ラノベの感想) 創約 とある魔術の禁書目録 4 (電撃文庫)

概略：
勇気を出して食蜂が当麻に夜這いを掛けます。しかし彼は病室に居ません・・・外出した後でした。当麻はイギリス清教に招聘されたインデックスの付き添いでアメリカに向かう事になります。ロサンゼルスで３０００万人が姿を消す大事件が発生しています。同行する神裂火織とステイルから学園都市とイギリス清教の混成部隊が全滅した事を教えられます。現地に向かい状況を調査する事になりました。当麻とインデックスがダウンタウンのダイナーに隠れていた生き残りの少女を発見しました。彼女の母親が事件に関わっているようです。ダイナー周辺を調査していた神裂が負けてしまい消されてしまいます。神裂は消される前にステイルにヒントを残します。得られたヒントから当麻の発見した少女が敵側である可能性が浮上しました。当麻は彼女と彼女の母親を助ける事を決めます。オティヌスが当麻に同行する事になりますよ。理解者として当麻を適切に導いてくれます。

レーベル：電撃文庫
発行日：2021/5/10
著者：鎌池和馬
イラスト：はむらきよたか
ISBN：978-4-04-913730-9
雰囲気：極寒、専用機、聖人敗北、正義の証明、新たな情報源、大統領vs副大統領、助っ人と秘密の暴露、理解、判決、復活
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ロサンゼルスに住んでいる３０００万人と連絡がつかなくなります。
通信インフラの点検を請け負っている会社の社員ハーヴァス＝スプリングがラスベガスから出張して確認にやって来ました。
州を跨いでの出張に彼は嫌気が刺しています。
ロサンゼルスに到着したハーヴァスは信じられない光景を目にする事になりました。
気温が摂氏マイナス２０度を示しています。
状況を知らなかったハーヴァスは車から外に出てしまい異常事態に巻き込まれる事になりました。
全周囲から異常事態に襲われて意識を失ってしまいます。
ロサンゼルスの人々はどこに行ってしまったのでしょう？
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序章　隙間に落ちた絵本 Magic_Side,Open.
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病院の女子部屋に泊っている白井黒子が動きだします。
クリスマスが終わった２６日、御坂美琴が油断していると考えていました。
黒子は美琴の寝ているベッドに飛び込みます。
ベッドの中身は丸められた毛布でした・・・
唖然とする黒子の頭に美琴の踵が落とされます。
黒子を撃退した美琴は彼女を操ったと思われる食蜂操祈に文句を言おうとして彼女のベッドを確かめます。
食蜂のベッドに入っていたので丸められた毛布でした！！
食蜂は女子部屋を抜け出し上条当麻の寝ている男子部屋を目指しています。
美琴の目を盗み部屋を抜け出す為に黒子を操ったようです。
食蜂はドキドキしながら当麻の病室に侵入しました。
夜這いってやつですね・・・
自分を顧みずに他人を助ける当麻にご褒美をあげようとしたようです。
目的の当麻のベッドには丸められた毛布が入れられていました！！
こっそり抜け出さなくてはならない訳があると理解した食蜂は彼はそういう人だったと嘆きます。
当麻は近くの公園で吹寄整理と姫神秋沙と合流しました。
当麻は二人に自宅に向かってもらい着替え持ってきて貰っています。
吹寄には三毛猫の世話も頼んだようですよ。
彼女は三毛猫の世話を楽しみにしているようです。
姫神は合鍵の場所が分かったと嬉しそうにしています。
当麻は二人の表情よりも持ってきた貰ったスタイラスペンに集中していました。
スタイラスペンは外国語を日本語に翻訳してくれるデバイスのようです。
三人の居る公園にユニオンジャックが描かれたティルトローター機が降りてきました。
当麻は外国に連れ出される事になるようです。
用向きを聞かれて、今回も不幸な話になるんじゃない、と答えて出発したようです。
覚悟は出来ているって事ね。
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第一章　ロサンゼルス全人口、消失 26_the_West_Coast_Warfare.
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ティルトローター機に乗り込むと神裂火織とステイル＝マグヌスが待っていました。
彼らはイギリス女王の専用機を借りたようですよ。
ステイルからロサンゼルスで起こった異常事態を調査する為にインデックスを使いたいと言われます。
インデックスのお目付け役として当麻の同行を認めてくれます。
ステイル達は異常事態の調査が目的なので人助けなどの脇道に逸れる事は出来ないそうです。
ツンデレの彼は当麻にそれを実行して欲しそうにしています。
インデックスと神崎は機内に備え付けられているバーカウンターに居ました。
インデックスは神崎が作ったフィッシュアンドチップスを食べています。
当麻が神裂にお酒を注文すると白い目で見られてしまいます。
当麻がフィッシュアンドチップスを手に取って食べようとするとインデックスに齧り取られました！！
この皿は自分の物だから当麻にはあげないと言ってきます。
神裂は当麻にも自分が作ったフィッシュアンドチップスを食べて欲しそうにしています。
当麻がインデックスが居るので無理無理と言うと悲しそうにしていますね。
今後の行動方針を話す事になり神裂がカウンターの上におっぱいを乗せて話し始めます。
当麻が目のやり場に困っていますが神裂は無自覚でした。
無自覚に大変なサービスをしてくれています。
ロサンゼルスの空港に着陸する事になります。
神裂から管制官無しで真っ暗闇に着陸する事になるので激しい揺れが予想されると脅されます。
身体が上下に真っ二つになると襲された当麻は咄嗟にインデックスを床に押し倒して彼女を守ろうとしました。
着陸はスムースで全く揺れを感じませんでした。
インデックスを押し倒している姿をステイルに見られてしまし彼を怒らせています。
悪戯を仕掛けた神裂だけが楽しそうにしていました。
彼女は当麻と一緒の作戦が嬉しいのかもしれません。
空港の中に入り街に繰り出す事になります。
この時当麻は不法入国を経験する事になりました。
犯罪を犯した事にへこんでいます。
意外と余裕があるじゃない・・・まだ日常が忘れられていませんね。
空港の扉にはダクトテープで目張りがしてありました。
しかし鍵は掛かっていませんでした。
当麻はちぐはぐさを感じています。
ロサンゼルスでは学園都市とイギリス清教の混成部隊がＲ＆Ｃオカルティクスの本社ビルに奇襲を掛けるオペレーション・オーバーロードリベンジ作戦が実行されました。
しかし撃退されてしまいロサンゼルスの住民３０００万人が消失する結果となりました。
ステイルと神裂は作戦本部として設置された仮設テントに向かいます。
外はマイナス２０度の世界でした。
当麻は寒がっていますが神裂は平気みたいですね。
おへそが眩しいTシャツ姿なんですが。
途中で街頭テレビにロベルト＝カッツェが映っています。
インデックスに翻訳を頼んだ当麻はステイルに殺されかけています。
インデックスは卑猥な事を言わされたようですね。
仮設テントの中を物色する事になります。
当麻は学園都市が持ち込んだ恐ろしい兵器を発見しました。
美琴と食蜂とアクセラレータの能力を備えた兵器を見つけて青くなっています。
強力な兵器なのですが使う前に人員が消失してしまったようですね。
当麻が金庫の中に入っていたスマートウィッチを発見しました。
文字盤にユーザーの名前が表示されています。
メルザベス＝グローサリーと出ていますね。
勝手についてきたオティヌスがスマートウォッチには意味があると指摘してくれます。
スタイラスペンで傷をなぞると砂に注意との警告メッセージが出てきました。
敵の魔術攻撃を受ける事になります。
見えない攻撃だったのですが当麻が砂である事を指摘します。
神裂が聖人の力を発揮して敵の攻撃から守ってくれました。
当麻の発見したスマートウォッチに刻まれていた傷をダウンタウンの住所だと考え行ってみる事にします。
ステイルは疑っている様子ですが神裂はヒントを得たのは状況が好転している証拠と言って賛成してくれます。
ステイルは敵の狙撃を警戒して地下を進む事を提案します。
地下に潜ると気温が保たれていて当麻は安心感を得ています。
油断したのが不味かったですね・・・
地下鉄の線路を歩いて進んでいたのですが前から自動運転の整備車両が突っ込んできました。
ステイルが魔術を使って整備車両から当麻を救ってくれました。
当麻はガタガタ震えながらお礼を言っています。
余程怖かったらしいです。
途中で地下鉄の線路を進む事が出来なくなりました。
砂で埋もれてしまっています。
一行が地上に出て進む事になりました。
目的の住所はＲ＆Ｃオカルティクス本社ビルの近くでした。
そこは老舗のダイナーでした。
建物内を物色する事になります。
厨房に向かった当麻は火が付きっぱなしのコンロを発見しました。
火事にならなかった事を不思議に思っています。
控室から物音が聞こえました。
当麻とインデックスが近づきロッカーを開けると銀髪褐色の幼げな少女がうずくまっていました。
生存者を発見する事に成功しましたね。
やはりスマートウォッチはヒントだったようです。
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行間一
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ロサンゼルスで起こった奇怪な事件に関して各人が仮説を立てています。
インデックスはＲ＆Ｃオカルティクスが大規模な魔術を使ったと予想します。
オティヌスは学園都市が毒ガスをばらまいたと予想します。
他にも学園都市が用意した無人兵器を巨大ＩＴであるＲ＆Ｃオカルティクスに乗っ取られ自滅したと予想します。
当麻は砂対策としてドアに目張りをしたと予想しました。
派生して防寒対策として目張りをしたとも予想しました。
ステイルはＲ＆Ｃオカルティクスが複数の魔術師を投入して何らかの魔術を行使したと予想します。
オティヌスは当麻の仮説目張り防寒対策から派生して集団自殺を行ったという予想を建てています。
どれも可能性はありそうですが決定的ではありません。
説明できない事柄が多く含まれています。
アンナ＝シュプレンゲルの意図がまるで分かりません。
彼女は一度学園都市で拘束されたのですが余裕で脱獄しています。
逃げる為の時間稼ぎとしてこれだけの大事件を起こしたのだろうか？
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第二章　疑わしきは一人きり Los_Angeles.
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ロッカーで発見した幼女の名前はヘルカリア＝グローサリーと分かりました。
お腹が空いたと言われ当麻は彼女の為に朝食を作ってあげる事にします。
英語が分からない当麻はスタイラスペンの翻訳機能を使ってヘルカリアと意思疎通を試みています。
翻訳機能が悪いのかヘルカリアはファックと文句を言っていますね。
当麻はパンケーキを作ったようです。
野菜を食べさせるためにすり潰したソースを作っていますよ。
味が気に入ったヘルカリアは無限に食べたいと言い出して当麻を困らせています。
ステイルは発見したヘルカリアを尋問しようとして嫌われます。
これは当麻とヘルカリアを仲良くさせ情報を引き出そうと考えた作戦でした。
ヘルカリアを当麻とインデックスに任せてステイルと神裂は周囲の調査を始めます。
敵の攻撃魔術が不明だったので同時に消されないように二手に別れて調査していました。
神裂が敵の魔術師から攻撃を受ける事になりました。
交戦した神裂は敵が砂の魔術を使う事を理解します。
神裂は消えた３０００万人の行方も見破りました。
消えた３０００万人は砂を被ってしまい溶かされたようです。
死んだわけではなく砂粒上に変換されて養分として堆積する事になりました。
神裂は砂を被らなければ問題無いと考えて地上から３００メートルの高さまで飛びました。
建物の壁や屋根を足場にしてジャンプを繰り返しています。
聖人って凄い。
勝機を得たと神裂は考えたようですが敵は彼女の考えの上を行ってたよ。
高度３万メートルを巨大な飛行物体が飛んでいました。
ロジスティクスホーネットと呼ばれる全幅５０００メートルの移動式宇宙開発基地です。
期待にスペースエンゲージとのロゴが書かれています。
神裂は自分が負ける事を理解しました。
地上を見るとスティルの姿を発見したので彼に自分が負けるさまを見せて情報を伝える事にしました。
ステイルに後の事を押し付ける事になり神裂は申し訳なく思っています。
ステイルは神裂が巨大な砂嵐に巻き込まれる姿と高高度を飛行しているロジスティクスホーネットを見る事になりました。
神裂が負ける姿を見たステイルは慌てた様子でダイナーに戻ってきます。
神裂が消された状況を当麻に説明していきました。
スペースエンゲージ社の名前が出てきて当麻とヘルカリアが驚く事になりました。
ヘルカリアが着ているジャンパーに同じロゴが入っていました。
彼女が関係者だと判明した瞬間です。
メルザベスはヘルカリアの母親でした。
状況証拠が揃ってしまったので当麻はヘルカリアの関与を否定できませんでした。
ショックを受けたヘルカリアはダイナーから飛び出して行きます。
スペースエンゲージ社はメルザベスが作った会社です。
それをＲ＆Ｃオカルティクスに売ったようですよ。
ステイルはこの事実からメルザベスとアンナ＝シュプレンゲルが協力関係にあると考えています。
ステイルは混成部隊の前線基地から拝借した資料があるのでヘルカリアを重視しませんでした。
当麻はヘルカリアを助ける事を決めます。
オティヌスは当麻の望む結果が得られる保証は無いＲ＆Ｃオカルティクスの仲間として裁かれる可能性もあると言ってきます。
当麻は母親を疑い飛び出したヘルカリアを助けると決めました。
ステイルに行動を悟られない為にインデックスを置いて行く事にします。
当麻とオティヌスはスマートウォッチを頼りにペアになるスマホを探す事にしました。
オティヌスのアイディアですよ・・・彼女だんだん科学に染まってきていないかな？
通信状態を通知するアンテナ情事を頼りに街を彷徨い観光用のホテルに行きつきました。
無人のホテルでメルザベスの泊っていた部屋に侵入する事になります。
オティヌスはドアを蹴破れと迫りますが当麻はマスターキーを手に入れて鍵を開けて入りました。
文明人だろと自慢すると勝手に入った段階で違法行為だと言われてしまい落ち込んでいます。
部屋の中を捜索するとメルザベスの人となりが判明しました。
会社を売ったので彼女が大金持ちの筈ですが質素な暮らしをしている事が分かりました。
泊っている部屋は格安で備え付けの石鹸やシャンプーを使っていました。
彼女はＲ＆Ｃオカルティクスから貰った大金に手を付けずに暮らしている事が分かりました。
当麻とオティヌスはメルザベスがＲ＆Ｃオカルティクスと戦おうとしていると理解しました。
彼女が学園都市とイギリス清教の混成部隊の基地に出入りしていたのは協力を要請したからだろうと予想します。
メルザベスのメモを発見しました。
Ust5AAシークレットと書いてありました。
当麻はメルザベスがダウンタウンをＤｔと省略して書いていた事を思い出します。
その法則に乗っ取りユニオン駅の５ＡＡだと予想しました。
ユニオン駅に到着して荷物預り所に向かいます。
５ＡＡは収納先の番号だったようです。
そこでヘルカリアへの誕生日プレゼントを発見しました。
ユニオン駅のホームでヘルカリアを発見して母親が悪事に手を染めていない事を説明します。
しかしヘルカリアは信じてくれません。
彼女はメルザベスが秘密を持っていると感じていました。
自分に嘘を吐いて悪事に手を染めていたと疑っています。
当麻はヘルカリアへの誕生日プレゼントを渡して秘密は誕生日プレゼントの事だと説明しました。
明確な証拠を示されてヘルカリアは母親への疑いを晴らす事ができました。
ワンワン泣き出してしまいます。
そこにステイルがやって来ました。
ステイルはヘルカリアを魔術で眠らせて当麻の説得を試みます。
ステイルはメルザベスがアンナと手を組んでいると思い込んでいるので否定した当麻を許しませんでした。
混成部隊の基地で拾ったファイブオーバーを使い当麻を撃って来ました。
邪魔な当麻を殺そうと画策したようです。
インデックスに当麻を殺したと思われないためにわざわざ学園都市の兵器を使ったようです。
撃たれた当麻はユニオン駅の長いエスカレーターを転げ落ちる事になりました。
ステイルは当麻が死んだ事を確認しに来なかったね。
当麻は神裂が消えたのでステイルを警戒していました。
銃で撃たれる事を想定して分厚い紙把をシャツの下に忍ばせていました。
ステイルの使ったファイブオーバーが第４位の能力だったので助かりました。
レールガンで撃たれていたら消し炭になっていたところです。
ヘルカリアはステイルの手中に落ちましたがインデックスが一緒なので殺される事は無さそうです。
ステイルはインデックスに嫌われる事を避けたいのでヘルカリアを殺す事はないと考えます。
ヘルカリアの安全をインデックスに託して当麻とオティヌスは反撃を開始する事になります。
折角殺して貰えたので当麻は地下に潜り反撃する事を決めます。
オティヌスが楽しそうにしていますね。
自分の力を存分に使えと言っています。
自分の信じた道を突き進もうとしている当麻に感激しているようです。
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行間二
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ステイルがメルザベス＝グローサリー犯人仮説を建てます。
メルザベスを二重スパイだと考える仮説です。
事実として彼女の作ったロジスティクスホーネットが砂の魔術師の力を科学的に増幅しています。
神裂の撃破にも積極的に関わったと予想しています。
当麻とオティヌスには否定されましたが決定的な否定材料は見つかっていません。
ヘルカリアがメルザベス＝グローサリー悪人仮説を建てました。
自分に隠し事があると感じた事から母親が悪事に加担していると考えています。
この仮説は当麻とオティヌスの調査により完全否定されました。
当麻とオティヌスがメルザベス＝グローサリー善人仮説を建てました。
メルザベスは弱点でるヘルカリアが守る為にＲ＆Ｃオカルティクスの傘下に入ったという仮説です。
罪の意識に苛まれたメルザベスはアンナを裏切り学園都市とイギリス清教に協力していたと仮定しています。
裏切り者のメルザベスへの報復として彼女を娘のヘルカリアに殺させようとアンナは考えたと仮定します。
それがヘルカリアが生き残った理由と考えます。
当麻はメルザベスとヘルカリア両名は要救済対象と考えています。
ヘルカリアが感じていたメルザベスの隠し事とはヘルカリアへの誕生日プレゼントでした。
当麻とオティヌスの仮説が正しいような気がしてきたね。
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第三章　反撃開始 Boy_not_"DARK".
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美琴が病室でお笑い番組を見ていました。
それを横から見ていた食蜂には面白さが分かりませんでした。
どこがおもしろいのか美琴に尋ねると美琴が冷静に指摘します。
お笑い番組にを理解するには協調性と共感性が必要であなたにはそれが欠けていると言い放ちます。
怒った食蜂が飛びかかりますが腕力で美琴に勝てる筈はありません。
組み敷かれてしまいます。
そこに白井黒子が戻ってきました。
黒子の目には美琴が野獣化して食蜂を襲っている様に見えたようです。
余りの羨ましさに食蜂に羨望の眼差しを向けてどうやって美琴を発情させたのか質問しています。
黒子の余りの発言に美琴は食蜂が洗脳したのか？と疑っています。
これは素の黒子の正直な感想の様に思えますね。
本当に組み敷かれている食蜂が羨ましかったようです。
メルザベスのスマホのロックが解除できず困っていた当麻が美琴に国際電話を掛けてきました。
美琴は嬉しい反面、自分を便利使いする当麻に文句を言い始めます。
通話料金が気になる当麻は早々に目的を伝えて助力を乞いました。
スマホのロックを解除して欲しいとお願いされた美琴が若干困っています。
遠隔でロックを解除するのは難しそうですよ。
当麻と通話中であると知った食蜂が甘えた声でアピールを始めます。
美琴と喧嘩が始まってしまい答えを聞くのが先に延びそうだと理解した当麻は諦めの境地に立たされています。
そこに意外な人物から有用な情報がもたらされる事になりました。
黒子からメルザベス＝グローサリーを知っているとの声が届きます。
黒子は銀行や証券会社から送られている未公開株購入の案内でメルザベスの会社を知ったと言っています。
黒子から嗜みとして株の売買を学ぶために未公開株の売買を行っていると聞かされ当麻は困惑しています。
黒子が未公開株購入を見当する為の資料として受け取ったスペースエンゲージ社の資料を提供してくれる事になりました。
黒子は一度はスペースエンゲージ社の非公開株を買ったそうですがＲ＆Ｃオカルティクスの傘下に入った段階で売ったそうですよ。
当麻とオティヌスは資料に載っていたスペースエンゲージ社の所在地に向かう事にします。
場所はロングビーチでした！！
歩いて向かうには遠すぎるので電動キックボードを借りて向かう事にします。
ここでも当麻はちゃんと料金を払って借りています。
順法精神は旺盛なようですね。
オティヌスは誰も見てないからメルザベスのスマホで決済しろよと勧めていますが当麻は頑なでした。
正義を貫きたいようですね。
走り始めてからオティヌスから悲しいお知らせをされます。
車道で使う場合はヘルメットと免許証が必要で１８禁だそうです。
当麻は着々を違法行為を重ねています。
オティヌスは当麻を虐めて楽しんでいる様ですね。
それとも彼の正義感を確認している？
大統領のロベルト＝カッツエはロサンゼルスで３０００万人が消滅した事件の対策を打てないでいました。
現地との連絡が取れず軍を出動させる動機が得られないようです。
困ったロベルトは同盟国に助けを求めようと考えますが学園都市は統括理事長に就任したアクセラレータの裁判で揺れています。
とても動ける状況に無いのでイギリス清教のアークビショップに頼む事にしました。
アクセラレータの裁判は彼の望んだ方向から逸れ始めています。
アクセラレータは懲役１００００年を希望しているのですが検察側まで有罪判決が出るのを阻止しようとしています。
アクセラレータが語った自分の意志でクローン人間を１００００人殺したって発言が問題となっています。
国際的に禁じられているクローン人間の製造を学園都市が行っていたと認めるのは不味いとの判断からアクセラレータの裁判が結審するのを妨げたいようですね。
アクセラレータが精神的に不安定であるので休廷するべきですと訴えています。
必死になってアクセラレータを庇っている風にしか見えません。
裁判は休廷される事になりました。
休憩中のアクセラレータにアークビショップと成ったダイアン＝フォーチュンが連絡してきました。
ダイアンはカッツェから助けてとお願いされて連絡してきたようです。
失敗に終わったオーバーロードリベンジにテコ入れしろと言ってきます。
アクセラレータの反応が鈍いので脅し（本来の目的だな）を伝えてきました。
ダイアンは友人の浜面仕上が死んだらイギリス清教との全面戦争になるぞと脅してきます。
浜面は学園都市で治療中のようですね。
ダイアンは友人の浜面を守る事が最優先事項のようです。
浜面を生かすならクローン人間の居場所を提供すると言ってきましたよ。
シスターズ、０００００号、２０００１号、ドリー、ワーストの名前をあげています。
全部のクローンを守れるような事を言っていますね。
これはアクセラレータは話に乗るよな。
インデックスと合流して隠れ家を移動したステイルはヘルカリアに魔術を掛けて情報を引き出そうと考えます。
彼の考えはインデックスによまれてしまい否定されました。
インデックスは状況を正確に理解できていないのですが当麻ならヘルカリアを守ろうとする。
彼が居ないので自分が彼の代わりにヘルカリアを守ると言っています。
ステイルはインデックスに信頼されている当麻が羨ましいようです。
彼の死体に銃弾を追加で撃ち込みたいと考えています。
ステイルは意外に甘々だよな、当麻の事を死んだと思っているぞ。
オングビーチに到着した当麻とオティヌスがスペースエンゲージ社の社屋にやって来ました。
当麻は近代的なビルを予想していたようですがトレーラーハウスでしたよ。
トレーラーハウスに入り物色を始めます。
壁中にロジスティクスホーネットを実現するための数式が書き散らされています。
当麻には理解できなかったのですがオティヌスにはメルザベスの理論が分かったようです。
全幅５０００メートルの巨大物体を飛ばすので革新的なアイディアが必要だったようです。
メルザベスは空気抵抗などで発生する機体のねじれを解消する為に反射行動で解決する方法を考案しました。
考えていては間に合わないのでメルザベスは考えるなと命令しています。
オティヌスは感激していますねメルザベスの事を天才と賞賛していました。
メルザベスと旦那さんとヘルカリアの三人で撮った家族写真を発見しました。
写真の裏に旦那さんが亡くなった事が記されていました。
旦那さんは宇宙飛行士でヘルカリアの結婚式に月で取れた石のティアラを使おうと考えていました。
旦那さんは訓練中の事故で亡くなったようです。
メルザベスは彼の意志も引き継ぎ宇宙開発を安全なものにしようと思ってベンチャーを立ち上げたようですね。
Ｒ＆Ｃオカルティクスが彼女の理論が儲かると知り投資してくれたようです。
最初は喜んだようですが途中で悪用される可能性に気が付いても止められなかったようです。
しかし最後には悪用される事を防ぐ為に反逆する事を決めたようです。
オティヌスがロジスティクスホーネットの模型の中でＵＳＢメモリを発見しました。
何かが隠されています。
当麻はトレーラーの中で発見したパソコンを使い中身を見る事にします。
パソコンのロックは音声機能が使われていました。
それを知ったオティヌスはメルザベスが誰かに見て貰う事を望んでいると確信します。
トレーラーハウスの防犯用に録音したメルザベスの声が使われていました。
それを使いパソコンのロックを解除してＵＳＢの中身を見る事にします。
ＵＳＢを繋ぐと動画ファイルのアイコンが浮かびます。
動画はメルザベスからのメッセージでした。
ロジスティクスホーネットを破壊する為に単身で乗り込む事と失敗た場合に備えてこのＵＳＢメモリを残す事が記録されていました。
ＵＳＢメモリにはロジスティクスホーネットの動作プログラムを破壊するマルウェアが入っているそうです。
今なら地上に存在する制御基地に乗り込み制御用のコンピュータにＵＳＢメモリを差し込むだけでロジスティクスホーネットを無力化できるそうです。
解決への糸口を得ましたね。
オティヌスがちょくちょく最前線にアンナが出現する事から彼女には信頼できる仲間が居ない事を予想します。
アンナが執拗にメルザベスに拘った理由は天才のメルザベスを仲間にしたいと考えたらのようです。
メルザベスの環境を全て破壊してアンナの元でしか生きられないようにしようと企んでいるようですよ。
アンナは自分の理解者を欲しがっているようですが、こんなやり方では真の理解者を得る事は出来ないとオティヌスは考えています。
当麻という理解者を得ているオティヌスはアンナの行いを憐れんでいる様だね。
当麻はアンナのやり口に激しい憤りを覚えています。
怒りが爆発してアンナの名を叫んでいますよ・・・
大声出したのが不味かったのか？監視されていたのか？砂の魔術を操る襲撃者がやって来ました。
その姿を見て当麻が愕然とする事になります。
やって来たのはメルザベスと彼女の持つリードに繋がれた四足歩行のロボットです。
当麻は神裂が遅れを取った理由を理解しました。
敵の正体が異様過ぎたので神裂に一瞬の隙が生じたんだと理解しました。
カッツェがオンラインのチャリティ討論会に出席する事になります。
野党側の代表者の家族（子供夫婦と孫）がロサンゼルスの消失事件に巻き込まれています。
ヒステリックになりカッツェを追及してくることが予想されます。
美人補佐官ローズラインが言動には注意しろと言って送り出します。
ステイルはインデックスとヘルカリアのやり取りに温かい眼差しを向けています。
ヘルカリアがジュースを零してしまい服が濡れてしまいます。
凍結するのを心配しているヘルカリアをインデックスが別室に連れ出します。
インデックスはドライヤーでヘルカリアの服を乾かし始めました。
上手く行かないのでヘルカリアに服を脱ぐように命じています。
二人の目が離れたすきにスティルはヘルカリアが持ち込んで誕生日プレゼントの包装紙を精査する事にします。
彼は筆跡から書いた人物の特性を把握する事ができます。
メルザベスの筆跡から彼女にはドイツ語が理解できないと判明しました。
砂の魔術を行使するにはドイツ語の習得が必須なのでメルザベスが被害者である事は判明しました。
ステイルは神裂に託された事を思い出し自分が間違っていた事を認めて行動方針を変えるつもりです。
当麻はメルザベスと四足歩行ロボットのどちらを狙うか判断を迫られる事になります。
アンナの性格を鑑みるとどちらも偽物の可能性があります。
メルザベスには意識が無いようです、攻撃の途中で主従が入れ替わっていますね。
メルザベスとロボットが馬鹿笑いを始めました。
二人を操っている魔術師キトリニタスが笑っています。
声はメルザベスの姿で暴れる事で彼女を事件の犯人に仕立て上げると笑っています。
真実を書き換えるのは簡単だと言われてしまい当麻は動けなくなってしまいます。
レベル３とレベル４の力を搭載しているファイブオーバーが出てきました。
当麻はファイブオーバーを止める為に強い電磁波を発生させようとしてステンレスの柱を幻想殺しで殴ろうとしています。
幻想は破壊できてもステンレスの柱を拳で破壊する事はできないよね。
それが分かっているキトリニタスは馬鹿笑いを続けています。
やれるもんならやってみろーと笑っています。
ステンレスの柱がへし折れてしまいました・・・折ったのは勿論当麻ではないよ。
アメリカの協力機関に保護されていたシスターズが当麻を助ける為に集結しました。
シスターズはアメリカ式の罵倒（黙りやがれ糞野郎、キスマイアス）を織り交ぜながらキトリニタスに宣戦布告しています。
いやーシスターズに言われるとときめかない？
自分がファイブオーバーの相手をするので当麻にしか出来ない事をしてと言ってきました。
背中を預けるとまで言っています。
ヒーローチックでとてもカッコいいですね。
シスターズの参戦がローズラインからカッツェに伝えられます。
それを聞いたカッツェは自分の周囲に隠れているＲ＆Ｃオカルティクスのスパイを炙り出す事にします。
クローン人間のシスターズの正義を認め権利を認め受け入れると宣言しました。
それを聞いた副大統領のダリス＝ヒューレインが思わず口を滑らせてしまいます。
カッツェはメルザベスの事を実名を出さずに冤罪被害者と表現したのですがダリスは彼女のフルネームを言ってしまいました。
アンナのスパイである事が露見したダリスは折りたたんで所持していたショットガンを抜きカッツェに向けます。
カッツェもショットガンを抜きダリスに突きつけました。
大統領が討論会の壇上でショットガンを抜き敵に向けている絵図を見たローズラインは怒鳴り散らす事になります。
何故チャリティ討論会に実銃を持ち込んでいるクソバカ大統領。
カッツェはカーチェイスとセックスとガンアクションの国だぜ、と返します。
痛快な大統領です。
それはそうと撃ち合いするのは良いけどダリスに勝てるのか？
そこが重要だよ。
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行間三
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当麻が真相に迫っています。
彼はＲ＆Ｃオカルティクス真犯人仮説を建てました。
彼の前に現れたメルザベスとロボットはどちらもＲ＆Ｃオカルティクスが用意した偽物です。
本物のメルザベスは３０００万人と一緒に砂の中に隠されている可能性があります。
自分の間違いに気が付き最後まで抵抗を続けたメルザベスの高潔で清廉潔白な精神に興味を持ったアンナは彼女が欲しくなったようです。
Ｒ＆Ｃオカルティクス以外に居場所を無くす為に冤罪を押し付けようとしています。
オティヌス、シスターズ、カッツェがこの仮説を支持しています。
ステイルもメルザベスがドイツ語が読めないと確認できたので彼女が冤罪であると確信しました。
魔術師キトリニタスと副大統領ダリス＝ヒューレインの炙り出しに成功しました。
最後はやっぱり拳で決着する事になるのか？
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第四章　二者択一の外側 Duel_Against_R.:C.:O.:(for_Save_Mother).
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当麻とキトリニタスとの戦いが始まりました。
接近戦しか出来ない当麻は幻想殺しをキトリニタスに当てる必要があります。
それが分かっているキトリニタスは言葉で当麻の動揺を誘おうとしてきます。
シスターズを巻き込んだのは間違いだと言ってきました。
言われた当麻はシスターズを頼れる存在と認め背中を預けられると宣言しています。
シスターズはレベル３とレベル４の能力を搭載するファイブオーバーとの戦闘を始めています。
当麻から信頼できると言われて感激に打ち震えていますね。
ヤル気が漲っています。
気分が高揚し過ぎてしまったのかＦ語を混ぜながら感激している事を表現していますよ。
性能的にはファイブオーバーの方が上回っていますがシスターズには世界中に散らばっている仲間が居ます。
緻密な演算を繰り返してファイブオーバーの攻撃をかわしながら仕留めて行きました。
最後の敵としてアクセラレータの能力を模倣したアウトサイダーと戦う事になります。
最後の敵がアクセラレータである事に皮肉を感じています。
アクセラレータの能力を再現する事はできなかったようです。
アウトサイダーは彼のベクトル操作に見えるような技術で構築されていました。
オリジナルの怖さを理解しているシスターズは倒せる事を確信しています。
ロベルト（大統領）とダリス（副大統領）の戦いはセミオートマチックのショットガンをレイピアの様に使う殴り合いになります。
ロベルトの暴挙を非難するローズライン＝クラックハルトに後方に下がれとお願いしています。
周囲には大統領と副大統領を警護する役目のシークレットサービスが居るのですが命令規範に無い出来事に動けなくなっています。
周囲から発砲したら二人に当たってしまうと懸念して銃撃できません。
シークレットサービスが出来る事をしてくれます。
彼らがローズラインを連れ出してくれました。
ロベルトはダリスの真意を問いただす事にします。
彼が何故裏切ったのか聞いてみると意外な事実が判明しました。
ダリスはロベルトに指名されて副大統領になりました。
彼はそれが不満だったようです。
更にダリスは名家の出で有名な大学を首席で卒業して政治の世界に入りました。
政治家として王道を進んでいた彼の前に移民の子で法律を変える事で大統領にまでなるロベルトが出現しました。
ダリスは自分を純粋なアメリカ人と考えていて移民の事を怖いと感じていたようです。
ダリスは力強い大統領になりたかったみたいですが途中で道を間違えたようですね。
意外と怖がりなのな。
世間の評判を気にするあまり言いたい事も言えなくなっていました。
アメリカという国を守る為には全てを政府の制御下に置く必要があると考えていました。
移民が始めるベンチャーは制御できないと考え、ベンチャーを傘下に入れていくＲ＆Ｃオカルティクスを窓口にしようと考えたのね。
移民の制御をＲ＆Ｃオカルティクスに任せてしまっても良いとまで考えていました。
ダリスの考えを聞いたロベルトがアメリカを舐めるなと吠えています。
誰にでも夢と自由を与えられる強いアメリカ的な精神を馬鹿にするなと吠えています。
ロベルトがセックスが大好きだと叫ぶことでダリスを茫然とさせています。
ロベルトはダリスを殺すつもりはありませんでした。
彼の頭にショットガンを押し当てて銃口をよそに向けて発砲しました。
振動で脳震盪を起して無力化を狙いました。
ダリスは動けなくなったのですが砂のように崩れ去ってしまいます。
ダリスは偽物で本物はロサンゼルスに居るようです。
シスターズの戦いは世界に向けて配信されています。
それを見た美琴と食蜂は彼女達の素性がバレてしまったと恐怖しています。
二人の知り合いから状況を問い合わせるメッセージが大量に届いています。
恐怖に駆られていたのですが他人の正義を信じて戦うシスターズの姿を見て眩しそうにしています。
「格好良いじゃん、あなた達」と呟いています。
この感想は世界的にも広がる事になりました。
世界各地でシスターズの存在を認める意見が広がって行きます。
権力者たちはクローン人間を認めない現行法を守ろうとしているようですが世間の意見は真逆です。
当麻は砂を使って攻撃してくるキトリニタスの攻撃に手を焼いています。
キトリニタスがロサンゼルス全土を飲み込む巨大な砂の津波を引き起こします。
当麻は津波を回避する為に砂の侵入を阻む事が出来る環境を探して観光資源になっている退役した戦艦に目を付けました。
機密扉を開いて内部に侵入しました。
シスターズにも逃げろと合図したのですが彼女達は間に合いませんでした。
心が折れそうになっている当麻をオティヌスが励ましています。
ここで後悔するのではなくキトリニタスを倒す事を目指せと激励しています。
当麻は再起動して戦う覚悟を決めます。
キトリニタスが内部に侵入してきました。
ロジスティクスホーネットに命じて大規模な攻撃を継続してきます。
当麻は追い込まれてしまうのですが攻撃の焦点がずれました？
何故と？キトリニタスが訝しがっています。
当麻はステイルが攻撃している事に気が付きました。
ステイルは自分の間違えを認めキトリニタスを攻撃しています。
彼の魔術は敷き詰めるルーン文字が刻まれたカードの枚数が増えれば威力が高まります。
ロジスティクスホーネットが操る気象変動を覆すだけの威力を出せるまでカードを増産したようですね。
彼も地味に頑張っていたようだね。
ロジスティクスホーネットがステイルに対して無力になったと知ったキトリニタスは最終手段に訴えました。
ロジスティクスホーネットを地上に向けて墜落させる事にしましたよ。
しかしキトリニタスの命令はロジスティクスホーネットにより却下されました！！
ここで奇跡が起こります。
ロジスティクスホーネットに刻まれていたデジタル脊髄が学習してメルザベスの願いを叶えてくれました。
利用するだけ利用され使えないと分かると捨てられる事に反感を抱いたようですね。
キトリニタスは劣勢となり追い込まれる事になりました。
機密空間なので接近戦が得意な当麻に有利な戦場です。
観光地化しているので戦艦には耐火設備が整っています。
当麻はそれを稼働させて砂を船外に排出しています。
武器が無くなったキトリニタスを幻想殺しで殴りつけます。
メルザベスの偽物から霊装が出現しました。
それを幻想殺しで破壊して事件を終わらせました。
砂になって消えた３０００万人は無事に砂の中から出た来ました。
当麻はメルザベスとヘルカリアの再会を見てからこっそり逃げ出しました。
不法入国しているので学園都市とイギリス清教の世話になり学園都市に帰る事になります。
インデックスが自分が３０００万人を助けたんだって名乗り出ないの？と聞いてきます。
当麻は助け合いに貸し借りを意識するのは無しだ、そういう世界の方がよっぽど幸せだろと答えています。
インデックスは嬉しそうに笑っていますね。
当麻の感性はアンナと大きく違っています。
二人は対決するしか無さそうです。
ロベルトに似ている気がしなくもないね。
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終章　その『人間』は帰還せり Science_Side,Interrupt.
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シスターズは世界に好意的に受け入れられる事になりました。
その結果アクセラレータ―の願いが叶う事になります。
クローンの存在が認められ彼女達が人であるとの認識が広まった結果です。
アクセラレータ―は願いの通りに罰せられる事になりそうです。
ロベルトは最後のロジスティクスホーネットが南大西洋に着水したのを確認しました。
事件は解決したのですが一抹の寂しさを感じています。
内通者だったダリス副大統領はロサンゼルスで発見され逮捕されました。
ローズラインはロベルトとダリスが演じた決闘の後始末に追われる事になっています。
ロベルトの私物であるセミオートショットガンを取り出し彼を撃とうとしてきました。
激しい格闘の末にロベルトが執務机にローズラインを押し倒す結果となります。
二人のラブシーンが始まりそうだったのですがホワイトハウスに使用済みのゴムを持った娼婦がやって来たとの報告が入ります。
娼婦はゴムの中身を確認して貰えればロベルトの友人であると確認できると言っています。
それを聞いたローズラインが切れてしまいます。
ロベルトの股間を蹴り上げてショットガンを手に取ります。
二人のロマンス展開はお流れになりました。
当麻、インデックス、オティヌス、シスターズがハンバーガーショップに来ています。
奮闘したご褒美が欲しいシスターズが当麻の周りに殺到していますよ。
向かい側ではメルザベスとヘルカリア親子が楽しそうに食事をしています。
シスターズは自分こそがＭＶＰだとアピール合戦を始めています。
彼女達が集まっているので目立ちまくりで写真をパシャパシャ撮られていますよ。
当麻は姿を隠す奥ゆかしさはどこに行ったと嘆きます。
シスターズは我慢するのを止めたと言っています。
当麻は誰か一人を選んで握手して後はミサカネットワークで経験を共有してもらう事にします。
インデックスに助けを求めると彼女はシスターズの体温でのぼせていました。
当麻はテーブルの上のハンバーガーを食べ尽くす事にします。
素材が何なのか気になりだしています。
向かいの席に座っているメルザベスが自分たちの問題に巻き込んでしまった事を謝罪してきます。
当麻がとぼけるとお礼をすると言い出します。
メルザベスは膝の上に座っているヘルカリアの目を塞ぎ当麻の頬にキスしてきました！！
メルザベスの大胆な行動をインデックス、オティヌス、シスターズが目撃する事になります。
当麻は危機感を感じてメルザベスに説明を求めるのですが彼女が顔を赤くして恥じらっています。
益々インデックス達を怒らせる結果になっていますね。
当麻のスマホにステイルからの通話が届きます。
ステイルからこちらは片付いたとの報告を受けた当麻が軽口を叩くのですがステイルが深刻そうです。
不審に思っているとＲ＆Ｃオカルティクスの幹部が全員血の海に沈んでいるとの報告が届きました。
インデックスに気取られるなと指摘されてしまい当麻は固まっています。
ステイル達イギリス清教と学園都市の混成部隊がＲ＆Ｃオカルティクスの本社に踏み込む少し前です。
Ｒ＆Ｃオカルティクスの幹部連中はどうやって逃げるか相談しています。
そこに喋るゴールデンレドリバーとベージュ色の修道服を纏う女が現れます。
女の頭にはローラスチュアートが寄生しているようですね。
女が蠅を使ってＲ＆Ｃオカルティクスの幹部を皆殺しにしてしまいます。
女の目的はアンナに宣戦布告する事でした。
結社の始祖を殺しに行くよ、と宣言した女はアレイスター＝クロウリーでしたよ！！
アンナがアラディアと呼ぶ女性と話しています。
アンナはＲ＆Ｃオカルティクスを恒久的に運営する気は無かったようです。
メルザベスには従ってみたかったと言って残念がっています。
アンナは誰かの庇護下で甘えたいとの欲求を満たす為にＲ＆Ｃオカルティクスを使い捨てたようですよ。
アンナはカメラの前で大統領に暴れさせて追い詰めたようですね。
アンナは管理不能な暴走の時代を作ろうとしています。
巨大企業の怖さを知らしめて成功者が存在しない世界を作ろうと考えたみたいです。
不満を持つ誰もが暴れられる時代になるのだろうか・・・多数派が居ない時代だろうか・・・明確な悪が存在しない世界になるのか？
アレイスターとローラスチュアートは運命共同体のようです。
協力してアンナと戦うのでしょうか？
当麻はどう絡んでくるのかな？
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成分	美少女	敵戦力	科学	魔術	幻想殺し	ラッキースケベ
評価	AAA	AAA	AAA	AAA	A	AAA

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