ラノベの感想) Re:ゼロから始める異世界生活 15 (MF文庫J)


概略:
ガーフィールとエルザの戦いが激しさを増します。メィリィが魔石が効かない魔獣を連れてきたのでスバル達は追い込まれます。スバルとオットーが協力して魔石の効かない魔獣に対処します。燃え盛るロズワール邸からベアトリスを連れ出す為にスバルが頑張ります。エミリアは二つ目の試練と三つ目の試練に挑みます。ロズワールを妄執から解放する為にラムとパックが共闘します。ラムの狙いはロズワールの意図しないモノでした。聖域に大雪が降り大兎が現れます。エミリアが時間を稼いでいるとスバルとベアトリスが現れます。ベアトリスが初陣に発奮し過ぎてしまうぞ。

レーベル:MF文庫J
発行日:2017/12/25
著者:長月達平
イラスト:大塚真一郎
ISBN:978-4-04-069611-9
雰囲気:死闘、試練、説得、もしもの世界、未来予想、解放、契約、大盤振る舞い、謝罪、叙勲、自由

ガーフィールとエルザの死闘が始まりました。
攻撃を受けても即座に回復するエルザにガーフィールは苦戦中です。
エルザはガーフィールとの戦いが楽しくなっています。
ダメージを受けても即座に回復する特性をガーフィールに疎まれていないか心配になっています。
あくまでも捕食者目線で考えていますね。
ガーフィールはエルザが吸血鬼だと見破っていました。
意外にも彼は読書好きで豊富な知識を持っていましたね。
吸血鬼と分かってもガーフィールに動揺はありません。
彼は最初から一貫してエルザを倒す事だけに集中していました。
自分を特別視しないガーフィールにエルザは益々好感を抱いています。
ガーフィールの戦い方は強者のそれでした。
エルザの攻撃を盾で防ぎながら殴ったり蹴ったりしています。
顔面を容赦なく破壊する攻撃を放ってくるガーフィールにエルザの喜びが爆発しています。
顔が破壊されてもエルザは直ぐに治っちゃうんだよな。
ガーフィールの疲労が蓄積していきますがエルザも疲労していました。
ガーフィールはエルザを再生不可能な状態まで攻撃すれば倒せると考えています。
脳筋な考え方ですが正解のようだぞ。

スバルはベアトリスを説得する為に金書庫に入ります。
ベアトリスは解放を望んでいるみたいだね。
スバルに向かって「その人」なのか?と問いかけてきました。
スバルがその人なら金書庫を出ると言って来るんですがスバルは否定します。
ベアトリスはスバルに嘘でもいいから「その人」だと言って欲しかったようですよ。
スバルに否定されて激高します。
スバルに痛打を加えて金書庫から追い出しました。

追い出されたスバルがオットーとペトラとフレデリカに遭遇します。
フレデリカはレムを運び出してくれました。
レムをスバルに渡しメィリィとの戦いに赴きます。

計画ではオットーとペトラには屋敷の外に逃げて貰う事になっていました。
二人から屋敷に魔獣が放たれていて逃げられなかったと言われます。
スバル達は魔獣を避ける為に魔石を用意してあったんですが魔石の効果が無い魔獣が居るそうです。
逃げる手段を考え出す必要がありました・・・オットーとペトラはスバルに期待の視線を向けてきます。
スバルは現代知識を使って難局の打開を提案しました。
粉塵爆発を使って魔獣を爆殺しようと考えました。
オットーはスバルのイマイチ納得できなかったようです。
自分が納品した油を使って魔獣を焼き殺す手筈を整えます。

オットーの加護を使って魔獣を倉庫に誘導しました。
其処には小麦粉が置いてありました。
魔獣が暴れた事で小麦粉が充満しています。
そこに火を付けて粉塵爆発を起そうと試みましたが見事に失敗しました。
オットーが頭上から油を魔獣に浴びせてから火を放ちました。
魔獣は丸焼きになってしまいます。
オットーの周到さに救われましたね。
三人は最上階にあるロズワールの執務室に向かいます。
そこにある非常口にオットーとペトラが入ります。
スバルはレムをオットーに託す事にしました。
ペトラはスバルが一緒に逃げないと聞いて心配顔をしています。
スバルは生きて戻ると約束してペトラを送りだしました。
スバルはベアトリスを説得する為に扉を求めて燃え盛る屋敷内を走り回る事になります。

フレデリカの奮戦でメィリィの魔獣は数を減らしていきました。
激闘を続けているガーフィールとエルザの元にフレデリカとメィリィが現れます。
メィリィが屋敷に巨大なカバの魔獣を激突させていたので天井が落ちてきました。
エルザはメィリィを助ける為に落下物を斬り伏せます。
そこにガーフィールが飛び込みました。
エルザはガーフィールとの戦いを選ぶね・・・
瓦礫に潰されそうなメィリィを四足獣に変身しているフレデリカが捕まえました。
フレデリカに連れ去られるメィリィがエルザを呼ぶんですが彼女はガーフィールとの決着を選びます。
攻撃が交錯して二人は離れます。
ガーフィールが岩豚の巨躯を担ぎ上げてエルザに放り投げました。
エルザは動けないようだね。
ガーフィールの強さにぞくぞくしています。
エルザは岩豚に押しつぶされました。

二つ目の試練に挑んだエミリアはあったかもしれない幸せな世界を見せられる事になりました。
フォルトナとジュースが幼いエミリアを連れてピクニックに来ていました。
幼いエミリアはフォルトナが素直になりジュースと結ばれる事を望んでいるようですね。
ジュースは鈍感でフォルトナの気持ちに気付いていない様子です。
幼いエミリアは二人きりにしてあげるべく一人で遊んでいます。
遠くからフォルトナとジュースの様子を覗いていますね。
そこにアーチに化けたエキドナがやって来ましたよ。
エミリアはあったかも知れない平和な世界を見せられても心が揺らぐ事はありませんでした。
自分が行った過去の行為を後悔していないようです。
エミリかは難なく二つ目の試練をクリアします。

墓所を出るとラムは居なくてアーラム村の人々と聖域の人々が出迎えてくれました。
エミリアはリューズが長老と呼ばれているのを見て驚いています。
聖域の住人から励ましの言葉を貰って最後の試練に挑みます。

ロズワールと戦うラムとパックは善戦していました。
ロズワールは最大で6個の魔法を同時詠唱できるんですが訳あって5個しか詠唱できていません。
この差が大きかったようです。
ラムがロズワールに接近して直接攻撃を叩きこむチャンスを得ました。
ロズワールはラムになら殺されても良いと考えています。
死を覚悟したんですがラムの狙いは別にありました。
ラムはロズワールの懐から叡智の書を奪い取ります。
そして燃え盛る炎の中に放り込みました・・・叡智の書は燃えてしまいます。
ロズワールは叡智の書を命よりも大事にしていたようですね。
激情に駆られてしまった彼はラムに致死の攻撃を放ってしまいました・・・
ラムの狙いはエキドナの妄執に取りつかれているロズワールを解放する事にありました。
目的を果たせたラムは満足そうに倒れます。
瀕死状態のラムを抱えてロズワールは彼女の折れた角に魔力を送り始めます。
ラズワールはラムの大切さにようやく気付いたようだな。

ラムとパックの勝利に終わったんですがロズワールは保険を掛けていました。
戦いが始まる前にリューズ・メイエルが収まっている魔水晶の近くに魔法を仕掛けてありました。
ロズワールが5個しか魔法の同時発動ができなかったのはこれが原因です。
ロズワールは魔水晶を使って聖域に雪を降らせる魔法を起動させました。
パックはロズワールの周到さに驚いています。
事態の打開を目指してその場を離れます。
ロズワールはラムへの魔力供給を続けています。

パックは急いで墓所に向かい集まっている人々を吹雪から守る為に結界を展開します。
現れるであろう大兎に対応する為に移動します。

エミリアは最後の試練でこれからおこる可能性を見せられる事になりました。
複数の可能性を見せられますがどれも悲惨な結界になるようです。
エミリアの心は折れませんでした。
可能性を見終わったエミリアがエキドナのお茶会に招かれます。
しかし飲みかけのお茶が残されているだけで誰も居ませんでした。
エキドナまで居ない事を不思議に思っていると背後から声を掛けられます。
エミリアが振りむこうとすると頭を固定されて振り向けませんでした。
エミリアの元に現れたのは憤怒の魔女なんですが彼女はエミリアに正体がバレるのを嫌います。
エキドナが試練を放り出したので自分が後を引き継ぐと言っています。
エキドナが試練を放り出した理由が不明なんだよな。
憤怒の魔女がスバルの事をどお思っているのか聞いてきます。
エミリアは好きって言ってくれる大切な子と答えています。
憤怒は少し嫉妬しているような?
エミリアにはやる事が残っている、こんなところに留まっている暇は無いでしょと言ってきます。
エミリアは憤怒の魔女にエキドナへの伝言を頼みます。
次に会えたらお茶会をしましょうと伝えて貰う事にします。
エミリアは憤怒に見送られて最後の試練をクリアしました。
エミリアはどんな事が起こっても大切な人たちを守っていこうと決意したようです。

試練を突破したエミリアは墓所の最奥に向かいます。
そこにエキドナの遺体が安置されていました。
試練の中で出会ったエキドナとは別人に見えました。
エミリアはエキドナの姉なのかなと考えています。
エキドナの遺体が入っている棺に聖域を包む結界を構成する術式が施されていました。
エミリアはその精緻さに驚いています。
エミリアは聖域を解放する為に術式を破壊しました。
墓所の外に出ると吹雪きになっていて驚きます。
墓所の前にはアーラム村の人々と聖域の人々が集まっていました。
彼らは雪を避ける結界の中に入っていました。
彼らからエミリアの精霊が結界を張ってくれたと教えられてパックが頑張ってくれたと知り驚きます。
リューズはやる事があると言ってその場を離れたそうです。
エミリアはこの場に来ていない人を集めて貰い関係者全員を墓所に避難させる事にします。
氷の塔が出現してエミリアを呼んでいます。
エミリアは塔に向かって駆けだしました。

塔はパックが建てたようですね。
塔はリューズ・メイエルが入っている魔晶石がある研究所に建てられていました。
エミリアはロズワールとラムを発見します。
ロズワールは全てを諦めるような発言をしてきます。
エミリアはふざけるなと言って彼を叱りつけます。
ローズワールがラムを生き延びさせる為に魔力を流し込んでいると分かったので任せる事にします。
研究所に入ったエミリアはシーマを止めようとしているリューズと複製体を見付けました。
シーマは結界を解除するには自分が魔水晶に触れる必要があると言っています。
エミリアは皆を助ける為に自分が結界を解くというシーマの気持ちを認めます。
シーマが魔水晶に触れると強烈な光が発生してシーマと魔水晶が消滅しました。
これで聖域の結界が解かれました。
エミリアはやってくる大兎から住民を守る為に奔走する事になります。

ベアトリスを連れ出す為にスバルは燃える屋敷を走り回っています。
扉は焼け落ち始めていて残りの枚数が減っていきます。
ベアトリスに会えずに焦りが募ります。
スバルの前に死にかけのエルザが這ってきました。
エルザは下半身が無くなっていますね・・・
彼女の姿を見たスバルは回復力を失っている事に気付きます。
死にかけているんですがスバルよりも遥に強いのは変わりません。
エルザはスバルを標的に設定し追ってきました。
逃げるスバルは地下にある非常扉の前までやってきます。
残っている扉はこれだけになりました。
ドアノブを握ると凄く熱い事が分かりました。
スバルは火傷したようだぞ。
周囲に炎は蔓延していないのでスバルはある事に気が付きます。
扉を開けるとバックドラフト現象が起こると予想します。
スバルはベアトリスに呼びかけました。
エルザが背後に迫ったタイミングでスバルは扉を開けます。
エルザはバックドラフト現象に巻き込まれて燃え尽きます。
スバルは金書庫に招き入れられます。
ベアトリスはスバルを見捨てられなかったようだ。

屋敷の火災は金書庫にも影響を及ぼしています。
金書庫にも炎が到達してきました。
スバルはベアトリスを説得するのに俺を助けろと要求しました。
ベアトリスはスバルが先に死んでしまう事を怖がっていますね。
スバルは自分と一緒に居る時間をベアトリスの魂に刻み込んでやると伝えます。
強烈な印象を残してやる、俺を選べ、と迫りました。
スバルはベアトリスがいつも扉の前で待っていた事を指摘します。
それは彼女が誰かに外に連れ出されたいと考えているからじゃないのか?と問いかけます。
ベアトリスは真意を言い当てられてスバルの手を取る事になります。
スバルはベアトリスと契約する事になりました。

ベアトリスがスバルと呼び始めます。
お前は卒業だね。
ベアトリスとスバルのデビュー戦は聖域での大兎討伐になります。
ベアトリスの魔法で聖域に飛んで行きました。

エミリアは一人で大兎から聖域を守っていました。
魔法を乱発しているので彼女の身体が凍り始めています。
そこにスバルとベアトリスがやってきます。
スバルはエミリアに墓所の守りを任せて前に出ます。
ベアトリスが凄いところを見せてくれます。
スバルは魔法を使う事ができないんですがベアトリスと手を繋ぐと魔法が使えるようになりました。
スバルのゲートは壊れている筈なんですがベアトリスの使える魔法をスバルも使えるようになっています。
二人で魔法をぶっ放して大兎を倒していきます。
スバルは魔法をポンポン撃てる感覚に酔いしれています。
ベアトリスの魔法が強力で多くの大兎を葬るんですが復活してきます。
同時に全ての大兎を倒す必要がありました。
スバルが攻略方法を思いつきます。
ベアトリスは嬉しそうですね・・・スバルが頼れると分かって嬉しいようだ。
スバルはベアトリスを抱えて雪原を走り回ります。
魔女の匂いがするスバルは大兎にとってご馳走なので上手く誘導する事ができました。
スバルは大兎を一か所に集めて彼らを囲うように雪原に線を引きます。
エミリアに頼んで線に沿って雪原を切り取り中空に浮かべて貰います。
エミリアが氷で蓋を作って大兎が外に出られないようにします。
ベアトリスが仕上げを行う事になります。
アル・シャマクを大兎が閉じ込められている牢獄に放ちます。
大兎はスバルの存在を認識できなくなりました。
最大のご馳走を失った大兎は飢餓感から逃れる為に共食いを始めます。
最後の一匹になると分裂して共食いを始めます。
アル・シャマクが牢獄を呑み込みました。
ベアトリスは大兎を異空間に転送しました。
これで全ての問題が片付きました。

ロズワールとベアトリスが墓所に入りエキドナと再会しました。
ベアトリスはエキドナと再会できて納得しているようですがロズワールはそうでも無いようだ。
ロズワールから恐ろしい秘密が暴露されました。
ロズワールの口調が400年前にベアトリスと暮らしていて初代のモノに変わります!!
ロズワールはエキドナの研究を引き継ぎ違った形で完成させていました。
彼は自分の子孫に意識を移し替える魔法を完成させていました。
今のローズワールは初代の意識が乗り移っています。
ロズワールは何代もそれを繰り返して400年の時を越えて存在を保っていました。
非道な行いをしたと思っているのかベアトリスに叱って欲しそうにしています。
ベアトリスはロズワールの行いを認めました。
自分は関知しないと言っています。
他の人にこの事実を伝える気も無いようですね。

ベアトリスとロズワールが墓所から出てくるのを待っている間にエミリアがスバルに向かって大事な話があると言ってきます。
余程大事な話のようですね。
緊張しながらエミリアの言葉を待つスバルにエミリアが顔を真っ赤にしてお腹の子供について話し合いたいと言ってきました!!
身に覚えが無いスバルは驚愕に震えます。
確認するとエミリアは男女がキスすると子供ができると考えていました!!
スバルは父親役だったパックに恨み言を呟いています。
スバルはエミリアの誤解を解く事になりました。

関係者を集めて今後の話し合いをする事になります。
ロズワールが味方を殺そうとしていたと分かり制裁が加えられます。
彼に思うところがある人達が一発殴ったようですよ。
ラムは制裁を止めようとはしませんでした。
彼女もロズワールが間違っていたと考えているようです。
大きなダメージを負ったロズワールに膝枕して介抱はしていますね。
彼女の心境は複雑なようですね。
スバルは落とし前を付けたのでロズワールを仲間扱いする気でいました。
ガーフィールがこれに異を唱えます。
ロズワールを信じる事はできないと言っています。
ロズワールが服を脱いで身体に刻まれた誓約を見せてくれます。
スバルと賭けをしていたので誓約の呪印を施したんだそうですよ。
仲間への背信行為をすると身体が燃え尽きてしまうんだそうです。
ガーフィールは渋々納得を示します。
エミリアが可愛い指摘をしてきました。
彼女は悪い事をしたロズワールが謝っていないと指摘します。
関係者はエミリアの純真さに驚いています。
ロズワールが謝罪する事になりました。

話し合いが終わるとスバルはエキドナの棺の前で考え事をしていました。
そこにベアトリスがやってきました。
彼女から契約に重大な欠点が二つあると言われます。
一つ目はベアトリスはエキドナに作られた人工精霊なので契約が特殊なんだそうです。
ベアトリスと契約している間はスバルは他の精霊と契約できないんだそうです。
ようはスバルを独占する事になるんだそうです。
スバルはそれを認めました。
二つ目は深刻でした。
ベアトリスは魔法を行使するのに大量の魔力を消費するんだそうです。
今回は400年間溜め込んだ魔力を使ったので大魔法が使えたんだそうです。
こっそり屋敷に居る人から魔力を吸い取っていたんだそうですよ。
これは恥ずかしい事らしくベアトリスは赤くなっています。
スバルは魔力が乏しいと自覚しているので残っている魔力がどれほどあるのか聞いてみました。
ベアトリスは可愛く全て使ってしまったと告白しました。
スバルは精霊使いになったんですが魔法をバンバン撃つ事はできないと分かりました。
半人前の精霊使いコンビが誕生しました。
それでもベアトリスは嬉しそうにしています。

スバルの騎士叙勲が行われる事になりました。
場所はエミリア陣営に協力してくれるアンネローゼ・ミロードの屋敷です。
彼女はロズワールの遠縁でエミリアとも面識があります。
エミリアとも仲良しでロズワールの屋敷が再建されるまで居候させてくれるようです。
御年9歳の当主です。
エミリアにキスすると子供ができると教えたのはミロードのようですよ。
みせているので精神年齢はエミリアよりもお姉さんなようです。

スバルはエミリアに膝をついて彼女の騎士であると叙勲して貰いました。
無事に叙勲式を終えたスバルはエミリアの衣装を褒めます。
エミリアたんのその格好、超エロ可愛いね。
儀式の荘厳が空気が砕け散りました。

儀式の後は立食パーティが行われました。
人間、亜人、半魔が集まって楽しい時間を過ごしています。

スバルの元にロズワールがやってきました。
ロズワールはスバルの事を監視すると伝えてきました。
叡智の書は失われましたが彼はエキドナとの再会を諦めていません。
自分の正解に到達するにはスバルのやり直しが不可欠だと考えています。
ロズワールは今回でスバルには諦める事を知って欲しかったと告げます。
全てを救うというスバルの考えは厳しいモノになると同情的です。
スバルがその道を違えたら自爆してやると言っています。
やり直しを迫るって事なのかもな。
ロズワールから王都と今回で二度エルザに襲撃させた。
魔獣使いの二度の襲撃は自分の差し金ではないと教えられます。
捕まったメィリィは地下牢に拘束されています。
尋問してもあまり協力的ではないそうですから少々扱いに困っています。
ロズワールは自分以外にもエミリア陣営を攻撃してきた誰かが居ると言っています。
難問が残っているのね。

エミリアがスバルの元にやってきました。
エミリアはロズワールと間に問題が発生したのかと心配してくれます。
エミリアはロズワールの態度は自分のしでかした間違いを忘れて欲しく無いと考えているからだと指摘します。
ロズワールの態度をすごーくお子様と言えるエミリアにスバルは驚きます。
エミリアは皆が楽しそうにしている光景をさして、それを成し遂げたスバルは凄いと褒めてくれます。
スバルとエミリアは楽しんでいる皆を見て、良い光景だと感じています。
エミリアは自分が目指すべき方向性はこれなだんと感じています。
スバルはエミリアと一緒に頑張ると伝えエミリアは受けいれました。
二人は会場に戻りダンスを始めました。

聖域を解放した事で消滅したと思われていたシーマとメイエルの入った魔水晶は消滅していませんでした。
シーマが犠牲になる覚悟をしたのはエキドナに緩く干渉されていたようです。
シーマが墓所に入った時に自分の魂の一部を植え付けていたようです。
シーマが魔水晶に触れる事でメイエルの肉体にシーマの肉体を重ねる機会ができました。
エキドナはそれを利用して自分の魂をメイエルの肉体に移したようですよ。
現世に復活したエキドナは好奇心の赴くままに世界を巡るつもりの様です。
名前をオメガと決めました。
あっらーロズワールはエキドナの復活を目指しているんですが先に復活しちゃったよ。
しかも自分の死体は残していったぞ。
エキドナの魂はメイエルの肉体に入ったのでロズワールがエキドナの復活に成功する事は無さそうです。
それを知らずにこれからも努力を続けるんだよな、可哀想に。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
魔法4
精霊5
交渉3
戦闘5
変態5
ラッキースケベ1


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