ラノベの感想) アポカリプス・ウィッチ 5 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫)


概略:
人間達の黒幕から脅威の本当の姿を教えられます。世界最強を生贄として宇宙に放逐すると言われました。脅威の数は3億です。とても勝てないと判断した天外四神は犠牲になる覚悟を決めます。天外四神が人類の為に生贄になる事を決めたと知ったナタレーナが行動を始めます。彼女は天外四神を犠牲にする事に反対でした。賛同者を集め他の解決策を話し合う事になります。ナタレーナ達の行動は天外四神に筒抜けでした。彼女達に止められる事を避けこっそりとセカンドグリモノアを去りました。宇宙ステーションは無人の筈なのですが天外四神を歓迎する存在が居ました。

レーベル:電撃文庫
発行日:2022/7/10
著者:鎌池和馬
イラスト:Mika Pikazo
ISBN:978-4-04-914494-9
雰囲気:最後通行、思い出作り、極秘作戦、放逐、邂逅、提案、妄想、決裂、帰還、交戦、秘策、最後の時、予想外
.
「人間達の黒幕」が過酷な現実を突きつけ天外四神を追い詰めます。
地球の周囲には3億の脅威が集まっていて世界最強を生贄に使うしか55億の人類を救う術はないと教えてくれました。
1日だけ猶予を与えるのでどうするのか決めろ、従わないなら、それなりの手を使うと言っています。
天外四神は話し合い最後の思い出を作る事にしたようです。
普通の日常を過ごそうとしていますね。

宿題を忘れたマリカがカルタに見せろとサインを送ってきています。
普通に授業を受けて昼食の時間になりました。
4時限目が体育だったカルタは食堂へ行くのが遅くなりました。
アイネに食べたい物を質問すると金が食べたいと言われたようです。
カレーを注文して席を探すも空いている場所がありません。
キョウカが声を掛けてきましたね。
車椅子生活の彼女の周りは空いていました。
カルタは彼女の隣でカレーを食べる事にします。
キョウカがカレーを食べたいと言ってきましたよ。
勝手にカルタのスプーンを使って食べてしまいます。
お礼にから揚げをくれる事になりました。
キョウカが箸でから揚げを掴んでハイあーんをしてくれようとします。
ここで奇蹟が起こりました!!
箸から滑り落ちたから揚げが巨大なおっぱいの上に乗ってしまいました!!
キョウカはその状態で食べて欲しそうにしていました・・・カルタは思い切ってガッツと行くべきでした。
アイネが刀を取り出したので行けなかったのか?

セカンドグリモノアが補給の為に寄港しました接岸日です。
カルタはアイネを連れて買い物に行きます。
アイネに普段着を買ってあげる事にするのですがカルタの好みを把握されそうになっています。
カルタがアイネに着せたいと思った服から試着してもらう事になってますね。
アイネがカーテンを閉めて着替え始める姿にカルタが感激しています。
嘗てのアイネはカルタに全裸を晒しても恥ずかしいと感じなかったからね・・・羞恥心を覚えてくれて嬉しいようだ。
若干の問題が発生しましたよ。
帽子を被ろうとしたらアイネの角が引っかかってしまいます。
もう少し考えてくれと文句を言われてしまいます。
意外性を求めてスポーツウェアを試してもらう事にします。
運痴扱いは不当だとまた文句を言われました。
アイネのスポーツウェア姿を見たカルタが固まります・・・
彼女ブラジャーを付けてなかったぞ・・・浮き出ています先端が・・・
カルタは指摘できずに困っていますね・・・羞恥心を覚えてくれたと喜んだのはぬか喜びだったようです。
アイネがセカンドグリモノアの制服を着てみたいと言ってきます。
保健室に忍び込んで予備の制服を探す事になります。

細かい寸法とか合わせてないからぶかぶかになるのは我慢してくれとお願いすると不満顔をされますね。
アイネはサイズが合わないとぶかぶかになると特定している事が不満なようです。
予測に紐づけられた根拠を提示していただきたい!!
カルタはマリカやキョウカのおっぱいは規格外。
好みの柄のブラを探すだけでも苦労するレベルの超一軍女子と自分を比べて落ち込む必要は無いぞと慰めます。
アイネが負け組前提の語りは全部余計だと言い返されました。
アイネはキョウカとマリカよりもおっぱいが小さい事を気にしているのね・・・
これは女の子としての自覚が出てきているって事なのか?
カルタの好みが爆乳だった場合、自分の戦闘力では願いを叶えられないとビビっている証左なのか?
カーテンを閉めてアイネが着替え始めます。
カーテンが透けている事に気が付きました。
カルタはアイネの着替えシーンを透けカーテン越しに見る事になりました。
これはものすごいご褒美ですね・・・アイネは透けている事に気が付いていないのもポイントです。
普通の着替えシーンを堪能する事ができました。
制服に着替えたアイネが可愛かったので似合っていると褒めると制服フェチと認識されてしまいます。
カルタがアイネを散歩に誘うと見せびらかしたい気質なんだねと思われました。

二人でセカンドグリモノアの中を歩いているとマリカが現れました。
事前にアイネとカルアに最後の時間を過ごさせると決めていたようですね。
しかし我慢ができなくなったようです。
マリカがカルタに告白してきたぞ!!
マリカの言葉が止まりません・・・特別なモノが無ければ違った結果になっていたんじゃないの?と言ってしまいます。
カルタはアイネが居なければと言われていると考えました。
嫌いになるぞ、それ以上言うなと伝えても、分かってると言って止まりません。
マリカはカルタと心中しようとしているのか?
水晶魔法で攻撃してきたよ。
アイネが判断を委ねてきました・・・カルタは逃げに徹します。
逃げるカルタとアイネの前方にキョウカの姿が飛び込んできました。
助けて貰えると思ったら彼女までカルタに対する不満をぶちまけてきました!!
カルタは脈絡なく怒りを振りまく彼女をヤバいと感じます。
アイネは冷静な分析をしています。
キョウカは唯一の三年生なので周囲と壁がある、一般生徒との間にも、天外四神すら他は一年生扱いですしと分析しました。
年下の男の子に頼りたいと申告されたのにテキトーに流していませんでしたか?
全部にえさまきっかけですクソヤローと言わせていただきます、と冷静に指摘されました。
カルタはキョウカの弱音を親身に捉えてあげなかったからね・・・
本気でカルタを殺しにきているマリカとキョウカを見たアイネが楽しそうです。
二人の嫉妬がカルタを独占している自分に向けられていると分かって優越感に浸っているのか?
アイネは姫のポジションに大満足のようですね。

本気の二人からカルタとアイネが逃げ切れるわけもなく4人は一塊になって廊下を転がったようです。
カルタ、マリカ、キョウカの口から笑い声が零れました。
本音をぶちまけ合って未練が断ち切れたようです。
生贄として宇宙に放逐される事を決めました。
軌道エレベーターを使い打ち上げられる事になります。
4人の会話をナタレーナが聞いてしまいます。
天外四神が自己犠牲の精神を発揮して55億人を救おうとしていると理解したナタレーナは彼らの決断に不満を持ちました。
ナタレーナは天外四神(主にカルタ)に死んで欲しくないと思ってしまいます。
ナタレーナは天外四神を救うには多くのアイディアが必要と考えます。
賛同者を集める事にしました。
セカンドグリモノアの殆どの人はカルタ達を救いたいと考えました。
ナタレーナの呼びかけに応えてくれます。
カルタ達にバレないようにこっそりと大集会を開く事になります。
イミとタヨリはマリカと別れるのは嫌だと考えました。
デイリは天外四神が意外と脆いと思っていたようです。
ヒロスケは幼女(アイネ)を守りたいようです。
教師人も天外四神を生贄にするのには反対のようですね。
レトネーエ、ソフィア、ハドメが議論に参加してくれました。
最初は実現の可能性を無視した意見を出し合う事から始めます。
様々な意見が出てきますよ。
彼らに残された時間はわずかですがアイディアに対して反証も行い制度を高めています。

セカンドグリモノアを用意したのは天外四神なのでカルタ達はナタレーナ達の動きを把握していました。
彼らの行動を嬉しく感じているようですが邪魔をさせるわけには行きませんでした。
早めに出発する事で引き留められる事を避けています。
厚意を無視する形になるので少しの罪悪感を持っているような?
カルタは飛べないのでアイネにお姫様抱っこで運んで貰っています・・・
これが少し不満なようですね・・・贅沢だよねー美幼女にお姫様抱っこをして貰えるんだよ・・・大喜びする場面だよね。

軌道エレベーターで人間達の黒幕の窓口クリスバート=フィレンツェが待っていました。
護衛が付いていると警戒したのですが彼は一人でしたよ。
クリスバートから旅程の説明がなされました。
目的地は36000キロ先の静止衛星軌道のステーションです。
到着には軌道エレベーターで3日かかるそうですよ。
軌道エレベーターは地上から制御されていてステーションは無人だそうです。
カルタ達は早々に軌道エレベーターに乗り込み出発しました。
最初の日はまだ地球が見えたので景色の変化があったようです。
二日目からは延々と暗闇を進む事になりました。
重力が無くなりマリカとキョウカのおっぱいが重力から解放されました。
おっぱいが大きくなったとアイネが不満そうにしていますね。
彼女のおっぱいは重力に引っ張られていなかったようで巨大化しないのね。
重力が無くなったのでスカートがヤバい事になっています。
セカンドグリモノアの制服は短いのでパンツが丸見えでした。
カルタがマリカとキョウカから攻撃を受ける事になっています。
ちょーっと理不尽だよね。
カルタが宇宙服の着用を進めると下半身がムレムレになるので嫌だと拒絶されました。
じわじわと死に向かっているのですがカルタ達は明るく過ごしていますね。
誰かが弱音を吐けば途端に泣き言だらけになったのかも知れないけど旅程の最後まで我慢できました。
ステーションに到着したカルタ達を歓迎してくれる存在が居ました!!
無人の筈です??
天外四神を笑顔で迎えてくれたのはトランスラインと名乗る存在でした。
彼女は脅威の重要存在です。
おめでとうございます、あなた達は無事に拾われました!!

トランスラインから彼女の目的が語られます。
彼女達脅威は金属基礎成分型自然発生式生命体だそうです。
地球の人間は炭素基礎成分型自然発生式生命体と呼ぶんだそうです。
トランスラインは脅威にエネルギーを分配する役割を担っているそうですよ。
トランスラインはエネルギーに溢れていました。
笑うだけでエネルギーが漏れ出してカルタ達を消滅させそうになっています。
水晶魔法は地球中心核にある原初の水晶杯の力とトランスラインから漏れ出す力がせめぎ合って発動している事が判明しました。
なんと頼みの力は敵の力を使って発動できていたのね。

脅威は地球が存在する銀河とは異なる環をゆっくり大きく回っているそうです。
直接接触する機会は少ないそうですが、せっかく接触できたので拾ってあげようと思ったそうですよ。
上から目線ですねー。
脅威は人類よりも随分と進化が進んだ種のようですね。
栄華を極めているようですがトランスラインはこのままでは進化が行き詰まると考えたそうです。
更なる進化を促す為に自分達とは異なる系統の知的生命体を求めたそうです。
しかし問題は彼女が求めていたのは最強の存在だけだって事です。
人間の最強を探す為に地球に脅威を派遣していたそうですよ。
地球側は脅威との遭遇を戦争と認識していましたが脅威側にはその認識はありませんでした。
観測と実験って感じです。

これまでにも何組もの世界最強がステーションに送られてきました。
彼らはトランスラインに勝てる見込みの無い無謀な戦闘を仕掛けるか絶望して自害したそうです。
その理由が驚きですよ。
トランスラインは最強である天外四神を手に入れられたので残りの人類は不要と言ってます。
脅威を地球に降下させて殲滅を始めました。
カルタとしては目的の存在を手に入れる事ができたのであとはほっといて欲しいのにと思っています。
これまでの世界最強達は地球を守る為に自害してたのね。
人間達の黒幕が世界最強を宇宙に送れば脅威の興味が地球から暫く離れると考えていたのは間違いだったね。
世界最強が死んじゃったので次の世界最強が誕生するまでの間総攻撃が止まっていただけでした。
トランスラインが一緒に行こうと誘ってきます。
カルタがトランスラインの手を取った場合の未来を妄想しています。

カルタ達は南国リゾート風の人工的な世界で暮らしています。
同じ部屋でカルタ、アイネ、マリカ、キョウカが寝ているようだね。
カルタが目を覚ますとキョウカの顔が隣にありました。
マリカはまだ眠っています。
アイネはカルタを膝枕していたようですよ。
カルタが起きだすとキョウカがシーツに包まって付いてきました!!
キョウカは全裸にシーツなようですね。
マリカは全裸で寝るのがデフォなので全裸でベッドに捨て置かれているようです。
カルタが朝食を頼もうとするとキョウカが自分が作ると言ってきました。
カルタはキョウカの料理は甘すぎるので嫌だと断っています。
マリカの扱いがぞんざいなのは彼女の全裸は見慣れているので価値を感じてないからか?
もっと克明に妄想して欲しかったぞ。

カルタはトランスラインの手を突っぱねて戦闘開始と宣言しました。
マリカとキョウカに異存はないね。
トランスラインは残りの人類を見捨てない天外四神の決定に感激しているようですね。
それでこそ世界最強と喜んでいます。
トランスラインは天外四神と遊べると大張り切りです。
あっという間にステーションは破壊されてしまいます。
酸素が必要なので四人で輪になり障壁を張って降下を開始します。
障壁だけではとても大気圏を通過できそうにありません。
アイネが倒した脅威を解体して装甲として使う事を提案します。
アイネが工夫してくれますね。

軌道エレベーターが折れてしまったので破片が落ちてきます。
脅威達は最初に人間達の黒幕関連の施設を攻撃する事にしました。
その余波で大波が発生しています。
セカンドグリモノアが脅威の総攻撃に対抗する為動きだします。
海中に潜られると発見が難しくなります。
高高度に上昇して爆撃する事で脅威を殲滅する方針を取ります。
天外四神が残っていれば違ったかも知れませんがここで多少の犠牲を許容する判断を下しました。
軌道エレベーターの基部に残っていた人間達の黒幕の関係者ごと空爆する事になりました。
やめてと叫ぶソフィアの声は無視されてしまいます。

地球への降下中にアイネが妄想の意味を質問してきました。
シーツを巻きつけたキョウカを登場させたのはおっぱい要員としての意図からなのか?と聞いてきました。
傍にキョウカとマリカも居るので二人から鉄拳制裁を受ける事になったようです。
カルタはアイネと思考が共有されているのか?妄想が駄々洩れのようです。
今後も不味い事になりそうですね。
絶体絶命の戦地に戻っている割りには余裕がありますね。
カルタには何らかの秘策があるみたいです。

セカンドグリモノアは場当たり的な抵抗を続けていましたが追い込まれて行きます。
地球全土に脅威が降ってきているので数的不利な状況です。
とてもすべての人類を救える手立てはありません。
奮闘しているナタレーナが殺されかけます。
もうだめだと思った瞬間、天外四神が地上に落ちてきました。
カルタが力強い言葉を吐きます・・・脅威を倒せば全部解決する。

カルタには秘策がありました。
脅威の数は膨大ですがエネルギーを供給を担う個体は少数です。
カルタはそれを倒す事で脅威へのエネルギー供給を断つ作戦を実行します。
カルタ達が居る場所で猛反撃が始まったので周辺の脅威まで引き寄せられてきます。
ナタレーナ達は世界に分散した脅威をどうやって倒そうか?と考えていましたがカルタは逆に考えたよ。
自分達に注目を集めて脅威の方から集まってくるように仕向けました。

地球で天外四神が反撃を開始したのは静止軌道のトランスラインに見えていました。
彼女は自分も遊びに参加すると言って参戦します。
天外四神は互いの能力を融合させる事で対処します。
三年生のキョウカは次元を越える知識を持っています。
それをカルタに提供しました。
マリカは力の底上げに協力していますね。
二人の助力を得たカルタとアイネが彼女の刀を握ります。
そして斬撃を放ちました・・・これが俺達の世界最強だぁ。
斬撃は次元を越えてトランスラインを捉えました。
トランスラインは天外四神の攻撃で消滅する事になります。
攻撃を受けたと知った彼女は嬉しそうにしていました。
やはり、間違っていなかった。
一種の生物だけでは限界がある。
正しい未来がここにあるう!!と叫んで消滅しました。
彼女は天外四神が自分を越える強さを持っていたって事実を確認できて満足したようです。

トランスラインが消滅したので地球に来ていた脅威はエネルギーを断たれてしまいます。
脅威は消滅する事になりました。
水晶魔法発生の一翼を担っていたトランスラインが消滅したので魔法が使えなくなりました。
それはアイネが消滅するって事を意味します。
カルタはアイネと別れる事に未練があるようですね。
地球を救ったんだから奇蹟よ起きてくれと叫んでいます。
最期に何かして欲しい事があるか?と聞かれたアイネが無意味な事ですがして欲しい事があると言ってきます。
カルタの耳元でして欲しい事を呟いてるぞ。
そして目を閉じてキスしてきましたが二人の唇が触れる前にアイネの体が消滅しました。

遠く離れた宇宙に脅威の基地は残っているそうですが再襲来するかは不明です。
脅威は居なくなったと判断したカルタ達は天外四神を解散する事を決めました。
敵が居なくなったのでセカンドグリモノアも廃校となりました。
脅威の攻撃で人間達の黒幕は組織として消滅しています。
水晶魔法は強力なので戦う相手も居ないのにこれ以上育てても無意味。
むしろ争いの種になると考え廃校にしました。

マリカはイミとタヨリと組んでスーパーモデル業を始めました。
有名ブランドの用品を宣伝する仕事のようです。
マネージャーとしてソフィアを雇っています。
セカンドグリモノアの攻撃で彼女の祖父を殺してしまったので責任を取ると考えたマリカは彼女を雇いました。
忙しくさせる事で悲しむ暇を与えないようにしようとの意図もあるようです。
4人はニューヨークに来ています。
七色のドーナツを発見したマリカが大喜びしていますよ。
イミが食べ過ぎて太る事を心配してくれますがマリカが心配無用と答えます。
栄養は全て胸に行くそうです・・・イミが物理的に殺すぞと脅しています。
これは確かに殺意を覚える台詞だよね・・・持つ者は持たざる者の気持ちなんて分からないのさ。
タヨリは急に胸だけ成長してもカメラマンは頭を抱えるでしょうね、整形疑惑とか出てくるからと心配しています。
マリカ論を疑っていないのな。
本当におっぱいだけに栄養が行くって事ならマリカのお胸様はどこまでも巨大化するのか?

キョウカは京都の実家に戻りました。
彼女の実家表参道家は平安時代くらいから有力者の悩みを解決する相談を請け負っています。
その過程で発生する人脈作りで財を成しているそうです。
キョウカが色々と裏で陰謀を巡らせるのはこの辺りが影響しているのかも。
キョウカが2枚の座布団の上に座っています。
彼女の正面には座布団を取られた弟のショウカが正座させられています。
キョウカはショウカが人間達の黒幕に操られてキョウカを裏切った事に対して怒っています。
怒り方が大人げない感じです。
不機嫌オーラを放つだけのようですね。
ギスギス感に耐えられなくなったショウカが馬乗りになって二三発平手打ちをして欲しいと懇願しています。
キョウカはそんなご褒美はあげられないと言って拒否しています。
キョウカは揶揄う相手が欲しいみたいです。

カルタはセカンドグリモノアの周辺に残っていました。
アイネと呼びかけると体の中からアイネが出てきましたよ。
彼女は消滅していませんでした。
トランスラインを倒した後、水晶魔法が使えなくなったのは爆発した彼女が溜め込んでいたエネルギーが周囲にバラまかれたからです。
目に見えないノイズが発生して発動できなくなっただけでした。
宇宙のどこかに脅威の使う動力や工場があるようです。
ノイズの壁が時間経過と共に消滅したので水晶魔法は使える状態に戻りました。

アイネがやり残したタスクを実行に移すと言い出します。
目を閉じてカルタにキスしてきました。
カルタは驚き慌てています。
アイネからの口撃が続きます。
カルタの妄想は超攻撃型モードと判明したので1回では終わらない。
カルタの願いをすべて叶えるとなると一人で奮闘する必要がありますと力説していますね。
アイネの事なので真顔で妄想を叶えてあげると言ったようです。
これって最高じゃね?カルタは妄想は叶えなくても良いんだよとカッコつけていますよ。
もう素直じゃないんだからー
本当のところはアイネに色々して欲しいと思っている筈だ。

これからどうする?と問われたカルタはゲキハの元に向かいます。
カルタは一隻目の連中が7000年以上もかけて復活する必要は無いと知ってました。
目覚めたゲキハをカルタが迎えます。
ゲキハはカルタが少し成長したと感じ取っています。
流石がです。
彼の寝ている間に世界最強になっちゃったし、脅威と人間達の黒幕を排除して問題を解決しちゃったからね。
カルタはゲキハに苦労話とかするんだろうか?
マリカとキョウカに酷い目に遭ったとは愚痴りそうだ。

成分美少女復讐心恋愛ラッキースケベ
評価AAACAAAAAA

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