ラノベの感想) 新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 第3巻 (電撃文庫)


概略:
十文字アリサと一条レイラの周りに工作員が忍び寄ろうとしています。アリサの方はこっそり護衛が問題を排除しています。レイラの方が危険度は高そうだ。茉莉花が一条茜と練習試合で対戦する事になります。茉莉花は茜対策として無意識下で防御魔法を行使できるようになります。アリサに浄偉との恋人疑惑が浮上しました。茉莉花はアリサと唐橘役の仲を疑っているので意外感を持ちます。茉莉花とアリサはお互いに相手に恋人が出来る事を嫌がっているようです。益々親密さが増しているぞ。

レーベル:電撃文庫
発行日:2022/2/10
著者:佐島勤
イラスト:石田可奈
ISBN:978-4-04-913932-7
雰囲気:因縁、葬儀、暗躍、試験、モヤモヤ、試合、選出
.
アリサが二年生の松崎秋湖という生徒から因縁を付けられる事になりました。
秋湖は火狩浄偉に惚れていてアリサと浄偉が付き合っていると疑っていました。
それでアリアに真実を聞いてみる事にしたようですね・・・
アリサは浄偉の事をクラスメートと思っているので衝撃を受けています。
ただのクラスメートだと告げると一応納得してくれました。
その話を茉莉花にすると秋湖がアリサのところにきた理由を教えてくれました。
浄偉はアリサの事を熱い眼差しで見ているそうですよ。
それを知ったアリサが驚いています。
アリサは美人過ぎるので男性から見られることに慣れ過ぎていて視線に気が付かなくなっています。
まああれだけ美人なら分からんでもないね。
茉莉花はアリサに恋人が出来るのは嫌だなと感じています。
彼女はアリサを独占したいみたいだね。
茉莉花はアリサと唐橘役の仲を疑っているので浄偉との噂になった事を意外に感じています。
.
茉莉花の両親が急に上京する事になりました。
理由を聞くとアリサの実母が亡命する時に助けてくれた人物が亡くなったそうです。
葬儀に出席する為に上京する事になりました。
茉莉花とは直接の面識が無いので両親とアリサが出席する事になりました。
三人は群馬県の桐生市に向かいます。
葬儀でアリサは亡くなった故人の娘に出会います。
軽部絢奈というアリサよりも少し年上の大学生です。
二人は軽い自己紹介をしていますね。
別れる際に絢奈はまだアリサと話したそうにしていました?
この時点で絢奈はアリサに対して不埒な思惑を持っていましたよ。
.
茉莉花が三校のマーシャル・マジック・アーツ部との練習試合が行われると聞いて燃えています。
彼女は一条茜と戦いたいと熱望しています。
練習試合は五対五の団体戦で勝ち抜き戦ではありません。
代表に選べても茜と戦えるかは分かりません。
茉莉花はそこまでは考えていないね。
代表選手になれれば可能性はあると単純に捉えています。
彼女のこの素直さが良いですよね。
部内で代表選手を決める勝ち抜き戦を行う事になりました。
茉莉花は見事に勝ち抜き代表選手になるのですが課題が残りました。
彼女は防御に魔法を使い過ぎている事を指摘されます。
.
アリサは茉莉花の部活が終わるまで図書室で自習する事にします。
放課後の図書室で自習する生徒は固定化しているようだね。
アリサの取った席の隣に唐橘役がやって来ました。
二人は自習仲間になっていますね・・・仲良く自習を始めるのですが役が地雷を踏みました。
彼は気を回し過ぎてしまったよ。
アリサと浄偉の噂を聞きつけた役は噂の真偽を問いかけてきました。
彼としてはアリサが浄偉と付き合っているなら自分がアリサと二人きりになるのは不味いと考えたようです。
アリサが浄偉に嫌われると思ったのね。
役に邪念は無かった様なのですが噂を信じてしまったと思われる発言にアリサの態度が固くなります。
アリサは役の方こそ彼女は居ないのか?と聞き返しますね。
役は慌てて彼女は居ないと答えています。
アリサが役に気があれば結構重要な情報なのですが・・・彼女にとってはどうでも良いみたいです・・・役可哀想す。
役はアリサの気分を害してしまったと察して咄嗟に謝りますが、それが益々アリサの機嫌を損ねる事になりました。
アリサは自分でも何で役に対して酷い態度を取っているのか分かっていません。
気まずくなったのでアリサは図書室を出ました。
アリサはモヤモヤした気持ちを抱える事になりました。
アリサはモテモテなのに恋愛感情が無さげなところが残念ですね。
.
アリサを狙う絢奈が行動を起します。
彼女は帰宅中のアリサに接触しようとしていました。
その日は雨が降っていてアリサは茉莉花と合傘で帰っていました。
うーんラブラブだねー傘になりたいよ・・・
アリサに声を掛けられずにいる絢奈の前に誘宵早馬が現れました。
早馬が絢奈に声を掛けました。
早馬はアリサと茉莉花の知り合いだと言って声を掛けますね。
明らかに不審人物なのですが彼の目が怪しく光り絢奈を連れ出しました。
絢奈は催眠術に掛かってしまったようですね。
早馬は絢奈からアリサに接触を試みる理由を聞き出しました。
翌朝、絢奈は自室のベッドの上で目を覚まします。
パジャマに着替えさせられていたぞ・・・って事はだよ早馬が絢奈を全裸に剥いて着替えさせた?
絢奈は速攻で浴室に向かいレイプされていないか確認しているよ。
彼女の最後の記憶は早馬に声を掛けられたところで途切れていました。
絢奈は恐怖心に囚われています。
.
絢奈から事情を聞きだした早馬は彼の主人である安西勲夫に報告に向かいます。
絢奈がアリサを新ソ連に引き渡そうとしていると聞いた安西は絢奈を懐柔して二重スパイにする事を決めます。
絢奈が祖父の会社を存続させようとしてお金に困っていると知ると無記名の小切手を渡すように指示しました。
早馬は再び絢奈の前に現れて彼女の懐柔を行います。
絢奈がお金に困ってアリサを新ソ連に売ろうとしている事を指摘します。
全てを知られていると理解した絢奈は恐怖心に苛まれています。
記憶を無くして知らない場所に廃られるよりも自室に居た方が安全と考え早馬を自室に招きました。
大胆な行動ですが計算高さが見えますね。
早馬から無記名の小切手を提示された絢奈は彼の味方になる事を決めました。
早馬は賢明な判断を下した絢奈に暗示を掛けています。
絢奈が早馬たちを裏切らないような暗示をかけています。
彼女が二重スパイとして新ソ連と自分達の間でどちらに付くか悩む事になると予想できましたが彼は気にかけません。
冷酷さが感じられますが売国奴になり下がりかけていた絢奈に対して当然と思っているようだ。
安西はアリサが新ソ連に連れ去られる事で日本が不利益を被る事を防いだね。
彼は日本を守ろうとしているのか?
.
一条茜も茉莉花との対戦を望んでいました。
練習に気合が入っているんですが練習相手が不足気味という悩みを抱えていました。
マーシャル・マジック・アーツは競技人工が少なく練習相手が固定されしまいます。
同じ悩みは茉莉花も持っていたね。
困っている茜に伊倉左門がある提案をします。
魔法を使わないマーシャル・アーツ部と練習してはと提案しました。
格闘術の訓練をしたがっていた茜はその話に乗る事にします。
三高のマーシャル・マジック・アーツ部は近くにある加賀大学付属高校のマーシャル・アーツと練習試合をする事になります。
訪れた加賀大学付属高校の内部を茜が珍しそうに見ていました。
彼女は魔法を監視する施設や妨害する設備が無い事に驚いていました。
.
練習には加賀大学付属高校のOBも参加していました。
門馬俊一という大学生なのですが彼は一条レイラに声を掛けてきました。
ナンパかな?と思たら違いますね。
レイラは門馬の事を疑っていましたね。
彼の使った技が大亜連合で使われている軍隊格闘術に酷似していたからです。
誰に習ったのか聞くと先生は日本人だと教えてくれました。
これが嘘なんだけどレイラは追及する事はしませんでした。
.
門馬は大亜連合のスパイの子供でしたよ。
親から指名を引き継いだそうです。
レイラの状態を把握したかったようですね。
門馬と仲間の会話からレイラの深層心理に破壊工作員としての命令が残っている事は分かりました。
大亜連合の関与をレイラが疑うとそれを切っ掛けにして後催眠が緩み本来の任務が彼女の深層真理に強く根付くそうです。
これは不味いですね。
.
レイラは二つの魔法しか使えない劣等生でした。
茜がレイラを監視する必要があるので裏口入学で三校に入学したそうですよ。
三校には授業の成績よりも強さが評価される気質があります。
レイラは入学直後に複数の対戦相手を瞬時に倒した経験があります。
これが三高生に高く評価され侮られる事にはなっていません。
優等生の茜がレイラに魔法を教えています。
.
茉莉花も練習相手に困っていました。
男子部の部長千種が練習相手を引き受けてくれます。
千種が寝技で茉莉花を抑え込んでいる場面でアリサが見学にやって来ました。
アリサは茉莉花が襲われていると勘違いして悲鳴を上げかけています。
咄嗟に練習していると理解して悲鳴をあげる事を回避できました。
負けた茉莉花が千種と顔を突き合わせて反省会をしています。
その時の茉莉花の表情がアリサを焦らせました。
茉莉花が千種に好意を抱いていると勘違いしかけています。
茉莉花は真剣に一条茜対策を相談していただけでした。
アリサも茉莉花に恋人ができるのは嫌なようです。
茉莉花に恋人ができても祝福できない自分が嫌だと感じています。
ふーん、お互いに相思相愛ってことだね。
.
千種は魔法オタクの気質があるね。
一条茜が使う特殊な魔法の存在を知っていました。
茜の母親は一色家の出身で「神経撹乱」という魔法を使えました。
茜は相手と接触した時に神経撹乱を使い相手の身体を一瞬だけ動けなくするようです。
神経撹乱は電磁波を流し相手の運動神経の働きを狂わせる魔法です。
茉莉花はその対策を練る事にします。
.
茉莉花は遠上家の魔法リアクティブアーマーを自分の周囲に張る事が出来ます。
茜が神経撹乱を使って来たら意識的にリアクティブアーマーで防御する練習をする事になりました。
場所は十文字家が管理している第十研究所の練習場です。
茉莉花はアリサを連れ去った十文字家に反感を抱いているのですが茜に勝つ為に十文字家の敷居を跨ぎます。
アリサが練習に付き合っているのですが中々上手く出来ません。
そこに同じく練習場で魔法の練習をしていた勇人がアドバイスをしてくれます。
勇人は茉莉花に嫌われていると自覚しているのでアドバイスを聞く気があるか?と問いかけてきました。
勇人は気遣いの出来る良い男だね。
茉莉花は勇人の魅力に気付くべきだと思うんだけどアリサラブなので無理かなー。
勿体ねいよねー。
茉莉花はそれまで意識的にリアクティブアーマーを発動しようとしていたのですが逆だと助言されます。
リアクティブアーマーを活動状態で待機させてあるので無意識になる方が良いと助言しました。
勇人は車のブレーキとアクセルに例えて説明してくれます。
リアクティブアーマーを待機させている状態を車のブレーキを踏んでいる状態に例えます。
ブレーキを離すだけでリアクティブアーマーは発動するのでアクセルを踏む必要は無いと教えました。
意識的にリアクティブアーマーを発動しようとする事をアクセルと言いたいようだね。
茉莉花は理解しますね。
勇人の助言により茉莉花は電磁波を感じ取るとリアクティブアーマーで迎撃できるようになりました。
.
茜対策に集中していた茉莉花は期末試験の存在を忘れていました。
慌てて勉強会を開く事になります。
勉強会には明、小春、日和、浄偉、役が参加しています、茉莉花とアリサを含めると七人で行う事になっています。
浄偉と役は「ジョーイ」「ヤク」と呼び合う友達でした。
浄偉は役が男一人になる事を嫌い呼ばれたみたいだね。
役は馬鹿なんじゃないのか?ハーレム状態を自分から放棄するなんて何て勿体ない。
アリサと役はお互いに謝り合う事で仲直りしました。
茉莉花が二人の仲を取り持ったのですが複雑そうな表情をしていました。
アリサは浄偉との噂があったのですがそんな事を気にしるのは負けた気がすると思って気にしない事にしたようだぞ。
アリサは意外と気が強いよね。
.
茉莉花が一般科目である数学のレポート提出を忘れていた事が発覚しました。
明は自分のレポートを写すか?と提案してきましたが茉莉花は断ります。
茉莉花はずるは良くないと考えています。
愚直な感じがして良いですねー。
茉莉花は放課後に紀藤先生に生徒指導室に呼び出される事になります。
茉莉花は二学期に取り戻そうと考えていたのですが意外な展開となります。
生徒指導室に行くと紀藤先生が茉莉花のレポート作成を手伝ってくれる事になります。
茉莉花は自分だけが指導を受けるのはズルイと感じましたが紀藤は他の生徒にも声を掛けたが自分で出来ると言われた。
結果的に茉莉花だけが生徒指導室に来ることになったので気にしなくて良いと言われました。
茉莉花は紀藤に質問しながらレポートを仕上げる事になりました。
茉莉花は紀藤先生の事を面倒見の良い先生だと感じ始めています。
アリサは紀藤先生が茉莉花だけに優しいと嫉妬心を抱いています。
.
期末試験対策の総仕上げをアリサの部屋で行う事になりました。
勉強会は上手く行ったようです。
遅くなってしまったので茉莉花は泊って行く事にしました。
着替えを用意して来なかったのでアリサがブラの心配をしていますね。
サイズが合わないと心配しています・・・
茉莉花の方がおっぱいは大きいのか?・・・アリサのブラでは入らないのか?それとも小さすぎて落ちちゃう?
どちだと思う?
茉莉花は夜だけだからと言ってノーブラで過ごす事にします・・・いい素晴らしい判断だよ。
二人で仲良く入浴する事になっているな。
茉莉花はアリサの髪を丁寧に洗っています。
アリサも茉莉花の髪を洗いたかったようですが茉莉花は短いからと言って自分で洗ってしまいます。
アリサは茉莉花は自分の髪も丁寧に洗った方が良いと感じています。
アリサは茉莉花の背中を流してあげる事にします。
茉莉花が動くので大人しくしないと前をも洗うぞと言って脇をくすぐりました。
茉莉花は大人しくなったよ・・・うーんって事は前は洗わなかった・・・惜しい真に惜しい。
アリサには念入りに茉莉花の前も洗って欲しかったぞ!!!!
いちゃいちゃしているんだけどエロさが無いんだよねー。
何でだろう?
やっぱり姉妹のような関係だからか。
.
勉強会の成果が出て茉莉花は期末試験を乗り切る事ができました。
アリサは優等生なので問題は無かったようです。
茉莉花は試験が終わると部活に向かいます。
茜との対戦を夢見て対策を再開する事になりました。
.
九校戦の話題で盛り上がる事になりました。
アリサはクラウドボールの選手に選ばれそうになっています。
人と競う事が苦手な彼女は出たくないと感じていますが、そんな自分を変えたいとも思っています。
クラウドボールが九校戦の競技種目に選ばれたので校庭に練習コートを作って貰える事になりました。
.
アリサは一人で風紀委員会の見回りをする事にします。
風紀員は校内で揉め事を発見した場合、それを止める必要があります。
アリサは揉め事が発生しないで欲しいと思いながら巡回しています。
魔法の練習場で一人で練習している役を発見しました。
役は照準の練習をしていましたよ。
アリサは役の練習を見せて貰う事にします。
彼の練習を見ていたアリサは難易度が低すぎると感じました。
アリサは役が複数の物体を同時に把握できるマルチキャストの持ち主だと見抜きます。
アリサの指摘を受けて一度に複数の標的を飛ばすように設定を変更しました。
役は見事に複数の標的を照準する事ができました。
役はアリサに自分の目が複数の標的を同時に捉える事が出来ると言い当てられて驚いています。
アリサは役が七草真由美と同じ能力を持っていると知って興奮気味です。
凄いじゃないと褒めるのですが第一世代の役にはピンと来ません。
アリサは役はスピード・シューティングに出場すれば新人戦で優勝を狙えると言っています。
役はあまり分かっていないようです。
自分の能力がどうスピード・シューティングに生きるのか把握できていないみたいです。
.
見回りを続けるアリサはグラウンドで走り高跳びの練習をしている明を見つけました。
飛べなかった明はマットを叩いて悔しがっています。
普段の彼女とは違う一面が見えたね。
アリサの存在に気が付いた明がやって来ました。
明からしばらくグランドが使えなくなると聞かされアリサが驚いています。
九校戦の練習をする為にグランドに競技に必要な設備を設営するのでグランドが使えなくなそうです。
アリアは他の部の練習場を奪ってしまう事実を知り一層クラウドボールの練習を頑張ろうと感じています。
.
アリサは演習林にやってきました。
木の上から浄偉が落ちてきたよ!
驚いたアリサは無意識でファランクスを張ってしまい浄偉を吹き飛ばしました。
浄偉は無意識で魔法を発動したアリサを褒めてくれますがアリサにとっては耳が痛い出来事でした。
アリサが十文字家に引き取られたのは魔法を制御する為です。
無意識に魔法を発動してしまうって事は制御が出来ていない事を意味しています。
浄偉に褒められるほどアリサは心苦しく感じていました。
浄偉が木の上から落ちてきたのは練習の一環でした。
彼は九校戦のモノリスコードに出場する事になりそうなんだそうです。
そこで嘗て司波達也と黒羽文弥が使った森林ステージで木の上を移動する戦術の研究をしていたそうですよ。
アリサが忍者みたいだとの感想を述べると文弥の戦い方は忍者戦術と呼ばれていたと教えられました。
流石四葉の関係者だね伝説になっているぞ。
.
巡回を終えたアリサは茉莉花が練習している小体育館に向かいます。
茉莉花は女子部部長の千香と練習していました。
千香は茜対策の相手をしていたね。
千香が電磁波を放つと茉莉花は見事に防御していました。
アリサは茉莉花が茜対策をモノにした事に関心しています。
茉莉花って意外と優秀な魔法師なんじゃないの?
.
アリサは結果を見届けたいと思ったのかな?
応援に行く事を茉莉花に伝えます。
喜んで貰えるとアリサは考えていたようですが驚かれました。
「・・・ダメなの?」と可愛く聞くと茉莉花はぶんぶんと首を左右に振っています。
くー、どちらも可愛いね。
アリサにはクラウドボールの練習があるのですが茉莉花の応援の方が大事だと感じています。
.
翌日、アリサはマーシャル・マジック・アーツ部と一緒に金沢に向かいます。
意外な事に誘宵早馬も応援として同行する事になっています。
生徒会の仕事で来られない勇人の代理で応援に来たと言っています。
嘘臭いですねー、彼はアリサの護衛役として来ているんじゃないかな?
同じクラスの高村常三の応援に来たと言っていますよ。
.
対戦相手を書いた紙を交換すると茜が副将である事が分かりました。
茉莉花は次鋒としてエントリーしています。
茉莉花が茜との対戦を望むと順番を入れ替える事を認められます。
茉莉花は念願だった茜と戦う事になりました。
.
アリサと早馬は並んで観戦する事になります。
アリサは高村の応援に行かない事を不思議に思っていますが早馬はアリサの側を離れません。
これはやはり護衛目的で来たな。
茉莉花と茜の試合が始まりました。
.
二人とも相手の出方を伺っています。
茜の方が茉莉花よりも少し小さいので動き回って手数で勝負してきました。
手数では囮ますが茉莉花の攻撃は威力で上回っています。
茜は神経撹乱を使い茉莉花の動きを封じて倒そうとしてきました。
茉莉花が練習の成果を発揮して神経撹乱をリアクティブアーマーで防御しています。
茜は追い込まれて行きます。
茉莉花の攻撃によりダメージを蓄積していきます。
二人が接触して茜の神経撹乱を茉莉花がガードします。
茉莉花は茜に締め技を仕掛けて落そうと試みます。
茜は脱出できなくなり体液を振動させる魔法「生体液震(オーガン・シェイク)」を放ってしまいます。
茉莉花は神経を揺さぶられてダウンする事になりました。
.
茉莉花がダウンすると血相を変えたアリサが観戦席から試合場に飛び降ります。
茉莉花に駆け寄り救護を要求しました。
それから人体に後遺症が残る可能性がある魔法を使った茜を糾弾しました。
茜は自分が強力過ぎる魔法を使ってしまった事にショックを受けています。
茜を庇おうとしてレイラと十文字竜樹が出てきたよ。
アリサはルール違反でなければ何をしても良いのか?と糾弾しています。
竜樹はルール違反でないのならば犯罪者のように非難される謂れはないと言い返します。
それを聞いていた早馬が竜樹に反論してくれます。
.
早馬は竜樹がアリサを言い負かしてやろうという悪意に満ちている事を見抜いています。
竜樹が早馬に反論しようとしていると茜が止めました。
茜は自分の非を認めてアリサの糾弾を受け入れる事にします。
アリサは今日限りでマーシャル・マジック・アーツを辞めて欲しいと要求しました。
茜が腕でも折ろうか?と提案すると約束してくれるだけで良いと答えます。
茜って意外と過激なのね。
茜が今日で辞めると言い切る前に茉莉花が止めますよ。
勝ち逃げされるのは困ると言っています。
茉莉花が無事だと分かるとアリサの態度が豹変しました。
.
茉莉花は完敗でしたと言って茜の勝利を讃え握手を求めます。
茜は恐る恐るって感じて茉莉花の手を握りました。
茉莉花から次は負けない、全国大会で絶対に雪辱させてもらうと言われます。
茜はどうすれば良い?って顔でアリサを見ています。
アリサは「あ、もう良いです」と言って茜に課そうとした罰則を撤回しています。
茜は呆気に取られていました。
アリサの奇行に周囲の人々も驚いています。
茉莉花の試合が終わったのでアリサは会場を出ました。
.
早馬が付いてきて竜樹の事も放置で良いのか聞いてきました。
アリサは竜樹に疎まれていると自覚しているので問題無いと答えます。
早馬から勇人に竜樹の様子を見てきて欲しいと頼まれたと言われます。
今日の事は報告しないで欲しいとお願いしました。
早馬はアリサのお願いを聞き入れてくれ報告は居ない事にします。
早馬から質問される事になりました。
生体液震は一般的に知られていない魔法です。
なんでそれを使ったと分かったのか質問されました。
アリサは視たからですと答えます。
これは凄い事のようだね。
アリサは自覚していないけど彼女は発動中の魔法を見るとどんな魔法か分かるようです。
.
アリサの能力は早馬にとって非常に魅力的だったようだね。
アリサを見る目が熱くなるのですが気付かれないように誤魔化します。
軽部絢奈と知り合いであることを教えています。
絢奈の連絡先をアリサに教えてあげました。
アリサは早馬と絢奈が自宅の最寄り駅近くで会っていた事実があるか確認します。
早馬は人違いだと思うと誤魔化します。
アリサは早馬の嘘を見抜くのですが、どうでもいいや、と思っています。
早馬が味方なのか敵なのかハッキリしていないのですがアリサにとってもどうでも良いみたいです。
アリサは茉莉花だけが大切なようですよ。
うーん愛が重い。
.
一条茜が九校戦の選手に選ばれました。
新人戦のミラージ・バットに出場する事になりました。
茜は茉莉花が新人戦のミラージ・バットに出て来ないかな?と期待しています。
レイラに気に入ったのか?と指摘され、気になっていると答えています。
ありゃーアリサのライバル登場って感じか。
.
一高で期末試験の結果が発表されました。
月毎のクラス替えの判断も兼ねています。
茉莉花の順位は25位でした。
一クラス25人なのでギリギリでA組に残れることになりました。
アリサと同じクラスに留まる為に頑張っているよなー。
成績一位は明、アリサ、浄偉が続きます。
.
二人が風紀委員の巡回を終えて報告に向かうと生徒会長の三矢詩奈に茉莉花が呼ばれました。
詩奈は茉莉花を新人戦ミラージ・バットの選手候補に選びたいと言ってきました。
出場枠は二人なのですが候補を四人選んで競わせたいと言っています。
競い合いが苦手なアリサは酷い手だと感じていますが茉莉花の反応は逆でした。
彼女はやりたいと快諾しました。
選手に成れない可能性も半分は有るんですが全く躊躇がないぞ。
詩奈の方が驚いて選ばれなければ時間を無駄にする事になると言っています。
これに対して茉莉花の答えは簡潔です。
選ばれなかったとしても時間を無駄にしたなんて思わないと答えました。
茉莉花は前向きだよね、とても魅力的です。
茜が同じ種目に選ばれているとは知りません。
選手に選ばれれば茜と別種目で対戦する事になります。
大いに茉莉花を喜ばせる事になりそうだね。
茜も喜ぶだろうから茉莉花が選手に選ばれると良いね。
.
成分友情魔法戦恋愛美少女学園生活
評価AAAAAABAAAAAA
.
AmazonLink: 新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち(3) (電撃文庫)

コメント

人気の投稿「過去1年間」

ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第20巻 (GA文庫)

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第17巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) カノジョの妹とキスをした。4 (GA文庫)

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第16巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) 86―エイティシックス―Ep.12 ─ホーリィ・ブルー・ブレット─ (電撃文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第13巻 Dum spiro,spero ‐上‐

ラノベの感想) 幼女戦記 第14巻 Dum spiro,spero ‐下‐

ラノベの感想) 幼女戦記 第12巻 Mundus vult decipi, ergo decipiatur

ラノベの感想) 異世界蹂躙 ―淫靡な洞窟のその奥で― 第3巻 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)