ラノベの感想) ナイツ&マジック 第11巻 (ヒーロー文庫)


概略:
イレブンフラッグスが欲を出したので浮遊大陸が未曽有の危機に瀕する事になりました。イレブンフラッグスが巨大な源素晶石を地上から切り出した事で巨大な光の柱が出現する事になりました。エーテルが吹き出し始めたので浮遊大陸が下降を始めてしまいます。そのままでは西方諸国のどこかに落下する事になってしまいます。未曽有うの危機に際して勢力争いを止め一致団結して問題に対処する事になります。各勢力の代表者は浮かない顔で会議に参加しているのですがエルだけは楽しそうにしています。エルが多くの新兵器を開発する事になります。オラシオと小王がエルに協力する事になるよ。最後は一緒に決戦兵器に乗り込んでくれます。

レーベル:ヒーロー文庫
発行日:2021/12/10
著者:天酒之の瓢
イラスト:黒銀
ISBN:978-4-07-450520-3
雰囲気:強欲、光の柱、連合、同類、大災害、結集、決戦兵器、突貫、建国
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劣勢になってしまったイレブンフラッグスが利益確保の為に愚かな行為に走りました。
ハルピュイア達が禁じの地として恐れていた場所から巨大な源素晶石(エーテライト)を切り出そうとしています。
余りにも巨大なので幻晶騎士(シルエットナイト)を使って切り出し作業を行っていました。
切り出し作業は上手くいってしまい源素晶石の切り出しに成功してしまいます。
これが不味かったよね・・・
巨大な源素晶石の中から光の柱が噴出して天まで伸びていきました。
エーテルが溢れだしてイレブンフラッグス勢力は全滅してしまいます。
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エルは助け出したフリーデグント王女を連れてパーヴェルツィーク王国との会談に向かいます。
フリーデグントはエルの破天荒さを体験して少し弱気になっています。
エルは自分達とパーヴェルツィーク王国で連合する事を提案しました。
パーヴェルツィーク王国は飛竜戦艦(リンドヴルム)を壊されてしまい困っています。
エルは自分達なら修理する手段を提供できると言っています!!
飛竜戦艦の修理には強力な魔力転換炉を必要としていました。
エルはゴールデンメイン号の魔力転換炉を流用して修理する事を提案しました。
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エルのプランはリンドブルムとゴールデンメインを合体させる事でした。
その条件として合体後の機体の操作権を折半する事を提示しました。
他に手段はないと判断したフリーデグントは許可を出してしまうんだよなー。
彼女はオラシオ・コジャーソとエルを会わせる事にします。
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オラシオは最初エルがナイトランナーと聞いていたので馬鹿にしていた感がありました。
しかしエルが上昇する特性を持っているエーテルは空に登るので高高度にはエーテルに満たされた空間が広がっていると理解していると知り考えを改めます。
オラシオは高高度に行ってみたい、その景色を見てみたいとの野心を持っていました。
エルと一緒ならそれが叶うかも知れないと感じたようです。
感激し過ぎてエルを抱きしめようとしてアディに止められてしまいます。
エルに対してお触りは厳禁なんだそうですよ。
このアディの行動がオラシオにエルが女の子と勘違いさせてないかな?
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オラシオはエルの説得を続けますがエルは応じようとしませんね。
エルは異世界からの転生者なので高高度に到達するには巨大な推進装置が必要であると知っています。
しかしそれをオラシオに教えるのは危険かも?と判断して彼の誘いに乗れないようですね・・・
エルが誘いに応じてくれないのでオラシオが焦れてしまいます。
彼は幻晶騎士になど拘っている場合では無い!!と言ってしまったよ。
幻晶騎士をこよなく愛しているエルに対して絶対に言ってはならない禁句なんだけどね、オラシオにはそれが分からないからなー。
エルはオラシオと手を組んで宇宙を目指す事は無いと決意します。
エルは切り替えは早いので、それはそれとしてオラシオと協力してリンドヴルムとゴールデンメインの合体計画を進めることにします。
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どうやって合体した機体の操作権を折半するのかな?と思ったらエルはそれぞれの機体に起動用の鍵を取り付けていたよ!!
鍵はフリーデグントとエムリスが一本ずつ持つ事になりました。
動かすには両者の同意がなければならないって事だね。
完成したのでエルが試験飛行を担当する事になりました。
それがもうド派手な総監をしたようです。
エムリス達はエルの無茶苦茶な操艦に慣れていますがパーヴェルツィーク側は腰を抜かしていましたね。
徐々にエルの破天荒さに毒されて行っているな。
エル達は修理したリンドヴルムで地上から伸びている光の柱を調べに行く事になりました。
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浮遊大陸の近くの空でフレメヴィーラ王国からエルとエムリスを迎えに来た船団が立往生していました。
浮遊大陸の周辺で暴風が吹き荒れていて浮遊大陸の上に入れなくなっています。
困っていたのですが突然風が止んだので浮遊大陸に入る事にします。
浮遊大陸の上を移動していると彼らを探しに来ていたノーラと遭遇する事になりました。
ノーラからエルがハルピュイアの集団と一緒に行動していると教えて貰えます。
そこに向かう事になりました。
ノーラはこの段階で浮遊大陸の高度が下がっている事を観測したようです。
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小王は住処を追われた配下を連れて新たな住処を探していました。
小王たちが向かった先はエルが友誼を交わしたハルピュイアの集落でした。
そこには小魔導師とナブが居たんだよね。
小王たちを対峙する事になってしまいます。
小魔導師は小王と戦う気だったのですがホージロが人質に取られてしまいます。
そこにディートリヒ率いる紅隼騎士団がやって来ました。
騎士団長になったディートリヒは突撃するだけではなく状況を観察できるようになっていました。
彼はエルを参考にして騎士団長を務めようとしているようです。
人質を取られていると分かったので攻撃を止めます。
ノーラが自分に小王を説得させて欲しいとお願いしてきました。
ディーはノーラに任せてみる事にします。
ノーラは浮遊大陸が地上に落ちるかも知れないと小王に教えたようですね。
小王は協力する事にしたようです。
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光の柱に接近したリンドヴルムが襲われる事になりました。
操艦しているエルが光の柱から出てきた触手に捕まれるとスクリプトを書き換えられてしまう事に気が付きます。
エルは慌てて捕まれた部位を切り離して逃げる事にしました。
光の柱には魔力砲が効きませんでしたよ。
エルは光の柱の中に何かが居る事を確認しました。
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逃げたエル達の前にフレメヴィーラの船団が現れました。
イズモが来ている事を知ったエルはイカルガを使う事にします。
アディ―も即座に反応してエルと共にイズモに向かいます。
エルがイカルガ、アディが飛行型の幻晶騎士に騎乗します。
イズモから飛び出し空中でイカルガと飛行型の幻晶騎士が合体しましたよ。
名称もマガツイカルガニシキと改められています。
段々と仰々しい名称になっているなー。
飛行型の幻晶騎士は翼の役割を果たすようです。
イカルガで光の柱に接近して攻撃を行いましたが有効な攻撃手段が無い事が分かりました。
エルは一時撤退を決めました。
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最初の接敵で光の柱に対して有効な攻撃手段が無いと分かったのでエルは浮遊大陸に来ている有用な戦力を結集する事にします。
フレメヴィーラ、パーヴェルツィーク、小王達魔王軍、シュメフリーク、ハルピュイアが集められました。
フリーデグントはこれ以上被害が出ると赤字が大きくなり過ぎると言って浮遊大陸からの撤退を考えていると伝えてきます。
エルは浮遊大利が西方諸国に向けて移動中で高度が下がって来ている事を伝えます。
このままでは西方諸国のどこかに落下して大惨事になる事。
源素晶石を巡り諸国間で大戦争が発生する未来が来ることを伝えます。
フリーデグントはそれは不味いと考えてエルに力を貸す事を決めます。
小王も浮遊大陸が無くなると住処を失うので協力すると言っています。
全員が力を合わせて光の柱を何とかする事が決まりました。
会議の参加者は一様に胃に穴が開きそうな顔をしているのですがエルだけは楽しそうにしています。
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エルは光の柱から出てきた存在を魔法生物と命名する事に決めます。
エーテルの中で生きている生命体と考えています。
魔法生物は天候を変化させる魔法を使えました。
これを天候操作級魔法と命名しました。
問題は光の柱の周囲で台風を発生させられ飛空船では近付けない事です。
更に魔法生物には幻晶騎士の残骸や魔獣の死体に乗り移り動かす事が出来ました。
接触されると幻晶騎士や飛空船の制御を奪われてしまいます。
最大の問題は魔法砲が効かないって事でした。
無敵の存在の様に思われましたがエーテルを結晶化した武器で殴ると効果がある事が分かっていました。
エルはこの特性を最大限に利用する事にします。
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リンドヴルムを魔改造して決戦兵器を作る事になりました。
エルの作戦ではリンドブルムは確実に壊れます。
フリーデグントは残念そうにしていますが人員を提供しなくて良いと聞いて了承する事になります。
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エルは小王とオラシオに協力してもらい決戦兵器の開発を始めました。
問題になったのはエーテルを集める方法でした。
大量のエーテルを必要としているのですがどうやって集めるのかが問題となります。
高高度にエーテルに満たされた空間が広がっているのでそこからエーテルを獲得しようとなります。
しかし今度はエーテルを積み込むと浮力が発生してしまうので地上に下りられないとの問題が発生します。
ここで小王の何気ない一言が打開策となりました。
源素晶石は浮かないよな、と言われてエルが天啓を得る事になります。
エルは確保したエーテルを源素晶石に加工すれば浮力を相殺して地上に下りて来る事が出来ると考えました。
小王と一緒にエーテルを源素晶石に加工する魔法を開発する事になります。
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エルは早々に魔法生物の動きを阻害する兵器を開発しました。
エーテルを源素に変えて吹き付けるスプレーを開発しました。
ディーが効果の程を試す事になります。
フレメヴィーラだけで実験するのは楽しく無いと考えパーヴェルツィーク王国軍も誘う事にします。
新兵器を独占しようとしない理由を聞かれてディーは面白そうだからと答えています。
エルならそう考えると思ったようです。
パーヴェルツィーク王国はエルの偉大さに恐れをなしたようですね。
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光の柱が飛び出してきた地面に蓋をする為に巨大な源素晶石を探しに行く事になります。
それはイレブンフラッグスが切り出したものですね。
ノーラが場所を特定したのですが台風の中なので地上から回収に向かう事になります。
ディーが人馬型の幻晶騎士を一部隊連れてきていました。
これは人馬型に騎乗するのに拘ったゴンゾーズというナイトランナーの我満を聞いてあげたからです。
ディーはキッドにも手伝わせる事にしました。
ゴンゾースはキッドに会えて感激していますね。
サインをねだって来ました。
キッドは暫くフレメヴィーラを離れていたので自分が有名人になっている事に驚いています。
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回収に向かったディー達は魔法生物に襲われる事になります。
対処に困っているとブロークンソードに乗ったグスターボ・マルドネスが現れました。
彼は浮遊大陸が落下している事を知っていました。
ジャロウデク王国はクシェペルカ王国に負けて疲弊しています。
そこに浮遊大陸が落ちてきたりしたら国が破滅します。
それは困るって事だね。
グスターボはディーとの再会を喜んでいますが決闘よりも落下阻止を優先しました。
彼が魔法生物を倒してくれたのでディー達は無事に源素晶石の元に到着する事ができました。
回収作業を始めるとグスターボは帰ってしまいます。
それ以上ディー達と一緒に居ると斬りたくなるからでした・・・物騒だね。
グスターボはディーが前よりも強くなっていると感じています。
彼と再戦したくて仕方なかったようですが国の為に私情を抑えています。
彼も成長しているんだねー。
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回収を終えたディーは基地に戻る事にします。
途中まで来たところで迎えに来たリンドブルムに遭遇します。
急いでいると察したディーは即座に源素晶石を回収してもらいます。
基地が魔法生物に襲われていると知り救援に向かいます。
基地ではエドガーとヘルヴィが奮戦中です。
二人とも危なげない戦いで魔法生物を退けていました。
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源素晶石を回収したリンドブルムは高高度に向かう事になります。
乗り込んでいるのはエル、アディ、小王、オラシオでした。
オラシオは「吐きそう」小王は「反吐が出そう」と言ってた割りには協力的です。
限界を超えた高度まで到達する必要があるので飛行型の幻晶騎士を使い捨ての推進器としています。
多くの犠牲(使い捨てた幻晶騎士ね)を出して目的の高度に到達してエーテルの回収を始めます。
エーテルを源素晶石に変換する魔法の開発が間に合わなかったのでぶっつけ本番で作業を行う事になります。
エル、小王、アディが協力して魔法を操っています。
想定通りにエーテルを源素晶石に変換する事ができました!!
これは大きな発見です。
エーテルは空気中に存在するのでこの魔法式があれば好きなだけ源素晶石を手に入れる事ができます。
飛空船時代に大きな革命が起こる可能性があるね。
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オラシオがエーテルに満たされた空間を目に焼き付けています。
彼は目標だった場所に到達出来て感激に震えています。
もう少しこの光景を見ていたいと言っていたのですがエーテルを源素晶石に変換し終えたので下降態勢に移ります。
リンドブルムを光の柱の上に移動してから下降に入りました。
ここで自分の役目は終わったと判断したオラシオが離脱します。
小王が魔王を操りリンドブルムの姿勢を制御しています。
光の柱に到達する寸前で小王は魔王と共に離脱しました。
残っているのはエルとアディだけになりました。
アディは最後までエルに同行する覚悟であると伝えます。
エルは嬉しそうに言い覚悟ですと答え二人で光の柱に向けて突貫しました。
浮遊大陸が西方諸国に近付いていたのでこの光景は沢山の人々に目撃される事になりました。
この事実が後々厄介な問題となります。
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リンドブルムは巨大な源素晶石を発生して光の柱に向けて落ちていきました。
落下の加速度がついているので撃破可能と思われたのですが魔法生物は予想を越えてしぶとかったぞ。
触手を生やして巨大な源素晶石の落下を止めてしまいます。
作戦失敗かと思われたのですがエルは諦めていませんでした。
多くの犠牲を出したので失敗を許容することなど出来ませんでした。
イカルガで源素晶石を押し込む事にします。
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魔法生物に多くの目が出現しました。
目はイカルガを観察しているようでしたよ。
エルがやろうとしている事を理解できたのかな?
魔法生物はエルが行った高高度に浮遊しているエーテルを集めて源素晶石に変換するって作業を自分でも行います。
エルが作り出したものよりも更に巨大な源素晶石を作り出して落下させたぞ。
イカルガは一緒に源素晶石に取り込まれそうになりますがエルが起死回生の行動に出ました。
逃げる事が叶わないと分かったのでエルは魔法生物の目を攻撃する事にします。
目を攻撃された魔法生物はイカルガを強風で吹き飛ばしましたよ。
クシャミをした感じだね。
イカルガは光の柱から離れた場所まで吹き飛ばされて難を逃れる事ができました。
魔法生物が存在した場所には巨大な源素晶石が突き刺さる事になりました。
魔法生物は再びに眠りにつく事になります。
魔法生物が眠りにつくと発生していた台風は消えました。
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魔法生物はエーテルを取り込もうとして点に光の柱を伸ばしたのかも知れないね。
エーテルから源素晶石を作り出すって発想が無くて困っていたのかもな。
そこにエルが現れて有効な方法を示唆したってことかも。
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浮遊大陸から離脱する準備を終えたグルターボがオラシオの前に現れました。
オラシオはリンドブルムから離脱した直後だったので一人で森の中に居ましたよ。
ジェローデクを裏切ったので殺されると震えています。
対してグスターボは挨拶に来ただけだと言っていますね・・・
ゆっくりオラシオに近づいて、親父からの、一言だっぜ、と言ってオラシオをぶん殴りましたよ。
吹き飛んだオラシオは気絶してしまいます。
グスターボはすっきりしたーと満足気でした。
気絶したオラシオを木に逆さ吊りにしてグスターボは浮遊大陸を離れました。
オラシオはパーヴェルツィーク王国の兵に発見されたのですがグスターボとの一件は話しませんでしたよ。
オラシオはエーテルが満ちる高高度に独力で到達しようと燃えています。
スポンサーとしてパーヴェルツィーク王国を利用するのだろうか?
フリーデグントに色々な奇行を見せてしまった後なので上手くいくのだろうか?
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浮遊大陸は西方諸国の近くの空に浮かんでいます。
多くの国にその存在を知られる事になってしまいました。
これまで以上に多くの国が源素晶石を採掘する為に浮遊大陸にやってきそうです。
浮遊大陸で大戦争が起りそうな危機だったのですがフリーデグントとエムリスが頑張って先に手を打つ事にします。
キッドはエムリスに付き合い後始末の書類仕事をしています。
逃げるとエレオノーラが無言で悲しい顔をするので逃げられないと言っています。
キッドは案外エレオノーラに上手く操縦されているような?
エムリスはエルに手伝わせようとして彼を探しに行きます。
エルを発見したのですがアディがエルとイチャツク気満々でした。
アディに睨まれたエムリスはエルを連れて行くのを諦めました。
相当に怖い顔で睨まれたようですね。
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小王に魔王として即位して貰い、浮遊大陸に魔王国を建国する事になりました。
パーヴェルツィーク王国、クシェペルカ王国、フレメヴィーラ王国、シュメフリーク王国がそれを認めました。
魔王国は西方諸国と交易をする事を決めます。
他の国は浮遊大陸に領土を持つ事を禁じました。
魔王国を認める国が強力だったので他の国は敵対する事を恐れて従う事になりました。
恫喝ってやつだね。
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キッドも浮遊大陸を離れる事になりました。
それを知ったホーガラが帰るなと言って止めてきますよ。
ホーガラはキッドに惚れているようなのですがキッドはそれに気が付いていません。
風切に掛け合い自分がキッドに付いて行くと言い出します。
風切に会うために集落に戻るとエージロが小魔導師との別れを拒んでいました。
帰らないで欲しいと泣いているエージロをホーガラが宥める事になりました。
これでホーガラもキッドと別れる覚悟ができたようですね。
キッドはいつかまたやって来るので一緒に飛ぼうと言ってきましたよ。
ホーガラは涙を隠し、何度飛んでも自分が勝つと答えました。
キッドのモテっぷりは凄いね。
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魔王として即位した小王がエルを呼び出しました。
小王はエルと決着を付けたいと言っています。
エルとしては小王とは仲間になったと考えていたのですがね。
小王の決意が固いと分かったのでエルは決闘に応じる事にします。
幻晶騎士を取りに行こうとするエルの背中に小王が声を掛けます。
小王はエルがハルピュイアの住処を守ってくれた事に対してお礼を言ってきました。
それに免じてエルを浮遊大陸に二度と立ち入る事を禁じ、復讐を終わらせると言ってきました。
最後の別れになるのでエルは小王の両親を回収して森都(アルフヘイム)に連れて行った事を教えました。
小王は両親がアルブとして眠る事が出来たと知り感謝しています。
しかしエルを許す事はできないそうです。
エルは小王が嫌いではなかった事を伝えて彼と別れる事になります。
小王は照れたのかな?「キミの事が大嫌いなんだよ」と返しています。
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エルはフレメヴィーラに帰る事になります。
新婚旅行で浮遊大陸に来たのですが思わぬ大事件に巻き込まれました。
色々と発見が多い旅となりましたね。
エルは新たな研究に取り組む事にするようです。
オルヴェシウス砦で作業するのも良いと言っているので新たな幻晶騎士でも作るのだるか?
変形合体する幻晶騎士を作ったりしてな・・・
エーテルを源素晶石に変換する魔法はエルにしか使えない事が判明しました。
アルヴである小王にも使えないので普通の人間には使えません。
無尽蔵の源素晶石を手にするという夢は儚く潰えました。
この魔法を研究してみるのも面白そうですね。
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成分美少女開発戦闘恋愛ラッキースケベ
評価AAAAAAAACC
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