ラノベの感想) クロの戦記 第12巻 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです (HJ文庫)


概略:
クロノがエリルに開発させてた超長距離通信用のマジックアイテムが予定通りの機能を発揮しました。クロノはカド伯爵領に代官所を設置する事にしてケインを代官に示します。ケインは部下を連れて代官に就任する事になりました。クロノは超長距離通信用のアイテムを商人達にお披露目する機会を伺っています。クロノと取引したシフ率いる傭兵ギルドをカド伯爵領に迎え入れる事になります。シフの子供がケインを恨んでいて騒動を起こします。悪い大人に騙されて攫われる事になります。それを解決する事になるんですがそこで商人達に超長距離通信を披露する事になります。クロノの思惑通りに商人たちは興味を示してくれます。大きな仕事が終わってしまったエリルが次の更新をして貰えるのか心配しています。友達のスノウとスーに相談するとクロノに好かれる事が大事と助言されました。エリルはクロノを接待する事にします。

レーベル:HJ文庫
発行日:2023/8/1
著者:サイトウアユム
イラスト:むつみまさと
ISBN:978-4-7986-3217-9
雰囲気:新技術、代官任命、試行錯誤、誘拐、裁判、お披露目、独占的新規事業、接待、賭け、椅子、密約

クロノが緊張の面持ちで待っています。
女将が気分の落ち着く紅茶を持って執務室に入ってきました。
紅茶を飲んで落ち着いたクロノがお礼を言おうとしているとエリルの声が聞こえてきました。
彼女は遠く離れたカド伯爵領から遠距離通信で話しかけてきました。
エリルに依頼していた遠距離通信を行うマジックアイテムの試験です。
無事に通信できたのでクロノが安堵しています。
大金を投じての開発だったのでクロノは失敗したらどうしようと心配だったようです。
エリルは成功するように作ったんだから心配してたなんて不本意と文句を言ってきました。
女将から心配する気持ちも分かると言われて怒りを鎮めます。
女将からお菓子を作って帰還を待っていると言われてクロノへの不満を忘れました。
直ぐに戻ると言って通信を切りました。

通信用マジックアイテムが使えると分かったのでカド伯爵領の代官を決める事になります。
クロノは過去の実績と現在の状態を考え消去法でケインを代官に指名ました。
ケインは貴族でもない自分が代官に収まっても良いのか?と思います。
フェイを推薦したのですが却下されました。
ケインを代官に指名したと知ったフェイが怒るのでは?とクロノに問います。
クロノはフェイをケインの後任として騎兵隊の隊長に任命するから問題にならないと答えます。
自分でフェイの実力を認めてしまった手前ケインは断れなくなりました。

ケインは自分で部下を探す事になりました。
クロノは代官制度を素早く稼働させたいようです。
クロノの部下にも余剰人員は居ないので少し困った事になります。
情報屋で人脈も豊富なエレインに頼る事も出来るのですが代官の部下として雇い入れると情報を抜かれそうです。
彼女に頼るのは最後にしようと考えています。
代官所は代官一名、事務官二名、受付二名、掃除やその他諸々をやってくれるメイド一名の体制で始める事になりました。
ケインは事務官を探す事から始めます。
読み書きの出来る人材は貴重なので中々見つかりません。
クロノの下で事務官みならいをしているウェスタをスカウトする事になりました。
忙し過ぎてウエスタを育てる余裕がないので彼女はいつまでも見習いとして雑用をしているしかありませんでした。
彼女に次のキャリアを示せない実情から代官所で働かせることになりました。
ウェスタはエレナの友達です。
ケインはエレナに引き抜く事を伝えに行きました。
エレナは友人と離れ離れになるのですが仕事なので我儘は言えないと割り切っています。
ウェスタを泣かせたら許さないと言ってケインに任せてくれます。
ケインはウェスタと会って彼女の意思を確認しました。
ウェスタは今の自分に自信を持てていませんでした。
自分で務まるのか不安になっています。
ケインは自分も代官をやるのは初めてなので自信が無い事を打ち明けます。
戦場に向かう時にナイフ一本あるのと無いのとでは安心感が違うと説得します。
ウェスタはナイフ一本分の働きならできるかもと考えケインについて行く事にしました。

もう一人の事務官と受付はエレインの伝手を頼る事になりました。
エレインに事務官の話をすると読み書きができる奴隷を買えばいいとアドバイスされます。
エレインに手を回してもらい一人の奴隷を買う事になりました。
名前を聞いたケインは驚きます。
屑拾いのロナって呼ばれている女性でした。
ケインはロナとウェスタを連れてカド伯爵領の代官所に旅立ちます。
馬車の車中でウェスタが興奮気味でした。
彼女乳がでかいので大きく揺れています。
クロノならガン見しそうな状況ですがケインは視線を避けて我慢できるようですね。
身体に悪いので見たいなら見ていた方が良いと思うだけどね。
彼女はエラキス領かだ出た事がないそうです。
途中で目立つ柱を見つけて興奮していました。
ケインが超長距離通信に使うマジックアイテムの中継機だと教えてあげると感動しています。
ロナの方は落ち着いていますね。

代官所に到着すると代官所を作ったシルバは待っています。
ケインに向かって俺の暫定最高傑作はどうだ?と問いかけてきます。
自慢したいらしいけど暫定と言っているのは彼が作りたかった形から少しズレているからでした。
本当はシナー貿易組合みたいな建物にしたかったようです。
ケインは返答に困っていますね。
現地集合と言っていたエレインが二人の受付係を連れて到着しました。
わざわざ現地集合にしたのは代官を見ようと人が集まっているところに現れてケインと仲良しアピールしたかったようです。
二人の受付係メアリーとケイトを紹介されました。
エレインは派遣として雇って欲しかったようですがクロノが直接雇用に拘ったので妥協しました。
メイドとしてミノの妹アリアが雇われる事になっていました。
料理屋を開きたいってアリアの夢を聞いていたクロノは彼女の働き口を用意して協力する事にしました。
ケイン、ウェスタ、ロナ、メアリー、ケイト、アリアの五人体制で代官所がスタートしました。

代官所で行うのは各種契約の仲介業務です。
カド伯爵領では代官所を通さなければ契約ができない事になっていました。
契約を結びたい人達が交わした契約書を精査して不備がないか確認してから契約の宣誓式を執り行います。
手順は契約書を提出して受付札を受け取ります。
代官所で契約書に不備が無いか確認してから契約を結ぶ宣誓式を執り行います。
業務を始めると色々と想定外の事態が発生しました。
契約を行いたい人が多すぎて外で列整理をする必要が生じました。
契約書も決まった書式が無いので異なる書式を精査する必要がありました。
ケインは統一書式に改める方が効率化できると考えますが手続きが大変そうなので断念します。
契約を行う部屋の配置にも問題がありました。
ドアの横に机をおいて契約を望む人から受付札を受け取り易くしました。

荷馬車が轍に嵌り動けなくなる事故が増えています。
何者かが裏で糸を引いているようです。
クロノは南部で詐欺行為を行いマイラに嫌われている商人を警戒していました。
ベイリー商会のエドワードという人物です。
ベイリー商会は傭兵の派遣も行っているのでカド伯爵領のお抱えに傭兵の地位を狙っています。
その地位はクロノと取引した傭兵ギルドのシフに与えたいとクロノとケインは考えています。
何とかしてエドワードの悪事の尻尾を掴みたいと考えていました。

傭兵ギルドを受け入れる事になりました。
ケインが応対するんですけどね、小さな問題が発生しました。
傭兵ギルドを率いるシフはクロノとの取引に納得しているんですが彼の子供クアントはケインを恨んでいました。
初対面の時に思い切り足を踏んできました。
シフはこちらで始末すると言ってくれるんですがケインは危うさを感じます。
問題を大きくしないように自分で対処すると伝えました。
ケインが甘い顔をしているのでクアントが付けあがります。
嫌がらせとして代官所の門前にネズミの死骸を置く嫌がらせを始めました。
アリアが毎朝撤去して庭に墓を作る事になっています。
嫌がらせが数日間続いたので庭に埋める場所が無くなる恐れが出てきました。
ケインはエレインの助けを借りる事にします。

ケインはエレインの店で寄ってから港に向かいました。
ここでアリデッドとデネブがエレインに買収されてアルコールの抽出方法を教えてしまった事が発覚します。
やり手のエレインは既にアルコールを飲みやすくアレンジした飲み物を開発していました。
クアントが尾行している事に気付いています。
ケインが一人きりになったのでクアントが仕掛けてきます。
クアントは精霊の姿に変じる事ができました。
狼に変身してケインを攻撃してきます。
威力は凄いんですがケインは負ける気がしませんでした。
上手く攻撃を避けてクアントが海に落ちるように誘導しました。
足場を失ったクアントに飛びついて諸共に海に落ちました。
クアントは泳げないらしく溺れてしまい気絶します。
ケインはクアントを抱えて岸まで泳ぐ予定でしたが溺れかけます。
エレインが獣人のマンダを連れて助けに来てくれました。
エレインは縄が結びついている木製の輪を投げ入れます。
ケインがそれに捕まるとマンダに引っ張り上げて貰いました。

ケインは穏便に事を納められなかったと悩んでいます。
シフにどう説明しようか考えているとシフが現れます。
シフはクアントの行いを謝罪して連れて帰りました。

翌朝アリアが困り顔で報告してきました。
ケインはまたネズミの死骸が置かれていたのか?とちょっと呆れます。
アリアの後ろからクアントが出てきました。
シフに叱られ勘当されたと言っています。
行くあても無いのでケインはクアントを下働きとして雇う事にしました。

クアントは傭兵って職業に憧れがあるようです。
朝早くから剣の稽古をしていました。
代官所のメンバーは煩くて早起きしてしまったようです。
ケインは煩いから早朝の稽古は止めろと伝えます。
クアントは傭兵になるには訓練しなければならないと反抗的でした。
ケインは仕事が終わってから夕方から稽古しろと命じます。
不満なクアントはケインに勝負を持ち掛けます。
ケインはクランとの挑戦を軽くあしらいました。
負けたクランとは掃除業務をする事になりました。

クアントが代官所で働き始めてからも街道で荷馬車が立ち往生する事態が続いていました。
クロノは街道の警備を強化しています。
そのおかげで立ち往生している荷馬車が襲われる前に騎兵隊が駆けつける事ができていました。
街道に穴を掘っている首謀者は発見できていませんでした。
クロノとケインはシフに犯人探しを依頼する事にしました。

シフが街道で悪さをしている犯人捜しの報告にやってきました。
まだ犯人は見つけていないと報告しているとエレインがやってきました。
エレインからクアントが誘拐されたと知らされます。
なんでも仕事を与えてやると誘われて連れていかれたんだそうです。
誘拐犯の場所はエレインが捕捉していました。
シフは助けに行きたいようですがクロノからの依頼があるので無理だと言っています。
ケインはシフに何らかの考えがあるんだと気付きます。
騎兵隊から救出部隊を送り込む事にします。
シフはクロノの依頼を果たす為に出て行きました。

ミノに率いられた救出部隊が誘拐犯の根城を強襲しました。
金属製の玉を投げ入れます。
玉が爆発して閃光と轟音が発せられました。
スタングレネードのようなマジックアイテムだったようです。
誘拐犯たちは視覚、聴覚、平衡感覚を狂わされて抵抗できませんでした。
助け出された時にクアントは全裸で檻に入れられていたようです。
ミノの部下の上着を肩からかけられて出てきたんですがおっぱいと股間を腕と手で隠している状態でした。
一人称が俺だったので男の子だと思ってたんですが女の子だったよ。
ケインは強姦されてないと聞いて良かったと呟きますがクアントに反論されます。
全裸に剥かれて檻に入れられていたんぞと彼女激怒でした。
ケインはデリカシーに欠けていたと己を戒めます。

クアントを誘拐した一味の裁判を行う事になります。
裁判には超長距離通信を使ってクロノも参加する事になっています。
他にも有力商会の責任者が参加する事になっていました。
この機会をクロノとケインは超長距離通信を有力者に売り込むのに利用します。
裁判が始まります。
首謀者は誰なのか尋ねるとデリンクって人物が名乗り出ました。
彼はクアントと取引して連れ出したので誘拐では無いと主張します。
ケインがカド伯爵領では代官所を通さない契約は無効だと伝えます。
取引の証拠がなくなったので罪を認めるしかないんですが厚かましいデリンクは無罪を主張します。
証拠が無いなら無罪だろと言ってきますね。
シフが街道に穴を掘っていた一味の一人を捕縛して戻ってきました。
他にも仲間が居たそうですが抵抗したので殺すしかなかったそうです。
犯人はクアントを誘拐した一味の首謀者デリンクに頼まれたと言っています。
証人が現れたのでデリンクは罪を認めるかと思ったら知らないと言ってしらを切ろうとします。
ケインは罪を認めさせる為に指を折る事を命じます。
命令が曖昧だったね・・・指をと命じたので命じられたシロは指を一本斬り落としました!!
ケインが指を折って欲しかったんだと伝えると次は間違えないと言ってきます。
指を一本斬られたくらいではデリンクは罪を認めませんでした。
シロに命じて残っている指を折る事にします。
ケインが判決を言い渡します。
首謀者のデリンクは死刑、仲間は奴隷商人に売却との沙汰を使えます。
これにベイリー商会のエドワードが異を唱えました。
ケインの沙汰は甘すぎる全員死刑にすべきと言っています。
デリンクが死刑は酷すぎる、俺は誘われただけなんだと言い始めました。
誰に誘われたのか問いかけると身なりの良い男だったと言っています。
恐らくエドワードの仲間なんでしょうが名前は知らないんだそうです。
クロノはケインの沙汰を認めたので誘拐犯と街道に穴を掘っていた男の処分が決まりました。

裁判を見ていたエレインからお礼が欲しいと言われます。
彼女はクアントが誘拐された事を報告したので褒美として超長距離通信を使わせて欲しいと言ってきます。
最初に一年間無料で独占的に使わせて欲しいと言ってきます。
クロノは一ヵ月ならと答えます。
エレインは短すぎる、せめて半年よ、と抵抗します。
二人の交渉が始まりました。
結局エレインは三カ月間無料で超長距離通信を使える権利を確保しました。
それを見ていたエドワードが自分にも使わせて欲しい対価はお支払すると言いだします。
クロノが月金果十枚でどうでしょう?と伝えます。
エドワードはそれに応じました。
それを聞いていた他の商人たちも同じ額を支払うので使わせて欲しいと願い出ます。
クロノは超長距離通信の有用性を分からせ顧客を得る事に成功しました。
娘が誘拐されている状況でもクロノからの依頼を優先して街道に穴を掘っていた犯人を捕まえた功績によりシフの傭兵ギルドを雇い入れる事になりました。
エドワードも文句を言う事はできませんでした。
シフを街の有力者入りさせたいって目的も達成されました。

バカ王子アルフォートがロクでも無い事を考えています。
離宮に大理石を使って霊廟を立てると言いだしています。
彼の相手をしているピスケ伯爵ベティルは辟易しています。
アルフォートが大物と思われたいと分かっているので褒める事でご機嫌を取っています。
大理石市場は高騰しているんですがアルフォートはそれを知りません。
権力を振りかざしたいだけのようです。
ベティルがアルコン宰相に呼び出されました。
アルコン宰相は神聖アルゴ王国のマグナス国王と交流があります。
マグナス国王は神殿の勢力を削ぐのに力を貸して欲しいと言ってきました。
アルコンはそれに応じるつもりです。
表立っての協力は出来ないので極秘裏に力を貸すつもりでした。
ついてはアルフォートの協力するって言質が欲しいそうです。
アルフォートはアルコンと話したがらないので可哀そうなベティルが言質を取りに行く事になりました。
ベティルは上手く立ち回っていますね。
アルコンを裏切り極秘情報をアルフォートに伝えにきたって感じで話をしています。
アルフォートは全面的に協力すると言ってくれました。
しかも外に向かって大々的に喧伝する事は控えると納得させる事ができました。
バカ王子のお守りは大変だね。

超長距離通信用のマジックアイテム開発が終わってしまったエリルが危機感を抱きます。
このままではクロノに次の契約を更新して貰えないのではと焦っています。
友達のスーとスノウに相談する事にしました。
スーはエリルの抱える危機感をイマイチ理解できていないようです。
スノウからクロノに気に入られる事が大事と言われエリルは納得します。
クロノに気に入られる為に接待を行う事にしました。
スーとスノウは付き合わされる事になります。
接待の為にエリルは女将からクッキーの作り方を習う事になりました。

直近の懸念事項が解決したクロノはご機嫌でした。
夜伽明けで隣で寝いるエレナと朝風呂に入る事にします。
エレナは仕事があるからと言ってエロ行為を断ろうとしますがクロノを止める事はできませんでした。
エレナと楽しんだのでクロノは朝食の時間に遅れます。
女将はプリプリ怒っていますが朝食抜きにはなりません。
何だかんだ言って女将はクロノに惚れているようです。
女将からエリルからの手紙を渡されます。
食事を終えたクロノは手紙を読み始めました。
エリルはクロノ疲れを癒す会を催してくれると書いてありました。
クロノは契約を更新してもらう為の接待だなと呟きます。
女将はそんな事は無いエリルの優しさだと反論します。
クロノは女将の尻を揉みながらどちらの見解が正しいのか賭けないと持ち掛けます。
超ちょろい女将はクロノの口車に乗ってしまいます。

クロノが手紙を読みながら廊下を歩いているとアリッサとぶつかりました。
アリッサは尻もちをついてしまいます。
ラッキーな事にアリッサのスカートがめくれてショーツが丸見えになっていました。
クロノはアダルティなショーツに目を奪われています。
紳士なクロノはアリッサを助け起こすべく手を差し出します。
アリッサはクロノ手を取ろうとしてスカートがめくれている事に気が付きました。
真っ赤になってクロノの手を取りました。
アリッサは考え事をしていたと言い訳しています。
クロノは言葉通りに受け取り何か悩みがあるなら相談してねと伝えます。
アリッサはその時が来たらお願いしますと言ってきました。
クロノはアリッサと仲の良い女将に悩みを聞き出して貰おうかと考えています。

考え事をしていたと言ってはいましたが本当はクロノが女将の尻を揉んでいる場面を目撃していました。
マイラからクロノに身も心も捧げるべきと言われてからアリッサはクロノに抱かれる可能性を考えるようになっています。
彼女はクロノに抱かれたがっているようですよ。

クロノはエリルの招待に応じて指定の場所に向かいます。
指定された場所はトニオに貸し出されている女将の店でした。
クロノが声を掛けるとトニオは二階の部屋でエリルが待っていると教えてくれます。
クロノがチップを渡すと口止め料と誤解されました。
部屋に入るとエリル、スノウ、スーがメイド服で迎えてくれました。
三人はフレンチスタイルの胸元が大きく開いたミニスカメイド服を着ています。
クロノは感動に震えているんですがエリルから残念な報告を受けます。
これは接待なので勘違いしないようにと言われてしまいました。
女将との賭けはクロノの勝ちのようです。
スノウが背後に回って肩もみをしてくれました。
クロノは背中に当たるスノウの小さな膨らみに感動してお礼を言っています。
スーはスカートが鬱陶しいようですよ、熱い蒸れると言ってスカートを脱ごうとしてスノウに止められています。
接待が終わるまで我慢してと説得されてしまいます。
スーはクロノの疲れを癒すために作ったケミカルな飲み物を出してきました。
クロノはそれを飲み干します。
エリルはクロノに手作りクッキーを振舞うつもりだったようですが我慢できずに自分で食べてしまいました。
予定は変わるものと言って椅子に座っているクロノの膝の上に座ってきました。
クロノ方を向いて前屈みになっています。
おっぱいの先端が見えそうになっていますね。
クロノは抱きしめたいようですが接待なのでお触り厳禁と言われているので生殺しの目に遭いました。
何処でこういうことを学んだんですか?と尋ねます。
エリスは「大地の秘技」って書物に書いてあったと答えました。
クロノは三人に見送られて部屋をでました。
スノウはまた肩を揉んであげるねと言ってくれます。
エリルは契約更新の件、よろしく、と言ってきます。
スーは嫁の務めを果たしたと言ってました。

夕方レイラが街道警備から戻ってきました。
問題無かったと報告してきます。
盗賊の拠点は発見できなかったそうです。
傭兵ギルトとの関係は上手くいっていないようです。
反感を持っている者が多いそうです。
それでも最低限の準備はできたかなとクロノが呟きます。
レイラは戦争が迫っていると気付きます。
クロノから神聖アルゴ王国で不穏な動きがあるみたいだと教えられ心配になっています。
レイラはクロノが戦場に向かうなら付いていきたそうですが街道警備の任務を放り出す事も出来ないようです。
悩みが増えたようだね。
クロノ様の帰る場所を守る事も戦だと心得ていますと言ってきました。

夕食の席でクロノと女将の賭けの結果が決まります。
エリル本人からクロノを接待したと言われてしまい女将は負けを悟ります。
その日の夜に女将が夜伽にやって来ました。
クロノはマンネリ化防止として新たなプレイの開拓を目指します。
女将に「大地の秘技」を朗読してもらう事にします。
「大地の秘技」は体位集みたいだよ。
クロノは女将に挿絵の解説をしてもらう事にしました。
女将は言葉で何をどうしているのか説明する羽目になりテレテレです。
賭けに負けたのでクロノの求めに応じて言葉で説明しています。
言葉責めを堪能したクロノはエリルにできなかった行為を女将にして貰う事にします。
クロノは自分の方を向かせて女将にショーツを脱いでもらいます。
椅子に座っているクロノに女将が跨ってきました・・・
女将は椅子が壊れないか心配しています。
クロノはゴルディにメンテナンスして貰ったので大丈夫でしょと答えます。
女将はゆっくりと腰を下ろしました。

ファーナが執務室に入るとご機嫌な様子でアルコン宰相が手紙を読んでいました。
アルコンはクロノに神聖アルゴ王国に協力して欲しいとの手紙を出していたようです。
クロノからの返信を読んでご機嫌な様子です。
クロノから作戦を具申されたそうです。
詳細は言えないが面白い作戦だそうですよ。
旧友の息子が自分は駒にはならぬと突っ張っているんだ。
これを楽しまずして何を楽しめというのだって言ってますね。
クロノはアルコンに手玉に取られているようですよ。
ちょい心配ですね。

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アリッサがアダルティなパンツを履いているのには訳がありました。
エレインがクロノに面会する為に定期的に屋敷を訪れます。
その時に市場調査と称して屋敷のメイド達に下着を安く販売していました。
メイド達には好評で販売会が行われる時は浮かれています。
アリッサは余り興味は無かったみたいですがお茶を運んだ時にクロノから見てくればと言われます。
クロノの好意を無下にできないと感じたアリッサは会場に向かいました。
時間が経過していたので目ぼしい下着は売れてしまっています。
販売を担当しているシアナとマンダがアリッサを迎えてくれます。
一点だけ売れ残ってしまいましたと言ってアリッサに勧めてきました。
こちらが新商品となりますと言って紹介されたのはブラジャーとショーツでした。
普段使いできなくもなさそうな、とっても大人っぽいデザインのブラジャーとショーツでした。
シアナは自分が開発の責任者です、どうですか?と言ってアリッサに迫ります。
アリッサが断ると三割引きではどうでしょう?と言ってきます。
それでも断ると五割引きでは?と言ってきます。
更に断ると六割引きと言おうとしてきます。
アリッサは買わないとは言えなくなり買ってしまいました。
それを付けていた時に尻もちをついてクロノに見られてしまったって事だね。
シアナの押し売りがクロノに幸せを運んだね。

名前種族職業関係
レイラハーフエルフ弓騎兵愛人1号
ティリア人間元皇女愛人7号・自称正妻
シェーラ人間コック愛人2号
エレナ人間経理愛人3号
シオン人間神官雇用者
フェイ人間騎士愛人8号・第二夫人
リオ人間近衛騎士団長愛人4号
セシリー人間行儀見習い愛人10号・使用人
アリデッドエルフ弓兵愛人6号
デネブエルフ弓兵愛人5号
ウエスタ人間事務補佐エレナの友人
マイラエルフメイド愛人9号
スールー族神官第三夫人
エリル人間技術者雇用者
ヴェルナ人間メイド使用人

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
戦闘1
内政5
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