ラノベの感想) クロの戦記 第13巻 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです (HJ文庫)


概略:
クロノのアイディアが採用されて神聖アルゴ王国の王室派を支援する事が決まりました。
クロノはエレインとシオンに協力を打診しました。
エレインは経費が嵩むけど儲けのデカさに期待してガッツリ稼ぐ気になっています。
シオンは炊き出しを頼まれたんですが戦争に参加する事に難色を示しています。
実質的にシオンに選択肢は無いんですけどクロノは自分で選ばせようとしています。
悩めるシオンにエレインが勇気の出る魔法を掛けました。
レオンハルトも作戦に参加する事になります。
志願兵を鍛えてからクロノと合流し神聖アルゴ王国に向かう事になります。

レーベル:HJ文庫
発行日:2023/12/1
著者:サイトウアユム
イラスト:むつみまさと
ISBN:978-4-7986-3355-8
雰囲気:招集、限界への挑戦、難民、神人、悩み、大胆シオン、稽古、遭遇、M字開脚、暗躍、金策準備

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序章『手紙』
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クロノが提案した作戦が承認されました。
公式文書ではなく手紙で返事が来たので非公式な作戦のようです。
捨て駒にされる可能性は残りましたが内容はクロノの意図通りなので進める事にします。
クロノは参加者を集める事にします。

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第一章『会議』
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クロノが頼まれたのは神聖アルゴ王国の王室派を支援して神殿派に比肩させる事です。
軍事作戦ではあるんですが戦で決着させようとは考えていません。
神殿派の経済活動を促進して経済力を付けさせるのが目的のようです。
シナー貿易組合を作戦に参加させる必要がありました。
途中で出会ったティリアを伴いエレインとの交渉に向かいます。
クロノはエレインを納得させる材料を探していました。
ティリアからシナー貿易組合が塩の販売ルート構築に苦労していると教えられます。
クロノはエレインに塩の販売権を与えた事を失念していました。
ティリアは遊んでいるようで重要事項を覚えているし状況把握はしているようです。
流石皇女ですね。
エレインが出てくるまでシナー貿易組合で待つ事になりました。
繁盛しているようで買い物しているカップルが居ました。
クロノがティリアにも服を買ってあげた方が良いかな?と思い問いかけます。
ティリアは不要だと断ってきたので下着を買ってあげると提案しました。
ティリアは恥ずかしい下着を履かされると思ったようですね。
速攻で断ってきました。
クロノが新たな地平を開拓する為なんだよと伝えるとそれはクロノの地平であって自分のではないと言われました。
ティリアはこれまでの行為は全てクロノの趣味に合わせているだけだ。
自分の地平はまだ新雪のように何も無いんだと力説しています。
ティリアは自分の地平を切り開く方法として体力の限界まで求めあおうと提案してきました。
ティリアが熱心に誘うのでクロノは自分もそういう行為を求めていると思い始めます。
エレインの執務室にシフが来ていました。
二人は何やら相談事をしていたようです。
クロノから神聖アルゴ王国の王室派を支援するのに参加を求められてエレインは嫌そうな顔をしていました。
クロノとの縁が切れる事を嫌ったエレインは渋々受けるって態度で納得します。
シフにはシナー貿易組合の護衛をして欲しいとお願いします。
シフはクロノが元々神聖アルゴ王国との販路を開こうとしていると勘違いしていたので前のめりで納得してくれました。
クロノは二人が勘違いしていると気付きますが自分に有利に運んでいるので黙っていました。
少し後ろめたそうです。
余計な事を言わない為に早々にシナー貿易組合を出ます。
続いてシオンの元に向かいます。
シオンには王室派の領民を懐柔する為に炊き出しをしてもらう予定です。
シオンは自分が従軍する事になり難色を示します。
クロノはアルコル宰相が協力するふりをして神聖アルゴ王国で内乱を企図していると気付いています。
シオンの炊き出し作戦にはそれを防ぐ目的がありました。
戦う必要は無いと言われてもシオンは納得してくれません。
教会同士なので大丈夫でしょ?と問いかけたらアルゴ王国の教会は別組織です。
見敵必殺(サーチアンドデストロイ)です、と言って怖がっています。
納得してくれなさそうだったんですがティリアが助け舟を出してくれました。
ティリアはクロノがシオンを信用しているから指名した事実を軽視していると諭します。
シオンは悩み始めていますね。
返事は後日って事になりました。
その日の夜に作戦に参加する主要メンバーを集めて会議を開きました。
クロノは最初に、作戦が漏れる事を防ぐ為にこれまで秘匿していた事を謝ります。
ミノを始めとする配下はクロノのやり方を当然として受け入れてくれました。
神聖アルゴ王国は王室派と神殿派の二派に別れているようです。
権力構造が二分化しているので拮抗させようって作戦です。
神殿派が主要な街道を掌握していて王室派には貿易のルートが無いようです。
そこで神殿派の交易を阻害して王室派と貿易する事にしました。
王室派との貿易ルートを構築する為に街道の整備を行う事になります。
クロノの領地シルバートンからアルゴ王国のイグニス将軍の領地まで交易路を整備する事を発表します。
クロノ達は何度もイグニス将軍に殺されかけています。
ミノ達は不満もありそうなんですがクロノがイグニス将軍を信じる事にすると伝えると納得してくれます。
何度も一緒に死線を乗り越えているのでクロノへの忠誠心は高いな。
会議のあとクロノは執務室で仕事をしていました。
そこにティリアが乗り込んできました。
ティリアはクロノが死んでしまう可能性があると心配しているようです。
思い残すことが無いように体力の限界に挑もうと誘ってきます。
クロノは心配してくれているティリアを可愛いと思ってしまい彼女の誘いに乗りました。
二人の行為はなんていうかとても積極的ですね、情熱的って感じとはちと違う。
互いに主導権を握ろうとして激しくキスを繰り返しています。
ティリアはクロノに勝てるでしょうか?

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第二章『難民』
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神聖アルゴ王国では親征の失敗をエルフのせいにする為に虐殺が行われていました。
失敗は純白神殿の神祇官が指揮を取っていたからなんですがそれを認める事はできないようです。
エルフの裏切りによって失敗したって事にしたいようです。
エルフの村が滅ぼされてしまいます。
エルフは森の民と呼ばれていますが好きで森に住んでいるようではないようだ。
エルフは身体能力が劣り数も少ないので戦争になると弱者になるみたいです。
森しか行き場がないので森に住んでいるようです。
親征時にクロノ達を助けたエルフの集落が神聖アルゴ王国から逃れる決意を固めました。
クロノを頼ってエラキス侯爵領に移動しています。
彼らは漆黒神殿の大神官に護衛されています。
大神官は蛮刀狼を余裕で倒すほど強いようだ。
クロノはベッドから落下して目を覚ましました。
ベッドでは全裸ティリアが満足そうに眠っています。
目覚めたティリアが体力の限界に挑戦した感想を求めてきました。
クロノはちんこが痛いと答えようとして下品すぎると叱られます。
ティリアの状態を問うと彼女も下半身がヒリヒリすると言っています。
クロノは嫌がったのですがティリアの意向で一緒に入浴する事になりました。
クロノはもう一戦する事になると警戒していました。
掛湯をすると股間が痛いようですね。
背後から抱き着いてきたティリアを振り解く為に刻印術を使い影を操りティリアの尻穴を攻めたようです。
ティリアは真っ赤になって怒っています。
クロノはティリアのおっぱいに屈します。
ティリアがおっぱいを使って背中を流してくれます。
クロノの下半身をその気にさせようとしています。
ニギニギして洗ってくれているようですが痛そうです。
湯船に浸かる事になりました。
クロノはティリアを直視するのを避けようとしています。
ティリアはクロノの正面に座りにじり寄ります。
けしからんおっぱいの魅力にクロノの下半身が巨大化しているようだ。
ティリアはヤル気になっていますがクロノに拒まれます。
仕方ないから自慰で慰めると言い出すよ・・・皇女様の自慰行為を見るチャンス到来ですな。
しかしクロノはティリアの乳の魅力に負けました。
もう一戦する事になります。
食堂に行くとリオとエリルがティータイムを楽しんでいました。
女将が現れて朝食と昼食に遅れた事を咎めてきました。
体力の限界まで求めあっていたとティリアが教えると呆れられます。
クロノは女将とも同じことをしてみたいとか考えているようですよ。
女将は死んでしまうのでやめてくれと訴えました。
女将の訴えにエリルが大きな反応を示します。
彼女は女将の料理が大好きなので死んでしまうのは困る。
女将が死ぬような事に成ったら自分はクロノを殺してしまうと訴えました。
クロノは女将と体力の限界に挑むのを諦めたようです。
急報を伝えにアリデッドとデネブの部下ザグが駆け込んできました。
クロノが名前を覚えていると知り驚いています。
ザグから漆黒神殿の神官に連れられたエルフの集団を保護したと言われました。
アリデッドとデネブからの伝言で「約束を守る日が来たみたいな」と伝えられます。
クロノは親征の時に助けてくれたエルフの集落がやって来たと理解します。
クロノは会いに行く事にします。
リオとティリアが同行すると言ってきます。
神威術を使うと思われる神官にクロノだけで会いに行くのは危険、護衛すると言っています。
エリルは神威術から魔術のヒントを得たいので同行を申し出ました。
リオとティリアはフェイも誘うと言っています。
二人は戦う気満々なんだよね。
馬車から降りる時に運動不足のエリルが転んでしまいます。
クロノが助け起こしている間にリオとティリアは神官に会いに行ってしまいます。
クロノが追いついた時には戦闘が始まっていました。
神官はティリア、リオ、フェイを相手にしても余裕で対応しています。
ティリアが一方的に斬りかかったと聞いたクロノは止めに入ります。
クロノの謝罪を神官は受け入れてくれます。
クロノが名乗り神官の名前を聞いてみます。
名乗ってくれたんですが聞き取れませんでした。
聞き直そうとするとティリア、リオ、フェイ、エリスが跪いています。
神の名を人間は聞き取る事ができません。
神官が神人だと教えられました。
神威術を使い過ぎて人間として持っている何かを失った存在のようです。
異世界人のクロノにはイマイチ理解ができないようです。
どんな態度で接するのが正解なのか悩んでいます。
他とは違う態度を示すクロノに神官は興味を惹かれたようですね。
好きに呼べと言ってくれます。
イグニス将軍は彼女の事をババアと呼んでいるそうです。
イグニスとは旧知のようですね。
彼女が破廉恥な衣装で大きなおっぱいを誇示しているのでおっぱい関係の仇名を付けようとしたようですが断られます。
クロノは心が読めるのか!と戦慄しますがガン見に気付かれたようですよ。
クロノは神官さんと呼ぶ事にしました。
エルフの護衛として来ているのですぐに帰るのかと思ったら暫く滞在したいとお願いされます。
神殿に断りなく国を出てきたので今戻ると叱られると言っています。
漆黒神殿の大神官だそうですが叱られるってどうなのよ?とクロノは不思議に思っています。
クロノはエルフを纏めているディノと再会する事になりました。
ディノは返事が遅くなった事に恐縮しています。

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第三章『運命』
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シオンは悩んでいました。
クロノから打診された神聖アルゴ王国で炊き出しをする計画に参加するか悩んでいます。
紅茶を飲んで休憩している時に部下のグラネットからババ臭いと言われてしまいます。
もう一人の部下プラムから悩んでいるように見えると指摘されます。
二人はシオンがクロノの申し出を受けるか悩んでいると気付いていました。
シオンにはクロノの申し出を受けるしか選択肢が無いと言われます。
辛辣なグラネットから黄土神殿の上層部はクロノとシオンが出来ていると思っている。
神官の伴侶は上役が世話してくれるそうですがシオンがクロノと出来ていると思われているので誰も紹介して貰えない。
シオンは一生処女のままだと言われます。
クロノに好意を持っているのなら告白してクロノと関係を持ってしまえと言われます。
クロノが多額の寄付をしてくれたのでシオンは神官になれた事実があります。
クロノとシオンが結ばれれば神殿の運営資金に困る事が無くなると言われてもシオンには否定できませんでした。
避難してきたエルフ達は貧窮院で面倒を見ています。
彼らは自活する為に畑を持ちたいと言ってきたのでシオンはクロノと一緒にシルバートンに視察に行く事になりました。
クロノの元に向かう為に町を歩いていたシオンが神官さんに捕まります。
神官さんはクロノに家賃を請求されたので人生相談所を始めました。
『漆黒神殿・エラキス侯爵領出張所』『人生相談・銀貨一枚ポッキリ』って看板を掲げて商売していました。
シオンは怪しいと感じて通り過ぎようとします。
神官さんはシオンをイイカモと見抜いたようですね。
しつこく呼び止めてきました。
シオンが急いでいますんでと断ろうとします。
神官さんは関わりたくないって態度じゃろ?傷つくのぅ、ワシの心はズタボロじゃと言ってシオンを困らせます。
シオンは仕方なく人生相談を受ける事になりました。
何か悩みが無いか聞かれてシオンは神威術が使えなくなったことを相談しました。
神威術が使えなくなった事で信仰が揺らいでいると訴えます。
神官さんはそれのどこに問題があるんだ?と問いかえしてきました。
シオンは神威術が使えなくなってから迷いながら生きていると訴えます。
神官さんはそこにこそ価値があるとシオンを諭します。
迷いながら歩んできた道に意味があると言い張るのが信仰なのかもしれないと言っています。
シオンは自分の信仰に意味があると言われて心が軽くなりました。
神官さんは銀貨一枚を要求してきましたね。
シオンは無理矢理引きとめられているので無料だと思っていたようです。
そこにクロノが迎えにきましたよ。
クロノはシオンが神官さんに絡まれていたと気付きます。
指摘すると神官さんはその言い草はひどすぎると不満を述べています。
クロノの反応を面白がっている感があるね。
荷馬車に揺られてシオンはクロノと一緒にシルバートンに向かいます。
クロノは避難してきたエルフ達の事を聞いてきました。
アルゴ王国の神殿に迫害されていた彼らはケフェウス帝国の神殿は別組織ですと説明しても警戒しています。
それがシオンを疲れさせています。
クロノが理解を示してくれてシオンは嬉しくなっています。
シルバートンに到着すると開拓地に向かいます。
クロノが代表者のハツに声を掛けてディノたちが畑をやりたがっている事を伝えます。
ハツは自分たちで開拓した畑を取られると心配していました。
クロノはそんなことはしないと約束しています。
生活基盤ができるまで納税を待つ事になるようですがハツたちミノタウロスと同じ速度で開拓できるとは思えません。
エルフだけを優遇する事はできないので何らかの方法を探すとクロノは言っています。
開拓地の視察が終わってもクロノには仕事が残っていました。
時間が出来たシオンはシルバートンを見て回る事にします。
シルバートンでシオンはエレインに声を掛けられます。
シオンが何かに悩んでいると察したエレインはシオンをシナー貿易組合に招きます。
シオンはクロノの申し出を受けるか悩んでいると告げました。
エレインは告白でもされたの?と問い返します。
シオンは真っ赤になって照れています。
シオンはエレインも神聖アルゴ王国の案件に関わっているとは知らないようですね。
詳しい内容をぼかして説明を試みています。
それを聞いたエレインは肉体関係を強要されているように聞こえるわねって感想を述べます。
シオンは真っ赤になって否定しています。
わざとやってますねエレインさん・・・
クロノの申し出を受けるか悩んでいるシオンにエレインは自分なら申し出を受けると助言します。
理由を聞かれてクロノは無理にでも申し出を受けさせることができるんでしょ、なら受けるしかないでしょと答えます。
尚も迷っているシオンにエレインは勇気の出る魔法を掛けてあげる事にしました。
エレインと仕事の話をする為にクロノがやってきました。
カウンター席に案内されて新人の初めての客になって欲しいとお願いされます。
現れた新人とはシオンでした!!
シオンは胸元がガバット開いたドレスを着ています。
クロノの目はシオンのおっぱいに釘付けです。
店に新たな客が来たらしく二階で待つ事になりました。
シナー貿易組合一号店は高級娼館でもあり二階はそういうことをする部屋になっています。
クロノはおっぱいを押し付けてくるシオンに二階に連れていかれました。
部屋には冷蔵庫が備え付けられていてシオンが水割りを作ってくれました。
シオンからエルフの妙薬と説明されます。
クロノはアリデッドとデネブが売ったアルコールの製造方法で作られたものだと察します。
度数が気になったので少量舐めてみました。
余りの強さに驚きます。
感想を聞かれたのでもっと薄めた方が良いと答えます。
シオンは教えてもらった通りに作ったのにと不満そうですね。
飲んでみる?と勧めるとシオンは一気に飲み干しました!!
シオンは酔ってしまったようですね。
行動が大胆になります。
クロノにしな垂れ掛かってきてアルゴ王国の件を質問してきます。
クロノが無理強いしないのは何故なのか聞いてきました。
クロノはシオンに選んで欲しかったと答えます。
実質的に選択肢は一つしか無いんですが自分で選んだなら選択に価値を与える事ができると答えました。
シオンは納得したようですね。
唐突にクロノの事が好きかも知れないと言ってきます。
理由を問うとグラネットからシオンには選択肢がクロノしか居ないと言われた。
クロノ様でもいいかなと思ったので種付けしてくださいと言ってきます。
クロノは酔っている時にするべきでは無いと思いましたがシオンの乳の魅力に屈します。
シオンは『大地の秘技』って本で作法を勉強したそうです。
まずは大きくしなくちゃいけませんね、と言ってクロノのズボンとパンツを引き下げました。
実物を見るのは初めてのようでシオンはフリーズしました。
クロノとシオンはやったのでしょうか?
流石にやってないよな・・・

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第四章『帝都』
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レオンハルトが登城する時間になるとリーラが呼びにきました。
リーラはレオンハルトの世話を焼きたいようですね。
彼女はレオンハルトの父からの書簡を持ってきているんですが失念しています。
レオンハルトが指摘すると思い出してくれます。
レオンハルトは父とは不仲で書簡を読む気はありませんでした。
リーラから読まなければ駄目だと言われてしまいます。
リーラが書簡を読むのを勧めたのは彼女の家族に関する記述が無いか知りたかったからでした。
何も書かれていないと伝えるとガッカリしています。
レオンハルトの口ぶりからすると彼の父親は臣下を大切にする人では無いようです。
父親はレオンハルトに早く家督を継げと言っています。
レオンハルトはリーラとの関係を否定された事で父と不仲になったようですね。
レオンハルトは自分の家の発言権を保つために近衛騎士団長をしているようですよ。
まだ家督を継ぐ気は無いとリーラに伝えています。
城に到着したレオンハルトがアルフォートに媚びを売っている貴族を見かけます。
アルフォートが自慢げに貴族を紹介してきました。
彼の進める霊廟建設計画に賛同してくれた貴族だそうです。
聞いた事もない家名なので軍とは無関係で権力を得る為にアルフォートにすり寄っていると分かりました。
アルコル宰相に呼び出されたと伝えるとアルフォートがマグナス国王から支援を要請されているようだと教えてくれます。
いざとなったら自分が何とかするから安心しろと言われます。
レオンハルトが礼を述べると満足そうにしていました。
アルコル宰相の部屋にはピスケ伯爵が来ていました。
アルフォートの話からアルコル宰相の用向きは分かっていたので先回りして確認を取ります。
ピスケ伯爵は情報の出所がアルフォートと察して苦い顔をしています。
レオンハルトは参加を表明しました。
ピスケ伯爵は驚いていますね、レオンハルトが参加を表明するとは思っていなかったようです。
アルコル宰相は無反応だね?
詳しい作戦内容はピスケ伯爵が説明する事になり彼の執務室に移動しました。
作戦内容を聞いたレオンハルトはクロノが考えた作戦では?と質問します。
ピスケ伯爵はよく分かるなと感心していますが利益誘導が激しいのでレオンハルトは予想できたそうです。
レオンハルトはクロノと共に王室派の領地に向かって欲しいとお願いされます。
その前に志願者を訓練する事になりました。
今回の作戦には近衛騎士団の入団試験に落ちた者が集められました。
破格の条件を提示したので集まりは良いようです。
今回の任務に参加して無事に戻ってこれた者は第十二近衛騎士団に迎えて貰えます。
活躍の如何に関わらずって事なので破格だね。
他の騎士団への入団を希望するなら推薦状が貰えます。
推薦状を貰って他の騎士団の入団試験を受けて落ちた場合でも希望すれば第十二近衛騎士団に入れて貰えます。
任務中に負傷した場合は手厚い保証金が貰えます。
死んだ場合は恋人を含む遺族に見舞金が出るそうです。
破格の好条件ですね、かなり危険な任務に思えます。
志願者たちは誰も帰らないね。
レオンハルトから訓練して貰えると聞いて喜んでいます。
参加者はレオンハルトとの実力差を知る事になりました。
格の違いを思い知らされて涙する者も居ましたが誰も諦めないですね。
士気は高いようです。
クロノはシオンに呼ばれて貧窮院に向かう事になります。
非番のレイラが同行してくれます。
彼女はクロノが今回の任務で死ぬかもしれないと思っているようですね。
優しくしてくれるのでクロノは死ぬかもしれないと思われていると感じています。
途中で神官さんに人生相談をしているティリアと遭遇しました。
ティリアはクロノに愛されているのか質問しているようです。
神官さんは、愛されているぞ、押して押して押しまくるんじゃ、と雑な答えを返しています。
クロノの存在に気が付くとティリアが焦ってます。
クロノはティリアが悩みを抱えている事に驚いています。
神官さんに相談するのは悪手だと評しました。
二人から言い方と注意されています。
ティリアは照れながら愛しているのか質問してきました・・・意外と可愛いんだよな。
クロノが自分なりに愛しているつもりだと答えると赤くなっています。
神官さんは若いもんは初々しくていいなと言ってクロノに愛とはなんだと思うと質問してきました。
クロノは漫画で読んだ知識を披露します。
愛とは業だと答えました。
レイラ、ティリア、神官さんが拍手してくれます、クロノの見識に感動しているようだ。
神官さんは自分と同じ考えに到達したクロノを褒めてくれます。
クロノは手探りで自力でその考えに至った神官さんと知識として知った自分を比べてカンニングしている居心地の悪さを感じています。
クロノから人生相談が儲かっているか質問されます。
神官さんは「ぼちぼちじゃな」と言って具体的な出来事を語ります。
「姉ちゃん、いくら?」と問いかけられた話を教えるとクロノはレイラに捕縛を命じました。
売買春は認可を受けた娼館だけで認められているので法令違反です。
神官さんは、値段を聞かれたが体は売っていないと説明してくれます。
値段を聞かれて神官さんは神殿を寄贈してくれたら身を委ねてもいいと答えたそうです。
そしたら「イカれてんのか?」と言われ地面に唾を吐かれたそうです。
神官さはこんな暴言を吐かれたのは初めてじゃとションボリしています。
値段が折り合わなかったのね・・・そりゃそうだ。
クロノは長生きしている割りにメンタルは人並なんだなと意外そうにしています。
ティリアが合流して貧窮院に向かう事になりました。
貧窮院に泣いているエルフの子供が集められていました。
クロノは嫌な予感がしています。
シオンとディノがやってきました。
ディノから忠誠の証として子供たちを兵士にしたいとお願いされます。
ようは口減らしなんですが子供たちの前なので言えません。
クロノはピスケ伯爵かアルコル宰相に頼もうと考え引き受けます。
帝都の新兵訓練所で訓練した後に自分の領地に配属されるように手配すると約束しました。
シャウラという少女が目に留まります。
ディノから他の集落から逃げてきた子だと教えられます。
クロノはシャウラと目線を合わせて彼女が帰ってくるのを待っていると言って励まします。
ぎこちなく微笑み返してくれたシャウラを見て死ねなくなったと自分を鼓舞しています。
レオンハルトがやって来たとの報告が届きます。
出向かえに向かうクロノにティリアが一緒に行くと言ってくれます。
ティリアは自分が居た方が箔がつくと言っています。
クロノと一緒に現れたティリアを見てレオンハルトの連れてきた人々が唸っています。
皇女を預けられていると勘違いしてクロノを高く評価しています。
彼らは今回の作戦が帝国の未来を左右するに違いないと考え始めました。
レオンハルトとクロノが握手を交わしています。
レオンハルトはクロノの考えた作戦に裏があると勘繰っていますからね、動向を観察する意図もありそうだよ・・・

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第五章『商隊』
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クロノ達はアルゴ王国に向かう為に原生林を進んでいます。
険しい山道を移動しているようでリオが段差を乗り越える時に手を貸して欲しいと言ってきます。
リオならば軽々と乗り越えられるんですがクロノは手を差し出します。
神官さんにも手を貸しますね。
シオンは断り自力で登ろうとして太股を露わにしています・・・ラッキーですね。
エレインは背負子でリーザ―ドマンのマンダに背負われているのに手を貸して欲しいとねだってきます。
クロノが無理と断ると神官さんがマンダを引き上げました。
神官さんがリーザ―ドマンのマンダを引き上げる事ができないクロノをだらしないと評します。
クロノは、黙れ人外、あんな相撲取りみたいなの支えられるか、と言い返します。
人外と言われて神官さんが傷ついています。
クロノと神官さんのやり取りを見ていたリオが笑っています。
理由を聞くとクロノの神官さんに対する態度が面白かったそうです。
リオは神官さんを神人として敬っていますが異世界人のクロノには理解が難しいようです。
神官さんの揺れるおっぱいをガン見していると気持ちが和らいできました。
リオにガン見がバレて大きなおっぱいが好きなのかい?と怒られます。
クロノがすかさず小さなおっぱいも好きと言うと困ったような表情を浮かべます。
クロノは神官さんを人間扱いしてもいいと考える理由を語ります。
六柱神と神人に関する考察を語りました。
考察内容の正確性を神官さんに質問すると大神官にならないか?とスカウトされました。
クロノは俗世に未練があるので断っています。
リオが興味を持ったのでクロノが神官さんに語った愛の本質に付いて説明する事になります。
リオが存在を認めて欲しくて「ここにいさせてくれる?」って問いかけていると考えると物凄く可愛いく思えると伝えます。
リオは真っ赤になって照れています。
野営地に到着して夜営の準備をする事になりました。
クロノは休憩してるエレインの元に向かいマンダたちリーザ―ドマンと上手くやっているのか確認する事にします。
マンダはエレインをいい人と評価していました。
エレインはリーザードマンを雇った事に満足していました。
防寒対策をすれば冬でも働けると分かったので新たに雇い入れたそうです。
クロノが従業員を増やして収益を圧迫していないか問います。
エレインは空いているリザードマンを労働力として貸し出す商売を始めていました。
エレインは今回の作戦でガッツリ稼ぐつもりです。
リオがやってきてクロノの隣に座ります。
しな垂れかかってきたリオを見たエレインが結婚式には呼んでねと揶揄ってきます。
リオが上目遣いでクロノの考えを聞いてきます。
クロノはスーの輿入れを経験しているので結婚式を複数回しても良いのかシオンと神官さんに質問します。
シオンはリオが怖いのか回数に制限はなかったと思いますと空気をよんだ答えを返します。
神官さんは漆黒神殿は世の中で爪弾きされている連中の守護者って事になっているので立場上重婚駄目絶対と言うのは厳しいんじゃと答えます。
甲斐性があればいいじゃないか?と適当な答えを返してきました。
懐の深さを売りにしているので問題無いそうです。
神官さんがレオンハルトが一人きりになっている事を指摘しました。
面識のあるリオは気にする事はないんじゃないか?と言っています。
神官さんは冷たい奴じゃのうと言い返してきます。
自分で話しかけに行けばと言われて話した事もないワシに来られても迷惑なだけじゃと思うがと言ってクロノを見てきます。
クロノは厄介事を押し付けられると察してトイレに行く事にします。
野営地にトイレは無いので原生林の中でする事になります。
リオに視線を向けるんですが乙女の自分を大切にしたいと言ってツレションを断られます。
クロノは道に迷ったときは迎えに来て欲しいとお願いしています。
手ごろな茂みを見つけてオシッコを始めます。
茂みの中から部下のハイイロが出てきました。
驚かさないでよと言うと背後から「俺、こっち」って聞こえてきます。
振り返るとハイイロとシロが立っていました?
クロノの正面に現れたのは蛮刀狼でした!!
クロノは死を覚悟しますがハイイロとシロが後ろに引っ張り助けてくれます。
二人は下半身を丸出しにしているクロノを抱えて逃げ出します。
野営地に逃げ込み敵襲と叫びます。
フェイが飛び出してきて蛮刀狼と戦おうとしてくれますがクロノの下半身を見て逃げ出します。
フェイは神官さん、シオン、エレインのいる方向に逃げて行きます。
クロノの下半身を見てしまった神官さん、シオン、フェイは可愛い悲鳴をあげています。
エレインだけは平然としているので「騒ぐほどのものじゃないわね」と言われたみたいでクロノは微妙に傷つきます。
レオンハルトが一刀で蛮刀狼を切り伏せました。
シフが駆けつけてきて救出に行けなかった事を謝罪してきました。
笑うのを堪えていますね。
シフがレオンハルトの方を見て蛮刀狼の様子が気になると言っています。
クロノはレオンハルトの元に向かい状況を把握する事にします。
レオンハルトも蛮刀狼の異様さに気付いていました。
蛮刀狼は背中に刀傷を負っていました。
シフは原生林を切り開く時に遭遇した蛮刀狼を火の刻印術で攻撃して火を怖がるようにしようと試みたそうです。
シフが攻撃した個体では無いと分かったので何者かが介在している可能性が出てきました。
クロノはレオンハルト、フェイ、リオ、と共に偵察する事にします。
レオンハルトは将校斥候だねと言っています。
クロノはこの三人なら守ってもらえると考えて人選しただけなので後ろめたさを感じています。
イグニスはメラデという町で新兵の訓練をしていました。
親征の失敗に対する懲罰です。
イグニスの指揮下にあった五千の精鋭のうち四千五百を奪われました。
そこに純白神殿の大神官アルブスがやってきました。
隣のアヴィオール領で説法があったので立ち寄ったと言っています。
イグニスが暇なようで羨ましいと嫌味を言うとアルブスを護衛している神殿騎士が斬りかかろうとしてきます。
アルブスがお止めなさいと止めています。
アルブスは謝罪の言葉を述べて早々に帰って行きました。
何しに来たんだ?
アルブスが帰ると急報を知らせる伝令がやってきます。
伝令は原生林沿いの道を巡回中に魔物の襲撃を受けたと言っています。
イグニスは新兵に訓練の継続を言い渡して現場に向かいます。
戦場ではイグニスの部下たちを守りながらクロノが戦っていました。
イグニスはどんな顔をしてクロノに会えばいいのか悩んでいたんですがそんな事を言ってられない状況になっています。
イグニスは戦場に飛び込み背後からクロノを狙っていた魔物を切り倒しました。
イグニス将軍、と言って驚いているクロノに、背中を貸してやる、正面の敵に集中しろ、と告げ助っ人に入りました。
イグニス将軍はクロノと共闘する事になります。

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終章『敵意』
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アルブスが異端審問官は上手くやっただろうか?と自問しています。
魔物はアルブスの命令で異端審問官が嗾けたようです。
アルブスはマグナス国王がケフェウス帝国に支援を求めたのが気に入らないようです。
敵国に支援を求めるくらいなら漆黒神殿のバケモノ(神官さんのことね)に助けを求める方がましと考えています。
神官さんはアルゴ王国の黎明期から生きているようです。
アルゴ王国の王権は神殿が正統性を認める事で維持できているようだね。
王位継承権に伴うトラブルがあったようですが神殿が最小限に抑えたようだ。
だからマグナス国王が神殿派と袂を分かつとは思えないようですが心配なのも事実なのでケフェウス帝国の動向を探るつもりです。
王室派にも協力者を潜ませています。
アルブスは自分たちの優位性を信じているようだよ。
クロノ達とぶつかる事になるのかな?

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クロの戦記13電子共通得点SS『神官さんの金策大作戦』
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神官さんがクロノに正座させられています。
アルゴ王国の黎明期から生きている神人である自分を正座させるとはどういうことだって不満はありますが自分に非があるので大人しく正座しています。
クロノが怒っているのは神官さんが高級品のワインを飲み過ぎたからでした。
一日一本にしてくださいと言われたのですが神官さんは承諾したわけではありません。
クロノは約束したと思っていますが突っ込めない雰囲気です。
神官さんは13本もワインを飲んでいました。
追い出されると覚悟してたんですが予想外の提案をされます。
家賃を払えと言われました。
今は領民になったエルフ達を守って連れてきてくれた神官さんを追い出すとクロノの沽券に関わるそうです。
追い出せないので家賃を要求していると言われます。
恩義があるので追い出せないと言ってるようですが家賃を要求するのは良いのかと問うと自発的に収めて欲しいと言われました。
断ると漆黒神殿に酒代を請求すると言われます。
神官さんはケフェウス帝国の侵攻を防いだ事で信奉を集めています。
そのケフェウス帝国に酒代を要求されては自身の沽券に関わります。
神官さんは物納では駄目か?クロノの愛人になるので許して欲しいと提案します。
クロノはコスパが悪すぎると言って断ってきました。
神人を愛人にできるのに興味を示さないクロノに戦慄しています。
クロノは愛人に手当は出してないんでと言っています。
神官さんは金策に追われる事になります。
食堂に行くと女将とアリッサとエリルが居ました。
クロノに家賃を要求されたと教えると女将が仕事を斡旋してくれます。
女将は自分の手伝いかアリッサの手伝いをする事を勧めてきます。
神官さんにコックとメイドをした経験はありません。
一度はやってみても良いかも?と考えますが自分の心が否定していました。
神官さんは働きたくないって心の内を語ります。
女将はいい大人がそんな事を言って恥ずかしいと思わないのか?と嘆いています。
神官さんにも言い分があるようで、ワシ老人じゃし、と言い返します。
神官さんはアルゴ帝国の黎明期に滅茶苦茶働いたのでもう働きたくないそうですよ。
不老不死なのでどこかで区切りを付けないと働き続ける事になるだろと言っています。
適当に座っているだけで金が稼げる仕事はないのかな?と嘆くとエリルが財布を取り出します。
エリルが神官さんを雇いたいと言ってきました。
女将は無駄遣いはよせと止めています。
エリルは無駄遣いではない、神官さんを解剖したいと言い返します。
解剖させてと言ってきたエリルを神官さんはクソガキ呼ばわりしています。
女将は暴言を咎めますがエリルは気にしてません。
座っているだけで後は適当に解剖すると言っています。
神官さんの望みに近い仕事のようですが解剖されるのは嫌なので泣く泣く断ります。
女将が神官さんなら流行病を治せるか質問してきました。
女将は亡くなった旦那の為に出来る事を全てして上げたって確信が欲しいみたいだね。
神官さんは流行病の原因が分からないと神威術では治せないと答えました。
女将は納得したようです。
街に出た神官さんがケフェウス帝国にはアルゴ王国よりも活気がある事に気付きます。
クロノがやり手の領主だと納得しています。
アルゴ王国は領主と神殿の双方に納税しないといけないので活気がないのも仕方ないと考えています。
次に戦になったらアルゴ王国は滅びそうだ。
だからマグナス国王はケフェウス帝国に援助を求めた。
アルブスのヤツも分かっているはずなんじゃがなーと嘆いています。
神官さんはアルゴ王国が滅びるならそれも仕方ないと割り切っています。
露店で果実水を購入しているティリアを見つけます。
神官さんはティリアに相談してみる事にしました。
声を掛けるとティリアは跪くか悩んでいます。
畏まる必要はないと伝えると、何の用だ?と砕けた口調で質問してきました。
神官さんは極端から極端に走るティリアに呆れています。
座っていても稼げる仕事は無いかと質問しました。
そんなモノは無いと否定されると思っていたようですがあるぞと言われて驚きます。
ティリアは占い師を指差します。
神官さんが占星術は修めていないと答えるとそんなモノは必要ないと言われます。
客の望みは自身の決断を後押ししてもらうことなので占星術は不要だと説明され神官さんは納得します。
占星術を使わないなら占いとは呼べないのでは?と問うと占いに拘る必要はないんじゃないか?と返されます。
神官さんは人生相談って言葉を思いつきました。
露店の出店方法を聞くと事務手続きが必要だと教えられます。
手続きには金が必要だとも言われました。
ティリアが貸してくれると言ってくれましたがアイディアだけでなく金まで出して貰っては沽券に関わるので断ります。
ティリアは神官さんに共感しているようですね、他人には思えないと言っています。
神官さんが弟子と稽古しているフェイを見つけます。
フェイは漆黒にして混沌を司る女神を信仰しているのでお金を貸してくれる筈だと思って声を掛けます。
ストレートに金を貸して欲しいとお願いすると速攻で断られました。
同じ神を信仰しているのに何故?と神官さんは納得できないようです。
きちんと返済するからと言っても信じてもらえません。
神官さんは商売のアイディアを説明する事にします。
人生相談の話を聞いてもフェイは信用してくれません。
駄目なアイディアに見えたようです。
弟子が助けてくれました。
難民を守ってアルゴ王国から逃げてきた神官さんを助けないのは騎士として間違っている。
師匠として道を示して欲しいと言っています。
フェイはトイチで貸すと言ってきます。
またも弟子が神官さんを助けてくれますね。
十日で一割の利子を取るのは人としてどうかと思うと難色を示します。
フェイの弟子にしては真面だ。
フェイは非番の時に稽古を付けてくれるのを条件に金を貸してくれました。
神官さんはフェイなら自分が稽古を付けなくても立派な騎士になると伝えます。
フェイは神官さんののろのろ歩法を会得したと言っています。
神官さんはフェイなら百年もあれば会得できると伝えますが百年も生きられないと言い返されます。
まあそうだね・・・神官さんは時々自分と他者との違いを忘れるよな。
神官さんはフェイが暇な時に稽古を付けてあげる事を約束してお金を貸して貰えました。
無事開業するんですが、自信満々だった人生相談は上手くいかず世間の厳しさを思い知る事になります。

名前種族職業関係
レイラハーフエルフ弓騎兵愛人1号
ティリア人間元皇女愛人7号・自称正妻
シェーラ人間コック愛人2号
エレナ人間経理愛人3号
シオン人間神官雇用者・愛人11号?
フェイ人間騎士愛人8号・第二夫人
リオ人間近衛騎士団長愛人4号
セシリー人間行儀見習い愛人10号・使用人
アリデッドエルフ弓兵愛人6号
デネブエルフ弓兵愛人5号
ウエスタ人間事務補佐エレナの友人
マイラエルフメイド愛人9号
スールー族神官第三夫人
エリル人間技術者雇用者
ヴェルナ人間メイド使用人
神官さん神人漆黒神殿・大神官居候

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
戦闘2
内政5
恋愛3
夜戦5


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