納得できないようです。京介に文句を言ってきました。あやせの言葉を聞いた黒猫が大きな決断をする事になります。桐乃の書いた手紙(デスティニー・レコード)が京介と黒猫の危機を救う事になります。

レーベル:電撃文庫
発行日:2021/3/10
著者:伏見つかさ
イラスト:かんざきひろ
ISBN:978-4-04-913436-0
雰囲気:デスティニー・レコード、報告会、沙織が可愛い、美人な黒猫の父、桐乃帰国、あやせ激怒、破局、京介頑張る、黒猫大勝利
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黒猫と交際する事になった京介は喜びを噛みしめています、
二人の事を後押ししてくれたゲーム研究会の面々に報告する事になります。
黒猫はカッコいい台詞を考えていたのですが瀬菜がグイグイ来たので照れてれになってしい喋れません。
京介が交際する事になったと発表し祝福されています。
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交際が初めての黒猫は色々考えたんだろうね。
夏休みに京介とやりたい事をデスティニー・レコードと呼ぶ魔導書に書いていく事にします。
中二病の黒猫の言動を理解したいと考えている京介が翻訳してくれます。
夏休みの計画を考えるんだな。
中二語を理解して貰えて黒猫が嬉しそうにしていますね。
普通に話せよと思うのですが、照れてしまい普通に会話できないのでしょうね。
初々しくて可愛いですよ。
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京介が自分も魔導書の作成に関わりたいと考えた結果二人でやりたい事のリストをルーズリーフに書いて持ち寄る事になります。
夏休みが終わった時に一冊の魔導書が完成するって手筈ですね。
黒猫は京介の事をとっても乙女チックと評しています。
この辺りが京介が持てる理由かもな。
黒猫としたい事リストを書こうとして恥ずかしさに悶えている京介の反応が良いですね。
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学校で待ち合わせてデートに向かう事になりました。
黒猫は真っ白いゴスロリファッションに白い天使の羽を付けて登場しました。
京介は度肝を抜かれていますが黒猫の可愛さに常識を忘れる事にしました。
好判断ですね。
玄関を出る時に天使の羽が引っかかってしまったと言ってました。
見て見たかったね。
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京介にいきなり高難度のミッションが発生しました。
黒猫が家族に紹介したいと言い出し黒猫の家に向かう事になります。
父親が家に居ると聞いた京介の緊張はピークに達していました。
玄関を開けると物凄い麗人が出迎えてくれます。
京介は黒猫の姉か?と思ったのですが黒猫の父親静さんでした。
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黒猫は京介の事を家族に話しているらしく初めてできた彼氏を紹介しろと家族会議で決定したそうです。
黒猫の母親は不在だったのですが彼氏の京介の品定めを言い渡されているのね。
静さんは気弱で黒猫に似た印象を抱きました。
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活発な妹の日向ちゃんを紹介されました。
黒猫の天使ファッションを見た日向ちゃんはよく降られなかったね、と全うな感想を述べています。
彼女は黒猫と違いコミュニケーション能力が高い事が分かりました。
京介の事を早々に京介くんと呼ぶ事を決めてしまいます。
下の妹の珠希ちゃんを紹介されます。
彼女の方が黒猫に似ているね、とても大人しいです。
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静さんの提案で4人でゲームをして遊ぶことになりました。
ここで桐乃と沙織が知らない怖い事実が判明します。
ネットゲームでメンバーが足りない時に静さんが黒猫の知り合いとしてゲームに参加していました。
静さんは桐乃と沙織の正確を正しく把握しています。
黒猫がゲームが得意な理由も判明しました。
彼女は幼い頃ゲームで静さにボコボコに負けていたそうです。
負けず嫌いな黒猫は練習を繰り返して静さんを凌ぐ腕前になったようです。
京介は黒猫の家族に認められたようです。
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共通の友人である沙織に交際を報告する事にします。
アキハバラで再会したのですが京介は初めて沙織や黒猫と出会った時の事を思い出しています。
沙織が冗談で京介と黒猫の仲が進展したのかと問いかけてきました。
今回も黒猫はカッコいい台詞と共に交際を発表しようと思っていたのですが出鼻を挫かれました。
想定外の出来事に弱いので今回も京介が交際を始めた事を報告しています。
マジな答えが返って来てしまった沙織が狼狽し始めました。
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黒猫と京介の交際の邪魔になるので会える機会は減りますね、とへこんでしまいます。
沙織は良い奴ですよね。
京介と黒猫は沙織と一緒に居るのは楽しい事なので会う回数を減らす理由が無いと答えています。
寂しがりな沙織は嬉しくて泣いてますね。
派手に遊ぼうと提案すると沙織が計画を練っているので別な日にしようと言い出しました。
京介と黒猫が知らない場所で何らかの計画が動き出しています。
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京介と黒猫がデスティニー・レコードを書いていると教えると沙織も参加したいと言い出します。
彼女が黒猫と京介の為のデートプランを練ってくれる事になりました。
本当に良い奴だよね。
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京介が家に帰ると桐乃がリビングで待っていました!!
帰国する事を知らされていなかった京介は驚いています。
嬉しいんですが素直になり切れないようですね。
沙織から京介と黒猫が交際を始めたと知らされた桐乃が質問してきました。
京介は照れながら黒猫と交際を始めた事を認めます。
それを聞いた桐乃が難しそうな顔をしていますね。
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京介、桐乃、黒猫、沙織がアキハバラで再会する事になります。
家が近いので一緒にアキハバラに向かおうと誘ったのですが黒猫に断られます。
黒猫はまたもカッコいい再会シーンを演出しようとしているようです。
久々にアキハバラに帰って来た桐乃は大はしゃぎでお気に入りのショップに突撃していきました。
桐乃が離れ一人になった京介に黒猫が声を掛けてきました。
京介と黒猫はカップル的な雰囲気を醸し出し始めると戻って来た桐乃に揶揄われる事になっています。
桐乃と黒猫が言い合いをしているところに沙織がやってきました。
奥ゆかしい彼女はじゃれ合う二人を遠目に見ていたのですが京介を背中を押されて再会の輪に加わりました。
ぎゅっと桐乃と黒猫を抱きしめています。
よっぽど桐乃と再会できて嬉しいようです。
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沙織が用意したレンタルルームに向かいパーティをする予定だったのですが桐乃の意向で京介と黒猫が交際する事になった経緯を説明する事になりました。
桐乃がちょっと怖いですね・・・
黒猫が京介の通う高校に入学してきた春から話が始まりました。
京介は困っている黒猫の事をサポートしてたのね。
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沙織が黒猫と京介の為にディスティニー・レコードを書いてきてくれました。
封がされていて後日開ける事になります。
それを見ていた桐乃が自分も参加したいと言い出し開封条件が書かれているディスティニー・レコードを作りました。
これが黒猫と京介の最大の危機を救う事になるんだよねー。
桐乃は黒猫を応援しようとしている?
桐乃から黒猫にデート用の服がプレゼントされました。
黒猫は自分が一般的なファッションセンスとはずれていると自覚しているので大変喜んでいます。
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帰国した桐乃は全力でオタクライフを満喫しています。
徹夜でアニメを2クール分見たようですね。
疲れ切っているけど充実感に溢れた顔で京介におはようと言っています。
京介と桐乃は普通に挨拶を交わす関係に変化していますね。
京介は桐乃の変化を感じ取っています。
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日向ちゃんが素顔の黒猫を見せてくれると誘ってきました。
京介はウキウキしながら黒猫の家に向かいます。
日向ちゃんの案内でジャージ姿で洗い物をしている黒猫を目撃する事になりました。
素顔の黒猫は京介をノックアウトする破壊力を持っていました。
黒猫は恥ずかしがっていましたが京介から大絶賛されて死にそうになっています。
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黒猫は桐乃のプレゼントした服、京介は桐乃が選んでくれた服を着て沙織がくれたチケットを使い遊園地で遊ぶことになります。
沙織は黒猫と京介が楽しくデートできるように遊園地の入場券をデスティニー・レコードに入れておいてくれました。
本当に良い奴です。
黒猫がリア充が集まる空間に疲弊していますね。
京介から自分たちもリア充の一員なんだぞと説明されて驚いています。
恥ずかしくなった彼女は堕落してしまったとか言ってます。
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黒猫は絶叫マシンに乗りたいと言い出しています。
京介は正直に怖いと打ち明けていますね。
黒猫は余裕があったのですが絶叫マシンが動き出すと泣き出してしまいました。
絶叫マシンで泣いてしまった黒猫はそりゃもう可愛かったようです。
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昼食は黒猫が作って来たお弁当を食べる事になりました。
黒猫は自分が得意な和食メニューにしようと思っていたそうですが一緒に買い物にいった静さんのアドバイスに従い京介(男子高校生)が喜ぶメニューを用意していました。
京介が感激しています。
京介は喜び過ぎて黒猫と結婚したいと思うもんと本音を零しています。
不意打ちを喰らった黒猫は照れてれになっています。
反撃として京介に、はいあーん、をしてきましたよ!!
彼女にしては思い切った行動ですね。
デートの最後に観覧車に乗る事になりました。
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京介が黒猫に内緒で買っておいたペアネックレスをプレゼントしています。
彼にしては頑張ったね。
お互いにネックレスを付ける事になり自然と顔が近づきました。
そして初めてのキスをしています。
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地元の駅に戻ると雨が降って来ました。
そこであやせと遭遇する事になりました。
あやせは京介と黒猫が交際を始めた事を桐乃から聞いたようです。
桐乃は将来は海外で暮らす事もあやせに教えたようです。
それを聞いたあやせは京介に憤慨していました。
京介が黒猫と交際する事になったので桐乃が日本から居なくなってしまうと怒っています。
京介にはあやせが怒っている理由が分かりませんでしたが黒猫には正確に伝わりました。
黒猫は暫く黙り込んで考えていたのですが京介と別れる時には元気になります。
残りの夏休みを楽しもうと言って別れる事になりました。
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あやせの謎な行動に憤慨している京介は桐乃に相談する事にします。
話を聞いた桐乃は自分があやせを説得するので二人で会う必要は無いと言ってくれます。
任せておけと言う桐乃に京介は心強さを感じています。
桐乃が黒猫の事を頼むと言ってきましたね。
桐乃には黒猫のその後の行動が読めているようですよ。
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京介、桐乃、黒猫、沙織の4人でコミケに行く事になりました。
コミケの後ゲーム研究会のメンバーと集合して食事に行く事になります。
ここで桐乃と瀬菜が友達になりました。
二人は直ぐに意気投合して仲良くなります。
京介は桐乃が腐女子要素を獲得しないか心配になっています。
桐乃と瀬菜のオタクトークに危険を感じた黒猫が退避しています。
沙織は三浦部長と濃いオタクトークを繰り広げています。
この二人も仲良くなってますね。
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夏休みの最後に花火大会を見に行く事になりました。
黒猫の家に彼女を迎えに行った京介は黒猫の母と対面する事になります。
黒猫の母瑠依さんと対面する事になりました。
瑠依さんは日向ちゃんに似たテンションを持っていました。
日向ちゃんは母親になのかも知れないな。
占い好きらしい(この辺りは黒猫に似てるな)く瑠璃の彼氏にこの家で会う事はないと占いに出ていたのに不思議だと言っています。
ちょっと不吉ですね。
浴衣を着た黒猫が出てきました。
京介はかぐや姫みたいだと絶賛しています。
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楽しく出店を回り花火見物をしています。
花火が終わったところで黒猫が予想外の行動に出ました。
最後のデスティニー・レコードを見せてくれます。
そこには京介と別れると書かれていました!!
さよならと言って走り去ろうとする黒猫を京介が捕まえます。
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ここで桐乃がくれたディスティニー・レコードが二人の運命を切り開きました。
桐乃は黒猫が京介との別れを切り出した時に開封しろと条件を設定してありました。
そこには京介への励ましと黒猫へのお願いが書かれていました。
黒猫なら「お義姉ちゃん」と呼んでも良いと書かれいました。
黒猫は桐乃の気持ちを知りつつ京介との関係を楽しんでいた自分が嫌になったようね。
京介が凄くカッコいいです。
黒猫の事が好きだから別れたくないと伝えます・・・必死です。
黒猫から予想外の反論が返って来ました。
黒猫から桐乃は実は京介の事を異性として好きなんだと告げられました。
京介は驚いていますね・・・
シスコンを自認していて桐乃が大好きな京介は悩むかなと思ったのですが即断しますよ。
桐乃よりも黒猫の事が好きだと告げます。
ずっと一緒に居て欲しいと告げます。
黒猫ははいと答えました。
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京介と黒猫は結婚して幸せな家庭を築いています。
両親同士も仲良しで幸せな家族って感じです。
陸上選手を引退した桐乃が京介と黒猫の家に仲間を集めてパーティを開きます。
三浦部長がゲーム会社を起業して社長になっています。
瀬菜と真壁君はそこに入社して結婚しています。
桐乃は京介と黒猫の娘と仲良くしたいようですが嫌われています。
小さい頃にウザ絡みして顔をペロペロしたのが原因で嫌われています。
桐乃らしい行状ですね。
桐乃は人気選手だったらしくCMに出ているぞ。
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沙織がやって来て黒猫の娘に大歓迎されています。
沙織はお淑やかなお嬢様になっています。
桐乃が羨ましそうにしていますね。
京介と黒猫には双子の長女と次女、長男、三女、4人の子供がいますね。
長男の京真は京介の妹好きの気質と黒猫の中二病気質を継承しています。
彼は優秀なゲーマーのようです。
三浦社長がテストプレイを依頼していますよ。
闇の眷族、黒猫の血と魂を継ぎし者、と自己紹介しています。
素直に妹が可愛いと言っているので京介よりは変態指数は低めですが黒猫並みの中二です。
黒猫は自分にとっての京介のような存在が現れる筈と言ってあんまり心配していません。
瀬菜の娘は京真の事が好きなようですがゴリラと思われています。
どうなるんだろうね?
桐乃の助けで黒猫が幸せになりました。
桐乃も楽しそうにしているので良かったです。
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成分美少女いちゃらぶオタク恋愛ハーレム
評価AAAAAABAAAC
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