ラノベの感想) Re:ゼロから始める異世界生活 14 (MF文庫J)


概略:
試練と突破する為にエミリアがエキドナと共に忘れてしまった記憶を見ています。幼い頃から記憶の再現が始まりました。幼いエミリアは封印を守る為に世間から隠されて生活していました。魔女教がエミリアの隠蔽に協力していたようです。別の魔女教勢力が封印の解放を望んでエミリアとフォルトナが隠れ住んでいるエリオール大森林を襲撃してきました。試練の結果を待っているスバル達はシーマから彼女が知るリューズ・メイエルの記憶を教えて貰います。聖域の存在理由がこれまで知り得ていた事実と大きく異なっている事が判明します。スバルはローズワールの説得を行います。話し合いは決裂しスバルは戦力を連れて屋敷にもどる事になります。ロズワールはスバルにやり直させる為に動き始めます。ロズワールを妄執から解き放つ為にラムが動きます。

レーベル:MF文庫J
発行日:2017/9/25
著者:長月達平
イラスト:大塚真一郎
ISBN:978-4-04-069459-7
雰囲気:デコボココンビ、真実、魔女、破局、予想外の事実、ラム立つ

第一の試練をクリアする為にエミリアが過去の記憶を見ています。
エキドナがそれに付き添っています。
エキドナはエミリアに対して角がある対応をしてきますね。
エミリアはエキドナの嫌な態度に気分を害した感じはないね・・・軽く受け流しています。
エキドナはスバルからの好影響を受けているエミリアに立腹している感があるな。
記憶の再生はエミリアの幼少期から始まりました。

幼少期のエミリアはエリオール大森林の中にあるエルフの隠れ里で暮らしていました。
エミリアは母と慕うフォルトナという女性と暮らしています。
フォルトナはエミリアに自分は借りの母親だと教えれいます。
フォルトナはエミリアの父親の妹です。
エミリアの実の両親は理由があってエミリアをフォルトナに託したようです。

幼いエミリアはフォルトナとの生活に満足しているのですが一つだけ不満を持っていました。
フォルトナ達はエミリアを匿おうとしているようです。
定期的にエミリアをお姫様部屋という木の中にある部屋に閉じ込めて何やらやっているようでした。
幼いエミリアは自分に内緒で楽しい遊びをしていると考えます。
フォルトナは常々約束を守る事の大切さをエミリアに語っていました。
エミリアもフォルトナの言いつけを守る事を重要視しているんですが好奇心に負けます。
エミリアの前に現れた微精霊と仲良くなり木の隙間から脱獄するようになります。
エミリアは達成感に打ち震えていますよ。

エミリアはフォルトナが森にやってきた一団と交渉している姿を発見しました。
先頭に立って交渉しているフォルトナを凄いと感激しています。
しかし敵の存在も見付けてしまいます。
フォルトナが交渉役の男性にエミリアにしか見せない笑顔を向けています。
エミリアは彼の事を敵視する事になります。
話し合いが終わったのでエミリアは急いでお姫様部屋に戻る事にします。
無事に戻ってきたエミリアは泥だらけになっていました。
慌てて絵具を撒き散らして零した事にします。
フォルトナに怒られるのが嫌で偽装工作を始めてしまうエミリアは悪い子だな。

エミリアはお姫様部屋を抜け出す事に躊躇を覚えなくなりました。
脱走回数が重なっていきます。
フォルトナが笑顔を向ける男性がジュースって名前であると掴みました。
ジュースを懲らしめる計画を練り始めています。
幼いエミリアは自由な発想でモノを考える子だったようですね。

フォルトナ達とジュース達の会合を覗き見しているうちに封印って言葉を聞きます。
エミリアは初めて聞く言葉に好奇心を刺激されています。
配下に収める微精霊の数も増えていたので彼らに捜索をお願いしています。
微精霊に連れられて封印を発見してしまいます。
エミリアは野原に忽然と立っている封印に困惑しています。
好奇心が旺盛なので開くか試したようですね。
裏に回り込んで確認すると何もありません。
一枚に巨大な扉が野原に立っているだけでした。

封印まで行き来できるようになったエミリアの行動範囲が広がりました。
フォルトナに来てはいけないと言われている場所まで行動範囲を広げています。
其処が問題でしたね・・・
エミリアがジュースと出会ってしまいました!!
ジュースは何らかの縛りがありエミリアと対面できない状態でした。
エミリアに出会ったジュースは泣き崩れてしまいます。
それまでエミリアはジュースを泣かせる方策を何個も考えていたんですが泣き崩れる彼を見て敵意が消えます。
彼の頭を優しく撫でて上げています・・・
ジュースがエミリアに会ってはいけない理由は分かっていません。
エミリアは泣きやんだジュースと共にフォルトナの元に向かいます。

エミリアが試練に挑戦している間にスバル達にシーマが試練で見た過去の真実を語ります。
ジーマが試練で見たのは複製体である彼女の元になったリューズ・メイエルの記憶でした。
メイエルはエキドナとロズワール・A・メイザースが作った森の中にある避難所で暮らしていました。
エキドナとロズワールは半魔が安心して暮らせる場所を作ろうとしているようでした。
そこにエキドナの娘としてベアトリスも遊びに来ていました。
当時のロズワールはエキドナに心酔していて彼女の押しかけ弟子になったようです。
エキドナとロズワールが難しい話をしている間ベアトリスは暇にしていました。
メイエルが勇気を振り絞ってベアトリスに声を掛けた事で二人は友人関係になります。
メイエルが難しそうな本を読んでいるベアトリスに憧れたのが始まりです。
メイエルはベアトリスから読み書きを教えて貰う事になりました。
暫く平穏な時間を過ごすのですが問題が発生しました。

エキドナの事を捕まえようとする「憂鬱の魔人」ヘクトールが現れました。
エキドナとロズワールが作ろうとしていた聖域はヘクトールの魔の手から逃れる為でした。
エキドナとロズワールは時間を掛けて封印を完成させようとしていたようです。
しかし完成前にヘクトールが現れたので非常手段を使うしか無くなります。
メイエルを媒介にして結界を完成させる事になってしまいます。
これはメイエルが自分を使ってくれと直訴した結果です。
メイエルは自分もエキドナの計画に貢献したいと献身性を発揮したようだぞ。
ベアトリスはエキドナに命じられてメイエルの適正値を調べていました。
ロズワールがヘクトールに挑む事になりますが簡単にあしらわれてしまいます。
エキドナも応戦に出る事になりました。
ベアトリスはエキドナに命じられてメイエルを魔水晶の元に運びました。
ベアトリスはメイエルが犠牲になる事を許容できないようでした。
自分がエキドナの加勢に行くと喚いています。
メイエルはベアトリスとの友人関係に感謝を伝えています。
メイエルは「ありがとう。さよなら、ベティ」と伝え魔水晶に触れます。
結界が完成して聖域が出来上がったようですよ。
シーマの話を聞いたリューズは驚愕に震えています。
リューズに与えられて使命は偽りだったと判明してしまいます。
魔水晶の施設は魂を入れ替える為の器である複製体を作り出す施設だと教えられていました。
メイエルは器の素体に選ばれたんだと考えていましたが結界を発動する為の触媒でしたよ。
存在理由を否定されて揺れているリューズをラムが励まします。
ラムはこれまでのリューズの人生は無駄だったと考えますか?と問いかけます。
リューズは聖域で過ごした時間に偽りはない、ガーフィール達との触れ合いに価値を見いだせたようです。
ラムの優しさが尊いな。
気を使ってくれて活動限界が近いシーマをリューズと共に家に連れ帰ってくれます。
スバル、オットー、ガーフィールはロズワールと対峙する為に彼の元に向かいます。

エミリア、フォルトナ、ジュースの前に魔女教大罪司教「強欲」担当、レグルス・コルニアスが現れました。
エミリアを匿うフォルトナ達は魔女教と取引していたようです。
その窓口がジュースって事になっていました。
ジュースは交渉は自分に任されている筈だと文句を言いますがレグルスは聞いてくれません。
人の意見には耳を貸さないくせに自分の言葉が肯定されないのは許せない困った人だよ。
自分勝手に喚くだけのレグルスにフォルトナがキレます。
言い返すんですがレグルスはやっぱり聞いてくれません。
しかも自分の発言を遮るなと文句を言ってくる始末でした。
レグルスは格上の自分にジュースは従うのが当然と思っているようですよ。
戦力的にはレグルスが圧倒的に優位に立っているようですよ。
フォルトナとジュースは追い詰められた表情をしています。
そこにもう一人恐ろしい敵が現れました。
「虚飾の魔女」パンドラが現れます。
フォルトナはパンドラに強い恨みを抱いているようですね。
激情に駆られて強大な氷柱で攻撃しました。
氷柱はパンドラを貫くんですがレグルスが防御したようです・・・彼女は無事でした。

フォルトナとエミリアを逃がすためにジュースが捨て石になる覚悟を決めます。
彼は資格も無いのに大罪司教が持たされる箱を開けてしまいます。
箱に入っていた何かを自分の胸に押し付けると彼の身体が変化します。
見えざる腕で攻撃してきました。
パンドラはジュースの覚悟を見事と褒めています。
この時にジュースの事をペテルギウス・ロマネコンティ司教と呼んでいます。
あっらースバルが苦労して倒したペテルギウスは元はエミリアを崇拝するジュースだったのー!!
ジュースの覚悟が分かったフォルトナはエミリアを連れて逃げる事にします。
ジュースの決死の時間稼ぎが始まるんですが見えざる腕を使った攻撃はレグルスには全く効きませんでした。
体内に取り込んだ何かはジュースの身体と精神を支配しようとしているようです。
ジュースは正気を保つために抗いながら戦う事になります。

フォルトナはエミリアを連れてお姫様部屋に駆け込みます。
最初はエミリアを隠そうと考えたようです。
フォルトナに協力しているエルフ達の若者が彼女の元にやってきます。
エミリアの遊び相手もしてくれていたアーチがエミリアを連れて逃げろと言ってきます。
フォルトナはエミリを隠してジュースの救援に向かうつもりだったようですね。
アーチから里を守り切る事は困難と伝えられ決断します。
アーチにエミリアを連れて逃げて貰う事にしました。
アーチはフォルトナに好意を抱いている感じがしますな・・・
フォルトナの覚悟を悟ったアーチはエミリアを連れて逃げる事を承諾します。
エミリアは泣き崩れていますね。
フォルトナはエミリアとの再会を約束してくれますが死ぬ覚悟を固めているようです。

エミリアを抱えたアートが里から逃げ出します。
森の中を疾走する彼に魔獣が襲い掛かります。
悪辣な魔女教は森に黒蛇という魔獣を放っていました。
病魔の坩堝、病巣の魔獣、と呼ばれています。
噛まれると身体が壊死するようです。
アーチは足を噛まれてしまいます。
即座に足を斬り落とすんですが毒の侵食を止められませんでした。
アーチはエミリアを一人で逃げさせる事にします。
森から出られる方向に走る事を指示しました。
アーチの必死さにエミリアは従う事になります。
後ろを振り返らずに走り出したんですがアーチが見えなくほど離れた頃に封印の話を思い出します。

襲ってきたレグルスとパンドラが封印の話をしていたので封印を渡せば帰ってくれるかもという希望を持ちます。
逃げろと言われていたんですが里の仲間を助ける為にエミリアは封印に行きたいと考えます。
必死に逃げていたので森での現在位置が分からなくなっています。
封印のある方角が分からなず困っているエミリアの前に微精霊が現れました。
微精霊はエミリアについて来いと言っているように感じられました。
エミリアは微精霊の案内で封印に到着しました。
そこではパンドラが待ち構えていましたよ。
微精霊はパンドラが放ったモノでした・・・
もしかしてエミリアがお姫様部屋を抜け出す切っ掛けになった微精霊もパンドラの仕込みなのか?
だとしたら悪辣過ぎるぞ。

ジュースの元にフォルトナが戻ってきました。
ジュースは驚いていますね。
フォルトナとジュースが連携してレグルスに挑むんですが彼にダメージを与える事はできませんでした。
レグルスは支離滅裂な事を喚きながら戦っています。
そんな彼を疎ましく感じたパンドラは彼を送り返す事にしました。
レグルスを地面から首だけ出ている状態に埋めて何事か呟きます。
レグルスはその場から消えました。
パンドラは話し合いによる妥協点を探ってくるんですがフォルトナが受け付けません。
フォルトナはパンドラに対して相当な恨みを抱いています。
パンドラはレグルスよりも強いようなのでフォルトナとジュースは彼女を逃がす事になります。

エミリアと対峙したパンドラは封印を解く鍵の在りかを聞いてきました。
鍵の存在を知らないエミリアは混乱しています。
必死にありそうな場所を考えています。
パンドラがエミリアが鍵なんだと教えました・・・
エミリアの手の中に大きな鍵が現れました。
エミリアだけにしか見えないと分かります。
パンドラは鍵を使って封印を解放する事を要求してきました。
封印が解放されれば自分たちは森から出て行くと言っています。
既に相当な被害が出ているんですがそれは教えません。
子供相手になんとも悪辣な人ですね。
エミリアはフォルトナと交わした封印に関わらないという約束に拘ります。
フォルトナと約束したので封印は開けられないとパンドラに伝えます。
パンドラは悪い顔でエミリアを言い包める方法を考えています。
そこにフォルトナが飛び込んできました。
激情に駆られているフォルトナはパンドラを巨大な氷柱で串刺しにしています。
エミリアはそれを見ているんだよな・・・
パンドラはフォルトナの攻撃を受けると破壊されるんだけど即座に復活してきます。
本体にダメージが入っていないようだね。
ジュースが見えざる腕で自分を投げて追いついてきました。
ジュースとフォルトナは一瞬でパンドラを挟み撃ちにする共通認識を持ちます。
信頼し合っている感がありますね。
同時攻撃がパンドラを捉えたとジュースには見えていました。
しかし彼の見えざる腕が捉えたのはフォルトナでした・・・
心臓を破壊されてしまったフォルトナがエミリアに向かって倒れてきます。
呆然としているジュースにパンドラが真実を伝えます。
ジュースはフォルトナをパンドラと誤認したんだと伝えました。
パンドラが何かをしたようだね・・・
自分がフォルトナを殺してしまったと理解したジュースは精神が壊れます。
エミリアが死にかけのフォルトナを抱きかかえています。
死にかけのフォルトナはエミリアを託してくれた兄夫婦に詫びています。
エミリアはフォルトナに「かあさまを、許します」と伝えました。
フォルトナは自分がエミリアに抱えられていると気付いたようですね。
「すごーく、愛して・・・」と言ったところで事切れました。

エミリアがまだ鍵を持っていると確認したパンドラが非道なお願いをしてきます。
エミリアが約束を交わしたフォルトナは死んでしまった。
約束をした相手が居なくなったので約束は無効でしょ、封印を解いて、とお願いしてきます。
まったくさー泣いてる幼子に言う事ではないよなー。
パンドラはエキドナと比べても卑劣だよな。
エキドナが可愛く見えるよ。
パンドラの要求に対してエミリアは「しんじゃえ」と答えます。
フォルトナの死がエミリアに激しい絶望を与えたようですよ。
攻撃性が暴走しているエミリアは周囲を氷漬けにしてしまいます。
エミリアの氷結魔法はパンドラにも有効なようですね。
エミリアの説得は無理、このまま留まれば自身も氷漬けにされると判断したパンドラは逃げる事にします。
フォルトナを殺した事で精神に異常をきたしたジュースに何事か呟きます。
ジュースはパンドラと共に森を去りました。
エミリアの暴走する怒りは彼女自身も氷漬けにしてしまいます。
エリオール大森林の永久凍土は幼いエミリアが作り出したのね。

全ての記憶を取り戻したエミリアは前に進む決意を固めます。
良く分からない存在である「虚飾の魔女」についてエキドナに質問しています。
エキドナは知っているようですがエミリアはには教えてくれません。
駄目元で聞いてみようって考え方が気に入らないんだそうですよ。
元からエミリアの事を嫌っているからなー仕方ないね。
過去を後悔しないって結論を出したので試練が終わりました。
エキドナから試練があと二つ残っていると教えられます。
エミリアは驚いていますが開き直った今のエミリアなら残りの試練は問題無くクリアできると言われます。
墓所から出てきたエミリアをラムが一人で迎えてくれます。
エミリアはスバルは?と不思議に思っているようですね。

スバル、オットー、ガーフィールがロズワールと対峙します。
ロズワールはオットーを見て怪訝な顔をしています。
彼の元々の目的はロズワールに会う事だったんですが敵対者として会う事になってしまいます。
スバルはオットーがロズワールの作戦を崩す切っ掛けになったと伝えます。
ロズワールはオットーの事を強敵として覚えておくことにします。
スバルは聖域を舞台にしたロズワールの作戦は瓦解したと伝えます。
すでに叡智の書から逸脱しているので屋敷を襲撃する暗殺者を止めろと要求します。
この時点でスバルは屋敷の問題を解決する戦力を持っていないので必死に訴えています。
ロズワールは自分が負けそうだと理解しているんですが頑なです。
スバルにやり直しを強いる為に屋敷の襲撃は止めないと言い切りました。

交渉が決裂し頭を抱えるスバルにガーフィールが意外過ぎる事実を伝えてきます。
屋敷を助ける戦力が無くて困っているスバルに俺の力では不足なのか?と問いかけてきました。
スバルは聖域が解放されなければガーフィールは外に出られないと考えていました。
驚きの事実が判明します。
ガーフィールもフレデリカと同様にクオーターなので自由に聖域から出られるそうですよ。
ガーフィールから母親が男運の無い人だった察しろと言ってきます。
ガーフィールとフレデリカは父親が違うんですがどちらの父親も半魔だったそうです。
スバルはガーフィールを連れて屋敷に向かう事を決めます。

アーラム村の人々は屋敷に戻るスバルを快く送り出してくれます。
村長の老婆から試練に挑戦するのはエミリア様だと言われました。
スバルはエミリアがアーラム村の人々と交わした聖域の解放を信じてくれていると知り嬉しくなります。
聖域に残るラムにエミリアの事を任せる事にしました。
スバルはフレデリカに貰った輝石をラムに渡しています?

ラムはエミリアにスバルが屋敷に戻った理由を説明しました。
エミリアはスバルが居ない事に少しの不満を抱きましたが彼がエミリアが試練をクリアできると信頼していると分かり満足そうです。
エミリアとスバルの信頼関係が強固になっているな。
ラムがエミリアに最敬礼を取ってきます。
ラムはエミリアに王位に就いてくださいとお願いしてきました。
彼女も自分の目的がありスバルに協力しているようだね。
エミリアとラムの元にロズワールがやってきました。
ロズワールはエミリアを怒らせようとしています。
試練をクリアした謝辞を述べるんですが皮肉が効いています。
エミリアはロズワールがエミリアに罰されたいと考えていると見破ります。
エミリアに向けて結構な罵倒を浴びせてくるんですがエミリアは怒りを示しませんでした。
エミリアは第二の試練に挑むために墓所に入ります。

ラムがロズワールに報告を行っています。
ロズワールはラムがエミリアに最敬礼する姿を見ていたようですが彼女の演技だと思っています。
報告を聞き終えたロズワールはラムにエミリアを迎えるように命じてその場を離れました。
試練を終えて出てきたエミリアを待っている人が誰も居ないでは可哀想だと言っています。
ラムが自分の目的を果たす為に動き始めます。
千里眼をロズワールに同調させて彼の元に向かいます。

ラムが到着したのはリューズ・メイエルが入った魔水晶の置いてある施設でした。
ロズワールは魔晶石を使って聖域に大雪を降らそうと考えていました。
ロズワールがラムの行動に驚いています。
ラムはロズワールに貰った杖を彼に向けました!!
杖はラムの折れた角で作られています。
ロズワールはラムの行動に驚いた様ですが納得もしています。
どうもロズワールはラムの故郷が蹂躙された原因の一つでもあるようです。
ラムが忠誠を示していたのはロズワールを倒す機会を虎視眈々と狙っていたからだと理解します。
ラムは不服そうな顔をしていますね。
ロズワールはラムの気持ちを誤解しているようだぞ。
ラムは計画が失敗し抜け殻になったロズワールを手に入れても意味が無いと言っています。
ラムはロズワールの事を愛しているようですね。
さらに言えばロズワールがエキドナに拘っているのも不満なようですよ。
ラムはロズワールが囚われている妄執を取り除きたいようですよ。
ロズワールの心をゲットする為に動いたようですけどロズワールは盛大に勘違いしています。
戦力的に見ればラムが圧倒的に不利なんですが彼女には秘策がありました。
スバルから渡された輝石を取り出します。
輝石からパックが出てきたぞ。
パックはラムに協力するつもりですよ。
これで戦力的には拮抗する事になったのか?
ラムとパックがロズワールに挑む事になりました。

眠りに就いたペトラがフレデリカに起されます。
ペトラは屋敷に問題が発生していると直ぐに理解します。
フレデリカに勝手口から逃げろと命じられます。
素直なペトラは従うんですが途中でレムを助けなければと考え直します。
スバルなら諦めない筈だと考え怖いのを我慢してレムの寝かされている部屋に向かいます。
部屋の前まで来たんですがそこで襲撃者であるエルザに見つかってしまいます。
エルザはペトラを殺して内臓を見ようとしてきます。
エルザのナイフをフレデリカが弾きました。
ペトラを後ろに庇いながら逃げなかった事を叱ってきます。
フレデリカは上手くエルザを誘導して標的が誰であるか聞き出します。
エルザはメイド二人と少女が一人と言ってきます。
それでレムが襲撃対象では無いと分かりました。
フレデリカはペトラに逃げるように指示します。
聡いペトラもレムの心配をする必要が無いと分かったのでフレデリカの足手纏いにならない為に逃げ出します。
逃げたペトラはベアトリスを連れ出そうと考えます。
扉を開けて彼女を探すんですが中々会えません。
心細さにスバルの名を呼んでいます。
そこにスバルが帰ってきました。
ペトラが益々惚れてしまうタイミングで登場したね。
ペトラはフレデリカの危機を知らせます。
スバルは心強い味方を連れてきたと答えます。
スバルはベアトリスを探し出す事になります。
オットーはアーラム村に向かいました。
もしもに備えて村人を非難させるのね。

苦戦しているフレデリカの前にガーフィールが現れました。
獣化しているフレデリカを見たガーフィールがデカすぎないか?と驚いています。
フレデリカは弟には容赦が無いようです。
無礼な発言をしたガーフィルを殴っています。
ガーフィルは盾を武器として使っています。
最強の盾を矛として使えば最強だという理論で盾を武器として振るっています。
ガーフィールがフレデリカに隙を見てレムを連れ出せと言ってきます。
フレデリカは自分も戦うと主張しますがエルザに否定されました。
エルザはガーフィールが強いと察しています。
ガーフィールは自分が獣化して戦うと周囲が滅茶苦茶になるので別行動を取って欲しいと言ってきます。
フレデリカはガーフィールの足手纏いになっていると感じていますが彼に否定されました。
自分の最強の出発点はフレデリカと一緒に走りだした事だろうが、と言ってきます。
下手糞な言葉ですが意図は通じたようですね。
ガーフィールがエルザと一対一で戦う事になります。

スバルはベアトリスを発見しました。
ベアトリスは呼んでいない迷惑だとスバルを否定します。
スバルはシーマの見た試練でベアトリスがトラウマを抱えていると知りました。
絶対にベアトリスを過去の呪縛から救い出すんだって覚悟を決めています。
ベアトリスを上手く説得できるかが問題だね。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
魔法4
精霊4
交渉5
戦闘5
変態5
ラッキースケベ1


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