ラノベの感想) Re:ゼロから始める異世界生活 11 (MF文庫J)


概略:
スバルは屋敷を守る為に帰還する日程を前倒しします。ペトラに迎えられ屋敷に入ります。ラムを眠っているレムに会わせました。結界確認から戻ったフレデリカと対話して敵対しているのか質問します。フレデリカは不思議そうにしています。ラムが戻ってきてフレデリカを聖域に連行すると命じてきます。ペトラを人質にしたエルザが応接間にやってきました!!予定を早めたんですがエルザに襲撃されてしまいます。フレデリカが応戦の主力になります。敵はエルザだけではありませんでした。聖域での出来事も前回とは変化しスバルを苦しめます。

レーベル:MF文庫J
発行日:2016/12/25
著者:長月達平
イラスト:大塚真一郎
ISBN:978-4-04-068770-4
雰囲気:微細な変化、上からの指示、疑念解消、違う展開、獣化、魔獣登場、関係悪化、軟禁、友達、凶行、食材になる、魔女と対面、嫉妬登場、ロズワールの謎

死に戻ったスバルは屋敷の悲劇を回避する為に工程を早めます。
ガーフィールに自分が試練を突破した事を伝えます。
試練突破に失敗しているエミリアに代わって自分が試練に挑むと伝えます。
前回はガーフィールから試練に挑む人物の交代を打診されたので承諾されると思っていました。
驚いた事にガーフィールは試練を受けるのはエミリアで無ければ困ると言い出します!!
スバルは自分で説得するのを諦めロズワール経由で命じて貰う事にします。

スバルはロズワールと対話してフレデリカの事を聞き出します。
フレデリカが何を考えているのかロズワールは明言しませんでした。
彼女には裏切りを考える勇気はないと言っています。
ロズワールにスバルが試練に挑戦する事を認めるようにリューズを説得してもらう事にします。
屋敷に戻るスバルの為にラムを付けてくれる事になりました。
試練が終わっていないのでアーラム村の人々は連れ出せません。
スバルは試練が直ぐに終わる事をアーラム村に残っている住民に伝えに行く事を名目として出発する事にします。
スバルにはオットーとラムが同行する事になります。

前回はガーフィールから輝石を渡してくれたんですが今回は渡してくれません。
ラムに催促させる事で手に入れます。
スバルはこれまで言えなかったレムの存在をラムに説明します。
無事にロズワール邸に帰りつく事ができました。
スバルとラムが屋敷の様子を観察していると笑顔のペトラが出てきました。
ペトラはスバルが予想以上に早く戻ってきたので驚いています。
スバルとペトラが再会を喜び合っているので放置状態になったラムが機嫌を損ねます。
ペトラはラムに自己紹介します。
ペトラは意外な程そつがないですな・・・ラムに気に入られたようです。
ペトラの案内で屋敷に入りました。
フレデリカは森の結界を確認しに行ってて不在でした。
スバルはラムをレムの元に連れ行きます。
寝ているレムを見たラムは何かを感じたようです。
スバルとペトラは二人きりにさせてあげる事にしました。

フレデリカが戻ってきたのでスバルと話し始めます。
スバルはフレデリカが何かを企んでいないか確認する事にします。
聖域の結界を越える時にフレデリカから貰った輝石が光りだし所持していたスバルが転送された事を教えます。
フレデリカは何故そんな減少が起こったのか分からないって顔をしています。
彼女がロズワール陣営に敵対しているのか不明なままですね。
ラムが戻ってきて敵か分からないフレデリカと単身で話し始めている軽挙を咎めます。

ラムとフレデリカの会話から二人が親密であると分かります。
敵か味方か不明なフレデリカに対して強硬姿勢を示します。
彼女を聖域に連行して喋らせると言いだします。
フレデリカは誓約があり全てを話せないと言っています。
正し脅されれば話しても仕方ないって逃げ道を用意してくれました。
フレデリカを連れて聖域に帰る方向で話が纏まりますが予想外の事態が発生しました。

前回では数日後に起こったエルザの襲撃が発生してしまいます。
一人で掃除をしていたペトラが人質として捕獲されています。
ペトラはナイフで脅されて応接室まで案内させられたようですね。
ペトラはスバル達に向かって「逃げて」と叫びました。
助けてよりも味方に逃走を促す態度にラムたちは感心を示します。
ラムが風魔法を発動して先制攻撃を行います。
エルザはペトラを盾にして攻撃の軌道を予測しています。
フレデリカが接近してペトラを奪い返しました。
スバルが目くらましの魔法を使います。

一同は窓から外に逃げ出すんですがエルザが的確な攻撃をしてきました。
無数の投げナイフを投げてきましたよ。
スバルの右肩とフレデリカの背中にナイフが刺さります。
回復魔法の使い手が居ないので即座の治療ができませんね。
初手から苦戦しています。
フレデリカが服を破きました!!
驚くスバルとペトラの前で彼女は獣(四足獣)に変身しました。
スバルは余りに綺麗な姿に一緒に入浴したいと言っています。
フレデリカから即座に嫌だと断られました。
獣化しても会話が可能だと分かりスバル達は驚いています。
フレデリカがエルザの相手をする為に屋敷に飛び込みます。
スバル達はレムを連れ出す事にしました。

屋敷内の戻ったスバルは異変を察知します。
各部屋の扉が開いていました。
エルザが各部屋を廻って誰か居ないか確認しているようです。
フレデリカはエルザと戦っている訳ではないのか?
ラムから襲撃を依頼したのが誰なのかって疑問が呈されます。
アーラム村を襲った魔物使いが再攻撃してきた可能性に思い至ります。
慌ててレムが寝かされている部屋に向かおうとしますが謎の攻撃を受けました。
繋いでいたペトラの腕が肘より先が無くなっていました。
ラムとも分断されてしまい彼女の生死は不明です。
瀕死状態のスバルの前にエルザが出てきました。
スバルはレムの部屋に入ろうとしますが、ここでベアトリスが干渉してきました。
死を覚悟していたスバルをベアトリスが助けてくれました。

助けられたのだから感謝すべき場面なんですがスバルは助けた事をなじります。
ペトラが死亡したのは確実なのでスバルは死に戻りを使おうと考えていました。
自殺をはかるために禁書庫の脚立を破壊して喉を貫こうと試みます。
ベアトリスが自死を目指すスバルの邪魔をしてきました。
ベアトリスはスバルに死んで欲しくないようですね。
スバルが脚立の影に隠してあった本を見付けてしまいます。
見た目は魔女教の福音にそっくりでした。
ベアトリスが本を抱きしめてこれまでの彼女の行動はこの本に書かれてあったと言いだします。
スバルはベアトリスが魔女教徒ではないかって疑念を抱きます。
扉は開いていたのね?
エルザが姿を見せます。
瀕死だったスバルは死に戻る事になります。

死に戻った時点は前回と同じ一つ目の試練をクリアした時点でした。
スバルはエミリアの心配をするより先に無事に死に戻れた事に安堵する自分に驚いています。
スバルの精神は普通の人間からかけ離れてしまったようですね・・・
自分でそれに気付いてないのが問題だな。
スバルは早速試練を自分が受けると提案しようと考えます。
スバルが提案する前にリューズとガーフィールに聖域の奥地に連れて行かれます。
スバルはリューズの見た目が幼女である事からあまり警戒していませんでした。
ガーフィールもリューズに従っていたので何らかの対話を行うと考えます。
スバルの考えは甘すぎましたね・・・
死に戻り回数が増えたので魔女の残り香が強くなっていました。
スバルを警戒したリューズとガーフィールが先手を打ってきます。
リューズが何らかの魔術を使ってスバルを昏倒させました。

スバルが目覚めると聖域奥地にある廃墟で軟禁されていました。
ガーフィールから警戒した理由が明かされます。
スバルから漂う魔女の匂いが強すぎたので先手を打って拘束させてもらったと言われました。
ガーフィールにはスバルを殺せない理由がありました。
エミリアがスバルを拠り所としている事とアーラム村の住民がスバルを支持しているのがその理由です。
敵の可能性が高いので本当ならスバルを殺してしまいたいようですが殺せないんだそうです。
スバルは自殺を試みますが阻止されました。
目隠しされ舌を噛めないようにさるぐつわをされて転がされる事になります。
スバルの面倒を見る為に日に数回食事が届けられ排泄の確認が行われています。
目隠しされているのでスバルには誰が来ているのか分かりません。
口から食事を流し込まれる時に舌を噛もうとしたんですが阻止されます。
スバルはどうやって死のうかって事ばかりを考え始めています。
かなり壊れた精神状態に陥ってますね。

予想外の人物がスバルを助けにきました。
やって来たのはオットーです。
薄情なスバルは彼の存在を失念していました。
オットーがスバルを助ける合理的理由が分からずに混乱しています。
スバルのあんまりな態度にオットーが辟易していますね。
オットーから助けに来た理由が語られます。
オットーは友達だから助けに来たと真顔で告げてきます。
余りに予想外な理由にスバルは己のバカさに呆れて笑い転げる事になります。
最初に友人だから助けに来たんだと言われました。
スバルの頭にはユウジンって人名が浮かんでいます。
そういえばスバルには友人と呼べるような人は居なかったようだからね。
咄嗟に理解できなかったようです・・・とっても悲しい事実だね。
オットー側から見るとスバルと知り合ってそれ程時間が経過してないんですが彼はスバルを友人と思っているのね。

オットーはガーフィールがスバルを連れ出すのを見た最後の人物です。
居なくなったスバルの件がオットーの口から語られるのを嫌ったガーフィルは懐柔をしてきました。
オットーは友達のスバルを助ける為にそれを拒否したのね。
彼もガーフィールに追われる事になりました。
オットーからの情報が人伝の様に聞こえるのはその為でした。
オットーは動植物を話せる加護を駆使してガーフィールの追跡を逃れていたんだそうです。
頼もしい協力者が居ると言っています。
協力者からの情報で聖域の事情を知っていました。
エミリアは試練に挑み続けて失敗を続けているそうです。
スバルはオットーと共に聖域からの脱出を試みる事にします。

まずは協力者と合流する事にします。
現れたのはラムでした。
ラムはロズワールにスバルに協力するように命じられています。
スバルは逃げ出す前にロズワールと対話する事にします。
スバルはロズワールにベアトリスが魔女教徒なのか質問しました。
ロズワールからは魔女教徒ではないとの答えが返ってきます。
ベアトリスの持っている本は魔女教徒が持っている福音書ではないんだそうです。
福音書よりも高次の品で未来が書かれているそうですよ。
ロズワールがベアトリスと契約していない事も明かされました。
スバルは屋敷で魔獣使いと戦う時にベアトリスを戦力として使おうと考えています。
ロズワールに説得方法も聞いてみる事にします。
ロズワールはスバルがベアトリスのあの人だと言えと教えてくれました。
あの人とはベアトリスが契約した人物みたいだね。
ベアトリスを騙す事になるのでスバルは嫌な気分になっています。

エミリアが試練に挑んでいる間に聖域を出る事にします。
試練の見届け役であるガーフィールが止めに来れないと予想したからです。
予想に反してガーフィールは試練中なのにスバル、レム、オットーが聖域から脱出するのを阻止しにきました。
ラムが見逃してとお願いしますが聞き入れてくれませんでした。
ガーフィールが攻撃してきたのでラムが時間を稼ぐ事になります。
呆然としているスバルをオットーが連れ出します。
パトラッシュに飛び乗り逃走を始めます。
オットーが言ってた協力者にはアーラム村の人達も含まれていたのね。
暗い森に灯りをともして逃走に道しるべになってくれます。
ラムをどうにかしたらしいガーフィールが追ってきました。
ガーフィールが獣化しましたね。
追ってくるガーフィールの前にアーラム村の人々が立ち塞がりました。
ガーフィールはアーラム村の人達を攻撃し始めます。
スバルはヤメロと叫びますが聞いてくれません。
ガーフィールからの攻撃を貰ってしまいスバルは瀕死状態になります。
パトラッシュが頑張ってスバルを結界まで運びます。
輝石が反応してスバルは転送される事になりました。
死に戻りしたと期待しますがスバルは閉じ込められていた聖域の廃墟の出ます。
外に出ると聖域の光景は一変していました。
真っ白な雪に覆われていました。
聖域には誰も居ないようですね?・・・
スバルの前に小さな兎が出てきました。
見た目が可愛かったのでスバルは撫でようとして手を伸ばします。
食われました・・・伸ばしたスバルの腕は食い千切られます。
痛みで絶叫するスバルに大量の兎が群がってきます。
そしてムシャムシャとスバルの事を食べ始めました。
口から体内に入られて内臓を食われ始めます。
スバルは最悪の死に方をする事になりました。

死に戻る事になるんですがその前にエキドナの夢に囚われます。
スバルが激しく疑問を感じたのでエキドナのお茶会に招かれる資格を得たようです。
エキドナとは一回目の試練で別れたばかりなのですが彼女の態度がそうとは思えなくてスバルは彼女がスバルの記憶を見ていると考えます。
エキドナはそれを肯定します。
死に戻りを話せるのか確かめたいと考えます。
エキドナはスバルに向かった試してみる事を推奨します。
知識欲の塊であるエキドナは不明な事は試してみれば良いと考えています。
スバルはどんな被害にあうのか恐怖を感じていますが試して見ようって気持ちが上回ります。
スバルはこれまで誰とも共有できなかった死に戻りをエキドナに明かします。
何も起こりませんでした?
スバルはエキドナに不明点を質問していく事にします。

死に戻りが嫉妬の魔女によって行われているって予想が付きました。
エキドナは嫉妬の魔女がスバルを見限らない限り死に戻りに回数制限は無さそうだと予想します。
スバルはこれまで死に戻りに回数制限がある可能性を考慮してヒヤヒヤしていたのね。
自分を捕食した小さな兎について質問します。
エキドナは暴食の魔女が作り出した魔獣だと教えてくれます。
大兎と呼んでいます。
数が多いので大兎と呼んでいます。
大兎は無限に分裂して数が増えるんだそうですよ。
倒すには一気に全滅させる必要があるんだそうです。
対抗策を考え始めたスバルにエキドナが本人に会ってみるか?と言いだします。
余りお勧めはできないがと付け加えます。
スバルは既に死んでいる魔女に会えるのかって疑問を持ちます。
エキドナは嫉妬の魔女に殺された魔女の魂を蒐集してあると教えれました。
本人にスバルに会う気があれば会えるんだそうです。
スバルは会いたいとお願いしました。

エキドナの姿が消失して別の魔女が出てきました。
彼女はスバルに悪人なのか?と質問してきます。
そしてスバルの腕を引き千切りました。
悪人なら痛みを感じると言われます。
スバルは痛みを感じませんでした。
余りの出来事にスバルは気が狂いそうになっています。
魔女は次にスバルが罪の意識を感じているか試してきます。
残っているスバルの身体がバラバラに崩壊する事になりました。
スバルは悪人ではないのに罪の意識を感じていると判明します。
それが分かると魔女は満足そうにしています。
自分の役割は終わりと言って消えます。
次の魔女が出てきました。
彼女は泣きながらスバルの崩れた身体を殴りつけてきます。
ドカドカ殴ってくるよ。
殴られるたびにスバルの身体は元の状態に戻っていきました。
起き上がったスバルの眼前に魔女のおっぱいがありました。
スバルが胸?と呟くと警戒心を剥き出しにします。
どこ見ているのよ、と怒っています。
スバルが泣いている事を指摘すると泣いてないと言い返してきます。
泣いてない怒っているだけと言っています。
彼女は「憤怒の魔女」ミネルヴァと自己紹介してきました。
傷は治した私の役目は終わりと言って消えます。
エキドナが戻ってきました。

エキドナの姿を見てスバルが安堵しています。
相手は魔女なんですが直近で会った二人が強烈過ぎたのでエキドナが真面に思えたようです。
エキドナから最初に出てきてスバルの身体を破壊したのが「傲慢の魔女」テュフォン。
破壊された身体を再生してくれたのが「憤怒の魔女」ミネルヴァだと教えられます。
エキドナは「暴食の魔女」ダフネを呼んだそうなんですがテュフォンがスバルに会いたくて勝手に出てきたんだそうです。
テュフォンがスバルを壊したので治す為にミネルヴァが出てきたんだそうです。
ダフネはこの二人よりも会話が成立しないと言われます。
エキドナはダフネを直視しない方が良い、拘束を解かない事と言っています。
限りなく交渉は無理っぽいんですがスバルは会う事にします。

エキドナに代わりダフネが出てきました。
スバルはダフネの形状に驚いています。
彼女は棺の中に拘束されていました。
目は眼帯で塞がれて身体は棺に拘束されています。
スバルが一歩近付くと棺から節足動物の様な足が生えて後退します。
スバルから良い匂いがするので食べてしまいそうだから離れたと言っています。
性的な意味ではなく生的な意味で食べたいって事です。
ダフネはスバルの事を美味しそうと感じているようです。
スバルはダフネが作り出した三大魔獣、白鯨、大兎、黒蛇、を何で作り出したのか詰問します。
お陰で偉い被害が出ているんだぞと糾弾します。
ダフネは最初何の事だか分かっていませんでした。
人間が付けた名前なんて知らないと言ってきます。
ダフネは鯨、兎、蛇と認識していました。
作った理由はダフネ的には世界貢献のつもりだったようです。
鯨が生まれた理由は大きな魔獣なら食べ応えがあるです。
兎が生まれた理由は無限に増えるので食糧不足にならないでした。
兎はダフネがお腹ペコペコなのを見習って生まれたそうです。
だから幾ら食べても飢餓感が解消せず共食いも辞さないそうです。
ダフネは自分以外の存在も鯨や兎を捕食可能と考えていますね。
スバルは鯨と兎を食糧にする事は人間には無理。
殺されるだけだと糾弾します。
スバルの主張は人間側からの考え方ですね。
ダフネは不思議そうな感じで捕食しようとする側が捕食される事を考慮しないのはおかしな考えだと主張します。
スバルはダフネとの感覚の違いに戦慄しています。
スバルの不満に対してダフネは己が抱える飢餓感を理解できるのか?と問いかけてきました。
スバルは真の意味で飢餓に陥った経験はありません。
飢え死に寸前になれば共食いする事もあるのか?と一応の理解を持ちます。
スバルは質問の仕方を工夫します。
生き残る為に兎を倒したいんだ弱点を教えてくれと頼みます。
ダフネは大兎が獲物を探すのにマナを頼りにしていると教えてくれます。
マナの総量が多いところに惹かれる習性があるので、強い魔法使いとかを囮にすれば集められる。
それをいっぺんに倒すのが有効と言ってきます。
スバルは無限に増えると聞いた、打ち漏らしが居ると増え続けるのでは?と聞きます。
ダフネから、数は多くても意識は一個、群体が共有している感じなんだ。
滅ぼされないための知恵とかは持っていないと言われました。
スバルは何とかなるかもって手応えを持ちます。
ダフネは眠くなったので帰ると言い出します。
スバルはダフネに向かって大兎は俺が倒す。
白鯨はもう殺したあとだ。
文句つけんなよ、お母様、と挑発します。
眠そうだったダフネが雰囲気を変えます。
たかだか、ニンゲンが、やれるものならぁ、やってみたらいいですよぉ、と楽しげに嗤いました。

エキドナの夢が終わろうとしています。
スバルの事を誰かが起こそうとしているようです。
スバルはエキドナとの誓約の書き換えを頼みます。
夢から覚めてからもエキドナの事を覚えていられるようにして欲しいと頼みます。
エキドナから得た知識を攻略に使いたいので当然の頼みだね。
エキドナは誓約の変更を受け入れてくれます。
対価としてペトラがスバルに結んだハンカチに込めた気持ちを知る権利を要求してきます。
スバルはペトラの気持ちが失われる訳ではないと判断し受け入れます。
スバルは意図的にエキドナに会う方法は無いか質問します。
エキドナからお茶会に呼ばれる条件が回数を重ねるほど難しくなると言われます。
今回のお茶会はスバルが未知を知りたいと強く願った事で叶いました。
次は捕食される恐怖以上の何かを感じないと呼ばれるのは難しいんだそうです。
試練では再会できると言われたのでスバルは其方に頼る事にします。
別れる直前にエキドナから「今度はボクの方から、君に話したいことがあるんだ」と言われました?

スバルは墓所で覚醒しました。
エキドナに死に戻りを教える事ができました。
スバルは大きな進歩を感じています。
スバルを起そうとしたのはエミリアだと予想してたんですが彼女の姿がありません。
スバルは倒れている自分を放り出してエミリアが墓所から出て行ったのは彼女らしくない。
らしくない行動をとってしまうほど錯乱しているのか?と不安になります。
慌てて表に出るんですが聖域は一変していました。
黒い影に覆われていて誰も居ません。
背後を振り返ると嫉妬の魔女は居ましたよ!!
「愛してる」
ロズワールも影に呑み込まれて行きます。
ロズワールはこの結果を受け入れています。
嫉妬の魔女に対して理解を示しているような発言をしています。
彼はスバルの死に戻りを知っているんだろうか?
「次は、間違えないようにね。ナツキ・スバル」って言ってます。
ロズワールの謎が深まったな。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
魔法2
精霊1
交渉5
戦闘5
変態5
ラッキースケベ2


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