ラノベの感想) ありふれた職業で世界最強 第12巻 (オーバーラップ文庫)


概略:
神域に入ったハジメ、シア、ティオ、雫、鈴、龍太郎はそれぞれの戦いをする事になります。隠れていた恵里と光輝を発見したので雫、鈴、龍太郎と別行動になりました。ハジメは少しだけ心配なようですが雫たちを信じて先に行きます。ハジメ達の前にフリードと白金の使徒が現れました。エヒトがハジメだけを呼んでいると言われます。シアとティオを残してハジメだけがエヒトの元に向かう事になりました。残されたシアとティオがフリードと白金の使徒に挑む事になります。シアとティオの凄さが全開ですよ。

レーベル:オーバーラップ文庫
発行日:2022/1/25
著者:白米 良
イラスト:たかやKi
ISBN:978-4-8240-0064-4
雰囲気:歪みの原因、無双、親友戦、分断、使徒を越える、黒龍登場、凡ミス、救世主登場、思い出
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プロローグ
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地上に残った香織が戦意を高めています。
ハジメ、シア、ティオ、雫、鈴、龍太郎が帰ってくる場所を守り抜くとの決意を固めています。
ユエの無事も祈っていますね。
香織はユエの事が好きなようです。
ハジメの様な獰猛な笑みを浮かべて天から降って来る神の使徒を迎え撃つ構えですよ。
香織も徐々にハジメ化してきている?
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第一章 神域の世界
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恵里が歪んでしまったのは父親の交通事故が原因でした。
幼い頃の恵里が不注意により車にひかれそうになります、それを彼女の父親が身を挺して救ってくれました。
代わりに父親が車にひかれて亡くなってしまいます。
恵里の母親は父親に依存している心の弱い人でした。
母親は愛する人を奪った元凶として恵里に虐待を加えるようになりました。
聡明だった恵里は自分の不注意で父親を死なせてしまったと理解いていたので母からの虐待に耐える事を決めます。
自分が虐待に耐えて居れば優しかった頃の母に戻ってくれると考えたそうです。
しかし母の心の弱さは恵里の想像を超えていました。
恵里が十一歳の頃に母は見知らぬ男を家に連れ込みました。
相手の男は予想通りの屑野郎で幼い恵里に情欲を抱いていました。
レイプの危険性を察した恵里は母に憧れて伸ばしていた髪を切りショートにします。
口調も僕っ子に変えて自衛しようとしていました。
恵里の努力も虚しく母が仕事で留守にした夜に襲われそうになりました。
事前に心の準備を終えていた恵里は悲鳴をあげて近所の人に助けて貰う事に成功しました。
男は駆けつけた警察官に捕まります。
恵里はこれで元の優しい母に戻ってくれると確信したようですが期待は裏切られました。
事情聴取を終えて帰宅した恵里は母に激しく殴られる事になりました。
母は恵里が自分の男を誘惑したと激怒していました。
それを見てしまった恵里は絶望します。
気絶するまで殴られたみたですね・・・
翌朝目覚めた恵里は死のうと考えました。
母の近くで死にたく無かったので近所の川に向かいます。
欄干から飛び降りようとしている時にジョギング中だった光輝と遭遇しました。
光輝は慌てて恵里を欄干から降ろして事情を聞き出す事にしました。
正義マン気質が存分に発揮されています。
恵里がこの時事情を詳細に話していれば結果が変わった可能性が無くもないのですがお互いに小学生ですからね。
正しく状況を理解するのは難しかったかもです。
恵里はかいつまんで事情を説明した。
説明を聞いた光輝は恵里の父親が厳しい人で母親に助けを求めるも拒否されたと理解します。
誰も頼れる人が周囲に居ないんだと理解した光輝は恵里の事を自分が守ると言ってしまいます。
困っている人が居れば誰にでも同じことを言っていたようなんだよね。
光輝は恵里の事を助けるべき人々の一人と認識していました。
対して恵里は光輝の言葉に堕とされてしまいます。
彼の事を王子様として認識してしまいました。
学校に行くと光輝にお願いされた女の子達が恵里に優しく話しかけてくれるようになっていました。
恵里は益々光輝に惚れてしまいます。
光輝と離れ離れになるのが嫌で児童相談所が虐待の調査に来た時も母とは仲良しだと嘘を突く事になっています。
恵里は自分が嘘の報告を行っている傍らで母が怯えている事に気が付きました。
恵里は言葉一つで簡単に立場が変わるんだと理解してしまいます。
それ以降は言葉巧みに母を脅して生活費だけを出させるようになったようです。
うーん光輝の存在が恵里を悪に引き込んだと言えなくもない?
光輝って罪作りな人なんだよな。
自覚なしに困っている女の子に優しくするのは問題だよな。
恵里はハジメの事を物凄く警戒していました。
彼の存在は恵里にとって理解不能な怪物となっています。
エヒトと取引を行いハジメ達に遭遇する可能性の低い神域で隠れています。
恵里は光輝に甘えていますが、その姿は彼女が憎んでいた母と酷似しています。
こういう姿を見せられると恵里には最初から明るい未来は無かったんじゃとも思えます。
元から腐っていると言えなくもないな。
神域に侵入したハジメ達を使徒の大軍が迎え撃ちます。
ハジメは使徒対策の戦術と装備を充実させていました。
彼の近くで戦闘を見守る事になった雫、鈴、龍太郎が盛大にビビっています。
ハジメは一分間で百を超える使徒を全滅させました。
使徒は何も出来ずにハジメに負けてしまいます。
彼女達にも神の使徒であるとの自負があったようですが相手にもなりませんでした。
ハジメ達が恵里と光輝が隠れていた神域に侵入してきました。
そこはエヒトが滅ぼした古代長文明の廃墟を保存している世界でした。
恵里と光輝を発見したハジメは空間を断絶する弾を撃ち込み彼らを逃がさないようにしました。
ハジメの姿を視認した光輝が身勝手な持論を展開して糾弾してきます。
シアとティオは微妙な表情をしていますね。
ハジメは光輝の事を全く気に留めていません・・・無価値なモノとして認識しています。
それが光輝を更に激高させるんだけどハジメの態度は変わりませんでした。
恵里はハジメがここにやって来た最大の理由が鈴の存在だと気が付きます。
苦々しい表情で鈴を殺しておけばよかったと考えています・・・心底から腐っているな。
恵里はハジメが居なくなるようにユエの存在を持ち出しています。
元々ハジメは恵里と光輝には関心が無いのでその世界を離れようとしていました。
光輝を正気に戻す為に雫と龍太郎は始めに付いてきました。
鈴は恵里と言葉を交わす為に付いてきました。
ハジメは雫たちを心配していますが雫たちは後は自分達がやると言ってハジメを送りだします。
恵里が喜んでいるのが伝わって来るね。
存分に語り合えとの励ましを残してハジメ、シア、ティオは次の世界に向かいます。
殺意を向けても相手にして貰えなかった光輝が激高していますが見逃して貰えてラッキーと感じるべきだぞ。
魂を縛ってハジメに飛びかかるのを抑えてくれた恵里にも感謝すべきだ。
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第二章 伸ばしたその手は
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雫、龍太郎、鈴のチームと恵里、光輝のチームの死闘が始まりました。
光輝はあくまでも雫たちがハジメに洗脳されていると考えています。
その方が自分にとって都合が良いからですね。
雫や龍太郎が光輝を正気に戻そうと言葉を掛けても無駄でした。
二人は光輝を殴り倒して反省させようと決めます。
鈴は恵里に話しかけますが彼女は鈴を相手にしていません。
ハジメが他の神域に移動したと知って安堵しています。
鈴は恵里が自分を見て良い無いと知り彼女の注目を集める為に挑発を始めます。
色々と考えていますね。
恵里は光輝を連れて逃げ出そうとしたようですがエヒトによって拒まれました。
エヒトはハジメ達が転移するのは認めましたが恵里が転移するのは認めませんでした。
恵里と鈴の結末が見たいと思ったようです。
逃げられないと知り恵里はメンドクサイが倒しちゃおうと決めましたよ。
この段階では鈴を虫けら扱いしています。
恵里は使徒になっているので戦力的には勝っていると思うのも頷けます。
しかし鈴たち連携して抵抗してきました。
鈴が結界を張って防御を固めて恵里の操る灰屍徒から味方を守っています。
雫と龍太郎は光輝に肉弾戦を挑みます。
光輝も数段パワーアップしているのでスペック的には雫と龍太郎を大きく上回っていました。
本気を出すと殺してしまうと心配しています。
光輝の状態がちぐはぐ過ぎて怖いですよ。
口では殺したく無いと言いながら致命傷を負わせる攻撃を平然としてきました。
言葉と行動の違いに龍太郎が苦笑いを浮かべています。
言葉で説得するのは困難だ判断した雫と龍太郎は光輝を倒す事を決めます。
こちらはあくまでも殴り倒して反省を促そうと考えています。
スペック的に上回っている恵里と光輝は余り連携はしていません。
各々が勝手に戦っています。
雫たちはハジメから貰ったアーティファクトを駆使して均衡状態を保っています。
均衡が崩れたのはイナバを参戦させてからでした。
イナバはハジメに憧れて実力を大幅に上げてきた兎型の魔獣で猛者です。
彼の参戦により恵里と光輝を分断する事に成功しました。
鈴がイナバと共に恵里の相手をする事になります。
雫と龍太郎は光輝の元に向かいます。
恵里は鈴が自分を追い詰めている事実に気分を害していました。
恵里の中では鈴は笑っているだけのバカキャラであるのは変わらないようです。
現在の鈴の実力を見誤り油断してしまいます。
鈴がハジメから貰ったアーティファクトを使い恵里を追い込んでいきます。
絶対的に優位を確立した鈴がハジメや香織に影響されたのか、これからはずっと鈴のターンと言って恵里を挑発しています。
まあ戦いになかでこんな事を言われたら誰でも頭に血が上るよな・・・
鈴が計算で恵里が怒るように行動ているようにも思えます。
怒らせて自分に注目させようとしています。
鈴はどこまでも恵里との対話をしたいとの一心なようです。
鈴の煽りが効いて恵里が対話に応じてくれます。
鈴はもう一度恵里と友達になりたい。
光輝と二人で戻って来いと促します。
ハジメからも鈴が守ると言っています。
鈴の場違いな言葉を聞いて恵里が呆れていますよ。
恵里は鈴が自分を追いかけてきたのは仕返しをする為だと考えていたので驚きが大きいようです。
鈴は恵里の本音を引き出そうとして彼女の心の傷を抉る発言をしてきました。
何で光輝を好きになったのか?って話から始まり恵里が家庭環境に問題を抱えているのではという予測を口にします。
鈴の発言は恵里の哀しい過去を言い当てているので恵里を逆上させる事になりました。
恵里は目障りな鈴を殺そうと決めます。
最大最高の攻撃を放とうとして鈴から目を逸らしてしまいます。
ここに隙が生まれました。
鈴は自分の身代りを作り出して本人は隠ぺい魔法で隠れます。
恵里の最高の攻撃が鈴に炸裂しました。
恵里は勝利を確信したのですが目の前で鈴だと思っていた標的が鈴の生み出した黒い蝶に戻って行きました。
しまった!と思った時に鈴の反撃の一撃が撃ち込まれます。
恵里は瀕死状態になってしまいましたが生き残っています。
鈴は回復役で助けようとしますが恵里に拒まれました。
鈴の情けは要らないと睨まれてしまい鈴は恵里を助けるのを諦めます。
鈴は恵里を納得させて連れ帰らねば無意味と理解していました。
力づくで連れ帰っても同じ悲劇を繰り返すだけと理解しています。
鈴の方が恵里よりも大人なようですね。
二人の視界に巨人化した光輝の姿が飛び込んできました。
巨人が一瞬で消滅したので恵里が血相を変えて彼の元に飛んで行きました。
動ける状態じゃないのですが・・・恵里が光輝に向ける愛は本物のようですね・・・歪みまくっていますが。
鈴は慌てて恵里を追いかけます。
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第三章 それぞれの結末
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雫と龍太郎の戦いはピンチの連続でした。
スペックで上回る光輝は力押しで仕留めに掛かっています。
龍太郎が光輝の相手をしている間に雫は光輝の事を観察していました。
龍太郎は時間稼ぎをしていたのね。
龍太郎はモンスターに変身して光輝の攻撃に耐えていました。
限界が近づいてきた頃に雫の観察が終わります。
二人には余力が無いので一回で光輝を仕留める必要がありました。
龍太郎が捨て身で光輝の攻撃を受け止めて彼を殴り飛ばします。
龍太郎に気迫に光輝は負けてしまったね。
光輝が吹き飛ばされた先では雫が抜刀術の態勢で待ち構えていました。
雫が光輝の身体を上下に両断しました!!
光輝は切られたと思ったのですが実際に雫が切ったのは光輝の体内に存在する無限に魔力を供給する術式でした。
恵里に掛けられている魂を縛り付ける術式も切りたかったようですが切れませんでした。
もう一度刀を振るい恵里の縛魂を切り裂きました。
恵里の呪縛から解放された光輝は自分の仕出かしてしまった事態に自棄になってしまいます。
取り返しの付かない事をしてしまったのでいっそ自分の手で全てを終わらせようと考えます。
雫と龍太郎を巻き添えにして死のうと考えたようです。
魔力供給は断たれているので光輝は自分の魂だか生命力だかを使って巨人を作り出します。
龍太郎が男気を見せてくれましたよ。
脳筋の彼は光輝を止めるまでは死なないと根拠のない自信を漲らせています。
雫は光輝を止めるのを龍太郎に任せて光輝を止める一撃を狙います。
龍太郎は巨大な樹木に変身して光輝の攻撃を受けきりました。
攻撃する力が残されていなかったので光輝への制裁を雫に任せる事にします。
雫の一刀により光輝は吹き飛ばされます。
倒れた光輝に馬乗りになり雫の制裁が始まりました。
これまで光輝の身勝手さに翻弄されていた鬱憤を張らしています。
色々と理由を述べていましたが全て自分の分と言って光輝の両頬を殴り続けています。
オラオラオラオラオラって感じで殴っているぞ・・・
雫にボコボコにされた事で光輝は反省する事ができました。
殴り続ける雫様が素敵過ぎます・・・
パンチは強力だったので光輝の歯が乱れ飛んでいました。
顔の形が変わるまで雫は殴り続けたみたいです・・・相当に鬱憤が溜まっていたのでしょう。
何で自分を見捨てないのか?と問いかけると雫が家族だから見捨てないと言ってくれました。
光輝は雫の家の道場の門下生で雫は光輝の事を弟分と思っていますからね。
雫の気持ちを聞いて光輝は雫と龍太郎が自分を助けようとしてくれた理由に納得できたようです。
光輝が雫に弟分扱いされないように変わってみせると言っています。
雫は早速予防線を張っていますよ。
ハジメに惚れているので光輝を恋愛対象にする事は無いと切り捨てています。
光輝は残念そうにしていますがハジメへの嫉妬心は無いようですね。
大ダメージを受けた龍太郎がはって来て光輝と対峙しました。
数秒見つめ合い光輝が悪かったと謝ります。
これに対して龍太郎は「おう」と答えました。
それだけで仲直りが完了したようですね。
まったりした雰囲気になったのですが光輝を心配した恵里がやって来て不満顔をしています。
「なに、これ・・・」と言って不満を露わにしていますね。
恵里は光輝が雫と龍太郎と笑いあっている理由を聞いてきました。
光輝に雫や龍太郎は敵と説明しますが縛魂が無効化されたので光輝を言いくるめる事はできませんでした。
光輝からもう雫たちとは戦えないと告げられてしまいます。
それを聞いた恵里が壊れたおもちゃの様に「なにそれ?」と繰り返しています・・・チョー怖い。
光輝が自分が恵里を傷つけてしまった事を謝罪してきました。
それを聞いて恵里は全てを悟ったようです。
「うそつき」と呟いて自爆しました。
周囲が閃光に包まれるのですが鈴の結界が間に合いました。
鈴は不思議な真っ白な世界に囚われ恵里と二人きりになりました。
そこでお互いに思っていることをぶちまけあう事になります。
物凄く口汚く罵り合っています。
二人とも内心では相手の事をキモイと思っていたのね。
鈴は一人称が自分の名前なのはキモイと言われて切れています。
うーん確かに一人称が自分の名前の女の子は地雷臭がするよな・・・恵里の感覚は正しいよ。
恵里の眼鏡で図書員で僕っ子なのは盛り過ぎで中二臭いと言い返しています。
うーんこれも鈴の意見は正しいな。
特に一人称が僕は狙い過ぎだ。
罵り合いが終わった段階で滅びの時がやって来ました。
恵里は自分だけが死んで鈴が助かると確信していました。
最後に鈴と一緒に居る時だけがちょっとだけ安らげたと言い残して消滅しました。
生き残った鈴はワンワン泣いて恵里を連れ戻せなかった事実に折り合いを付けました。
逞しく成長しているな。
鈴は雫たちに先に進もうと声を掛けて先導しています。
「さぁ、者共、私に続け!」
雫、龍太郎、光輝は鈴が恵里との事に折り合いを付けたと理解して彼女に続きます。
光輝も少しだけ成長したようだね、余計な事を言って無粋な真似はしませんでした。
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第四章 白神竜と白金の使徒
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ハジメ、シア、ティオはエヒトの用意した空間を移動中です。
エヒトはハジメ達を悲嘆にくれさせようと色々な趣向を用意していましたがハジメは相手にしません。
空間を移動する度に先制攻撃をしてエヒトの用意した刺客を粉砕していきます。
四つ目の空間でハジメが興味を惹く存在に遭遇しました。
そこは暴風雨が吹き荒れる空間でどこまで移動しても転移門を発見できませんでした。
大時化の海中から巨大なモンスターが飛び出してきました。
神獣と呼ぶべき存在です。
ハジメはその神獣が空間をループさせていると気が付きます。
電磁加速式狙撃砲シュラーゲンアハト・アハトで撃ち殺そうとします。
驚いた事に神獣は生き残り回復を始めました。
その姿を見たハジメは神獣を捕食しようと考えました。
土壇場で神獣を食べて大幅なパワーアップを試みようとしています。
シアとティオがドン引きしていますね。
神獣も自分が食料扱いされている事に恐怖心を持っています。
食物連鎖の頂点に立つ自分が捕食者に狙われるとは思っていなかったようです。
ハジメは神獣が海水を取り込んで傷を癒す姿を見てエグイ倒し方を実行しました。
神獣のいる近海にアラクネ(ハジメの作った動く兵器)を落として体内に取り込ませました。
アラクネはハジメの宝物庫からタールを取り出し神獣の体内でばらまきます。
神獣の体内で水蒸気爆発が発生しました。
ハジメは神獣を蒲焼にしようとしていました。
それを知ったティオが羨ましそうにしています。
自分も体内から苛めて欲しいと思っているようですね。
流石のハジメも業を深めすぎだと戦慄していました。
神獣が思いもかけない行動に出ました。
自分の身体を食い千切りアラクネを体外に排出して逃走を図りました。
ハジメは神獣としてのプライドは無いのかと憤りを示しますが逃げられてしまいました。
神獣が居なくなったので転移門の場所が特定できました。
七キロほど離れた島に転移門が存在しました。
遠目には巨大な魔物が転移門を守っているのが分かりました。
ハジメは遠距離からの狙撃で巨大な魔物を一掃しました。
エヒトの趣向を凝らした舞台を完膚なきまでに破壊しています。
ここまでやったのだから次の空間で何かを仕掛けて来ると確信しています。
次に転移した空間で使徒化してパワーアップしたフリード・バグアーが待っていました。
ハジメは問答無用でフリードを撃ち殺そうとします。
「邪魔だ。死ね」
バグアーがハジメの攻撃に対応してきました。
何度もハジメに負けた事で彼の事を理解してたと言っています。
バグアーがシアとティオを置いて一人でエヒトの元に向かえと命じてきます。
それがエヒトの望みだと言っています。
それを聞いたハジメは知った事かと対抗心を募らせます。
バグアーが二千体の魔物を呼び出します。
ハジメの事を光の柱が包み込みました。
ハジメは脱出して三人で戦うつもりだったのですがバグアーからユエの元に転移できると言われます。
ハジメの決意は変わりませんでした、待たせておけばいいと言っています。
エヒトの意志をガン無視する不遜な態度にフリードの目元がひきつっています。
ユエの元に転移できると聞いてシアとティオが先に行けと言ってきました。
一度言ってみたかった、直ぐに追いつくさ、とか言っています。
盛大に死亡フラグを建てる二人にハジメが呆れていますよ。
二人はハジメなら一人でもユエを取り返せると確信していました。
ハジメは二人の信頼に応える事にします。
出し惜しみなし、蹂躙してやれ、俺もそうすると言い残してハジメは転移してきました。
「嬲り殺せっ!」「ぶっ殺しますっ!」「滅殺じゃっ!」
シアとティオがフリードと戦い始めます。
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第五章 天上の闘争
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シアとティオがフリードと戦い始めます。
フリードは魔物の軍勢を召喚して数で押し切ろうとしてきました。
シアとティオは連携して飽和攻撃をかいくぐっています。
そこに五体の白金の使徒が登場しました。
エーアスト、ツヴァイト、ドリット、フィーアト、フュンフト。
五体の使徒はフリードの配下になっているようです。
フリードが使徒になった事で立場が上になったようですね。
フリードと使徒も連携して攻撃してきました。
シアは身体強化を使いスペックを底上げします。
ティオは黒龍を召喚しました。
シアとティオに連携されると厄介だと判断した使徒は自分達がシアの相手をすると言い出します。
フリードは有効だと判断して自分がティオの相手をする事にしました。
分断されてしまうのですがシアとティオには余裕がありますね。
二人とも奥の手の準備が完了したようです。
ティオはフリードの攻撃を受けながら攻撃を続けています。
防御を無視した戦い方をフリードが罵倒してきました。
ティオはダメージを受ける事が狙いだったようです。
彼女が鞭を振るいフリードの召喚した魔物を拘束します。
そして魔物を自分の配下に引き入れる魔法を使いました!!
魔物は黒龍に変化してティオの配下になってしまいます。
更にフリードと魔物の攻撃を貰い死にかけていた黒龍軍を再生する魔法を使って来ます。
殺したはずの黒龍軍が復活してしまいフリードが思考停止状態になってしまいます。
フリードの連れている竜ウラノスの咆哮がフリードを正気に戻しました。
フリードはティオの戦術が敵を味方に引き入れる事だと考えます。
持久戦を挑んできたと勘違いしたぞ。
ティオの狙いは別にあるようですよ。
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第六章 シア・ハウリアは白金の使徒を凌駕する
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分断作戦に乗って来たシアをエーアストは笑っています。
スペック的には絶対に勝てると踏んでいますね。
シアを魔力切れに追い込むかスペック差で圧し潰すか?どちらで屠ろうか考えています。
エーアストの態度にシアが憤慨していますね。
圧倒的なスペック差を見せつけられても心が折れないシアを不遜と感じているようです。
シアの余裕ある態度から嫌な予感がしているのも事実でした。
少し気弱になりシアに諦めるように促してきます。
シアはエーアストが恐怖心を抱いていると知れて嬉しくなっていますね。
獰猛な笑みを浮かべて今の自分が全力をでは無い。
もっと戦闘力を上げられると教えています。
エーアスト達は驚愕していますね。
恐怖心から戯言を言っていると断じています。
シアはエーアスト達がユエの魔力を使って強化されていると察し怒っています。
エーアスト達と主人のエヒトには未来は無いと断言していますよ。
これが大いに効いています。
エーアスト達はもしかして殺されちゃうのか?との疑念を抱いています。
シアが身体強化のレベルを上げていく事になりました。
一段階ずつしか上げていけないようですね。
エーアスト達は徐々に強くなっていくシアに恐怖を感じながら戦う事になります。
エーアスト達は仲間を犠牲にしてでもシアを仕留めようとしてきました。
必死になっていますねー。
スペックが並ばれた時は不遜だと喚いています。
人間らしい恐怖心を露わにしているエーアスト達を見てシアが凶悪な笑みを浮かべています。
シアは確実に一体ずつ使徒を屠っていきますよ。
攻撃力が高すぎるの上半身が消し飛ばされたりして悲惨な末路を辿っています。
ハンマーで地面に縫い留められた状態からドリルで抉られている使徒もいました。
シアの倒し方が凶悪です。
シアの武器に亀裂が入ってしまいます。
残った使徒はシアの武器を破壊してから彼女を仕留めようと考えます。
エーアストだけが生き残っている段階でシアの武器を破壊する事に成功しました。
エーアストは負けたくないと思いながらシアを切り殺そうとしてきます。
武器を失ったシアは自分の血を使って戦槌を作り出してエーアストの一撃を粉砕します。
シアの攻撃を胸部に受けたエーアストは核を破壊されてしまいます。
エーアストは胸の中に湧きあがる気持ちが何なのか質問してきたね。
シアは悔しいんじゃないですか?と答えました。
エーアストは自分が負けて悔しいんだと理解できたようです。
最後に人間的な感情をもったのね。
シアの事を嫌いだと言い残して消滅しました。
シアは自分は大嫌いだったと答えます。
疲労困憊のシアは大の字に倒れてしまいます。
空が魔物の軍勢に覆われてしまい近くに満身創痍のティオが墜落してきました!!
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第七章 龍神顕現
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ティオとフリードの戦いは持久戦になっていました。
自分が傷つくのを厭わないティオの戦い方にフリードは侮蔑の言葉を吐いています。
圧倒的に優位に立っていると感じていますね。
シアが五体の使徒を圧倒する気配が漂ってきました。
ティオはシアの勝利を確信しているようです。
フルードの方が事実を受け入れる事ができないみたいです。
ティオが無理解なフリードを諭しています。
ハジメを覗けばシア・ハウリアが最強なんだぞと教えていますよ。
仲間の強さを誇れて嬉しいみたいですね。
フリードはエーアスト達を助けなければと考えティオとの戦いを終わらせようとしてきます。
ティオは話題を転換して時間稼ぎを行います。
フリードの配下はどこに居るんだ?呼ばないのか?と問いかけました。
フリードはティオに今の戦力では物足りないと馬鹿にされたと感じ会話に応じてしまいます。
配下の魔族は別な空間で強化を受けている最中だそうですよ。
フリードの様な眷族になるのか?と問うと神民になるのだと言われました。
フリード以外の魔族は眷族になる資格は与えられなかったそうです。
フリードは自分がエヒトに選ばれた事に喜びを感じてました。
魔族もエヒトに認められて神民になれたと誇らしそうにしています。
ティオは何も知らずに散った魔人達が哀れだなと呟きました。
愛国心が無いのか?と問われたフリードが感情を剥き出しにして否定してきます。
自分は愛国者だ同胞を守護する者だと喚いています。
ティオからするとフリードが仲間の魔族をエヒトに売ったように見えたのね。
フリードは神の意志は全てに優先されると強弁して揺れる心を押し殺そうとしていますよ。
ティオが次の手を打ちました。
彼女がこれまでフリードの攻撃を受けて血肉を周囲にばらまいていたのには理由がありました。
ティオが躯を黒龍として再生する魔法を放ちました。
躯が黒龍に変化して動きだす悍ましい姿にフリードが戦慄しています。
罵倒されたのですがティオは嬉しそうにしていますね。
ハジメから死体を利用できるのはエコで便利だと褒められたので、この魔法を気に入っているみたいです。
数的に不利になると察したフリードが対抗手段を講じました。
彼は自分の戦力だけでティオ達を屠りたかったそうですが仕方ないと考えます。
神域の魔物を呼び出しました。
百数十万の魔物が顕現してしまいティオが圧倒的な不利になります。
フリードはティオが諦める事を期待したようですが彼女の戦意は衰えませんでした。
ティオが切り札を切る事を決めますよ。
発動には少し条件が足りないのでウラノスの攻撃を受けてダメージを蓄積する事にしました。
いかにも最後の攻撃をしますよと見せかけてウラノスを挑発しますね。
ウラノスはこれに乗ってしまいました。
ウラノスの攻撃を受けたティオが地上に吹き飛ばされます。
シアの側に墜落してきました。
満身創痍のティオを見てシアが悲鳴をあげています。
ティオはシアを安心させるためにユーモアを出そうとしますがシアに罵倒されることになりますね。
ド変態モードのティオを好きな人なんていません、人類皆ドン引きです、と言われてしまいます。
仲間の罵倒にティオが喜びに震えています。
回復しようとしていたシアの手が一瞬止まるほど酷い有様でした。
ウラノスからの攻撃で必要なダメージを蓄積したティオが切り札を切りました。
彼女が使ったのは初代クラルスが残した魔法です。
ティオは巨大な黒龍に変身しましたよ。
黒龍になったティオを見た魔物達は畏怖の念を抱いて大人しくなります。
ウラノスだけは戦意を保ち攻撃をしてきましたがティオに攻撃を打ち消されて上半身を消し飛ばされて果てました。
ティオはフリードが呼び出した魔物の掃討を始めます。
あっという間に魔物達は目視で数えられるまでに減らされました。
分解魔法で抵抗しようとするフリードをティオの咆哮が迎撃します。
フリードを撃ち抜こうとした咆哮を死んだ筈のウラノスが盾となり防いでくれました。
ウラノスとの繋がりは断たれているのですがフリードは彼が逃げろと言っている様に感じます。
最後の瞬間にフリードは魔王軍総大将に戻ったようですね。
共に逝ってくれとウラノスにお願いしていました。
ティオにもフリードが正気に戻ったと感じられたようですね。
あっぱれな主従関係を見せられて感動しているね。
「疾く逝くがよい」と呟き二人を見送る事にしました。
フリード最後の瞬間だけはカッコよかったな。
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第八章 意外な救援
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黒龍神になったティオが魔物の大群を殲滅したところで変身限界がやって来ました。
疲労困憊だったティオは少し頭がボケていたね・・・地上の降りる前、空中で龍神化を解いてしまいます。
シアが焦って空中ですよと叫ぶも後の祭りです。
二人は揃って地面に向けて落下していきました。
このままでは地面に打ち付けられて死んでしまいます。
スカイボードを呼び出して上に乗ろうと試みるも失敗してしまいました。
シアが諦めて辞世の句を読んだところに救世主が登場しました。
二人を助けてくれたのはイナバです。
イナバは長い耳を使ってシアとティオを巻き取り落下を防いでくれました。
耳が伸びきって千切れそうになっています。
涙目のイナバは気にするなとカッコつけていますね。
イナバが示す先を見ると雫たちが飛んできました。
雫がシアに膝枕しています。
鈴がティオを膝枕していますね。
光輝が一緒に居るので雫と龍太郎の目的が叶った事を察します。
恵里がいない事から鈴の願いが叶わなかったと察したティオは鈴の頑張りを褒める事にしました。
この辺に年長者の配慮が感じられますね。
鈴もティオの心遣いが分かったので嬉しそうにしています。
二人を回復してから雫がハジメの動向を質問してきました。
シアとティオはハジメがユエの元に向かった事を教えます。
その時に世界が振動を始めました。
世界が歪み始めています。
世界の終焉が始まったのかもしれませんがティオはハジメがエヒトを追い込んでいるのでは予想しています。
急いでオベリスクに触れてハジメの後を追いかけようとしたのですがオベリスクは無反応です。
点在する他のオベリスクに触れても反応しませんでした。
一行は浮島から脱出できなくなってしまいました。
最後まで諦めないとの決意の元、最悪の場合、地上が見える空間の歪みに飛び込もうと決めます。
ハジメとユエがエヒトを倒して戻ってくると信じて待つ事になりました。
そこに救世主がやってきました。
やって来たのはミレディ・ライセンでしたよ。
彼女は危機的状況には不似合いなウザ過ぎるポーズを決めて登場しました。
「天才美少女魔法使いミレディ・ライセンちゃん!参☆上?!!」ウザ。
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エピローグ
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転移先でハジメがユエと再会しました。
エヒトに乗っ取られているので声を聞いても歓喜と憎悪が同居しています。
エヒトはユエの身体を成長させてたぞ。
黒いドレスを着ていて妙にエロイみたいだな。
大人に成長したユエの姿で、ようこそ我が領域の最奥へ、と言って迎えてくれました。
エヒトの野郎、ユエを勝手に成長させやがったぞ、このスケベめ。
エヒトは分かってないよ、ユエはエロ可愛いから良かったのに。
ハジメも憤慨しているよな。
ハジメはユエの姿をしたエヒトを問答無用で攻撃する事に成るのだろうか?
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番外編 吸血姫に贈る、親愛の喧嘩上等
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決戦前にハジメと香織は時間の流れが遅いアワークリスタルに籠り使徒対策の武器の創造を行っています。
使徒の分解魔法を無効化する装備の開発をしているようですが上手くいっていません。
試しに香織の魂が入っている使徒の記憶を探索する事になりました。
香織が暴走する事を抑える為にハジメが結界をはりますね・・・
香織の前に跪いて魔法陣の準備をしています。
更に香織の小指に指輪をはめてくれますよ。
香織はソファに座っていたのですがハジメがプロポーズしてきたと妄想を膨らませています。
そのままハジメに押したされて浮気行為に発展すると激しくエロイ妄想をしているようですね。
香織が妄想していた事を恥じていると「香織がむっつりなのは分かっているから気にするな」と言われてしまいました。
そこに素材を持ったシアが入って来ました。
ハジメと香織の態勢を見たシアは香織と同じ勘違いをしてくれます。
ハジメがドスケベウサギと言ってシアを叱責していますね。
香織は自分の妄想がシアレベルだったことに戦慄しています。
自分はあんなエッチな服の趣味はしていないと否定しています。
心の中で呟いただけだったのですが顔に出ていたようですね。
シアに私の服装に文句がある顔をしていましたね、と言われてしまいます。
香織の考えは全て顔に出ていると指摘されてしまいました。
シアをサポート役に加えて香織の使徒の記憶探査が始まりました。
使徒の記憶は共有されているようですね。
香織はこれまでに使徒が経験した記憶の残滓を見つける事ができました。
その中にミレディ・ライセンの姿がありました。
現在の彼女はゴーレムになっていますが当時の彼女は物凄い美少女だったようです。
香織がそれを報告するとハジメとシアに激しく否定されいました。
「それはない」
二人にとってミレディが美少女だという事実は脳に損傷をきたすくらいあり得ない事のようですね。
香織はミレディに会うのを楽しみにしていたのですが怖くなっています。
香織が更に使徒の記憶を探ろうと深く潜ると意識が消えそうになったようです。
危機を感じた本能が香織の記憶に移動させました。
香織は記憶の中でユエとの思いでを振り返る事になりました。
香織は故に憧れいてるようですね。
香織が死んで使徒の身体に魂を移し替えている場面が出てきました。
そこでのユエは香織の事を延々と罵倒していました。
それが心配しての事だと今の香織には理解できています。
ユエに思われていると再確認できて嬉しくなっていますね。
場面が地球に帰還できる方法があるかも知れないと分かった時点に飛びました。
香織は一人で郷愁に駆られていたのですがユエがやって来ました。
ハジメの表情について語り合うと言っています。
ユエは香織が故郷を思い出していると察してくれていました。
香織はユエに両親の事などを語っています。
香織はユエが囚われてしまっている現実に不安を抱きました。
ユエとの思い出からハジメとシアが呼び戻してくれました。
香織はユエが心配で頭の名がぐちゃぐちゃになっています。
ハジメは香織の取り乱した姿を見て自分が暴走した為に香織に感情を吐き出す機会を奪ってしまったと謝ってきます。
シアは自分も同じ気持ちだと言って香織の頭を撫でてくれました。
二人の励ましに香織は泣きながらうんうんと答えています。
香織はユエが戻ってきたら失敗をかけた彼女のほっぺを思い切り引っ叩いてあげるからと自分を奮い立たせています。
ユエは香織にとってもかけがえのない存在になっていますね。
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